JP2000151444A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JP2000151444A JP10318153A JP31815398A JP2000151444A JP 2000151444 A JP2000151444 A JP 2000151444A JP 10318153 A JP10318153 A JP 10318153A JP 31815398 A JP31815398 A JP 31815398A JP 2000151444 A JP2000151444 A JP 2000151444A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が放送サービスを受けていない時の消
費電力を最小にすることの可能な放送受信装置を提供す
る。 【解決手段】 各放送受信装置に対して、センタと個別
に情報が送受信が行われる放送システムにおいて、その
通信時期を記憶する記憶装置と、現在時刻をカウントす
る時計と、前記現在時刻のカウントと前記記憶手段に記
憶されている受信時期を比較する手段と、前記個別制御
情報を受信する手段とが設けられている。この放送受信
装置は、前記比較手段が機能するに十分な電力の供給が
行われる一方で、通信手段への電力の供給が制限された
待機状態と、前記通信手段が機能するに十分な電力の供
給が行われる通信可能状態とを持ち、前記放送受信装置
が前記待機状態にある時、前記比較手段において、通信
時期であると判断された場合に、前記通信可能状態へ移
行して通信が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各放送受信装置とセ
ンタが個別に通信を行うような放送システム、例えば有
料衛星放送システムのような、放送局センタシステムと
複数の加入者受信装置からなる有料放送システムの受信
機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人工衛星を用いたテレビ放送サー
ビスが普及しつつあり、特に最近では通信衛星を用いた
デジタル方式の放送サービスが運営されている。一般に
衛星放送システムでは、チャンネル単位、番組単位、時
間単位など様々な方法で有料放送サービスが運営されて
いる。
【0003】図9に一般的な衛星を用いた放送システム
のシステム構成図を示す。センタ1001は一般には放
送局で、センタ1001から放送信号が送信され、各家
庭の受信装置1002で放送信号を受信し、信号の復
調、データのデコードを行った後、テレビジョン受像機
(TV)1003に出力し、利用者は放送サービスを受
けることができる。また受信装置1002がTVに内蔵
される場合もある。センタ1001から受信装置102
は、利用者の契約内容に応じて個別情報が伝送される。
一般にはEMM(Entitlement management message)デ
ータと呼ばれ、受信装置固有のID番号が付加されたE
MMデータが、センタ1001から各受信装置1002
に対して、放送信号に多重されて伝送される。受信装置
1002では、固有に持つIDから自分自身のEMMデ
ータを受信し、受信装置内に契約情報が記憶され、その
契約情報をもとに利用者は有料放送サービスを受けるこ
とができる。
【0004】有料放送サービスの課金方法は様々な方法
がある。一般的には放送の月極でチャンネル毎に契約す
る視聴契約形態、番組のジャンル毎に契約する契約形
態、予め料金を先払いして番組毎または視聴時間により
課金する視聴契約形態、視聴した番組または時間を受信
装置で記憶し、視聴後にその視聴記録を回収し課金する
視聴契約形態などがある。前者3つの視聴契約形態で
は、放送局から受信装置に単方向の情報の流れで実現で
きる視聴契約形態であり、最後の視聴形態では双方向の
情報の伝送を行う必要がある。一般に衛星放送有料放送
システムでは、受信機に電話モデムを内蔵し、公衆回線
1004に接続してセンタ1001と受信装置1002
が通信を行い、視聴記録を受信装置1002から放送局
1001に送る。また後者2つの視聴契約形態は視聴し
た番組または時間により課金を行うため、PPV(Pa
y Per View)視聴と呼ばれている。
【0005】図10は従来技術を説明するための受信装
置のブロック図である。従来技術とその問題点を説明す
る。
【0006】端子1101には、アンテナで受けた信号
を適当に周波数変換した放送信号が入力される。チュー
ナ回路1105では、信号の選択、復調、データの誤り
訂正処理を行う。一般には放送信号はQPSK変調、誤
