JP2000150998A - エキシマレーザ装置の狭帯域化モジュール - Google Patents

エキシマレーザ装置の狭帯域化モジュール

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JP2000150998A
JP2000150998A JP33208398A JP33208398A JP2000150998A JP 2000150998 A JP2000150998 A JP 2000150998A JP 33208398 A JP33208398 A JP 33208398A JP 33208398 A JP33208398 A JP 33208398A JP 2000150998 A JP2000150998 A JP 2000150998A
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grating
mirror
wavefront
bending
laser beam
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JP33208398A
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Jun Akita
純 秋田
Tatsuya Ariga
達也 有我
Satoru Butsushida
了 仏師田
Hirokazu Tanaka
宏和 田中
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歪みが大きく、かつ形状が複雑な波面も精細
に補正可能な、エキシマレーザ装置の狭帯域化モジュー
ルを提供することを目的としている。 【解決手段】 レーザ光6を反射するミラー8と、レー
ザ光6の発振波長を選択するグレーティング9とを備
え、レーザ光6を狭帯域化するエキシマレーザ装置の狭
帯域化モジュール3において、ミラー8及びグレーティ
ング9それぞれに、ミラー8及びグレーティング9の表
面形状を曲げる曲げ機構24,28を装着している。さ
らに、曲げ機構のうち、いずれか一方は表面形状を大き
な範囲にわたって調整可能であり、もう一方の曲げ機構
24,28は表面形状を微調整可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エキシマレーザ装
置の狭帯域化モジュールに関し、より詳細にはミラー及
びグレーティングの表面形状を調整してレーザ光の波面
を補正する狭帯域化モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、波長選択素子によって狭帯域
化されたエキシマレーザ装置において、発振したレーザ
光の波面の歪みを補正してレーザ光の中心波長の値、中
心波長の安定性、及びスペクトル幅(以下、線幅と言
う)等からなる波長特性を向上させる技術が知られてい
る。図9、図10は、本出願人が特願平9−17447
8号に開示した技術の一例であり、以下これらの図に基
づいて従来技術を説明する。
【0003】これらの図において、エキシマレーザ装置
は、レーザガスを封止するレーザチャンバ1と、レーザ
ガスを放電によって励起し、レーザ光6を発振させる放
電電極2と、発振したレーザ光6の波長を制御して所定
の中心波長及びスペクトル幅のレーザ光6を発振させる
狭帯域化モジュール3と、レーザ光6を出射するフロン
トミラー4とを備えている。
【0004】まず、レーザチャンバ1からレーザ光6の
ビーム幅を制限するスリット19を通過して図中右方向
に出射したレーザ光6は、狭帯域化モジュール3に入射
する。狭帯域化モジュール3に入射したレーザ光6は、
プリズム20,20からなるビームエキスパンダ7でそ
のビーム幅を拡げられ、波長選択素子であるグレーティ
ング9に入射する。レーザ光6は、グレーティング9に
入射して回折されることにより、所定の波長成分のみを
入射光と同じ方向に折り返される。グレーティング9で
折り返されたレーザ光6は、ビームエキスパンダ7でビ
ーム幅を縮小された後、レーザチャンバ1に入射する。
レーザチャンバ1に入射した光は上下に配置された放電
電極2間で増幅され、フロントミラー4から出射する。
【0005】このとき、レーザ光6は、各種の光学部品
(ビームエキスパンダ7、スリット19等)を通過する
間にその波面12を歪められ、グレーティング9に入射
する際には、曲面形状の波面12を有している。一方、
グレーティング9の表面形状は、ほぼ平坦な平面となっ
ているため、レーザ光6の波面12がグレーティング9
のそれぞれの溝に異なる角度で入射する。そのため、グ
レーティング9による波長選択性能が低下し、前記線幅
が広がるなどの現象が起きてしまう。これを防ぐため
に、前記従来技術ではグレーティング9表面を曲げる機
