JP2000156206A - 端子付き電球 - Google Patents

端子付き電球

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Publication number
JP2000156206A
JP2000156206A JP10328542A JP32854298A JP2000156206A JP 2000156206 A JP2000156206 A JP 2000156206A JP 10328542 A JP10328542 A JP 10328542A JP 32854298 A JP32854298 A JP 32854298A JP 2000156206 A JP2000156206 A JP 2000156206A
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JP
Japan
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terminal
holder
bulb
terminal member
Prior art date
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Pending
Application number
JP10328542A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kawai
誠治 川合
Mamoru Morita
守 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Metro Denki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Metro Denki Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Metro Denki Kogyo Co Ltd filed Critical Metro Denki Kogyo Co Ltd
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Publication of JP2000156206A publication Critical patent/JP2000156206A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単独で成形したホルダに金属端子を簡単に後
付け可能とすることにより、ホルダの生産性を高める。 【解決手段】 バルブ1の基端部に冠着するベース8
に、係止孔9と端子差し込み孔10を設ける一方、ホル
ダ12には、前記係止孔9に挿入係止される係止爪16
a付きの連結片16を突設し、その連結片16を前記係
止孔9に挿入して係止爪16aを係止させることによっ
てベース8とホルダ12とを合体させる。この合体操作
において、端子部材4の各端部4b,4cを、それぞれ
端子差し込み孔10と端子部材挿通孔15とに差し込む
ことにより、端子部材4の組み込みも同時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベースを介してバ
ルブの基端部に取り付けられたホルダから端子部材の一
部が突設されていて、主として電子レンジ内の照明用と
して利用される端子付き電球に関する。
【0002】
【従来の技術】端子付き電球は、ホルダの底面に端子部
材の一部が突設されており、その端子部材は、バルブか
ら引き出されているリード線と電気的に接続され、ホル
ダにしっかりと固着されてぐらつかないようになってい
る。従来の端子付き電球は、図7に例示するように、端
子部材4,4が予めホルダ12にインモールドされてお
り、ベース8を介してバルブ1をホルダ12に組み付け
る際、ホルダ12に形成されているリード線導出口18
から導出したリード線3,3を端子部材4,4に電気的
接続することによって形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の端子付き電球
は、端子部材が予めホルダにインモールドされているの
で、ホルダをベースに取り付ける場合、端子部材をホル
ダに固定するための作業を省略できる反面、ホルダに端
子部材を予めインモールドしておくために、ホルダの製
造過程において端子部材を金型内にいちいちセットして
成型しなくてはならないので、ホルダの製造効率が悪
い。そのため電球のトータル的な製造コストが高くなっ
てしまっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、トータル的な
コストアップを抑えるのに効果的な端子付き電球であっ
て、その構成は、ベースとホルダとのいずれか一方に係
止爪付きの連結片を設け、他方に前記連結片に対応した
係止孔を設け、前記連結片を他方に穿設された係止孔に
挿入係止させることによって両者を一体に結合可能と
し、端子部材の片端部を前記ベースに形成された端子挿
入孔に挿入支持し、他端側をホルダに形成された端子挿
通孔から頭出しさせた状態でホルダとベースとを合体さ
せたことにある。そして前記端子部材の基部を両端部よ
り幅広くして、基部と差し込み部との境に差し込み深さ
を規制する位置決め用の段部を形成したり、バルブの基
端部に嵌着されるベースの筒状部を、部分的に薄肉形成
したりすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る電球を図面に基づい
て説明する。図1及び図2において1はバルブであり、
このバルブの底端部からはバルブ内に組み込まれている
フィラメント2に電気的接続されたリード線3,3が引
き出されている。4,4は長細い板状の端子部材であ
り、中央部4aは両端部分より幅広になっていて、短い
方の端部を差し込み部4b、長い方は挿通部4cに設定
されている。そしてそれら差し込み部4b、基部4a、
挿通部4cの各境目における両サイドには位置決め用の
段部5,5が形成され、又、前記挿通部4cには、先端
側のソケット差し込み部分を幅狭とした段部6が形成さ
れている。更に、基部4aの中心部分には、リード線接
続用の切り起こし片7が、約45度の角度で突設されて
いる。8はカップ状のベースであって、嵌め込み部8a
の内径をバルブ1の底部を嵌め込み可能な寸法とし、底
部8bには、係止孔9,9と端子差し込み孔10,10
とが、中心を挟んで各一対づつ、互いに90度の位相差
を保って設けられている。又前記嵌め込み部8aには、
図3の如く、内面に縦溝11,11を形成することによ
り、部分的な薄肉部が設けられている。
【0006】12は筒状のホルダであって、このホルダ