り訂正方式としてはリードソロモン誤り訂正符号、畳み
込み符号などが用いられる。チューナ1105からは復
調及び誤り訂正されたパケット形式の信号が出力され、
デコーダ回路1106に入力される。パケット形式のデ
ータは、一般にはISO13818-1規格(MPEG2システム
規格)のデータが用いられ、パケットデータには複数の
放送信号、制御データが含まれる。デコーダ回路110
6では、放送信号の分離処理、映像音声信号のデコード
処理を行う。デコードされた映像音声信号には、操作メ
ニューやメッセージ等、利用者との表示インターフェー
スを行う文字、図形等を多重が多重され、TV信号に変
調を行った後に端子1102に出力される。
【0007】端子1102にはTV受像器が接続されて
おり、利用者は放送信号を視聴することができる。制御
信号受信回路1108では、放送信号に多重されている
番組情報、時刻データなどを放送信号から分離し、制御
回路1110に出力し、制御回路1110で処理され
る。番組情報についてはメモリ1113に記憶され番組
選択視聴の制御情報として使用される。EMM受信回路
1116では、受信装置の持つ固有のID番号から放送
信号に多重されているEMMデータを分離し、制御回路
1110では受信したEMMデータから契約情報とし
て、メモリ1113に記憶する。時計1112は、制御
信号受信回路1108で分離された放送信号に多重され
た時刻データを元に動作し、現在時刻の管理を行う。時
刻の管理によって、現在時刻の表示、番組視聴の予約、
番組視聴の時間課金のためのカウント処理などを行うこ
とができる。
【0008】キー入力回路1111は利用者の操作イン
ターフェースを行うもので、利用者の番組選択などの選
択内容を制御回路1110に出力し、制御回路1110
で処理される。制御回路1110は受信装置全ての制御
を行うものであり、メモリ1113の番組情報から表示
回路1107で利用者に番組のメニューを表示し、利用
者は番組を選択してキー入力回路1111に選択情報を
入力する。制御回路1110では、メモリ1113内の
契約情報を参照し、選択された番組が視聴可能であるか
を判定し、視聴可能であれば、チューナ回路1105、
デコーダ回路1106等を制御して、利用者が選択した
番組を受信及び出力する制御を行う。
【0009】次に、選択した番組がPPV番組で視聴後
に課金する場合について説明する。選択された番組がP
PV番組である場合には、番組選択及び視聴を行い、視
聴した番組情報または時間等をメモり1113に記憶す
る。メモリ1113では複数の視聴情報の記憶領域が存
在し、PPV番組の視聴に応じて複数の領域に視聴記録
が記憶される。
【0010】記憶領域が満杯または一定数を越えた場合
には、制御回路1110は電話モデム1109を制御
し、センタに電話をかけ、放送局と公衆電話回線を用い
て通信を行い、受信装置のID番号とメモリ1113内
に記憶したPPV番組の視聴記録をセンタに送る。セン
タでは受信した受信装置のID番号と視聴したPPV番
組の視聴記録から課金を行い、利用者から視聴料金を回
収する。
【0011】上記のように有料放送を選択視聴としよう
とする場合、番組視聴の事前にEMMデータをセンタか
ら受信装置に送り、受信装置で受信して契約情報を記憶
しておく必要があり、またその契約情報は、契約更新等
があるため、定期的に送る必要がある。一方、加入する
利用者の数は一般に非常に膨大であるため、センタは、
膨大な数の利用者の契約情報をEMMデータとしてそれ
ぞれの受信装置に定期的に送る必要がある。従って、1
台の受信装置から見れば、膨大な受信装置の中の1台で
あるのでいつ自分のEMMデータが送られるかが特定で
きない。
【0012】またPPV番組視聴の視聴データの回収に
ついては、非常に多数の受信装置がセンタと通信を行う
必要があり、メモリ1113が満杯で通信を行うだけで
は、ある時刻にセンタへの発呼が集中する可能性もあ
る。センタへの発呼が分散するように、EMMデータに
よりセンタ側からそれぞれの受信装置に電話回線で通信
するように指示し、指示された受信装置のみ電話回線に
よる通信を行う方法がある。
【0013】これらの要件を満たすために受信装置の電
源は、たとえ利用者がサービスを受けない状態でも、受
信機内の回路電源は全てオンとし、EMMデータの受
信、電話回線によるセンタ通信を行う必要がある。従っ
て利用者が本来サービスを受けていない状態でも受信装
置内の回路の電源はオンになることから、無駄な電力を
消費してしまう問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記のように
