JP2003289278A - 移動通信端末とそのパスサーチ回路 - Google Patents

移動通信端末とそのパスサーチ回路

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JP2003289278A JP2002089770A JP2002089770A JP2003289278A JP 2003289278 A JP2003289278 A JP 2003289278A JP 2002089770 A JP2002089770 A JP 2002089770A JP 2002089770 A JP2002089770 A JP 2002089770A JP 2003289278 A JP2003289278 A JP 2003289278A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル全体への伝送信号及びビームフォーミン
グによる伝送信号に対するパスサーチを、小規模の回路
構成でかつ少ない信号処理量で行えるようにし、これに
より低消費電力化を可能にする。 【解決手段】 共通チャネル用パスサーチャ60aによ
り共通チャネルについて受信パスサーチを行い、そのサ
ーチ結果をもとに共通チャネルの受信対象パスを選択し
てそのパスタイミング情報PCSを共通チャネル用RA
KE受信機70に与える。また上記共通チャネルのパス
サーチ結果をもとに個別チャネルの受信対象パスを選択
して、そのパスタイミング情報SPSを個別チャネル用
相関電力検出器60bに与え、これにより個別チャネル
のパス検出を行う。そして、この検出された複数のパス
の中からパス選択を行って、そのパスタイミング情報S
CSを個別チャネル用RAKE受信機70に与えるよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線アクセス方
式として符号分割多元接続(CDMA:Code Division
Multiple Access)方式を採用し、かつ基地局がセル内
の限定されたエリアに向けて無線信号を送信するビーム
フォーミング機能を備えた移動通信システムにおいて使
用される移動通信端末とそのパスサーチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】直接拡散を用いるスペクトラム拡散無線
通信システムの移動通信端末では、基地局が送信した無
線信号を受信する際に、マルチパス、つまり時間的に分
散した複数のパスを合成するRAKE受信機を用いるこ
とが多い。RAKE受信機は、フィンガと呼ばれる複数
の受信回路によりパスごとに逆拡散を行い、その出力を
位相を合わせて合成する。このため、RAKE受信機で
は各フィンガに対し受信すべきパスのタイミングを指定
する必要があり、そのためにパスサーチャと呼ばれる回
路が使用されている。
【0003】パスサーチャは、相関器と電力検出器とか
らなる多数の検出回路を有し、これらの検出回路によ
り、伝送信号中に設けられたリファレンス部と呼ばれる
既知の信号をそれぞれ受信する。そして、この受信され
たリファレンス部の多数のパスについてその受信タイミ
ング及び受信レベルを検出する。そして、この検出され
た多数のパスの中からその受信レベルをもとに適当なパ
スを選択し、この選択したパスの受信タイミングをRA
KE受信機のフィンガ制御部に与える。パスサーチャに
おいて行われる上記適当なパスが選択されるまでの動作
はパスサーチと呼ばれ、多くの信号処理が必要であり消
費電力も多くなる。
【0004】一方移動通信システムでは、基地局ごとに
そのアンテナパターンを適宜構成することでそれぞれセ
ルと呼ばれる無線エリアを構成する。セルには一般に、
水平面に指向性のないアンテナを用いて構成するオムニ
セル(円形セル)と、扇形の指向性を持つアンテナによ
り構成するセクタセルとがある。このようなセル単位の
通信では、一つのセル内で同時に通信できる移動局数は
周波数の数と拡散符号の数に依存する。このため、セル
ごとの収容能力を高めるには、周波数又は拡散符号の割
当数を増やす必要があるが、割り当て可能な周波数の数
には限りがあり、また1周波数上で同時に使用できる拡
散符号の数にも無線特性による上限があるので、収容能
力の飛躍的向上は望めない。
【0005】そこで、ビームフォーミングという技術が
注目されている。ビームフォーミングは、例えば図9に
示すように、基地局BSのアンテナの指向性を絞ること
でセルZ内の限定されたエリアEに対し無線信号を照射
するようにしたものである。ビームフォーミングを行う
と、基地局BSのアンテナ利得が高まるので送信電力を
低減することができ、しかも無線信号の照射エリアEが
限定されるのでセル内の他のエリアへの干渉を少なくす
