JP2000151939A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000151939A
JP2000151939A JP10320146A JP32014698A JP2000151939A JP 2000151939 A JP2000151939 A JP 2000151939A JP 10320146 A JP10320146 A JP 10320146A JP 32014698 A JP32014698 A JP 32014698A JP 2000151939 A JP2000151939 A JP 2000151939A
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reception
memory
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JP10320146A
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Hiroshi Endo
浩 遠藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ファクシミリの受信動作中、送受信用蓄
積メモリ6がいっぱいになったときは、印刷用のページ
メモリ7に受信データの一部D2を格納する。受信動作
を終了後、印刷を開始する前にページメモリ7に格納し
た受信データ全てを他の装置30の送受信用蓄積メモリ
31を利用して一時保管する。印刷が進み、送受信用蓄
積メモリ6に空きが生じたとき、他の装置30からその
受信データを取り戻し、送受信用蓄積メモリ6に格納す
る。 【効果】 受信動作中はページメモリ7を利用して、大
量の受信データのメモリ受信を速やかに行える。印刷開
始前に、ページメモリに格納した受信データを他の装置
に転送し一時保管させるので、送受信用蓄積メモリ6の
容量以上の受信が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送受信用蓄積メモ
リの容量以上の受信データをメモリ受信することができ
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、受信データをイメ
ージデータに変換して印刷制御部に送り、記録紙への印
刷を行う。ところが、記録紙が不足しているような場合
には、受信データを直ちに変換して印刷してしまうこと
ができない。そこで、送受信用蓄積メモリを設けて、全
ての受信データを格納しておき、後から、記録紙への印
刷ができるようにしたものがある。これをメモリ受信と
呼ぶ。また、送受信用蓄積メモリの容量をあまり大きく
設定すると、ファクシミリ装置自体のコストアップにな
るため、他の装置、例えばパーソナルコンピュータやフ
ァクシミリ装置に受信データを転送して一時保管する技
術も開発されている(特開平4−8055号公報及び特
開平8−279887号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。ファクシミリ装置が、例えば記録紙不足のためにメ
モリ受信状態にあったとする。ここで受信動作が開始さ
れ、送受信用蓄積メモリへの受信データの格納を開始す
る。もし、このメモリ受信時に送受信用蓄積メモリがい
っぱいになった場合には受信を中断し、他のファクシミ
リ装置を発呼して、代行受信を依頼する。また、あるい
は当初から送受信用蓄積メモリの容量が不足すると判断
した場合には、着信があったとき、他のファクシミリ装
置を発呼して、呼そのものを転送する。
【0004】即ち、いずれの場合においても、着信後、
所定の手続きをして他のファクシミリ装置等を発呼し、
受信データの代行受信を依頼するといった手順が必要に
なる。即ち、送信側から見れば、こうした手続きの分だ
け通信時間が長くなるという問題がある。しかも、他の
ファクシミリ装置等へ代行受信を依頼した場合には、そ
の後、受信データを印刷した記録紙を、他のファクシミ
リ装置のある場所まで取りに行かなければならない。ま
た、近くに代行受信をするファクシミリ装置がなけれ
ば、こうした技術は採用できないといった問題もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉送受信データを格納する送受信用蓄積メモリ
と、この送受信用蓄積メモリから読み出した受信データ
をイメージデータに変換して得た印刷データを格納する
ページメモリと、データの送受信を制御する制御部とを
備え、この制御部は、受信動作中、上記受信データを上
記送受信用蓄積メモリに格納し、この送受信用蓄積メモ
リがいっぱいになったときは、上記受信データの一部を
上記ページメモリに格納し、受信動作終了後、上記ペー
ジメモリに受信データの一部が格納されているときは、
通信回線を介して他の装置のメモリに、ページメモリに
格納された受信データの一部を転送して一時保管するよ
う制御することを特徴とするファクシミリ装置。
【0006】〈構成2〉構成1に記載のファクシミリ装
置において、他の装置はファクシミリ装置から成り、上
記制御部は、パスワードを使用して上記他の装置との通
信を確立し、当該他の装置に対して、ページメモリに格
