JP2000160402A - 健康衣料品 - Google Patents

健康衣料品

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JP2000160402A
JP2000160402A JP10375406A JP37540698A JP2000160402A JP 2000160402 A JP2000160402 A JP 2000160402A JP 10375406 A JP10375406 A JP 10375406A JP 37540698 A JP37540698 A JP 37540698A JP 2000160402 A JP2000160402 A JP 2000160402A
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三郎 石黒
Ryoji Fujita
良次 藤田
Tetsuhiro Iwata
哲裕 岩田
Toshiyoshi Ebihara
利好 海老原
Yuji Ebihara
祐司 海老原
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KENTOSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】筋肉痛、肩こり、腰痛などの改善に有効な健康
衣料品の提供。 【解決手段】衣料品(例えばアンダーシャツ)面に、身
体の不調個所又はその有効経絡(ツボ等)をカバーする
面積で半導体コーティング層を着設又は半導体シートを
貼着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は筋肉痛、肩こり、
腰痛、生理痛、胃痛、頭痛、自律神経失調症、不定愁訴
などの改善に有効な健康衣料品の提供に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来筋肉痛、肩こり、腰痛などの治癒に
は鍼灸、磁気、半導体、セラミックス等が使用され、技
術としてはカイロプラクティック、マッサージが行われ
て来ている。また、半導体膜をつけたセラミック(特願
平5−38851号)が治癒用具として開発され、その
後N型半導体膜、P型半導体膜の二層構造(特許257
2533号)のもの、また強誘電体の表面にN型半導体
膜、P型半導体膜をつけたもの(特願平7−73601
号)が発明された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記各発明では皮膚に
直接装着する点で問題があり、粘着テープ等で皮膚に接
着するとカブレなどが生じる問題があった。そこで、本
願発明はそれらの問題を根本的に解決し、自然な生活の
中で、不調な身体の部分を改善し、低コストでカブレ発
生もなく安全な治癒用具を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は下記構成の本
願発明によって解決できる。 (1)衣料品面に、身体の不調個所又はその有効経絡
(ツボ等)をカバーする面積で半導体コーティング層を
着設してなることを特徴とする健康衣料品。 (2)衣料品面に、身体の不調個所又はその有効経絡
(ツボ等)をカバーする面積の半導体シートを貼着して
なることを特徴とする健康衣料品。 (3)衣料品が、肌着類、衣服類、寝具類、履き物類又
は手袋・靴下類から選ばれるいずれか一つであることを
特徴とする前項1又は2に記載の健康衣料品。 (4)半導体が、シリコン、ゲルマニウム、硫化亜鉛、
セレン化亜鉛、テルル化亜鉛、ガリウム、リン又は有機
半導体から選ばれるいずれか一つあるいは2以上である
ことを特徴とする前項1〜3のいずれか1項に記載の健
康衣料品。 (5)半導体コーティング層が、N型半導体層とP型半
導体層の複層のものであることを特徴とする前項1〜4
のいずれか1項に記載の健康衣料品。 (6)半導体コーティング層の上面に保護コーティング
層を積層してなることを特徴とする前項1〜5のいずれ
か1項に記載の健康衣料品。
【0005】本願発明は衣料品面に、身体の不調個所又
はその有効経絡(ツボ)をカバーできる面積で、半導体
膜をコートするか、又は衣料品の前記個所又はその部位
に半導体をコーティングしたシートを貼着したことを特
徴としている。半導体の効果については直接皮膚に接触
しなくても、不調個所の近くにあれば遠赤外線やマイナ
スイオンによる効果があり、これが身体に良い刺激とな
って不調個所を改善する。しかし身体全体をカバーする
様な大きさにすると、本来治療の必用のない部位にも遠
赤外線やマイナスイオンが当たる。もちろん遠赤外線や