12は上げ底構造で、基端縁には菱形状にフランジ部1
3が周設されており、そのフランジ部13にはねじ挿通
孔14,14が貫設されている。又上げ底構造の底板1
2aには端子部材挿通孔15,15が形成され、その底
板12aからは、前記ベース8の係止孔9に対応するよ
う、筒状部12b内に係止爪16a付きの連結片16,
16が突設されている。
【0007】前記ベース8は、嵌め込み部8aの内縁に
接着剤17を厚く塗り付け、端子差し込み孔10,10
の近傍に穿設されたリード線引き出し孔10a,10a
からリード線3,3を外部に引き出してから前記嵌め込
み部8aをバルブ1の底端部に被せ、その状態にて接着
固定する(図4)。
【0008】次に端子部材の差し込み部4bを段部5が
突き当たる深さまでベース8の端子差し込み孔10,1
0に差し込み、前記ベース8から引き出したリード線
3,3を、かしめ手段や半田付け等によって切り起こし
片7と電気的に接続し(図5)、挿通部4cを端子差し
込み孔10に挿通させながら、係止孔9に挿入した連結
片16の係止爪16aを係止孔9に係止させる(図
6)。
【0009】このようにすれば、ベース8とホルダ12
とがワンタッチで結合され、それと同時に端子部材4の
組み込みも完了する。前記連結片16は筒状部12bで
囲まれているので、ベース8とホルダ12とを一旦結合
させてしまえば外部から連結片16を操作することが不
可能となり、係止を解除して両者を分離することはでき
ない。又、端子部材をホルダにインモールドする必要が
無くなるので、端子部材とホルダとをいずれも単体のま
ま利用でき、それらホルダと端子部材との形成が簡略に
なって、それが製品に反映させることによりトータル的
なコストを下げることができる。
【0010】前記実施例はホルダに設けた連結片をベー
スに形成された係止孔に差し込み係止させているが、そ
れとは逆に、係止孔をホルダ側に形成し、ベース側に連
結片を設けた組み合わせにもできる。又、ホルダを上げ
底に形成して裏面の凹部内底面から端子が突出されてい
るが、必ずしも上げ底にする必要はなく、凹部のないフ
ラットなホルダの裏面から突設させることもできる。
【0011】又ベースの嵌め込み部には、部分的な薄肉
部が設けられているので、例えば接着剤を固化させるた
めに焼成した後や、電球を消すことによって、それまで
熱くなっていたものが急に冷えることで収縮を起こした
場合、熱膨張率の差によってバルブとベースとの相互間
に応力が作用しても、ベースの薄肉部に亀裂を生じさせ
てその応力を逃がし、バルブの破損が防止されるように
なっている。
【0012】尚、ベース、端子部材およびホルダの形態
は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内にて適宜変更して
差し支えなく、ホルダからフランジを省略したり、ホル
ダに固定用の端子を別途追加することもできる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ベースとホルダとの合
体と端子部材の組み込みとをワンタッチで同時に行える
から作業性が良く、又、ホルダに予め端子部材をインモ
ールドしないので、ホルダの製造単価が下がり、コスト
ダウンを図ることができる。又、端子部材に段部を設け
ることによって、端子部材を確実に固定できる。更に、
ベースの嵌め込み部に薄肉部を設ければ、接着剤を固化
させるために焼成した後や、電球を消すことによって、
それまで熱くなっていたものが急に冷えることで収縮を
起こした場合、熱膨張率の差によってバルブとベースと
の相互間に応力が作用しても、ベースの薄肉部に亀裂を
生じさせてその応力を逃がし、バルブの破損が防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子付き電球の分解説明図であ
る。
【図2】図1における断面の説明図である。
【図3】ベースの筒状部を示した説明図である。
【図4】バルブにベースを取り付けた組立例の説明図で
ある。
【図5】ベースに端子部材を取り付けた組立例の説明図
である。
【図6】組み付けを完了した端子付き電球の説明図であ
る。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・バルブ、2・・フィラメント、3・・リード線、
4・・端子部材、4a基部、4b・・差し込み部、4c
・・挿通部、5、6・・段部、7・・切り起こし片、8
・・ベース、8a・・嵌め込み部、8b・・底部、9・
・係止孔、10・・端子差し込み孔、10a・・リード
線引き出し孔、11・・縦溝、12・・ホルダ、12b
・・筒状部、13・・フランジ部、14・・ねじ挿通
孔、15・・端子部材挿通孔、16・・連結片、16a
・・係止爪、17・・接着剤、18・・リード線導出
口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースを介してバルブの基端部に取り付
    けられたホルダから端子部材の一部が突設された端子付
    き電球において、前記ベースとホルダとのいずれか一方
    に係止爪付きの連結片を設け、他方に前記連結片に対応
    した係止孔を設け、前記連結片を他方に穿設された係止
    孔に挿入係止させることによって両者を一体に結合可能
    とし、端子部材の片端部を前記ベースに形成された端子
    挿入孔に挿入支持し、他端側をホルダに形成された端子
    挿通孔から頭出しさせた状態でホルダとベースとを合体
    させた端子付き電球。
  2. 【請求項2】 端子部材の基部を両端部より幅広くし
    て、基部と差し込み部との境に差し込み深さを規制する
    位置決め用の段部を形成した請求項1に記載の端子付き
    電球。
  3. 【請求項3】 バルブの基端部に嵌着されるベースの筒
    状部を、部分的に薄肉形成した請求項1又は2に記載の
    端子付き電球。
JP10328542A 1998-11-18 1998-11-18 端子付き電球 Pending JP2000156206A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103557465A (zh) * 2013-11-18 2014-02-05 东莞市瑞烨电子电器有限公司 一种新型耐高温灯具
JP2017502486A (ja) * 2013-12-31 2017-01-19 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated Rtpランプベースの改良

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