JP2000161960A - 墨出し器の調整方法およびその装置 - Google Patents

墨出し器の調整方法およびその装置

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JP2000161960A JP11017110A JP1711099A JP2000161960A JP 2000161960 A JP2000161960 A JP 2000161960A JP 11017110 A JP11017110 A JP 11017110A JP 1711099 A JP1711099 A JP 1711099A JP 2000161960 A JP2000161960 A JP 2000161960A
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国法 中村
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喜万 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鏡筒からの線状ビームの射出角度の調整精度
を向上させる。 【解決手段】 CCD素子を有するCCDカメラ112
が3台同一平面に配置され、かつ各CCD素子111に
おける例えば中央の画素列が鉛直方向の基準となるスリ
ット光を受光するように配置されてなる撮像部11を用
いて、鏡筒3に組み込まれた光源からのスリット光SL
を撮像し、次いで、各CCDカメラ112によって撮像
されるスリット光SLが、上記中央の画素列の位置にく
るように鏡筒3からのスリット光SLの射出角度を調整
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線状ビームの射出
用の光源および線状ビームが側面側から射出するように
光源が内部に組み込まれる鏡筒を備える墨出し器に対す
るその鏡筒からの線状ビームの射出角度の調整方法およ
びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザービームをスリット光に変
換して射出する光源、この光源が内部に固定される光源
筐体およびこの光源筐体が内部に組み込まれる鏡筒によ
り構成され、スリット光を所定用途に利用する墨出し器
が種々使用され、また提案されている。
【0003】図18および図19はこのような墨出し器
に対する鏡筒からのスリット光(線状ビーム)の射出角
度の調整方法を示す説明図で、これらの図を用いて従来
の調整方法について説明する。
【0004】まず、図18に示すように、VブロックV
B上に載置された鏡筒3を転がしながらターゲットスク
リーンTSに写るスリット光のポイントを観察し、その
ポイントがターゲットスクリーンTS上で動かないよう
に、鏡筒3の中心軸に対する鉛直・地墨の各スリット光
の平行・あおりを調整する。
【0005】次いで、図19に示すように、鏡筒3から
のスリット光SLの通過面が校正用の下げ振り5の糸と
合致するように、目視で鏡筒3からのスリット光SLの
射出角度を調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の墨出し器の調整方法では、下げ振りの糸上のスリッ
ト光を目視で確認するために調整精度が悪いという問題
があった。なお、調整時間が長くなるという問題もあ
る。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、鏡筒からの線状ビームの射出角度の調整精度を
向上させる墨出し器の調整方法およびその装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明は、線状ビームの射出用の光源お
よび前記線状ビームが側面側から射出するように前記光
源が内部に組み込まれる鏡筒を備える墨出し器に対する
前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度の調整方法で
あって、撮像素子を有する撮像装置を少なくとも3台同
一平面に配置するとともに、前記各撮像素子における所
定の画素列が所定の基準となる線状ビームを受光するよ
うに配置して、前記少なくとも3台の撮像装置を用いて
前記光源からの線状ビームを撮像し、前記撮像装置の各
々によって撮像される線状ビームが前記所定の画素列の
位置にくるように前記鏡筒からの前記線状ビームの射出
角度を調整する各ステップを備えるものである。
【0009】この方法では、撮像素子を有する撮像装置
が介在するので、鏡筒からの線状ビームの射出角度の調
整が高精度になる。
【0010】なお、前記射出角度を調整するステップで
は、前記撮像装置の各々によって撮像されて得られる輝
度レベルが前記所定の画素列の位置で最大となるように
前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を調整する方
法でもよい(請求項2)。この方法によれば、鏡筒から
の線状ビームの射出角度の調整がより高精度になる。
【0011】また、前記撮像装置の各々によって撮像さ
れて得られる輝度レベルのうち、最大となる輝度レベル
が前記撮像素子の複数の画素列に及ぶ場合には、これら
複数の画素列の中心が前記所定の画素列の位置にくるよ
うに前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を調整す