ることができる。このため、同一セル内で同一の周波数
を繰り返し使用することが可能となり、これによりセル
ごとの収容能力を大幅に高めることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、セル全体に
向けた送信と、限定エリアに向けたビームフォーミング
による送信とを併用するシステムでは、セル全体へ送信
する伝送信号のリファレンス部と、ビームフォーミング
により送信する伝送信号のリファレンス部には、互いに
異なる拡散符号が使用される。
【0007】したがって、移動通信端末において、上記
セル全体へ送信される伝送信号と、ビームフォーミング
により送信される伝送信号の両方を受信しようとする
と、移動通信端末のパスサーチ回路では、上記セル全体
へ送信される伝送信号のリファレンス部と、ビームフォ
ーミングにより送信される伝送信号のリファレンス部に
ついて、別々にパスサーチを行う必要がある。このた
め、例えばパスサーチ回路をハードウエアで構成する場
合には、同一の回路を二組設けることになるため回路構
成の大型化と消費電力の増大を招く。また、パスサーチ
回路をDSP(Digital Signal Processor)又はMPU
(Micro Processor Unit)で構成する場合には、パスサ
ーチに要する信号処理量が倍増して消費電力の増大を招
く。このような回路構成の大型化や消費電力の増大は、
小型軽量化と消費電力の低減が最重要課題の一つとなっ
ている移動通信端末においては、きわめて好ましくな
い。
【0008】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、セル全体への伝送信号
及びビームフォーミングによる伝送信号に対するパスサ
ーチを、小規模の回路構成でかつ少ない信号処理量で行
えるようにし、これにより低消費電力化を可能にした移
動通信端末とそのパスサーチ回路を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、セルに対し第1のチャネル信号を送信す
るとともに、前記セル内の限定されたエリアに対し第2
のチャネル信号を送信する機能を備えた基地局との間で
無線通信を行う移動通信端末において、上記第1のチャ
ネル信号について受信パスサーチを行って当該第1のチ
ャネル信号に係わる複数のパスを検出し、このパスサー
チにより検出された第1のチャネル信号に係わる複数の
パスの受信タイミングに基づいて上記第2のチャネル信
号に係わる複数のパスを検出する。そして、この検出さ
れた第2のチャネル信号に係わる複数のパスの中から受
信すべき複数のパスを選択し、この選択された第2のチ
ャネル信号に係わる複数のパスをRAKE受信手段によ
り受信するようにしたものである。
【0010】したがってこの発明によれば、第1のチャ
ネル信号に対するパスサーチの結果を利用して第2のチ
ャネル信号のパスが検出される。このため、第2のチャ
ネル信号に対し受信パスサーチを行う必要がなくなり、
この結果第1のチャネル信号及び第2のチャネル信号の
両方についてそれぞれパスサーチを行う場合に比べ、パ
スサーチに要する信号処理量が低減される。また、受信
パスサーチのための回路を2組用意する必要がなくな
り、これにより回路規模も小さくできる。従って、端末
の消費電力を大幅に低減してその分バッテリの寿命を延
ばすことが可能となる。
【0011】また、一般にビームフォーミングによる第
2のチャネル信号に比べ、セル全体に向け送信される第
1のチャネル信号の方が、送信レベルが大きい。このた
め、第1のチャネル信号の受信パスサーチ結果を利用し
て第2のチャネル信号のパス検出を行うことにより、第
2のチャネル信号のパス検出を簡単かつ少ない処理によ
り正確に行うことが可能となる。
【0012】さらに、上記第2のチャネル信号のパス検
出を、RAKE受信手段に設けられている複数のフィン
ガを使用して行うようにすると、第2のチャネル信号の
パス検出回路を新たに設ける必要がなくなりので、その
分回路規模をさらに小型化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わる移動通
信端末の一実施形態である携帯電話機の機能構成を示す
ブロック図である。この携帯電話機は、無線アクセス方
式としてCDMA(Code Division Multiple Access)
方式を採用している。
【0014】図示しない基地局から送信された無線周波
信号は、アンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器2
(DUP)を介して受信回路(RX)3に入力される。
受信回路3は、上記無線周波信号を周波数シンセサイザ
