JP2000157779A - 洗濯装置 - Google Patents

洗濯装置

Info

Publication number
JP2000157779A
JP2000157779A JP10335713A JP33571398A JP2000157779A JP 2000157779 A JP2000157779 A JP 2000157779A JP 10335713 A JP10335713 A JP 10335713A JP 33571398 A JP33571398 A JP 33571398A JP 2000157779 A JP2000157779 A JP 2000157779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clothes
washing
inner body
water
partition plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10335713A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Nakai
正樹 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujicar Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Fujicar Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujicar Manufacturing Co Ltd filed Critical Fujicar Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10335713A priority Critical patent/JP2000157779A/ja
Publication of JP2000157779A publication Critical patent/JP2000157779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯に係る衣料の内胴からの取り出しを円滑
且つ容易に行うことができる洗濯装置を提供することを
第一の課題とし、併せて、複数区画された内胴内に衣料
を均等に投入することができる洗濯装置を提供すること
を第二の課題とする。 【解決手段】 本発明に係る洗濯装置は、洗濯槽内に水
平軸で回転可能に支持され、多数の開孔3a、…を有す
る仕切板3で複数区画に仕切られた内胴1と、該内胴1
を回転させるための回転駆動手段15と、該回転駆動手
段15による内胴1の回転を停止させるためのブレーキ
機構15bとを備え、内胴1を回転、停止制御して衣料
の洗濯を行う一方、衣料を内胴1から出し入れする際に
は、前記ブレーキ機構15bの作動が解除されるよう構
成してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄水により衣料
をクリーニングする洗濯装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、洗濯槽の内部に水平軸にて回転可能な内胴を支持
し、水に洗剤、加工剤を加えて洗浄水として給水路から
給水し、内胴内に投入された衣料をビーダで持ち上げて
落下する際のたたき力による機械的作用で衣料の汚れを
落とすという方法を採用した、例えば、特開平6−15
4462号公報、あるいは特開平8−164292号公
報で開示された洗濯装置が公知である。
【0003】そして、最近では洗浄水には衣料の収縮性
のため適さない、いわゆるドライマーク衣料であってド
ライクリーニングによる洗濯を指定するマークを付した
ものを従来の洗濯装置でも洗濯できるようにしようとす
る試みが行われており、本願に先立ち、特願平9−15
5342号に係る洗濯装置が開発された。
【0004】かかる洗濯装置は、水平軸にて回転可能な
内胴を内部に支持した洗濯槽に洗浄水の給水路と排水路
を接続し、内胴内を多数の開孔を有する仕切板で複数区
画に仕切り、洗濯槽に水量を検出する水量検出器からの
検出信号により水量を所定量に制限して貯水し、内胴の
回転位置を検出する位置検出器と内胴の回転速度を検出
する回転検出器の検出信号により回転による機械的な衝
撃力で衣料に収縮の影響を与えない回転速度で内胴を回