る方法でもよい(請求項3)。この方法によれば、鏡筒
からの線状ビームの射出角度の調整がより高精度にな
る。
【0012】さらに、前記射出角度を調整するステップ
では、前記撮像装置の各々によって撮像されて得られる
線状ビームの両エッジが前記所定の画素列の位置の両サ
イドにくるように前記鏡筒からの前記線状ビームの射出
角度を調整する方法でもよい(請求項4)。この方法に
よれば、鏡筒からの線状ビームの射出角度の調整がより
高精度になる。
【0013】請求項5記載の発明は、線状ビームの射出
用の光源および前記線状ビームが側面側から射出するよ
うに前記光源が内部に組み込まれる鏡筒を備える墨出し
器に対する前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度の
調整方法であって、撮像素子を有する撮像装置を用い
て、前記撮像素子の前方に設けられる下げ振りの糸を利
用して前記光源からの線状ビームを撮像し、前記撮像装
置によって撮像される線状ビームの前記糸に対する位置
に応じて、前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を
調整する各ステップを備えるものである。
【0014】この方法では、撮像素子を有する撮像装置
が介在するので、鏡筒からの線状ビームの射出角度の調
整が高精度になる。
【0015】なお、前記線状ビームを撮像するステップ
では、前記撮像装置を用いて、前記糸を介して前記光源
からの線状ビームを撮像し、前記射出角度を調整するス
テップでは、前記撮像装置によって撮像される線状ビー
ムの中心線上に前記糸の影がくるように前記鏡筒からの
前記線状ビームの射出角度を調整する方法でもよい(請
求項6)。この方法によれば、鏡筒からの線状ビームの
射出角度の調整が高精度になる。
【0016】また、前記線状ビームを撮像するステップ
では、前記糸を介して前記光源からの線状ビームを受光
するスクリーンを前記撮像装置で撮像することにより、
前記光源からの線状ビームを撮像し、前記射出角度を調
整するステップでは、前記撮像装置によって撮像される
線状ビームの中心線上に前記糸の影がくるように前記鏡
筒からの前記線状ビームの射出角度を調整する方法でも
よい(請求項7)。この方法によれば、鏡筒からの線状
ビームの射出角度の調整が高精度になる。
【0017】また、前記線状ビームを撮像するステップ
では、前記撮像装置を用いて、前記糸上における前記光
源からの線状ビームを撮像し、前記射出角度を調整する
ステップでは、前記撮像装置によって撮像される線状ビ
ームが前記糸の中心線上にくるように前記鏡筒からの前
記線状ビームの射出角度を調整する方法でもよい(請求
項8)。この方法によれば、鏡筒からの線状ビームの射
出角度の調整が高精度になる。
【0018】また、前記射出角度を調整するステップで
は、前記撮像装置によって撮像されて得られる輝度レベ
ルが前記糸の中心線上で最大となるように前記鏡筒から
の前記線状ビームの射出角度を調整する方法でもよい
(請求項9)。この方法によれば、鏡筒からの線状ビー
ムの射出角度の調整がより高精度になる。
【0019】また、前記糸上における輝度レベルのう
ち、最大となる輝度レベルが前記撮像素子の複数の画素
列に及ぶ場合には、これら複数の画素列の中心に前記糸
の中心線がくるように前記鏡筒からの前記線状ビームの
射出角度を調整する方法でもよい(請求項10)。この
方法によれば、鏡筒からの線状ビームの射出角度の調整
がより高精度になる。
【0020】さらに、前記射出角度を調整するステップ
では、前記撮像装置によって撮像されて得られる線状ビ
ームの両エッジが前記糸の中心線の両サイドにくるよう
に前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を調整する
方法でもよい(請求項11)。この方法によれば、鏡筒
からの線状ビームの射出角度の調整がより高精度にな
る。
【0021】請求項12記載の発明は、線状ビームの射
出用の光源および前記線状ビームが側面側から射出する
ように前記光源が内部に組み込まれる鏡筒を備える墨出
し器に対する前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度
の調整方法であって、撮像素子を有する撮像装置を用い
て、前記線状ビームよりも幅の狭いスリット状光透過領
域を有する基準手段を利用して前記光源からの線状ビー
ムを撮像し、前記撮像装置によって撮像される線状ビー
ムの前記スリット状光透過領域に対する位置に応じて、
前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を調整する各
ステップを備えるものである。
【0022】この方法では、撮像素子を有する撮像装置
が介在するので、鏡筒からの線状ビームの射出角度の調
整が高精度になる。
【0023】請求項13記載の発明は、線状ビームの射
出用の光源および前記線状ビームが側面側から射出する
ように前記光源が内部に組み込まれる鏡筒を備える墨出
し器に対する前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度
の調整装置であって、撮像素子を有する撮像装置が少な
くとも3台配置されてなり、前記光源からの線状ビーム
を撮像する撮像部と、前記光源を鉛直および水平方向に
移動させて前記光源の鉛直および水平方向の位置調整を
