JP2000156654A - 受信回路及び受信方法 - Google Patents

受信回路及び受信方法

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JP2000156654A
JP2000156654A JP11315656A JP31565699A JP2000156654A JP 2000156654 A JP2000156654 A JP 2000156654A JP 11315656 A JP11315656 A JP 11315656A JP 31565699 A JP31565699 A JP 31565699A JP 2000156654 A JP2000156654 A JP 2000156654A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無音状態における消費電流の低減を図る。 【解決手段】 フィンガー受信部3−1にて逆拡散され
たデータに基づいて音声の有無を検出する有音/無音検
出部8と、有音/無音検出部8における検出結果に基づ
いてフィンガー受信部3−2〜3−nの動作を制御する
クロック制御部9とを設け、有音/無音検出部8におい
て有音が検出された場合は、全てのフィンガー受信部3
−1〜3−nが動作するように制御し、有音/無音検出
部8において無音が検出された場合は、フィンガー受信
部3−1のみが動作するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code D
ivision Multiple Access)方式が適用された移動通信
システムに関し、特に、CDMA方式が適用された移動
通信システムにおける移動端末内に設けられた受信回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムにおいては、そ
の加入者が増加の一途を辿っており、加入者容量の増加
が求められている。そこで、加入者容量を増加させるこ
とができる1つの方式として、1つの周波数帯域を数学
的に直交する複数のコードによって拡散された信号で共
有するCDMA方式が考えられている。
【0003】CDMA方式が適用された移動通信システ
ムにおいては、移動端末の受信回路内に、送信されてき
たデータの逆拡散を行うフィンガー受信部が複数のマル
チパスに対応して複数設けられており、各フィンガー受
信部にてデータが逆拡散された後、逆拡散されたデータ
が合成されている。
【0004】図14は、従来の移動通信システムにおけ
る移動端末内に設けられた受信回路の一構成例を示すブ
ロック図である。
【0005】図14に示すように本従来例においては、
データを受信するためのアンテナ1及び無線部2と、複
数のマルチパスに対応して、アンテナ1及び無線部2を
介して受信されたデータを逆拡散する複数のフィンガー
受信部3−1〜3−nと、フィンガー受信部3−1〜3
−nにて逆拡散されたデータを合成する最大比合成部4
と、各マルチパス成分を検出するサーチエンジン5と、
フィンガー受信部3−1〜3−nの動作タイミングを制
御するタイミング制御部7と、サーチエンジン5におけ
る検出結果に基づいてタイミング制御部7の動作を制御
するCPU6とが設けられている。
【0006】上記のように構成された受信回路において
は、アンテナ1及び無線部2にてデータが受信される
と、受信された信号が複数のフィンガー受信部3−1〜
3−nにて逆拡散され、その後、最大比合成部4におい
て、複数のフィンガー受信部3−1〜3−nにて逆拡散
されたデータが合成され、後段の回路(不図示)に出力
される。
【0007】なお、複数のフィンガー受信部3−1〜3
−nは、データ受信時においては全てが動作している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ような従来の受信回路においては、データ受信時におい
ては無音状態においても複数のフィンガー受信部が全て
動作しているため、無音状態において無駄な電流を消費
してしまうという問題点がある。
【0009】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、無音状態に
おける消費電流の低減を図ることができる受信回路を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、無線を介して送信されてきた信号を受信す
るためのアンテナ及び無線部と、複数のマルチパスにそ
れぞれ対応して、前記アンテナ及び無線部を介して受信
された信号を逆拡散する複数のフィンガー受信部と、該
複数のフィンガー受信部にて逆拡散された信号を合成す
る合成部とを少なくとも有してなる受信回路において、
前記アンテナ及び無線部にて受信された信号に含まれる
音声またはデータの有無に基づいて、前記複数のフィン
ガー受信部のうち動作するフィンガー受信部の数を制御
することを特徴とする。
【0011】また、データを受信するためのアンテナ及
び無線部と、複数のマルチパスにそれぞれ対応して、前
記アンテナ及び無線部を介して受信されたデータを逆拡
散する複数のフィンガー受信部と、該複数のフィンガー
受信部にて逆拡散されたデータを合成する合成部とを少
なくとも有してなる受信回路において、前記フィンガー
受信部にて逆拡散されたデータに基づいて音声の有無を
検出する検出手段と、該検出手段における検出結果に基
づいて前記複数のフィンガー受信部のうち動作するフィ
ンガー受信部の数を制御する制御手段とを有することを
特徴とする。
【0012】また、データを受信するためのアンテナ及
び無線部と、複数のマルチパスにそれぞれ対応して、前
記アンテナ及び無線部を介して受信されたデータを逆拡
散する複数のフィンガー受信部と、該複数のフィンガー
受信部にて逆拡散されたデータを合成する合成部と、該
合成部にて合成されたデータを復号する復号部とを少な
くとも有してなる受信回路において、前記復号部にて復
号されたデータに基づいて音声の有無を検出する検出手
段と、該検出手段における検出結果に基づいて前記複数
のフィンガー受信部のうち動作するフィンガー受信部の
数を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、アンテナ及び無線部にて受信された
信号を、複数のマルチパスに対応して複数の受信部にて
逆拡散し、逆拡散した信号を合成して出力する受信方法
において、前記アンテナ及び無線部にて受信された信号
に含まれる音声またはデータの有無に基づいて、前記複
数の受信部のうち動作する受信部の数を制御することを
特徴とする。
【0014】また、無線を介して送信されてきた信号を
