JP2000153012A - ゲ―ム機 - Google Patents

ゲ―ム機

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JP2000153012A
JP2000153012A JP10328690A JP32869098A JP2000153012A JP 2000153012 A JP2000153012 A JP 2000153012A JP 10328690 A JP10328690 A JP 10328690A JP 32869098 A JP32869098 A JP 32869098A JP 2000153012 A JP2000153012 A JP 2000153012A
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彰久 山下
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小次郎 南
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博文 藤本
Katsunori Hirasawa
勝則 平沢
Masatoshi Mukai
将利 向
Minoru Tsuji
穣 辻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投擲位置より扁平体を投擲するゲーム機にお
いて、投擲された扁平体を、人手を介することなく、再
び投擲位置に自動的に回収することができるゲーム機を
提供する。 【解決手段】 投擲位置Tに向って下向きに傾斜しなが
ら延設される搬送板422と、搬送板422の上面にお
ける複数箇所から上方に向かって空気を噴出させる空気
噴出手段247とを備え、空気噴出手段247により上
向きに噴出される噴出空気によって、搬送板422上に
落下した扁平体FDが、浮揚されながら搬送板244上
を投擲位置Tに向けて搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投擲位置より扁平
体を投擲するゲーム機に関し、特に投擲された扁平体
を、人手を介することなく、再び投擲位置に自動的に回
収することができるゲーム機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のゲーム機としては、投擲位置よ
り所定の距離が離れた的に対してボール等の球体を投擲
し、球体が命中した的の数を競い合うゲーム機が知られ
ている。この種のゲーム機では、投擲できる所定の回数
に至るまで、遊戯者が支障なく球体を投擲できるように
するために、的に向けて投擲された球体を、投擲位置に
いる遊戯者のもとに再び回収する手段を設けている。こ
の回収手段としては、的の下方から投擲位置に向かって
下向きに傾斜する傾斜床を設ける手段が知られている。
的に向かって投擲された球体は、的に当たって、傾斜斜
床に落下し、傾斜床上を転動して投擲位置に再び回収さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、投擲物を投
擲するゲーム機においては、ボールのような球体の他
に、円板のような扁平体を投擲するゲーム機も発案され
ている。しかし、扁平体の場合は、球体とは異なり、傾
斜床上を転動しないため、傾斜床上を円滑に移動せず、
その結果、傾斜床の途中で停留してしまう場合があり不
都合であった。
【0004】そのため、発明者は、回動軸が水平方向を
向き、且つこの回動軸が傾斜方向に直行する多数の回動
ローラからなるローラコンベアを傾斜床上に設け、扁平
体がローラの回動によって、円滑に投擲位置に搬送され
る手段を考案した。しかし、的に跳ね返ってローラコン
ベア上に扁平体が落下した際や、遊戯者から投擲され直
接ローラコンベアに衝突した際に発生する衝撃によっ
て、ローラが破損する場合があり、そのため、破損個所
の補修に手間と費用がかかり不都合であった。又、扁平
体の衝突で簡単に破損しない剛性を備えるローラからな
るローラコンベアを製作しようとすると、費用が高くな
ったり、或いは重量が重くなり望ましくなかった。
【0005】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたものであり、投擲位置より扁平体を投擲
するゲーム機において、投擲された扁平体を、人手を介
することなく、再び投擲位置に自動的に円滑に回収する
ことができる故障が少ないゲーム機を提供すること目的
にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、投擲
位置から扁平体を投擲するゲーム機において、投擲位置
に向って下向きに傾斜しながら延設される搬送板と、搬
送板の上面における複数箇所から上方に向かって空気を
噴出させる空気噴出手段とを備え、空気噴出手段により
上向きに噴出される噴出空気によって、搬送板上に落下
した扁平体が、浮揚されながら搬送板上を投擲位置に向
けて搬送されることを特徴とするゲーム機により、上述
した課題を解決する。
【0007】この発明によれば、搬送板の下向きの傾斜
によって高低差が存在し、且つ扁平体が浮揚されて搬送
板に対する扁平体の摩擦抵抗が軽減するので扁平体は、
搬送板の傾斜方向に沿って、重力により滑るように搬送
される。その結果、投擲された後に搬送板に落下した扁
平体は、搬送板上を投擲位置に向けて円滑に搬送されて
投擲位置に搬送される。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のゲー
ム機において、搬送板が、延設方向に亘って多数の空気
孔が穿設される多孔板であり、搬送板の下方に空気供給
手段が備えられ、空気供給手段によって空気孔から空気
が上方に向かって噴出されることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、多孔板の下方に空気供
給手段を設けるという簡易な構成により、空気噴出手段
を備える搬送板を提供することができ、この搬送板を使
用するゲーム機によって上述の課題を解決する。
【0010】請求項3の発明は、投擲位置に向って下向
きに傾斜しながら延設され、かつ延設方向に亘って多数
の空気孔が穿設される搬送板を上面としてチャンバを形
成し、チャンバに、チャンバ内に空気を供給する空気供
給手段を取着し、空気供給手段によってチャンバ内に取
り込まれた空気が、空気孔から上向きに噴出し、この噴
出される空気によって、搬送板上に落下した扁平体が、
浮揚されながら搬送板上を投擲位置に向けて搬送される
ことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、空気供給手段にて供給