(SYN)4から出力された受信局部発振信号とミキシ
ングして中間周波信号に周波数変換する。そして、この
受信中間周波信号を直交復調して受信ベースバンド信号
を得る。なお、上記周波数シンセサイザ4から発生され
る受信局部発振信号の周波数は、制御部12からの制御
信号SYCによって指示される。
【0015】上記受信ベースバンド信号は、CDMA信
号処理部6のRAKE受信機において、パスごとに受信
チャネルに割り当てられた拡散符号により逆拡散処理さ
れたのち位相を合わせて合成され、これにより所定の伝
送フォーマットの受信パケットデータが得られる。そし
てこの受信パケットデータは符号復号処理部7に入力さ
れる。
【0016】符号復号処理部7は、上記CDMA信号処
理部6から出力された受信パケットデータを多重分離部
によりメディアごとに分離し、この分離されたメディア
データごとに復号処理を施す。例えば復調データに音声
データが含まれていれば、この音声データをスピーチコ
ーデックにより復号する。また復調データに画像データ
が含まれていれば、この画像データをビデオコーデック
により復号する。この復号処理により得られたディジタ
ル音声信号はオーディオ信号処理部8へ、またディジタ
ル画像信号は制御部12へそれぞれ入力される。なお、
復調データにメール等のコンピュータデータが含まれて
いる場合には、このコンピュータデータは制御部12に
入力される。
【0017】オーディオ信号処理部8は、符号復号処理
部7から供給されたディジタル音声信号をPCM復号し
てアナログ音声信号を出力する。このアナログ音声信号
は、受話増幅器9にて増幅されたのちスピーカ10より
拡声出力される。
【0018】制御部12は、上記符号復号処理部7から
供給されたディジタル画像信号を、ビデオメモリを介し
て表示部15に表示する。また、メール等のコンピュー
タデータについては記憶部13に保存すると共に、表示
部15に表示する。なお、入力部14において例えば留
守設定がなされている場合には、上記符号復号処理部7
において復号処理する前の音声データ及び画像データを
取り込んで、これらのデータを記憶部13に記憶させ
る。
【0019】なお、携帯電話機に携帯情報端末(PD
A:Personal Digital Assistance )やノート型パーソ
ナル・コンピュータ等の外部情報端末が接続されている
場合には、上記符号復号処理部7において復号処理され
る前のデータを制御部12から図示しない外部インタフ
ェースを介して上記外部情報端末へ転送することも可能
である。
【0020】一方、通信時においてマイクロホン11に
入力された話者の音声信号は、送話増幅器18により適
正レベルまで増幅されたのち、オーディオ信号処理部8
にてPCM符号化処理が施され、ディジタル音声信号と
なって符号復号処理部7に入力される。また、図示しな
いカメラにより撮像された画像信号は、制御部12によ
りディジタル化されて符号復号処理部7に入力される。
なお、制御部12において作成されたメールデータ等の
コンピュータデータも、制御部12から符号復号処理部
7に入力される。
【0021】符号復号処理部7は、オーディオ信号処理
部8から出力されたディジタル音声信号より入力音声の
エネルギー量を検出し、この検出結果に基づいて送信デ
ータレートを決定する。そして、上記ディジタル音声信
号を上記送信データレートに応じたフォーマットの信号
に符号化して送信音声データを生成する。また、制御部
12から供給されたディジタル画像信号を符号化して画
像データを生成する。そして、これらの音声データ及び
画像データを多重分離部で所定の伝送フォーマットに従
いパケットに多重化してCDMA信号処理部6へ出力す
る。なお、制御部12からメール等のコンピュータデー
タが出力された場合にも、このコンピュータデータを上
記パケットに多重化する。
【0022】CDMA信号処理部6は、上記符号復号処
理部7から出力された送信パケットに対し送信チャネル
に割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処
理を施す。そしてその出力信号を送信回路(TX)5へ
出力する。送信回路5は、上記スペクトラム拡散された
信号を例えばQPSK方式等のディジタル変調方式を使
用して変調する。そして、このディジタル変調により生
成された送信信号を、周波数シンセサイザ4から発生さ
れる送信局部発振信号と合成して無線周波信号に周波数
変換する。そして、制御部12により指示される送信電
力レベルとなるように上記無線周波信号を高周波増幅す
る。この増幅された送信無線周波信号は、アンテナ共用
器2を介してアンテナ1に供給され、このアンテナ1か
ら接続中の基地局へ向けて送信される。
【0023】入力部14には、ダイヤルキーに加え、発