従来のシステムにおいて、有料放送サービスを受ける場
合、契約情報を受信、または視聴したPPV番組を放送
局に送るため、受信装置内の電源は利用者がサービスを
受けていないときであってもオンにする必要があり、無
駄な電力を消費してしまう問題があった。この発明は上
記問題点を解決し、利用者がサービスを受けていない時
の消費電力を最小にし、かつ契約情報の受信、電話回線
によるセンタ通信を行う受信装置を提供することを目的
とする。
【0015】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
決し、利用者がサービスを受けていない時の消費電力を
最小にし、かつ契約情報の受信、電話回線によるセンタ
通信を行う受信装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の基本的な特徴によれば、各放送受信装置に
対して、センタから個別に制御情報が送信される放送シ
ステムにおいて、前記個別制御情報を受信する通信時期
を記憶する記憶装置と、現在時刻をカウントする時計
と、前記現在時刻のカウントと前記記憶手段に記憶され
ている受信時期を比較する手段と、前記個別制御情報を
受信する手段とを備えた放送受信装置であって、前記放
送受信装置は、前記個別制御情報受信手段への電力の供
給が制限された待機状態と、前記個別制御情報を受信す
る手段が機能するに十分な電力の供給が行われる通信可
能状態とを持ち、前記比較手段において、前記個別制御
情報を受信する時期であると判断された場合に、前記通
信可能状態へ移行し、前記個別制御情報の受信を行うこ
とを特徴とする放送受信装置を提供する。
【0017】従って、有料放送サービスを受ける様な場
合、そのための契約情報を受信する時期に、必要最小限
の電源をオンにすることとなる。これにより、利用者が
サービスを受けていない時の消費電力を最小にすること
ができる。
【0018】又、上記構成において、前記個別制御情報
の受信は、放送信号または個別回線を介して行われ、不
揮発性メモリからなる前記記憶装置に記憶されることを
特徴とする放送受信装置を提供する。
【0019】又、上記構成において、前記待機状態にお
いて、前記記憶装置に記憶された前記通信時期の参照を
行い、前記通信時期の情報が有効であるかを判定する手
段と、有効ではない場合には前記通信可能状態に移行
し、センタとの通信を行うことを特徴とする放送受信装
置を提供する。
【0020】更に、本発明の別の基本的な特徴によれ
ば、各放送受信装置の視聴記録がセンタに個別に送信さ
れる放送システムにおいて、前記個別視聴記録を送信す
る通信時期を記憶する記憶装置と、現在時刻をカウント
する時計と、前記現在時刻のカウントと前記記憶手段に
記憶されている通信時期を比較する手段と、前記個別視
聴記録を送信する手段とを備えた放送受信装置であっ
て、前記放送受信装置は、前記個別視聴記録送信手段へ
の電力の供給が制限された待機状態と、前記個別視聴記
録送信手段が機能するに十分な電力の供給が行われる通
信可能状態とを持ち、前記比較手段において、前記個別
視聴記録を送信する時期であると判断された場合に、前
記通信可能状態へ移行し、前記個別視聴記録の送信を行
うことを特徴とする放送受信装置を提供する。
【0021】従って、有料放送サービスを受ける様な場
合、視聴したPPV番組の視聴情報を放送局に送る時期
に、必要最小限の電源をオンにすることとなる。これに
より、利用者がサービスを受けていない時の消費電力を
最小にすることができる。
【0022】又、上記構成において、前記個別視聴記録
は不揮発性メモリに記憶されており、前記センタへ個別
回線を介して送信されることを特徴とする放送受信装置
を提供する。
【0023】又、上記2つの基本的特徴を持った構成に
おいて、時刻情報を含む放送チャンネルの受信情報を予
め設定する手段と、主電源オン時に設定された受信情報
から特定チャンネルを選局し、現在時刻を得ることを特
徴とする記載の放送受信装置を提供する。
【0024】又、上記2つの基本的特徴を持った構成に
おいて、時刻情報を含むチャンネルの中で、利用者が最
後に視聴した受信情報を記憶する手段と、主電源オン時
に記憶された受信情報から特定チャンネルを選局し、現
在時刻を得ることを特徴とする記載の放送受信装置を提
供する。
【0025】又、上記2つの基本的特徴を持った構成に
おいて、主電源オン時に時刻情報を含む放送チャンネル
をサーチ選局し、現在時刻を得ることを特徴とする記載
の放送受信装置を提供する。
【0026】又、上記2つの基本的特徴を持った構成に