転、停止制御する制御部を備えることで、ドライマーク
衣料であっても洗浄水で洗濯でき、しかも、内胴内に所
要量の衣料を投入しても衣料が絡みつくことなく、高効
率且つ十分に洗濯できるのである。
【0005】ところで、かかる洗濯装置によれば、内胴
が仕切板で複数区画に仕切られ、複数の衣料が各々の区
画に分散された状態で洗濯が行われるため、洗濯を終え
た後は各々の区画から衣料を取り出すことが必要とな
る。この時、従来の洗濯装置と同様、内胴の決まった位
置(内胴の最低位置)から衣料を取り出すことができた
ならば、作業者の負担は軽減されるはずである。
【0006】また、洗濯に当たって衣料を内胴に投入す
る際に、該衣料を各々の区画に均等に分散させることが
できれば、内胴にかかる偏荷重が防止されて、内胴の円
滑な回転が得られ、装置への負担軽減、洗濯時の発生騒
音の低減を図ることができるのである。
【0007】そこで、本発明はこのような要請に基づき
なされたもので、洗濯に係る衣料の内胴からの取り出し
を円滑且つ容易に行うことができる洗濯装置を提供する
ことを第一の課題とし、併せて、複数区画された内胴に
衣料を均等に分散して投入することができる洗濯装置を
提供することを第二の課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明に係る洗濯装置は、洗濯槽内に水平軸で回転可能
に支持され、多数の開孔3a、…を有する仕切板3で複
数区画に仕切られた内胴1と、該内胴1を回転させるた
めの回転駆動手段15と、該回転駆動手段15による内
胴1の回転を停止させるためのブレーキ機構15bとを
備え、内胴1を回転、停止制御して衣料の洗濯を行う一
方、衣料を内胴1から出し入れする際には、前記ブレー
キ機構15bの作動が解除されるよう構成してなること
を特徴とする。
【0009】上記構成からなる洗濯装置は、仕切板3に
よって複数に分散された衣料を内胴1の1箇所から取り
出すことが可能になる構成となっている。即ち、洗濯が
終わり、ブレーキ機構15bの作動が解除されたなら
ば、内胴1は、衣料の重量バランスにより一の区画内の
衣料が内胴1の最低位置に位置するように回転するの
で、作業者はその内胴1の最低位置から一の区画内の衣
料を取り出す。
【0010】さすれば、内胴1全体の重量バランスが崩
れ、二の区画内の衣料が内胴1の最低位置に位置するよ
うに回転することとなり、作業者はその内胴1の最低位
置から二の区画内の衣料を取り出すことができる。
【0011】このようにして、衣料の自重により順次そ
れぞれの区画内の衣料が内胴1の最低位置に移動するた
め、作業者は内胴1の最低位置から全ての衣料を取り出
すことが可能となるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る洗濯装置の一
実施形態について、以下説明する。
【0013】図1に示す如く、本実施形態に係る洗濯装
置は、水を貯留する外胴4内に設けた内胴1を水平な回
転軸で回転自在に支持し、該回転軸に連結された図示し
ない電動機により回転駆動するように構成されている。
前記内胴1には多数の開孔3a、…を有する仕切板3が
内胴1内を二つに均等に区画する仕切りとして設けら
れ、また、内胴1の内周面には適宜位置に複数のビーダ
2(本実施形態では2箇所)が設けられている。
【0014】前記外胴4の上部には水を供給するための
給水ノズル8が設けられ、下方には排水を行う排水管9
とその排水路に排水弁6とが設けられ、排水管9の端部
から排出された水等は排水溝14に放出される。前記給
水ノズル8には給水路が接続され、この給水路の途中に
設けた給水ポンプ7によりその上流側に接続された貯水
槽5から必要な水が圧送、供給されるようになってい
る。前記貯水槽5には水供給路に設けた給水弁12によ
り水が送り込まれて貯水される。
【0015】また、前記外胴4の側部には洗剤用及び加
工剤用の配管が接続され、洗剤、加工剤は洗剤用タンク
10a、加工剤用タンク10bから供給ポンプ11a、
11bにより定量が外胴4内に供給される。そして、外
胴4に供給された洗剤・加工剤は、給水ノズル8から供
給された外胴4内の水により希釈される。尚、洗剤は洗
濯時に使用され、加工剤はすすぎ時に使用される。
【0016】また、図2に示す如く、前記外胴4を貫通
して回転軸3xが軸受により回転自在に支持され、この
回転軸3xに図示しない電動機が接続されている。前記