信キー、電源キー、終了キー、音量調節キー、モード指
定キー等の機能キー群が設けられている。また表示部1
5には、LCD表示器やLEDランプが設けられてい
る。LCD表示器には、先に述べたように送受信画像デ
ータやメールデータが表示され、さらに電話帳や通信相
手端末の電話番号、送受信履歴、自端末の動作状態等も
表示される。またLEDランプは、着信報知やバッテリ
16のDischarge 状態を表示するために使用される。な
お、17は電源回路であり、バッテリ16の出力をもと
に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給す
る。
【0024】ところで、無線アクセス方式としてW−C
DMA FDD(Wideband-Code Division Multiple Ac
cess Frequency Division Duplex)方式を採用した移
動通信システムでは、基地局の送信モードとして、図8
に示したようにセルZ全域に対し無線信号を送信する全
セル送信モードと、セルZ内の限定されたエリアEに対
し無線信号を照射するビームフォーミング送信モードが
定義されている。
【0025】全セル送信モードにより送信する無線信号
と、ビームフォーミング送信モードにより送信する無線
信号は、同一周波数で拡散符号を異ならせることにより
移動局で分離可能である。いずれのモードの無線信号に
も、移動局がパスサーチを行う際に受信するリファレン
ス部が挿入される。リファレンス部としては共通パイロ
ットチャネル(CPICH)が用いられ、全セル送信モ
ードの共通パイロットチャネルはP−CPICHと呼ば
れ、またビームフォーミング送信モードの共通パイロッ
トチャネルはS−CPICHと呼ばれる。
【0026】各基地局は、全セル送信モードでは上記P
−CPICHと共通制御チャネル(PCCPCH)を送
信し、一方ビームフォーミング送信モードでは上記S−
CPICHと個別チャネル(DPCH)を送信する。
【0027】さて、この実施形態の携帯電話機はCDM
A信号処理部6に、上記各送信モードに対応するための
回路を備えている。図2は、その構成を示すブロック図
である。
【0028】すなわちCDMA信号処理部6は、共通チ
ャネル用のRAKE受信機70と、個別チャネル用のR
AKE受信機80とを個別に備え、さらにこれらのRA
KE受信機70,80に対し共通に使用されるパスサー
チ部60を備えている。
【0029】パスサーチ部60は、共通チャネル用のパ
スサーチャ60aと、個別チャネル用の相関電力検出器
60bと、パスタイミング選択回路60cとから構成さ
れる。
【0030】共通チャネル用パスサーチャ60aは、基
地局から全セル送信モードで送信された共通パイロット
チャネルP−CPICHについて受信パスサーチを行っ
て複数のパスを検出するもので、例えば図3に示すよう
にタイミング制御部61と、多数の相関器621〜62
n及び電力検出器631〜63nと、第1及び第2のパ
ス選択部64,65とから構成される。
【0031】すなわち、各相関器621〜62nではそ
れぞれ、タイミング制御部61により固定的に設定され
たタイミングにおいて、受信ベースバンド信号と拡散符
号との相関が求められる。電力検出器631〜63nで
はそれぞれ、上記相関器621〜62nの相関出力の電
力値が検出される。第1のパス選択部64は、上記電力
検出器631〜63nにより検出された各相関電力値を
第1のしきい値TH1 とそれぞれ比較する。そして、相関
電力値がこの第1のしきい値TH1 以上となる信号につい
てこれをパスとして選択し、この選択したパスのタイミ
ングを共通チャネル用のパスタイミング情報PCSとし
て共通チャネル用RAKE受信機70に与える。
【0032】第2のパス選択部65は、上記電力検出器
631〜63nにより検出された各相関電力値を第2の
しきい値TH2 とそれぞれ比較する。そして、相関電力値
がこの第2のしきい値TH2 以上となる信号についてこれ
をパスとして選択し、この選択したパスの受信タイミン
グを個別チャネルのパスを検出するためのタイミング情
報SPSとして個別チャネル用相関電力検出器60bに
与える。
【0033】個別チャネル用相関電力検出器60bは、
例えば個別チャネル用の共通パイロットチャネルS−C
PICHについて検出しようとするパスの最大数に対応
する数の相関器及び電力検出器を有する。そして、上記
第2のパス選択部65から与えられるパスタイミング情
報SPSに従い、上記相関器及び電力検出器により共通
パイロットチャネルS−CPICHの各パスの電力値を
検出する。
【0034】パスタイミング選択回路60cは、上記個
別チャネル用相関電力検出器60bにより検出された共
通パイロットチャネルS−CPICHの各パスの電力値