行う第1微動ステージ、前記光源を水平面内で回動させ
て前記光源の光軸に対するあおり方向の角度調整を行う
第2微動ステージ、および前記光源を直進移動させて前
記鏡筒内部に組み込む直動ステージにより構成され、前
記光源を前記鏡筒内部に組み込むとともに、前記撮像部
による撮像結果を利用して前記鏡筒からの前記線状ビー
ムの射出角度を調整する射出角度調整部とを備えるもの
である。
【0024】この構成では、撮像素子を有する撮像装置
が介在するので、鏡筒からの線状ビームの射出角度の調
整が高精度になる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の第1実施形
態に係る墨出し器の調整方法の説明図、図4は調整の対
象となる墨出し器の一例を示す図で、以下これらの図を
用いて第1実施形態について説明する。
【0026】まず、図4を用いて墨出し器の構成につい
て説明すると、この墨出し器は、レーザービームを射出
するレーザー1aおよびこのレーザー1aの前方に配置
されレーザービームをスリット光に変換するロッドレン
ズ1bにより構成される光源1と、スリット光が長方形
状の一の面(図4では正面)から射出するように光源1
が内部に固定される光源筐体2と、この光源筐体2より
も大きい長方形状の孔3aを側面に有し、スリット光が
側面側から射出するように光源筐体2が孔3aに組み込
まれる鏡筒3と、この鏡筒3の外径よりも大きい内径を
有し鏡筒3の一端(図4では上端)を2個の軸4aを介
して支持する内リング4b、この内リング4bの外径よ
りも大きい内径を有し内リング4bをこの外面で2個の
軸4cを介して支持する外リング4dおよびこの外リン
グ4dの下方側面に取り付けられる三脚4eにより構成
されるいわゆるジンバル構造の支持機構4とにより構成
され、鏡筒3の側面外部から内部に向けて挿入される図
略のピンやねじなどの固定部材によって、光源筐体2と
鏡筒3とがこの鏡筒3からの光源1のスリット光の射出
角度を調整可能に固定される構造になっている。
【0027】次に、図1〜図3を用いて本墨出し器の調
整方法に必要なシステムについて説明すると、CCD素
子(撮像素子)111を有するCCDカメラ(撮像装
置)112が3台同一平面(詳しくは鉛直方向の面で、
後述のスリット光SLref が通過する面)に配置され、
かつ各CCD素子111における例えば中央の画素列が
鉛直方向の基準となるスリット光SLref を受光するよ
うに配置されてなる撮像部11と、3台のCCDカメラ
112のうちいずれか1台のCCDカメラ112に切り
替えてフォーカス制御や画像信号の取込転送などの種々
の処理を行うカメラコントローラ12と、このカメラコ
ントローラ12から画像信号を取り込んで画像情報を得
るとともに、輝度モードに設定されていれば画像情報か
ら各画素の輝度情報を得る一方、エッジモードに設定さ
れていれば画像の輝度情報を微分して画像のエッジ情報
を得る画像処理装置13と、この画像処理装置13で得
られた情報を画面141に表示するモニタ14とが設け
られている。
【0028】ただし、第1実施形態では、画像処理装置
13は輝度モードに設定される。また、1台のCCDカ
メラ112は光源1の近くに配置され、残り2台のCC
Dカメラ112はそれよりも遠くに配置される。
【0029】一方、鏡筒3からの光源1のスリット光の
射出角度を調整可能に光源筐体2を内部に組み込む鏡筒
3はθテーブル971の中央に嵌入されて固定されてい
る。
【0030】次に、このように構成および配置されたシ
ステムを用いた本墨出し器の調整方法について説明する
と、まず、3台のCCDカメラ112を用いて光源1か
らのスリット光SLを撮像する。このとき、画面141
には画像情報および輝度情報が表示される。
【0031】次いで、各CCDカメラ112によって撮
像されるスリット光SLが中央の画素列の位置にくるよ
うに鏡筒3からのスリット光SLの射出角度を調整す
る。すなわち、図3に示すように、各CCDカメラ11
2によって撮像されて得られる輝度レベルが、中央の画
素列の位置X1で最大となるように鏡筒3からのスリッ
ト光SLの射出角度を調整する。これにより、光源1か
らのスリット光SLが鉛直方向の基準となるスリット光
SLref に調整されることとなる。この後、上述の固定
部材によって、光源筐体2と鏡筒3とを固定する。
【0032】以上、第1実施形態によれば、鏡筒3から
のスリット光の射出角度の調整精度を向上させることが
可能になる。また、例えばモニタ14の画面141を見
ながら射出角度の調整が可能になるのでその調整時間を
短縮することが可能になる。
【0033】図5は本発明の第2実施形態に係る墨出し
器の調整方法の説明図で、以下この図を用いて第2実施
形態について説明する。ただし、第2実施形態では、第
1実施形態と同様のシステムが使用される。また、画像
処理装置13は輝度モードに設定される。さらに、各C
CDカメラ112によって撮像されて得られる輝度レベ
ルのうち、最大となる輝度レベルがCCD素子111の
複数の画素列に及ぶものとする。
【0034】まず、3台のCCDカメラ112を用いて
光源1からのスリット光SLを撮像する。このとき、画
面141には画像情報および輝度情報が表示される。
【0035】次いで、図5に示すように、輝度レベルが
最大となる複数の画素列の中心が、中央の画素列の位置
X1にくるように鏡筒3からのスリット光SLの射出角