受信するためのアンテナ及び無線部と、複数のマルチパ
スにそれぞれ対応して、前記アンテナ及び無線部を介し
て受信された信号を逆拡散する複数のフィンガー受信部
と、該複数のフィンガー受信部にて逆拡散された信号を
合成する合成部とを少なくとも有してなる受信回路を用
いた受信方法であって、前記アンテナ及び無線部にて受
信された信号に含まれる音声またはデータの有無に基づ
いて、前記複数の受信部のうち動作する受信部の数を制
御することを特徴とする。
【0015】また、通信を行っている基地局装置の数に
基づいて、前記アンテナ及び無線部にて受信された信号
に音声またはデータが含まれていない場合に動作する受
信部の数を制御することを特徴とする。
【0016】また、ソフトハンドオーバー状態であるか
否かに基づいて、前記アンテナ及び無線部にて受信され
た信号に音声またはデータが含まれていない場合に動作
する受信部の数を制御することを特徴とする。
【0017】また、ソフトハンドオーバー状態である場
合、該受信回路と通信を行っている基地局装置の数の受
信部を動作させ、ソフトハンドオーバー状態ではない場
合、音声またはデータの有無を検出するために必要とな
る最小限の数の受信部を動作させることを特徴とする。
【0018】また、動作する受信部の数は、前記複数の
受信部に対するクロックの供給によって制御することを
特徴とする。
【0019】また、アンテナ及び無線部にて受信された
データを、複数のマルチパスに対応して複数の受信部に
て逆拡散し、逆拡散したデータを合成して出力する受信
方法において、逆拡散したデータに基づいて音声の有無
を検出し、該検出結果に基づいて前記複数の受信部のう
ち動作する受信部の数を制御することを特徴とする。
【0020】また、データを受信するためのアンテナ及
び無線部と、複数のマルチパスにそれぞれ対応して、前
記アンテナ及び無線部を介して受信されたデータを逆拡
散する複数のフィンガー受信部と、該複数のフィンガー
受信部にて逆拡散されたデータを合成する合成部とを少
なくとも有してなる受信回路を用いた受信方法であっ
て、前記複数のフィンガー受信部にて逆拡散されたデー
タに基づいて音声の有無を検出し、該検出結果に基づい
て前記複数の受信部のうち動作する受信部の数を制御す
ることを特徴とする。
【0021】また、音声の有音を検出した場合に全ての
受信部を動作させることを特徴とする。
【0022】また、前記複数の受信部のうち少なくとも
1つは常時動作させておくことを特徴とする。
【0023】また、前記複数の受信部のうち少なくとも
2つは常時動作させておくことを特徴とする。
【0024】また、前記複数の受信部のうち最も相関値
が高い受信部を常時動作させておくことを特徴とする。
【0025】また、該受信回路がハンドオーバー状態で
ある場合は、前記複数の受信部のうち最低2つの受信部
を常時動作させ、該受信回路がハンドオーバー状態では
ない場合は、前記複数の受信部のうち1つの受信部を常
時動作させておくことを特徴とする。
【0026】また、該受信回路がハンドオーバー状態で
ある場合は、前記複数の受信部のうち最も相関値が高い
2つの受信部を常時動作させ、該受信回路がハンドオー
バー状態ではない場合は、前記複数の受信部のうち最も
相関値が高い受信部を常時動作させておくことを特徴と
する。
【0027】また、アンテナ及び無線部にて受信された
データを、複数のマルチパスに対応して複数の受信部に
て逆拡散し、逆拡散したデータを合成し、合成したデー
タを復号して出力する受信方法において、復号したデー
タに基づいて音声の有無を検出し、該検出結果に基づい
て前記複数の受信部のうち動作する受信部の数を制御す
ることを特徴とする。
【0028】また、データを受信するためのアンテナ及
び無線部と、複数のマルチパスにそれぞれ対応して、前
記アンテナ及び無線部を介して受信されたデータを逆拡
散する複数のフィンガー受信部と、該複数のフィンガー
受信部にて逆拡散されたデータを合成する合成部と、該
合成部にて合成されたデータを復号する復号部とを少な
くとも有してなる受信回路を用いた受信方法であって、
前記復号部にて復号されたデータに基づいて音声の有無
を検出し、該検出結果に基づいて前記複数の受信部のう
ち動作する受信部の数を制御することを特徴とする。
【0029】また、音声の有音を検出した場合に全ての
受信部を動作させることを特徴とする。
【0030】また、前記複数の受信部のうち最も相関値
が高い受信部を常時動作させておくことを特徴とする。
【0031】また、前記複数の受信部に対するクロック
の供給を制御することにより、前記複数の受信部の動作
を制御することを特徴とする。
【0032】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、フィンガー受信部にて逆拡散されたデータに
基づいて音声の有無が検出され、該検出結果に基づい
て、複数のフィンガー受信部のうち、動作するフィンガ
ー受信部の数が制御される。
【0033】具体的には、検出手段において有音が検出
された場合は、全てのフィンガー受信部が動作するよう
に制御され、検出手段において無音が検出された場合
は、音声の有無を検出するために必要となる最小限のフ
ィンガー受信部のみ(好ましくは1または2)が動作す
るように制御される。
【0034】それにより、無音状態において無駄な電流
が消費されることはない。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0036】図1は、本発明の受信回路が設けられた移
動端末を有する移動通信システムの一構成例を示す図で
ある。
【0037】本構成例は図1に示すように、本発明の受
信回路を有する複数の移動端末10a,10bと、サー
ビスエリア40a,40bをそれぞれ有し、移動端末1
0a,10bと無線回線を介して接続される基地局装置
20a,20bと、基地局装置20a,20bの交換制
御を行う交換機30とから構成されている。なお、移動
端末10a,10b及び基地局装置20a,20bにお
いては、2つに限らず複数設けられているものとする。
【0038】上記のように構成された移動通信システム
においては、移動端末10a,10bが基地局装置20
aのサービスエリア40aに存在する場合、移動端末1
0a,10bは基地局20aによるサービスを受け、ま
た、移動端末10a,10bが基地局装置20bのサー
ビスエリア40bに存在する場合は、移動端末10a,
10bは基地局20bによるサービスを受ける。さら
に、移動端末10a,10bが複数のサービスエリアの
境界付近に存在する場合は、移動端末10a,10bは
複数の基地局装置との間にて通信を行う(ソフトハンド
オーバー)。
【0039】以下に、上述した移動端末10a,10b