をしきい値TH3 と比較する。そして、電力値がしきい値
TH3 に満たないパスを除去し、残ったパスの受信タイミ
ングを個別チャネル用のパスタイミング情報SCSとし
て、個別チャネル用のRAKE受信機80に与える。
【0035】共通チャネル用のRAKE受信機70は、
上記パスサーチ部60の共通チャネル用パスサーチャ6
0aから与えられたパスタイミング情報PCSに従い、
基地局が全セル送信モードで送信した共通チャネルの無
線信号をRAKE受信する。図4は、その回路構成を示
す図である。
【0036】すなわち、共通チャネル用のRAKE受信
機70は、複数のフィンガ721〜72mと、これらの
フィンガ721〜72mを制御するフィンガ制御部71
と、信号合成部73とから構成される。このうちフィン
ガ721〜72mは、相関器72aと復号器72bとか
らなり、相関器72aは拡散符号発生器72cと、乗算
器72dと、積分器72eとから構成される。拡散符号
発生器72cは共通制御チャネル用の拡散符号を発生す
る。
【0037】フィンガ制御部71は、上記与えられたパ
スタイミング情報PCSに従い、各フィンガ721〜7
2mの拡散符号発生器72c及び積分器72eに対しそ
れぞれ拡散符号の発生位相及び積分期間を指定する。各
フィンガ721〜72mはそれぞれ、共通制御チャネル
の受信ベースバンド信号に対しスペクトラム逆拡散を行
ってパスの受信信号を得、この各パスの受信信号を復号
器72bで復号したのち信号合成部73へ出力する。信
号合成部73は、各フィンガ721〜72mからそれぞ
れ出力された各パスの受信データをシンボル合成し、合
成された受信データをRAKE受信信号として前記符号
復号処理部7に供給する。
【0038】個別チャネル用のRAKE受信機80も、
上記共通チャネル用のRAKE受信機70と同様の回路
構成をなす。そして、基地局がビームフォーミング送信
モードで送信した個別チャネル信号の複数のパスをそれ
ぞれ、上記パスサーチ部60のパスタイミング選択回路
60cから与えられる個別チャネル用のパスタイミング
情報SCSに従い、個別チャネル用の拡散符号によりス
ペクトラム逆拡散する。そして、この逆拡散された各パ
スの受信信号を復号処理したのちシンボル合成し、この
合成された受信データを個別チャネルのRAKE受信信
号として前記符号復号処理部7に供給する。
【0039】次に、以上のように構成された携帯電話機
のCDMA信号処理部6において行われるパスサーチ処
理動作を説明する。図5はその処理手順と処理内容を示
すフローチャートである。
【0040】制御部12からパスサーチの指示が入力さ
れると、先ずパスサーチ部60の共通チャネル用パスサ
ーチャ60aにおいて共通チャネルの受信パスサーチが
行われる(ステップ5a)。この共通チャネルの受信パ
スサーチは、共通パイロットチャネルP−CPICHに
対し行われる。そして、第1のパス選択部64におい
て、上記受信パスサーチにより検出された多数のパスの
相関電力値が第1のしきい値TH1 とそれぞれ比較され、
相関電力値が第1のしきい値TH1 以上のパスが選択され
る(ステップ5b)。
【0041】例えば、いま上記受信パスサーチにより図
6に示すような多数のパスが検出されたとする。この場
合には、上記第1のパス選択部64により、上記検出さ
れた多数のパスの中から、相関電力値が第1のしきい値
TH1 以上となる複数のパス、つまり受信タイミングt
1,t4,t5,t6,t7のパスが選択される。
【0042】そして、上記選択された複数のパスの受信
タイミングは、共通チャネル用のパスタイミング情報P
CSとして共通チャネル用RAKE受信機70に与えら
れる(ステップ5c)。この結果、共通チャネル用RA
KE受信機70では、各フィンガにおいて、上記共通チ
ャネル用のパスタイミング情報PCSに従い上記選択さ
れた各パスの逆拡散処理が行われ、この逆拡散された各
パスの受信データがシンボル合成されたのち、共通チャ
ネルのRAKE受信信号として符号復号処理部7に供給
される。
【0043】一方、上記共通チャネル用パスサーチャ6
0aにおいて共通チャネルの受信パスサーチ結果が得ら
れると、第2のパス選択部65により、上記検出された
多数のパスの中から、相関電力値が第2のしきい値TH2
以上となる複数のパスが選択される(ステップ5d)。
例えば、図6に示した例では、受信タイミングt1,t
2,t3,t4,t5,t6,t7,t8のパスが選択
される。そして、この選択された複数のパスの受信タイ
ミングは、個別チャネルのパスを検出するためのパスタ
イミング情報SPSとして個別チャネル用相関電力検出
器60bに与えられる。
【0044】個別チャネル用相関電力検出器60bで
は、上記第2のパス選択部65から与えられたパスタイ
