JP2000163290A - データ記憶方法 - Google Patents

データ記憶方法

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JP2000163290A
JP2000163290A JP10340607A JP34060798A JP2000163290A JP 2000163290 A JP2000163290 A JP 2000163290A JP 10340607 A JP10340607 A JP 10340607A JP 34060798 A JP34060798 A JP 34060798A JP 2000163290 A JP2000163290 A JP 2000163290A
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Kantaro Ota
貫太郎 太田
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NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータシステムにおいて円盤状の記憶
装置を効率的に使用し、且つ高速アクセスを実現するデ
ータ記憶方法を提供。 【解決手段】 円盤状の記憶手段へ記憶された各種デー
タが所定期間にアクセスがあったか否かを判定する手段
により、所定期間アクセスがなかったデータを上記円盤
状の記憶手段のデータ転送速度が遅い内周側へ移動し、
過去所定期間内にアクセスがあったデータは上記円盤状
の記憶手段のデータ転送速度が速い外周側に配置させ、
その間を空き領域として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記憶方法に
係り、特に、円盤状の記憶装置を搭載した情報処理装置
におけるデータ記憶方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて、ハード
ディスク装置は大きな記憶容量と高速アクセス性を備え
るため二次記憶装置として広く普及し、ハードディスク
装置にはオペレーションシステムやアプリケーションプ
ログラム等を記憶しており、プログラムは必要に応じて
読み出され処理を実行し、また各種データの読み込みや
書き込みが行われ、オペレーションシステムではプログ
ラムの実行において、一次記憶装置である半導体メモリ
の容量が不足した場合、プログラムやデータをハードデ
ィスク装置に一時的に記録することで仮想メモリとして
ハードディスク装置を使用しているため、コンピュータ
システムの処理能力はCPUやメモリの処理速度と共にハ
ードディスク装置の性能が大きな影響を与える。
【0003】また、ハードディスク装置は、磁気ディス
ク、アクチェータとアクチェータの先端に取り付けてい
る読み取りと書き込みを行うヘッドから構成され、磁気
ディスクは一定の回転数で回転し、ヘッドはアクチェー
タがスイング動作することで磁気ディスクの表面を移動
し、基本的に円盤状の記録媒体では、表面に同心円状の
トラックがあり、情報はトラックに沿って読み出しや書
き込みが行われる。トラックは最外周からトラック0、
1、2・・と呼ばれ、トラックはさらに幾つかのセクタに分
割され、情報の読み出し書き込みはこのセクタ単位で行
われる。
【0004】さらに、実際のハードディスク装置では、
磁気ディスクの表面をゾーンビットレコーディングと呼
ばれる物理フォーマットで複数のトラックをドーナツ状
のゾーンに分割し、ゾーンビットレコーディングは、そ
れぞれのゾーン内部のトラックは同じセクタ数を持ち、
外周のゾーンのセクタ数を多く、内周に向かうに従い段
階的にセクタ数を減少させることで磁気ディスクの表面
を効率的に活用しているため、回転数が一定であるハー
ドディスク装置は磁気ディスクが一回転することで読み
取りや書き込み出来るデータ量は外周側のゾーンが多
く、且つ読み取りや書き込みのデータの転送速度が早
く、ハードディスク装置の設計により一様ではないが、
複数のトラックを連続してアクセスするケースでは、最
外周と最内周のデータ転送の速度比は、最外周:最内周
≒2:1にもなる場合がある。
【0005】この従来のコンピュータシステムにおける
データ記憶方法は、まず第1に、ファイルの管理情報や
オペレーションシステム、各種アプリケーションプログ
ラムはあるいはユーザーが作成したデータ等すべてのフ
ァイルの記録は、図7に示すように、磁気ディスクのア
ドレス順に、物理的には磁気ディスクの外周から内周へ
