JP2000156546A - 調整可能なゲインスペクトルを有する半導体レ―ザ - Google Patents
調整可能なゲインスペクトルを有する半導体レ―ザInfo
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Abstract
波長調整可能なレーザを提案する。 【解決手段】 半導体ヘテロ構造からなる可調整レーザ
であって、ヘテロ構造が、活性量子井戸と呼ばれ電荷キ
ャリアの導入時にレーザ放射を行う少なくとも1つの量
子井戸AQWと、その両側に配されて導入された電荷キ
ャリアの一部を収集して閉じ込める収集量子井戸と呼ば
れる少なくとも1つの他の量子井戸CQW 1,CQW2
とを有する活性領域と、電気光学的効果によって活性量
子井戸のゲインスペクトルを変更することにより、レー
ザ放射を行う間に活性量子井戸に作用する空間電荷電界
を生成するように収集量子井戸内の電荷キャリアを分散
させる手段とからレーザを構成する。
Description
ペクトルを有する半導体レーザに関する。この発明は、
周波数を調整可能なレーザ源または光学的ゲイン切換装
置として使用することができ、例えば、光遠距離通信、
ライダー、分光学のような種々の分野に適用可能であ
る。この明細書では、「レーザ」の語句は、空洞共振器
による光増幅、または空洞共振器によらない光増幅とし
て広い意味に使用される。
[1]は、温度変化調節可能なレーザダイオードを開示
している。この文献は、以下に引用される他の文献と同
様に、この明細書の最後にリストアップされている。こ
の文献のダイオードは、約1秒の応答時間を有してい
る。
可能なレーザダイオードを開示している。このダイオー
ドは、約1ミリ秒の応答時間を有し、扱いにくく、非常
に高価である。
域と、分散されたブラッグ反射体を形成する領域とを有
し、これらの領域が、基板上にモノリシックに集積され
ている調節可能なレーザダイオードを開示している。そ
のようなダイオードは、約1ナノ秒の応答時間を有する
が、製造することが困難であり、したがって高価である
一方、3つの電流(すなわち、上記領域の各々に対して
1つの電流)が必要であるために、発せられるレーザ放
射の波長を制御するための複雑な電子手段が必要であ
る。
果による、レーザ放射中のゲインスペクトルの調節可能
性を開示している。この文献に開示されたレーザ装置に
おいては、量子井戸活性領域が、逆バイアスをかけられ
たP−I−N接合における固有領域に形成され、量子井
戸のゲインが光学的に得られている。したがって、その
ようなレーザ装置は不便である。
御電流しか必要とせず、)製造容易であって、そのため
に、文献[3]のレーザダイオードよりも安価であり、
その応答時間、すなわち、その波長切換時間が約1ナノ
秒以下である、エッジ照射による波長調整可能なレーザ
ダイオードを提案することにより、上述した不都合を未
然に防止することを目的としている。
ザ放射中におけるダイオードのゲインスペクトルの量子
閉じ込めシュタルク効果のような電気光学的効果によっ
て調節することに基づいている。前記レーザダイオード
の活性領域は、単一の射出電流が、活性層におけるゲイ
ンおよびレーザ放射の波長の調節を許容する空間電荷電
界を確実に同時に生成するように構成されている。
て、前記波長はレーザダイオード内に印加された電流に
よって直接制御される。しかしながら、一定の特殊な実
施形態においては、前記波長を補助のレーザビームによ
って制御することができる。
係るレーザは、完全に光学的に作動することができる。
この場合には、ゲインおよび波長の調節のいずれもが、
ポンピングされたレーザビームによって行われるか、ま
たは、ゲインの調節が、ポンピングされたレーザビーム
によって行われ、波長調節が補助のレーザビームによっ
て行われるかのいずれかである。
以下の非常に短い切換時間で、波長を非常に迅速に変更
することができる、調整可能なレーザを提案している。
の半導体を具備する調整可能なレーザに関し、前記ヘテ
ロ構造が、電荷キャリアの導入時にレーザ放射を行う、