構(図示せず)を設け、その表面形状と波面12の曲面
の形状とを略合致させている。
【0006】また、狭帯域化モジュール3内のビームエ
キスパンダ7とグレーティング9との間にミラーを配置
し、このミラーの表面を曲げる機構を設けて波面12を
補正する技術も、本出願人によって特願平10−119
631号に開示されている。これは、ミラー8の表面を
曲げ、この表面で反射したレーザ光6の波面12がグレ
ーティング9の平坦な表面に合致する波面12となるよ
うに、波面12の歪みを補正するものである。このよう
に、従来技術では、ミラー8或いはグレーティング9の
いずれか一方のみの表面を曲げて、レーザ光6の波面1
2の歪みを補正し、その波長特性を向上させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
願平9−119631号及び特願平9−174478号
に開示された従来技術には、次に述べるような問題点が
ある。
【0008】即ち、これらの従来技術においては、グレ
ーティング9に入射する波面12がほぼ一定の曲率を有
する滑らかな凹面又は凸面になっていると想定し、グレ
ーティング9或いはミラー8を1方向に曲げて、波面の
歪みを補正するようにしている。しかしながら、実際の
レーザ光6の波面12はそのような滑らかな曲面になっ
ているとは限らず、一般的にはさまざまな凹凸を含んだ
複雑な曲面となっている。そのため、従来技術では、波
面12の歪みを完全に除去することが困難であるという
問題がある。
【0009】また、従来技術では、グレーティング9或
いはミラー8のいずれか一方のみの表面を曲げて、波面
12の歪みを除去するようにしている。しかしながら、
グレーティング9の表面には精密な溝が刻まれており、
その波長選択性能を低下させずに曲げられる許容範囲に
は限界がある。また、ミラー8を曲げる場合にも、ミラ
ー8を大きく曲げるとその表面が所望する曲面とは異な
る形状に歪み、かえって波面12を歪ませるということ
がある。このように、波面12の歪みが大きい場合に
は、グレーティング9或いはミラー8のいずれか一方の
みを曲げても、波面12の歪みを補正しきれないという
問題がある。
【0010】さらに、波面12の歪みが大きく、グレー
ティング9或いはミラー8を大きく曲げて補正しなけれ
ばならない場合には、グレーティング9或いはミラー8
を曲げる機構は大きな調整範囲を持たなければならず、
これらの曲げ具合を微調整することが難しくなる。その
ため、表面の形状を微調整することが困難であり、波面
12を精細に補正できないという問題がある。また、グ
レーティング9或いはミラー8の反射波面が波面12と
大きく違っていた場合、グレーティング9或いはミラー
8のみの曲げによる補正では、波面12の歪みを補正し
きれないという問題がある。
【0011】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、歪みが大きく、かつ形状が複雑な波面も
精細に補正可能な、エキシマレーザ装置の狭帯域化モジ
ュールを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1構成の発明は、レーザ光を反
射するミラーと、レーザ光の発振波長を選択するグレー
ティングとを備え、レーザ光を狭帯域化するエキシマレ
ーザ装置の狭帯域化モジュールにおいて、ミラー及びグ
レーティングそれぞれに、ミラー及びグレーティングの
表面形状を曲げる曲げ機構を装着している。
【0013】第1構成に記載の発明によれば、ミラーと
グレーティングとの双方に曲げ機構を備えているので、
双方を曲げることにより、歪みの大きな波面でも補正可
能となる。また、グレーティングとミラーとを曲げるこ
とにより、滑らかな歪みを有する波面ばかりでなく、複
雑で大きな形状の歪みを有する波面も補正可能となる。
さらに、グレーティングの表面に歪みがある場合にも、
グレーティング及びミラーを曲げることにより、波面を
補正可能であり、逆にミラーの表面に歪みがある場合に
もグレーティング及びミラーを曲げることにより、波面
を補正可能である。従って、常に波長特性の良好なレー
ザ光を得ることが可能となる。
【0014】また、第2構成の発明は、第1構成記載の
狭帯域化モジュールにおいて、前記ミラー及びグレーテ
ィングの曲げ機構のうち、いずれか一方は表面形状を大
きな範囲にわたって調整可能であり、他方は表面形状を
微調整可能である。
【0015】第2構成に記載の発明によれば、ミラー及
びグレーティングの表面を曲げる曲げ機構として、一方
は大きく表面形状を調整可能とし、他方は表面形状を微
調整可能としている。これにより、波面の歪みが大きい
場合には、まず一方(大きく調整可能な方)により、表
面形状を大まかに調整した後、他方の表面を微調整すれ
ば、広い補正範囲にわたって精細な補正を行なうことが
