JP2000163115A - 数値制御装置の送り速度制御方法 - Google Patents

数値制御装置の送り速度制御方法

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JP2000163115A
JP2000163115A JP10337289A JP33728998A JP2000163115A JP 2000163115 A JP2000163115 A JP 2000163115A JP 10337289 A JP10337289 A JP 10337289A JP 33728998 A JP33728998 A JP 33728998A JP 2000163115 A JP2000163115 A JP 2000163115A
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JP
Japan
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program
deceleration
machining program
processing unit
machining
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JP10337289A
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English (en)
Inventor
Shusuke Oba
秀典 大場
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線のデータ伝送能力、および通信回線
の混雑の度合いによっては、コンピュータ11がプログ
ラム読み込み部2へ加工プログラムを転送する速度より
もプログラム解析処理部3が加工プログラムを解析する
速度の方が速い場合が生じる。 【解決手段】 数値制御装置1において、加工プログラ
ム読み込み手段2へ伝送される加工プログラムが途切れ
たことを検出するプログラム検出部13と、NC工作機
械の現在の送り速度から減速停止するために必要な距離
以上の距離に対応する減速加工プログラムブロックを一
時保存しておくバッファ10を有し、加工プログラムが
途切れたことが検出された際にバッファ10内の加工プ
ログラムブロックによって減速を行い、加工プログラム
の途切れが解除された際に再び必要な送り速度まで加速
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部または内部の
記憶装置から加工プログラムを読み込みながら加工を行
うNC工作機械の数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の数値制御装置の加工プロ
グラムによる運転処理を説明する図である。図におい
て、1は数値制御装置、以下数値制御装置内部におい
て、2はプログラム読み込み部、3はプログラム解析処
理部、4は補間加減速処理部、5は指令分配処理部、6
は数値制御装置内部の加工プログラム記憶装置(以下、
内部記憶装置)、8はプログラム解析処理部3からプロ
グラム読み込み部2へ出力されるプログラム要求信号、
9は補間加減速処理部4からプログラム解析処理部3へ
出力されるデータ要求信号を表す。7はサーボ制御装
置、11は外部のコンピュータ、12はコンピュータ内
部における加工プログラム記憶装置(以下、外部記憶装
置)を表す。数値制御装置の加工プログラム運転が開始
されると、プログラム読み込み部2は、内部記憶装置6
または外部記憶装置12のいずれかから加工プログラム
を読み込む。プログラム解析処理部3は、補間加減速処
理部4からデータ要求信号9を受けると、プログラム読
み込み部2に対し、プログラム要求信号8を出力し、加
工プログラムを受け取ると解析処理を実行し、補間加減
速処理部4が実行可能なデータに変換し、補間加減速処
理部4に出力する。補間加減速処理部4は、プログラム
解析処理部3から得られたデータに基づいて各送り軸の
単位時間当たりの移動指令を作成し、指令分配処理部5
に出力する。指令分配処理部5は、補間加減速処理部4
から得られた各送り軸の移動指令を各送り軸のサーボ制
御装置7に対し分配、出力する。サーボ制御装置7は、
指令分配処理部6から得られた移動指令に基づいてサー
ボ制御を行い、送り軸を移動させ、これによりNC工作
機械の加工が実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、以下のような問題があった。特に外部のコンピュー
タ11から加工プログラムを読み込む場合には、一般に
RS−232CやEthernet(富士ゼロックス
(株)の登録商標)等の通信手段を利用する場合が多