活性量子井戸と呼ばれる少なくとも1つの量子井戸と、
前記活性量子井戸のいずれかの側に配される、導入され
た電荷キャリアの一部を収集して閉じ込めるために提供
された、収集量子井戸と呼ばれる少なくとも1つの他の
量子井戸とを具備する活性領域と、前記活性量子井戸の
ゲインスペクトルを、電気光学的効果によって変更する
ことによりレーザ放射中に活性量子井戸に作用する空間
電荷電界を生成するように、前記収集量子井戸内の電荷
キャリアを分散する手段とを具備している。
の変動は、前記空間電荷電界を変化させ、それによっ
て、レーザ放射の波長を変更することができる。
活性量子井戸のものより高いエネルギにおけるものであ
ることが好ましい。ヘテロ構造の価電子帯および伝導帯
の基本状態は、活性量子井戸内にあることが好ましい。
によれば、前記レーザはレーザダイオードを形成し、前
記ヘテロ構造は、フォワードバイアスされかつP型領域
とN型領域との間に固有領域を有するP−I−N接合を
形成し、前記活性領域が前記固有領域内に形成され、レ
ーザー放射が、前記活性領域内への電荷キャリアの流れ
の入射中に発せられる。
−I−N接合のフォワードバイアスのための手段を具備
し、活性領域内の入射電流の不均等性が電荷キャリアの
分離の原因となる。
分散手段が、活性量子井戸の両側にそれぞれ配置された
2つの圧電障壁からなり、該圧電障壁の圧電場によっ
て、活性量子井戸の両側への電子およびホールの蓄積が
生じる。
は、圧電場を有していなくてもよく、圧電障壁によって
生成されたものと反対方向に圧電場を有していてもよ
く、または、圧電障壁によって生成されたものと同じ方
向に圧電場を有することもできる。
子井戸は、前記電荷キャリアが該収集量子井戸から逃れ
るのに約1ナノ秒かかるように設計してもよい。
特別な態様によれば、活性領域が、少なくとも2つの圧
電障壁と、少なくとも2つの収集量子井戸とを活性量子
井戸の両側に有し、前記電荷キャリア分散手段が、前記
圧電障壁を具備している。
最も離れた各収集量子井戸の禁制帯の幅は、キャリアが
トンネル効果によって通過することができるように、他
の各収集量子井戸の禁制帯の幅より大きいことが好まし
い。
れた電荷キャリアの数は一定に保持され、したがって、
レーザ放射の波長は、その光子が各圧電障壁の禁制帯の
幅より大きなエネルギを有しかつその強度がヘテロ構造
の帯電を光学的に誘導するのに十分に高い補助のレーザ
ビームによって制御される。
励起するためにレーザビームによって導入される。活性
領域を励起するためのこのレーザビームは、(波長を制
御するために)補助のレーザビームを構成することもで
きる。
様において、活性量子井戸の両側における電荷キャリア
の分離は、レーザの活性領域への圧電層の導入に起因し
ている。閃亜鉛鉱形式の結晶半導体のために、前記圧電
層は、基板(111),(211)のように、n×l×
m≠0となる高い結晶学的指数(n,l,m)を有する
ヘテロ構造の基板の表面にエピタクシーによって成長し
た応力層であることが好ましい。
[5]が参照できる。この文献は、層内に存在する二軸
の応力が、成長軸に添って強い圧電場を生起することを
示している。
て、圧電場は、約ε=0.7%の結晶格子の比較的穏や
かにミックスマッチした応力に対して、100kV/c
mを越える値に容易に達することができ、これに関連す
る文献として文献[6]を参照できる。
果は、量子閉じ込めシュタルク効果であることが好まし
い。しかしながら、例えば、フランツケルディッシュ効
果または、ワニアシュタルク効果のような他の効果を用
いることもできる。
照して、限定しない実施形態に対して詳細に説明する。
図1は、この発明に係るレーザの第1の実施形態を概略
的に示す図である。図2は、圧電障壁を含む第2の実施
形態を概略的に示す図である。図3は、圧電障壁を含む
第3の実施形態を概略的に示す図である。
体層(半導体基板、または、例えば、サファイア基板上
の、例えば、GaNからなるバッファ層)に形成され、
レーザダイオードを駆動するためにフォワードバイアス
