JP2000158709A - 固体走査型光学記録装置 - Google Patents

固体走査型光学記録装置

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JP2000158709A
JP2000158709A JP34157698A JP34157698A JP2000158709A JP 2000158709 A JP2000158709 A JP 2000158709A JP 34157698 A JP34157698 A JP 34157698A JP 34157698 A JP34157698 A JP 34157698A JP 2000158709 A JP2000158709 A JP 2000158709A
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light emitting
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Hirohisa Kitano
博久 北野
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被記録媒体用の搬送機構との干渉なしに、記
録ムラのない高品位な画像を出力できる固体走査型光学
記録装置を提供する。 【解決手段】 記録信号に基づく独立駆動が可能な多数
の発光素子(11a)をアレイ状に有するPLZT光シャッ
ターアレイ(11)、発光素子(11a)を銀塩カラー感光紙(F)
に投影するロッドレンズアレイ(12)、受光センサー(13)
を有しアレイ方向に移動可能な光量検出ユニット(5)を
備えている。ロッドレンズアレイ(12)から銀塩カラー感
光紙(F)への光路を受光センサー(13)への光路に切り換
えるプリズム(14)を設け、切り換えられた光路の結像位
置に受光センサー(13)の受光面を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体走査型光学記録
装置に関するものであり、例えばフルカラープリンター
用の光プリントヘッドとして好適な固体走査型光学記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より知られている固体走査型のプリ
ントヘッドには、LED,PLZT,液晶,蛍光表示管
等の光記録用デバイスが用いられている。これらの光記
録用デバイスには多数の発光素子が整列配置されている
ため、各発光素子の性能バラツキによる記録ムラが発生
しやすいという問題がある。したがって、高品位な画像
を得るためには上記性能バラツキを補正する必要があ
る。またプリントヘッドには、結像光学系としてロッド
レンズアレイ(例えば日本板硝子社製セルフォックレン
ズ)が通常用いられている。このロッドレンズアレイに
は多数のレンズが整列配置されているため、各レンズの
性能バラツキによる記録ムラも無視することができな
い。したがって、上記各発光素子の性能バラツキと併せ
て補正する必要がある。
【0003】上記記録ムラが生じないようにするため
に、様々な方式のプリントヘッドが提案されている。し
かし、そのいずれの方式においても充分に記録ムラが解
消されているとはいえない。そこで本発明者は、プリン
トヘッドの性能を光学的に測定し、その測定結果に基づ
いて各発光素子の発光条件を決定する方式を提案した。
図15に、その方式が採用されたPLZTフルカラープ
リントヘッド(20)及びヘッド性能測定装置(30)の基本構
成を示す。
【0004】PLZTフルカラープリントヘッド(20)
は、ハロゲンランプ(21),熱線カットフィルター(22,2
3),照明ムラ除去部材(24),カラーホイール(25),光フ
ァイバーライトガイド(26),PLZT光シャッターアレ
イ(27)及びロッドレンズアレイ(28)を備えた、銀塩カラ
ー感光紙(F)を被記録媒体とするフルカラープリンター
用の光プリントヘッドである。一方、ヘッド性能測定装
置(30)は、PLZTフルカラープリントヘッド(20)から
発せられた光を画素毎に検出する装置であって、光量検
出ユニット(35),スライドガイド(36)及びモニター(37)
を備えている。
【0005】光量検出ユニット(35)は、スリットマスク
(31),拡散板(32),受光センサー(33)及びCCDカメラ
(34)を備え、スライドガイド(36)に沿って移動可能に構
成されている。受光センサー(33)は、スリットマスク(3
1)に形成されているスリット(31a)と拡散板(32)を介し
て、PLZTフルカラープリントヘッド(20)の光射出面
に受光面が対向するように配置されている。なお、CC
Dカメラ(34)及びモニター(37)は、銀塩カラー感光紙
(F)等の状態を観察するためのものであり、ヘッド性能
の測定には直接関係するものではない。
【0006】PLZTフルカラープリントヘッド(20)に
おいて、光源であるハロゲンランプ(21)から発せられた
