JP2000159258A - バッグインボックス用充填口 - Google Patents
バッグインボックス用充填口Info
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- JP2000159258A JP2000159258A JP10336954A JP33695498A JP2000159258A JP 2000159258 A JP2000159258 A JP 2000159258A JP 10336954 A JP10336954 A JP 10336954A JP 33695498 A JP33695498 A JP 33695498A JP 2000159258 A JP2000159258 A JP 2000159258A
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Abstract
便なバッグインボックス用注出口を提供する。 【解決手段】 弾力性のある素材からなり下端のフラン
ジ15により内袋Pの孔に取り付けられる円筒状のスパ
ウト10と、このスパウト10の開口に嵌合固定される
硬質の雌コネクター20とで構成する。雌コネクター2
0は、雄コネクター挿入用の円筒状内面21とそれに連
なる底部に突き破り可能な薄膜Fを設けた液体通過孔2
2とを備える。スパウト10は、その内壁の下部から内
側上方に向けて凸状に延設されてその傾斜部に液体通過
孔を有すると共に頂部には嵌合固定された雌コネクター
20の液体通過孔22を下方から塞ぐ着座部17を備え
てなる弁18を一体成形する。弁18を一体成形したス
パウト10と雌コネクター20の2パーツを組み合わせ
るだけでよいことから、逆止弁機能がありながらも、構
造が簡単でコストの低いものとなる。
Description
の自動販売機やディスペンサーに供給するシロップ用容
器としてのバッグインボックスの技術分野に属するもの
である。
は、紙容器からの移し替えやステンレスタンクの交換に
より供給されていたが、最近になって、衛生面や製造工
程の合理化(タンクの洗浄など)の観点から、バッグイ
ンボックスが利用されるようになってきた。このような
バッグインボックスから内容液を取り出すに際しては、
内袋に取り付けた特殊な充填口の雌コネクターに取出し
用の雄コネクターを接続するが、雌コネクターの薄膜を
破って雄コネクターを一旦接続してしまうと、誤って雄
コネクターが外れてしまった時などにシロップがこぼれ
てしまうということがあった。この事態を解決するた
め、例えば実公平7−18614号公報に見られるよう
に、充填口に逆止弁機能を持たせたものが開発されてい
る。
フランジにより内袋の孔に取り付けられる円筒状のスパ
ウトと、このスパウトの開口に嵌合固定される雌コネク
ターとから構成されており、当該雌コネクターは雄コネ
クター挿入用の円筒状内面とそれに連なる底部に突き破
り可能な薄膜を設けた液体通過孔とを有し、雌コネクタ
ーの下部には液体通過孔を下方から塞ぐ着座部をもつ弁
を形成したキャップが螺合されている。すなわち、キャ
ップはエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂から
なる弾力性のあるもので、その下端周囲から内側上方に
向けて凸状に延設されてその傾斜部に液体通過孔を持つ
と共に頂部には嵌合固定された雌コネクターの液体通過
孔を下方から塞ぐ着座部を持つ弁が設けられている。
イプの充填口では、雌コネクターにその液体通過孔を塞
ぐための薄膜を設ける必要がある。このため、雌コネク
ターの液体通過孔を薄膜で塞いだ後で弁付きのキャップ
を取り付けることになる。また、弁には可撓性が必要で
あるため、雌コネクターと同じ材質に出来ないため、一
体成形することができない。このように、従来の充填口
では逆止弁機能を持たせるために雌コネクターに別パー
ツを組み付けた形態になっている。
れたものであり、その目的とするところは、逆止弁機能
がありながらも、コンパクトで簡便なバッグインボック
ス用充填口を提供することにある。
め、本発明のバッグインボックス用充填口は、弾力性の
ある素材からなり下端のフランジにより内袋の孔に取り
付けられる円筒状のスパウトと、このスパウトの開口に
嵌合固定される硬質の雌コネクターとからなり、当該雌
コネクターは、雄コネクター挿入用の円筒状内面とそれ
に連なる底部に突き破り可能な薄膜を設けた液体通過孔
とを備え、前記スパウトは、その内壁の下部から内側上
方に向けて凸状に延設されてその傾斜部に液体通過孔を
有すると共に頂部には嵌合固定された雌コネクターの液
体通過孔を下方から塞ぐ着座部を備えてなる弁を一体成
形したことを特徴とするものである。
施形態を説明する。
充填口の一例を示す断面図である。この図に示されるよ
うに、充填口は、円筒状のスパウト10と、このスパウ
ト10に取り付けられる雌コネクター20との組合せで
構成される。
うに円筒状で、雌コネクター20を嵌合固定するための
開口を有する筒状体11の外周には段ボール等の外箱の
厚さに合わせた取付け部を3つの輪状凸部12,13,
14によって形成している。さらに、最下端の輪状凸部
14には内袋Pに取り付けるためのフランジ15が連設
されている。一方、雌コネクター20は雄コネクター挿
入用の円筒状内面21とそれに連なる底部に突き破り可
能な薄膜Fを設けた液体通過孔22とを備えている。そ
して、スパウト10は、その内壁の下部から内側上方に
向けて凸状に延設されてその傾斜部に液体通過孔16を
有すると共に頂部には嵌合固定された雌コネクター20
の液体通過孔22を下方から塞ぐ着座部17を備えてな
る弁18が一体成形されている。
体(EVA)樹脂、低密度ポリエチレン(LDPE)、
線状低密度ポリエチレン(LLDPE)等を用いて成形
されており、全体に可撓性を有し、特に弁18は上から
押すことによって下方に撓むようになっている。一方、
雌コネクター20は線状低密度ポリエチレン(LLDP
E)等を用いて成形されており、スパウト10に比べる
と硬質なものになっている。したがって、スパウト10
に雌コネクター20を嵌合して固定すると、図1に示す
如く、スパウト10に一体成形された弁18の頂部にあ
る着座部17が雌コネクター20の液体通過孔22を下
方から弾力をもって塞ぐようになされている。
のようである。まず、充填工場において、バッグインボ
ックスの内袋Pにスパウト10から所定の内容液を充填
した後、そのスパウト10に雌コネクター20を嵌合固