されるすべての空気は、チャンバ内を通り、空気孔より
漏れなく噴出される。又、チャンバ内に供給された空気
は、チャンバ内において一定の圧力に加圧されて、チャ
ンバの上面である搬送板のすべての空気孔から、均等の
圧力で噴出される。そのため、長尺で且つ傾斜する搬送
板においても、効率よく各空気孔から空気を均等に噴出
させることができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項2或いは3のい
ずれかに記載のゲーム機において、空気供給手段が、搬
送板の延設方向に亘って複数個設けられていることを特
徴とする。
【0013】この発明によれば、複数個の空気供給手段
が搬送板の前後方向に亘って分散されて設けられている
ので、前後方向に亘って穿孔される多数の空気孔に対し
て、あまねく空気を供給することができ、その結果、各
空気孔から空気を均等に安定させて噴出させることがで
きる。
【0014】請求項5の発明は、請求項1に記載のゲー
ム機において、落下する扁平体を搬送板上に導くガイド
手段を備えることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、ガイド手段によって落
下する扁平体を搬送板上に導くので、搬送板幅を狭くす
ることができる。そのため、搬送板の面積が縮小されて
空気が噴出される箇所を削減することができ、その結
果、空気噴出手段の出力を省力化することができる。
【0016】請求項6の発明は、請求項5に記載のゲー
ム機において、ガイド手段が、搬送板に向かって、下向
きに傾斜しながら延設される傾斜板であることを特徴と
する。
【0017】この発明によれば、簡易な構成によりガイ
ド手段を提供することができる。
【0018】請求項7の発明は、請求5に記載のゲーム
機において、搬送板における延設方向に沿った両側縁
に、搬送板の延設方向に亘る立壁を立設して上向き開口
する樋状の溝を形成し、扁平体が平面視円形である円板
体であって、対向し合う立壁間の距離が扁平体の直径よ
りわずかに大きいことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、ガイド手段によって搬
送板の上に導かれ、搬送板の上を前方に向かって搬送さ
れる扁平体は、相対向する立壁によって案内されて、幅
方向へ無駄に移動することなく投擲位置に向かって最短
の距離で搬送される。その際、扁平体の立壁に接触する
部分が、円周部の丸みであるため、扁平体は立壁に円滑
に接触して案内される。
【0020】請求項8の発明は、請求項1から7記載の
ゲーム機において、扁平体の裏面に開口が外側を向く凹
部が形成されていることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、扁平体の裏面に形成さ
れる凹部に搬送板から噴出される空気が取り込まれて、
扁平体が浮揚しやすくなる。又、裏面に凹部が設けられ
るので、搬送板との接触面が少なくなって摩擦抵抗が減
少し、その結果、空気噴出手段からの空気の出力を省力
化することができる。
【0022】請求項9の発明は、請求項1から8記載の
ゲーム機において、投擲位置から所定の距離を離して的
を配置し、搬送板が、的の下方から投擲位置に向かって
下向きに傾斜しながら延設され、投擲位置から的に向け
て扁平体を投擲することを特徴とする。
【0023】この発明によれば、扁平体を的に投擲する
的当てゲーム機であって、投擲された扁平体を、人手を
介することなく、再び投擲位置に自動的に回収すること
ができるゲーム機を提供できる。この構成によって、投
擲した扁平体を的に命中させる楽しみと、扁平体を的に
命中させた結果を競い合う楽しみが加わりゲーム機の興
趣が富む。
【0024】請求項10の発明は、請求項1から9記載
のゲーム機において、投擲位置より投擲される扁平体の
飛行空間を規制する囲繞体を設け、該囲繞体の内に前記
搬送板が設置されることを特徴とする。
【0025】この発明によれば、扁平体の飛行空間を囲
繞体によって囲まれる空間内に制限でき、その結果、扁
平体が散乱するのを防ぐことができる。
【0026】請求項11の発明は、請求項9または10
記載のゲーム機において、コイン投入を検出するコイン
投入部と、前記搬送板の途中に設けられ前記扁平体の通
過を検出する回収センサと、前記的に設けられ扁平体の
的への命中を検出する的センサと、前記搬送板の下流に
設けられる扁平体払出装置とを備え、前記扁平体払出装
置は、前記コイン投入部へのコイン投入の検出、および
前記回収センサの扁平体の通過検出と前記的センサの扁
平体の的への命中検出のいずれかの検出により所定回数
扁平体を払い出すことを特徴とするゲーム機。
【0027】この発明によれば、コイン投入部へのコイ
ン投入の検出、および前記回収センサの扁平体の通過検
出と前記的センサの扁平体の的への命中検出のいずれか
の検出により所定回数扁平体を払い出す。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るゲーム機の
一実施例を示す正面図であり、図2は図1に示す的当て
ゲーム機1のA―A断面図であり、又、図3は図2に示
す的当てゲーム機1のB―B断面図である。的当てゲー
ム機1は、フロアF上に据え付けられ、フォワードボッ
クス2と、バックボックス3とから構成されている。
【0029】なお、図1における図中の矢印R方向がゲ
ーム機1の右方に、矢印L方向がゲーム機1の左方に、
矢印U方向がゲーム機1の上方に、矢印D方向がゲーム
機1の下方にそれぞれ対応する。また、図2における図
中の矢印F方向がゲーム機1の前方に、矢印B方向がゲ
ーム機1の後方に、矢印U方向がゲーム機1の上方に、
矢印D方向がゲーム機1の下方にそれぞれ対応する。以
下、特に明記しない限り、各構成要素の前後、左右およ
び上下方向は、図1および図2に示した方向に従うもの
とする。
【0030】上述のフォワードボックス2は、上下方向
を向く縦枠211と前後方向を向く横枠212と略Z字
型に形成された曲折枠213からなる枠囲い用フレーム
21を基本的な骨組みとしている。
【0031】この枠囲い用フレーム21の左右の各側部
には、各々、上下方向を向く側板22が設けられてい
る。この側板22は、前後方向における前方から3/4
の位置までは、前記側部の上下方向における中間より下
側を閉塞するにとどまる上下方向の長さが短い側板22
1が設けられている。また、残りの後方1/4には、上
下方向の長さが前記側部の上下方向の長さと略同一の側
板222が設けられており、この長尺の側板222が設
けられる箇所は上下方向に亘ってほぼ全面的に閉塞され