度を調整する。これにより、光源1からのスリット光S
Lが鉛直方向の基準となるスリット光SLref に調整さ
れることとなる。この後、固定部材によって、光源筐体
2と鏡筒3とを固定する。
【0036】以上、第2実施形態によれば、鏡筒3から
のスリット光の射出角度の調整精度を向上させることが
可能になるとともに、その調整時間を短縮することが可
能になる。
【0037】図6は本発明の第3実施形態に係る墨出し
器の調整方法の説明図で、以下この図を用いて第3実施
形態について説明する。ただし、第3実施形態では、第
1実施形態と同様のシステムが使用される。また、画像
処理装置13はエッジモードに設定される。さらに、各
CCDカメラ112によって撮像されて得られる輝度レ
ベルのうち、最大となる輝度レベルがCCD素子111
の複数の画素列に及ぶものとする。
【0038】まず、3台のCCDカメラ112を用いて
光源1からのスリット光SLを撮像する。このとき、画
面141には画像情報およびエッジ情報が表示される。
【0039】次いで、図6に示すように、各CCDカメ
ラ112によって撮像されて得られるスリット光SLの
両エッジが、中央の画素列の位置X1の両サイドX2,
X3にくるように鏡筒3からのスリット光SLの射出角
度を調整する。これにより、光源1からのスリット光S
Lが鉛直方向の基準となるスリット光SLref に調整さ
れることとなる。この後、固定部材によって、光源筐体
2と鏡筒3とを固定する。
【0040】以上、第3実施形態によれば、鏡筒3から
のスリット光の射出角度の調整精度を向上させることが
可能になるとともに、その調整時間を短縮することが可
能になる。
【0041】図7〜図9は本発明の第4実施形態に係る
墨出し器の調整方法の説明図で、以下これらの図を用い
て第4実施形態について説明する。
【0042】まず、本墨出し器の調整方法に必要なシス
テムについて説明すると、カメラコントローラ12およ
びモニタ14が第1実施形態と同様に設けられているほ
か、CCD素子111を有するCCDカメラ112が3
台(図7では1台のみ図示)同一平面に配置されてなる
撮像部41と、カメラコントローラ12から画像信号を
取り込んで画像情報を得る画像処理装置43と、各CC
Dカメラ112のCCD素子111の前方に配置されて
鉛直方向に吊り下げられる糸451およびこの糸451
の下端に取り付けられる重り452によりなる下げ振り
45とが設けられている。
【0043】ただし、1台のCCDカメラ112は光源
1の近くに配置され、残り2台のCCDカメラ112は
それよりも遠くに配置される。また、鏡筒3からの光源
1のスリット光の射出角度を調整可能に光源筐体2を内
部に組み込む鏡筒3はθテーブル971の中央に嵌入さ
れて固定される。さらに、スリット光SLの方が糸45
1よりも幅広であるとする。
【0044】次に、このように構成および配置されたシ
ステムを用いた本墨出し器の調整方法について説明する
と、まず、各CCDカメラ112を用いて、CCD素子
111の前方に設けられる下げ振り45の糸451を利
用して光源1からのスリット光SLを撮像する。すなわ
ち、各CCDカメラ112を用いて、糸451を介して
光源1からのスリット光SLを撮像する。このとき、画
面141には画像情報が表示される。
【0045】次いで、各CCDカメラ112によって撮
像されるスリット光SLの糸451に対する位置に応じ
て、鏡筒3からのスリット光SLの射出角度を調整す
る。すなわち、図9に示すように、各CCDカメラ11
2によって撮像されるスリット光SLの中心線上に糸2
01の影がくるように鏡筒3からのスリット光SLの射
出角度を調整する。これにより、光源1からのスリット
光SLが鉛直方向に調整されることとなる。この後、固
定部材によって、光源筐体2と鏡筒3とを固定する。
【0046】以上、第4実施形態によれば、鏡筒3から
のスリット光の射出角度の調整精度を向上させることが
可能になるとともに、その調整時間を短縮することが可
能になる。また、各CCD素子111の前方に下げ振り
45の糸451を配置することにより、第1実施形態の
如く、各CCD素子111における中央の画素列が鉛直
方向の基準となるスリット光SLref を受光するように
配置させる必要がなくなる。
【0047】図10および図11は本発明の第5実施形
態に係る墨出し器の調整方法の説明図で、以下これらの
図を用いて第5実施形態について説明する。
【0048】まず、本墨出し器の調整方法に必要なシス
テムについて説明すると、カメラコントローラ12、画
像処理装置43およびモニタ14が第4実施形態と同様
に設けられているほか、鉛直方向に吊り下げられる糸5
51およびこの下端に取り付けられる重り552により
なる下げ振り55が2つ離間して配置され、鏡筒3に近
い方および遠い方の糸551に対してそれぞれ1つおよ
び2つのスクリーン56が設けられ、これら各スクリー
ン56は糸551を介して光源1からのスリット光SL
を受光するように配置されている。
【0049】また、3つのスクリーン56上におけるス
リット光SLの撮像用として、3台のCCDカメラ11
2によりなる撮像部51が設けられている。なお、この
撮像部51の構成に際しては、上記第1〜第4実施形態
のように、3台のCCDカメラ112を同一平面に配置
させる必要はなく、各スクリーン上におけるスリット光
SLを適切に撮像することができるように配置されさえ
すればよい。
