JP2000157307A

JP2000157307A - ダブルファスナ―式運動靴

Info

Publication number: JP2000157307A
Application number: JP10375704A
Authority: JP
Inventors: Junko Yokoyama; 純子横山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1998-11-26
Filing date: 1998-11-26
Publication date: 2000-06-13

Abstract

(57)【要約】【課題】様々な条件の人達が、簡単に履くことのでき
る運動靴を提供する。【解決手段】運動靴本体（１）の側面部の内側と外側
に、履き口からトウ（２）まで、ファスナー（３）
（３）を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、様々な条件の人
達が、簡単に履くことができる運動靴に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来より、運動靴はひもを締めるタイプ
のモノが多く、自立した健常者を対象に企画されてお
り、機能性やデザイン性を重視し、靴を履く際にかかる
労力には無関心であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは、次のような欠
点があった。（イ）運動靴としての機能性を満たすには、足にフィ
ットさせなければならないため、靴を履く度に靴ひもを
締め直す必要があり、面倒であった。（ロ）一人で靴を履くことのできない、子供、老人、
体の不自由な人等には、不向きであり、また履かせる側
にとっては煩わしかった。（ハ）介護用の靴は、専門店でしか取り扱っておら
ず、入手困難な上、デザインも限られており、需要者に
選択の余地がなかった。本発明は、以上の欠点を解決するためのものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】運動靴本体（１）の側面
部の内側と外側に、履き口からトウ（２）までファスナ
ー（３）（３）を設ける。ファスナー（３）（３）は、
アイレットステイ（４）と、運動靴本体（１）の側面部
との境目に、内側と外側にそれぞれ設ける。本発明は、
以上の構成よりなるダブルファスナー式運動靴である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。（イ）運動靴本体（１）の側面部の内側と外側に、履
き口からトウ（２）までプラスチック製のファスナー
（３）（３）を設ける。（ロ）プラスチック製のファスナー（３）（３）は、
アイレットステイ（４）と運動靴本体（１）の側面部と
の境目に、内側と外側にそれぞれ設ける。（ハ）プラスチック製のファスナー（３）（３）の開
閉により、一番負担のかかるアッパー（５）部分には、
補強のミシンステッチ（６）を施す。本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、靴ひも（７）を、アイレット（８）とひも通
し（９）にゆるめに通し、内側と外側のファスナー
（３）（３）を下げ、履き口を大きく開き足を入れ、内
側と外側のファスナー（３）（３）を上げる。次にゆる
めに通した靴ひも（７）を締め、足にフィットする位置
で固定する。通常靴を履くとき、また履かせるときは、
内側と外側のファスナー（３）（３）を下げ、足を入
れ、ファスナー（３）（３）を上げる。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することにより、運動靴を
履くときの面倒がなくなる。また、一人で靴を履くこと
のできない幼児、老人、体の不自由な人等が、自分で、
或いは簡単な介助で運動靴を履くことができ、介助する
側の労苦を減らすことができる。また、様々な条件の人
達を対象にしているので、一般店での取り扱いが可能に
なり、入手しやすくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の使用斜視図

【符号の説明】

１運動靴本体２トウ３ファスナー４アイレットステイ５アッパー６ミシンステッチ７靴ひも８アイレット９ひも通し

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】運動靴本体（１）の側面部の内側と外側
に、履き口からトウ（２）まで、ファスナー（３）
（３）を設けたことを特徴とする、ダブルファスナー式
運動靴。