い。通信手段を利用する場合、通信回線のデータ伝送能
力、および通信回線の混雑の度合いによっては、コンピ
ュータ11がプログラム読み込み部2へ加工プログラム
を転送する速度よりもプログラム解析処理部3が加工プ
ログラムを解析する速度の方が速い場合が生じる。この
場合、プログラム解析処理部3では解析するプログラム
が無くなり、プログラム読み込み部2からの加工プログ
ラムの出力待ち状態となり解析処理が停止する。プログ
ラム解析処理部3の解析処理が停止すると、以下の補間
加減速処理部4も停止するため、指令分配処理部5で
は、サーボ制御装置7へ出力する移動指令がなくなり、
移動量のない移動指令をサーボ制御装置7へ出力するこ
ととなる。このため、サーボ制御部では、図5に表され
る様に突然送り速度が0となり、移動中の突然の停止
(以下、ブロック間停止という)が発生し、機械にショ
ックを与える問題が生じる。本問題は、外部記憶装置1
2を使用せずに内部記憶装置6を使用する場合において
も、内部記憶装置6にハードディスク等を使用しており
アクセスタイム等が大きいときには、外部記憶装置12
と同様に発生する。そこで、本発明は、プログラム解析
処理部3が上記加工プログラムの出力待ち状態となった
場合においても機械にショックを与えない数値制御装置
の送り速度制御方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、数値制御装置の外部または内部の記憶装
置から加工プログラムを読み込みながら加工を行うNC
工作機械の数値制御装置において、加工プログラム読み
込み手段へ伝送される前記加工プログラムが途切れたこ
とを検出するプログラム検出部と、前記NC工作機械の
現在の送り速度から減速停止するために必要な距離以上
の距離に対応する減速加工プログラムブロックを一時保
存しておくバッファを有し、前記加工プログラムが途切
れたことが検出された際に前記バッファ内の加工プログ
ラムブロックによって減速を行い、前記加工プログラム
の途切れが解除された際に再び必要な送り速度まで加速
することを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1に基
づいて説明する。図1は、図4のプログラム解析処理部
3の内部にプログラムバッファ10およびプログラム検
出部13を加えたものである。その他の部分は図4と同
様である。数値制御装置1の加工プログラム運転が開始
されると、プログラム読み込み部2は、内部記憶装置6
または外部記憶装置12のいずれかから加工プログラム
を読み込む。プログラム解析処理部3は、プログラム読
み込み部2に対し、プログラム要求信号8を出力し、プ
ログラム読み込み部2から加工プログラムを受け取る
と、プログラムの解析処理を実行し、補間加減速処理部
4が実行可能なデータを作成し、補間加減速処理部4に
出力する。この時、プログラム解析処理部3は、その時
点でプログラム解析が完了し補間加減速処理部4へ出力
されたデータにおける送り速度から求められる減速距離
以上の距離に相当する減速用加工プログラムをプログラ
ム読み込み部2から読み込み、プログラムバッファ10
へ蓄えておく。この場合の減速距離Ldは、送り速度
f、加減速加速度accとした場合、例えば以下の式1
から求められる。 Ld=f2/(2*acc) (式1) これにより、プログラムバッファ10には、式1から求
められる距離以上の距離に相当する減速用加工プログラ
ムを蓄えておくこととなる。ここで、減速処理について
簡単に説明すると、数値制御装置1のプログラム運転中
にプログラム解析処理部3からプログラム読み込み部2
に対するプログラム要求信号8が出力されたときに、前
述の通信能力等の問題によりプログラム読み込み部2が
加工プログラムをプログラム解析処理部3へ出力できな
かったことをプログラム検出部13が検出した場合、プ
ログラム解析処理部3ではプログラムバッファ10内の
プログラムによって加減速加速度accによる減速を行
うデータを作成し、補間加減速処理部4へ出力する。そ
の後、通信能力の回復等によってプログラム読み込み部
2が加工プログラムをプログラム解析処理部3へ出力で
きるようになったことをプログラム検出部13が検出し
たときには、プログラム解析処理部3は加減速加速度a
ccによる加速を行うデータを作成し、補間加減速処理
部4へ出力する。以上のプログラム解析処理部3の処理
例を図2のフロー図により説明する。図2では、ステッ
プ(1)〜(10)の処理が行われ、それぞれの処理は
以下の通りである。 ステップ(1) 補間加減速処理部4から解析データ要求信号9が入力さ
れているか確認する。 ステップ(2) 解析データ要求信号9が入力されるとプログラムバッフ