ている。
【0032】相対向する側板22間には、水平方向を向
く底板23が設けられている。底板23上には支持台2
31が配設されるとともに、支持台231上にはシュー
ト24が設けられている。この側板22と底板23とシ
ュート24によって、フォワードボックス2の基台部分
が構成されている。
【0033】枠囲い用フレーム21における側板22に
よって閉塞されていない箇所と、上部の前後方向を向く
横枠212の間には、ネット25が張り渡されている。
このネット25によって、ゲーム中に、投擲された扁平
体がゲーム機1の外側に飛び出さないように規制してい
る。
【0034】フォワードボックス2の前方には、フライ
ングディスク供給部4が設けられている。このフライン
グディスク供給部4のハウジング41の前面板には、プ
リントシート払出口411、記念メダル払出口412、
並びにフライングディスク取出口413が設けられてい
る。プリントシート払出口411からは、的当てゲーム
の成績が印字されたプリントシートが払い出される一
方、記念メダル払出口412からは、的当てゲームにお
いて高得点を修めた場合に記念メダルが払い出される。
また、フライングディスク取出口413からは、後述す
るように、フライングディスクFD(扁平体)が一枚づ
つ払い出される。
【0035】フライングディスク供給部4の右側部に
は、コンソールボックス26が配設されている。このコ
ンソールボックス26の上面パネルにはゲームの開始の
指示や、ゲーム中に次に当てる的を指定する指示を行う
指示ボタン261が設けられている。また、同じくこの
コンソールボックス26の上面パネルには得点表示部2
62が設けられており、この得点表示部262は、フラ
イングディスクFDが的パネル322に命中して得られ
た得点を電光表示する。また、コンソールボックス26
の前面には、所定の金額のコインを投入するコイン投入
口263が設けられている。
【0036】枠囲い用フレーム21における上部の前後
方向を向く横枠212の前端付近には、表示灯部27が
設けられている。この表示灯部27の前面には、透光性
を有しゲーム機のネーミング等が描かれた表示パネル2
71が設けられ、表示灯部27に内蔵される不図示の電
気管によって、この表示灯部27は点灯する。また、表
示パネル271の左右には、それぞれスピーカ272が
設けられており、ゲームの進行に伴って、ゲームの興趣
を盛り上げるための各種の効果音や音声が出力される。
【0037】上記バックボックス3は、図2および図3
に示すように、中央部に丸穴311aが切り抜かれた開
口パネル311を備える箱形に形成されたケーシング3
1内に的体32が設置されて構成される。的体32は、
開口パネル311の後方に配設され、この的体32の主
要部を占める8枚の扇形の的パネル322と、中央の円
形の的パネル322は、丸穴311aを通して前方に露
れている。
【0038】図2に仮想線で示す通り、遊戯者は投擲位
置Tから、的パネル322に対してフライングディスク
FDを投擲する。投擲されたフライングディスクFD
は、的パネル322に当たり、前方に跳ね返って、シュ
ート24の上に落下する。
【0039】上述の通りシュート24は、支持台231
に支持されて、フォワードボックス2内に設けられてい
る。支持台231は、その上面が前方に向かって下向き
に傾斜する台形部材であって、シュート24は、この支
持台231に載置されて、開口パネル311の前面より
フライングディスク供給部4に向かって下向きに傾斜さ
れて設けられている。
【0040】図4(a)は、シュート24の一実施形態
を示す図2におけるC―C断面図であり、また、図4
(b)は、シュート24の一実施形態を示す図2におけ
るD―D断面図である。
【0041】図4(a)に示すように、シュート24
は、台板241と、この台板241の上に相対して立設
された前後方向を向く一対の立板242と、この相対す
る一対の立板242のそれぞれの上縁に向かって各々下
向きに傾斜して連接する一対の傾斜板243(ガイド部
材)と、相対する立板242間に介設される搬送板24
4とからなる。
【0042】傾斜板243は、側板22から立板241
の上縁に向かって下向きに傾斜した姿勢で支持板245
によって支持されて設けられ、この傾斜板243の下縁
は、立板242の上縁に連接されている。側板22から
立板242の上縁にかけての距離は短いため、傾斜板2
43は急勾配に設けることができる。そのため、的パネ
ル322に当たり、前方に跳ね返って、傾斜板243上
に落下したフライングディスクFDは、傾斜板243の
傾斜に沿って重力により滑るように移動し、搬送板24
4の上に落下する。
【0043】搬送板244には前後方向に亘り、複数の
空気孔244aが穿孔されており、この搬送板244
と、左右一対の立板242と、台板241とによって四
方枠組みされて、前後方向に長い方形筒上のチャンバ2
46が形成されている。
【0044】台板241の上における上述のチャンバ2
46の右側には、空気供給手段であるブロアファン24
7が、前後方向に所定の間隔をあけて4つ設けられてお
り、このブロアファン247の空気排出部277aが右
側の立板242に穿設する空気取入口242aに連設さ
れ、ブロアファン247から排出される空気が空気取入
口242aから取り込まれて、チャンバ246内に空気
が充満し、搬送板244に穿孔された空気孔244aよ
り、矢印で示すように空気が上方に向かって噴出する
(図4(b)を参照)。
【0045】搬送板244は、立板242の上縁より若
干下方に下がった位置おける、相対する立板242の内
側面の間に介設されている。そのため立板242におけ
る搬送板244の上面よりも上側の部分に立壁242b
が形成され、この立壁242bと搬送板244とによっ
て上部が開口する樋状の溝248が形成されている。
【0046】相対する立板242の内側面間の幅は、フ
ライングディスクFDの直径に比べてわずかに大きく、
そのため、フライングディスクFDは、左右の立壁24
2bによって案内されて左右方向へ無駄に移動すること
なく前方に向かって搬送される。その際、フライングデ
ィスクFDは平面視円形であるため、立壁242bと接
触する部分が円周部の丸みであり、そのため、フライン
グディスクFDは立壁242bに円滑に接触して案内さ
れる。
【0047】図5は、フライングディスクFDを、フラ
イングディスクの直径に沿って垂直に切断した図を示す
縦断面図である。図5に示すとおり、フライングディス
クFDは裏面に凹部67が形成されている。矢印で示す
ように、この凹部67に、搬送板244から噴出される
空気が取り込まれるので、フライングディスクFDは浮
揚しやすくなる。また、フライングディスクFDと搬送
