JP2000160109A - ホットメルトの発泡体製造装置及び発泡方法 - Google Patents
ホットメルトの発泡体製造装置及び発泡方法Info
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- JP2000160109A JP2000160109A JP10335162A JP33516298A JP2000160109A JP 2000160109 A JP2000160109 A JP 2000160109A JP 10335162 A JP10335162 A JP 10335162A JP 33516298 A JP33516298 A JP 33516298A JP 2000160109 A JP2000160109 A JP 2000160109A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホットメルト、即ち高温溶融熱可塑性接着剤
の発泡体を製造装置によりホットメルトを供給する際
に、従来ギヤポンプによりホットメルトとガスを攪拌・
混合していたが、その場合発泡性能が悪く、駆動モータ
の負荷が大きいという問題点があり、本発明は駆動モー
タの負荷を少なくし、発泡性能を向上することを目的と
する。 【解決手段】 本発明は、複数のギヤポンプ140,1
41をエアーモータ410で駆動し、かつ下流側のギヤ
ポンプ141は上流側のギヤポンプ140より早く回転
するように駆動し、また両ギヤポンプ140、141の
間にガス供給管315bよりガスを供給する。これによ
って両ギヤポンプ間を負圧にして発泡状態を向上させる
とともに、エアーモータ410の負荷を軽減できる。
の発泡体を製造装置によりホットメルトを供給する際
に、従来ギヤポンプによりホットメルトとガスを攪拌・
混合していたが、その場合発泡性能が悪く、駆動モータ
の負荷が大きいという問題点があり、本発明は駆動モー
タの負荷を少なくし、発泡性能を向上することを目的と
する。 【解決手段】 本発明は、複数のギヤポンプ140,1
41をエアーモータ410で駆動し、かつ下流側のギヤ
ポンプ141は上流側のギヤポンプ140より早く回転
するように駆動し、また両ギヤポンプ140、141の
間にガス供給管315bよりガスを供給する。これによ
って両ギヤポンプ間を負圧にして発泡状態を向上させる
とともに、エアーモータ410の負荷を軽減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡機械や自動車等
に利用されるホットメルトの発泡法および発泡体製造措
置に関する。
に利用されるホットメルトの発泡法および発泡体製造措
置に関する。
【0002】
【従来の技術】高温溶融熱可塑性接着剤すなわちホット
メルトは、種々の製品を接着するために広く利用されて
いる。ホットメルトを使用する際に必要な事は、ホット
メルトを塗布し次いでこれを圧縮し、ホットメルトと接
着材との接触面積を充分に大きくして、瞬時に、優れた
接合能力を発揮させる事にある。また近年において、機
械の高速化、コンパクト化が進んでいる。これに対処す
るにはホットメルトの接着・冷却時間を短縮する必要が
ある。
メルトは、種々の製品を接着するために広く利用されて
いる。ホットメルトを使用する際に必要な事は、ホット
メルトを塗布し次いでこれを圧縮し、ホットメルトと接
着材との接触面積を充分に大きくして、瞬時に、優れた
接合能力を発揮させる事にある。また近年において、機
械の高速化、コンパクト化が進んでいる。これに対処す
るにはホットメルトの接着・冷却時間を短縮する必要が
ある。
【0003】この要求に対して、通常は非発泡状態で使
用するホットメルトを、発泡状態で使用する方法が提案
されている。ホットメルトの発泡状態は、ホットメルト
中にチッソ等の気体を混入・攪拌する事により得られ
る。発泡させる事により、冷却時間を短縮でき、非発泡
体の略半分の量で、略同様の接触面積を形成できる。ま
た使用するホットメルトの量は非発泡体の半分で良い事
から、コスト半減効果もある。
用するホットメルトを、発泡状態で使用する方法が提案
されている。ホットメルトの発泡状態は、ホットメルト
中にチッソ等の気体を混入・攪拌する事により得られ
る。発泡させる事により、冷却時間を短縮でき、非発泡
体の略半分の量で、略同様の接触面積を形成できる。ま
た使用するホットメルトの量は非発泡体の半分で良い事
から、コスト半減効果もある。
【0004】このようなホットメルト発泡体製造装置の
従来法を以下に説明する。第3図には、通常のホットメ
ルト装置構成を示す。(50)はホットメルト溶融装置
本体、P1は圧送用の圧力計、(60)は送り出し用ホ
ース、(12)は吐出ガン、(260)はリターンホー
スを示す。本体(50)より圧送されたホットメルト
は、所定圧力でガン(12)よりホットメルトを吐出す
る。ここで余ったホットメルトはリターンホースによ
り、本体(50)へ返送される。
従来法を以下に説明する。第3図には、通常のホットメ