おいて、前記時計は、主電源オフ状態において、電池ま
たはコンデンサで動作することを特徴とする記載の放送
受信装置を提供する。
【0027】又、上記2つの基本的特徴を持った構成に
おいて、前記通信時期を記憶する手段は、不揮発性メモ
リであることを特徴とする記載の放送受信装置を提供す
る。
【0028】又、上記2つの基本的特徴を持った構成に
おいて、前記不揮発性メモリは、ICカードであること
を特徴とする記載の放送受信装置を提供する。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は実施例を説明するための受
信装置のブロック図であり、図2はセンタから受信装置
に伝送されるEMMデータの形式例であり、図3はサブ
電源オフ時のEMM受信の手順を示すフローチャートで
あり、図4はサブ電源オフ時のセンタ通信手順を示すフ
ローチャートである。図を用いて実施例について説明す
るが、従来技術で説明した内容と重複する部分について
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0030】図1において、端子1103には商用のA
C電源が接続され、受信装置1002に電源が供給され
る。スイッチ回路108は主電源スイッチであり、主電
源スイッチ108がオフの状態では、受信装置1002
への電源供給を遮断する。主電源スイッチ108がオン
である場合には、待機電源回路106が動作状態とな
り、点線部109への電源が供給される。サブ電源スイ
ッチ107がオフの場合には、電源回路105へのAC
電源供給は遮断され、点線部110部への電源供給はさ
れない。即ち、この受信装置は待機状態となる。サブ電
源スイッチ107がオンの場合には、電源回路105に
AC電源が供給され、点線部110へ電源が供給され、
受信装置1002は動作状態になる。即ち、この受信装
置は通信可能状態となる。
【0031】サブ電源スイッチ107は、利用者の操作
で、キー入力回路1113から補助制御回路104に対
し、サブ電源オンまたはオフが指示され、補助制御回路
104はサブ電源スイッチ107を制御する。このよう
受信装置がサブ電源オフ時には点線部109が、サブ電
源オン時には、点線部110と109が動作状態にな
り、サブ電源オフ時の消費電力を少なくすることができ
る。
【0032】次にEMM受信のための手順について説明
する。受信装置が動作状態である時に、図2(A)に例
を示すEMMデータを受信する。このEMMデータに
は、契約情報を含むEMMデータがいつの期間に送られ
てくるかを示すEMM受信指定期間情報202、及び受
信装置を識別するID201を含む。受信したEMM受
信期間情報は、不揮発性メモリ103に記憶される。図
2(B)は契約情報を含むEMMデータの形式例であ
り、契約内容に応じて、例えば契約チャンネル毎に契約
データ204が含まれる。受信装置1002では、サブ
電源オン時には、EMMデータは常時受信できる状態で
あるが、サブ電源オフ時には、点線部110が電源オフ
であるためEMMデータを受信することはできない。
【0033】次に図3を用いて、主電源オンからサブ電
源オフの状態で、EMMデータを受信するための手順に
ついて説明する。主電源ONでは、処理301で受信装
置1002の電源を全てオンにし、放送信号を受信でき
る状態にする。この時、利用者から見た受信機の状態は
見かけ上電源がオフ状態であるので、表示回路1107
への出力はオフにする必要がある。
【0034】処理302では、予め設定されているチャ
ンネル情報、または過去最後に受信し記憶していたチャ
ンネル情報、または放送信号の有無をサーチし得られた
チャンネル情報をもとに、制御回路101ではチューナ
回路1105を制御し特定のチャンネルを選局する。こ
こで、予め設定されたチャンネル情報、過去最後に受信
したチャンネル情報は、これは時刻情報を含むチャンネ
ルから選択され、不揮発性メモリに記憶するものとす
る。
【0035】処理303では、選局した放送信号に多重
された時刻情報を受信し、時計102を初期化する。処
理304では、点線部110の電源をオフし、点線部1
09のみ通電状態とする。処理305では、補助制御回
路104において時計102を用いて時刻のカウントま
たは時計102からの現在時刻情報の読み込みを行う。
判断306では、もし不揮発性メモリ103上にEMM
受信指定期間が記憶されていない場合には、処理309
にジャンプし、点線部110を通電し、EMMデータを
受信できる状態、即ち通信可能状態にする。
【0036】不揮発性メモリ103上にEMM受信指定