【0050】一方、鏡筒3からの光源1のスリット光の
射出角度を調整可能に光源筐体2を内部に組み込む鏡筒
3はθテーブル971の中央に嵌入されて固定されてい
る。
【0051】次に、このように構成および配置されたシ
ステムを用いた本墨出し器の調整方法について説明す
る。ただし、スリット光SLの方が糸551よりも幅広
であるとする。
【0052】まず、各CCDカメラ112を用いて糸5
51を介して光源1からのスリット光SLを受光するス
クリーン56を撮像する。このとき、画面141には画
像情報が表示される。
【0053】次いで、図11に示すように、各CCDカ
メラ112によって撮像されるスリット光SLの中心線
上に糸551の影がくるように鏡筒3からのスリット光
SLの射出角度を調整する。これにより、光源1からの
スリット光SLが鉛直方向に調整されることとなる。こ
の後、固定部材によって、光源筐体2と鏡筒3とを固定
する。
【0054】以上、第5実施形態によれば、鏡筒3から
のスリット光の射出角度の調整精度を向上させることが
可能になるとともに、その調整時間を短縮することが可
能になる。
【0055】なお、第5実施形態では、鏡筒3からのス
リット光SLの射出角度は、下げ振り55およびスクリ
ーン56を利用して調整されるが、これに限らず、図1
2に示すように、下げ振り55の糸551に相当するス
リット状の孔(スリット状光透過領域)551aが穿設
されたスクリーン(基準手段)56aを利用して調整さ
れるようにしてもよい。この場合、まず、各CCDカメ
ラ112を用いて光源1からのスリット光SLを受光す
るスクリーン56aを撮像する。このとき、画面141
には画像情報が表示される。次いで、各CCDカメラ1
12によって撮像されるスリット光SLの中心線上にス
リット状の孔551aがくるように鏡筒3からのスリッ
ト光SLの射出角度を調整する。これにより、光源1か
らのスリット光SLが鉛直方向に調整されることとな
る。この後、固定部材によって、光源筐体2と鏡筒3と
を固定する。このようにすれば、上記同様の効果が得ら
れるとともに、下げ振り55が不要になる効果が得られ
る。
【0056】図13および図14は本発明の第6実施形
態に係る墨出し器の調整方法の説明図で、以下これらの
図を用いて第6実施形態について説明する。
【0057】まず、本墨出し器の調整方法に必要なシス
テムについて説明すると、カメラコントローラ12、画
像処理装置13およびモニタ14が第1実施形態と同様
に設けられているほか、鉛直方向に吊り下げられる糸6
51およびこの下端に取り付けられる図略の重りにより
なる下げ振り65が2つ(図13では1つのみ図示)離
間して配置され、これら各下げ振り65は、糸651が
光源1からのスリット光SLを受光するように配置され
ている。
【0058】また、2本の糸651上におけるスリット
光SLの撮像用として、3台(図13では1台のみ図
示)のCCDカメラ112によりなる撮像部61が設け
られている。なお、この撮像部61の構成に際しては、
第1〜第4実施形態のように、3台のCCDカメラ11
2を同一平面に配置させる必要はなく、各糸651上に
おけるスリット光SLを適切に撮像することができるよ
うに配置されさえすればよい。
【0059】一方、鏡筒3からの光源1のスリット光の
射出角度を調整可能に光源筐体2を内部に組み込む鏡筒
3はθテーブル971の中央に嵌入されて固定されてい
る。
【0060】次に、このように構成および配置されたシ
ステムを用いた本墨出し器の調整方法について説明す
る。ただし、画像処理装置13は輝度モードに設定され
ているとする。また、糸651の方がスリット光SLよ
りも幅広であるとする。
【0061】まず、3台のCCDカメラ112を用いて
糸651上における光源1からのスリット光SLを撮像
する。このとき、画面141には画像情報および輝度情
報が表示される。
【0062】次いで、各CCDカメラ112によって撮
像されるスリット光SLが糸651の中心線上にくるよ
うに鏡筒3からのスリット光SLの射出角度を調整す
る。すなわち、図14に示すように、各CCDカメラ1
12によって撮像されて得られる輝度レベルが糸651
の中心線上で最大となるように鏡筒3からのスリット光
SLの射出角度を調整する。これにより、光源1からの
スリット光SLが鉛直方向に調整されることとなる。こ
の後、固定部材によって、光源筐体2と鏡筒3とを固定
する。
【0063】以上、第6実施形態によれば、鏡筒3から
のスリット光の射出角度の調整精度を向上させることが
可能になるとともに、その調整時間を短縮することが可
能になる。
【0064】図15は本発明の第7実施形態に係る墨出
し器の調整方法の説明図で、以下この図を用いて第7実
施形態について説明する。ただし、第7実施形態では、
第6実施形態と同様のシステムが使用される。また、画
像処理装置13は輝度モードに設定される。さらに、各
CCDカメラ112によって撮像されて得られる輝度レ
ベルのうち、最大となる輝度レベルがCCD素子111
の複数の画素列に及ぶものとする。
【0065】まず、3台のCCDカメラ112を用いて
糸651上における光源1からのスリット光SLを撮像
する。このとき、画面141には画像情報および輝度情
報が表示される。
【0066】次いで、図15に示すように、各CCDカ
メラ112によって撮像されて得られる輝度レベルが最
大となる複数の画素列の中心が、糸651の中心線にく