白色光は、熱線カットフィルター(22,23)と照明ムラ除
去部材(24)を通って、高速で回転するカラーホイール(2
5)を透過する。カラーホイール(25)には、B(青),G
(緑),R(赤)の色光をそれぞれ透過させる3種類のダイ
クロイックフィルターが設けられているので、カラーホ
イール(25)からは時間的に順次切り換えられた色光(B
→G→R→B→…)が射出することになる。そして、採
光部が円柱状に束ねられたプラスチック製の光ファイバ
ーライトガイド(26)に入射して、輝度の高い直線状の照
明形状に変換される。直線状に変換された光は、PLZ
T光シャッターアレイ(27)を照明する。そして、露光用
のロッドレンズアレイ(28)を通って銀塩カラー感光紙
(F)上に到達する。
【0007】PLZT光シャッターアレイ(27)は、60μ
m程度の光変調素子(つまり発光素子)が400dpi程度のピ
ッチで配列されたアレイ状構造を有しており、入射光の
色に応じた画像情報に基づいて電気的に駆動制御される
ことにより、画素毎の選択的な光透過/遮光を行う。し
たがって、PLZT光シャッターアレイ(27)で変調され
た各色の光は、ロッドレンズアレイ(28)で銀塩カラー感
光紙(F)上に投影されながら時間順次で銀塩カラー感光
紙(F)を露光する。それと同時に、銀塩カラー感光紙(F)
が副走査方向{主走査方向(X)に対して垂直方向}に相対
移動する。このようにして、銀塩カラー感光紙(F)上に
2次元カラー画像が記録される。
【0008】上述した画像記録がPLZTフルカラープ
リントヘッド(20)によって行われる前に、PLZTフル
カラープリントヘッド(20)の性能がヘッド性能測定装置
(30)によって光学的に測定される。その測定は、光量検
出ユニット(35)を主走査方向(X)に移動させながら行わ
れる。ロッドレンズアレイ(28)から射出されスリット(3
1a)及び拡散板(32)を通過した光は、受光センサー(33)
の受光面に入射して、画素(ドット)毎の光量に応じた電
気信号に変換される。受光センサー(33)からの電気信号
は、不図示の処理回路で演算処理され、その演算結果に
基づいてPLZT光シャッターアレイ(27)の各発光素子
の発光条件が決定される。つまり、すべての画素の光量
がバラツキなく同じになるように、PLZT光シャッタ
ーアレイ(27)の各発光素子の出力が調整されるのであ
る。このようにして、前記記録ムラの原因となる前記性
能バラツキが補正されて、良好な画像を得ることができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方式(図
15)を採用すると、銀塩カラー感光紙(F)を搬送するた
めの機構が光量検出ユニット(35)に干渉するおそれがあ
る。つまり、受光センサー(33)で光学的な検出を行うに
は、銀塩カラー感光紙(F)が設置される位置(すなわち結
像位置)と同一の位置で受光センサー(33)を走査させる
必要があるため、プリンター本体の設計上何かと制限を
受けることになるのである。また、PLZTフルカラー
プリントヘッド(20)を長期にわたって使用すると、その
設置された環境によってはロッドレンズアレイ(28)の表
面にゴミが付着してしまい、著しく性能の劣化を引き起
こしてしまうおそれがある。したがって、常に安定した
性能を維持するための対策が必要となる。
【0010】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであって、被記録媒体用の搬送機構との干渉なし
に、記録ムラのない高品位な画像を出力できる固体走査
型光学記録装置を提供することを第1の目的とする。ま
た、露光用の結像光学系に付着したゴミを取り除くこと
によって常に安定した性能を維持できる固体走査型光学
記録装置を提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、第1の発明の固体走査型光学記録装置は、記
録信号に基づく独立した駆動が可能な多数の発光素子を
アレイ状に有する光記録用デバイスと、前記発光素子を
被記録媒体に投影する結像光学系と、前記各発光素子か
ら前記結像光学系を通って前記被記録媒体に入射する光
の光量を画素毎に検出するために、前記発光素子のアレ
イ方向に移動可能に構成された光量検出手段と、を備え
た固体走査型光学記録装置において、前記結像光学系か
ら前記被記録媒体への光路を前記結像光学系から前記光
量検出手段への光路に切り換える光路切り換え部材を設
け、該光路切り換え部材によって切り換えられた光路の
結像位置又はその近傍に前記光量検出手段の受光面が位
置するように構成したことを特徴とする。
【0012】前記第1の目的を達成するために、第2の
発明の固体走査型光学記録装置は、上記第1の発明の構
成において、前記光路切り換え部材によって切り換えら
れた光路の結像位置に光束規制用のスリットを設けたこ
とを特徴とする。
【0013】前記第1の目的を達成するために、第3の
発明の固体走査型光学記録装置は、記録信号に基づく独