期間が存在する場合には、処理307で不揮発性メモリ
からEMM受信指定期間情報を読み込み、現在時刻との
比較を行う。判断308でもしEMM受信期間外である
場合には、点線部109のみの通電によるサブ電源オフ
状態となり、EMM受信期間内である場合には、処理3
09で点線部110を通電し、EMMデータの通信可能
状態となる。ここで、図の例では点線部110の通電と
したが、EMM受信に必要な最小限の通電範囲でも良
い。
【0037】判断310でもしEMMデータを受信する
と、処理311でEMMデータを受信し、受信した契約
情報、または次回EMM受信指定期間を不揮発性メモリ
103に記憶する。このようにEMM受信時以外には点
線部110部が通電されていないこととなり、サブ電源
オフ時に平均的な消費電力を少なくすることができる。
ここで、EMM受信期間情報は予め不揮発性メモリ10
3に書き込んであっても良いが、定期的に契約更新を行
い、定期的に契約情報を含むEMMデータを伝送する場
合には、契約情報と同時に次回EMM受信指定期間を同
時に送るか、或いは次回の契約情報を含むEMMデータ
を伝送する以前にEMM受信指定期間情報202を含む
EMMデータを送る必要がある。
【0038】次にセンタからのセンタ通信時期を指定す
る電話通信制御について説明する。一般にセンタでは設
置できる電話回線数は限りがあるため、その回線数に応
じて受信機個別にセンタ通信を行う時刻を設定する。
【0039】先ず、上記のとおり、受信装置が動作状態
である時に、図2(A)に例を示すEMMデータを受信
する。このEMMデータには、センタ通信を実行する時
刻を示すセンタ通信指定時刻203、及び受信装置を識
別するID201を含む。受信したセンタ通信指定時刻
情報は、不揮発性メモリ103に記憶される。受信装置
1002では、サブ電源オン時には、センタ通信を常時
受信できる状態であるが、サブ電源オフ時には、点線部
110が電源オフであるためセンタ通信を行うことがで
きない。
【0040】次に図4を用いて、主電源オンからサブ電
源オフの状態で、センタと通信する手順について説明す
る。処理401〜405については図3の処理301〜
305と同様であるため説明を省略する。不揮発性メモ
リ103上にセンタ通信指定時刻が存在する場合には、
処理406で不揮発性メモリからセンタ通信指定時刻を
読み込み、現在時刻との比較を行う。
【0041】判断407で、もし現在時刻がセンタ通信
指定時刻を過ぎている場合には、処理408で点線部1
10を通電し、処理409でセンタと通信を行う。図の
例では点線部110の通電としたが、センタ通信を行う
ために必要最小現の通電でも良い。処理409のセンタ
との通信では不揮発性メモリ上のPPV番組の視聴情報
をセンタに伝送する。センタにPPV視聴データを伝送
すると、処理410により、不揮発性メモリ上のPPV
番組視聴情報、及びセンタ通信指定時刻をクリアする。
処理411では点線部110の通電を止め、点線部10
9のみ通電のサブ電源オフ状態になる。
【0042】このようにセンタ通信時以外には点線部1
10部が通電されていないこととなり、サブ電源オフ時
に平均的な消費電力を少なくすることができる。ここ
で、センタ通信指定時刻は予め不揮発性メモリ103に
書き込んであっても良いが、定期的にセンタ通信を行う
ため、センタ通信を行う事前に、またはセンタ通信終了
後に次回センタ通信指定時刻を同時に送る。またセンタ
通信を行った場合に、電話回線による通信で次回センタ
通信指定時刻を設定しても良い。
【0043】尚、図1で、待機状態で通電される範囲
と、通信可能状態で通電される範囲を、破線で区切って
いるが、より細かく言えば次のような条件で、最良の省
電力状態が実現される。即ち、待機状態で正常に動作す
べきものは、現在時刻をカウントする時計と、この時計
の現在時刻が設定されている通信時期に達しているか否
かを判定し、達している場合に受信装置を通信可能な状
態に切り替える手段のみである。又、通信可能状態で正
常に動作すべきものは、通信を行う手段と、通信データ
を保持する手段のみである。
【0044】具体的には、上記の実施例に即して説明す
れば、最適の様相において、センタとのモデム通信を行
う場合には第1の通信可能状態となり、センタとの衛星
通信ではこれとは異なる第2の通信可能状態とすること
ができる。この第1の通信可能状態では、電話モデム、
通信データの記憶装置(つまり、不揮発メモリやICカ
ード等)及びその制御回路のみを通電する。又、第2の
通信可能状態では、電話モデムへの電力の供給を止め、
その他の図1の点線部110内の回路には通電が行われ
