JP2000160262A - 焼結原料の供給方法および供給装置 - Google Patents

焼結原料の供給方法および供給装置

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JP2000160262A
JP2000160262A JP10339982A JP33998298A JP2000160262A JP 2000160262 A JP2000160262 A JP 2000160262A JP 10339982 A JP10339982 A JP 10339982A JP 33998298 A JP33998298 A JP 33998298A JP 2000160262 A JP2000160262 A JP 2000160262A
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伸幸 大山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、高炉装入原料の一つである焼結鉱
を製造するドワイトロイド式焼結機への焼結原料の装入
方法の改良に関する。 【解決手段】 ドラムフィーダを用いて切り出した焼結
原料をパレット上に供給する際に、ドラムフィーダとパ
レットの中間に設置した磁化装置により焼結原料の流れ
に磁力を作用させ、焼結原料中の着磁性焼結原料を焼結
原料の流れにおける下層側に引き付けるとともに、静電
気印加装置により静電気を印加し、焼結原料中の粉コー
クスを焼結原料の流れにおける下層側に引き付け、パレ
ット上に形成された焼結原料層の上層部に着磁性焼結原
料と粉コークスを偏析させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉装入原料の一
つである焼結鉱を製造するドワイトロイド式焼結機への
焼結原料の供給方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドワイトロイド式焼結機で焼結鉱を製造
するには、まず、粉状鉄鉱石、砂鉄、ミルスケール等の
金属鉄含有鉄源に副原料として石灰石、蛇紋岩、返鉱等
を加え、燃料源(炭材)として粉コークスを添加混合し
た焼結原料を水分7%程度に調整、造粒する。そして、
図6に示すようにドワイトロイド式焼結機が備えた給鉱
ホッパ1内の焼結原料2を、ドラムフィーダ3を用いて
切り出し、プレート式のスローピングシュート4に供給
する。焼結原料2は、スローピングシュート4上を滑り
落ちるときのパーコレーション(濾過、浸透)により粒
度が偏析し、下層部に細粒の焼結原料が、また上、中層
部に粗粒の焼結原料が偏析した状態となる。
【0003】ここで、表1に焼結原料の代表的な組成を
示す。
【0004】
【表1】
【0005】このようにして上下に粒度偏析した状態の
焼結原料2は、スローピングシュート4の下端から矢印
方向に連続的に移動するパレット5上に供給される際
に、上下の粒度偏析が反転し、相対的に細粒の焼結原料
が上層部に、粗粒の焼結原料が中、下層部に偏析した状
態で所定厚みの焼結原料層7を形成する。その後、点火
バーナ(図示せず)で焼結原料層7の表層部に着火し、
該焼結原料層7の上方の空気を排風機(図示せず)でパ
レット5に設けたグレートバー(図示せず)から下方に
吸引しつつパレット5を焼結機の後端部側に進行させる
過程で焼結原料2の焼結が行われ、これにより焼結鉱が
製造される。
【0006】その際、焼結原料層の高さ方向に堆積した
原料の粒度分布および組成分布が焼結操業の成績に重要
な影響を与える。すなわち点火炉による点火初期には、
パレット5の下方からの吸引により空気は表面に点火さ
れた焼結原料層7内をその表面から下方に向け通過す
る。この時、常温の空気が予熱されずに焼結原料層7の
上層部に形成される焼結溶融帯(例えば1200℃以上の領
域)に供給されることになる。これに対し、焼結中・後
期には下方に吸引される空気は、焼結原料層の上層部に
形成される焼結完了領域を通過して予熱された後に、焼
結原料層の中・下層部に形成される焼結溶融帯に供給さ
れる。
【0007】そのため、焼結原料層の上層部は中・下層