内に設けられた受信回路について、いくつかの具体例を
挙げて詳細に説明する。
【0040】(第1の実施の形態)図2は、本発明の受
信回路の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【0041】本形態は図2に示すように、データを受信
するためのアンテナ1及び無線部2と、アンテナ1及び
無線部2を介して受信されたデータが入力され、該デー
タの逆拡散を複数のマルチパスに対応して行う複数のフ
ィンガー受信部3−1〜3−nと、フィンガー受信部3
−1〜3−nにて逆拡散されたデータを合成する最大比
合成部4と、各マルチパス成分を検出するサーチエンジ
ン5と、フィンガー受信部3−1〜3−nの動作タイミ
ングを制御するタイミング制御部7と、サーチエンジン
5における検出結果に基づいてタイミング制御部7の動
作を制御するCPU6と、フィンガー受信部3−1にて
逆拡散されたデータに基づいて音声の有無を検出する検
出手段である有音/無音検出部8と、有音/無音検出部
8における検出結果に基づいてフィンガー受信部3−2
〜3−nに対するクロックの供給を制御する制御手段で
あるクロック制御部9と、クロック制御部9の制御によ
りフィンガー受信部3−2〜3−nのそれぞれに対する
クロックの供給を切り替えるSW12−2〜12−nと
から構成されている。なお、タイミング制御部7から
は、フィンガー受信部3−1〜3−nの同期を保持する
ためのフレーム信号がフィンガー受信部3−1〜3−n
に対して常時出力されている。
【0042】以下に、上記のように構成された受信回路
におけるフィンガー受信部の動作の制御について説明す
る。
【0043】図3は、図2に示した受信回路の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0044】基地局20a(図1参照)と移動端末10
a(図1参照)との間で音声通話が開始され(ステップ
S1)、アンテナ1及び無線部2を介してデータが受信
されると(ステップS2)、まず、クロック制御部9に
よる制御によってSW12−2〜12−nが全て導通状
態となり、フィンガー受信部3−1〜3−nの全てにク
ロックが供給され、それにより、フィンガー受信部3−
1〜3−nにおいてアンテナ1及び無線部2を介して受
信されたデータが逆拡散される(ステップS3)。
【0045】次に、有音/無音検出部8において、フィ
ンガー受信部3−1にて逆拡散されたデータに基づいて
音声の有無が検出され(ステップS4)、有音が検出さ
れた場合、ステップS3に戻り、フィンガー受信部3−
1〜3−nにおいてアンテナ1及び無線部2を介して受
信されたデータが逆拡散される。
【0046】また、ステップS4において無音が検出さ
れた場合、クロック制御部9による制御によってSW1
2−2〜12−nが開放状態となり、フィンガー受信部
3−2〜3−nにクロックが供給されなくなる。
【0047】それにより、フィンガー受信部3−2〜3
−nの動作が停止し、アンテナ1及び無線部2を介して
受信されたデータがフィンガー受信部3−1のみにて逆
拡散される(ステップS5)。
【0048】そして、ステップS4に戻り、有音/無音
検出部8において、フィンガー受信部3−1に入力され
たデータに基づいて音声の有無が検出される。
【0049】(第2の実施の形態)上述した第1の実施
の形態においては、有音/無音検出部が1つ設けられ、
有音/無音検出部に接続された1つのフィンガー受信部
が常時動作し、該フィンガー受信部に入力されたデータ
に基づいて音声の有無が検出され、該検出結果に基づい
て他のフィンガー受信部の動作が制御されているが、複
数の有音/無音検出部を複数のフィンガー受信部のそれ
ぞれに接続されるように設け、最も相関値の高いフィン
ガー受信部を常時動作させ、該フィンガー受信部に接続
された有音/無音検出部における音声の有無の検出結果
に基づいて他のフィンガー受信部の動作を制御すること
もできる。
【0050】図4は、本発明の受信回路の第2の実施の
形態を示すブロック図である。
【0051】本形態は図4に示すように、データを受信
するためのアンテナ1及び無線部2と、アンテナ1及び
無線部2を介して受信されたデータが入力され、該デー
タの逆拡散を複数のマルチパスに対応して行う複数のフ
ィンガー受信部3−1〜3−nと、フィンガー受信部3
−1〜3−nにて逆拡散されたデータを合成する最大比
合成部4と、各マルチパス成分を検出するサーチエンジ
ン5と、フィンガー受信部3−1〜3−nの動作タイミ
ングを制御するタイミング制御部7と、サーチエンジン
5における検出結果に基づいてタイミング制御部7の動
作を制御するCPU6と、フィンガー受信部3−1〜3
−nのぞれぞれにて逆拡散されたデータに基づいて音声
の有無をそれぞれ検出する有音/無音検出部8−1〜8
−nと、CPU6による制御または有音/無音検出部8
−1〜8−nにおける検出結果に基づいてフィンガー受
信部3−1〜3−nに対するクロックの供給を制御する
クロック制御部9と、クロック制御部9の制御によりフ
ィンガー受信部3−1〜3−nのそれぞれに対するクロ
ックの供給を切り替えるSW12−1〜12−nとから
構成されている。なお、タイミング制御部7からは、フ
ィンガー受信部3−1〜3−nの同期を保持するための
フレーム信号がフィンガー受信部3−1〜3−nに対し
て常時出力されている。
【0052】以下に、上記のように構成された受信回路
におけるフィンガー受信部の動作の制御について説明す
る。
【0053】図5は、図4に示した受信回路の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0054】基地局20a(図1参照)と移動端末10
a(図1参照)との間で音声通話が開始され(ステップ
S11)、アンテナ1及び無線部2を介してデータが受
信されると(ステップS12)、まず、クロック制御部
9による制御によってSW12−1〜12−nが全て導
通状態となり、フィンガー受信部3−1〜3−nの全て
にクロックが供給され、それにより、フィンガー受信部
3−1〜3−nにおいてアンテナ1及び無線部2を介し
て受信されたデータが逆拡散される(ステップS1
3)。
【0055】次に、有音/無音検出部8−1〜8−nに
おいて、フィンガー受信部3−1〜3−nにて逆拡散さ
れたデータに基づいて音声の有無が検出され(ステップ
S14)、有音が検出された場合、ステップS13に戻
り、フィンガー受信部3−1〜3−nにおいてアンテナ
1及び無線部2を介して受信されたデータが逆拡散され
る。
【0056】また、ステップS14において無音が検出
された場合、フィンガー受信部3−1〜3−nのうち最