外胴4の前面側に内胴1に投入される衣料を出し入れす
るための蓋板4aが設けられており、この蓋板4aを開
いて衣料が内胴1に入れられる。仕切板3は、両端を固
定部材3gで内胴1に固定され、多数の開孔3a、…が
設けられているが、この開孔3aは円孔又はスリット状
のものであってもよい。
【0017】尚、仕切板3は内胴1の略直径線上に配置
された態様であるところ、この仕切板3が垂直状態にあ
ることを容易に判断できるよう、図1に示す如く、内胴
1の回転中心の鉛直下方に目盛り板13が設けられてい
る。この目盛り板13は、内胴1の回転中心を中心とし
た円弧状の帯板で形成され、鉛直線を中心として左右等
角度に複数の目盛りが刻まれている。
【0018】また、図3に示す如く、洗濯槽には水位を
検出する水位検出手段としてのフロートスイッチ(圧力
スイッチでもよい)21、内胴1の回転位置を検出する
回転位置検出手段としての位置検出センサ22が設けら
れ、内胴1を回転駆動する回転駆動手段としてのモータ
15に連結されている回転軸15s上には回転速度を検
出する回転速度検出手段としての回転センサ23が設け
られている。尚、22aは作用片で磁性体材料(鉄)の
ものである。
【0019】前記フロートスイッチ21は、内胴1内の
衣料を全体に浸す水位となる水量が外胴4内に貯水され
たかを検出できるものであればよいから、例えば、給水
ポンプ7のモータ17に対して前記貯水量を供給する時
間作動させるように時間をセットするタイマ、あるいは
給水路上に設けられる流量弁を給水ポンプ7と連動させ
一定水量を検出するようにしてもよい。
【0020】前記位置検出センサ22は、外胴4に2箇
所設けられており、それぞれ内胴1の仕切板3が水平位
置にあるか、垂直位置にあるかを検出するセンサであ
り、例えば、近接スイッチ又はホール素子センサ等を用
いるが、他のどんな型式のものでもよい。
【0021】前記回転センサ23は、内胴1の回転速度
を検出するロータリエンコーダ又はパルスジェネレータ
である。
【0022】尚、モータ15はDCモータ又はインバー
タ制御の同期モータによる可変速モータが用いられてい
る。そして、このモータ15には、モータ軸の回転を規
制するためのブレーキ機構としての電磁ブレーキ15b
が設けられているが、ブレーキ機構として、例えば、モ
ータ15の回転軸15s上にディスク盤を同軸に固定し
たディスクブレーキであってもよく、その種類は限定さ
れない。
【0023】そして、前記フロートスイッチ21、位置
検出センサ22、回転センサ23の検出信号は制御部2
0へ入力され、これらの信号に基づいて内部で演算を行
い、制御信号を出力してモータ15、電磁ブレーキ15
b、モータ17、電磁弁6v、11v、11w、12v
等をそれぞれ制御する。制御部20はマイクロコンピュ
ータ又はシーケンサが用いられ、内部記憶プログラムに
従って必要な演算を行う。
【0024】本実施形態に係る洗濯装置は、以上の構成
からなり、以下に、その使用方法および作用について説
明する。ドライマーク衣料の洗濯を開始するに当たっ
て、仕切板3で同容積に区画された内胴1内の洗濯室
A、Bにそれぞれ衣料を投入するのであるが、これに先
立って、まず、内胴1の回転に与るモータ15に対し、
電磁ブレーキ15bを解除して、内胴1が自由に回転で
きる状態にしておく。従って、ブレーキが作動していな
い内胴1は、無負荷状態となり、人が簡単に回転させる
ことができる。この時、仕切板3は、図4(イ)に示す
任意な傾きをとっている。
【0025】ここで、衣料を洗濯室A、Bの何れか一方
に所望量投入すると、図4(ロ)に示す如く、衣料の自
重により内胴1が回転し、衣料が内胴1の最低位置に移
動すると同時に、仕切体3は、垂直状態と通り越して傾
斜した状態で停止する。
【0026】しかる後、反対側の洗濯室に衣料を投入し
ていくと、仕切板3が垂直状態に近づくようにして内胴
1が逆方向に回転する。この仕切体3の垂直状態は、目
盛り板13で把握することができる。
【0027】また、図4(ハ)に示す如く、仕切板3を
略垂直状態に維持するように上述の動作を繰り返せば、
衣料は洗濯室A、Bにそれぞれ均等な量で分散されたこ
ととなるので、後述の洗濯段階において好適な状態とな
る。
【0028】しかる後、以下の制御内容によって洗濯が
開始される。図5(イ)に示す如く、貯水槽5から水を
給水ポンプ7で送り、給水ノズル8から供給して衣料を
この水に浸す。給水量は外胴4の容積の半分以下で衣料