立した駆動が可能な多数の発光素子をアレイ状に有する
光記録用デバイスと、前記発光素子を被記録媒体に投影
する結像光学系と、前記各発光素子から前記結像光学系
を通って前記被記録媒体に入射する光の光量を画素毎に
検出するために、前記発光素子のアレイ方向に移動可能
に構成された光量検出手段と、を備えた固体走査型光学
記録装置において、前記結像光学系から前記被記録媒体
への光路を前記結像光学系から前記光量検出手段への光
路に切り換える光路切り換え部材を設け、該光路切り換
え部材によって切り換えられた光路の結像位置又はその
近傍に採光部が位置するように光導波手段を設け、該光
導波手段の出光部に前記光量検出手段の受光面が位置す
るように構成したことを特徴とする。
【0014】前記第1の目的を達成するために、第4の
発明の固体走査型光学記録装置は、上記第3の発明の構
成において、前記光路切り換え部材によって切り換えら
れた光路の結像位置に光束規制用のスリットを設けたこ
とを特徴とする。
【0015】前記第1の目的を達成するために、第5の
発明の固体走査型光学記録装置は、記録信号に基づく独
立した駆動が可能な多数の発光素子をアレイ状に有する
光記録用デバイスと、前記発光素子を被記録媒体に投影
する結像光学系と、前記各発光素子から前記結像光学系
を通って前記被記録媒体に入射する光の光量を検出する
ための光量検出手段と、を備えた固体走査型光学記録装
置において、前記結像光学系から前記被記録媒体への光
路を前記結像光学系から前記光量検出手段への光路に切
り換える光路切り換え部材を設け、該光路切り換え部材
によって切り換えられた光路の結像位置又はその近傍に
採光部が位置するように光ファイバー束を設け、該光フ
ァイバー束の出光部に前記光量検出手段の受光面が位置
するように構成し、前記出光部及び前記光量検出手段の
位置を固定にするとともに、前記光量を画素毎に検出す
るために前記採光部及び前記光路切り換え部材を前記発
光素子のアレイ方向に移動可能に構成したことを特徴と
する。
【0016】前記第1の目的を達成するために、第6の
発明の固体走査型光学記録装置は、記録信号に基づく独
立した駆動が可能な多数の発光素子をアレイ状に有する
光記録用デバイスと、前記発光素子を被記録媒体に投影
する結像光学系と、前記各発光素子から前記結像光学系
を通って前記被記録媒体に入射する光の光量を画素毎に
検出するために、前記発光素子のアレイ方向に移動可能
に構成された光量検出手段と、を備えた固体走査型光学
記録装置において、前記結像光学系から前記被記録媒体
への光路を前記結像光学系から前記光量検出手段への光
路に切り換える光路切り換え部材を設け、前記光量検出
手段又はそれと共に移動する部材が所定の基準面に当接
しながら移動するように構成したことを特徴とする。
【0017】前記第1の目的を達成するために、第7の
発明の固体走査型光学記録装置は、上記第6の発明の構
成において、さらに、前記光量検出手段を移動させるタ
イミングベルトを設け、該タイミングベルトのねじれ状
態の復元力によって、前記光量検出手段又はそれと共に
移動する部材が前記基準面に当接するように構成したこ
とを特徴とする。
【0018】前記第2の目的を達成するために、第8の
発明の固体走査型光学記録装置は、記録信号に基づく独
立した駆動が可能な多数の発光素子をアレイ状に有する
光記録用デバイスと、前記発光素子を被記録媒体に投影
する結像光学系と、前記各発光素子から前記結像光学系
を通って前記被記録媒体に入射する光の光量を画素毎に
検出するために、前記発光素子のアレイ方向に移動可能
に構成された光量検出手段と、を備えた固体走査型光学
記録装置において、前記光量検出手段と共に移動しなが
ら前記結像光学系の表面を清掃する清掃部材を設けたこ
とを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した固体走査
型光学記録装置を、図面を参照しつつ説明する。なお、
実施の形態相互で同一の部分や相当する部分には同一の
符号を付して重複説明を適宜省略する。
【0020】《第1の実施の形態(図1〜図4)》図1に
第1の実施の形態の外観概略構成を示し、図2にその要
部断面構成を示す。さらに、その要部断面構成を図3,
図4に拡大して示す。第1の実施の形態は、図1に示す
ように、ハロゲンランプ(1),防熱フィルター(2),光フ
ァイバーライトガイド(3),ヘッド本体(4),光量検出ユ
ニット(5),モーター(6),スライドガイド(7)及びタイ
ミングベルト(8)を備えた、銀塩カラー感光紙(F)を被記
録媒体とするPLZTフルカラープリントヘッドであ
る。
【0021】図2,図3に示すように、ヘッド本体(4)
は、PLZT光シャッターアレイ(11)及びロッドレンズ
アレイ(12)、並びにPLZT光シャッターアレイ(11)用
の駆動回路(10)を備えている。PLZT光シャッターア
レイ(11)は、記録信号に基づく独立した駆動が可能な多
数の発光素子(11a)をアレイ状に有する光記録用デバイ
