JP2000162065A - 圧力センサ回路 - Google Patents

圧力センサ回路

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JP2000162065A
JP2000162065A JP10333239A JP33323998A JP2000162065A JP 2000162065 A JP2000162065 A JP 2000162065A JP 10333239 A JP10333239 A JP 10333239A JP 33323998 A JP33323998 A JP 33323998A JP 2000162065 A JP2000162065 A JP 2000162065A
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JP
Japan
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circuit
pressure sensor
detected
offset
output
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JP10333239A
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English (en)
Inventor
Hironori Kami
浩則 上
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ特性を診断することのできる圧力セン
サ回路を提供する。 【解決手段】 この圧力センサ回路は、ブリッジ回路
A,Bを備え、その入力端子間には電源電圧VDDが印加
され、出力端子はそれぞれスイッチを介して信号処理回
路1の入力端子に接続されている。そして、信号処理回
路1の出力端子がオフセット補正回路2の入力端子に接
続されている。ここで、ブリッジ回路A,Bの出力v
1,v2は、スイッチの切替えにより交互に信号処理回
路1に入力されるように制御され、信号処理回路1に入
力された信号は、増幅等の処理が行われる。この信号v
1,v2は、正負が反対となるように信号処理回路1に
入力され、絶対値は同じで符号が反対となるように信号
処理されてV01,V02となる。従って、通常は圧力の有無
に関わらずV01+V02=0となる。ここで、ゲージ抵抗R
1〜R8に異常が発生し、ブリッジ回路A,Bのバラン
スが崩れ、V01→V01'となると、V01'+V02=Vosとなる
オフセットを検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力センサ回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の圧力センサ回路の自己診断は、図
4に示すように、ゲージ抵抗R9〜R12で構成された
ブリッジ回路のそれぞれの出力端子に、スイッチSW
5,SW6を介して抵抗R13,R14を接続し、仮想
的に信号を形成して回路の動作を確認するというもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成の回
路においては、回路の動作の診断しか行うことができ
ず、センサの特性を確認することができず、従って、補
正することも不可能であった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、センサ特性を診断す
ることのできる圧力センサ回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
薄肉状のダイヤフラムを有する圧力センサと、該ダイヤ
フラムの歪みを検出する第一のゲージ抵抗ブリッジ回路
及び第二のゲージ抵抗ブリッジ回路と、前記第一及び第
二のゲージ抵抗ブリッジ回路からの出力信号を処理して
被検出体の圧力を検出する信号処理回路とを備え、前記
第一及び第二のゲージ抵抗ブリッジ回路が隣接して配置
され、前記第一及び第二のゲージ抵抗ブリッジ回路の出
力信号を、交互に、かつ、符号が反対となるように前記
信号処理回路に入力し、該信号処理回路に入力された、
前記第一及び第二のゲージ抵抗ブリッジ回路からの2つ
の出力信号の和をとることにより前記圧力センサのオフ
セット異常を検出するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の圧
力センサ回路において、前記オフセット異常をフィード
バックさせることにより、オフセット異常を補正するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施の
形態に係る圧力センサ回路を示す回路図である。この圧
力センサ回路は、ゲージ抵抗R1〜R4とゲージ抵抗R
5〜R8とで、それぞれブリッジ回路A,Bが形成され
ている。そして、それぞれのブリッジ回路A,Bの入力
端子間には電源電圧VDDが印加され、出力端子はそれぞ
れスイッチSW1〜SW4を介して信号処理回路1の入
力端子に接続されている。そして、信号処理回路1の出
力端子がオフセット補正回路2の入力端子に接続されて
いる。
【0008】図2は、本実施の形態に係る圧力センサ3
を示す概略構成図であり、(a)はゲージ抵抗R1〜R
8の配置を示す概略平面図であり、(b)は概略断面図
である。本実施の形態においては、ゲージ抵抗R1〜R
4で構成されるブリッジ回路Aと、ゲージ抵抗R5〜R
8で構成されるブリッジ回路Bとをダイヤフラム3aに
隣接して配置しているので、ブリッジ回路A,Bの出力
は略等しくなる。
【0009】ここで、ブリッジ回路A,Bの出力v1,