納された全ての受信データを転送して一時保管するため
の、予約を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
【0007】〈構成3〉構成1に記載のファクシミリ装
置において、他の装置はファクシミリ装置から成り、上
記制御部は、上記他の装置との通信を確立し、他の装置
から通知されたメモリ容量から、当該他の装置に対して
上記ページメモリに格納された全ての受信データを転送
して一時保管することができるかどうかを判定すること
を特徴とするファクシミリ装置。
【0008】〈構成4〉構成1に記載のファクシミリ装
置において、上記制御部は、上記他の装置との通信を確
立し、上記他の装置のメモリに、上記ページメモリに格
納された受信データの一部を転送して一時保管するとと
もに、その受信データの管理データを通知するよう制御
することを特徴とするファクシミリ装置。
【0009】〈構成5〉送受信データを格納する送受信
用蓄積メモリと、データの送受信を制御する制御部とを
備え、この制御部は、他のファクシミリ装置から転送さ
れた当該他のファクシミリ装置の受信データを、上記送
受信用蓄積メモリに一時保管するとともに、当該他のフ
ァクシミリ装置の要求により、上記送受信用蓄積メモリ
に一時保管したデータを返すよう制御することを特徴と
するファクシミリ装置。
【0010】〈構成6〉構成4に記載のファクシミリ装
置において、上記制御部は、パスワードを使用して上記
他のファクシミリ装置との通信を確立し、受信データの
転送を受ける前に、当該他のファクシミリ装置に対し
て、自己の送受信用蓄積メモリの容量を通知するよう制
御することを特徴とするファクシミリ装置。
【0011】〈構成7〉構成4に記載のファクシミリ装
置において、上記制御部は、他のファクシミリ装置から
転送された当該他のファクシミリ装置の受信データを、
上記送受信用蓄積メモリに一時保管するとともに、当該
他のファクシミリ装置から通知された管理データで管理
し、当該他のファクシミリ装置の上記管理データに基づ
く要求により、上記送受信用蓄積メモリに一時保管した
データを返すことを特徴とするファクシミリ装置。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 《具体例1》この具体例では、送受信用蓄積メモリに格
納できる量以上の受信データを連続的に受信できる。受
信動作中に、他の装置へ受信データを転送することはし
ない。送受信用蓄積メモリに格納しきれない受信データ
の一部は、印刷用のページメモリに格納する。メモリ受
信動作時は印刷動作を伴わないから、ページメモリは空
いている。これを有効に利用する。また、印刷を開始す
るときは、ページメモリに受信データが格納されている
と、印刷データの展開処理ができない。そこで、ページ
メモリに格納された受信データを、印刷前に一旦他の装
置、例えばパーソナルコンピュータやファクシミリ装置
に転送し、一時保管させる。
【0013】図1は、このような具体例1のファクシミ
リ装置の概略動作を示す説明図である。図のファクシミ
リ装置20は、送受信用蓄積メモリ6とページメモリ7
を備えている。なお、他の構成部品については、ここで
は図示を省略した。また、このファクシミリ装置20と
他の装置30、例えばパーソナルコンピュータやファク
シミリ装置等の間は、図示しない通信回線により接続さ
れている。そして、他の装置30は、所定の容量の送受
信用蓄積メモリ31を備えている。
【0014】ここで、ファクシミリ装置20が、図のス
テップS1において、ファクシミリ受信動作を開始した
とする。記録紙が無くてメモリ受信が開始されると、そ
の受信データD1は、送受信用蓄積メモリ6に格納され
る。ところが、ここで、送受信用蓄積メモリ6がいっぱ
いになったとする。このとき、受信データの一部D2を
ページメモリ7に格納する(ステップS2)。こうし
て、ファクシミリの受信動作を正常に終了させる。
【0015】次に、記録紙の補充等があって印刷を行う
場合には、ページメモリ7に格納された受信データの一
部D2が邪魔になる。そこで、ページメモリ7に格納さ
れた受信データを他の装置30に転送する(ステップS
3)。この受信データの一部D2は、他の装置30の送
受信用蓄積メモリ31に一時保管される(ステップS
4)。この状態で、ファクシミリ装置20は、ページメ
モリ7を使用して印刷を開始する。
【0016】印刷が進み、送受信用蓄積メモリ6の中に
格納された受信データD1が十分に少なくなったとき、
ファクシミリ装置20から他の装置30に対し一時保管
した受信データの一部D2の転送要求を行う。こうし
て、一時保管された受信データの一部D2は、ファクシ
ミリ装置20に返される(ステップS5)。このとき受
信データの一部D2は、送受信用蓄積メモリ6に格納さ
れ、その内容の印刷が続行される。
【0017】以上が、この具体例の概略である。以下、
この発明を実現するための具体的な装置の構成等を説明
する。図2は、本発明の実施に適するファクシミリ装置
のブロック図である。この装置は、CPU(中央処理装
置)1によって制御される。後で説明するこのファクシ
ミリ装置の様々な動作も、全てこのCPU1により制御
される。本発明ではこのCPU1やその動作に必要なメ