されるP−I−N接合の固有領域Iに形成される活性領
域を具備している。
されたレーザ放射を閉じ込めるための1以上の閉じ込め
層が設けられている。該閉じ込め層には、前記接合内へ
の電流の入射を容易にするために、(閉じ込め層が接合
のN領域側にあるときにはN型、前記接合のP領域側に
あるときにはP型の)不純物添加を行ってもよい。
明に係るレーザダイオードの活性領域の一例を概略的に
示しており、価電子帯が符号BVで示され、伝導帯が符
号BCで示されている。
第1の半導体層Sと、第1の低位封じ込め層C1と、第
2の低位封じ込め層C2と、収集量子井戸層CQW
1と、障壁層B1と、活性量子井戸層AQWと、他の障
壁層B2と、他の収集量子井戸層CQW2と、第1の高
位閉じ込め層C3と、第2の高位閉じ込め層C4とが連
続して示されている。ダイオードをフォワードバイアス
することができる導電層(電極)は、示されていない。
中央に少なくとも1つの活性量子井戸を有する。この活
性量子井戸は、その最低光学的遷移がレーザ放射を行い
かつ変調されることを意図している量子井戸である。与
えられた例では、明確にするために、単一の活性量子井
戸を有するヘテロ構造のみが記載されているが、他の例
では、2以上の活性量子井戸によって置き換えてもよ
い。
に収集量子井戸が存在するが、活性量子井戸の両側に2
以上の収集量子井戸を有していてもよい。
て、活性量子井戸のレーザ放射と干渉しないように、該
井戸の最低光学的遷移が、前記活性量子井戸の最低光学
的遷移よりも高いエネルギとなるように設計されてい
る。収集量子井戸の機能は、電荷キャリア(電子または
ホール)を収集しかつ閉じ込めることである。電荷キャ
リアは、以下では、単にキャリアと呼ぶことにし、別の
実施形態に対して以下に詳細に説明するメカニズムによ
って分離される。これらの分離されたキャリアは、空間
電荷電界を生成し、したがって、発せられたレーザ放射
の波長を変調する。
される事項を図面を参照して説明する。所定の電流密度
I0に対して活性量子井戸のレーザ効果が生ずる図1の
形式のヘテロ構造を考慮すると、このヘテロ構造は、入
射された電流の密度がI0の近辺で変動する場合の、好
ましくは量子閉じ込めシュタルク効果による、レーザゲ
インスペクトルの変調用に設計されている。
状態において、高い空間電荷電界を生成するのに十分な
電荷密度を収集量子井戸内に蓄積できなければならな
い。例えば、100kV/cmの空間電荷電界を有する
ためには、(スクリーニング効果を無視して)収集量子
井戸内に6×1011cm−2の電荷密度が必要であ
る。
態、すなわち、入射された電流の密度の変動が収集量子
井戸の電荷密度の変動、したがって、波長変調の変動を
生じさせる状態になければならない。
間 に依存している。
を示す単純な方程式を解き、かつ、第2の好ましい実施
形態に関連して説明される電荷分離メカニズムを使用す
ることにより、所定の入射された電流密度I0に対して
高い変調効果を有するために必要な脱出時間の桁を得る
ことができる。
には、キャリアが収集量子井戸から脱出するために必要
な時間は、50kV/cmの空間電荷電界を得るため
に、約1nsでなければならない。所定の例において、
脱出時間が1nsよりも十分に小さい場合には、計算で
は、収集量子井戸内に十分な電荷蓄積が存在し、かつ、
変調場が弱いことが示されている。
電荷の過度の蓄積と高い空間電荷電界とを生じ、このこ
とは、活性量子井戸のレーザ効果にとって有害であり
(すなわち、電場がゲインスペクトルに取って代わり、
かつ、ゲインスペクトルを低減し、したがって、強すぎ
る電場がレーザ効果にとって有害となる。)、または、
電荷分離プロセスが飽和に達するような状態となる。
動させるためには、キャリア脱出時間の適正な「設計」
が必要である。そのような設計は、収集量子井戸からの
キャリアの主たる脱出プロセスが、障壁を越える熱イオ
ン化放射および前記障壁を貫通するトンネル効果である
ことを考慮すれば可能である。
の高さおよび厚さのようなヘテロ構造のパラメータを適
当に選択することにより、キャリアの脱出レベルを数桁