スである。またロッドレンズアレイ(12)は、発光素子(1
1a)を銀塩カラー感光紙(F)に投影する露光用の結像光学
系である。
【0022】光量検出ユニット(5)は、電気信号処理回
路(9),受光センサー(13)及びプリズム(14)を備えてい
る。受光センサー(13)は、各発光素子(11a)からロッド
レンズアレイ(12)を通って銀塩カラー感光紙(F)に入射
する光の光量を検出する光量検出手段(例えばホトダイ
オード)である。そして、その光量を画素毎に検出する
ために、発光素子(11a)のアレイ方向{すなわち主走査方
向(X)}に略等速度で移動可能に構成されている。つま
り、受光センサー(13)を内蔵している光量検出ユニット
(5)が、モーター(6)によって駆動されるタイミングベル
ト(8)に固定されており、スライドガイド(7)に沿って移
動する構成となっているのである。なお図4中、13aは
受光面、13bはコネクタである。
【0023】電気信号処理回路(9)は、受光センサー(1
3)からの電気信号を演算処理する回路であり、フレキシ
ブルな電線(不図示)でヘッド本体(4)内の駆動回路(10)
と接続されている。ロッドレンズアレイ(12)と銀塩カラ
ー感光紙(F)との間に設けられているプリズム(14)は、
ロッドレンズアレイ(12)から銀塩カラー感光紙(F)への
光路をロッドレンズアレイ(12)から受光センサー(13)へ
の光路に切り換える光路切り換え部材である。プリズム
(14)の斜面(14a)はミラーコートされた反射面となって
おり、この反射面によって光路の切り換えが行われる。
そして、プリズム(14)によって切り換えられた光路の結
像位置(結像位置近傍でもよい。)に、受光センサー(13)
の受光面(13a)が位置するように構成されている。な
お、プリズム(14)の代わりに反射ミラーを用いてもよ
い。
【0024】光源であるハロゲンランプ(1)から発せら
れた白色光は、防熱フィルター(2)を通過した後、光フ
ァイバーライトガイド(3)でヘッド本体(4)に導入され
る。図1〜図4中では省略されているが、ヘッド本体
(4)にはカラーホイールや光ファイバーライトガイド
が、前述した従来例(図15)と同様に内蔵されている。
高速で回転するカラーホイールには、B(青),G(緑),
R(赤)の色光をそれぞれ透過させる3種類のダイクロイ
ックフィルターが設けられている。したがって、カラー
ホイールからは時間的に順次切り換えられた色光(B→
G→R→B→…)が射出することになる。そして、採光
部が円柱状に束ねられたプラスチック製の光ファイバー
ライトガイドに入射して、輝度の高い直線状の照明形状
に変換される。直線状に変換された光は、PLZT光シ
ャッターアレイ(11)を照明し、ロッドレンズアレイ(12)
を通って銀塩カラー感光紙(F)上に到達する。
【0025】PLZT光シャッターアレイ(11)は、60μ
m程度の発光素子(11a)(つまり光変調素子)が400dpi程
度のピッチで配列されたアレイ状構造を有しており、入
射光の色に応じた画像情報に基づいて電気的に駆動制御
されることにより、画素毎の選択的な光透過/遮光を行
う。したがって、PLZT光シャッターアレイ(11)で変
調された各色の光は、ロッドレンズアレイ(12)で銀塩カ
ラー感光紙(F)上に投影されながら時間順次で銀塩カラ
ー感光紙(F)を露光する。それと同時に、銀塩カラー感
光紙(F)が副走査方向(Y){主走査方向(X)に対して垂直方
向}に相対移動する。このようにして、銀塩カラー感光
紙(F)上に2次元カラー画像が記録される。なお、画像
記録が行われている間、光量検出ユニット(5)は画像形
成領域外の初期位置(P1)に退避している(図1)。
【0026】上述した画像記録が行われる前に、ヘッド
性能が光学的に測定される。その測定は、タイミングベ
ルト(8)をモーター(6)で駆動することにより、光量検出
ユニット(5)を主走査方向(X)に移動させながら行われ
る。ロッドレンズアレイ(12)から射出した光はプリズム
(14)で反射され、受光センサー(13)の受光面(13a)に入
射して、画素(ドット)毎の光量に応じた電気信号に変換
される。受光センサー(13)からの電気信号は、電気信号
処理回路(9)で演算処理され、その演算結果に基づいて
各発光素子(11a)の発光条件が決定される。つまり、す
べての画素の光量がバラツキなく同じになるように、駆
動回路(10)によってPLZT光シャッターアレイ(11)の
各発光素子(11a)の出力が調整されるのである。このよ
うにして前記記録ムラの原因となる性能バラツキが補正
されて、記録ムラのない高品位な画像出力により良好な
画像を得ることができる。また、プリズム(14)によって
光路が切り換えられるため、銀塩カラー感光紙(F)用の
搬送機構との干渉を避けることができる。
【0027】《第2の実施の形態(図5,図6)》図5に
第2の実施の形態の要部断面構成を拡大して示し、図6
に第2の実施の形態に用いられているスリットマスク(1
5)及びその取り付け状態を示す。図6(A)はスリットマ