モリ等を制御部と総称している。CPU1には、バスラ
イン2を介して画像処理部3、符号/復号部4、FIF
O(先入れ先出しメモリ)5、送受信用蓄積メモリ6、
ページメモリ7、印刷制御部8、ROM(リード・オン
リ・メモリ)9、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)10、通信制御部11、モデム12等が接続されて
いる。
【0018】CPU1は、オペレーションインタフェー
ス部15と接続されており、オペレータによる操作指示
が入力されるよう構成されている。また、モデム12
は、回線制御部13を介して回線14と接続され、ファ
クシミリの送受信を行うよう構成されている。このオペ
レーションインタフェース部15は、液晶ディスプレイ
や各種の機能キー等により構成される。
【0019】回線制御部13、モデム12及び通信制御
部11は、ファクシミリ送受信を制御するよく知られた
通信制御機能を持つブロックである。ROM9は、CP
U1の動作用プログラムを格納し、RAM10は、動作
用パラメータ等を格納するメモリである。送受信用蓄積
メモリ6は、既に説明したように、受信データを格納す
るためのメモリで、ページメモリ7は、送受信用蓄積メ
モリ6から読み出した受信データをイメージデータに変
換して得た印刷データを格納するメモリである。
【0020】FIFO5は、受信データを一時的に保持
し順に送受信用蓄積メモリ6に格納するためのバッファ
である。画像処理部3は、送受信用蓄積メモリ6に格納
された受信データをイメージデータに変換する処理を行
う部分である。符号/復号部4は、ファクシミリ送受信
のためにハフマンテーブルを参照しながら送信データを
符号化しあるいは受信データを復号化する機能を持つ部
分である。印刷制御部8は、ページメモリ7に格納され
た印刷データに基づいて、図示しない記録紙に印刷を行
う部分である。
【0021】図3に、ファクシミリ装置のメモリ構成説
明図を示す。上記のような構成のファクシミリ装置で、
送受信データや制御データを含む各種データは、この図
に示すような配分で各メモリに格納される。まず、登録
データメモリ16は、例えば図2に示すRAM10の一
部領域に設定される。ここには、ネットワークパラメー
タ、通信記録、相手先電話番号、自機電話番号、システ
ム用ワークデータ等が格納される。
【0022】FIFO5は、既に説明した通り、送信時
あるいは受信時にデータを一時的に保持する小容量の先
入れ先出しメモリである。送受信用蓄積メモリ6は、F
IFO5を通じて受け入れた受信データを格納するメモ
リである。また、送信時には送信データを一時蓄積し、
FIFO5に供給する機能を持つ。
【0023】ページメモリ7は、例えばA4判の記録紙
に印刷を行う場合に1ページ分のデータを格納できる程
度の容量を持つメモリである。印刷画像が200dpi
の解像度を持つ場合には、例えば500キロバイト程
度、300dpiの解像度を持つ場合には1125キロ
バイト程度のメモリ容量に設定されている。このページ
メモリ7は、印刷時に使用される。しかし、メモリ受信
時には、記録紙が存在しない等の理由によって印刷は行
われないため、ページメモリ7が空いている。従って、
このページメモリ7を送受信用蓄積メモリ6の拡張領域
として使用する。こうすれば、他のファクシミリ装置等
に代行受信を依頼する手続きが不要なため受信動作が速
やかに滞り無く終了する。
【0024】図4には、送受信用蓄積メモリの構成説明
図を示す。送受信データは、この図に示すように、管理
ブロックとデータブロックとによって構成される。ここ
では、受信時の例のみについて説明を行う。図に示すよ
うに、管理ブロック1−1には送受信日時、管理ブロッ
ク1−2には通信相手先、管理ブロック1−3には通信
モード管理部、管理ブロック1−4には通信枚数、管理
ブロック1−5にはデータスタートアドレス、管理ブロ
ック1−6にはデータエンドアドレス、データブロック
1−Dには受信データD−1が格納されている。以下、
同様の構成で、ここではNブロックのデータが格納され
ている。
【0025】例えば、送受信用蓄積メモリ6の記憶容量
がNブロック分であるとすると、このNブロックを越え
た受信データが受信された場合に、ページメモリ7にそ
れ以外の受信データが引き続き格納されることになる。
【0026】以上の構成の装置は次のように動作する。 〈メモリ受信時〉図5は、メモリ受信時動作フローチャ
ートである。初めに、図2に示す回線14から回線制御
部13を通じて受信されたデータを、モデム12を通じ
て通信制御部11に送り込む。通信制御部11は、この
受信データをITU−T勧告T.4に準拠したハフマン
符号抽出処理して、FIFO5に送り込む。記録紙が完
備され直ちに印刷できる状態にあるときは、FIFO5
に書き込まれたデータは、符号/復号部4において復号
化され、画像処理部3の制御によってイメージデータに
変換されてページメモリ7にライン単位で転送される。
1ページ分のデータがページメモリ7に蓄積されると、
そのデータが印刷制御部8に転送されて印刷が実行され
る。
【0027】一方、メモリ受信状態の場合には、図5の
ステップS1に示すように、FIFOに受信データがあ
るかどうかの監視を行う。受信データがFIFOに蓄積