る。
【0045】次に図5を用いて他の実施例を説明する。
時計102は電池501から電源を供給されている。こ
こで電池501は、充電可能な電池、コンデンサであっ
ても良い。時計102を電池で駆動することによって、
主電源OFF時の時計の時刻カウントを行うことがで
き、図3及び図4において、主電源オン時に特定チャン
ネル受信から時刻情報を取得し、時計を初期化する処理
は不要となる。ただし、電池の電荷切れとなった場合に
は、図3、図4と同様に特定チャンネルの受信による時
刻情報の取得を行う必要がある。
【0046】次に図6、図7、図8を用いて、別の実施
例について説明する。図6は不揮発性メモリとしてIC
カードを用いた受信装置のブロック図であり、図7は、
主電源をオンした場合のサブ電源オフ時のEMMデータ
受信の手順を示すフローチャートで、図8は、主電源を
オンした場合のサブ電源オフ時のセンタ通信手順を示す
フローチャートである。図6において、前述したEMM
受信指定期間情報、センタ通信指定時刻、契約情報、P
PV番組視聴記録はICカード内に記憶する。又、時刻
情報を含むチャンネルに関する情報、即ち、上記の特定
チャンネルに関する情報は、不揮発性メモリ603に記
録しておく。
【0047】図7は基本的に図3と同様であるが、主電
源オン時に処理701においてICカード601の電源
をオンにし、処理702でICカードからEMM受信指
定時期情報を読み込み、メモリ602に書き込む。処理
703ではICカード601の電源をオフにして、以後
メモリ602内のEMM受信指定時期情報を元に処理を
行う。ここで、ICカードの電源を一時的にオンにし、
オフにする例を示したが、補助制御回路104にICカ
ードが接続される場合には、ICカード601の電源は
サブ電源オフ時に常時オンとしても良い。
【0048】図8も同様に、主電源オン時に処理701
においてICカード601の電源をオンにし、処理70
2でICカードからセンタ通信指定時刻情報を読み込
み、メモリ602に書き込む。処理703ではICカー
ド601の電源をオフにして、以後メモリ602内のセ
ンタ通信指定時期を元に処理を行う。ここで、ICカー
ドの電源を一時的にオンにし、オフにする例を示した
が、補助制御回路104にICカードが接続される場合
には、ICカード601の電源はサブ電源オフ時に常時
オンとしても良い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
有料放送サービスを受けるための契約情報を受信、また
は視聴したPPV番組の視聴情報を放送局に送る時期を
事前に不揮発性メモリに設定し、サブ電源オフ時に時刻
のカウント及び時刻判定を行い、契約情報の受信、また
はPPV番組の視聴情報を送ることにより、サブ電源オ
フ時の消費電力を軽減することができ、受信装置の総合
的な低消費電力をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる受信装置のブロック図。
【図2】本発明に係わるEMMデータの形式を説明する
ためのデータ形式図。
【図3】本発明に係わるEMM受信手順を説明するため
のフローチャート。
【図4】本発明に係わるセンタ通信の手順を説明するた
めのフローチャート。
【図5】本発明の別の実施例を示す受信装置のブロック
図。
【図6】本発明の更に別の実施例を示す受信装置のブロ
ック図。
【図7】本発明に係わる更に別の実施例においてEMM
受信手順を説明するためのフローチャート。
【図8】本発明に係わる更に別の実施例のセンタ通信の
手順を説明するためのフローチャート。
【図9】従来技術を説明するための有料放送システムの
システム構成図。
【図10】従来技術を説明するための受信装置のブロッ
ク図。
【符号の説明】
101…制御回路,102…時計,103…不揮発性メ
モリ,104…補助制御回路,1105…チューナ回
路,1106…デコーダ回路,1108…制御信号受信
回路,1109…電話モデム,1116…受信回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各放送受信装置に対して、センタから個
    別に制御情報が送信される放送システムにおいて、 前記個別制御情報を受信する通信時期を記憶する記憶装
    置と、 現在時刻をカウントする時計と、 前記現在時刻のカウントと前記記憶手段に記憶されてい
    る受信時期を比較する手段と、 前記個別制御情報を受信する手段とを備えた放送受信装
    置であって、 前記放送受信装置は、前記個別制御情報受信手段への電