スク(15)を正面側から見た状態を示しており、図6(B)
はスリットマスク(15)を側面側から見た状態を示してい
る。第2の実施の形態の特徴は、前記第1の実施の形態
(図1〜図4)の構成において、プリズム(14)によって切
り換えられた光路の結像位置に光束規制用のスリット(1
5a)を設けた点にある。
【0028】スリットマスク(15)には、幅x=0.1mm,長
さy=2mmのスリット(15a)が設けられており、スリット(1
5a)で光束規制された光のみが結像位置近傍の受光面(13
a)に入射する。受光センサー(13)の受光面(13a)は面積
が広いので、受光光束を規制しないと前記性能バラツキ
を高い感度で検出することができない。本実施の形態の
ようにスリットマスク(15)を用いて発光素子(11a)のサ
イズに応じた光束規制を行えば、性能バラツキの検出感
度を上げることができる。
【0029】《第3の実施の形態(図7)》図7に、第3
の実施の形態の要部断面構成を示す。第3の実施の形態
の特徴は、前記第1の実施の形態(図1〜図4)の構成に
おいて、プリズム(14)から受光センサー(13)に光を導く
光ファイバー束(16)を設けた点にある。つまり、プリズ
ム(14)によって切り換えられた光路の結像位置(結像位
置近傍でもよい。)に採光部(16a)が位置するように光フ
ァイバー束(16)を設け、光ファイバー束(16)の出光部(1
6b)に受光面(13a)が位置するように構成している。ロッ
ドレンズアレイ(12)と銀塩カラー感光紙(F)との間隔は
狭いので(7〜8mm程度)、その狭い間隔に受光センサー(1
3)を配置するよりも、スペース的に余裕のある所に受光
センサー(13)を配置する方が望ましい。本実施の形態で
は、受光センサー(13)よりも細い光ファイバー束(16)を
光導波手段として用いて、プリズム(14)から受光センサ
ー(13)に光を導くことにより、スペースの有効利用を図
っている。
【0030】《第4の実施の形態(図8)》図8に、第4
の実施の形態の要部断面構成を示す。第4の実施の形態
の特徴は、前記第3の実施の形態(図7)の構成におい
て、光ファイバー束(16)の採光部(16a)にスリットマス
ク(15)を設けた点にある。つまり、プリズム(14)によっ
て切り換えられた光路の結像位置にスリットマスク(15)
を設け、更にその結像位置近傍に採光部(16a)が位置す
るように光ファイバー束(16)を設け、光ファイバー束(1
6)の出光部(16b)に受光面(13a)が位置するように構成し
ている。スリットマスク(15)にはスリット(15a)が形成
されており(図6)、第2の実施の形態と同様、スリット
(15a)での光束規制によって性能バラツキの検出感度を
上げることができる。
【0031】《第5の実施の形態(図9)》図9に、第5
の実施の形態の要部断面構成を示す。受光センサー(13)
及び電気信号処理回路(9)が、前記第3の実施の形態(図
7)では主走査方向(X)に移動可能な光量検出ユニット
(5)内に配置されているのに対し、第5の実施の形態で
は位置固定のヘッド本体(4)内に配置されている。光量
検出ユニット(5)内のプリズム(14)とヘッド本体(4)内の
受光センサー(13)とは、フレキシブルな光ファイバー束
(16)で接続されているので、採光部(16a)及びプリズム
(14)は移動可能であり、出光部(16b)及び受光センサー
(13)は位置固定である。ただし、採光部(16a)が前記結
像位置に位置し、出光部(16b)が受光面(13a)に位置する
ように光ファイバー束(16)が設けられている点では、第
3の実施の形態と同様である。
【0032】本実施の形態によれば、可動の光量検出ユ
ニット(5)から位置固定のヘッド本体(4)へのデータの伝
送を光ファイバー束(16)で行う構成となっているため、
電気信号処理回路(9)と駆動回路(10)とをフレキシブル
な電線で接続する必要がない。したがって、受光センサ
ー(13),電気信号処理回路(9)及び駆動回路(10)を同一
基板に配置することが可能である。また、光量検出ユニ
ット(5)の軽量・小型化が可能になるため、光量検出ユ
ニット(5)の移動に関して省電力化を達成することがで
きる。
【0033】《第6の実施の形態(図10)》図10に、
第6の実施の形態の要部断面構成を示す。第6の実施の
形態の特徴は、前記第1の実施の形態(図1〜図4)の構
成において、受光センサー(13)を内蔵している光量検出
ユニット(5)が、ヘッド本体(4)の基準面(S0)に当接しな
がら移動するように構成した点にある。光量検出ユニッ
ト(5)の移動中、受光センサー(13)の受光面(13a)を前記
結像位置(又はその近傍)に正確に位置させるには、ヘッ
ド本体(4)に対して光量検出ユニット(5)を正確に位置決
めする必要がある。本実施の形態では、光量検出ユニッ
ト(5)を基準面(S0)に当接させながら移動させることに
よりこれを達成している。
【0034】光量検出ユニット(5)のヘッド本体(4)側上