されるとステップS2に進み、送受信用蓄積メモリ6に
空きエリアがあるかどうかを判断する。空きエリアがあ
る場合にはステップS4に進み、送受信用蓄積メモリに
受信データの書込みを行う。そして、書き込んだデータ
が最終データかどうかをステップS5において判断し、
最終データでなければ再びFIFOに受信データがある
かどうかの監視に戻る(ステップS1)。
【0028】また、このように受信データを順次送受信
用蓄積メモリ6に格納していき、送受信用蓄積メモリ6
の空きがなくなった場合には、ステップS2からステッ
プS3に進む。そして、ここでページメモリ7に空きエ
リアがあるかどうかの判断を行う。ページメモリ7に空
きエリアがあれば、ステップS3からステップS8に進
み、ページメモリ7に受信データの残りの部分を書き込
む。なお、もしページメモリ7に空きエリアがなければ
ステップS4からステップS9に進み、受信中断処理を
行う。即ち、ここでは受信エラーが生じた旨を送信側に
通知し、受信失敗の処理を行う。その後は待機状態に移
る。
【0029】なお、最終データの受信が終了すると、ス
テップS5からステップS6に進み、ページメモリに受
信データがあるかどうかの判断を行う。ページメモリに
受信データを記憶していなければ従来通りの処理で構わ
ないから、通常の待機処理へ移行する。一方、ページメ
モリに受信データがある場合には、本発明による新たな
処理が実行される。即ち、次のステップS7において、
回線断から一定時間を経過したかどうかを判断する。そ
して、一定時間を経過した後、受信データの一時保管依
頼処理に進む。
【0030】なお、この一定時間は著しく長くならない
任意の時間でよい。実際には受信動作が完全に終了した
後、直ちに一時保管依頼を行ってもよいし、また図示し
ない記録紙が正常にセットされ、印刷のためにページメ
モリ7を使用する必要がでたときに実行してもよい。
【0031】図6は、一時保管依頼手順シーケンスチャ
ートである。ここでは、既に回線を捕捉し、呼が成立し
た後の手順から説明を始めている。まず、被呼側の他の
装置30は、図のステップS1において、NSF(非標
準機能信号)、CSI(被呼端末識別信号)、DIS
(ディジタル識別信号)を送出する。これらはITU−
T勧告T.30等で定義された通信手順に基づくよく知
られた信号である。なお、このNSF信号では、被呼側
の他の装置30の能力を発呼側のファクシミリ装置20
に通知することができる。従って、ここで被呼側の他の
装置30は、一時保管依頼を受ける能力があることを発
呼側のファクシミリ装置20に通知する。
【0032】次のステップS2において、発呼側のファ
クシミリ装置20は、一時保管を依頼するために、PW
D(パスワード)とTSI(通信端末識別信号)とNS
S(非標準機能設定信号)とを送出する。このNSS信
号送出の際に一時保管を被呼側の他の装置30に対して
行う。被呼側の他の装置30では、このNSS信号を受
信し、一時保管モードが開始されたことを確認すると共
にPWDをチェックし、依頼先の確認を行う。これによ
って、一時保管のための通信が確立する。
【0033】発呼側のファクシミリ装置20は、通信手
順に従い、Tr(トレーニング信号)を送出する(ステ
ップS3)。被呼側の他の装置30は、ステップS4に
おいて、CFR(受信準備確認信号)を返送する。発呼
側のファクシミリ装置20は、CFR信号を受信する
と、一時保管を依頼するためのデータ即ち上記ページメ
モリ7に格納された受信データを送信する(ステップS
5)。一時保管依頼のためのデータを送信し終えると、
発呼側のファクシミリ装置20は、EOP(手順終了信
号)を送出する(ステップS6)。
【0034】被呼側の他の装置30は、これを受けて一
時保管依頼のためのデータを正常に受信したことを示す
MCF(メッセージ確認信号)を送出する(ステップS
7)。発呼側のファクシミリ装置20は、MCF信号を
確認すると、回線切断のためにDCN(切断命令信号)
を送出し、回線を切断する(ステップS8)。以上のよ
うな手順で、発呼側のファクシミリ装置20から被呼側
の他の装置30に対し受信データの一部の保管依頼が完
了する。
【0035】〈印刷待機動作〉図7に、一時保管依頼後
の印刷待機動作フローチャートを示す。上記のように、
受信データの保管依頼を行った後、記録紙のセット等が
完了すると、送受信用蓄積メモリ6に格納された受信デ
ータの印刷が開始される。それまでの間は、印刷可能な
状態に移ったかどうかを監視する処理が行われる。即
ち、図のステップS1において、送受信用蓄積メモリ6
のデータを印刷可能かどうかの判断をする。印刷が開始
できる条件は、記録紙を新たに補給しセットした場合
や、記録用のトナー、インク等を補充した場合である。
【0036】印刷が可能になると、ステップS1からス
テップS2に進み、印刷処理が開始される。図2に示し
た符号/復号部4によって送受信用蓄積メモリ6に格納
された受信データを復号化し、これを画像処理部3によ
って所定のイメージデータに変換をした後、ページメモ
リ7に格納する。このような手順で印刷処理が実行され
る。
【0037】ここで、ステップS3において、一時保管
依頼した受信データのデータ量と送受信用蓄積メモリ6
の空きエリアを比較する。そして、一時保管依頼したデ