記録されていた。
【0006】第2に、記録されたファイルのアクセスの
効率化は同一ファイルの分散化記録を解消するのみで、
上記ファイルの分散化とは、ファイル消去等により記録
済み領域の内部に空き領域が発生した場合、新たにファ
イルを記録すると上記の記録済み領域内部の空き領域が
優先して記録されるため、1つのファイルが分散して記
録される現象であり、このような非連続なファイルが発
生するとアクセスする際、ヘッドの移動動作が伴うため
に、ファイルアクセス動作が遅延する原因となり、従来
は、このファイルの非連続性を解消するためと空き領域
を整理するため、記録済みのファイルの間に空き領域が
発生しないように、またファイルを連続して記録するよ
うに並べ変え、さらに空き領域が発生しないように、フ
ァイルを移動させるプログラムによりファイルアクセス
の効率化を行ってきた。
【0007】第3に、上記ファイルの分散化を解消する
手段は、ハードディスク装置に記録されているすべての
ファイルが対象であった。
【0008】第4に、オペレーションシステムはプログ
ラムの実行においてメモリが不足した場合、ハードディ
スク装置を仮想メモリとして、図7の磁気ディスクの空
きエリアを使用してスワップファイルなどの一時ファイ
ルを作成していた。
【0009】第5に、近年のコンピュータシステムにお
いては、オペレーションシステムはグラフィカルなユー
ザーインターフェースを有し、高機能と広い汎用性を求
めることで大きな容量のファイルが数多く存在すること
となった。また、インストールされるアプリケーション
プログラムもさらに大きな容量となり、さらに多種多様
になることでハードディスク装置に記録されるデータ量
は膨大になり、かつユーザーが作成する文書ファイルや
データベース、音声や画像データ、等のファイルは日々
増加し、ハードディスク装置に保管されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ記憶方法には、磁気ディスクに記録されるファイ
ルは磁気ディスクの外周から内周に向かって記録される
ため、記録するファイルの容量が増加するに従い、任意
のファイルをアクセスする際にヘッドが移動する範囲が
広がり、ファイルのアクセス時間が遅延する課題があっ
た。
【0011】また、従来行われているファイルの分散化
記録を解消しても、ファイルは外周に整理されるのみで
あり、ファイルのアクセス時間を短縮するには不十分で
あり、かつファイルの分散化記録を解消する手段は、ハ
ードディスク装置に記録されているすべてのファイルを
対象にしているため、処理時間が非常に長い課題があっ
た。
【0012】さらに、仮想メモリ処理を実行するオペレ
ーションシステムにおいて、メモリの不足が生じた場合
に発生するスワップファイルなどの一時ファイルは、磁
気ディスクの内周側の空き領域を使用せざるを得なく、
ハードディスク装置のヘッドがシーク動作する範囲がさ
らに広がり、任意のファイルやスワップファイルのアク
セス時間が遅延する課題があった。
【0013】あるいは、オペレーションシステムは高機
能と広い汎用性を求めることで大きな容量のファイルが
数多く存在し、インストールされるアプリケーションプ
ログラムもその容量の増大と種類の増加、さらにユーザ
ーが日々作成するファイルを保管するなど、ハードディ
スク装置に記録するファイルは益々増加しているが、実
際の使用上、ある期間内にアクセスしたファイルは磁気
ディスクに記録されている一部であり、ファイルをアク
セスする際にヘッドの無駄な移動動作を伴いアクセス時
間が遅延する課題があった。
【0014】そこで、本発明の目的は、コンピュータシ
ステムにおいて円盤状の記憶装置を効率的に使用し、且
つ高速アクセスを実現するデータ記憶方法を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明のデータ記憶方法は、内周から外周にかけ
て記憶手段に記憶されたデータのアクセス日時情報を記
録し、上記記憶手段へ記憶されたデータが過去の所定期
間にアクセスがあったか否かを判定手段で判定手段さ
せ、この判定手段が過去の所定期間にアクセスがなかっ
たデータを上記記憶手段の内周の未記録領域へ移動し、
過去の所定期間内にアクセスがあったデータは上記記憶
手段の外周に配置することを特徴とする。
【0016】また、本発明のハードディスク装置のデー
タ記憶方法は、インストール初期状態は、オペレーショ
ンシステムプログラムファイル,データファイル,アプ