も相関値が高いフィンガー受信部がCPU6からクロッ
ク制御部9に対して通知され、クロック制御部9の制御
によって、最も相関値が高いフィンガー受信部にクロッ
クが供給され、他のフィンガー受信部にクロックが供給
されなくなる。
【0057】ここで、フィンガー受信部3−1が最も相
関値が高いとすると、クロック制御部9による制御によ
ってSW12−1が導通状態、SW12−2〜12−n
が開放状態となり、フィンガー受信部3−1にクロック
が供給され、フィンガー受信部3−2〜3−nにクロッ
クが供給されなくなる。
【0058】それにより、フィンガー受信部3−2〜3
−nの動作が停止し、アンテナ1及び無線部2を介して
受信されたデータがフィンガー受信部3−1のみにて逆
拡散される(ステップS15)。
【0059】そして、ステップS14に戻り、有音/無
音検出部8−1において、フィンガー受信部3−1に入
力されたデータに基づいて音声の有無が検出される。
【0060】(第3の実施の形態)上述した第1及び第
2の実施の形態においては、音声復号前に有音/無音検
出が行われているが、音声復号後に有音/無音検出を行
い、その検出結果に基づいてフィンガー受信部の動作を
制御することもできる。
【0061】図6は、本発明の受信回路の第3の実施の
形態を示すブロック図である。
【0062】本形態は図6に示すように、データを受信
するためのアンテナ1及び無線部2と、アンテナ1及び
無線部2を介して受信されたデータが入力され、該デー
タの逆拡散を複数のマルチパスに対応して行う複数のフ
ィンガー受信部3−1〜3−nと、フィンガー受信部3
−1〜3−nにて逆拡散されたデータを合成する最大比
合成部4と、各マルチパス成分を検出するサーチエンジ
ン5と、フィンガー受信部3−1〜3−nの動作タイミ
ングを制御するタイミング制御部7と、サーチエンジン
5における検出結果に基づいてタイミング制御部7の動
作を制御するCPU6と、最大比合成部4にて合成され
たデータをビタビ復号する復号部11と、復号部11に
て復号されたデータに基づいて音声の有無を検出する検
出手段である有音/無音検出部18と、CPU6による
制御または有音/無音検出部18における検出結果に基
づいてフィンガー受信部3−1〜3−nに対するクロッ
クの供給を制御するクロック制御部9と、クロック制御
部9の制御によりフィンガー受信部3−1〜3−nのそ
れぞれに対するクロックの供給を切り替えるSW12−
1〜12−nとから構成されている。なお、タイミング
制御部7からは、フィンガー受信部3−1〜3−nの同
期を保持するためのフレーム信号がフィンガー受信部3
−1〜3−nに対して常時出力されている。
【0063】以下に、上記のように構成された受信回路
におけるフィンガー受信部の動作の制御について説明す
る。
【0064】図7は、図6に示した受信回路の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0065】基地局20a(図1参照)と移動端末10
a(図1参照)との間で音声通話が開始され(ステップ
S21)、アンテナ1及び無線部2を介してデータが受
信されると(ステップS22)、まず、クロック制御部
9による制御によってSW12−1〜12−nが全て導
通状態となり、フィンガー受信部3−1〜3−nの全て
にクロックが供給され、それにより、フィンガー受信部
3−1〜3−nにおいてアンテナ1及び無線部2を介し
て受信されたデータが逆拡散される(ステップS2
3)。
【0066】次に、最大比合成部4において、フィンガ
ー受信部3−1〜3−nにて逆拡散されたデータが合成
される(ステップS24)。
【0067】次に、復号部11において、最大比合成部
4にて合成されたデータがビタビ復号され、出力される
(ステップS25)。
【0068】次に、有音/無音検出部18において、復
号部11から出力されたデータに基づいて音声の有無が
検出され(ステップS26)、有音が検出された場合、
ステップS23に戻り、フィンガー受信部3−1〜3−
nにおいてアンテナ1及び無線部2を介して受信された
データが逆拡散される。
【0069】また、ステップS26において無音が検出
された場合、フィンガー受信部3−1〜3−nのうち最
も相関値が高いフィンガー受信部がCPU6からクロッ
ク制御部9に対して通知され、クロック制御部9の制御
によって、最も相関値が高いフィンガー受信部にクロッ
クが供給され、他のフィンガー受信部にクロックが供給
されなくなる。
【0070】ここで、フィンガー受信部3−1が最も相
関値が高いとすると、クロック制御部9による制御によ
ってSW12−1が導通状態、SW12−2〜12−n
が開放状態となり、フィンガー受信部3−1にクロック
が供給され、フィンガー受信部3−2〜3−nにクロッ
クが供給されなくなる。
【0071】それにより、フィンガー受信部3−2〜3
−nの動作が停止し、アンテナ1及び無線部2を介して
受信されたデータがフィンガー受信部3−1のみにて逆
拡散される(ステップS27)。
【0072】そして、フィンガー受信部3−1にて逆拡
散されたデータが最大比合成部4を介して復号部11に
入力され、復号部11にてビタビ複合され、その後、有
音/無音検出部18において、復号部11にて復号され
たデータに基づいて音声の有無が検出される。
【0073】なお、第3の実施の形態においては、第2
の実施の形態のように最も相関値が高いフィンガー受信
部を動作させているが、第1の実施の形態のように予め
決められた1つのフィンガー受信部について動作をさせ
てもよい。
【0074】(第4の実施の形態)移動通信システムに
おいては、図1に示した移動端末10bのように、移動
端末が2つの基地局装置20a,20bのサービスエリ
ア40a,40bが重なる地域に存在する場合、該移動
端末は、最低2つの基地局装置からのサービスを受ける
ハンドオーバー状態となる。
【0075】そのため、その地域においては、最低2つ
のフィンガー受信部を動作させる必要がある。
【0076】図8は、本発明の受信回路の第4の実施の
形態を示すブロック図である。
【0077】本形態は図8に示すように、データを受信
するためのアンテナ1及び無線部2と、アンテナ1及び
無線部2を介して受信されたデータが入力され、該デー
タの逆拡散を複数のマルチパスに対応して行う複数のフ
ィンガー受信部3−1〜3−nと、フィンガー受信部3
−1〜3−nにて逆拡散されたデータを合成する最大比
合成部4と、各マルチパス成分を検出するサーチエンジ
ン5と、フィンガー受信部3−1〜3−nの動作タイミ
ングを制御するタイミング制御部7と、サーチエンジン
5における検出結果に基づいてタイミング制御部7の動
作を制御するCPU6と、フィンガー受信部3−1,3