板244との接触部分は、凹部67の周縁68に限られ
るので、摩擦抵抗が減少して、なめらかに搬送されやす
くなる。
【0048】なお、傾斜板243における前方寄りの一
部には、円孔243aが穿孔されるとともに、この円孔
243aを覆ってメッシュプレート243bが設けられ
ている。この円孔243aの下には送風機28が配設さ
れており、この送風機28は、下から上に向けて風を送
り出している。送風機28によって送り出された風は、
メッシュプレート243aを通して、フォワードボック
ス2内に吹き込まれ、フォワードボックス2内に上方に
舞い上がる気流を巻き起こしている。
【0049】そのため、投擲位置Tから的に向けて投げ
られたフライングディスクFDは、この送風機28によ
って巻き起こされる気流に流されて、遊戯者の思うとお
りには飛行せず、その結果、的までの距離が比較的短く
ても難易度が高まり興趣を損なわない。
【0050】また、溝248の前方には反射型のフォト
センサである回収センサ63が設けられており搬送板2
44上を搬送されてくるフラインディスクFDの通過を
検出している。
【0051】図6は、フライングディスク供給部4の一
実施形態を示す断面図で、図2におけるE部の拡大図で
ある。また、図7は、図6における図中の矢印F方向か
ら見たフライングディスク払出装置42の一実施形態を
示す平面図である。
【0052】図6に示すように、フライングディスク供
給部4は、箱型のハウジング41と、このハウジング4
1内に納められるフライングディスク払出装置42とか
ら構成されている。ハウジング41の前面板には上述の
通り、フライングディスク取出口413が設けられ、こ
の前面板と向かい合う後面板には開口があいている。ま
た、ハウジング41の上面板には、フライングディスク
払出装置42を点検するためのメンテナンス用扉414
が設けられている。
【0053】図6及び図7に示すように、フライングデ
ィスク払出装置42は、回動軸が左右方向を向く複数の
ローラ421aからなるローラコンベア421がロアケ
ース422内に内設され、そして、ローラコンベア42
1の上をフライングディスクFDが通過するのを許容す
る高さに、アッパーカバー423が固設されている。こ
のアッパーカバー423の一部は矩形に切り欠かれてお
り、この切欠部から、ローラコンベア421を視認する
ことができる。
【0054】ロアケース422は、ハウジング41の後
面板の開口からフライングディスク取出口413にかけ
て前下がりにハウジング41内に取着されており、ロア
ケース422の後端は、搬送板244の下流端に連接
し、かつ、ロアケース422の前端は、フライングディ
スク取出口413に連接している。
【0055】搬送板244の上を滑べるように搬送され
てきたフライングディスクFDは、搬送板244の下流
端からローラコンベア421に移載されて、フライング
ディスク払出し装置42に貯留される。
【0056】ロアケース422の右側部にはソレノイド
A424とソレノイドB425が前後に並列して取り付
けられている。
【0057】図6に仮想線で示すとおり、フライングデ
ィスクFDは、このソレノイドA424のロッドA42
4aとソレノイドB425のロッドB425aに係止さ
れて、フライングディスク払出装置4内に貯留されてい
る。フライングディスクFDは、このソレノイドA42
4とソレノイドB425を駆動させ、各ソレノイドのロ
ッドの進退を切り換えて、一枚づつフライングディスク
取出口413に払出される。
【0058】すなわち、図7に示す状態において、ソレ
ノイドA424が駆動して、ロッドA424aが退入す
ると、ロッドA424aとフライングディスクFDとの
係止が解除され、その結果としてフライングディスクF
Dが、ローラコンベア421上を搬送されて、フライン
グディスク取出口413に送り出される。
【0059】フライングディスクFDは、フライングデ
ィスク取出口413に送り出される際に、払出センサA
426に検知される。払出しセンサA426は、発光部
より発光された光がミラー426Aに反射して受光部に
入光する反射型のフォトセンサで、フライングディスク
取出口413に送り出されたフライングディスクFDの
通過によって、光が遮光されるのを検知する。
【0060】この払出センサA426の検知によって、
フライングディスクFDの通過を検出すると、ソレノイ
ドB425が通電(ON)し、かつソレノイドA424
の通電が解除(OFF)される。そのため、ソレノイド
B425のロッドB425aが退入するとともに、同時
にソレノイドA424のロッドA424aが進出する。
その結果として、ソレノイドBのロッドB425bによ
って係止されていたフライングディスクFDが、ソレノ
イドA424のロッドA424aに係止する位置まで前
進する。
【0061】なお、払出センサB427は、ソレノイド
AのロッドAによって係止されるフライングディスクF
Dの存在を検出するセンサで、この払出しセンサB42
7の検出によってフライングディスクFDが待機状態に
あるか否かを確認している。払出センサB427は、フ
ォトセンサのような近接センサであってもよいし、リミ
ットスイッチのようなメカニカルスイッチでもよい。
【0062】図8は、的体32の一実施形態を示す斜視
図である。図8に示すとおり、的体32は、アングル杆
を四方枠組みしてなる枠体321aに、扇形と円形の切
欠が施されたパネル体321bを取着してなる的フレー
ム321と、このパネル体321bの裏面における扇形
の切欠位置に設けられる8枚の扇形の的パネル322
と、このパネル体321bの裏面における円形の切欠位
置に設けられる1枚の円形の的パネル322とを備え
る。これらの扇形の的パネル322並びに円形の的パネ
ル322は、上述の切欠を通して、各々、その前面を前
方にのぞかせている。
【0063】図9は、的パネル322の構成要素を示す
分解斜視図である。図9に示すとおり、的パネル322
は、第1のパネル材322a、第2のパネル材322
b、中間シート322c、およびバックシート322d
をその構成要素とし、表側から第1のパネル材322
a、中間シート322c、第2のパネル材322b、そ
して、バックシート322dという順番に各構成要素を
積層して張合わせてなる積層パネルである。
【0064】第1のパネル材322aおよび第2のパネ
ル材322bは、アクリル等の合成樹脂を素材とする透
明板であり、この第1のパネル材322aと第2のパネ
ル材322bの裏面には、それぞれ、彫刻、エッチン
グ、或いは印刷等によって、拡散処理された表示マーク
322eが描かれている。なお、本実施の形態では、第
1のパネル材322a裏面には、1から9までの数字が
