JP2000153181A - サイクロン式ごみ分離機 - Google Patents

サイクロン式ごみ分離機

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JP2000153181A
JP2000153181A JP32676998A JP32676998A JP2000153181A JP 2000153181 A JP2000153181 A JP 2000153181A JP 32676998 A JP32676998 A JP 32676998A JP 32676998 A JP32676998 A JP 32676998A JP 2000153181 A JP2000153181 A JP 2000153181A
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康秀 橋本
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昌明 土井
Isao Nagamine
勲 長嶺
Noboru Motooka
昇 本岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイクロン本体内でごみを誘導するガイド
に、重いごみが堆積するのを防止し、軽いごみが本体内
で浮遊するのを少なくする。 【解決手段】 サイクロン本体内に、その円筒部20a
からテーパー部20bにわたって、傾斜したガイド上板
22と略水平のガイド下板23を溶接して螺旋状のガイ
ド21を二重螺旋状に設ける。ガイド上板22の傾斜角
θは、重い厨芥ごみdの安息角以上とし、ガイド下板2
3は、狭い空間25内にごみが詰まるのを防止すると共
に浮遊性のごみcが浮遊するのを抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として家庭から
廃棄されるごみを、搬送空気と共に吸引したのち、ごみ
と空気を分離するサイクロン式ごみ分離機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサイクロン式ごみ分離機は、例え
ば実公昭63−28923号に記載され、また図7
(a)に示すように、サイクロン本体aの内部に螺旋状
の一枚羽根のガイドbを設け、ごみを下方の貯留槽に強
制落下させている。この分離機にあっては、図7(b)
に示すように、紙やポリ袋のような低比重のごみcは、
ガイドbの下面に一旦は保持されるが、サイクロン本体
a内の気流の乱れ及び上昇気流によって浮遊し、最上部
に戻ってしまうことがある。また、厨芥類のように粘性
があるごみや水分を含んで重いごみdは、ガイドbの上
面に堆積して次第に成長し、やがては垂れ下がって後続
のごみの流れを阻害し、分離効果を低下させる不都合が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記ガイド
によるごみの誘導作用及び軽量のごみに対する浮遊防止
作用を保持させながら、ガイド上面に重いごみが堆積す
るのを防止することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段の一つは、請求項1に記載したとおり、サイクロ
ン本体の内面に螺旋状のガイドを設け、空気と共に吸引
したごみを該ガイドに沿って流入させながら空気とごみ
を分離するサイクロン式ごみ分離機において、サイクロ
ン本体の内面に、ごみの安息角以上の内向きの傾斜角を
もつ螺旋状のガイド上板と、該ガイド上板の下部を略水
平に仕切るガイド下板とからなるガイドを設けたことを
特徴とする。この手段によれば、ガイド上板の上面に落
ちた重いごみは、該上面の傾斜によって内向きに滑落
し、浮遊性のごみはガイド下板の下面に一時保持された
のち再浮遊しようとするが、ガイド上板を滑落するごみ
と一緒になって落下し易くなる。
【0005】前記課題を解決するための他の手段は、請
求項2に記載したとおり、請求項1において、前記ガイ
ド上板の内周側に、ガイド下板の内周部を越える庇部を
設けたことを特徴とする。この手段によれば、ガイド下
面に保持された浮遊性のごみの再浮遊が、ガイド上板か
ら伸びる庇部によって抑制され減少する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1において1は本発明のサイク
ロン式ごみ分離機であり、これに輸送管2、排気管3が
接続され、下部のスクリュウ排出機4を介して貯溜排出
機5が接続されている。また排気管3は、図外の防塵機
を介して吸込み送風機に接続されている。
【0007】輸送管2の上流において、超高層住宅Aに
は、適所に投入口6aをもつダストシュート6が設けら
れ、該ダストシュート6の下端の貯留槽7に輸送管2と
吸気口8が接続され、輸送管2に遮断弁室9が介設され
ている。
【0008】また、低層住宅Bの近くには、地上投入口
10が設けられて別の輸送管2に接続され、両輸送管
2,2は、共通の点検口11を有し、且つ切替装置12
及び遮断弁13で切替え可能である。したがって、切替
装置12によって、住宅A系統、住宅B系統のように複
数ある系統を切替えて前記吸込み送風機を運転し、サイ
クロン式ごみ分離機1の一つにごみを吸引して処理する
ことができる。
【0009】図2〜5において、20はサイクロン式ご
み分離機1のサイクロン本体を示し、該本体20の内面
には、円筒部20aからテーパー部20bにわたって、
図3で明らかなように2枚羽根のガイド21,21が設
けられている。図5は図4のa,bで示される部分を拡
大したもので、ガイド21は、傾斜したガイド上板22
と水平のガイド下板23を、本体20の円筒部20a及