−2にて逆拡散されたデータに基づいて音声の有無をそ
れぞれ検出する有音/無音検出部8−1,8−2と、有
音/無音検出部8−1,8−2における検出結果に基づ
いてフィンガー受信部3−3〜3−nに対するクロック
の供給を制御するクロック制御部9と、クロック制御部
9の制御によりフィンガー受信部3−3〜3−nのそれ
ぞれに対するクロックの供給を切り替えるSW12−3
〜12−nとから構成されている。なお、タイミング制
御部7からは、フィンガー受信部3−1〜3−nの同期
を保持するためのフレーム信号がフィンガー受信部3−
1〜3−nに対して常時出力されている。
【0078】以下に、上記のように構成された受信回路
におけるフィンガー受信部の動作の制御について説明す
る。
【0079】図9は、図8に示した受信回路の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0080】基地局20a(図1参照)と移動端末10
a(図1参照)との間で音声通話が開始され(ステップ
S31)、アンテナ1及び無線部2を介してデータが受
信されると(ステップS32)、まず、クロック制御部
9による制御によってSW12−3〜12−nが全て導
通状態となり、フィンガー受信部3−1〜3−nの全て
にクロックが供給され、それにより、フィンガー受信部
3−1〜3−nにおいてアンテナ1及び無線部2を介し
て受信されたデータが逆拡散される(ステップS3
3)。
【0081】次に、有音/無音検出部8−1,8−2に
おいて、フィンガー受信部3−1,3−2にて逆拡散さ
れたデータに基づいて音声の有無がそれぞれ検出され
(ステップS34)、有音/無音検出部8−1,8−2
のうち少なくとも一方で有音が検出された場合、ステッ
プS33に戻り、フィンガー受信部3−1〜3−nにお
いてアンテナ1及び無線部2を介して受信されたデータ
が逆拡散される。
【0082】また、ステップS34において有音/無音
検出部8−1,8−2の両方で無音が検出された場合、
クロック制御部9による制御によってSW12−3〜1
2−nが開放状態となり、フィンガー受信部3−3〜3
−nにクロックが供給されなくなる。
【0083】それにより、フィンガー受信部3−3〜3
−nの動作が停止し、アンテナ1及び無線部2を介して
受信されたデータがフィンガー受信部3−1,3−2の
みにて逆拡散される(ステップS35)。
【0084】そして、ステップS34に戻り、有音/無
音検出部8−1,8−2において、フィンガー受信部3
−1,3−2に入力されたデータに基づいて音声の有無
がそれぞれ検出される。
【0085】なお、第4の実施の形態においては、2つ
のフィンガー受信部を動作させているが、実際のシステ
ムまたはゾーン構成におけるソフトハンドオーバー時に
通信が行われる基地局装置の数(好ましくは3)に基づ
いて、動作させる必要のあるフィンガー受信部の数を設
定することが好ましい。
【0086】(第5の実施の形態)上述した第4の実施
の形態においては、ハンドオーバー状態を考慮して、有
音/無音検出部が2つ設けられ、有音/無音検出部に接
続された2つのフィンガー受信部が常時動作し、該フィ
ンガー受信部に入力されたデータに基づいて音声の有無
が検出され、該検出結果に基づいて他のフィンガー受信
部の動作が制御されているが、無音が検出された場合
に、移動端末がソフトハンドオーバー状態であれば最低
2つのフィンガー受信部を動作させ、移動端末がソフト
ハンドオーバー状態でなければ1つのフィンガー受信部
のみを動作させることにより、無音状態におけるさらな
る消費電流の低減を図ることもできる。
【0087】図10は、本発明の受信回路の第5の実施
の形態を示すブロック図である。
【0088】本形態は図10に示すように、データを受
信するためのアンテナ1及び無線部2と、アンテナ1及
び無線部2を介して受信されたデータが入力され、該デ
ータの逆拡散を複数のマルチパスに対応して行う複数の
フィンガー受信部3−1〜3−nと、フィンガー受信部
3−1〜3−nにて逆拡散されたデータを合成する最大
比合成部4と、各マルチパス成分を検出するサーチエン
ジン5と、フィンガー受信部3−1〜3−nの動作タイ
ミングを制御するタイミング制御部7と、サーチエンジ
ン5における検出結果に基づいてタイミング制御部7の
動作を制御するCPU6と、フィンガー受信部3−1,
3−2のぞれぞれにて逆拡散されたデータに基づいて音
声の有無をそれぞれ検出する有音/無音検出部8−1,
8−2と、CPU6による制御または有音/無音検出部
8−1,8−2における検出結果に基づいてフィンガー
受信部3−2〜3−nに対するクロックの供給を制御す
るクロック制御部9と、クロック制御部9の制御により
フィンガー受信部3−2〜3−nのそれぞれに対するク
ロックの供給を切り替えるSW12−2〜12−nとか
ら構成されている。なお、タイミング制御部7からは、
フィンガー受信部3−1〜3−nの同期を保持するため
のフレーム信号がフィンガー受信部3−1〜3−nに対
して常時出力されている。
【0089】以下に、上記のように構成された受信回路
におけるフィンガー受信部の動作の制御について説明す
る。
【0090】図11は、図10に示した受信回路の動作
を説明するためのフローチャートである。
【0091】基地局20a(図1参照)と移動端末10
a(図1参照)との間で音声通話が開始され(ステップ
S41)、アンテナ1及び無線部2を介してデータが受
信されると(ステップS42)、まず、クロック制御部
9による制御によってSW12−2〜12−nが全て導
通状態となり、フィンガー受信部3−1〜3−nの全て
にクロックが供給され、それにより、フィンガー受信部
3−1〜3−nにおいてアンテナ1及び無線部2を介し
て受信されたデータが逆拡散される(ステップS4
3)。
【0092】次に、有音/無音検出部8−1,8−2に
おいて、フィンガー受信部3−1,3−2にて逆拡散さ
れたデータに基づいて音声の有無が検出され(ステップ
S44)、有音/無音検出部8−1,8−2のうち少な
くとも一方で有音が検出された場合、ステップS43に
戻り、フィンガー受信部3−1〜3−nにおいてアンテ
ナ1及び無線部2を介して受信されたデータが逆拡散さ
れる。
【0093】また、ステップS44において有音/無音
検出部8−1,8−2の両方で無音が検出された場合、
サーチエンジン5及びCPU6において移動端末がハン
ドオーバー状態であるかが判断され(ステップS4
5)、ハンドオーバー状態でないと判断された場合、ク
ロック制御部9による制御によってSW12−2〜12
−nが開放状態となり、フィンガー受信部3−2〜3−
nにクロックが供給されなくなる。
【0094】それにより、フィンガー受信部3−2〜3