るように鏡筒3からのスリット光SLの射出角度を調整
する。これにより、光源1からのスリット光SLが鉛直
方向に調整されることとなる。この後、固定部材によっ
て、光源筐体2と鏡筒3とを固定する。
【0067】以上、第7実施形態によれば、鏡筒3から
のスリット光の射出角度の調整精度を向上させることが
可能になるとともに、その調整時間を短縮することが可
能になる。
【0068】図16は本発明の第8実施形態に係る墨出
し器の調整方法の説明図で、以下この図を用いて第8実
施形態について説明する。ただし、第8実施形態では、
第6実施形態と同様のシステムが使用される。また、画
像処理装置13はエッジモードに設定される。さらに、
各CCDカメラ112によって撮像されて得られる輝度
レベルのうち、最大となる輝度レベルがCCD素子11
1の複数の画素列に及ぶものとする。
【0069】まず、3台のCCDカメラ112を用いて
糸651上における光源1からのスリット光SLを撮像
する。このとき、画面141には画像情報およびエッジ
情報が表示される。
【0070】次いで、図16に示すように、各CCDカ
メラ112によって撮像されて得られるスリット光SL
の両エッジが、糸651の中心線の両サイドにくるよう
に鏡筒3からのスリット光SLの射出角度を調整する。
これにより、光源1からのスリット光SLが鉛直方向に
調整されることとなる。この後、固定部材によって、光
源筐体2と鏡筒3とを固定する。
【0071】以上、第8実施形態によれば、鏡筒3から
のスリット光の射出角度の調整精度を向上させることが
可能になるとともに、その調整時間を短縮することが可
能になる。
【0072】なお、上記第1〜第8実施形態では、3台
のCCDカメラ112が使用されるが、これに限らず、
4台以上のCCDカメラ112を使用してもよく、この
場合でも同様の効果を得ることができる。
【0073】また、上記第1〜第8実施形態では、墨出
し器は、鉛直方向のスリット光を射出する光源筐体2が
鏡筒3の内部に組み込まれる構造になっているが、これ
に限らず、種々の方向のスリット光を射出する複数の光
源筐体が鏡筒3の内部に組み込まれる構造でもよく、こ
の場合でも同様の効果を得ることができる。
【0074】図17は本発明の第9実施形態に係る墨出
し器の調整装置を示す構成図で、以下この図を用いて第
9実施形態について説明する。
【0075】本墨出し器の調整装置は、スリット光の射
出用の光源1およびスリット光が側面側から射出するよ
うに光源1が光源筐体2を介して複数個内部に組み込ま
れる鏡筒3aを備える墨出し器に対する鏡筒3aからの
スリット光の射出角度の調整装置であって(図4参
照)、第1実施形態と同様のカメラコントローラ12、
およびモニタ14を備えているほか、CCD素子111
を有するCCDカメラ112が3台配置されてなり、光
源1からのスリット光を撮像する撮像部91と、鏡筒3
aを中央に嵌入して水平面内に回動可能に固定するθテ
ーブル971、光源1(すなわち光源筐体2)を鉛直お
よび水平方向に移動させて光源1の鉛直および水平方向
の位置調整を行う第1微動ステージ972、光源1を水
平面内で回動させて光源1の光軸に対するあおり方向の
角度調整を行う第2微動ステージ973、および光源1
を直進移動させて鏡筒3a内部に組み込む直動ステージ
974により構成され、光源1を鏡筒3a内部に組み込
むとともに、撮像部91による撮像結果を利用して鏡筒
3aからのスリット光の射出角度を調整する射出角度調
整部97と、この射出角度調整部97の各ステージの駆
動制御を行う微動ステージコントローラ98と、画像処
理装置13と同様の機能を有し、カメラコントローラ1
2を介したCCDカメラ112の切替制御を行うととも
に、各CCDカメラ112からの画像信号を利用して微
動ステージコントローラ98を介して鏡筒3a内部への
光源1の組込み制御および鏡筒3aからのスリット光の
射出角度の調整制御などを行う画像処理装置93とを備
えている。
【0076】このように構成された墨出し器の調整装置
は、上記第1〜第8実施形態の墨出し器の調整方法のい
ずれでも適用することが可能であり、図17には、図1
3を用いて説明した光源1からのスリット光SLが照射
される糸651を有する下げ振り65が2つ使用される
墨出し器の調整方法を適用した例が示されている。
【0077】次に、図17に示す例の調整動作について
概説すると、CCDカメラ112で下げ振り65とスリ
ット光SLの相対位置を検出しながら、画像処理を行っ
て下げ振り65に対するスリット光SLの位置をフィー
ドバック調整し、その位置が最適となるように微動ステ
ージコントローラ98を介して射出角度調整部97の各
ステージの駆動制御を行い、次いで各糸651にスリッ
ト光SLが合致した状態で、微動ステージコントローラ
98を介して光源1、すなわち光源筐体2を鏡筒3a内
部に組み込む制御を行う各処理が画像処理装置93によ
り実行される。
【0078】以上、第9実施形態によれば、鏡筒3から
のスリット光の射出角度の調整精度を向上させることが
可能になるとともに、その調整時間を短縮することが可
能になる。また、光軸調整が簡単にかつ高精度に行え
る。
【0079】なお、第9実施形態では、光源1、すなわ
ち光源筐体2は、射出角度の調整後に鏡筒3a内部に組
み込まれる手順になっているが、これに限らず、射出角
度の調整前に鏡筒3a内部に組み込まれる手順でもよ
い。