ルト装置構成を示す。(50)はホットメルト溶融装置
本体、P1は圧送用の圧力計、(60)は送り出し用ホ
ース、(12)は吐出ガン、(260)はリターンホー
スを示す。本体(50)より圧送されたホットメルト
は、所定圧力でガン(12)よりホットメルトを吐出す
る。ここで余ったホットメルトはリターンホースによ
り、本体(50)へ返送される。
【0005】このような通常のホットメルト装置に、発
泡装置を追設した装置構成を第4図に示す。この方法
は、本発明者等が以前提案した方式である。通常のホッ
トメルト装置(50)のリターンホース(260)と本
体(50)との間に、ガスとホットメルトの混合攪拌装
置(100)を配置した構成である。
泡装置を追設した装置構成を第4図に示す。この方法
は、本発明者等が以前提案した方式である。通常のホッ
トメルト装置(50)のリターンホース(260)と本
体(50)との間に、ガスとホットメルトの混合攪拌装
置(100)を配置した構成である。
【0006】この攪拌装置(100)へ返送されてくる
ホース(260)内のホットメルト圧力を、減圧弁(3
00)にて2〜3Kg/cm2に減圧する。P2は圧力計で
ある。一方混入するガスの圧力はホットメルト圧力より
大きい4〜5Kg/cm2で、ホース(320)より供給す
る。(320)はガスボンベ、P3はガスの圧力計であ
る。このホース先端には逆止弁(310)を設け、ホッ
トメルトの流入を防止する。(110)はガスとホット
メルトを混合・攪拌するためのギヤポンプ駆動用のモー
タを示す。この攪拌装置(100)で攪拌・発泡したホ
ットメルトは、ホース(261)を介して本体(50)
に回送される。本体(50)へ回送された発泡ホットメ
ルトは、供給ホース(60)を介してガン(12)より
吐出され、余ったホットメルトは再びリターンホース
(260)を介して、攪拌装置(100)に送られ、ガ
スと攪拌・発泡される。以下本サイクルを繰り返す。
ホース(260)内のホットメルト圧力を、減圧弁(3
00)にて2〜3Kg/cm2に減圧する。P2は圧力計で
ある。一方混入するガスの圧力はホットメルト圧力より
大きい4〜5Kg/cm2で、ホース(320)より供給す
る。(320)はガスボンベ、P3はガスの圧力計であ
る。このホース先端には逆止弁(310)を設け、ホッ
トメルトの流入を防止する。(110)はガスとホット
メルトを混合・攪拌するためのギヤポンプ駆動用のモー
タを示す。この攪拌装置(100)で攪拌・発泡したホ
ットメルトは、ホース(261)を介して本体(50)
に回送される。本体(50)へ回送された発泡ホットメ
ルトは、供給ホース(60)を介してガン(12)より
吐出され、余ったホットメルトは再びリターンホース
(260)を介して、攪拌装置(100)に送られ、ガ
スと攪拌・発泡される。以下本サイクルを繰り返す。
【0007】第5図にこの装置で使用されているギヤポ
ンプ式発泡装置(100)の構成を示す。a)は側面断
面図、b)は平面断面図を示す。リターンホース(26
0)により戻されるホットメルトは減圧弁を経て、供給
口(130)より左右のギヤポンプ(140)に送られ
る。これと同時に左右のギヤポンプ(140)には、ガ
スが供給口(120a)(120b)により送られる。
ここでギヤポンプ(140)によりホットメルトとガス
を攪拌・混合し、中央部(145)で合流し、吐出口
(150)より本体タンクへ送込む方式である。(31
0)は逆止弁、(125)はシール材、(111)は駆
動用プーリ、(112)はベルトである。
ンプ式発泡装置(100)の構成を示す。a)は側面断
面図、b)は平面断面図を示す。リターンホース(26
0)により戻されるホットメルトは減圧弁を経て、供給
口(130)より左右のギヤポンプ(140)に送られ
る。これと同時に左右のギヤポンプ(140)には、ガ
スが供給口(120a)(120b)により送られる。
ここでギヤポンプ(140)によりホットメルトとガス
を攪拌・混合し、中央部(145)で合流し、吐出口
(150)より本体タンクへ送込む方式である。(31
0)は逆止弁、(125)はシール材、(111)は駆
動用プーリ、(112)はベルトである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この方式においてもホ
ットメルト発泡体は得られるが、ガスとホットメルトの
攪拌・混合が左右に配したギヤー段で行う為、発泡性能
が悪い。また左右のギヤから送り込み、中央部で合流さ
せる為ホットメルトの充満率が多くなり、駆動モータ
(110)の負荷が大きくなる欠点がある。本発明は、
従来法の上記欠点を改良し、モータ負荷が少なく、発泡
性能の良いホットメルト発泡体製造装置を提供するもの
である。
ットメルト発泡体は得られるが、ガスとホットメルトの
攪拌・混合が左右に配したギヤー段で行う為、発泡性能
が悪い。また左右のギヤから送り込み、中央部で合流さ
せる為ホットメルトの充満率が多くなり、駆動モータ
(110)の負荷が大きくなる欠点がある。本発明は、