部にはボール(18)とスプリング(19)が設けられており、
光量検出ユニット(5)のヘッド本体(4)側下部にはボール
ベアリング(17)が当接部材として設けられている。光量
検出ユニット(5)は、スライドガイド(7)を中心とした回
転方向(図10において右回り方向)にスプリング(19)で
付勢されており、この付勢力によってボールベアリング
(17)が基準面(S0)に当接する。光量検出ユニット(5)の
移動中、ボールベアリング(17)の当接状態はスプリング
(19)の付勢力によって維持されるため、ヘッド本体(4)
と光量検出ユニット(5)との相対位置{つまり、結像位置
に対する受光面(13a)位置}は常に一定に保たれる。
【0035】《第7の実施の形態(図11)》図11に、
第7の実施の形態の要部外観構成を示す。第7の実施の
形態では、上記第6の実施の形態(図10)の構成におけ
るコイル状のスプリング(19)の代わりに、L字状のスプ
リング(19A)が付勢手段として用いられている。また、
光量検出ユニット(5)は、2本のスライドガイド(7A)で
支持された上部(5a)と、前記プリズム(14)等を内蔵する
下部(5b)と、上部(5a)に対して下部(5b)を回動自在に連
結する軸(5c)と、で構成されている。光量検出ユニット
(5)の上部(5a)には突起(18A)が設けられており、光量検
出ユニット(5)の下部(5b)には突起(18B)が設けられてい
る。突起(18A,18B)に係止されているスプリング(19A)に
よって、光量検出ユニット(5)の下部(5b)が付勢され
て、ボールベアリング(17)が基準面(S0)に当接する。光
量検出ユニット(5)の移動中、ボールベアリング(17)の
当接状態はスプリング(19A)の付勢力によって維持され
るため、ヘッド本体(4)と光量検出ユニット(5)との相対
位置{つまり、結像位置に対する受光面(13a)位置}は常
に一定に保たれる。
【0036】《第8の実施の形態(図12)》図12に、
第8の実施の形態の要部断面構成を示す。第8の実施の
形態の特徴は、上記第6の実施の形態(図10)の構成に
おいてボール(18)とスプリング(19)を用いる代わりに、
タイミングベルト(8)のねじれ状態の復元力によって光
量検出ユニット(5)が基準面(S0)に当接するように構成
した点にある。光量検出ユニット(5)は、その上部に傾
斜面(S1)が形成されており、傾斜面(S1)でタイミングベ
ルト(8)の片側と固定されている。
【0037】タイミングベルト(8)の片側を傾斜面(S1)
に固定すると、タイミングベルト(8)は片側でねじれた
状態となり、タイミングベルト(8)の復元力によって光
量検出ユニット(5)が付勢される。スライドガイド(7)を
中心とした回転方向(図12において右回り方向)の付勢
力によって、ボールベアリング(17)が基準面(S0)に当接
する。光量検出ユニット(5)の移動中、ボールベアリン
グ(17)の当接状態はタイミングベルト(8)の復元力によ
って維持されるため、ヘッド本体(4)と光量検出ユニッ
ト(5)との相対位置{つまり、結像位置に対する受光面(1
3a)位置}は常に一定に保たれる。なお、第1の実施の形
態(図3)でも同様のねじれ構成が採用されている。
【0038】《第9の実施の形態(図13,図14)》図
13に、第9の実施の形態の要部外観構成を示す。図1
3(A)は光量検出ユニット(5)を背面側から見た状態を示
しており、図13(B)は光量検出ユニット(5)を側面側か
ら見た状態を示している。第8の実施の形態の特徴は、
前記第7の実施の形態(図11)の構成において、光量検
出ユニット(5)の下部(5b)に清掃部材(41)を設け、清掃
部材(41)が受光センサー(13)とともに移動しながらロッ
ドレンズアレイ(12)の表面を清掃するように構成した点
にある。なお、図13中、破線(L)はロッドレンズアレ
イ(12)のレンズ面位置を示している。
【0039】図14に、清掃部材(41)の動作を示す。図
14(A)は清掃時の状態{光量検出ユニット(5)の往路で
の状態}を示しており、図14(B)は退避時の状態{光量
検出ユニット(5)の復路での状態}を示している。清掃部
材(41)は、軸(41a),当接部(41b)及びフェルト(41c)を
備えており、清掃部材(41)は軸(41a)を中心とする回転
方向(図14において左回り方向)に付勢されている。ヘ
ッド性能の測定動作が開始されるまで、光量検出ユニッ
ト(5)は図1中の初期位置(P1)に退避しており、図14
(B)はその初期位置(P1)での状態を示している。
【0040】ヘッド性能の測定動作が開始されると、手
動操作又は自動制御によってスイッチ部材(40)が光量検
出ユニット(5)の下部(5b)から引き出される。すると、
前記付勢力により清掃部材(41)が軸(41a)を中心に回転
して(図14において左回り)、フェルト(41c)がレンズ
面位置(L)に達し、図14(A)の状態となる。図14(A)
の状態で光量検出ユニット(5)が主走査方向(X)に移動し
