JP2000161549A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2000161549A
JP2000161549A JP10332838A JP33283898A JP2000161549A JP 2000161549 A JP2000161549 A JP 2000161549A JP 10332838 A JP10332838 A JP 10332838A JP 33283898 A JP33283898 A JP 33283898A JP 2000161549 A JP2000161549 A JP 2000161549A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
synthetic resin
receiving port
port part
pipe receiving
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Pending
Application number
JP10332838A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Nakamura
裕信 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP10332838A priority Critical patent/JP2000161549A/ja
Publication of JP2000161549A publication Critical patent/JP2000161549A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゼロポイントの標線をフェルトペンで記入し
たり、メジャーで挿入長さを測ったりすることが必要で
ない管継手を提供すること。 【解決手段】 接着剤を介して管を挿入して接着する管
受口部2、2を備えた管継手1であって、前記管受口部
2、2を透明とするとともに、この管受口部2、2を3
等分する2個所の位置に標線31、32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接着剤を介して
管を挿入して接着する管受口部を備えた管継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】硬質塩化ビニル管等の合成樹脂管の接続
方法として、TS工法(Taper SizedSolvent Welding M
ethod)と呼ばれる接続方法が知られている。このTS
工法は、合成樹脂の弾性と接着剤による膨潤とを利用し
た接続方法であり、接着剤を介して管を挿入して接着す
る管受口部を備えた管継手が用いられる。
【0003】このTS工法による接続手順を図2を参照
して説明する。 (a)端部を面取りした合成樹脂管Cを管継手Aの管受
口部Bに軽く挿入し、突き当たった位置(ゼロポイン
ト)に標線Dをフェルトペン等で記入する。なお、この
とき、挿入された合成樹脂管の先端が管継手の管受口部
の長さの1/3〜2/3の範囲にならないと、十分な接
着面積が確保されないので、JIS規格やJWWA規格
では、上記範囲に入るように、合成樹脂管の外径と、管
継手の管受口部の長さ、端部内径、テーパ等が定められ
ている。規格外のものの場合には、上記範囲に入ってい
る合成樹脂管を選択することが必要になるが、その場
合、管端から標線Dまでの距離をメジャーで測定してチ
ェックすることになる。
【0004】(b)合成樹脂管Cを管受口部Bから引き
抜いて、管受口部Bの内周面と合成樹脂管Cの外周面に
接着剤を塗布し、合成樹脂管Cを管受口部Bに一気に挿
入し、合成樹脂管Cの先に記したゼロポイント位置の標
線Dより深くなるように挿入して接続する。このとき、
合成樹脂管Cの先端が管受口部の奥部から1/3の範囲
に入ることが望まれるが、正確には知ることができない
ので先に付したゼロポイント位置の標線より深くなるよ
うに挿入して接続している。
【0005】この接続方法では、接続しようとする合成
樹脂管にその都度ゼロポイントの標線をフェルトペン等
で記す手間がかかり、また、合成樹脂管Cの先に記した
ゼロポイント位置の標線Dより深くなるように挿入して
接続したとしても、合成樹脂管Cの先端が管受口部の奥
部から1/3の範囲に入っているかは正確に確認できな
い。また、合成樹脂管を管継手の管受口部に一旦挿入し
たままにしてしまって、接着剤を塗り忘れたりするおそ
れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、管継手の管受
口部を透明とし、着色した接着剤を用いて合成樹脂管を
挿入して接続する方法が、特公昭59−40084号公
報で提案されている。この方法は、管受口部の外から、
着色した接着剤が見えるので、接着剤の有無をチェック
でき、接続の信頼性は高いものであるが、合成樹脂管に
ゼロポイントの標線をフェルトペン等で記入する工程は
残り、また、合成樹脂管が管受口部の奥部から1/3の
範囲に挿入されたかを正確に知るには、メジャーをあて
て測定しなければならず煩瑣であった。
【0007】この発明は、上記の点に鑑み、従来のTS
工法による管の接続工法において、接続しようとする管
のゼロポイントが管受口部長さの1/3〜2/3の範囲
にあるか否か、接着剤塗布後の管が管受口部の奥部の1
/3の範囲に挿入されたかを、ゼロポイントの標線をフ
ェルトペンで記入したり、メジャーで挿入長さを測った
りすることが必要でない管継手を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の管継手
は、接着剤を介して管を挿入して接着する管受口部を備
えた管継手であって、前記管受口部を透明とするととも
に、この管受口部に管受口部端面から所定間隔を示す標
線を設けたことを特徴としている。
【0009】請求項2記載の管継手は、請求項1記載の
管継手において、標線を設ける位置を管受口部をその軸
方向に少なくともを3等分する位置とすることを特徴と
している。
【0010】この発明において、管受口部が透明とは、
この管受口部に挿入された接続管の先端部が外から目視
できる程度に透明であることを意味する。
【0011】上記標線は、管受口部の外周面への印刷や
書き込みによるもの、内面や外面に凹凸線条を形成する
ことによるもの、または、標線入りの透明シールを管受