従来法の上記欠点を改良し、モータ負荷が少なく、発泡
性能の良いホットメルト発泡体製造装置を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、ホ
ットメルト溶融装置本体とホットメルト吐出ガンとの間
を送り出しホースとリターンホースとで接続し、同リタ
ーンホースにホットメルトの混合攪拌装置を介設したホ
ットメルトの発泡体製造装置において、ケーシングの内
部に配設したホットメルトの通路に沿って複数のギヤポ
ンプを配設し、同ギヤポンプの回転駆動をエアモータで
行うとともに、同ギヤポンプ間のホットメルトの通路に
ガス供給口を設けたことを特徴とするホットメルトの発
泡体製造装置を提案する。
ットメルト溶融装置本体とホットメルト吐出ガンとの間
を送り出しホースとリターンホースとで接続し、同リタ
ーンホースにホットメルトの混合攪拌装置を介設したホ
ットメルトの発泡体製造装置において、ケーシングの内
部に配設したホットメルトの通路に沿って複数のギヤポ
ンプを配設し、同ギヤポンプの回転駆動をエアモータで
行うとともに、同ギヤポンプ間のホットメルトの通路に
ガス供給口を設けたことを特徴とするホットメルトの発
泡体製造装置を提案する。
【0010】また、請求項2の本発明は請求項1の装置
において、上流側より下流側のギヤポンプの回転速度を
速くしてギヤポンプ間を負圧にしてギヤポンプ間のホッ
トメルトの通路にガスを供給することを特徴とするホッ
トメルトの発泡方法を提案する。
において、上流側より下流側のギヤポンプの回転速度を
速くしてギヤポンプ間を負圧にしてギヤポンプ間のホッ
トメルトの通路にガスを供給することを特徴とするホッ
トメルトの発泡方法を提案する。
【0011】
【作用】本発明ではモータ負荷の軽減およびオーバヒー
トを防止する目的で、次のような作用効果を有する。 1)エアモータを使用し、エアー圧力による回転制御と
する。 2)圧力制御とする事により、ホットメルトの溶接状態
(粘度)に応じた負荷の回転数となるため、常時エアー
圧力を作用させても良い。また回転数が所定回転数に達
した時点が、ホットメルト溶融完了の目途となり、操業
条件設定が容易となる。 3)エアー使用の為、電気モータのようなオーバーヒー
トの問題は発生しない。
トを防止する目的で、次のような作用効果を有する。 1)エアモータを使用し、エアー圧力による回転制御と
する。 2)圧力制御とする事により、ホットメルトの溶接状態
(粘度)に応じた負荷の回転数となるため、常時エアー
圧力を作用させても良い。また回転数が所定回転数に達
した時点が、ホットメルト溶融完了の目途となり、操業
条件設定が容易となる。 3)エアー使用の為、電気モータのようなオーバーヒー
トの問題は発生しない。
【0012】また攪拌・混合を良くし、発泡性能の良い
ホットメルト発泡体とする為、 1)ギヤポンプを上下二段に配する。 2)其々のギヤポンプ入口からガス供給を行う。 3)上下二段のギヤポンプは一段目より二段目の回転数
を1割程度早くし、一段目と二段目の間に負圧領域を発
生させる。この負圧領域に二段目のガスを供給し、ガス
とホットメルトの攪拌・混合を促進させる。 4)この構成とする事により、ガスとホットメルトの攪
拌・混合が容易となり、発泡性能が向上する。 5)また供給ホットメルト量と吐出し量が同一の為、モ
ータ負荷が安定する。
ホットメルト発泡体とする為、 1)ギヤポンプを上下二段に配する。 2)其々のギヤポンプ入口からガス供給を行う。 3)上下二段のギヤポンプは一段目より二段目の回転数
を1割程度早くし、一段目と二段目の間に負圧領域を発
生させる。この負圧領域に二段目のガスを供給し、ガス
とホットメルトの攪拌・混合を促進させる。 4)この構成とする事により、ガスとホットメルトの攪
拌・混合が容易となり、発泡性能が向上する。 5)また供給ホットメルト量と吐出し量が同一の為、モ
ータ負荷が安定する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。第1図は本発明の実施形態の攪拌・
混合部の構成図を示し、a)は縦断面図、b)は横断面
図を示す。第2図は本発明の全体構成図を示す。
基づいて説明する。第1図は本発明の実施形態の攪拌・
混合部の構成図を示し、a)は縦断面図、b)は横断面
図を示す。第2図は本発明の全体構成図を示す。
【0014】第4図においてリターンホースから減圧弁
を介して攪拌装置(400)の供給口(130)に送ら
れたホットメルトは、別の供給管(315a)から送ら
れたガスと共に、本体内に送られる。その後一段目のギ
ヤポンプ(140)により、攪拌・混合される。その後
供給管(145)を介して二段目のギヤポンプ(14
1)に送られる。ここで(b)図に示すように、エアー
モータ(410)で駆動されるギヤ(160)を介して
一段目のギヤポンプ(140)はギヤ(161)で回転
し、二段目のギヤポンプ(141)はギヤ(162)で
回転する。このギヤ(162)は一段目のギヤ(16