の範囲で調節することができる。
出時間は、レーザダイオードの波長切換速度を少なくと
も部分的に制御する。前記レーザダイオードは、電流密
度I 0によって制御され、かつ、それに対応する収集量
子井戸の電荷密度がQ0であると仮定している。
いて電荷密度Q0が急速に増加し、新たな平衡を確立す
るために必要な典型的なスイッチアップ時間は、基本的
に、数十ピコ秒のホットキャリアの緩和時間に等しい。
Q0は減少するが、収集量子井戸からのキャリアの脱出
時間によって決定されるスイッチダウン時間が長くな
る。
ロ構造の適正な設計によって容易に得ることができ、理
想的な設計では、例えば、100ps〜1nsとなる
が、これ以外の範囲であってもよい。
に対してレーザ放射を行うには、(a) 入射されたキ
ャリアのほとんどが活性量子井戸内に収集され、(b)
収集されたキャリアが十分に長い時間にわたって活性
量子井戸内に維持されることを保証することが必要であ
る。
テロ構造の価電子帯BVおよび伝導帯BCの基本状態が
両方とも活性量子井戸内にあることを保証することであ
る。
子井戸からのキャリアの脱出時間が誘導放射または放射
の再結合時間よりも十分に長くなければならない。
好ましい実施形態について、以下に説明する。この第1
の実施形態は、図1に概略的に示されており、すでに説
明したとおりである。その動作原理を以下に説明する。
る。前記接合のフォワードバイアス手段は、電子eを領
域Nから、ホールtを領域Pから活性領域内に入射する
ことを可能にする。
CQW1によって収集された入射電子の数は、層AQW
および層CQW2によって収集された数より多い。さら
に、前記層CQW2は領域Pに近いので、前記層CQW
2によって収集された入射ホールの数は、層AQWおよ
び層CQW1によって収集された入射ホールの数より多
い。
することができる入射電流レベルに対して、層CQW1
内には過剰の電子が存在し(このことは、図1に符号
(−)で示されている。)、層CQW2には過剰のホー
ルが存在する(このことは図1に符号(+)で示されて
いる。)。
ュタルク効果によって、層AQWのレーザ放射電子遷移
を変調する空間電荷電界が形成される。
レーザ放射の波長の置換と、ゲイン変化とから構成され
ている。
界も増大し、これが変調にも適用される。このことは、
レーザダイオードのレーザ放射の波長λ0を調整するこ
とになる。
活性領域における入射電流の不均等性に大きく依存して
いる。結果的に、ヘテロ構造のパラメータを調節するこ
とにより、電荷の分離の効率に影響を与えることができ
る。例えば、各収集量子井戸と活性量子井戸との間の距
離を増大させると、電荷の分離はより効果的になる。
に係るレーザダイオードの第2の好ましい実施形態につ
いて説明する。
B2が、図2の場合には圧電障壁層PB1,PB2であ
ることを除いて、図1と同じである。半導体層Sおよび
層C 1,C4は、図2では省略されている。
荷の分散または分離プロセスのための基本的な部材は、
層AQWと層CQW1,CQW2との間に配置された圧
電障壁によって構成されている。
造は、n×l×m≠0となる高い結晶学的指数(n,
l,m)を有する半導体層上に成長するように構成され
ている。なお、活性領域の他の層が圧電場を有していて
もよい。
電流の不均等性は、もはや、適正な電荷分離を達成する
のに必要な条件ではないという点で、第1の実施形態を
改善している。
場の働きによって、各圧電障壁層の両側に分離される。
層AQWに収集された電子およびホールは、前記層AQ
Wのレーザ放射に直接関与し、圧電障壁層の存在によっ
て、層CQW1内に電子、層CQW2内にホールが蓄積
される。したがって、結果として生ずる空間電荷電界
は、層AQWのレーザ遷移を変調する。
場合)または圧電障壁の圧電場に対向する圧電場を有す
る場合には、空間電荷電界は層AQWの遷移のより高い
波長に向かうシフトを生じる。
向の圧電場を有する場合、空間電荷電界は、前記レーザ
遷移の短い波長に向かうシフトを引き起こす。
り、層AQWの圧電場を制御することができる。したが