部に比べ層内温度が低く、かつ高温に保持される時間が
短いので、上層部で生成した焼結鉱は溶融結合度が弱い
ため焼結鉱の強度が低く、焼結鉱の歩留まりが低下する
という問題点があった。そこで、近年、焼結原料の供給
方法として、パレット上に堆積した焼結原料層の高さ方
向についての原料粒度分布やカーボン含有率を意識的に
変化させる偏析装入が積極的に採用され、上記問題点の
解消に役立ってきた。
【0008】たとえば、特開昭61−223136号公報では、
パレット上に供給している焼結原料の流れに沿って延び
る複数の条材からなるフルイを設けることにより、パレ
ット上に供給後に形成される焼結原料層を低密度にする
と共に、上層部に細粒が、中、下層部に粗粒が堆積する
偏析状態とすることにより、上層部での通気性改善によ
る焼結鉱歩留まりの改善および生産性の向上が達成でき
るとしている。しかしながら、この方法では複数の条材
に水分が7%程度を有する焼結原料が付着し、当初予想
した焼結原料層の偏析状態を安定して維持することが困
難であるという問題点があった。
【0009】さらに、特開昭58−133333号公報では、焼
結原料の供給装置に電磁石を配設し、この電磁石によっ
て落下する焼結原料に対して磁力を作用させつつ、パレ
ットに供給する方法が開示されている。具体的には、給
鉱ホッパの下部に設けたロールフィーダ等に電磁石を取
り付けるものであり、この電磁石により供給中の焼結原
料に存在する金属鉄(Fe)分に磁力を及ぼし、その落下
速度を弱めて原料のソフト供給を図る。同時に粒度の小
さい原料粒子は粒度の大きい原料粒子よりも相対的に磁
力の影響を強く受けるため、粒度が小さい粒子ほど落下
速度が弱くなり、粒子の大きい粒子ほど先に落下してパ
レット上に堆積した焼結原料層の下層に粗粒が供給さ
れ、上層に細粒が供給されるため焼結原料層に偏析状態
が得られるとしている。
【0010】しかしながら、ドラムフィーダに電磁石を
取り付けるものは、ここで粒度偏析された原料がドラム
フィーダからスローピングシュート上に投入される際に
偏析が上下反転するため逆効果になりかねない。また電
磁石のオン、オフをくり返して、付着したFe分を分離さ
せることも考えられるが、これでは磁場作用および分離
作用が連続的とならず、安定した偏析が得られず、効率
が悪いという問題点が残る。
【0011】このような問題点を解決するために、特開
平9-302422号公報においては、スローピングシュートか
らパレット上に落下する焼結原料の流れに磁力を作用さ
せ、着磁性焼結原料を磁力により焼結原料の下層側に引
き付け、パレット上に供給するときの焼結原料の上下層
反転によりパレット上に形成される焼結原料層の上層部
に着磁性焼結原料を多く偏析させるようにした磁石ドラ
ム等の磁化装置を設けるようにすることが開示されてい
る。
【0012】図5に示すように、スローピングシュート
4を滑り落ちてくる焼結原料2に磁石ドラム6で磁力を
与えて着磁性焼結原料の偏析を起こし、パレット5上の
焼結原料層7を着磁性焼結原料が偏析した上層部7aとそ
れ以外の下層部7bの2層とするのである。ここで、8は
メインスクレーパであり、磁石ドラム6に付着した着磁
性焼結原料をパレット上に掻き落とす機能を有する。
【0013】図5では、磁化装置として磁石ドラムを用
いる例を示しているが、例えば、スローピングシュート
の裏面側に磁石を設けて磁化装置としても良く、特開平
9-302422号公報には、着磁性焼結原料に磁力を与えるい
くつかの具体例が開示されている。そして、このように
焼結原料層の上層部に、強磁性でかつ焼結性の良好な着
磁性焼結原料を多く偏析させるようにしたことで、従来
強度的に問題のあった焼結原料層の上層部の強度向上を
実現し、焼結原料層全体の強度を改善したとしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料源
である粉コークスは他の原料に比べて細粒であり、前述
のパーコレーションによって偏析されやすいものではあ
るが、それでも十分に偏析できるとは言い難い。特に、
磁化装置を用いて着磁性焼結原料を更に多く偏析させる
ようにした場合、その着磁性焼結原料に見合うだけの燃
料源である粉コークスを偏析させることができないのが