びテーパー部20bに溶接すると共に、内周縁を溶接部
24で結合して構成され、内部に空間25が形成されて
いる。
【0010】ガイド上板22の水平面に対する傾斜角θ
は、ごみが容易に滑落できるように、ごみの安息角によ
って決められ、厨芥の安息角は一般に35〜40°であ
るから、図示のものでは傾斜角θを45°としており、
二つのガイド21,21の平面視の幅は略一定とされて
いる。
【0011】ガイド21,21は以上の構成であるか
ら、高速で流入したごみは、空間25内に入り込むこと
なく螺旋状に案内され、重いごみdはガイド上板22上
を滑落し、ガイド下板23に保持された浮遊性のごみc
は、下板23の内端から出ようとするとき、その多くは
上方から落ちる重いごみdに伴われて落下する。したが
って、サイクロン本体20内に付着するごみや浮遊する
ごみは殆ど無く、ごみの流れも円滑に行なわれるから分
離能率も良好である。
【0012】次に図6は、ガイド上板22の先端をガイ
ド下板23の先端から少し突出させて庇部22aとした
もので、該庇部22aによって浮遊性のごみcがガイド
21,21から出る速さを低下させ、重いごみに伴われ
て落下する機会を増大させることができる。
【0013】前記の形態においては、サイクロン本体2
0の内面のガイドとして、2重ねじ状に2本のガイド2
1,21を用いており、このようにすればガイドのピッ
チが小さくなって旋回作用が大になると共に、螺旋角が
大になって螺旋方向の滑落性が増大する利点がある。し
かし、ガイド上板22にごみの安息角以上の傾斜角θを
付したので、螺旋のねじれ角を小にしても重いごみは滑
落し易いから、ねじれ角が小さくピッチが小さい1本の
螺旋体からなるガイドを用いることもできる。
【0014】また、ガイド下板23の方向は、前記の水
平のものに限らず、内方に向けて上向き又は下向きに少
し傾斜していてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、請求項
1の手段によれば、ガイド上板に付した内向きの傾斜角
で重いごみの堆積が防止され、略水平のガイド下板でガ
イド上板の下面の狭い空間にごみが付着するのを防止す
ると共に浮遊性のごみが浮遊するのが抑制されるから、
能率的に搬送空気からごみを分離できる効果がある。
【0016】また請求項2の手段によれば、ガイド上板
からガイド下板の先端を越えて突出する庇部によって、
浮遊性のごみの浮遊を抑制する効果が増大される利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のサイクロン式ごみ分離機を設置した
ごみ回収装置の系統図
【図2】 本発明の実施の形態の縦断面図
【図3】 同じく横断面図
【図4】 同じく一部縦断面図
【図5】 図4の部分拡大図
【図6】 他の実施の形態の部分縦断面図
【図7】 従来例の説明図
【符号の説明】
1 サイクロン式ごみ分離機 20 サイク
ロン本体 21 ガイド 22 ガイ
ド上板 22a 庇 23 ガ
イド下板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本岡 昇 大阪府大阪市城東区古市3−1−2−1305 Fターム(参考) 4D053 AA03 AB01 BA01 BB04 BC01 BD04 CA12 CB03 CB14 CC07 CD15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイクロン本体の内面に螺旋状のガイド
    を設け、空気と共に吸引したごみを該ガイドに沿って流
    入させながら空気とごみを分離するサイクロン式ごみ分
    離機において、サイクロン本体の内面に、ごみの安息角
    以上の内向きの傾斜角をもつ螺旋状のガイド上板と、該
    ガイド上板の下部を略水平に仕切るガイド下板とからな
    るガイドを設けたことを特徴とする、サイクロン式ごみ
    分離機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ガイド上板の内
    周側に、ガイド下板の内周部を越える庇部を設けたこと
    を特徴とする、サイクロン式ごみ分離機。
JP32676998A 1998-11-17 1998-11-17 サイクロン式ごみ分離機 Expired - Fee Related JP4278119B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8188383B2 (en) 2008-10-10 2012-05-29 Ishida Co., Ltd. Combination weighing apparatus with conveyor apparatus having coaxial sprial members
JP2013031820A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Ducol:Kk サイクロン集塵機
KR20220008046A (ko) * 2020-07-13 2022-01-20 한국생산기술연구원 배기가스 정화장치용 사이클론 분리기

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KR20220008046A (ko) * 2020-07-13 2022-01-20 한국생산기술연구원 배기가스 정화장치용 사이클론 분리기
KR102362367B1 (ko) * 2020-07-13 2022-02-14 한국생산기술연구원 배기가스 정화장치용 사이클론 분리기

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