ミング情報SPSに従い、上記個別チャネル用として選
択された複数のパスの相関電力値が検出される(ステッ
プ5e)。このパスの検出は、共通パイロットチャネル
S−CPICHに対し行われる。この個別チャネル用の
相関電力値の検出処理により、個別チャネルの無線信号
に係わるマルチパスのみが検出される。例えば、いま基
地局BSから移動通信端末MSまでの間で、図8に示す
ようなマルチパスが発生しているものとすると、上記個
別チャネル用相関電力検出器60bのパス検出処理で
は、障害物Aにより反射されたパスPaは検出されず、
障害物Bにより反射されたパスPbのみが検出される。
【0045】そうして個別チャネルに係わる複数のパス
の相関電力値が検出されると、パスタイミング選択回路
60cにより、上記検出された複数のパスの相関電力値
がしきい値TH3 と比較される。この比較処理により、相
関電力値がしきい値TH3 に満たないパスが削除されて、
相関電力値が十分に大きいパスのみが選択される(ステ
ップ5f)。例えばいま、上記個別チャネルのパス検出
処理により図7に示すような複数のパスの相関電力値が
検出されたとすると、これらのパスの中から受信タイミ
ングt1,t3,t4のパスが選択される。そして、こ
の選択された各パスの受信タイミングを表す情報SCS
が、個別チャネル用RAKE受信機80に与えられる
(ステップ5g)。
【0046】個別チャネル用RAKE受信機80では、
各フィンガにおいて、上記個別チャネル用のパスタイミ
ング情報SCSに従い上記選択された各パスの逆拡散処
理が行われ、この逆拡散された各パスの受信データがシ
ンボル合成されたのち、個別チャネルのRAKE受信信
号として符号復号処理部7に供給される。
【0047】以上述べたようにこの実施形態に係わるパ
スサーチ部60では、先ず共通チャネル用パスサーチャ
60aにより共通チャネルについて受信パスサーチを行
い、そのサーチ結果をもとに共通チャネルのパスを受信
するための複数のパスを選択してそのパスタイミング情
報PCSを共通チャネル用のRAKE受信機70に与え
る。またそれと共に、上記共通チャネルのパスサーチ結
果をもとに、個別チャネルで受信すべき複数のパスを選
択してそのパスタイミング情報SPSを個別チャネル用
相関電力検出器60bに与え、この相関電力検出器60
bにより個別チャネルにより受信される複数のパスを検
出する。そして、この検出された複数のパスの中から相
関電力値がしきい値TH3 以上のパスを選択して、この選
択された各パスのパスタイミング情報SCSを個別チャ
ネル用のRAKE受信機70に与えるようにしている。
【0048】したがって、基地局BSからセル全体に向
け送信される共通チャネルのパスサーチ結果を利用し
て、基地局BSからビームフォーミングにより送信され
る個別チャネルのパスが検出される。このため、個別チ
ャネルに対し独立して受信パスサーチ処理を行う必要が
なくなり、この結果共通チャネル及び個別チャネルの両
方についてそれぞれパスサーチを行う場合に比べ、パス
サーチに要する信号処理量が大幅に低減される。また、
パスサーチャを2個設ける必要がなくなるので、パスサ
ーチ部60の回路規模も小さくできる。このため、移動
通信端末の消費電力は大幅に低減され、これによりバッ
テリの寿命を延ばすことが可能となる。
【0049】通常、パスサーチャは多数の相関器と電力
検出器を使用して広い時間範囲に渡りサーチを行うよう
に構成されているので、回路構成及び処理量がきわめて
大きくなる。これに対し相関電力増幅器60bは、予め
選択された複数のパスの相関電力値を検出するだけであ
るため、比較的少数の相関器及び電力検出器を備えるだ
けで済む。したがって、パスサーチャに比べ回路構成及
び信号処理量は小型及び少量となり、この結果きわめて
大きな消費電力低減効果が奏せられる。
【0050】さらに、一般にセル全体Zに向け送信され
る共通チャネルは、ビームフォーミングにより送信され
る個別チャネルに比べ、送信出力レベルが大きい。この
ため、共通チャネルの受信パスサーチ結果を利用して個
別チャネルのパス検出を行うことにより、個別チャネル
のパス検出処理を簡単かつ少ない処理量で正確に行うこ
とができる。
【0051】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、前記実施形態では個別チャネ
ルの受信パス検出処理を個別チャネル用相関電力検出器
60bで行うようにしたが、この個別チャネルのパス検
出処理を個別チャネル用RAKE受信機80のフィンガ
で行うようにしてもよい。このように構成すると、個別
チャネル用の相関電力検出器60bを不要にすることが
でき、その結果回路規模をさらに小型化することができ
る。