ながら、ヘッド性能の測定{つまり、各発光素子(11a)の
出力調整用データの取り込み}が行われ、それと同時に
ロッドレンズアレイ(12)の表面がフェルト(41c)で清掃
される。
【0041】図1に示すUターン位置(P2)まで光量検出
ユニット(5)が移動すると、スイッチ部材(40)がヘッド
本体(4)の外壁に当接して光量検出ユニット(5)の下部(5
b)内に押し込まれる。そして、当接部(41b)がスイッチ
部材(40)の先端で押されて、清掃部材(41)が軸(41a)を
中心に回転する(図14において右回り)。この清掃部材
(41)の回転により、フェルト(41c)がレンズ面位置(L)か
ら離れて、図14(B)の状態となる。光量検出ユニット
(5)は、図14(B)の状態のまま主走査方向(X)に移動し
て初期位置(P1)に戻る。ロッドレンズアレイ(12)の表面
(L)からフェルト(41c)を離した状態で光量検出ユニット
(5)を初期位置(P1)に戻すのは、往路でフェルト(41c)に
付着した汚れが復路でレンズ表面(L)に付くのを防止す
るためである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように第1〜第7の発明に
よれば、光路切り換え部材によって被記録媒体用の搬送
機構との干渉を避けるとともに、記録ムラのない高品位
な画像出力が可能となる。また第8の発明によれば、清
掃部材によって露光用の結像光学系に付着したゴミを取
り除くことができるため、常に安定した性能を維持する
が可能になるとともに、記録ムラのない高品位な画像出
力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の外観概略構成を示す斜視
図。
【図2】第1の実施の形態の要部概略構成を示す断面
図。
【図3】第1の実施の形態の要部構成を示す断面図。
【図4】第1の実施の形態の要部構成を示す拡大断面
図。
【図5】第2の実施の形態の要部構成を示す拡大断面
図。
【図6】第2の実施の形態に用いられているスリットマ
スクとその取り付け状態を示す図。
【図7】第3の実施の形態の要部構成を示す断面図。
【図8】第4の実施の形態の要部構成を示す断面図。
【図9】第5の実施の形態の要部構成を示す断面図。
【図10】第6の実施の形態の要部構成を示す断面図。
【図11】第7の実施の形態の要部構成を示す側面図。
【図12】第8の実施の形態の要部構成を示す断面図。
【図13】第9の実施の形態の要部構成を示す外観図。
【図14】第9の実施の形態に用いられている清掃部材
の動作を示す断面図。
【図15】従来のPLZTフルカラープリントヘッド及
びヘッド性能測定装置の基本構成を示す模式図。
【符号の説明】
4 …ヘッド本体 5 …光量検出ユニット 7 …スライドガイド 8 …タイミングベルト 11 …PLZT光シャッターアレイ(光記録用デバイス) 11a …発光素子 12 …ロッドレンズアレイ(結像光学系) 13 …受光センサー(光量検出手段) 14 …プリズム(光路切り換え部材) 15 …スリットマスク 15a …スリット 16 …光ファイバー束(光導波手段) 17 …ボールベアリング 19 …スプリング 40 …スイッチ部材 41 …清掃部材 41c …フェルト S0 …基準面 S1 …傾斜面 F …銀塩カラー感光紙 L …レンズ面位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録信号に基づく独立した駆動が可能な
    多数の発光素子をアレイ状に有する光記録用デバイス
    と、前記発光素子を被記録媒体に投影する結像光学系
    と、前記各発光素子から前記結像光学系を通って前記被
    記録媒体に入射する光の光量を画素毎に検出するため
    に、前記発光素子のアレイ方向に移動可能に構成された
    光量検出手段と、を備えた固体走査型光学記録装置にお
    いて、 前記結像光学系から前記被記録媒体への光路を前記結像
    光学系から前記光量検出手段への光路に切り換える光路
    切り換え部材を設け、該光路切り換え部材によって切り
    換えられた光路の結像位置又はその近傍に前記光量検出
    手段の受光面が位置するように構成したことを特徴とす
    る固体走査型光学記録装置。
  2. 【請求項2】 前記光路切り換え部材によって切り換え
    られた光路の結像位置に光束規制用のスリットを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の固体走査型光学記録装
    置。
  3. 【請求項3】 記録信号に基づく独立した駆動が可能な
    多数の発光素子をアレイ状に有する光記録用デバイス
    と、前記発光素子を被記録媒体に投影する結像光学系
    と、前記各発光素子から前記結像光学系を通って前記被
    記録媒体に入射する光の光量を画素毎に検出するため
    に、前記発光素子のアレイ方向に移動可能に構成された