描かれ、第2のパネル材322bの裏面には、ひび割れ
模様が描かれている。
【0065】中間シート322cは、トレーシングペー
パーに代表される光を透過する半透明なシートである。
この半透明なシートである中間シート322cを第1の
パネル材322aと第2のパネル材322bとの間に介
設する理由は、的パネル322を表側から見た場合に、
第2のパネル材322bの裏面に描かれるひび割れ模様
が表側に目立たないようにするためである。
【0066】バックシート322dは、黒色の紙製のシ
ートである。この黒色のバックシート322dを第2の
パネル材322bの裏面に配設する理由は、第1のパネ
ル材322aに描かれる表示マーク322e(図9の場
合は数字の1)を、後述するように青色に発光させる場
合に、地が黒色であると、青色が最も明確に視認される
からである。
【0067】図10は、的体32の一実施形態を示す図
8におけるG―G断面図である。的フレーム321のパ
ネル体321bの裏面にはブラケット323が取着され
ており、このブラケット323には、発光色の異なるL
ED7A324およびLED7B325が前後に並列し
て設けられている。前側のLED7A324は青色発光
する青色のLEDで、後側のLED7B325は赤色発
光する赤色のLEDである。また、LED7A324は
第1のパネル材322aの端面に相対して設けられてお
り、LED7B325は第2のパネル材322bの端面
に相対して設けられている。
【0068】本実施の形態においては、ゲームが開始さ
れると、青色発光するLED7A324が点灯して、青
色の光線が第1のパネル材322aの端面から第1のパ
ネル材322a内に入射するとともに、この入射光が拡
散処理された表示マーク322eにあたり外周に散乱す
る。そのため、表示マーク322eが描かれた裏面と対
向する表面から見ると、表示マーク322eの散乱光に
より表示マーク322eのみが発光しているように視認
できる。つまり、8枚の扇形の的パネル322には、1
から8までの数字が青く発光して表れ、また、8枚の扇
形の的パネル322に周囲を囲まれる円形の的パネル3
22には、数字の9が青く発光して表れる。
【0069】すべての的パネル322は、第2のパネル
材322bの裏面に、的センサ326が設けられてい
る。この的センサ326は、衝撃を検出する衝撃センサ
である。ゲーム中に遊戯者がフライングディスクFD
を、いづれかの的パネル322に当てると、この命中し
た的パネル322に設けられる的センサ326によって
衝撃が検出される。この的センサ326の検出結果によ
って、命中した的パネル322に設けられるLEDB3
25が点灯する。そのため、赤色の光線が第2のパネル
材322bの端面から第2のパネル材322b内に入射
し、この入射光によって、第2のパネル材322bに描
かれた表示マーク322eであるひび割れ模様が赤く発
光して表れる。その結果、的パネル322を、表面から
見ると、青く発光して表れる数字に、赤く発光して表れ
るひび割れ模様が重なりあって視認される。
【0070】ちなみに赤く発光して表れるひび割れ模様
は、フライングディスクFDが的パネル322にあた
り、この的パネル322にひび割れが入ったことを擬似
的に表現しており、命中した的パネル322と、未的中
の的パネル322とを区別している。なお、図8の図中
における1番の的パネル322と、5番の的パネル32
2は、命中したときの態様を表している。
【0071】的フレーム321の前面における下側の左
右の角部には、2枚抜き判定センサ327がそれぞれ設
けられている(図8を参照)。この2枚抜き判定センサ
327は、反射型のフォトセンサであって、2枚抜き判
定センサ327のそれぞれの取着位置の対角線上におけ
る上側の左右の角部には、各2枚抜き判定センサ327
より発光される光線を反射させるためのミラー327a
が設けられている。そのため、2枚抜き判定センサ32
7により発光される光線の光軸は、的フレーム321の
対角線を境に隣り合う2枚の扇形の的パネル322どう
しの境界部分を通過している。すなわち、投擲されたフ
ライングディスクFDが、上述の境界部分に当たれば、
2枚抜き判定センサ327の光線が遮光され、その結果
として、この境界部分を境とする隣り合う2枚の扇形の
的パネル322が2枚同時に当たったことを検出するこ
とができる。
【0072】また、第1のパネル材322aの端面は、
第2のパネル材322bの端面よりも、一段内側に引っ
込んだ位置にある。また、第1のパネル材322aの端
面に対向して設けられるLED7A324は、スペーサ
323aを間に介してブラケット323に取着されてお
り、LED7B325に比べて一段外側に突出してい
る。この構成によって、LED7A324とLED7B
325から発光される光線は、各々、隣接するパネル材
の端面から入射することがなくなり、その結果、第1の
パネル材322aおよび第2のパネル材322bの表示
マーク322eを、各々、混じりけのない鮮やかな単色
で発光させることができる。
【0073】図11は本実施形態にかかる的当てゲーム
機1の機能ブロック図であり、制御部5およびその周辺
の装置からなる。また、制御部5はゲーム制御部51、
成績演算部52、当たり判定部53、ディスク払出制御
部54、的表示制御部55からなる。
【0074】ゲーム制御部51は成績演算部52、当た
り判定部53、回収センサ63、ディスク払出制御部5
4、およびコイン投入部61からの信号に応じて本的当
てゲーム機1のゲーム全体の主要な流れを制御する。
【0075】成績演算部52はゲーム制御部51からの
指示により得点を計算し、得点表示部262を駆動制御
して得点を表示する。また、ゲーム終了後にゲーム制御
部51からの指示により、成績プリンタ62を駆動制御
してそのゲームの成績をプリントアウトする。
【0076】当たり判定部53は的センサ326および
2枚抜き判定センサ327からの入力により、的のどの
部分に当たったか、および2枚抜きが行われたかどうか
を判定し、ゲーム制部51に伝達する。
【0077】ディスク払出制御部54はゲーム制御部5
1からの指示により、払出センサA426、B425か
らの入力に応じてソレノイドA424およびソレノイド
B425をそれぞれ駆動してフライングディスクFDの
払出を行う。
【0078】的表示制御部55はゲーム制御部51から
の指示により、LED1A324・・・LED9A32
4、LED1B325・・・LED9B325を点灯ま
たは消灯し、的の表示および的に当たった表示を行う。
【0079】ファン駆動部65はゲーム制御部51から
の指示によりブロアファン247および送風機28のフ
ァン66を駆動し、フライングディスクFDに浮力を与