ータを送受信用蓄積メモリ6に移動可能かどうかを判断
する。もし、まだ送受信用蓄積メモリ6の空き容量が少
ない場合には、ステップS1に戻り、更に印刷が進むの
を待つ。送受信用蓄積メモリ6の空き容量が一時保管依
頼した受信データ量以上になった場合には、一時保管デ
ータの引き出し処理へ移行する。
【0038】〈一時保管データ引き出し〉次に、他の装
置に一時保管したデータを引き出して印刷等に使用する
場合の手順を説明する。図8は、一時保管データ引き出
し手順シーケンスチャートである。既に説明した通り、
送受信用蓄積メモリ6に受信データを格納できる空きが
生じた場合には、一時保管した受信データを引き出して
印刷に使用する。この場合、発呼側のファクシミリ装置
20は、被呼側の他の装置30を呼び出して一時保管デ
ータの転送を要求する。この図8も、既に回線が捕捉さ
れ、呼が成立した後の手順を順に説明している。
【0039】まず、被呼側の他の装置30は、ステップ
S1において、図6を用いて説明したと同様のNSF信
号、CSI信号、DIS信号を送出する。なお、このN
SF信号中で一時保管データがあることを発呼側のファ
クシミリ装置20に対し通知する。発呼側のファクシミ
リ装置20は、このNSF信号を受信して、一時保管デ
ータがあることを確認すると、次のステップS2におい
て、NSC(非標準機能命令)、PWD(パスワー
ド)、CIG(発呼局識別信号)、DTC(ディジタル
送信命令信号)を送出する。
【0040】このNSC信号を用いて、発呼側のファク
シミリ装置20は、被呼側の他の装置30に対し一時保
管データの引き出しを依頼する。被呼側の他の装置30
は、NSC信号を受信することによって一時保管データ
引き出しモードであることを確認する。また、PWDを
チェックし、該当する一時保管データがあることを確認
する。被呼側の他の装置30は、次のステップS3にお
いて、NSS信号(非標準機能設定信号)を送出し、一
時保管データを返送することを宣言する。
【0041】次に、ステップS4において、Tr(トレ
ーニング信号)を送出する。発呼側のファクシミリ装置
20は、次のステップS5において、CFR(受信準備
確認信号)を送出する。被呼側の他の装置30は、CF
R信号を受信すると、ステップS6において、該当する
一時保管データを発呼側のファクシミリ装置20に送出
する。
【0042】一時保管データの送出が終了すると、ステ
ップS7において、EOP(手順終了信号)を送出す
る。発呼側のファクシミリ装置20は、正常に一時保管
データを受信できたことを示すMCF(メッセージ確認
信号)を送出する(ステップS8)。被呼側の他の装置
30は、このMCF信号を確認すると、DCN(回線切
断信号)を送出して、回線を切断する(ステップS
9)。なお、以上のような処理は、図2に示すCPU1
がROM9等に格納された制御用プログラムを実行する
ことにより実現する。
【0043】〈具体例1の効果〉以上のように、この具
体例では、受信動作中、送受信用蓄積メモリに受信しき
れないデータを印刷用のページメモリに格納するように
したので、受信動作を中断したり、他の装置への転送処
理等を行うことなく速やかに受信動作を完了させること
ができる。また、ページメモリに格納した受信データは
他の装置に一時保管させるため、ページメモリを用いた
印刷動作を妨げない。
【0044】更に、送受信用蓄積メモリが空いたとき、
一時保管データを引き出すようにするため、その後の印
刷処理を円滑に行うことができる。こうして、装置の持
つデータ記憶能力を有効に活用し、円滑な送受信処理を
進めることができる。
【0045】《具体例2》具体例1のような制御を行う
場合には、他の装置に一時保管能力があるかどうかを予
め認識しておくことが必要になる。そこで、この具体例
では、他の装置に一時保管をする能力があるかどうかを
判定し、一時保管予約登録等を行う例を説明する。
【0046】図9に、一時保管予約登録例説明図を示
す。まず、上記のような一時保管を実行する場合、オペ
レータはこの図に示すような操作を行って機能設定をす
る。この操作は、図2に示すオペレーションインタフェ
ース部15を利用して行われる。図に示す画面V1〜V
5は、オペレーションインタフェース部15のディスプ
レイに表示された画面の内容を示している。また、その
右上にはオペレーションインタフェース部15のキー操
作の内容を示している。
【0047】初めに、例えば機能キーとテンキーの
“4”とを押すことによって、一時保管依頼モードに移
行する。即ち、ここで、「保管依頼予約先をセットして
ください」といったメッセージが表示される。ここで、
テンキーの“4321”を押す。これによって、保管依
頼先の内線番号等を指定する。ディスプレイには、図の
画面V2に示すように、保管依頼予約先の電話番号“4
321”が表示される。
【0048】ここで、“イエス”のキーを押すことによ
り、図の画面V3に示すように、「パスワードをセット
してください」というメッセージが表示される。ここ
で、パスワードを例えば“1234”というように入力
すると、画面V4に示すようにパスワードの確認表示が
行われる。ここで、更に“イエス”というキーを押す
と、画面V5に示すように、「一時保管予約を開始しま
す」というメッセージが表示される。即ち、これによっ