−nの動作が停止し、アンテナ1及び無線部2を介して
受信されたデータがフィンガー受信部3−1のみにて逆
拡散される(ステップS46)。
【0095】そして、ステップS44に戻り、有音/無
音検出部8−1において、フィンガー受信部3−1に入
力されたデータに基づいて音声の有無が検出される。
【0096】また、ステップS45において移動端末が
ソフトハンドオーバー状態であると判断された場合は、
クロック制御部9による制御によって、SW12−2が
導通状態、SW12−3〜12−nが開放状態にそれぞ
れ設定され、フィンガー受信部3−3〜3−nにクロッ
クが供給されなくなる。なお、この場合、フィンガー受
信部3−1にて一方の基地局装置からの信号が受信さ
れ、フィンガー受信部3−2にて他方の基地局装置から
の信号が受信されるものとする。
【0097】それにより、フィンガー受信部3−3〜3
−nの動作が停止し、アンテナ1及び無線部2を介して
受信されたデータがフィンガー受信部3−1,3−2の
みにて逆拡散される(ステップS47)。
【0098】そして、ステップS44に戻り、有音/無
音検出部8−1,8−2において、フィンガー受信部3
−1,3−2に入力されたデータに基づいて音声の有無
が検出される。
【0099】(第6の実施の形態)上述した第5の実施
の形態においては、有音/無音検出部が2つ設けられ、
有音/無音検出部に接続された1つのフィンガー受信部
が常時動作し、また、ハンドオーバー時には有音/無音
検出部に接続された2つのフィンガー受信部が常時動作
し、該フィンガー受信部に入力されたデータに基づいて
音声の有無が検出され、該検出結果に基づいて他のフィ
ンガー受信部の動作が制御されているが、複数の有音/
無音検出部を複数のフィンガー受信部のそれぞれに接続
されるように設け、最も相関値の高い1つまたは2つの
フィンガー受信部を動作させ、該フィンガー受信部に接
続された有音/無音検出部における音声の有無の検出結
果に基づいて他のフィンガー受信部の動作を制御するこ
ともできる。
【0100】図12は、本発明の受信回路の第6の実施
の形態を示すブロック図である。
【0101】本形態は図12に示すように、データを受
信するためのアンテナ1及び無線部2と、アンテナ1及
び無線部2を介して受信されたデータが入力され、該デ
ータの逆拡散を複数のマルチパスに対応して行う複数の
フィンガー受信部3−1〜3−nと、フィンガー受信部
3−1〜3−nにて逆拡散されたデータを合成する最大
比合成部4と、各マルチパス成分を検出するサーチエン
ジン5と、フィンガー受信部3−1〜3−nの動作タイ
ミングを制御するタイミング制御部7と、サーチエンジ
ン5における検出結果に基づいてタイミング制御部7の
動作を制御するCPU6と、フィンガー受信部3−1〜
3−nのぞれぞれにて逆拡散されたデータに基づいて音
声の有無をそれぞれ検出する有音/無音検出部8−1〜
8−nと、CPU6による制御または有音/無音検出部
8−1〜8−nにおける検出結果に基づいてフィンガー
受信部3−1〜3−nに対するクロックの供給を制御す
るクロック制御部9と、クロック制御部9の制御により
フィンガー受信部3−1〜3−nのそれぞれに対するク
ロックの供給を切り替えるSW12−1〜12−nとか
ら構成されている。なお、タイミング制御部7からは、
フィンガー受信部3−1〜3−nの同期を保持するため
のフレーム信号がフィンガー受信部3−1〜3−nに対
して常時出力されている。
【0102】以下に、上記のように構成された受信回路
におけるフィンガー受信部の動作の制御について説明す
る。
【0103】図13は、図12に示した受信回路の動作
を説明するためのフローチャートである。
【0104】基地局20a(図1参照)と移動端末10
a(図1参照)との間で音声通話が開始され(ステップ
S51)、アンテナ1及び無線部2を介してデータが受
信されると(ステップS52)、まず、クロック制御部
9による制御によってSW12−1〜12−nが全て導
通状態となり、フィンガー受信部3−1〜3−nの全て
にクロックが供給され、それにより、フィンガー受信部
3−1〜3−nにおいてアンテナ1及び無線部2を介し
て受信されたデータが逆拡散される(ステップS5
3)。
【0105】次に、有音/無音検出部8−1〜8−nに
おいて、フィンガー受信部3−1〜3−nにて逆拡散さ
れたデータに基づいて音声の有無が検出され(ステップ
S54)、有音が検出された場合、ステップS53に戻
り、フィンガー受信部3−1〜3−nにおいてアンテナ
1及び無線部2を介して受信されたデータが逆拡散され
る。
【0106】また、ステップS54において無音が検出
された場合、サーチエンジン5及びCPU6において移
動端末がハンドオーバー状態であるかが判断され(ステ
ップS55)、ハンドオーバー状態でないと判断された
場合、フィンガー受信部3−1〜3−nのうち最も相関
値が高いフィンガー受信部がCPU6からクロック制御
部9に対して通知され、クロック制御部9の制御によっ
て、最も相関値が高いフィンガー受信部にクロックが供
給され、他のフィンガー受信部にクロックが供給されな
くなる。
【0107】ここで、フィンガー受信部3−1が最も相
関値が高いとすると、クロック制御部9による制御によ
ってSW12−1が導通状態、SW12−2〜12−n
が開放状態となり、フィンガー受信部3−1にクロック
が供給され、フィンガー受信部3−2〜3−nにクロッ
クが供給されなくなる。
【0108】それにより、フィンガー受信部3−2〜3
−nの動作が停止し、アンテナ1及び無線部2を介して
受信されたデータがフィンガー受信部3−1のみにて逆
拡散される(ステップS56)。
【0109】そして、ステップS54に戻り、有音/無
音検出部8−1において、フィンガー受信部3−1に入
力されたデータに基づいて音声の有無が検出される。
【0110】また、ステップS55において移動端末が
ハンドオーバー状態であると判断された場合は、フィン
ガー受信部3−1〜3−nのうち最も相関値が高いフィ
ンガー受信部と2番目に相関値が高いフィンガー受信部
とがCPU6からクロック制御部9に対して通知され、
クロック制御部9の制御によって、最も相関値が高いフ
ィンガー受信部と2番目に相関値が高いフィンガー受信
部にクロックが供給され、他のフィンガー受信部にクロ
ックが供給されなくなる。
【0111】ここで、フィンガー受信部3−1が最も相
関値が高く、フィンガー受信部3−2が2番目に相関値
が高いとすると、クロック制御部9による制御によって
SW12−1,12−2が導通状態、SW12−3〜1
2−nが開放状態となり、フィンガー受信部3−1,3
−2にクロックが供給され、フィンガー受信部3−3〜
3−nにクロックが供給されなくなる。