現状である。つまり、着磁性焼結原料を焼結原料層の上
層部に偏析するようにはできたものの、十分に焼結を行
うためには不可欠である粉コークスは、そのほとんどが
焼結原料層に混じったままとなっており、十分な量の粉
コークスを上層部に偏析させることができなかった。そ
のため、着磁性焼結原料の焼結が十分に行われず、十分
な焼結鉱強度、ひいては十分な焼結鉱の歩留まりを得ら
れていなかったという問題がある。
【0015】本発明は、上記の問題を解決し、焼結原料
層の上層部も含め、全体として十分な焼結性を得、製品
焼結鉱の歩留まり(以下、焼結歩留まりと記す。)を向
上させることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、給鉱ホッパか
らドラムフィーダを用いて焼結原料を切り出し、ドワイ
トロイド式焼結機のパレット上に供給し、焼結原料層を
形成する焼結原料の供給方法において、ドラムフィーダ
を用いて切り出した焼結原料をパレット上に供給する際
に、ドラムフィーダとパレットの中間に設置した磁化装
置により該焼結原料の流れに磁力を作用させ、焼結原料
中の着磁性焼結原料を焼結原料の流れにおける下層側に
引き付けるとともに、静電気印加装置により静電気を印
加し、焼結原料中の粉コークスを焼結原料の流れにおけ
る下層側に引き付け、パレット上に形成された焼結原料
層の上層部に着磁性焼結原料と粉コークスを多く偏析さ
せるようにしたことを特徴とする焼結原料の供給方法に
よって上記課題を解決したのである。
【0017】また、本発明は、ドワイトロイド式焼結機
のパレット上に焼結原料層を形成する焼結原料の供給装
置であって、焼結原料を供給する給鉱ホッパと、該給鉱
ホッパから供給された焼結原料を切り出すドラムフィー
ダと、該ドラムフィーダと前記パレットの中間に設置さ
れ、切り出した焼結原料の流れに磁力を作用させ焼結原
料中の着磁性焼結原料を焼結原料の流れにおける下層側
に引き付ける磁化装置と、該磁化装置と併設され、切り
出した焼結原料の流れに静電気を作用させ焼結原料中の
粉コークスを焼結原料の流れにおける下層側に引き付け
る静電気印加装置と、から構成される焼結原料の供給装
置によって上記課題を解決したのである。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明に適用する静電気印
加装置について、図7に基づき説明する。図7は、給鉱
ホッパ1から焼結原料2を切り出すドラムフィーダ3を
接地側とし、対向する位置に電極9を配置して静電気印
加装置とした例を示している。ここで、ドラムフィーダ
3はアース11で接地されている。電極9は、ドラムフィ
ーダ3にほぼ対向する位置に配置されており、DC電源
10で高電圧が印加されている。DC電源10は更にアース
11に接続されている。
【0019】電極9に印加される高電圧は、−(マイナ
ス)とされており、ドラムフィーダ3側が+(プラス)
となる。印加される電圧は様々であるが、例えば、1〜
2万ボルト程度の値とされ、放電を防ぐため、5万ボル
ト以下の値とされている。このようにして形成された静
電場の間を焼結原料2が流れ落ちるが、この時、焼結原
料2中の細粒の原料、特に粉コークスが細粒の故に静電
気の影響を受けやすく、帯電してドラムフィーダ3に吸
引され、焼結原料の流れの下層側に偏析する。一方、粒
径の比較的大きい他の焼結原料は粉コークスに比べて静
電気による吸引の影響を受けにくく、微細な粉コークス
の下層側への偏析が特に大きくなるものと考えられる。
【0020】粉コークスは、比較的良電性であるため、
+(プラス)側となっているドラムフィーダ3に接触す
ると直ちに負電荷を失って正に帯電し反発力を受ける
が、十分に反発される前にドラムフィーダ3から流れ落
ちてしまうため、焼結原料の流れの下層側に偏析したま
ま留まるものと推定される。そのため、静電気印加装置
を適用することで、粉コークスを効率的に偏析させるこ
とが可能となるのである。
【0021】ここで、以上の効果を最大限とするために
は、粉コークスの粒径分布の中心を0.5mm 程度とし、そ
の他の焼結原料の粒径分布の中心を概ね3mm程度とする