て、指定された一時保管依頼予約先に対しここで設定し
たパスワードを用いて、今後一時保管依頼を行うという
旨の通知を行う準備が完了した。
【0049】図10には、一時保管予約手順シーケンス
チャートを示す。この図も、既に発呼側のファクシミリ
装置20から被呼側の他の装置30に対し呼が成立した
後の手順を示す。初めにステップS1において、これま
で説明したと同様の通信手順によるNSF信号、CSI
信号、DIS信号が被呼側の他の装置30により送出さ
れる。発呼側のファクシミリ装置20は、図9を用いて
説明した通りのパスワードPWDと、これまで説明した
TSI信号、NSS信号を送出する(ステップS2)。
【0050】このとき、NSS信号中で、一時保管予約
依頼である旨を被呼側の他の装置30に通知する。被呼
側の他の装置30は、パスワードを確認し、一時保管予
約の依頼であることを認識すると、保管の依頼を受け付
ける旨の応答と一時保管が可能なメモリ容量を通知す
る。これは、図のCFR信号により発呼側のファクシミ
リ装置20に通知される。発呼側のファクシミリ装置2
0は、CFR信号を受信して、メモリ割当量を確認する
と、DCN信号を送出して回線を切断する(ステップS
4)。
【0051】即ち、受信側のファクシミリ装置20は、
以後、メモリ受信を行って、受信データの一部をページ
メモリ7に格納したときは、その受信データ量と通知の
あったメモリ割当量とを比較し、一時保管が可能であれ
ば、既に説明した手順で一時保管の依頼を行うといった
制御となる。
【0052】図11には、一時保管予約後の受信時動作
フローチャートを示す。この基本的な動作は、具体例1
の場合と同様である。まず、ステップS1において、F
IFOに受信データがあるかどうかを判断し、ステップ
S2において、送受信用蓄積メモリ6に空きエリアがあ
るかどうかを判断する。そして、送受信用蓄積メモリ6
に空きエリアがあると判断されると、ステップS5に進
み、送受信用蓄積メモリ6にその受信データを書き込
む。
【0053】また、送受信用蓄積メモリ6に空きエリア
がないと判断されると、ステップS2からステップS3
に進み、一時保管予約済みであるかどうかの判断をす
る。予約してあれば、ステップS4に進み、ページメモ
リに既に一時保管予約分に相当する量の受信データが書
き込まれているかどうかの判断をする。一時保管依頼が
可能な量以上の受信データをページメモリに格納して
も、その後、印刷のためにページメモリを空けることが
できないので、そうした場合ステップS8に進み、受信
中断処理を実行する。
【0054】一時保管予約分の受信データがまだ格納で
きる場合はステップS6に進み、ページメモリにその受
信データを書き込む。こうした処理を、ステップS7を
経由して最終データが受信されるまで行う。
【0055】〈具体例2の効果〉以上のように、一時保
管の予約を行い、一時保管可能なデータ量を予め図2に
示したRAM10等に登録しておき、ページメモリ7に
格納する受信データ量をこの一時保管可能な量を越えな
い範囲にすることによって円滑なメモリ管理が可能にな
る。即ち、一時保管依頼が可能な量を越えてページメモ
リ7に受信データを受信したときには、これを印刷前に
待避させる手段が無い。このときは、受信を中断し、記
録紙を補充するといった処理に移ることが好ましい。従
って、こうした予約管理を行うことによってより確実な
メモリ受信制御が可能になる。
【0056】《具体例3》上記の例では、ページメモリ
に格納した受信データの一部を一括して他の装置に送信
し、一時保管をした。また、他の装置から一括してその
データを引き出すようにした。しかしながら、印刷は一
定の単位、即ちドキュメント単位で実行される。従っ
て、受信データをドキュメント単位で引き出すことがで
きれば、送受信用蓄積メモリ6を有効に利用して印刷等
を実行できる場合がある。この具体例は、そのためにI
TU−T勧告のT.30で定義されたSUB(サブアド
レス)やPSA(ポーリングサブアドレス)、SEP
(選択ポーリング信号)を利用して、その制御を行う。
【0057】図12に、SUBを利用した一時保管依頼
手順のシーケンスチャートを示す。まず、初めにこれま
で説明した通り、被呼側の他の装置30は、ステップS
1において、NSF信号、CSI信号、DIS信号を発
呼側のファクシミリ装置20に送出する。そのとき、N
SF信号中で、一時保管受信の能力があることを宣言
し、DIS信号中で、サブアドレスを受信できること宣
言する。発呼側のファクシミリ装置20は、この通知を
受けると、ステップS2において、PWD信号、SUB
信号、TSI信号及びNSS信号を送出する。このと
き、NSS信号中で、一時保管依頼を行う。また、SU
B信号に含めるサブアドレスをここでは“002”に指
定する。
【0058】被呼側の他の装置30は、NSF信号を受
信することによって、一時保管モードであることを認識
し、PWD(パスワード)をチェックして、一時保管の
依頼先を認識する。更に、SUB信号を管理番号(管理
データ)として登録する。発呼側のファクシミリ装置2
0は、NSS信号の送出に続いて、Tr(トレーニング
信号)を送出する(ステップS5)。被呼側の他の装置
30は、トレーニング信号を正常に受信すると、次のス
テップS4において、CFR信号を返送する。