【0112】それにより、フィンガー受信部3−3〜3
−nの動作が停止し、アンテナ1及び無線部2を介して
受信されたデータがフィンガー受信部3−1,3−2の
みにて逆拡散される(ステップS57)。
【0113】そして、ステップS54に戻り、有音/無
音検出部8−1,8−2において、フィンガー受信部3
−1,3−2に入力されたデータに基づいて音声の有無
が検出される。
【0114】なお、上述した第1〜第6の実施の形態に
おいては、音声通話時における音声の有無によってフィ
ンガー受信部の動作が制御されているが、本発明は、音
声通話時に限らず、受信データがバーストであるような
通信の場合、受信データが存在しない区間でパワーセー
ブ受信を行うことも考えられる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように構成された本発明に
おいては、フィンガー受信部にて逆拡散されたデータに
基づいて音声の有無を検出する検出手段と、検出手段に
おける検出結果に基づいて複数のフィンガー受信部のう
ち動作するフィンガー受信部の数を制御する制御手段と
を設け、検出手段において有音が検出された場合は、全
てのフィンガー受信部が動作するように制御し、検出手
段において無音が検出された場合は、音声の有無を検出
するために必要となる1つまたは2つのフィンガー受信
部のみが動作するように制御するような構成としたた
め、無音状態における消費電流の低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信回路が設けられた移動端末を有す
る移動通信システムの一構成例を示す図である。
【図2】本発明の受信回路の第1の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図3】図2に示した受信回路の動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】本発明の受信回路の第2の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示した受信回路の動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】本発明の受信回路の第3の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図7】図6に示した受信回路の動作を説明するための
フローチャートである。
【図8】本発明の受信回路の第4の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図9】図8に示した受信回路の動作を説明するための
フローチャートである。
【図10】本発明の受信回路の第5の実施の形態を示す
ブロック図である。
【図11】図10に示した受信回路の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】本発明の受信回路の第6の実施の形態を示す
ブロック図である。
【図13】図12に示した受信回路の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図14】従来の移動通信システムにおける移動端末内
に設けられた受信回路の一構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3−1〜3−n フィンガー受信部 4 最大比合成部 5 サーチエンジン 6 CPU 7 タイミング制御部 8,8−1〜8−n,18 有音/無音検出部 9 クロック制御部 10a,10b 移動端末 11 復号部 12−1〜12−n SW 20a,20b 基地局装置 30 交換機 40a,40b サービスエリア

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線を介して送信されてきた信号を受信
    するためのアンテナ及び無線部と、複数のマルチパスに
    それぞれ対応して、前記アンテナ及び無線部を介して受
    信された信号を逆拡散する複数のフィンガー受信部と、
    該複数のフィンガー受信部にて逆拡散された信号を合成
    する合成部とを少なくとも有してなる受信回路におい
    て、 前記アンテナ及び無線部にて受信された信号に含まれる
    音声またはデータの有無に基づいて、前記複数のフィン
    ガー受信部のうち動作するフィンガー受信部の数を制御
    することを特徴とする受信回路。
  2. 【請求項2】 データを受信するためのアンテナ及び無
    線部と、複数のマルチパスにそれぞれ対応して、前記ア
    ンテナ及び無線部を介して受信されたデータを逆拡散す
    る複数のフィンガー受信部と、該複数のフィンガー受信
    部にて逆拡散されたデータを合成する合成部とを少なく
    とも有してなる受信回路において、 前記フィンガー受信部にて逆拡散されたデータに基づい
    て音声の有無を検出する検出手段と、 該検出手段における検出結果に基づいて前記複数のフィ
    ンガー受信部のうち動作するフィンガー受信部の数を制
    御する制御手段とを有することを特徴とする受信回路。
  3. 【請求項3】 データを受信するためのアンテナ及び無
    線部と、複数のマルチパスにそれぞれ対応して、前記ア
    ンテナ及び無線部を介して受信されたデータを逆拡散す
    る複数のフィンガー受信部と、該複数のフィンガー受信
    部にて逆拡散されたデータを合成する合成部と、該合成
    部にて合成されたデータを復号する復号部とを少なくと
    も有してなる受信回路において、 前記復号部にて復号されたデータに基づいて音声の有無
    を検出する検出手段と、 該検出手段における検出結果に基づいて前記複数のフィ
    ンガー受信部のうち動作するフィンガー受信部の数を制
    御する制御手段とを有することを特徴とする受信回路。
  4. 【請求項4】 アンテナ及び無線部にて受信された信号
    を、複数のマルチパスに対応して複数の受信部にて逆拡
    散し、逆拡散した信号を合成して出力する受信方法にお
    いて、 前記アンテナ及び無線部にて受信された信号に含まれる
    音声またはデータの有無に基づいて、前記複数の受信部
    のうち動作する受信部の数を制御することを特徴とする
    受信方法。
  5. 【請求項5】 無線を介して送信されてきた信号を受信
    するためのアンテナ及び無線部と、複数のマルチパスに
    それぞれ対応して、前記アンテナ及び無線部を介して受
    信された信号を逆拡散する複数のフィンガー受信部と、