定して密封する。そして、このように充填されたバッグ
インボックスから内容液を注出するには、図3に示す如
く雄コネクター30を雌コネクター20に押し込んで固
定する。ここで、雄コネクター30の先端部分31は、
雌コネクター20の薄膜Fを突き破るようにするため、
図示のように傾斜により尖った状態になっている。した
がって、雄コネクター30が雌コネクター20の円筒状
内面21に沿ってある程度挿入されると、雄コネクター
30の先端部分31が雌コネクター20の薄膜Fを突き
破り、さらに押し込むと、雄コネクター30の先端部分
31がスパウト10の弁18を徐々に押し下げながら、
雄コネクター30の輪状凸部32が雌コネクター20の
上面に当接するまで挿入され、図3に示すように弁18
が下方に向けて撓んだ状態になる。この注出状態で内容
液がスパウト10の液体通過孔16を通り、さらに雄コ
ネクター30の内部を通って取り出される。
クター30が外れた場合、雌コネクター20においては
薄膜Fが破れた流体通過孔22が露出しようとするが、
それと同時にスパウト10の弁18の撓みが戻り、その
弁18の着座部17が雌コネクター20の流体通過孔2
2を下方から塞いで閉止状態になる。
その薄膜を突き破る雄コネクターは上記の例で説明した
タイプに限定されるものではない。
ンボックス用充填口は、弾力性のある素材からなり下端
のフランジにより内袋の孔に取り付けられる円筒状のス
パウトと、このスパウトの開口に嵌合固定される硬質の
雌コネクターとからなり、当該雌コネクターは、雄コネ
クター挿入用の円筒状内面とそれに連なる底部に突き破
り可能な薄膜を設けた液体通過孔とを備え、前記スパウ
トは、その内壁の下部から内側上方に向けて凸状に延設
されてその傾斜部に液体通過孔を有すると共に頂部には
嵌合固定された雌コネクターの液体通過孔を下方から塞
ぐ着座部を備えてなる弁を一体成形した構成としたこと
により、弁を一体成形したスパウトと雌コネクターの2
パーツを組み合わせるだけでよいことから、逆止弁機能
がありながらも、構造が簡単でコストの低いものとな
る。
例を示す断面図である。
ある。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 弾力性のある素材からなり下端のフラン
ジにより内袋の孔に取り付けられる円筒状のスパウト
と、このスパウトの開口に嵌合固定される硬質の雌コネ
クターとからなり、当該雌コネクターは、雄コネクター
挿入用の円筒状内面とそれに連なる底部に突き破り可能
な薄膜を設けた液体通過孔とを備え、前記スパウトは、
その内壁の下部から内側上方に向けて凸状に延設されて
その傾斜部に液体通過孔を有すると共に頂部には嵌合固
定された雌コネクターの液体通過孔を下方から塞ぐ着座
部を備えてなる弁を一体成形したことを特徴とするバッ
グインボックス用充填口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33695498A JP4333972B2 (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | バッグインボックス用充填口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33695498A JP4333972B2 (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | バッグインボックス用充填口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000159258A true JP2000159258A (ja) | 2000-06-13 |
JP4333972B2 JP4333972B2 (ja) | 2009-09-16 |
Family
ID=18304162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33695498A Expired - Fee Related JP4333972B2 (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | バッグインボックス用充填口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4333972B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015164817A1 (en) * | 2014-04-24 | 2015-10-29 | Scholle Corporation | Dispensing system |
CN109178640A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-01-11 | 深圳市道中创新科技有限公司 | 带料包的容器 |
CN110053867A (zh) * | 2019-05-18 | 2019-07-26 | 长乐麦沃特信息科技有限公司 | 一种水桶 |
CN112357375A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-02-12 | 江苏威拉里新材料科技有限公司 | 一种金属粉真空收集装置 |
CN110053867B (zh) * | 2019-05-18 | 2024-05-31 | 南京旺德福外贸服饰有限公司 | 一种水桶 |
-
1998
- 1998-11-27 JP JP33695498A patent/JP4333972B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015164817A1 (en) * | 2014-04-24 | 2015-10-29 | Scholle Corporation | Dispensing system |
US9481495B2 (en) | 2014-04-24 | 2016-11-01 | Scholle Ipn Corporation | Dispensing system |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4333972B2 (ja) | 2009-09-16 |
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