ことが好ましいことを確認している。本発明の好適な実
施の形態について図1を基に説明する。図1は、磁化装
置6を適用した焼結原料の供給装置に、更に、上記で説
明した静電気印加装置を付設した構成である。
【0022】なお、図1においては、スローピングシュ
ート4の裏面側にも磁化装置(磁石)6aを配置してい
る。この磁化装置6aは、焼結原料の供給装置の能力を勘
案して選択的に設けることが可能である。図1では、電
極9を3つ記載しているが、この個数も静電気印加の能
力を勘案して決定すればよい。
【0023】本発明の焼結原料の供給装置を用いること
で、パレット5上に載荷された焼結原料層7の上層部7a
に着磁性焼結原料と粉コークスを同時に偏析させること
が可能となり、焼結原料層7の上層部7aの焼結を十分と
するだけの燃料源としての粉コークスを供給することが
可能となる。さらに、本発明によれば、ミルスケール、
返鉱などの焼結性に優れた着磁性焼結原料と燃料源であ
る粉コークスの両者を焼結原料層の上層部中に供給する
ことが可能となり、両者の相乗効果によって焼結歩留ま
りを大幅に向上させることが可能となった。
【0024】ここで、本発明の焼結原料の供給装置で
は、図1のスローピングシュート4と磁石ドラム6に替
えて、図2の実施の形態に示すように、サブスクレーパ
18を有する大型の磁石ドラム21を適用するようにしても
良い。図2においては、大型の磁石ドラム21が図1のス
ローピングシュート4と磁石ドラム6の機能を果たして
いる。
【0025】大型の磁石ドラム21は円柱状の磁石ドラム
となっており、例えば、同心に設けた内輪と外輪とから
なり、内輪は回転しない固定式で材質は特定しないが、
その外周面には焼結原料が接触する側に複数の永久磁石
が外輪の内周面に近接するように配列して取り付けてあ
る。なお、サブスクレーパ18とは磁石ドラム21の外周面
に設けた突起であり、この突起部が永久磁石の配置領域
を外れるときに着磁されていた原料は落下しやすくな
り、スクレーパ機能を果たすもので磁石ドラム21の磨耗
低減に効果がある。
【0026】図2では、磁石ドラム21がアース11に接続
されて接地され、対向する電極9と一体となって静電気
印加装置を構成する。次に、図3に示す実施の形態のよ
うに、スローピングシュートをベルトコンベア式スロー
ピングシュート20に置き換えることも可能である。ベル
トコンベア式スローピングシュート20は、導電性エンド
レスベルト19が駆動側の磁石ドラム6と従動側ドラム17
に掛け渡され駆動される構造となっており、ドラムフィ
ーダ3から切り出された焼結原料2がパレット5上に落
下する流れをより円滑にすることを可能とするものであ
る。ここで、導電性エンドレスベルト19の駆動方向は、
焼結原料2の落下する流れを調整するため、正転、逆転
自在としている。すなわち、磁石ドラム6の回転方向を
焼結原料2の滑り方向と同方向にすれば、焼結原料2の
落下速度が速くでき、逆方向にすれば落下速度が遅くで
きるので、原料偏析の状況を観察して回転方向および回
転速度が最適になるように調整できる。
【0027】図3では、導電性エンドレスベルト19がア
ース11に接続されて接地され、対向する電極9とから静
電気印加装置を構成する。また、導電性エンドレスベル
ト19の裏側に磁化装置(磁石)6aを配置して、磁化能力
を更に向上させることも可能である。図4の実施の形態
は、図6において説明した磁石ドラムを用いることな
く、スローピングシュート4だけを用いて焼結原料2を
パレット5に供給するようにした装置において、スロー
ピングシュート4の裏面側に磁化装置(磁石)6aを配
し、スローピングシュート4を接地して、これに対向す
る位置に電極9を配して静電気印加装置を構成した例で
ある。
【0028】
【実施例】本発明の焼結原料の供給装置を焼結機に適用
した結果、焼結歩留まりの大幅な向上を実現することが
できた。本発明を適用した本発明例といくつかの従来例
について、実際の操業を行った際の比較結果を表2にま
とめて示す。
【0029】なお、ここで、焼結機の有効火格子面積は
410 m2 であり、焼結原料は、表1に示した配合原料を
用いている。焼結原料層厚は450mm としている。ここ