    力の供給が制限された待機状態と、前記個別制御情報を
    受信する手段が機能するに十分な電力の供給が行われる
    通信可能状態とを持ち、前記比較手段において、前記個
    別制御情報を受信する時期であると判断された場合に、
    前記通信可能状態へ移行し、前記個別制御情報の受信を
    行うことを特徴とする放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記個別制御情報の受信は、放送信号ま
    たは個別回線を介して行われ、不揮発性メモリからなる
    前記記憶装置に記憶されることを特徴とする請求項1に
    記載の放送受信装置。
  3. 【請求項3】 各放送受信装置の視聴記録がセンタに個
    別に送信される放送システムにおいて、 前記個別視聴記録を送信する通信時期を記憶する記憶装
    置と、 現在時刻をカウントする時計と、 前記現在時刻のカウントと前記記憶手段に記憶されてい
    る通信時期を比較する手段と、 前記個別視聴記録を送信する手段とを備えた放送受信装
    置であって、 前記放送受信装置は、前記個別視聴記録送信手段への電
    力の供給が制限された待機状態と、前記個別視聴記録送
    信手段が機能するに十分な電力の供給が行われる通信可
    能状態とを持ち、前記比較手段において、前記個別視聴
    記録を送信する時期であると判断された場合に、前記通
    信可能状態へ移行し、前記個別視聴記録の送信を行うこ
    とを特徴とする放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記個別視聴記録は不揮発性メモリに記
    憶されており、前記センタへ個別回線を介して送信され
    ることを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 【請求項5】 時刻情報を含む放送チャンネルの受信情
    報を予め設定する手段と、主電源オン時に設定された受
    信情報から特定チャンネルを選局し、現在時刻を得るこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の放送受信
    装置。
  6. 【請求項6】 時刻情報を含むチャンネルの中で、利用
    者が最後に視聴した受信情報を記憶する手段と、主電源
    オン時に記憶された受信情報から特定チャンネルを選局
    し、現在時刻を得ることを特徴とする請求項1又は請求
    項3に記載の放送受信装置。
  7. 【請求項7】 主電源オン時に時刻情報を含む放送チャ
    ンネルをサーチ選局し、現在時刻を得ることを特徴とす
    る請求項1又は請求項3に記載の放送受信装置。
  8. 【請求項8】 前記時計は、主電源オフ状態において、
    電池またはコンデンサで動作することを特徴とする請求
    項1又は請求項3に記載の放送受信装置。
  9. 【請求項9】 前記待機状態において、前記記憶装置に
    記憶された前記通信時期の参照を行い、前記通信時期の
    情報が有効であるかを判定する手段と、有効ではない場
    合には前記通信可能状態に移行し、センタとの通信を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  10. 【請求項10】 前記通信時期を記憶する手段は、不揮
    発性メモリであることを特徴とする請求項1又は請求項
    3に記載の放送受信装置。
  11. 【請求項11】 前記不揮発性メモリは、ICカードで
    あることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の放
    送受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7656463B2 (en) 2003-02-25 2010-02-02 Sanyo Electric Co., Ltd. Remote controller for broadcasting receiver, broadcasting receiver, information recorded medium, and channel setting method
WO2014207864A1 (ja) 2013-06-27 2014-12-31 株式会社東芝 放送受信装置、放送受信モジュールおよび通電制御方法

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