え、フライングディスクFDの飛行に変化を与えたり、
フライングディスクFDの回収をスムーズにする。
【0080】音発生部64はゲーム制御部51からの指
示により、ゲームの流れに応じて場合場合において必要
な効果音や音声をスピーカ272から出力させる。
【0081】コイン投入部61はコイン投入口263に
コイン投入があった場合に、信号をゲーム制御部51に
送り、ゲーム制御部51はその信号を受けてゲームをス
タートさせる。
【0082】なお、以上の機能はリレー等を用いたシー
ケンス回路とその周辺装置によって実現することもでき
るが、CPU、メモリ、およびその補助回路によって構
成された汎用的なコンピュータにプログラムをロード
し、そのコンピュータに周辺装置を制御させることによ
っても実現可能である。その場合には、ロードしたプロ
グラムをコンピュータが実行していく過程において、C
PU、メモリ、補助回路が協慟して上記機能ブロックの
いくつかの役割を果たすことになる。
【0083】次にこのように構成された本実施形態にか
かる的当てゲーム機の動作を、図12から図15のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0084】図12は本的当てゲーム機1のメインの動
作のフローを表す。ゲーム制御部51はコイン投入部6
1にコイン投入があるか否かを常時監視し(ステップS
T510)、コイン投入があった場合にはステップST
520へ進み、的当てゲームを開始する。
【0085】図13および図14は本的当ゲーム機1の
的当ゲームの詳細な流れを示すフローチャートである。
ステップST610でゲーム制御部51は成績演算部5
2、当たり判定部53、ディスク払出制御部54に初期
設定を行うよう指示を出し、成績演算部52は前回のゲ
ーム成績をクリアし、当たり判定部53は前回の判定を
クリアし、ディスク払出制御部54は払出ディスク枚数
Nを0に戻す。
【0086】次に、ゲーム制御部51はファン駆動部6
5に指示してファン66の回転を開始し(ステップST
620)、的表示制御部55に指示してLED1B32
5乃至LED9B325の消灯およびLED1A324
乃至LED9A324点灯を行い、全ての的表示を数字
表示に戻す(ステップST630)。そして、ステップ
ST640でディスク払出制御部54に指示してディス
クを1枚払い出す。
【0087】図15はフライングディスクFDの払出動
作の詳細な流れを示すフローチャートである。ディスク
払出制御部54はゲーム制御部51からのディスク払出
指示により、ソレノイドB425をONにする(ステッ
プST410)。これによりソレノイドB425のロッ
ドB425aが退入し、前方に他のフライングディスク
FDがなければソレノイドB425のロッドB425a
に係止されていたフライングディスクFDは前方のソレ
ノイドA424のロッドA424aに係止する位置まで
前進する。そして、L1の位置にフライングディスクF
Dがあることが払出センサB427によって検出される
まで待機する(ステップST420、ステップST47
0)。L1にディスクがあることが払出センサB427
によって検出されると、ディスク払出制御部54はソレ
ノイドB425をOFFにし、ソレノイドA424をO
Nにする(ステップST430)。これにより、L1に
あったフライングディスクFDはフライングディスク取
出口413の方向に送り出され、それより後ろのフライ
ングディスクFDはソレノイドB425のロッドB42
5aに係止されてそのままその位置にとどまる。
【0088】次にディスク払出制御部54は送り出され
たフライングディスクFDがL2の位置にある払出セン
サA426を通過するまで待機し(ステップST45
0、ステップST440)、フライングディスクFDが
L2の位置にある払出センサA426を通過すると、デ
ィスク払出制御部54はソレノイドB425をONに
し、ソレノイドA424をOFFにする(ステップST
460)。そして、ディスク払出制御部54はL1にフ
ライングディスクFDがあることが払出センサB427
によって検出されるまで待機する(ステップST46
2、ステップST464)。L1にフライングディスク
FDがあることが払出センサB427によって検出され
るとディスク払出制御部54はソレノイドB425をO
FFにし(ステップST464)、図13のフローに戻
ってゲーム制御部51からの次の指示を待つことにな
る。
【0089】ところで、ステップST420、ステップ
ST470で一定時間待機してもL1にフライングディ
スクFDがあることが検出されない場合には、フライン
グディスクFDが何らかの理由で詰まってしまって次の
フライングディスクFDが流れてこないか、何らかの理
由でフライングディスクFDがなくなってしまったか、
あるいはその他の予期しない異常な出来事が起こったと
考えられるので、ディスク払出制御部54はこれをエラ
ーとみなし、ゲーム制御部51にエラー信号を発し、ゲ
ームの流れをそこで停止させる(ステップST49
0)。
【0090】同様にステップST450、ステップST
440で一定時間L2の位置にある払出センサA426
が送り出されたディスクの通過を検出しない場合にも、
ディスク払出制御部54はこれをエラーとみなし、ゲー
ム制御部51にエラー信号を発し、ゲームの流れをそこ
で停止させる(ステップST480)。また、ステップ
ST462、ステップST464で一定時間待機しても
L1にディスクがあることが払出センサB427によっ
て検出されない場合も同様にゲーム制御部51にエラー
信号を発し、ゲームの流れをそこで停止させる(ステッ
プST468)。
【0091】図13に戻って、ステップST650では
ディスク払出制御部54は払出ディスク枚数Nに1を加
えて新たなNとして記憶する。これでプレイヤが的当て
ゲームを始める準備が整ったことになる。
【0092】プレイヤがフライングディスク取出口41
3からフライングディスクFDを取り出し、的パネル3
22に向かって投げ、そのフライングディスクFDが的
体32に当たると的センサ326がONする(ステップ
ST660でYES)。すると当たり判定部53はその
的パネル322が既に当たっている的かどうか判断する
(ステップST670)。まだ当たっていない的の場
合、当たり判定部53は更に2枚抜き可能な隣の的パネ
ル322は既に当たっているかどうか判断する(ステッ
プST680)。判断がNOの場合、当たり判定部53
は2枚抜き判定用センサ327がONになっていたかど
うかを判定する(ステップST720)。
【0093】判定がYESの場合、当たり判定部53は
その的センサ327がONになった的パネル322と2