【0080】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1、5〜8および12記載の発明によれば、鏡筒からの
線状ビームの射出角度の調整精度を向上させることが可
能になる。
【0081】請求項2〜4および9〜11記載の発明に
よれば、鏡筒からの線状ビームの射出角度の調整精度を
より向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る墨出し器の調整方
法の説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る墨出し器の調整方
法の説明図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る墨出し器の調整方
法の説明図である。
【図4】調整の対象となる墨出し器の一例を示す図であ
る。
【図5】本発明の第2実施形態に係る墨出し器の調整方
法の説明図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る墨出し器の調整方
法の説明図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係る墨出し器の調整方
法の説明図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係る墨出し器の調整方
法の説明図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係る墨出し器の調整方
法の説明図である。
【図10】本発明の第5実施形態に係る墨出し器の調整
方法の説明図である。
【図11】本発明の第5実施形態に係る墨出し器の調整
方法の説明図である。
【図12】墨出し器の調整方法の別例を示す図である。
【図13】本発明の第6実施形態に係る墨出し器の調整
方法の説明図である。
【図14】本発明の第6実施形態に係る墨出し器の調整
方法の説明図である。
【図15】本発明の第7実施形態に係る墨出し器の調整
方法の説明図である。
【図16】本発明の第8実施形態に係る墨出し器の調整
方法の説明図である。
【図17】本発明の第9実施形態に係る墨出し器の調整
装置を示す構成図である。
【図18】鏡筒からのスリット光の射出角度に対する従
来の調整方法の説明図である。
【図19】鏡筒からのスリット光の射出角度に対する従
来の調整方法の説明図である。
【符号の説明】
1 光源 2 光源筐体 3 鏡筒 4 支持機構 11,41,51,61,91 撮像部 12 カメラコントローラ 13,43,93 画像処理装置 14 モニタ 45,55,65 下げ振り 97 射出角度調整部 98 微動ステージコントローラ 111 CCD素子 112 CCDカメラ 451,551,651 糸 452,552 重り 971 θテーブル 972 第1微動ステージ 973 第2微動ステージ 974 直動ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 敏範 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 徳雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状ビームの射出用の光源および前記線
    状ビームが側面側から射出するように前記光源が内部に
    組み込まれる鏡筒を備える墨出し器に対する前記鏡筒か
    らの前記線状ビームの射出角度の調整方法であって、 撮像素子を有する撮像装置を少なくとも3台同一平面に
    配置するとともに、前記各撮像素子における所定の画素
    列が所定の基準となる線状ビームを受光するように配置
    して、前記少なくとも3台の撮像装置を用いて前記光源
    からの線状ビームを撮像し、 前記撮像装置の各々によって撮像される線状ビームが前
    記所定の画素列の位置にくるように前記鏡筒からの前記
    線状ビームの射出角度を調整する各ステップを備える墨
    出し器の調整方法。
  2. 【請求項2】 前記射出角度を調整するステップでは、
    前記撮像装置の各々によって撮像されて得られる輝度レ
    ベルが前記所定の画素列の位置で最大となるように前記
    鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を調整する請求項
    1記載の墨出し器の調整方法。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置の各々によって撮像されて
    得られる輝度レベルのうち、最大となる輝度レベルが前
    記撮像素子の複数の画素列に及ぶ場合には、これら複数
    の画素列の中心が前記所定の画素列の位置にくるように
    前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を調整する請
    求項2記載の墨出し器の調整方法。
  4. 【請求項4】 前記射出角度を調整するステップでは、
    前記撮像装置の各々によって撮像されて得られる線状ビ
    ームの両エッジが前記所定の画素列の位置の両サイドに
    くるように前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を
    調整する請求項1記載の墨出し器の調整方法。