マイナスイオンが治療の必用のない部位に当たっても悪
いわけではないが、次第に慣れを生じさせ、不調の時の
効果を減少させる恐れがある。本願発明は身体の不調部
分あるいはツボ部分に限定して当てるので、慣れも少な
く、材料費も安くすむ。
【0006】
【発明の実施の形態】一般に人間の身体は、正常の場
合、図1の正常な皮膚断面の電位状態説明図に示すごと
く、表皮の内部則ち真皮側は+の電位を持っており、表
皮はそれを受けて−の電位が誘起されている。しかし、
痛みがあったりアトピーの症状が出る場合は図2の病的
な皮膚断面の電位状態説明図に示すごとく、これが変動
を起こして真皮側が+,−,+,−と変化し、表皮側は
その逆の電位が誘起され−,+,−,+となる。本願発
明の半導体コーティング膜、特にN型半導体とP型半導
体の二層コーティング膜はマイナスイオンが発生するの
で、不健康な表皮の電位変動を改善し、表皮を正常な
−、真皮は正常な+の電位に戻す作用をする。この作用
は半導体をコートしたシートを直接皮膚に貼付けるのが
一番早いが、絆創膏で貼付ければ、カブレの問題が生
じ、サポーターなどで皮膚に密着させると、同じ刺激を
受け続ける形となり、慣れの原因となる。また、皮膚に
密着させると皮膚呼吸を阻害する。しかし、本願発明の
ごとく不調個所をカバーする様な形で半導体を衣類など
にコーティングするか、半導体シートを貼付けた場合、
自然の生活の中で半導体シートは不調の個所に近づいた
り遠ざかったりして、マイナスイオン・遠赤外線などの
刺激が増減する。刺激が増減すると一般に身体に慣れに
くく、良く利く場合が多い。しかも絆創膏がないのでカ
ブレは生じなく、また肌に密着させないため、空気の通
りが良いので皮膚にも良い。また、従来ツボを探って貼
っていたが、本願発明のコーティング層は不調の個所を
カバーする大きさなので、ツボ探しの必要がない。また
本願発明による下着と服を着て普通に生活し、夜間本願
発明による寝間着を着て、本願発明による夜具で寝ると
いう自然な生活の中で治癒が計れる利点がある。 例え
ば、図3に示すごとく、(a)アンダーシャツ1の肩部
に半導体コーティング塗料を塗布し、乾燥してなる半導
体コーティング層2を着設して、肩こり治癒用アンダー
シャツを作製する。また、腰痛治癒のため、(b)アン
ダーシャツ1の背部下方に半導体シート3を貼着して、
腰痛治癒用アンダーシャツを作製する。
【0007】
【実施例】実施例1:半導体用高純度シリコンにリンを
5,000ppm添加したN型シリコン及び硼素を5,
000ppm添加したP型シリコンを、それぞれ40〜
100μmに粉砕し、エポキシ樹脂ベースのペーストに
練り込んでN型シリコンペースト及びP型シリコンペー
ストを作製した。N型ペーストを、先づ厚さ0.2mm
の木綿布に、直径50mmの円形に塗布し、乾燥後その
上に更にP型ペーストを塗布した。その塗布面の微弱磁
気波動測定値を表1に示す。比較例として木綿布のみ、
N型ペーストのみ、P型ペーストのみの塗布面の測定値
を示した。
【0008】 * 測定器(MIRS:(株)生命環境工学中根研究所
製) 微弱磁気波動値は症例によりきめられているコードで、
そのコード特有の波形を標準値として、被測定物の同じ
コードの波形と比較し、その共鳴の度合いを波動値とし
て表示するもので、+21(最高値)>0>−21(最
低値)を表し、値の高いものほど有効であることを示
す。一応+15以上で効果がある。
【0009】臨床試験結果でもN型+P型の塗布品は最
も良かったが、痛みに対してはP型が良好な結果を示し
た。
【0010】実施例2:半導体用高純度ゲルマニウムに
アンチモン800ppm添加したN型ゲルマニウム結晶
と、アルミニウム1,000ppm添加したP型ゲルマ
ニウム結晶を作製した。この結晶を80μm以下に粉砕
し、塩ビ系透明樹脂塗料をシンナーに溶解し、N型ゲル
マニウム粉及びP型ゲルマニウム粉を練り込んでペース
トとした。このペーストをアクリル製布地に塗布し、N
型ゲルマニウムのみ、P型ゲルマニウムのみ、N型の上
にP型を塗った2層型の塗付布を作製した。
【0011】
【0012】実施例3:実施例1のN型+P型シリコン
塗布シートを約1cm間隔に約1mmの空気孔をあけ
た。このシートを心臓狭心症患者の心臓の廻り、すなわ
ち心電図測定の際の電極位置をカバーする様にシャツの
中に貼った。風呂に入るときはシートに接しなかった
が、通常はいつもシートに接する様にし、シートは1週
間毎に交換した。その後約5ヶ月狭心症の症状は出てい
ない。
【0013】実施例4:実施例1のN型+P型シリコン
塗布シートを心臓をカバーする大きさに切り抜き、約1
cm間隔で約1mmの空気孔をあけた。このシートを不