1)より一割程度早く回転するような、歯数となってい
る。
を介して攪拌装置(400)の供給口(130)に送ら
れたホットメルトは、別の供給管(315a)から送ら
れたガスと共に、本体内に送られる。その後一段目のギ
ヤポンプ(140)により、攪拌・混合される。その後
供給管(145)を介して二段目のギヤポンプ(14
1)に送られる。ここで(b)図に示すように、エアー
モータ(410)で駆動されるギヤ(160)を介して
一段目のギヤポンプ(140)はギヤ(161)で回転
し、二段目のギヤポンプ(141)はギヤ(162)で
回転する。このギヤ(162)は一段目のギヤ(16
1)より一割程度早く回転するような、歯数となってい
る。
【0015】これにより供給管部(145)は負圧状態
となっている。ここにガス供給管(315b)よりガス
を供給する事により、ガスの注入が容易となる。ここで
(310)はホットメルトの流入を防止する逆止弁であ
る。その後ガスとホットメルトを二段目のギヤポンプで
攪拌・混合し発泡状態を更に向上させる。完全に発泡
(2〜3倍の発泡となる)したホットメルトは、出口
(150)より、本体のタンクに送られ、再度圧送され
てガンから吐出される。(450)は本体加熱保温用に
埋め込んだパイプヒータである。
となっている。ここにガス供給管(315b)よりガス
を供給する事により、ガスの注入が容易となる。ここで
(310)はホットメルトの流入を防止する逆止弁であ
る。その後ガスとホットメルトを二段目のギヤポンプで
攪拌・混合し発泡状態を更に向上させる。完全に発泡
(2〜3倍の発泡となる)したホットメルトは、出口
(150)より、本体のタンクに送られ、再度圧送され
てガンから吐出される。(450)は本体加熱保温用に
埋め込んだパイプヒータである。
【0016】第5図に全体構成および作用を示す。攪拌
装置(400)から送られた発泡ホットメルトは、本体
(50)のタンクに戻され、その後供給ホース(60)
よりガン(12)に送られる。この場合ホットメルトは
圧力10〜20Kg/cm2 で圧送される為、発泡したガ
スは更に微少径に圧縮される。その後ガン(12)によ
り大気中に吐出されると、圧力が開放されるので、瞬時
に膨張する。これにより体積が増大し、通常のホットメ
ルトの半分以下の使用量で充分な接着力が得られる発泡
ホットメルトとなる。
装置(400)から送られた発泡ホットメルトは、本体
(50)のタンクに戻され、その後供給ホース(60)
よりガン(12)に送られる。この場合ホットメルトは
圧力10〜20Kg/cm2 で圧送される為、発泡したガ
スは更に微少径に圧縮される。その後ガン(12)によ
り大気中に吐出されると、圧力が開放されるので、瞬時
に膨張する。これにより体積が増大し、通常のホットメ
ルトの半分以下の使用量で充分な接着力が得られる発泡
ホットメルトとなる。
【0017】ガンから吐出されなかったホットメルト
は、ふたたびリターンホース(260)に送られる。こ
こで減圧弁(300)により減圧された後、攪拌装置
(400)に供給され、以後同一サイクルを繰り返す。
ここで一度発泡されたホットメルトは、その後何度もガ
スとの攪拌・混合を繰り返すが、ホットメルト剤の粘度
等に応じた所定量のガスしか許容しないので、発泡率は
3倍程度で飽和状態となる。(320)は供給するガス
のボンベ、P3はボンベから供給するガスの減圧弁を示
す。なお本説明では、加熱保温用のヒータは本体(40
0)に設けたパイプヒータ(450)のみ説明したが、
これ以外にも各供給管、減圧弁、継手等にも帯状ヒータ
やその他のヒータを配してある。
は、ふたたびリターンホース(260)に送られる。こ
こで減圧弁(300)により減圧された後、攪拌装置
(400)に供給され、以後同一サイクルを繰り返す。
ここで一度発泡されたホットメルトは、その後何度もガ
スとの攪拌・混合を繰り返すが、ホットメルト剤の粘度
等に応じた所定量のガスしか許容しないので、発泡率は
3倍程度で飽和状態となる。(320)は供給するガス
のボンベ、P3はボンベから供給するガスの減圧弁を示
す。なお本説明では、加熱保温用のヒータは本体(40
0)に設けたパイプヒータ(450)のみ説明したが、
これ以外にも各供給管、減圧弁、継手等にも帯状ヒータ
やその他のヒータを配してある。
【0018】
【発明の効果】本発明は前記構成を有するため、次のよ
うな効果を奏する。 1.通常のホットメルト装置に後付けできる構成のた
め、容易にホットメルトの発泡体製造が行える。 2.エアーモータを駆動源とした構成のため、オーバヒ
ート等の心配が無い。また、ホットメルトの溶融粘度に
応じて回転する為、操業条件設定が容易である。 3.上下二段のギヤポンプによる攪拌・混合とし、更に
回転数変化による負圧部にガスを供給する為、発泡性能
が向上する。
うな効果を奏する。 1.通常のホットメルト装置に後付けできる構成のた
め、容易にホットメルトの発泡体製造が行える。 2.エアーモータを駆動源とした構成のため、オーバヒ
ート等の心配が無い。また、ホットメルトの溶融粘度に