って、特定のアプリケーションのニーズによって、量子
閉じ込めシュタルク効果により調節可能で、しかもその
発せられる波長を高低いずれの波長にもシフトすること
ができるレーザダイオードを提供することができる。
および文献[8]に記載された、光学的に制御された光
変調器と共通する点を有している。しかしながら、該変
調器とダイオードとは、それらの機能が異なることによ
って明確に相違している。
的制御ビームの出力密度を数W/cm2に制限するため
に、集量子井戸の脱出時間は約1μsである。その結
果、熱イオン化放射による脱出レベルを低減するため
に、収集量子井戸は比較的深く形成され、前記圧電障壁
は、該障壁を通したトンネル効果によって前記収集量子
井戸が迅速に空になることを防止するために比較的厚く
形成されている。
が最も頻繁に生ずる約1kA/cm 2の電流密度に対し
て変調効果を有するために、収集量子井戸のキャリア脱
出時間は約1nsである。したがって、収集量子井戸は
比較的浅く、圧電障壁は比較的薄く形成される。
常に重要であるが、変調器にとっては重要ではない他の
設計的側面を以下に説明する。活性量子井戸が、妥当な
電流密度に対してレーザ放射を行うためには、入射され
たキャリアの大部分が活性量子井戸内に収集され、レー
ザ照射に関与するのに十分に長い時間だけそこに留まる
ことが望ましい。このためには、ヘテロ構造の価電子帯
および伝導帯の基本状態を確実に活性量子井戸層内にす
る方法がある。
の好ましい実施形態は、基本的に第2の実施形態の延長
線上にあり、同じ動作原理を有している。
相違は、図3のヘテロ構造が、活性量子井戸の両側に2
以上の圧電障壁と2以上の収集量子井戸とを有している
ということである。
かって、閉じ込め層C2、収集量子井戸層CQW11、
圧電障壁層PB11、他の収集量子井戸層CQW12、
他の圧電障壁層PB12、活性量子井戸層AQW、圧電
障壁層PB21、収集量子井戸層CQW21、他の圧電
障壁層PB22、他の収集量子井戸層CQW22、閉じ
込め層C3が連続して設けられている。基板および他の
閉じ込め層は示されていない。
ない方法で、層AQWの中心に配されるz軸を基準とし
て、別々の層の厚さzの数値例が(nm単位で)示さ
れ、ヘテロ構造の価電子帯および伝導帯に対するエネル
ギEの数値例が(meV単位で)示されている。
リア分離プロセスを示し、これは、図3においても同様
である。図3の矢印F2は、収集井戸から活性井戸への
電荷キャリアのトンネル効果による伝導プロセスを示し
ている。
構造の改良点は、各圧電障壁層の厚さを低減すると同時
に、全ての圧電障壁層に対しては、効果的な電荷分離を
有するために十分大きな全体的厚さを保持していること
によって得られる。これにより、収集量子井戸のキャリ
アのトンネル効果の確率が大幅に増加することになる。
ス、すなわち、熱イオン化放射により収集量子井戸のキ
ャリアの脱出時間を制御することに代えて、熱に依存し
ないプロセス、すなわち、トンネル効果によってキャリ
アの脱出時間を制御することが好ましく、よりシンプル
である。
領域への均等な電荷キャリアの導入を仮定している。し
たがって、活性井戸に対していずれの側に電子の蓄積が
行われるかは、障壁の圧電場の方向に主として依存して
いる(図2および図3では左側である。)。したがっ
て、レーザダイオードの場合には、電子が入射される側
(N)またはホールが入射される側(P)を特定する必
要はない。
量子井戸層は、若干異なる半導体によって構成されてい
てもよい。
しいエネルギ状態を得るために、収集量子井戸CQW
11,CQW22の禁制帯の幅は、収集量子井戸CQW
12,CQW21の禁制帯の幅よりも大きく選択されて
いる。
が、レーザダイオードに入射される電流によって直接制
御される場合に加えて、この電流を一定にして、パルス
状または連続的な補助のレーザビームによって波長λ0
の変調を制御する興味深い適用例を想定することができ
る。このことは、第2および第3の実施形態に従って構
成されたダイオードにおいて可能である。