【0059】発呼側のファクシミリ装置20は、CFR
信号を受信すると、一時保管を依頼するデータの1ペー
ジ目を送出する(ステップS5)。発呼側のファクシミ
リ装置20は、更にMPS信号(マルチページ信号)を
送出する(ステップS6)。被呼側の他の装置30は、
これらの信号を正常に受信できたことを示すMCF信号
を送出する。発呼側のファクシミリ装置20は、このM
CF信号を確認後、一時保管を依頼するための2ページ
目のデータを送出する(ステップS8)。
【0060】続いて、発呼側のファクシミリ装置20
は、データ終了を示すEOP信号を送出する(ステップ
S9)。被呼側の他の装置30は、これらの信号が正常
に受信できたことを示すMCF信号を示す(ステップS
10)。発呼側のファクシミリ装置20は、このMCF
信号を確認すると、回線を切断するため、DCN信号を
送出する(ステップS11)。以上のようにして、サブ
アドレスを“002”とした2ページ分の受信データを
一時保管できる。
【0061】図13には、PSA、SEPを利用した一
時保管データ引き出し手順のシーケンスチャートを示
す。このシーケンスは、図8を用いて説明した具体例1
の一時保管データ引き出し手順とほぼ同一の内容であ
る。その相違部分は、ステップS2において、発呼側の
ファクシミリ装置20がPSA信号とSEP信号とを被
呼側の他の装置30に送出する点である。PSA信号
は、一時保管のBOXを指定する信号である。また、S
EP信号はドキュメントの番号を指定する信号である。
本発明では、SUB信号とともに、PSA信号やSEP
信号を総称して管理データと呼ぶことにする。
【0062】図14には、このようなSUB、PSA及
びBOXの関係を示す説明図を図示した。被呼側の他の
装置30に設けられた送受信用蓄積メモリ31(図1)
中には、例えばこの図のように、BOX(ボックス)B
1,B2,B3,B4が設けられている。各BOXはそ
れぞれ別々のファクシミリ装置から一時保管依頼を受け
るために設けられたスペースとする。図のBOXB1に
は、4ページのドキュメントが保管されている。BOX
B2には2ページ、BOXB3には3ページ、BOXB
4にも3ページのドキュメントが保管されている。
【0063】BOXを指定するのは、SUB信号または
PSA信号である。図12を用いて説明したように、一
時保管を依頼する場合には、例えばSUB信号=002
として、図14に示すBOXB2を指定する。また、こ
のBOXに保管されたドキュメントを読み出す場合に
は、図13に示すように、PSA信号=002としてB
OXB2を指定する。SEP信号は、そのうちの第2ペ
ージ目のドキュメントという意味である。ここでは、ド
キュメントをページ単位に区別しているが、必ずしも複
数のページから成る一まとまりの印刷データを1ドキュ
メントとしてもよい。
【0064】発呼側のファクシミリ装置20は、ドキュ
メント単位で一時保管データを引き出すことが可能にな
る。即ち、図13に示すステップS6では、被呼側の他
の装置30は、発呼側のファクシミリ装置20がSEP
信号で指定したドキュメントを一時保管データとして送
出する。
【0065】被呼側の他の装置30は、このように複数
のファクシミリ装置から一時保管の依頼を受け、それぞ
れ一時保管すべきデータを予め設定したBOXに格納
し、各BOX中では、図14に示したようにドキュメン
ト単位で一時保管データを保管する。従って、様々な対
応で様々なケースで、ドキュメント単位でのデータの保
管や引取りのための制御が可能になる。
【0066】〈具体例3の効果〉以上のように、ITU
−T勧告のT.30で定義されたSUB信号やPSA信
号、SEP信号等の管理データを利用することによっ
て、一時保管データをドキュメント単位に管理し、引き
出すことができるため、発呼側のファクシミリ装置にお
いて、送受信用蓄積メモリの容量管理や印刷制御等を機
能的に簡潔に行うことが可能になる。
【0067】なお、上記いずれの実施例においても、受
信データの一時保管を依頼する他の装置は、ファクシミ
リ装置でもよいし、またファクシミリ装置でない一般の
パーソナルコンピュータ等であってもよい。また、他の
装置と一時保管を依頼するファクシミリ装置とは、専用
線等を介して接続されていれば、通信コストが安くなる
ため、頻繁に一時保管機能を利用することが可能であ
る。
【0068】また、ファクシミリ装置がネットワークに
接続されている場合、そのネットワークを通じてファク
シミリ受信データ保存用のサーバに対し一時保管依頼を
行うといった構成も可能である。このネットワークは、
会社内に張り巡らされたローカルエリアネットワーク等
が適する。また、インターネットファクシミリ装置の場
合には、インターネット経由で一時保管用のサーバと接
続するといったシステムも可能である。インターネット
プロバイダに設けられたサーバに上記の受信データを一
時保管するような方法にすれば、通信コスト面で有利に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のファクシミリ装置の動作説明図であ
る。
【図2】ファクシミリ装置のブロック図である。
【図3】ファクシミリ装置のメモリ構成説明図である。
【図4】送受信用蓄積メモリの構成説明図である。
