JP2000152622A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 一次巻線（Ｗ１）と少なくとも２つのさらなる巻線（Ｗ２，ＷＨ）を備えた変圧器（ＴＲ）と、
前記一次巻線（Ｗ１）に対して直列に配設され、前記変圧器（ＴＲ）の二次巻線（Ｗ２）に配設されているコンデンサ（Ｃａ）をチャージするためのフォワードコンバータとして接続されている第１のスイッチ（Ｓｐ）と
前記第２の巻線（Ｗ２）に対して直列に接続され、フライバックコンバータモードで作動し、前記コンデンサ（Ｃａ）に蓄積されたエネルギを第３の巻線（ＷＨ）に転送するように構成された第２のスイッチ（Ｓｓ）を含み、
前記第１のスイッチ（Ｓｐ）は、ローディングの調整のためにパルス幅変調を用いて制御され、
前記第２のスイッチ（Ｓｓ）は、一定のデューティーサイクルで作動されるように構成されていることを特徴とする、スイッチングモード電源装置。
【請求項２】 前記一次巻線（Ｗ１）に対して直列にコイル（Ｌ１）がエネルギ蓄積器として接続されている、請求項１記載のスイッチングモード電源装置。
【請求項３】 前記一次巻線（Ｗ１）から二次巻線（Ｗ２）へのエネルギの転送中に第２のスイッチ（Ｓｓ）が閉じられており、さらに前記二次巻線（Ｗ２）から第３の巻線（ＷＨ）へのエネルギの転送中に第１のスイッチ（Ｓｐ）が開かれている、請求項１または２記載のスイッチングモード電源装置。
【請求項４】 前記２つのスイッチ（Ｓｐ，Ｓｓ）に対する駆動信号のために、二次側フライバック電圧（Ｖｃｒ）のピーク値が一次側のスイッチ（Ｓｐ）の開放の瞬間と一致するように、位相差が選定されている、請求項１記載のスイッチングモード電源装置。
【請求項５】 前記第３の巻線（ＷＨ）は、ダイオード分割手法に基づいて配設されたダイオードと共に高圧巻線として構成されている、請求項１〜４いずれか１項記載のスイッチングモード電源装置。
【請求項６】 制御ループが含まれており、該制御ループは監視巻線（Ｗ３）に接続され、高圧巻線（ＷＨ）の出力電圧の安定化のために用いられる、請求項５記載のスイッチングモード電源装置。

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチングモード電源装置に関している。

【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記課題は本発明により、一次巻線と少なくとも２つのさらなる巻線を備えた変圧器と、前記一次巻線に対して直列に配設され、前記変圧器の二次巻線に配設されているコンデンサをチャージするためのフォワードコンバータとして接続されている第１のスイッチと、前記第２の巻線に対して直列に接続され、フライバックコンバータモードで作動し、前記コンデンサに蓄積されたエネルギを第３の巻線に転送するように構成された第２のスイッチを含み、前記第１のスイッチはローディングの調整のためにパルス幅変調を用いて制御され、前記第２のスイッチは一定のデューティーサイクルで作動されるように構成されて解決される。