の投入量に対応してその全体を十分浸すことのできる比
較的低水位レベルまで給水する。給水量が所定量になる
とフロートスイッチ21の検出信号により給水ポンプ7
のモータ17を停止させる。しかる後、供給ポンプ11
aを作動させて、洗剤用タンク10aから適宜量の洗剤
を供給する。
【0029】水及び洗剤の供給が終わると、内胴1を低
回転速度、例えば、10〜15RPM程度で一般に高速
回転と言われる40〜60RPMの数分の1以下の速度
で回転させ、図5(ロ)の状態から図5(ハ)に示すよ
うに、電磁ブレーキ15bを作動させて仕切板3が水平
に位置する所で内胴1を一時停止し、その後、電磁ブレ
ーキ15bを解除させて内胴1を半回転すると(仕切板
3が1枚の場合)、図5(ニ)の状態となり、そこで再
び電磁ブレーキ15bを作動させて内胴1の一時停止を
行う。
【0030】前記内胴1の回転速度は、回転センサ23
で検出したパルス信号を制御部20へ入力し、設定され
ている低速回転となるように制御信号を介して制御す
る。また、図5(ハ)の状態で停止するのは水平位置の
位置検出センサ22に作用片22aが接近して検出され
る信号に基づいて行われ、一定時間停止を保持する信号
をタイマで設定し、その後、半回転するようモータ15
を回転させ、その半回転を回転センサ23のパルス信号
をカウンタでカウントして所定パルス数が検出されると
再びカウンタ出力により一時停止させ、図5(ニ)の状
態とするというように制御が行われる。
【0031】上述した図5(イ)から(ロ)を経由して
(ハ)の状態へ移行する場合、内胴1が回転するにつれ
て(正逆いずれの方向でもよいが、図5(ロ)の矢印方
向を正とする)、例えば、図5(ハ)に示すように洗濯
室Bが上になるように正回転すると、洗濯室B内の衣料
は仕切板3で持ち上げられ、仕切板3が水平になる少し
前から洗浄水から完全に臨出する。
【0032】前記図5(イ)から(ハ)の状態までの間
に、特に(ロ)に示すように衣料が仕切板3で少しずつ
持ち上げられ始めると、洗浄水を含む衣料はその自重と
水流とにより仕切板3の中央へ寄って行き、仕切板3で
受け止められる。この時、衣料の重みは仕切板3のゆっ
くりした回転に伴って受け止められるから、衣料に強い
衝撃的な機械力が加わらない。
【0033】仕切板3で水面上に持ち上げられた洗濯室
Bの衣料は、水面から出ることにより衣料に含まれてい
た洗浄水が仕切板3の多数の開孔3a、…から滴下して
脱水され収縮する。一方、反対側の洗濯室Aの衣料は、
洗浄水内に浸されたままで洗浄水を含んで膨張してい
る。また、多数の開孔3a、…から洗浄水が滴下するの
で、洗濯室Aの衣料は、シャワー洗浄の作用も受ける。
【0034】その後、内胴1が半回転して今度は図5
(ニ)のように洗濯室Aの衣料が仕切板3の上に乗る
と、洗濯室A内の衣料は、脱水、収縮され、反対に洗濯
室B内の衣料は、再び洗浄水内に浸されて膨張する。こ
の動作においても洗濯室A内の衣料が洗浄水から引き上
げられる際に、仕切板3でソフトに受け止められ、強い
衝撃力が働かないようになることについては上述の如く
である。
【0035】以上の洗濯作用がドライマーク衣料に対し
設定される必要時間行われて洗濯が終了すると、図5
(ホ)のように仕切板3が垂直の状態になるよう内胴1
を回転させて排水し、次に、すすぎを行う。すすぎに際
しては、供給ポンプ11bを作動させて、加工剤用タン
ク10bから適宜量の加工剤を供給するものである。
【0036】すすぎが終了したならば、衣料の取り出し
は以下の手順で行う。まず、内胴1の回転に与るモータ
15に対し、電磁ブレーキ15bを解除して、内胴1が
自由に回転できる状態にしてから、洗濯室A、Bの何れ
か一方から衣料を取り出す。
【0037】一方の洗濯室が空になれば、図6(イ)に
示す如く、他方のに残った衣料の自重により内胴1が回
転し、衣料が内胴1の最低位置に移動するので、かかる
状態で、図6(ハ)に示す如く、他方の洗濯室内の衣料
を取り出す。
【0038】従って、電磁ブレーキ15bを解除して、
内胴1が自由に回転できる状態にしておけば、作業者
は、常に内胴1の最低位置から衣料を取り出すことがで
きるので非常に便利であり、これは、内胴1が複数の仕
切板3により複数区画に仕切られている場合、極めて有
用である。例えば、内胴1が4分割されている場合、衣
料も4箇所に分散されることとなるが、取りあえず1箇
所から衣料を取り出せば、後は、衣料の自重により順次