【図5】メモリ受信時動作フローチャートである。
【図6】一時保管依頼手順シーケンスチャートである。
【図7】一時保管依頼後の印刷待機動作フローチャート
である。
【図8】一時保管データ引き出し手順シーケンスチャー
トである。
【図9】一時保管予約登録例説明図である。
【図10】一時保管予約手順シーケンスチャートであ
る。
【図11】一時保管予約後の受信時動作フローチャート
である。
【図12】SUBを利用した一時保管依頼手順シーケン
スチャートである。
【図13】PSA、SEPを利用した一時保管データ引
き出し手順シーケンスチャートである。
【図14】BOXの構成例説明図である。
【符号の説明】
6 送受信用蓄積メモリ 7 ページメモリ 20 ファクシミリ装置 30 他の装置 31 送受信用蓄積メモリ D1 受信データ D2 受信データの一部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信データを格納する送受信用蓄積メ
    モリと、 この送受信用蓄積メモリから読み出した受信データをイ
    メージデータに変換して得た印刷データを格納するペー
    ジメモリと、 データの送受信を制御する制御部とを備え、 この制御部は、 受信動作中、前記受信データを前記送受信用蓄積メモリ
    に格納し、この送受信用蓄積メモリがいっぱいになった
    ときは、前記受信データの一部を前記ページメモリに格
    納し、 受信動作終了後、前記ページメモリに受信データの一部
    が格納されているときは、通信回線を介して他の装置の
    メモリに、ページメモリに格納された受信データの一部
    を転送して一時保管するよう制御することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
    いて、 他の装置はファクシミリ装置から成り、 前記制御部は、 パスワードを使用して前記他の装置との通信を確立し、 当該他の装置に対して、ページメモリに格納された全て
    の受信データを転送して一時保管するための、予約を行
    うことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
    いて、 他の装置はファクシミリ装置から成り、 前記制御部は、 前記他の装置との通信を確立し、 他の装置から通知されたメモリ容量から、当該他の装置
    に対して前記ページメモリに格納された全ての受信デー
    タを転送して一時保管することができるかどうかを判定
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
    いて、 前記制御部は、 前記他の装置との通信を確立し、 前記他の装置のメモリに、前記ページメモリに格納され
    た受信データの一部を転送して一時保管するとともに、
    その受信データの管理データを通知するよう制御するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 送受信データを格納する送受信用蓄積メ
    モリと、 データの送受信を制御する制御部とを備え、 この制御部は、 他のファクシミリ装置から転送された当該他のファクシ
    ミリ装置の受信データを、前記送受信用蓄積メモリに一
    時保管するとともに、当該他のファクシミリ装置の要求
    により、前記送受信用蓄積メモリに一時保管したデータ
    を返すよう制御することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のファクシミリ装置にお
    いて、 前記制御部は、 パスワードを使用して前記他のファクシミリ装置との通
    信を確立し、 受信データの転送を受ける前に、当該他のファクシミリ
    装置に対して、自己の送受信用蓄積メモリの容量を通知
    するよう制御することを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のファクシミリ装置にお
    いて、 前記制御部は、 他のファクシミリ装置から転送された当該他のファクシ
    ミリ装置の受信データを、前記送受信用蓄積メモリに一
    時保管するとともに、当該他のファクシミリ装置から通
    知された管理データで管理し、当該他のファクシミリ装
    置の前記管理データに基づく要求により、前記送受信用
    蓄積メモリに一時保管したデータを返すことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136024A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置、画像読取装置による画像ファイル格納方法、画像読取装置の制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136024A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置、画像読取装置による画像ファイル格納方法、画像読取装置の制御プログラム

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