ァ10内からプログラムを1ブロック取り出す。 ステップ(3) プログラムバッファ10内の残りのブロックにて現在の
速度から減速停止可能かどうか判断する。 ステップ(4) ステップ(3)において減速停止可能な場合は、プログ
ラム解析処理(ステップ(9))を実行する。 ステップ(5) ステップ(3)で減速停止不可能な場合は、プログラム
読み込み部2に対しプログラム要求信号8を出力し、加
工プログラムを要求する。 ステップ(6) プログラム検出部13は、プログラム読み込み部2から
加工プログラムが読み込み可能かどうか確認する。 ステップ(7) ステップ(6)において加工プログラム読み込み可能な
場合は、現在の速度から減速停止可能な距離以上となる
ようにプログラムバッファ10に加工プログラムを取り
込む。 ステップ(8) ステップ(6)において加工プログラムが読み込み不可
能な場合は、現在のプログラムバッファ10内のプログ
ラムにて減速停止するようにプログラムブロックのデー
タを作成する。 ステップ(9) プログラムバッファ10内のプログラムブロックの解析
を実行し、現在必要な送り速度にて補間加減速可能なデ
ータを作成する。ステップ(8)にて減速していた場合
には、本処理にて必要な速度へ加速を行う。 ステップ(10) ステップ(8)または(9)にて作成されたデータを補
間加減速処理部4へ出力し、ステップ(1)へ戻る。以
上の処理によって、前述の通信能力等の問題によりプロ
グラム読み込み部2が加工プログラムをプログラム解析
処理部3へ出力できなかった場合にも、プログラムバッ
ファ10内の加工プログラムを利用して減速処理が行わ
れ、その後、通信能力の回復等によってプログラム読み
込み部2が加工プログラムをプログラム解析処理部3へ
出力できるようになったときには、加速処理が再び行わ
れるため、送り速度は、図3に表される様な加減速を行
う波形となり、機械へのショックは発生しなくなる。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、通
信能力等の問題により加工プログラムの読み込みが一時
的に途切れた場合にも、プログラムバッファ内の加工プ
ログラムを利用して減速処理を行い、その後、通信能力
の回復等によって加工プログラムが読み込めるようにな
ったときには、再び加速処理が行われるため、機械への
ショックは発生しなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図
【図2】本発明のプログラム解析処理の流れを表すフロ
ー図
【図3】本発明による送り速度波形
【図4】従来の実施例を示すブロック図
【図5】従来の送り速度波形
【符号の説明】
1 数値制御装置 2 プログラム読み込み部 3 プログラム解析処理部 4 補間加減速処理部 5 指令分配処理部 6 内部記憶装置 7 サーボ制御装置 8 プログラム要求信号 9 解析データ要求信号 10 プログラムバッファ 11 外部のコンピュータ 12 外部記憶装置 1 プログラム検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御装置の外部または内部の記憶装
    置から加工プログラムを読み込みながら加工を行うNC
    工作機械の数値制御装置において、加工プログラム読み
    込み手段へ伝送される前記加工プログラムが途切れたこ
    とを検出するプログラム検出部と、前記NC工作機械の
    現在の送り速度から減速停止するために必要な距離以上
    の距離に対応する減速加工プログラムブロックを一時保
    存しておくバッファを有し、前記加工プログラムが途切
    れたことが検出された際に前記バッファ内の加工プログ
    ラムブロックによって減速を行い、前記加工プログラム
    の途切れが解除された際に再び必要な送り速度まで加速
    することを特徴とする数値制御装置の送り速度制御方
    法。
JP10337289A 1998-11-27 1998-11-27 数値制御装置の送り速度制御方法 Pending JP2000163115A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018063640A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 ファナック株式会社 プログラム最適化システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018063640A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 ファナック株式会社 プログラム最適化システム
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