【0052】これは、例えばRAKE受信機80の各フ
ィンガを時分割で動作させ、一方の期間に個別チャネル
のパス検出処理を行わせると共に、他方の期間にRAK
E受信処理を行わせることで実現できる。また、RAK
E受信機80に設けられた複数のフィンガを第1のグル
ープと第2のグループに二分し、第1のグループに個別
チャネルのパス検出処理を行わせ、第2のグループにR
AKE受信処理を行わせることによっても実現できる。
【0053】また前記実施形態では、共通チャネル用の
RAKE受信機70と、個別チャネル用のRAKE受信
機80とを別個に設けたが、1個のRAKE受信機を時
分割で動作させることで、共通チャネル用のRAKE受
信処理と個別チャネル用のRAKE受信処理をそれぞれ
行うようにしてもよい。さらに、時分割動作させる代わ
りに、1個のRAKE受信機に設けられた複数のフィン
ガを第1のグループと第2のグループに二分し、第1の
グループに共通チャネル用のRAKE受信処理を行わ
せ、第2のグループに個別チャネル用のRAKE受信処
理を行わせるようにしてもよい。
【0054】その他、移動通信端末の種類やその構成、
パスサーチの処理手順とその内容、パスの選択条件(し
きい値TH1 ,TH2 ,TH3 )等についても、この発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、セル
に対し第1のチャネル信号を送信すると共に、前記セル
内の限定されたエリアに対し第2のチャネル信号を送信
する機能を備えた基地局との間で無線通信を行う移動通
信端末にあって、上記第1のチャネル信号について受信
パスサーチを行って当該第1のチャネル信号に係わる複
数のパスを検出し、このパスサーチにより検出された第
1のチャネル信号に係わる複数のパスの受信タイミング
に基づいて上記第2のチャネル信号に係わる複数のパス
を検出する。そして、この検出された第2のチャネル信
号に係わる複数のパスの中から受信すべき複数のパスを
選択し、この選択された第2のチャネル信号に係わる複
数のパスをRAKE受信手段で受信するようにしてい
る。
【0056】したがってこの発明によれば、第1のチャ
ネル信号に対するパスサーチの結果を利用して第2のチ
ャネル信号のパス検出を行うことにより、第2のチャネ
ル信号に対し受信パスサーチを行う必要がなくなる。こ
のため、セル全体への伝送信号及びビームフォーミング
による伝送信号に対するパスサーチを、小規模の回路構
成でかつ少ない信号処理量で行うことができ、これによ
り低消費電力化を可能にする移動通信端末とそのパスサ
ーチ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる移動通信端末の一実施形態
である携帯電話機の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示した携帯電話機内のCDMA信号処
理部の構成を示す回路ブロック図。
【図3】 図2に示したCDMA信号処理部に設けられ
る共通チャネル用パスサーチャの構成を示す回路ブロッ
ク図。
【図4】 図2に示したCDMA信号処理部に設けられ
る共通チャネル用RAKE受信機の構成を示す回路ブロ
ック図。
【図5】 図2に示したCDMA信号処理部において行
われるパスサーチ処理の手順と内容を示すフローチャー
ト。
【図6】 図3に示した共通チャネル用パスサーチャの
パスサーチ出力の一例を示す図。
【図7】 図2に示したCDMA信号処理部に設けられ
る個別チャネル用相関電力検出器のパス検出出力の一例
を示す図。
【図8】 図2に示したCDMA信号処理部において行
われるパスサーチ処理動作を説明するための図。
【図9】 全セル送信モード及びビームフォーミング送
信モードの一例を説明するための図。
【符号の説明】
BS…基地局 MS…移動通信端末 Z…セル E…ビームフォーミング対象エリア 1…アンテナ 2…アンテナ共用器(DUP) 3…受信回路(RX) 4…周波数シンセサイザ(SYN) 5…送信回路(TX) 6…CDMA信号処理部 7…圧縮伸張処理部 8…PCM符号処理部 9…受話増幅器 10…スピーカ 11…マイクロホン 12…制御部 13…記憶部 14…入力部 15…表示部 16…バッテリ 17…電源回路 18…送話増幅器 60…パスサーチ部 61…タイミング制御部 621〜62n…相関器 631〜63n…電力検出器 64…第1のパス選択部 65…第2のパス選択部 60a…共通チャネル用パスサーチャ 60b…個別チャネル用相関電力検出器 60c…パスタイミング選択回路 70…共通チャネル用RAKE受信機 71…フィンガ制御部 721〜72m…フィンガ 72a…相関器 72b…復号器 72c…拡散符号発生器 72d…乗算器 73…信号合成部 80…個別チャネル用RAKE受信機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルに対し第1のチャネル信号を送信す