リケーションプログラムファイルのデータを記憶手段の
データ転送速度が遅い内周側に記録させることで、この
記憶手段へのアクセス日時情報を記録する手段からアク
セスがあったデータを時系列順にデータ転送速度が速い
外周に移動させることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1実施の形態に
よるデータ記憶方法に関して図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の第1実施の形態によるデ
ータ記憶方法のコンピュータシステムのブロック図
(A)及びアクセス頻度別に磁気ディスクを再配置した
ファイルの構造図(B)である。
【0019】図2は、本発明の第1実施の形態によるデ
ータ記憶方法の磁気ディスクの外周側と内周側にファイ
ルを再配置する方式のフローチャートである。
【0020】図3は、本発明の第1実施の形態によるデ
ータ記憶方法の磁気ディスクの内周側へ配置されたファ
イルを磁気ディスクの外周側へ復帰させる処理のフロー
チャートである。
【0021】本発明の第1実施の形態によるデータ記憶
方法は、図1のAに示すように、オペレーションシステ
ムやアプリケーションプログラムに従いコンピュータシ
ステム全体を制御するシステム制御手段1と、プログラ
ムやデータを記憶する一次記憶手段2と、文字や画像を
表示する表示手段3と、オペレーションシステムやアプ
リケーションプログラムなどコンピュータシステムに関
わるデジタルデータを記録しているハードディスク装置
10と、年、月、日、時、分、秒、1/10秒、1/100秒等
時計データを生成する時計装置5と、コンピュータシス
テムを操作する入力手段6、から構成される。
【0022】また、図1のAに示すように、上記ハード
ディスク装置10は、コンピュータシステムが起動する
時最初にアクセスする領域でありコンピュータシステム
を起動させるプログラムを有する起動システム部4と、
ハードディスク装置に記録されているファイルをアクセ
スするためのデータを有するファイル管理情報部7と、
オペレーションシステムやアプリケーションプログラム
など実際ファイルが記録されている記録ファイル領域8
と、空き領域9、から構成される。
【0023】さらに、上記ファイル管理情報部6は、任
意のファイルを指定する情報を有するファイル識別情報
と、任意のファイルがハードディスク装置のどこのアド
レスに存在するを示すファイル位置情報部、オペレーシ
ョンシステムがファイルを新規に作成した日時情報を有
するファイル作成日時情報部と、オペレーションシステ
ムがファイルを読み出しあるいは書き込んだ日時情報を
有するファイルアクセス日時情報部と、該当ファイルの
容量を示すファイル容量情報部と、磁気ディスクの内周
へ再配置したファイルを示す内周ファイルステータス情
報部とで構成される情報がハードディスク装置に記録さ
れているすべてのファイル分記録されている。
【0024】本発明の第1実施の形態によるデータ記憶
方法の動作について図面を参照して説明する。
【0025】なお、説明の便宜上、過去から現在までの
ある設定された期間内にアクセスがあったファイルを
「アクセスありファイル」、過去から現在までのある設
定された期間内にはアクセスがなかったファイルを「ア
クセスなしファイル」として「」で囲み表現することと
する。
【0026】本発明の第1実施の形態によるデータ記憶
方法の動作は、磁気ディスクへのオペレーションシステ
ムやアプリケーションソフトのインストールは従来のよ
うに磁気ディスクのアドレス順、つまり外周から内周へ
順に記録しており、ある期間コンピュータシステムを使
用していることを前提とする。
【0027】また、オペレーションシステムは、任意の
ファイルをアクセスする際に、時計装置5から日時情報
を得てファイル管理情報部11の該当ファイルのファイ
ルアクセス日時情報部13を更新する。
【0028】まず、入力手段6から、図2に示すアクセ
ス頻度別のファイル再配置処理の実行を指示し、なお、
上記アクセス頻度別のファイル再配置処理は、入出力手
段6から指定する以外にオペレーションシステムやアプ
リケーションプログラムが自動的に実行しても良い。
【0029】アクセス頻度別のファイル再配置処理は図
2のフローチャートに示すように、内周ファイルステー
タス情報部16から得られる内周ファイル以外の全ての
ファイルに対してアクセス日時情報部13からファイル
のアクセス日時情報を読み取り、「アクセスありファイ
ル」と「アクセスなしファイル」を分類する。この期間