    光量検出手段と、を備えた固体走査型光学記録装置にお
    いて、 前記結像光学系から前記被記録媒体への光路を前記結像
    光学系から前記光量検出手段への光路に切り換える光路
    切り換え部材を設け、該光路切り換え部材によって切り
    換えられた光路の結像位置又はその近傍に採光部が位置
    するように光導波手段を設け、該光導波手段の出光部に
    前記光量検出手段の受光面が位置するように構成したこ
    とを特徴とする固体走査型光学記録装置。
  4. 【請求項4】 前記光路切り換え部材によって切り換え
    られた光路の結像位置に光束規制用のスリットを設けた
    ことを特徴とする請求項3記載の固体走査型光学記録装
    置。
  5. 【請求項5】 記録信号に基づく独立した駆動が可能な
    多数の発光素子をアレイ状に有する光記録用デバイス
    と、前記発光素子を被記録媒体に投影する結像光学系
    と、前記各発光素子から前記結像光学系を通って前記被
    記録媒体に入射する光の光量を検出するための光量検出
    手段と、を備えた固体走査型光学記録装置において、 前記結像光学系から前記被記録媒体への光路を前記結像
    光学系から前記光量検出手段への光路に切り換える光路
    切り換え部材を設け、該光路切り換え部材によって切り
    換えられた光路の結像位置又はその近傍に採光部が位置
    するように光ファイバー束を設け、該光ファイバー束の
    出光部に前記光量検出手段の受光面が位置するように構
    成し、前記出光部及び前記光量検出手段の位置を固定に
    するとともに、前記光量を画素毎に検出するために前記
    採光部及び前記光路切り換え部材を前記発光素子のアレ
    イ方向に移動可能に構成したことを特徴とする固体走査
    型光学記録装置。
  6. 【請求項6】 記録信号に基づく独立した駆動が可能な
    多数の発光素子をアレイ状に有する光記録用デバイス
    と、前記発光素子を被記録媒体に投影する結像光学系
    と、前記各発光素子から前記結像光学系を通って前記被
    記録媒体に入射する光の光量を画素毎に検出するため
    に、前記発光素子のアレイ方向に移動可能に構成された
    光量検出手段と、を備えた固体走査型光学記録装置にお
    いて、 前記結像光学系から前記被記録媒体への光路を前記結像
    光学系から前記光量検出手段への光路に切り換える光路
    切り換え部材を設け、前記光量検出手段又はそれと共に
    移動する部材が所定の基準面に当接しながら移動するよ
    うに構成したことを特徴とする固体走査型光学記録装
    置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記光量検出手段を移動させる
    タイミングベルトを設け、該タイミングベルトのねじれ
    状態の復元力によって、前記光量検出手段又はそれと共
    に移動する部材が前記基準面に当接するように構成した
    ことを特徴とする請求項6記載の固体走査型光学記録装
    置。
  8. 【請求項8】 記録信号に基づく独立した駆動が可能な
    多数の発光素子をアレイ状に有する光記録用デバイス
    と、前記発光素子を被記録媒体に投影する結像光学系
    と、前記各発光素子から前記結像光学系を通って前記被
    記録媒体に入射する光の光量を画素毎に検出するため
    に、前記発光素子のアレイ方向に移動可能に構成された
    光量検出手段と、を備えた固体走査型光学記録装置にお
    いて、 前記光量検出手段と共に移動しながら前記結像光学系の
    表面を清掃する清掃部材を設けたことを特徴とする固体
    走査型光学記録装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6720986B2 (en) * 2000-10-16 2004-04-13 Citizen Watch Co., Ltd. Optical printer device that forms color images
JP2006218656A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2008018674A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2008018686A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Murata Mach Ltd 画像形成装置

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JP4547679B2 (ja) * 2006-07-14 2010-09-22 村田機械株式会社 画像形成装置
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