    ると共に、前記セル内の限定されたエリアに対し第2の
    チャネル信号を送信する機能を備えた基地局との間で無
    線通信を行う移動通信端末において、 前記第1のチャネル信号について受信パスサーチを行っ
    て、当該第1のチャネル信号に係わる複数のパスを検出
    するパスサーチ手段と、 このパスサーチ手段により検出された第1のチャネル信
    号に係わる複数のパスの受信タイミングに基づいて、前
    記第2のチャネル信号に係わる複数のパスを検出するパ
    ス検出手段と、 このパス検出手段により検出された前記第2のチャネル
    信号に係わる複数のパスの中から受信すべき複数のパス
    を選択するパス選択手段と、 このパス選択手段により選択された前記第2のチャネル
    信号に係わる複数のパスを受信するRAKE受信手段と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末。
  2. 【請求項2】 前記パス検出手段は、前記RAKE受信
    手段に設けられている複数のフィンガを使用することに
    より、前記第2のチャネル信号に係わる複数のパスを検
    出することを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  3. 【請求項3】 セルに対し第1のチャネル信号を送信す
    ると共に、前記セル内の限定されたエリアに対し第2の
    チャネル信号を送信する機能を備えた基地局との間で無
    線通信を行う移動通信端末において、 前記第1のチャネル信号について受信パスサーチを行っ
    て、当該第1のチャネル信号に係わる複数のパスを検出
    するパスサーチ手段と、 このパスサーチ手段により検出された第1のチャネル信
    号に係わる複数のパスの中から、当該第1のチャネル信
    号を受信するための複数のパスを選択する第1のパス選
    択手段と、 前記パスサーチ手段により検出された第1のチャネル信
    号に係わる複数のパスの中から、前記第2のチャネル信
    号のパス検出に使用するための複数のパスを選択する第
    2のパス選択手段と、 この第2のパス選択手段により選択された複数のパスの
    受信タイミングに基づいて、前記第2のチャネル信号に
    係わる複数のパスを検出するパス検出手段と、 このパス検出手段により検出された前記第2のチャネル
    信号に係わる複数のパスの中から受信すべき複数のパス
    を選択する第3のパス選択手段と、 前記第1のパス選択手段により選択された前記第1のチ
    ャネル信号に係わる複数のパスを受信する第1のRAK
    E受信手段と、 前記第3のパス選択手段により選択された前記第2のチ
    ャネル信号に係わる複数のパスを受信する第2のRAK
    E受信手段とを具備したことを特徴とする移動通信端
    末。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のRAKE手段は、1
    つのRAKE受信機を時分割に動作させることにより、
    前記第1のパス選択手段により選択された第1のチャネ
    ル信号に係わる複数のパスと、前記第3のパス選択手段
    により選択された前記第2のチャネル信号に係わる複数
    のパスをそれぞれ受信することを特徴とする請求項3記
    載の移動通信端末。
  5. 【請求項5】 セルに対し第1のチャネル信号を送信す
    ると共に、前記セル内の限定されたエリアに対し第2の
    チャネル信号を送信する機能を備えた基地局との間で無
    線通信を行う移動通信端末に設けられるパスサーチ回路
    おいて、 前記第1のチャネル信号について受信パスサーチを行っ
    て、当該第1のチャネル信号に係わる複数のパスを検出
    する手段と、 検出された前記第1のチャネル信号に係わる複数のパス
    の受信タイミングに基づいて、前記第2のチャネル信号
    に係わる複数のパスを検出する手段と、 検出された前記第2のチャネル信号に係わる複数のパス
    の中から受信すべき複数のパスを選択する手段と、 選択された前記第2のチャネル信号に係わる複数のパス
    をRAKE受信機に受信させるべく、当該複数のパスの
    受信タイミング情報を前記RAKE受信機に与える手段
    とを具備したことを特徴とするパスサーチ回路。
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