整脈のある患者の心臓に当たる下着に貼付したところ、
約1ヶ月の着用で不整脈が取れて正常な脈に戻った。
【0014】実施例5:実施例2のN型+P型ゲルマニ
ウム塗布シートを200mm×300mmの角型にくり
抜き、約15mm間隔に1mm程度の空気孔をあけ、下
着の背中の下から腰に掛かる腰痛のツボをカバーする様
に下着に貼付した。約1日で大分良くなり、1週間で痛
みがなくなった。
【0015】
【発明の効果】本願発明によれば、従来製品のような皮
膚にカブレが生じることがなく、皮膚呼吸を阻害する問
題もなく、空気の通りがよいので皮膚に良く快適であ
る。また、従来ツボを探って貼っていたが、本願発明の
コーティング層は不調の個所をカバーする大きさなの
で、ツボ探しの必要がない。さらに、本願発明に係る下
着と服を着て普通に生活し、夜間本願発明による寝間着
を着て、また本願発明による夜具で寝るというような自
然な生活の中で患部の治癒が計れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】正常な皮膚断面の電位状態説明図。
【図2】病的な皮膚断面の電位状態説明図。
【図3】本願発明をアンダーシャツに適用した状態の説
明図。
【符号の説明】
1:アンダーシャツ 2:半導体コーティング層 3:半導体シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 哲裕 福島県いわき市若葉台2−16−8 (72)発明者 海老原 利好 東京都江東区亀戸1−19−6−1110 (72)発明者 海老原 祐司 埼玉県三郷市高舟4−33−101 Fターム(参考) 3B028 DA05 EC17 FB02 FC09 4C053 AA01 AA02 4C101 BA04 BA07 BB02 BB05 BB06 BB07 BB08 BB10 BC01 BC03 BC04 BC05 BC11 BD21 BD26 BE01 BE02 EA06 EB05 EB11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣料品面に、身体の不調個所又はその有効
    経絡(ツボ等)をカバーする面積で半導体コーティング
    層を着設してなることを特徴とする健康衣料品。
  2. 【請求項2】衣料品面に、身体の不調個所又はその有効
    経絡(ツボ等)をカバーする面積の半導体シートを貼着
    してなることを特徴とする健康衣料品。
  3. 【請求項3】衣料品が、肌着類、衣服類、寝具類、履き
    物類又は手袋・靴下類から選ばれるいずれか一つである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の健康衣料品。
  4. 【請求項4】半導体が、シリコン、ゲルマニウム、硫化
    亜鉛、セレン化亜鉛、テルル化亜鉛、ガリウム、リン又
    は有機半導体から選ばれるいずれか一つあるいは2以上
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の健康衣料品。
  5. 【請求項5】半導体コーティング層が、N型半導体層と
    P型半導体層の複層のものであることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の健康衣料品。
  6. 【請求項6】半導体コーティング層の上面に保護コーテ
    ィング層を積層してなることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の健康衣料品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20240198095A1 (en) * 2022-12-14 2024-06-20 Incrediwear Holdings, Inc. Material and apparel that positively affect the health and wellbeing of a mammal

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US12102145B2 (en) 2022-12-14 2024-10-01 Incrediwear Holdings, Inc. Material and apparel that positively affect the health and wellbeing of a mammal
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