の設定はユーザーが任意に設定するか、オペレーション
システム側が設定した期間に従っても良い。
【0030】次に、ファイル管理情報部7のファイル容
量情報部15から上記「アクセスなしファイル」の総容
量を求め、「アクセスなしファイル」を内周側に移動し
た場合、空き領域が不足しないかを判断する。
【0031】次に、「アクセスなしファイル」に対して
アクセス日時が古い順に磁気ディスクの空き領域の最内
周へ移動させる。それと共に移動したファイルに関する
ファイル管理情報部7のファイル位置情報12を更新す
る。
【0032】また、上記「アクセスなしファイル」を内
周側に移動した場合に空き容量が十分ないと判断してい
る場合に限り、上記のアクセス日時が古い順に磁気ディ
スクの空き領域の最内周へ移動させ、移動したファイル
に関するファイル管理情報部7のファイル位置情報12
を更新した後、図7に示す記録済み領域の最内周のファ
イルを上記「アクセスなしファイル」として移動した後
の空きになった領域に移動させ、同時にファイル管理情
報部7のファイル位置情報15を更新する時、移動する
ファイルが分散化してもよい。
【0033】上記処理を、「アクセスなしファイル」す
べてに対して繰り返し実行すると、内周側にアクセスが
なかったファイルが集合する。
【0034】次に、外周側にあるファイルつまり「アク
セスありファイル」対して、アクセス日時が古い順に磁
気ディスクの外周から内周に向かってファイルが分散し
ないよう再配置する。
【0035】上記処理により「アクセスありファイル」
は磁気ディスクの外周側へアクセス日時が古い順再配置
され、「アクセスなしファイル」は内周側へアクセス日
時が若い順に再配置され、その間が空き境域となる。
【0036】次に、内周側の「アクセスなしファイル」
が再びアクセスされる場合の処理は、図4に示すよう
に、オペレーションシステムは、常時ファイルアクセス
監視手段により内周ファイルステータス情報部16から
内周の「アクセスなしファイル」領域からアクセスがあ
ったかを監視し、ファイルアクセス監視手段は内周の
「アクセスなしファイル」がアクセスされると、図5の
外周への復帰処理を起動させ、外周への復帰処理は図5
に示すように、アクセスは書き込みか読み出しかを判断
する。
【0037】アクセスが読み出しの場合、アクセスした
ファイルの識別情報11を一時的に記憶しておき、一定
時間入力手段6から操作がない時などコンピュータシス
テムが忙しく動作しない時間に、磁気ディスクの内周側
の「アクセスなしファイル」領域に記録されている該当
ファイルを磁気ディスクの空き領域の最外周へ移動さ
せ、一時記憶したファイル識別情報11を消去後、移動
元は空き領域となるので、「アクセスなしファイル」領
域の最外周のファイルを移動元の記録位置へ移動させ
る。この時のファイルは複数でも良く、分散化されても
良い。
【0038】また、上記アクセスが書き込みであった場
合は、まず同一ファイルが過去本外周への復帰処理が行
われていたかを判断するため、上記ファイル識別情報1
1が一時記憶されているか検索し、一時されていた場合
のみ、一時記憶したファイル識別情報11を消去させ、
該当ファイルを磁気ディスクの空き領域の最外周へ書き
込み、磁気ディスクの内周側の「アクセスなしファイ
ル」領域の旧該当ファイルを消去後、「アクセスなしフ
ァイル」領域の最外周のファイルを消去した旧該当ファ
イルの記録位置へ移動させる。この時のファイルは複数
でも良く、分散化されても良い。
【0039】したがって、図1のBに示すようにユーザ
ーがファイルアクセスした使用状況に適応し、アクセス
頻度が高いファイルをデータ転送速度が高い磁気ディス
クの外周側へ配置し、アクセス頻度が低いファイルはデ
ータ転送速度が低い磁気ディスクの内周側へ配置するこ
とになる。なお、本説明では磁気ディスクのすべての記
録領域を対象にしたが、1つの磁気ディスク装置の記憶
領域を幾つかの論理ドライブに分割して使用する場合、
論理ドライブを対象としてもよい。
【0040】次に、本発明の第2実施の形態によるデー
タ記憶方法について図面を参照して説明する。
【0041】図6は、本発明の第2実施の形態によるデ
ータ記憶方法のコンピュータシステムのブロック図であ
る。
【0042】図5は、本発明の第2実施の形態によるデ
ータ記憶方法のファイル最適化処理のフローチャートで
ある。
【0043】図6は、本発明の第2実施の形態によるデ
ータ記憶方法のインストール処理後、磁気ディスクに記
録されたデータの構造図である。