満足しなければならない。 (a) この補助のレーザビームの光子のエネルギが、
圧電障壁層の禁制帯の幅を超えていなければならないこ
と、および、(b) 前記レーザビームの強度が、ヘテ
ロ構造の帯電を光学的に誘導するのに十分なほど高くな
ければならないことである。この補助のレーザビーム
は、レーザ放射を行う活性層に向けられて、該活性層に
よって吸収される。
重要な側面は、(a)特定の想定した適用例、(b)レ
ーザ放射の所望の波長、(c)利用可能な生産手順、に
よって任意の半導体ヘテロ構造を備えることができると
いうことである。
の結晶構造を有するIII−V族またはII−VI族形
式の半導体を使用することも可能である。第2および第
3の実施形態では、例えば、ヘテロ構造の結晶格子のc
軸(すなわち、最も大きな結晶対称性を有する軸)に沿
って、ウルツ鉱形式のヘテロ構造を成長させるのに十分
である一方、閃亜鉛鉱形式のヘテロ構造を、例えば、n
×l×m≠0となる高い結晶学的指数(n,l,m)を
有する半導体基板のような半導体層に成長させることが
できる。
ーザを発し、InP技術と互換性があるレーザダイオー
ドのための、InP基板上のヘテロ構造InGaAsP
/InAlAsP、(b) 0.8〜1μmの範囲でレ
ーザを発するレーザダイオードのための、GaAs基板
上のヘテロ構造InGaAs/GaAlAs、(c)
0.5μmでレーザを発するための、GaAs基板上の
ヘテロ構造ZnCdSe/ZnSe、(d) 0.3〜
0.4μmの範囲でレーザを発するダイオードのため
の、サファイア基板上のInGaN/AlGaNウルツ
鉱形式のヘテロ構造。
族ヘテロ構造の一例を以下に説明する。このヘテロ構造
はInP(111)基板上にコヒーレントに成長してい
る。この例は、第2の実施形態に対応している。各層の
応力状態は、基板の結晶パラメータに対して決定され
る。閉じ込め層および活性層に対応する領域の構成は、
以下の通りである。
300nmのIn0.52Al0. 48Asであり、加
圧された収集量子井戸層CQW1は、厚さ5nmのIn
0.63Ga0.3 7Asであり、拡大された圧電障壁
層PB1は、厚さ20nmのIn0.42Al0.58
Asであり、加圧された活性量子井戸層AQWは、厚さ
15nmのIn0.63Ga0.3 7Asであり、拡大
された圧電障壁層PB2は、厚さ20nmのIn
0.42Al0.58Asであり、加圧された収集量子
井戸層CQW2は、厚さ5nmのIn0.63Ga
0.3 7Asであり、格子に適合された閉じ込め層C3
は、厚さ300nmのIn0.52Al0. 48Asで
ある。
するII−VI族ヘテロ構造の一例を以下に与える。 (211)Cd0.96Zn0.04Te 基板 2μmのCd0.78Mg0.22Te バッファ層 200nmのCd0.50Mg0.50Te 第1の低位閉じ込め層 300nmのCd0.70Mg0.30Te 第2の低位閉じ込め層 7nmのCd0.85Mg0.15Te CQW11 5nmのCd0.62Zn0.08Mg0.30Te PB11 7nmのCd0.92Mg0.08Te CQW12 5nmのCd0.62Zn0.08Mg0.30Te PB12 15nmのCdTe AQW 5nmのCd0.62Zn0.08Mg0.30Te PB21 7nmのCd0.92Mg0.08Te CQW21 5nmのCd0.62Zn0.08Mg0.30Te PB22 7nmのCd0.85Mg0.15Te CQW22 300nmのCd0.70Mg0.30Te 第1の高位閉じ込め層C3 200nmのCd0.50Mg0.50Te 第2の高位閉じ込め層 5nmのCdTe 被覆層
の各々の不純物添加は、P−I−N接合を形成するよう
に選択される。
サンプルは、レーザ照射波長の調整原理を実証するため
に構成された。サンプルの厄介な操作を回避するため
に、電気的な励起ではなく、光学的な励起を採用するこ
とを決定した。サンプルは、2つの平行な面によって画
定されるバー形状の空洞を形成するために切削された。
532nmレーザを使用したヘテロ構造の帯電を得るた