  5. 【請求項5】 線状ビームの射出用の光源および前記線
    状ビームが側面側から射出するように前記光源が内部に
    組み込まれる鏡筒を備える墨出し器に対する前記鏡筒か
    らの前記線状ビームの射出角度の調整方法であって、 撮像素子を有する撮像装置を用いて、前記撮像素子の前
    方に設けられる下げ振りの糸を利用して前記光源からの
    線状ビームを撮像し、 前記撮像装置によって撮像される線状ビームの前記糸に
    対する位置に応じて、前記鏡筒からの前記線状ビームの
    射出角度を調整する各ステップを備える墨出し器の調整
    方法。
  6. 【請求項6】 前記線状ビームを撮像するステップで
    は、前記撮像装置を用いて、前記糸を介して前記光源か
    らの線状ビームを撮像し、 前記射出角度を調整するステップでは、前記撮像装置に
    よって撮像される線状ビームの中心線上に前記糸の影が
    くるように前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を
    調整する請求項5記載の墨出し器の調整方法。
  7. 【請求項7】 前記線状ビームを撮像するステップで
    は、前記糸を介して前記光源からの線状ビームを受光す
    るスクリーンを前記撮像装置で撮像することにより、前
    記光源からの線状ビームを撮像し、 前記射出角度を調整するステップでは、前記撮像装置に
    よって撮像される線状ビームの中心線上に前記糸の影が
    くるように前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を
    調整する請求項5記載の墨出し器の調整方法。
  8. 【請求項8】 前記線状ビームを撮像するステップで
    は、前記撮像装置を用いて、前記糸上における前記光源
    からの線状ビームを撮像し、 前記射出角度を調整するステップでは、前記撮像装置に
    よって撮像される線状ビームが前記糸の中心線上にくる
    ように前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を調整
    する請求項5記載の墨出し器の調整方法。
  9. 【請求項9】 前記射出角度を調整するステップでは、
    前記撮像装置によって撮像されて得られる輝度レベルが
    前記糸の中心線上で最大となるように前記鏡筒からの前
    記線状ビームの射出角度を調整する請求項8記載の墨出
    し器の調整方法。
  10. 【請求項10】 前記糸上における輝度レベルのうち、
    最大となる輝度レベルが前記撮像素子の複数の画素列に
    及ぶ場合には、これら複数の画素列の中心に前記糸の中
    心線がくるように前記鏡筒からの前記線状ビームの射出
    角度を調整する請求項9記載の墨出し器の調整方法。
  11. 【請求項11】 前記射出角度を調整するステップで
    は、前記撮像装置によって撮像されて得られる線状ビー
    ムの両エッジが前記糸の中心線の両サイドにくるように
    前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を調整する請
    求項8記載の墨出し器の調整方法。
  12. 【請求項12】 線状ビームの射出用の光源および前記
    線状ビームが側面側から射出するように前記光源が内部
    に組み込まれる鏡筒を備える墨出し器に対する前記鏡筒
    からの前記線状ビームの射出角度の調整方法であって、 撮像素子を有する撮像装置を用いて、前記線状ビームよ
    りも幅の狭いスリット状光透過領域を有する基準手段を
    利用して前記光源からの線状ビームを撮像し、 前記撮像装置によって撮像される線状ビームの前記スリ
    ット状光透過領域に対する位置に応じて、前記鏡筒から
    の前記線状ビームの射出角度を調整する各ステップを備
    える墨出し器の調整方法。
  13. 【請求項13】 線状ビームの射出用の光源および前記
    線状ビームが側面側から射出するように前記光源が内部
    に組み込まれる鏡筒を備える墨出し器に対する前記鏡筒
    からの前記線状ビームの射出角度の調整装置であって、 撮像素子を有する撮像装置が少なくとも3台配置されて
    なり、前記光源からの線状ビームを撮像する撮像部と、 前記光源を鉛直および水平方向に移動させて前記光源の
    鉛直および水平方向の位置調整を行う第1微動ステー
    ジ、前記光源を水平面内で回動させて前記光源の光軸に
    対するあおり方向の角度調整を行う第2微動ステージ、
    および前記光源を直進移動させて前記鏡筒内部に組み込
    む直動ステージにより構成され、前記光源を前記鏡筒内
    部に組み込むとともに、前記撮像部による撮像結果を利
    用して前記鏡筒からの前記線状ビームの射出角度を調整
    する射出角度調整部とを備える墨出し器の調整装置。
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JP2009053062A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 墨出し器の精度確認装置及び墨出し器の精度確認方法
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