枚抜き可能な隣の的パネル322を当たりとし、ゲーム
制御部51は音発生部64に「でました2枚抜き」の音
声を発生させ(ステップST730)、更に当たり判定
部53から当たった的パネル322の番号のデータX,
Yを受け取り、的表示制御部55にそのデータを渡すと
ともに、音声発生部64に「X番Y番ゲット」の音声を
発生させる(ステップST740)。
【0094】次に、的表示制御部55はX、Yのパネル
に割れ模様を浮かび上がらせるため、LEDXB、LE
DYBを点灯して、X、Yの第2のパネル材322bを
光らせる(ステップST750)。そして、ステップS
T760で、成績演算部52が当たり枚数Mに2を加え
て新たなMとして記憶し、得点を計算して得点表示部2
62に表示する。
【0095】次に成績演算部52は当たり枚数Mが9に
達したかどうか判断し(ステップST810)、達して
いた場合、ゲーム制御部51は「パーフェクト達成おめ
でとう」の音声を音発生部64に発生させ(ステップS
T820)、的表示制御部55や成績演算部52に指示
してパーフェクト用のデモを行わせる(ステップST8
30)。
【0096】そしてその後、成績演算部52は得点表示
部262にゲームオーバーの表示を行い(ステップST
870)、成績をプリントアウトし(ステップST88
0)、ゲーム制御部51はファン駆動部65にファン6
6の停止を指示し(ステップST890)ゲーム装置は
ゲームオーバーとなる。
【0097】ステップST810で当たり枚数Mが9に
達していないと判断された場合、動作フローは分岐し、
ディスク払出制御部54はディスク払出枚数Nが12に
達したかどうか判断し(ステップST850)、達して
いた場合にはゲーム制御部51は音発生部64に「残念
でした」の音声を発生させ、ステップST870へ分岐
を戻してその後ステップST880、ステップST89
0とゲームオーバーの動作を行う。
【0098】また、ステップST850でディスク払出
枚数Nが12に達していないと判断された場合には、ス
テップST640に戻ってディスク払出制御部54は次
のフライングディスクFDを1枚を払出し、ゲームを続
行する。
【0099】ステップST720で2枚抜き判定センサ
327がONになっていなかった場合、およびステップ
ST680で2枚抜き可能な隣の的パネル322が既に
当たっていると判断された場合、当たり判定部53は的
センサ326がONした的パネル322のみを当たりと
し、動作フローはステップST690に分岐し、ゲーム
制御部51は当たり判定部53から当たった的パネル3
22の番号のデータXを受け取り、的表示制御部55に
そのデータを渡すとともに、音声発生部64に「X番ゲ
ット」の音声を発生させる(ステップST690)。
【0100】そして次に的表示制御部55はXのパネル
に割れ模様を浮かび上がらせるため、LEDXB325
を点灯して、Xの第2のパネル材322bを光らせる
(ステップST700)。そして成績演算部52は当た
り枚数Mに1を加えて新たなMとして記憶する。そして
その後、ステップST810へ分岐を戻し、成績演算部
52は当たり枚数Mが9に達したかどうか判断する(ス
テップST810)。
【0101】前に戻って、ステップST670で当たり
判定部53が既に当たっている的パネル322と判断し
た場合、動作フローはステップST790へ分岐し、当
たり判定部53は2枚抜き判定センサ327がONにな
っていたかどうかを判定する。ONになっていた場合に
は2枚抜き可能な隣の的パネル322が既に当たってい
るかどうか判断する(ステップST795)。まだ当た
っていないと判断された場合、当たり判定部53はその
2枚抜き可能な隣の的パネル322を当たりとし(ステ
ップST800)、ステップST690へ分岐を戻し、
ゲーム制御部51は当たり判定部53から当たった的パ
ネル322の番号のデータXを受け取り、的表示制御部
55にそのデータを渡すとともに、音声発生部64に
「X番ゲット」の音声を発生させる。
【0102】ステップST790で2枚抜き判定センサ
327がONになっていないと判定された場合、および
ステップST795で2枚抜き可能な隣の的パネル32
2が既に当たっていると判断された場合、動作フローは
ステップST840へ分岐し、ゲーム制御部51は音声
発生部64に「はずれました」の音声を発生させ、分岐
をステップST850へ戻す。
【0103】また、ステップST660で的センサ32
6がONしなければ、あるいはステップST660で的
センサ326がONするまでの間、動作フローはステッ
プST770へ分岐してゲーム制御部51が回収センサ
ーがONしたかどうかを調べる。回収センサ63がON
していなければ一定時間経過したかどうか調べられ(ス
テップST780)、まだ経過していなければステップ
ST660に戻って再び的センサ326がONしたかど
うかが調べられる。的センサ326がONしていなけれ
ば再び回収センサ63がONしたかどうかが調べられ、
的センサ326がONするまでこの動作が繰り返される
が、的センサ326がONする前に回収センサ63がO
Nしてしまった場合(ステップST770でYES)、
あるいは的センサ326がONする前にディスク1枚当
たりに割り当てられた一定時間が経過してしまった場合
(ステップST780でYES)、フローはステップS
T840へ移り、ゲーム制御部51は音声発生部64に
「はずれました」の音声を発生させ、ゲーム装置1はは
ずれの動作を行うことになる。
【0104】本発明は以上の実施の形態に限ることな
く、各種の変形が可能である。例えば、チャンバ246
内に空気をため込む構成に代え、エアコンプレッサ等の
空気供給源と空気孔244aのそれぞれとをチューブで
連結して空気を噴出させてもよい。また、的は、固定し
て配置される構成に代え、移動する的を配置してもよ
い。
【0105】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のゲーム
機によれば、投擲位置に向けて搬送板を下向きに傾斜さ
せて搬送板に高低差を付けるとともに、搬送板の上面に
おける複数箇所から上方に向けて空気を噴出させる空気
噴出手段を設けたので、搬送板上に落下した扁平体を、
噴出する空気によって浮揚させながら、滑るように搬送
板上を投擲位置に向けて搬送させることができ、扁平体
を投擲するゲーム機において、投擲された扁平体を、人
手を介することなく、再び投擲位置に自動的に回収する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲーム機の一実施例を示す正面図
である。
【図2】図1に示す的当てゲーム機のA―A断面図であ
る。
【図3】図2に示す的当てゲーム機のB―B断面図であ