めに、光学的なポンピング実験が行われた。80Kの温
度で作動させて、レーザしきい値の両側において、エッ
ジ照射スペクトルが前記バーについてプロットされた。
りも6〜30kW/cm2増加させることにより、80
0nmを中心としたスペクトル範囲におけるレーザ放射
の波長に対して約3〜4nm高い波長に向かってシフト
することがわかった。
に適用することもできる。この発明により、結果として
レーザ空洞共振器を有しない光増幅器を製造することも
可能である。
ーザを製造することもできる。したがって、P−I−N
接合は不要である。活性領域にヘテロ構造を使用するだ
けで十分である。したがって、波長変調およびゲイン
は、1または複数のレーザビームによって得ることがで
きる。
されたものである。 [1] N.K. Dutta, W.S. Hobson, J. Lopata, G. Zydzik,
Appl. Phys. Lett. 70,1219 (1997) [2] F. Favre, D. Le Guen, J.C. Simon, B. Landousie
s, Electron Lett. 22,795 (1986) [3] S. Murata, I. Mito, Optical and Quantum Electr
onics 22, 1 (1990) [4] L.Y. Liu, E.E. Mendez, H. Meier, Appl. Phys. L
ett. 60, 2971 (1992) [5] E. Anastassakis, Phys. Rev. B 46 4744 (1992) [6] R. Andre, C. Deshayes, J. Cibert, L.S. Dang,
S. Tatarenko, K. Saminadayar, Phys. Rev. B 42, 113
92 (1990) [7] N.T. Pelekanos, EP 0681200 A および US 5698863
A [8] V. Ortiz, N.T. Pelekanos, G. Mula, Appl. Phys.
Lett. 72, 963 (1998)
略的に示す図である。
す図である。
す図である。
21〜CQW22 収集量子井戸 PB1,PB2,PB11〜PB12,PB21〜PB
22 圧電障壁
Claims (20)
- 【請求項1】 半導体ヘテロ構造からなる可調整レーザ
であって、前記ヘテロ構造が、電荷キャリアの導入時に
レーザ放射を行う、活性量子井戸と呼ばれる少なくとも
1つの量子井戸(AQW)と、該活性量子井戸の両側に
配されて導入された電荷キャリアの一部を収集して閉じ
込める、収集量子井戸と呼ばれる少なくとも1つの他の
量子井戸(CQW1,CQW2;CQW11〜CQW
12,CQW21〜CQW22)とを有する活性領域
と、電気光学的効果によって前記活性量子井戸のゲイン
スペクトルを変更することにより、レーザ放射を行う間
に前記活性量子井戸に作用する空間電荷電界を生成する
ように前記収集量子井戸内の電荷キャリアを分散させる
手段とを具備することを特徴とするレーザ。 - 【請求項2】 前記各収集量子井戸の最低光学的遷移
は、活性量子井戸(AQW)の最低光学的遷移よりも高
いエネルギにおいて発生することを特徴とする請求項1
記載のレーザ。 - 【請求項3】 前記ヘテロ構造の価電子帯および伝導帯
の基本状態が、前記活性量子井戸(AQW)内に存在す
ることを特徴とする請求項1記載のレーザ。 - 【請求項4】 前記レーザが、レーザダイオードを構成
し、前記ヘテロ構造が、フォワードバイアスのためのP
−I−N接合を形成するとともにP型領域とN型領域と
の間に固有領域を有し、前記活性領域が、前記固有領域
内に形成され、前記レーザ放射が、前記活性領域内への
電荷キャリアの入射中に行われることを特徴とする請求
項1記載のレーザ。 - 【請求項5】 前記電荷キャリア分散手段が、P−I−
N接合にフォワードバイアスをかける手段を具備し、前
記活性領域内の入射電流の不均等性によって、前記電荷
キャリアを分離することを特徴とする請求項4記載のレ