    該複数のフィンガー受信部にて逆拡散された信号を合成
    する合成部とを少なくとも有してなる受信回路を用いた
    受信方法であって、 前記アンテナ及び無線部にて受信された信号に含まれる
    音声またはデータの有無に基づいて、前記複数の受信部
    のうち動作する受信部の数を制御することを特徴とする
    受信方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の受信方
    法において、 通信を行っている基地局装置の数に基づいて、前記アン
    テナ及び無線部にて受信された信号に音声またはデータ
    が含まれていない場合に動作する受信部の数を制御する
    ことを特徴とする受信方法。
  7. 【請求項7】 請求項4または請求項5に記載の受信方
    法において、 ソフトハンドオーバー状態であるか否かに基づいて、前
    記アンテナ及び無線部にて受信された信号に音声または
    データが含まれていない場合に動作する受信部の数を制
    御することを特徴とする受信方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の受信方法において、 ソフトハンドオーバー状態である場合、該受信回路と通
    信を行っている基地局装置の数の受信部を動作させ、 ソフトハンドオーバー状態ではない場合、音声またはデ
    ータの有無を検出するために必要となる最小限の数の受
    信部を動作させることを特徴とする受信方法。
  9. 【請求項9】 請求項4乃至8のいずれか1項に記載の
    受信方法において、 動作する受信部の数は、前記複数の受信部に対するクロ
    ックの供給によって制御することを特徴とする受信方
    法。
  10. 【請求項10】 アンテナ及び無線部にて受信されたデ
    ータを、複数のマルチパスに対応して複数の受信部にて
    逆拡散し、逆拡散したデータを合成して出力する受信方
    法において、 逆拡散したデータに基づいて音声の有無を検出し、 該検出結果に基づいて前記複数の受信部のうち動作する
    受信部の数を制御することを特徴とする受信方法。
  11. 【請求項11】 データを受信するためのアンテナ及び
    無線部と、複数のマルチパスにそれぞれ対応して、前記
    アンテナ及び無線部を介して受信されたデータを逆拡散
    する複数のフィンガー受信部と、該複数のフィンガー受
    信部にて逆拡散されたデータを合成する合成部とを少な
    くとも有してなる受信回路を用いた受信方法であって、 前記複数のフィンガー受信部にて逆拡散されたデータに
    基づいて音声の有無を検出し、 該検出結果に基づいて前記複数の受信部のうち動作する
    受信部の数を制御することを特徴とする受信方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    受信方法において、 音声の有音を検出した場合に全ての受信部を動作させる
    ことを特徴とする受信方法。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至12のいずれか1項に
    記載の受信方法において、 前記複数の受信部のうち少なくとも1つは常時動作させ
    ておくことを特徴とする受信方法。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至12のいずれか1項に
    記載の受信方法において、 前記複数の受信部のうち少なくとも2つは常時動作させ
    ておくことを特徴とする受信方法。
  15. 【請求項15】 請求項10乃至12のいずれか1項に
    記載の受信方法において、 前記複数の受信部のうち最も相関値が高い受信部を常時
    動作させておくことを特徴とする受信方法。
  16. 【請求項16】 請求項10乃至12のいずれか1項に
    記載の受信方法において、 該受信回路がハンドオーバー状態である場合は、前記複
    数の受信部のうち最低2つの受信部を常時動作させ、 該受信回路がハンドオーバー状態ではない場合は、前記
    複数の受信部のうち1つの受信部を常時動作させておく
    ことを特徴とする受信方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の受信方法におい
    て、 該受信回路がハンドオーバー状態である場合は、前記複
    数の受信部のうち最も相関値が高い2つの受信部を常時
    動作させ、 該受信回路がハンドオーバー状態ではない場合は、前記
    複数の受信部のうち最も相関値が高い受信部を常時動作
    させておくことを特徴とする受信方法。
  18. 【請求項18】 アンテナ及び無線部にて受信されたデ
    ータを、複数のマルチパスに対応して複数の受信部にて
    逆拡散し、逆拡散したデータを合成し、合成したデータ
    を復号して出力する受信方法において、 復号したデータに基づいて音声の有無を検出し、 該検出結果に基づいて前記複数の受信部のうち動作する
    受信部の数を制御することを特徴とする受信方法。
  19. 【請求項19】 データを受信するためのアンテナ及び
    無線部と、複数のマルチパスにそれぞれ対応して、前記
    アンテナ及び無線部を介して受信されたデータを逆拡散
    する複数のフィンガー受信部と、該複数のフィンガー受
    信部にて逆拡散されたデータを合成する合成部と、該合
    成部にて合成されたデータを復号する復号部とを少なく
    とも有してなる受信回路を用いた受信方法であって、 前記復号部にて復号されたデータに基づいて音声の有無
    を検出し、 該検出結果に基づいて前記複数の受信部のうち動作する
    受信部の数を制御することを特徴とする受信方法。
  20. 【請求項20】 請求項18または請求項19に記載の
    受信方法において、 音声の有音を検出した場合に全ての受信部を動作させる
    ことを特徴とする受信方法。
  21. 【請求項21】 請求項18乃至20のいずれか1項に
    記載の受信方法において、 前記複数の受信部のうち最も相関値が高い受信部を常時
    動作させておくことを特徴とする受信方法。
  22. 【請求項22】 請求項10乃至21のいずれか1項に
    記載の受信方法において、 前記複数の受信部に対するクロックの供給を制御するこ
    とにより、前記複数の受信部の動作を制御することを特
    徴とする受信方法。
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