応じて回転する為、操業条件設定が容易である。 3.上下二段のギヤポンプによる攪拌・混合とし、更に
回転数変化による負圧部にガスを供給する為、発泡性能
が向上する。
【図1】本発明装置の一実施形態の攪拌・混合部を示
し、(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。
し、(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。
【図2】本発明装置の全体構成図である。
【図3】従来のホットメルト製造装置を示す全体構成図
である。
である。
【図4】従来の別のホットメルト発泡体製造装置を示す
全体構成図である。
全体構成図である。
【図5】図4の一部であるギヤポンプ式発泡装置(10
0)を示し、(a)は側面断面図、(b)は平面断面図
である。
0)を示し、(a)は側面断面図、(b)は平面断面図
である。
12 吐出ガン 50 ホットメルト加熱溶融装置 60 供給ホース 400 混合装置 260、261 リターンホース
Claims (2)
- 【請求項1】ホットメルト溶接装置本体とホットメルト
吐出ガンとの間を送り出しホースとリターンホースとで
接続し、同リターンホースにホットメルトの混合攪拌装
置を介設したホットメルトの発泡体製造装置において、
ケーシングの内部に配設したホットメルトの通路に沿っ
て複数のギヤポンプを配設し、同ギヤポンプの回転駆動
をエアモータで行うとともに、同ギヤポンプ間のホット
メルトの通路にガス供給口を設けたことを特徴とするホ
ットメルトの発泡体製造装置。 - 【請求項2】 請求項1の装置において、上流側より下
流側のギヤポンプの回転速度を速くしてギヤポンプ間を
負圧にしてギヤポンプ間のホットメルトの通路にガスを
供給することを特徴とするホットメルトの発泡方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335162A JP2000160109A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | ホットメルトの発泡体製造装置及び発泡方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335162A JP2000160109A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | ホットメルトの発泡体製造装置及び発泡方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000160109A true JP2000160109A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18285471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10335162A Withdrawn JP2000160109A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | ホットメルトの発泡体製造装置及び発泡方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000160109A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006124783A1 (en) * | 2005-05-17 | 2006-11-23 | Nordson Corporation | Fluid dispenser with positive displacement pump |
WO2014143106A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Graco Minnesota Inc. | Variable orifice outlet assembly |
CN108855777A (zh) * | 2017-05-15 | 2018-11-23 | 苏州尚华智造自动化科技有限公司 | 灌胶装置 |
JP2020014989A (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | 日本製鉄株式会社 | 脱気ファインバブル液製造装置、脱気ファインバブル液製造方法、超音波処理装置及び超音波処理方法 |
WO2022118953A1 (ja) * | 2020-12-03 | 2022-06-09 | 株式会社スリーボンド | 発泡装置及び発泡方法 |
-
1998
- 1998-11-26 JP JP10335162A patent/JP2000160109A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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