で、焼結鉱の生産量は、1.5 (t/h・m2 )であり、
適用した磁石ドラムの磁化力は、900 (Gauss )、静電
印加装置の印加電圧は、20,000(V)である。
【0030】
【表2】
【0031】表2においては、図1に示す本発明の焼結
原料の供給装置を適用した場合を本発明例としている。
また、従来例1は、図5に示す磁化装置を備えた焼結原
料の供給装置を適用した例である。従来例2は、図6に
示すところの、磁石ドラムのない給鉱ホッパだけの焼結
原料の供給装置を適用した例である。表2から明らかな
ように、本発明例の焼結歩留まりは従来例1と従来例2
の焼結歩留まりのいずれをも大きく上回って向上してい
る。
【0032】表2の結果から、本発明によって、焼結歩
留まりの大幅な向上が達成されることが確認でき、本発
明が極めて効果的であることを立証することができた。
【0033】
【発明の効果】本発明によって、焼結歩留まりの大幅な
向上を実現することができた。また、焼結層の上層部で
焼結強度が弱くなると言う従来の欠点を解消することが
でき、均一な高強度の焼結鉱を生産することができるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼結原料供給装置の縦断面図である。
【図2】本発明の別形態の焼結原料供給装置の縦断面図
である。
【図3】本発明の別形態の焼結原料供給装置の縦断面図
である。
【図4】本発明の別形態の焼結原料供給装置の縦断面図
である。
【図5】磁石ドラムを備えた従来の焼結原料供給装置の
縦断面図である。
【図6】従来の焼結原料供給装置の縦断面図である。
【図7】静電作用に基づく粉コークス偏析の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 給鉱ホッパ 2 焼結原料 2a 粉コークス偏析層 3 ドラムフィーダ 4 スローピングシュート 5 パレット 6 磁化装置(磁石ドラム) 6a 磁化装置(磁石) 7 焼結原料層 7a (焼結原料層の)上層部 7b (焼結原料層の)下層部 8 メインスクレーパ 9 電極 10 DC電源 11 アース 17 従動側ドラム 18 サブスクレーパ 19 導電性エンドレスベルト 20 ベルトコンベア式スローピングシュート 21 磁化装置(磁石ドラム)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給鉱ホッパからドラムフィーダを用いて
    焼結原料を切り出し、ドワイトロイド式焼結機のパレッ
    ト上に供給し、焼結原料層を形成する焼結原料の供給方
    法において、ドラムフィーダを用いて切り出した焼結原
    料をパレット上に供給する際に、ドラムフィーダとパレ
    ットの中間に設置した磁化装置により該焼結原料の流れ
    に磁力を作用させ、焼結原料中の着磁性焼結原料を焼結
    原料の流れにおける下層側に引き付けるとともに、静電
    気印加装置により静電気を印加し、焼結原料中の粉コー
    クスを焼結原料の流れにおける下層側に引き付け、パレ
    ット上に形成された焼結原料層の上層部に着磁性焼結原
    料と粉コークスを多く偏析させるようにしたことを特徴
    とする焼結原料の供給方法。
  2. 【請求項2】 ドワイトロイド式焼結機のパレット上に
    焼結原料層を形成する焼結原料の供給装置であって、焼
    結原料を供給する給鉱ホッパと、該給鉱ホッパから供給
    された焼結原料を切り出すドラムフィーダと、該ドラム
    フィーダと前記パレットの中間に設置され、切り出した
    焼結原料の流れに磁力を作用させ焼結原料中の着磁性焼
    結原料を焼結原料の流れにおける下層側に引き付ける磁
    化装置と、該磁化装置と併設され、切り出した焼結原料
    の流れに静電気を作用させ焼結原料中の粉コークスを焼
    結原料の流れにおける下層側に引き付ける静電気印加装
    置と、から構成される焼結原料の供給装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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