【0044】本発明の第2実施の形態によるデータ記憶
方法は、図4に示すように、オペレーションシステムや
アプリケーションプログラムに従いコンピュータシステ
ム全体を制御するシステム制御手段101と、プログラ
ムやデータを記憶する一次記憶手段102と、年、月、
日、時、分、秒、1/10秒、1/100秒等時計データを生成
する時計装置103と、文字や画像を表示する表示手段
104と、オペレーションシステムやアプリケーション
プログラムなどコンピュータシステムに関わるデジタル
データを記録するハードディスク装置105と、インス
トール処理プログラムが記録されているフロッピーディ
スクがセットされているフロッピーディスク装置106
と、上記インストール処理プログラムによりインストー
ルされるオペレーションシステムプログラムファイルや
データファイルやアプリケーションプログラムファイル
が記憶されているCD-ROMがセットされているCD-ROMドラ
イブ装置107と、コンピュータシステムを操作する入
力手段108、から構成される。
【0045】次に、本発明の第2実施の形態によるデー
タ記憶方法の動作について図面を参照して説明する。
【0046】本発明の第2実施の形態によるデータ記憶
方法の動作は、まず入力手段108からフロッピーディ
スク装置に記録されている、インストール処理プログラ
ムの実施の指示を行う、なお、本説明ではインストール
処理プログラムを格納している装置をフロッピーディス
ク装置、インストールするファイルを格納している装置
をCD-ROMドライブ装置としたが、MOドライブ装置やPDド
ライブ装置などその他の外部記憶装置でも良いし、外部
記憶装置を複数台組み合わせてインストールしても良
い。
【0047】次に、インストール処理プログラムは、ハ
ードディスク装置105のフォーマット初期化を実行
後、ハードディスク装置の磁気ディスクの最外周から内
周へ向かって、起動システム部とファイル管理情報部を
構築し、上記起動システム部とは本発明の第1形態の説
明と同様に、コンピュータシステムが起動する時最初に
アクセスする領域でありコンピュータシステムを起動さ
せるプログラムを有する領域であり、上記ファイル管理
情報部も本発明の第1形態の説明と同様に、ハードディ
スク装置105に記録されているファイルをアクセスす
るためのデータを有する領域である。
【0048】次に、インストール処理プログラムは、CD
-ROMドライブ装置107からオペレーションシステムプ
ログラムファイルやデータファイル、アプリケーション
プログラムファイル等をハードディスク装置105の磁
気ディスクの最内周から外周に向かって記録する。した
がって、インストール処理が終了すると、図6に示すよ
うに、磁気ディスクは起動システム部とファイル管理情
報部は外周へ位置し、その他のファイルは磁気ディスク
の内周へ記録される。
【0049】次に、図6に示すようにコンピュータシス
テムを再起動すると、システム制御手段101はハード
ディスク装置105の磁気ディスクの最外周に記録され
ている起動システム情報部とファイル管理情報部からオ
ペレーションシステムファイルを読み出すと共に読み出
したファイル識別情報と時計装置103からアクセスし
た時刻情報を得てアクセス履歴ファイルを作成し更新す
る。また、書き込みファイルが発生した場合は、空き領
域の最内周に書き込むと共にの同様に、ファイル識別情
報と時計装置103から書き込んだ時刻情報を得てアク
セス履歴ファイルを更新する。
【0050】次に、コンピュータシステムを終了させる
前にオペレーションシステムはアクセス履歴ファイルを
参照し、アクセス日時の古い順に磁気ディスクの空き領
域の最外周へファイルを移動させると共にファイル管理
情報部のファイル位置情報を更新する。
【0051】次に、内周側の領域はファイルが外周へ移
動したため空き領域が散在しているので、オペレーショ
ンシステムは外周へ移動しなかったファイルを記録可能
な空き領域へ移動させる。
【0052】したがって、ユーザーの環境に適応したフ
ァイルを時系列にハードディスク装置の磁気ディスクの
外周から内周へ記録し、現時点で必要性のないファイル
は磁気ディスクの内周へ移動することになる。
【0053】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のデータ記憶
方法によれば、磁気ディスクに記録されているファイル
に対して、現在から過去のある期間にアクセスがなかっ
たファイルやユーザーが必要としないファイルを磁気デ
ィスクの内周側に移動し、アクセスがあったファイルや