それぞれの区画内の衣料が内胴1の最低位置に移動する
ため、作業者は内胴1の最低位置から全ての衣料を取り
出すことができるのである。
【0039】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、適宜変更可能である。従って、上述の洗
濯作用は内胴1を最初の正回転方向と同じ正回転方向を
続けてもよいし、正逆を繰り返して行っても同じ効果が
得られることは言うまでもない。この時の内胴1の回転
と停止の制御は、水平位置の位置検出センサ22の検出
信号あるいは回転センサ23のパルス信号をカウンタで
カウントする方法のいずれで行ってもよい。いずれにし
てもこれらの動作を仕切板3を水平状態に一時停止させ
ることを含めて繰り返すことにより衣料に対し収縮と膨
張を与え、これにより洗濯時の強い衝撃による機械作用
を抑制してドライマーク衣料を洗濯することができる。
【0040】また、前記仕切板3は、水平状態で停止し
た際に中央が撓むことのない剛性の高い材料を用いた
が、これに限定されず、柔軟性のある材料を用いて、衣
料に対する衝撃的な機械力を抑制する効果を高めること
も考えられる。
【0041】さらに、ブレーキ機構は、モータ15の回
転軸15sに直接的に作用するものに限定されず、内胴
1自体を保持して内胴1の回転を規制するものであって
もよいが、かかる場合、衣料の内胴1への出し入れの際
に、内胴1の回転が自由になるよう内胴1の保持を解除
するための制御が必要となる。
【0042】また、目盛り板13の構成、取付け位置も
上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で変更可能である。従って、仕切板3が一枚物であ
る場合には、内胴1の回転中心の鉛直上方に目盛り板1
3 が取付けられていてもよく、仕切板3が十字状をな
し、内胴1を4分割する場合には、内胴1の回転中心の
水平両方向に目盛り板13 が取付けられていてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る洗濯装置は、
衣料を内胴から出し入れする際には、ブレーキ機構の作
動が解除されるよう構成してなるため、衣料の自重によ
り順次それぞれの区画内の衣料が内胴の最低位置に移動
し、作業者は内胴の最低位置から全ての衣料を取り出す
ことが可能となる。従って、洗濯に係る衣料の内胴から
の取り出しを円滑且つ容易に行うことができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す洗濯装置の全体概略
構成図。
【図2】図1の矢視A−Aから見た部分断面平面図。
【図3】同実施形態の洗濯装置の全体ブロック図。
【図4】同実施形態の洗濯装置の衣料を投入する状態
図。
【図5】同実施形態の洗濯装置の作用を示す状態図であ
って、(イ)は洗浄水の供給状態、(ロ)から(ニ)は
洗濯中の状態、(ホ)は排水状態。
【図6】同実施形態の洗濯装置の洗濯済の衣料を取り出
す状態図。
【符号の説明】
1…内胴、3…仕切板、3a…開孔、4…外胴、13…
目盛り板、15…モータ(回転駆動手段)、15b…電
磁ブレーキ(ブレーキ機構)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽内に水平軸で回転可能に支持さ
    れ、多数の開孔(3a、…)を有する仕切板(3)で複
    数区画に仕切られた内胴(1)と、該内胴(1)を回転
    させるための回転駆動手段(15)と、該回転駆動手段
    (15)による内胴(1)の回転を停止させるためのブ
    レーキ機構(15b)とを備え、内胴(1)を回転、停
    止制御して衣料の洗濯を行う一方、衣料を内胴(1)か
    ら出し入れする際には、前記ブレーキ機構(15b)の
    作動が解除されるよう構成してなることを特徴とする洗
    濯装置。
  2. 【請求項2】 前記仕切板(3)の垂直状態を把握すべ
    く、目盛り板(13)が設けられてなる請求項1記載の
    洗濯装置。