ーザ。 - 【請求項6】 前記電荷キャリア分散手段が、前記活性
量子井戸(AQW)の両側にそれぞれ配置されて、それ
らの圧電場により前記活性層の両側に電子およびホール
の蓄積を生ずる圧電障壁(PB1,PB2)を具備する
ことを特徴とする請求項1記載のレーザ。 - 【請求項7】 前記活性量子井戸(AQW)が、圧電場
を全く有しないか、または、前記圧電障壁により生成さ
れる圧電場とは反対方向の圧電場を有することを特徴と
する請求項6記載のレーザ。 - 【請求項8】 前記活性量子井戸(AQW)が、前記圧
電障壁により生成される圧電場と同じ方向の圧電場を有
することを特徴とする請求項6記載のレーザ。 - 【請求項9】 前記収集量子井戸は、前記電荷キャリア
が、該収集量子井戸から脱出するのに約1ナノ秒かかる
ように設計されていることを特徴とする請求項6記載の
レーザ。 - 【請求項10】 前記活性領域が、少なくとも2つの圧
電障壁(PB11〜PB12,PB21〜PB22)と
少なくとも2つの収集量子井戸(CQW11〜CQW
12,CQW21〜CQW22)を前記活性量子井戸の
両側に具備し、前記電荷キャリア分散手段が、圧電障壁
を具備することを特徴とする請求項1記載のレーザ。 - 【請求項11】 前記活性量子井戸から最も離れた前記
各収集量子井戸(CQW22,CQW11)の禁制帯の
幅が、他の収集量子井戸(CQW12,CQW21)の
禁制帯の幅よりも大きいことを特徴とする請求項10記
載のレーザ。 - 【請求項12】 導入される電荷キャリアの数が一定で
あり、その光子が前記各圧電障壁の禁制帯の幅より大き
なエネルギを有しかつその強度がヘテロ構造の帯電を光
学的に誘導するのに十分に高い補助のレーザビームによ
って、前記レーザ放射の波長が制御されることを特徴と
する請求項4記載のレーザ。 - 【請求項13】 前記電荷キャリアが、前記活性領域を
ポンピングするレーザビームによって導入されることを
特徴とする請求項12記載のレーザ。 - 【請求項14】 前記活性領域をポンピングするために
供給されるレーザビームも、補助のレーザビームを構成
することを特徴とする請求項13記載のレーザ。 - 【請求項15】 前記ヘテロ構造は、その結晶構造が閃
亜鉛鉱形式またはウルツ鉱形式からなるIII−V族ま
たはII−VI族結晶半導体材料から構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のレーザ。 - 【請求項16】 前記ヘテロ構造は、その結晶構造が閃
亜鉛鉱形式からなるIII−V族またはII−VI族結
晶半導体材料から構成されるとともに、該ヘテロ構造
が、n×l×mが0ではない、高い結晶学的指数(n,
l,m)を有する半導体層上に形成されることを特徴と
する請求項1記載のレーザ。 - 【請求項17】 前記へテロ構造は、その結晶構造がウ
ルツ鉱形式からなるIII−V族またはII−VI族結
晶半導体材料から構成されるとともに、該ヘテロ構造が
該ヘテロ構造の結晶格子のc軸に沿って形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のレーザ。 - 【請求項18】 前記電気光学的効果が、量子閉じ込め
シュタルク効果であることを特徴とする請求項1記載の
レーザ。 - 【請求項19】 導入される電荷キャリアの数が一定で
あり、その光子が前記各圧電障壁の禁制帯の幅より大き
なエネルギを有しかつその強度が前記ヘテロ構造の帯電
を光学的に誘導するのに十分に高い補助のレーザビーム
によって、前記レーザ放射の波長が制御されることを特
徴とする請求項6記載のレーザ。 - 【請求項20】 導入される電荷キャリアの数が一定で
あり、その光子が前記各圧電障壁の禁制帯の幅より大き
なエネルギを有しかつその強度が前記ヘテロ構造の帯電
を光学的に誘導するのに十分に高い補助のレーザビーム
によって、前記レーザ放射の波長が制御されることを特
徴とする請求項10記載のレーザ。
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