る。
【図4】(a)図2におけるC―C断面図である。 (b)図2におけるD―D断面図である。
【図5】フライングディスクの縦断面図である。
【図6】図2におけるE部の拡大図である。
【図7】図6における図中の矢印F方向から見たフライ
ングディスク払出装置の一実施形態を示す平面図であ
る。
【図8】的体の一実施形態を示す斜視図である。
【図9】的パネルの構成要素を示す分解斜視図である。
【図10】図7におけるG―G断面図である。
【図11】本実施形態にかかる的当てゲーム機の機能ブ
ロック図である。
【図12】本実施形態にかかる的当てゲーム機のメイン
の動作のフローチャートである。
【図13】本実施形態にかかる的当ゲーム機の的当ゲー
ムの詳細な流れを示すフローチャートである。
【図14】本実施形態にかかる的当ゲーム機の的当ゲー
ムの詳細な流れを示すフローチャートである。
【図15】フライングディスクの払出動作の詳細な流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ゲーム機 2 フォワードボッ
クス 21 枠囲い用フレーム 22 側板 23 底板 24 シュート 241 台板 242 立板 243 傾斜板(ガイド手段)244 搬送板 244a 空気孔 246 チャンバ 247 空気供給手段 248 溝 26 コンソールボックス 27 表示灯部 3 バックボックス 31 ケーシング 32 的体 321 的フレーム 322 的パネル 324 LED A 325 LED B 4 フライングディスク供給部 41 ハウジング 42 フライングディスク払出装置 421 ローラコンベア 422 ロアケース 423 アッパーカバー 424 ソレノイド
A 425 ソレノイドB 5 制御部 51 ゲーム制御部 52 成績演算部 53 当たり判定部 54 ディスク払出
制御部 55 的表示制御部 61 コイン投入部 62 成績プリンタ 63 回収センサ 64 音発生部 65 ファン駆動部 66 ファン FD フライングディスク(扁平体) 67 凹部 68 周縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平沢 勝則 神戸市中央区港島中町7丁目3番地の2 コナミ株式会社内 (72)発明者 向 将利 神戸市中央区港島中町7丁目3番地の2 コナミ株式会社内 (72)発明者 辻 穣 神戸市中央区港島中町7丁目3番地の2 コナミ株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投擲位置から扁平体を投擲するゲーム機
    において、 前記投擲位置に向って下向きに傾斜しながら延設される
    搬送板と、 前記搬送板の上面における複数箇所から上方に向かって
    空気を噴出させる空気噴出手段とを備え、 前記空気噴出手段により上向きに噴出される噴出空気に
    よって、前記搬送板上に落下した前記扁平体が、浮揚さ
    れながら前記搬送板上を前記投擲位置に向けて搬送され
    ることを特徴とするゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記搬送板が、延設方向に亘って多数の
    空気孔が穿設される多孔板であり、前記搬送板の下方に
    空気供給手段が備えられ、前記空気供給手段によって前
    記貫通孔から空気が上方に向かって噴出されることを特
    徴とする請求項1記載のゲーム機。
  3. 【請求項3】 前記投擲位置に向って下向きに傾斜しな
    がら延設され、かつ延設方向に亘って多数の空気孔が穿
    設される搬送板を上面としてチャンバを形成し、前記チ
    ャンバに、前記チャンバ内に空気を供給する空気供給手
    段を取着し、前記空気供給手段によって前記チャンバ内
    に取り込まれた空気が、前記空気孔から上向きに噴出
    し、該噴出される空気によって、前記搬送板上に落下し
    た前記扁平体が、浮揚されながら前記搬送板上を前記投
    擲位置に向けて搬送されることを特徴とする請求項1記
    載のゲーム機。
  4. 【請求項4】 前記空気供給手段が、前記搬送板の延設
    方向に亘って複数個設けられていることを特徴とする請
    求項2或いは3記載のゲーム機。
  5. 【請求項5】 落下する扁平体を搬送板上に導くガイド
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載のゲーム
    機。
  6. 【請求項6】 前記ガイド手段が、前記搬送板に向かっ
    て、下向きに傾斜しながら延設される傾斜板であること
    を特徴とする請求項5記載のゲーム機。
  7. 【請求項7】 前記搬送板における延設方向に沿った両
    側縁に、前記搬送板の延設方向に亘る立壁を立設して上
    向き開口する樋状の溝を形成し、前記扁平体が平面視円
    形である円板体であって、対向し合う前記立壁間の距離
    が前記扁平体の直径よりわずかに大きいことを特徴とす
    る請求項5記載のゲーム機。
  8. 【請求項8】 前記扁平体の裏面に開口が外側を向く凹
    部が形成されていることを特徴とする請求項1から7記
    載のゲーム機。
  9. 【請求項9】 請求項1から8記載のゲーム機におい
    て、 前記投擲位置から所定の距離を離して的を配置し、前記
    搬送板が、前記的の下方から前記投擲位置に向かって下
    向きに傾斜しながら延設され、前記投擲位置から前記的
    に向けて扁平体を投擲するゲーム機。
  10. 【請求項10】 請求項1から9記載のゲーム機におい
    て、投擲位置より投擲される扁平体の飛行空間を規制す
    る囲繞体を設け、該囲繞体の内に前記搬送板が設置され
    ることを特徴とするゲーム機。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載のゲーム機
    において、 コイン投入を検出するコイン投入部と、前記搬送板の途
    中に設けられ前記扁平体の通過を検出する回収センサ
    と、前記的に設けられ扁平体の的への命中を検出する的
    センサと、前記搬送板の下流に設けられる扁平体払出装
    置とを備え、 前記扁平体払出装置は、前記コイン投入部へのコイン投
    入の検出、および前記回収センサの扁平体の通過検出と
    前記的センサの扁平体の的への命中検出のいずれかの検
    出により所定回数扁平体を払い出すことを特徴とするゲ
    ーム機。
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