JP10335713A 1998-11-26 1998-11-26 洗濯装置 Pending JP2000157779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10335713A JP2000157779A (ja) 1998-11-26 1998-11-26 洗濯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10335713A JP2000157779A (ja) 1998-11-26 1998-11-26 洗濯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000157779A true JP2000157779A (ja) 2000-06-13

Family

ID=18291653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10335713A Pending JP2000157779A (ja) 1998-11-26 1998-11-26 洗濯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000157779A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015036081A (ja) * 2013-08-14 2015-02-23 株式会社ザブザブ 洗濯機
CN113544323A (zh) * 2019-02-26 2021-10-22 光得瑞有限会社 洗衣机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015036081A (ja) * 2013-08-14 2015-02-23 株式会社ザブザブ 洗濯機
CN113544323A (zh) * 2019-02-26 2021-10-22 光得瑞有限会社 洗衣机
US20220112644A1 (en) * 2019-02-26 2022-04-14 Ugen Kaisha Hikari Dry Washing machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3290561B1 (en) Method of controlling a washing machine
US9506178B2 (en) Washing method and washing machine
CA2021864C (en) Fully automatic washing machine
AU2015272253B2 (en) Method of controlling a washing machine
KR101809948B1 (ko) 세탁장치의 제어방법
KR20080107097A (ko) 세탁기 및 그 제어방법
US9994987B2 (en) Washing machine and control method thereof
CA2510260A1 (en) Clothes washer accelerating systems and methods
KR102491974B1 (ko) 세탁장치 및 세탁장치의 제어방법
US7703306B2 (en) Clothes washer recirculation systems and methods
JP2000157779A (ja) 洗濯装置
KR100207025B1 (ko) 세탁기의 제어방법
US7636973B2 (en) Clothes washer wash cycle method and apparatus
WO2000036204A1 (fr) Machine a laver fonctionnant a l'eau pour vetements portant une «marque a sec»
JP3233200B2 (ja) ドライマーク衣料の水系洗濯装置
JP3443364B2 (ja) 洗濯機の運転方法
KR20170010031A (ko) 드럼 세탁기 및 그 제어 방법
JP6334419B2 (ja) 洗濯機
JP3157421B2 (ja) 洗濯機の運転方法
US10125444B2 (en) Control method for laundry treatment apparatus
JPH09122377A (ja) 脱水兼用洗濯機
KR20150000144A (ko) 세탁기의 제어방법
KR20230158265A (ko) 의류처리장치 및 의류처리장치의 제어방법
JP2000157776A (ja) ウェットクリーニング装置
JP2020130920A (ja) 洗濯機および洗濯方法