v2は、スイッチSW1〜SW4の切替えにより交互に
信号処理回路1に入力されるように制御され、信号処理
回路1に入力された信号は、増幅等の処理が行われる。
この信号v1,v2は、正負が反対となるように信号処
理回路1に入力され、絶対値は同じで符号が反対となる
ように信号処理されてV01,V02となる。従って、通常は
圧力の有無に関わらずV01+V02=0となる。
【0010】しかし、ゲージ抵抗R1〜R8に異常が発
生し、これら2つのブリッジ回路A,Bのバランスが崩
れ、図3に示すように、V01→V01'となると、V01'+V02
=Vosとなるオフセットを検出することができる。
【0011】従って、二つのブリッジ回路A,Bの出力
の差から検出しているため、通常動作時には検出できな
いオフセットを検出することができる。
【0012】また、オフセット異常を検出すると、該オ
フセット異常をキャンセルするオフセット補正回路2を
設け、出力V01'に対してオフセットがVosであるので、
これらの差Vout=V01'−Vosを取ることにより、オフセ
ットをキャンセルすることができる。
【0013】上記の回路構成により、オフセット異常を
検出及び補正することが可能となり、圧力センサとして
の信頼性が向上する。
【0014】また、この異常検出及び補正は、圧力セン
サの動作中においてもすることができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、薄肉状のダイヤ
フラムを有する圧力センサと、該ダイヤフラムの歪みを
検出する第一のゲージ抵抗ブリッジ回路及び第二のゲー
ジ抵抗ブリッジ回路と、前記第一及び第二のゲージ抵抗
ブリッジ回路からの出力信号を処理して被検出体の圧力
を検出する信号処理回路とを備え、前記第一及び第二の
ゲージ抵抗ブリッジ回路が隣接して配置され、前記第一
及び第二のゲージ抵抗ブリッジ回路の出力信号を、交互
に、かつ、符号が反対となるように前記信号処理回路に
入力し、該信号処理回路に入力された、前記第一及び第
二のゲージ抵抗ブリッジ回路からの2つの出力信号の和
をとることにより前記圧力センサのオフセット異常を検
出するようにしたので、センサ特性を診断することので
きる圧力センサ回路を提供することができた。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の圧
力センサ回路において、前記オフセット異常をフィード
バックさせることにより、オフセット異常を補正するよ
うにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る圧力センサ回路を
示す回路図である。
【図2】本実施の形態に係る圧力センサ3を示す概略構
成図であり、(a)はゲージ抵抗の配置を示す概略平面
図であり、(b)は概略断面図である。
【図3】本実施の形態に係るブリッジ回路からの出力−
圧力特性を示す特性図である。
【図4】従来例に係る自己診断を行う圧力センサ回路の
一部を示す回路図である。
【符号の説明】
A,B ブリッジ回路 R1〜R12 ゲージ抵抗 R13,R14 抵抗 SW1〜SW6 スイッチ 1 信号処理回路 2 オフセット補正回路 3 圧力センサ 3a ダイヤフラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄肉状のダイヤフラムを有する圧力セン
    サと、該ダイヤフラムの歪みを検出する第一のゲージ抵
    抗ブリッジ回路及び第二のゲージ抵抗ブリッジ回路と、
    前記第一及び第二のゲージ抵抗ブリッジ回路からの出力
    信号を処理して被検出体の圧力を検出する信号処理回路
    とを備え、前記第一及び第二のゲージ抵抗ブリッジ回路
    が隣接して配置され、前記第一及び第二のゲージ抵抗ブ
    リッジ回路の出力信号を、交互に、かつ、符号が反対と
    なるように前記信号処理回路に入力し、該信号処理回路
    に入力された、前記第一及び第二のゲージ抵抗ブリッジ
    回路からの2つの出力信号の和をとることにより前記圧
    力センサのオフセット異常を検出するようにしたことを
    特徴とする圧力センサ回路。
  2. 【請求項2】 前記オフセット異常をフィードバックさ
    せることにより、オフセット異常を補正するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の圧力センサ回路。
JP10333239A 1998-11-24 1998-11-24 圧力センサ回路 Pending JP2000162065A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011039567A1 (de) * 2009-09-30 2011-04-07 Tecsis Gmbh Messvorrichtung mit verstimmbarem widerstand
KR20180053938A (ko) * 2016-11-14 2018-05-24 주식회사 현대케피코 차량의 압력센서 장치 및 이의 구동 방법
US10001424B2 (en) 2014-03-05 2018-06-19 Denso Corporation Physical quantity detector
EP3358328B1 (en) * 2017-02-06 2019-12-11 NXP USA, Inc. Pressure sensor having sense elements in multiple wheatstone bridges with chained outputs

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