ユーザーが必要とするファイルを磁気ディスクの外周側
に移動させることによって、ユーザーの使用環境に最適
なファイルをデータ転送速度が早い外周側に記録するこ
とが可能にとなり、コンピュータシステムの性能を向上
する効果がある。
【0054】また、本発明のデータ記憶方法によれば、
磁気ディスクに記録されているファイルに対して、現在
から過去のある期間にアクセスがなかったファイルやユ
ーザーが必要としないファイルを磁気ディスクの内周側
に移動し、アクセスがあったファイルやユーザーが必要
とするファイルを磁気ディスクの外周側に移動させるこ
とによって、磁気ディスク装置の読み取りと書き込みこ
行うヘッドのシークする動作範囲が狭まることで磁気デ
ィスクのアクセス時間を縮小することが可能となり、コ
ンピュータシステムの性能を向上する効果がある。
【0055】さらに、本発明のデータ記憶方法によれ
ば、仮想メモリ処理を実行するオペレーションシステム
において、磁気ディスクに記録されているファイルに対
して、現在から過去のある期間にアクセスがなかったフ
ァイルやユーザーが必要としないファイルを磁気ディス
クの内周側に移動し、アクセスがあったファイルやユー
ザーが必要なファイルを磁気ディスクの外周側に移動さ
せることによって、メモリの不足が生じた場合に発生す
るスワップファイルなどの一時ファイルは磁気ディスク
の外周側の領域を使用することができるため、磁気ディ
スク装置の読み取りと書き込みを行うヘッドのシークす
る動作範囲が狭まることで、磁気ディスクのアクセス時
間を縮小することが可能となり、コンピュータシステム
の性能を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明の第1実施の形態によるデータ記憶
方法のコンピュータシステムのブロック図(A)及びア
クセス頻度別に磁気ディスクを再配置したファイルの構
造図(B)である。
【図2】本発明の第1実施の形態によるデータ記憶方法
の磁気ディスクの外周側と内周側にファイルを再配置す
る方式のフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施の形態によるデータ記憶方法
の磁気ディスクの内周側へ配置されたファイルを磁気デ
ィスクの外周側へ復帰させる処理のフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第2実施の形態によるデータ記憶方法
のコンピュータシステムのブロック図である。
【図5】本発明の第2実施の形態によるデータ記憶方法
のファイル最適化処理のフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施の形態によるデータ記憶方法
のインストール処理後に磁気ディスクの記録されたファ
イルの構造図である。
【図7】従来のデータ記憶方法の磁気ディスクに記録さ
れたファイルの構造図である。
【符号の説明】
1,101 システム制御手段 2,102 一次記憶手段 3,104 表示手段 4 起動システム部 5,103 時計装置 6 入力手段 7 ファイル管理情報部 8 記録ファイル領域 9 空き領域 10,105 ハードディスク装置 106 フロッピーディスク装置 107 CD-ROMドライブ装置 108 入力手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周から外周にかけて記憶手段に記憶さ
    れたデータのアクセス日時情報を記録し、上記記憶手段
    へ記憶されたデータが過去の所定期間にアクセスがあっ
    たか否かを判定手段で判定手段させ、この判定手段が過
    去の所定期間にアクセスがなかったデータを上記記憶手
    段の内周の未記録領域へ移動し、過去の所定期間内にア
    クセスがあったデータは上記記憶手段の外周に配置する
    ことを特徴とするデータ記憶方法。
  2. 【請求項2】 インストール初期状態は、オペレーショ
    ンシステムプログラムファイル,データファイル,アプ
    リケーションプログラムファイルのデータを記憶手段の
    データ転送速度が遅い内周側に記録させることで、この
    記憶手段へのアクセス日時情報を記録する手段からアク
    セスがあったデータを時系列順にデータ転送速度が速い
    外周に移動させることを特徴とするデータ記憶方法。
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