口部の外周面に貼り付けるもの等が適宜採用される。
【0012】(作用)請求項1記載の管継手において
は、透明の管受口部に管受口部端面から所定間隔を示す
標線が設けられているので、この標線によって管の管受
口部への挿入長を目視で正確に知ることができ、ゼロポ
イントを記入する手間やメジャーで測る手間が省け、管
接続作業性と接続の信頼性が向上する。
【0013】請求項2記載の管継手においては、透明の
管受口部に管受口部端面から所定間隔を示す標線は、管
受口部の長さを少なくともを3等分する位置に設けられ
ているから、ゼロポイントや接着剤塗布後の管が管受口
部の奥部の1/3の範囲に挿入されたかが目視で直ちに
判別でき、管接続作業性と接続の信頼性が一層向上す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、この発明の管継手の実施の
形態を図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、この発明の管継手の一実施例を示
すものであって、(イ)は断面図、(ロ)は合成樹脂管
のゼロポイントを知る状態を示す説明図、(ハ)は合成
樹脂管の接続状態を示す説明図である。図面において、
1は管継手、2は管受口部、3は標線、4は合成樹脂管
である。
【0016】管継手1は、透明合成樹脂で製せられ、2
個の管受口部2、2を備えている。管受口部2、2は、
接着剤を介して管を挿入して接着する管受口部であっ
て、管受口部の長さ、端部内径、テーパ等はJIS規格
やJWWA規格に基づくものとされている。
【0017】標線3は、管受口部2、2の端面から所定
間隔を示すためのものであって、この実施例では、管受
口部2、2の長さを三等分する位置の2個所を表示して
いる。すなわち、管受口部2、2の長さをLとすれば、
管受口部2、2の管端面からL/3の位置に標線31を
設け、管受口部2、2の管端面から2L/3の位置に標
線32を設けている。
【0018】上記の標線3(31、32)は、管受口部
2、2の外周面に印刷や書き込みによって表示されてい
るが、管受口部2、2の内周面や外周面に凹凸線条を形
成したり、標線入りの透明シールを管受口部2、2の外
周面に貼り付けて表示してもよい。また、標線3(3
1、32)は、管受口部2、2の全周にわたるように設
けてもよい。
【0019】上記の実施例では、短管状のソケット状の
管継手であるが、曲管状のエルボ、T字管状のチーズ等
であってもよいことは勿論である。
【0020】この管継手1を用いて合成樹脂管4を接続
するにあたっては、合成樹脂管4の管端部の面取りを行
い、図1(ロ)に示すとおり、合成樹脂管4を管継手1
の管受口部2に軽く挿入し、ゼロポイントを確認する。
すなわち、管継手1は透明合成樹脂で製せられているの
で、管受口部2に挿入された合成樹脂管4の先端部が、
標線31と標線32の間にあることが外から見えるの
で、ゼロポイントをメジャーで測ることなく容易に確認
できる。なお、合成樹脂管4にゼロポイントをフェルト
ペン等で記入する必要はない。
【0021】ところで、管継手と合成樹脂管が、TS工
法に関するJIS規格やJWWA規格に基づくものであ
れば、当然上記の範囲に入ることになるので、上記作業
は確認作業として行うものであり、場合によってはこの
工程は省略してもよい。ただし、管継手や合成樹脂管が
上記規格に基づくものでない場合には、上記作業によっ
て、接続する合成樹脂管として標線31と標線32の間
に入るものを選び出すことになる。
【0022】次に、合成樹脂管4を管受口部2から引き
抜いて、管受口部2の内周面と合成樹脂管4の端部外周
面に接着剤を塗布し、図1(ハ)に示すとおり、合成樹
脂管4を管受口部2に一気に挿入する。合成樹脂管4の
先端が管受口部2の奥部から1/3の範囲、すなわち、
奥部の標線32を超えて挿入されているか否かを外から
目でみて確認できる。そこで、合成樹脂管4をその状態
のまま10〜30秒程度保持し、接続を完了する。
【0023】なお、図面では、管継手1の右側の管受口
部2に合成樹脂管4を接続する状態を示しているが、左
側の管受口部2にも同様にして合成樹脂管を接続するこ
とになる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の管継手においては、管受
口部が透明であって、管受口部端面から所定間隔を示す
標線が設けられているので、この標線によって管の管受
口部への挿入長を目視で正確に知ることができ、ゼロポ
イントを記入する手間やメジャーで測る手間が省け、管
接続作業性と接続の信頼性が向上する。
【0025】請求項2記載の管継手においては、管受口
部が透明であって、管受口部端面から所定間隔を示す標
線は、管受口部の長さを少なくともを3等分する位置に
設けられているから、ゼロポイントや接着剤塗布後の管
が管受口部の奥部の1/3の範囲に挿入されたかが目視
で直ちに判別でき、管接続作業性と接続の信頼性が一層
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の管継手の一実施例を示すものであっ
て、(イ)は断面図、(ロ)は合成樹脂管のゼロポイン
トを知る状態を示す説明図、(ハ)は合成樹脂管の接続
状態を示す説明図である。
【図2】従来の管継手の一例を示すものであって、
(イ)は合成樹脂管のゼロポイント表示する状態を示す
説明図、(ロ)は合成樹脂管の接続状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 管継手 2 管受口部 3 標線 4 合成樹脂管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤を介して管を挿入して接着する管
    受口部を備えた管継手であって、前記管受口部を透明と
    するとともに、この管受口部に管受口部端面から所定間
    隔を示す標線を設けたことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 標線を設ける位置を管受口部をその軸方
    向に少なくともを3等分する位置とすることを特徴とす
    る請求項1記載の管継手。
JP10332838A 1998-11-24 1998-11-24 管継手 Pending JP2000161549A (ja)

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