可能となる。また、曲げ形状の異なる調整手段を組み合
わせることにより、複雑な凹凸を有する波面までも精細
に補正可能である。従って、常に波長特性の良好なレー
ザ光を得ることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、本発明
に係る実施形態を詳細に説明する。尚、各実施形態にお
いて、前記従来技術の説明に使用した図、及びその実施
形態よりも前出の実施形態の説明に使用した図と同一の
要素には同一符号を付し、重複説明は省略する。
【0017】まず、図1〜図4に基づいて、第1実施形
態を説明する。図1は、本実施形態に係る狭帯域化モジ
ュールを備えたエキシマレーザ装置の構成図を示してい
る。同図において、エキシマレーザ装置は、レーザガス
を封止し、その内部で放電を起こしてレーザ光6を発振
させるレーザチャンバ1と、発振したレーザ光6の中心
波長の値、並びにこの中心波長の安定性や線幅等の波長
特性を所定の値に制御する狭帯域化モジュール3と、レ
ーザ光6を出射するフロントミラー4とを備えている。
【0018】また、エキシマレーザ装置は、フロントミ
ラー4より出力側にビームスプリッタ34を備えてお
り、発振したレーザ光6の一部を光軸の外部に取り出し
ている。そして、この取り出したレーザ光6の特性を測
定する測定器として、レーザ光6の出力を測定するパワ
ーモニタ13と、その中心波長を測定する中心波長モニ
タ14と、その線幅を測定する線幅モニタ15とを備え
ている。また、これらの測定器は、それぞれの測定した
値を表示する表示装置を備えている。
【0019】まずレーザチャンバ1は、その内部に一対
の放電電極2,2を備えており、その放電電極2,2間
に高電圧を印加して放電を起こし、レーザガスを励起し
てレーザ光6を発振させる。また、レーザチャンバ1
は、そのリア部(図中右方)及びフロント部にそれぞれ
出射口を備え、その出射口には、レーザ光6を透過させ
るリアウィンドウ17及びフロントウィンドウ18がそ
れぞれ設置されている。そして、レーザチャンバ1とフ
ロントミラー4との間には、レーザチャンバ1から出射
したレーザ光6のビーム幅を制限するスリット19が設
けられている。
【0020】また、フロントミラー4は、レーザ光6を
一部透過し、残りを反射する部分反射ミラーからなって
いる。このフロントミラー4を介して、レーザ光6がエ
キシマレーザ装置の外部に出射する。
【0021】次に、狭帯域化モジュール3は、レーザチ
ャンバ1から出射したレーザ光6のビーム幅を制限する
スリット19と、レーザ光6のビーム幅を拡大するビー
ムエキスパンダ7と、レーザ光6を反射するミラー8
と、レーザ光6の波長を選択するグレーティング9とを
備えている。ビームエキスパンダ7は、例えば2個のプ
リズム20,20を備えており、入射したレーザ光6の
ビーム幅を所定の拡大率で拡大する。また、ミラー8
は、ミラーホルダ22に装着されている。このミラーホ
ルダ22は紙面と垂直な方向を回転軸として回転自在な
ミラー回転ステージ23上に設置されており、レーザ光
6がグレーティング9に入射する際の入射角を調整可能
となっている。さらに、このミラー8の背面には、ミラ
ー8の表面を曲げることが可能なミラー曲げ機構24が
備えられている。
【0022】また、グレーティング9は回折格子であ
り、入射したレーザ光6のうち、所定の波長成分のみを
入射光と同一方向に反射する機能を備えている。このグ
レーティング9はグレーティングホルダ26に装着され
ており、このグレーティングホルダ26は、紙面と垂直
な方向を回転軸として回転自在なグレーティング回転ス
テージ27上に設置されている。さらに、このグレーテ
ィング9の背面には、グレーティング9の表面を曲げる
ことが可能なグレーティング曲げ機構28が備えられて
いる。
【0023】レーザチャンバ1内で発振したレーザ光6
は、リアウィンドウ17を透過して狭帯域化モジュール
3に入射する。そして、ビームエキスパンダ7によって
そのビーム幅を拡大され、ミラー8に入射する。ミラー
8で反射したレーザ光6は、グレーティング9によって
回折されることにより所定の波長成分のみが入射光と同
一の方向に反射される。グレーティング9で折り返され
たレーザ光6は、ミラー8で再度反射した後、ビームエ
キスパンダ7でビーム幅を縮小され、リアウィンドウ1
7を透過してレーザチャンバ1に入射する。
【0024】そして、レーザチャンバ1内の放電電極
2,2間で増幅されたレーザ光6は、フロントウィンド
ウ18を透過し、その一部はフロントミラー4を通過し
て出力光として外部に出射する。また、レーザ光6の残
りはフロントミラー4で反射し、再度レーザチャンバ1
に戻って増幅される。
【0025】このとき、ミラー8を設置したミラー回転
ステージ23及びグレーティング9を設置したグレーテ
ィング回転ステージ27を、光軸に対して所定の角度に
調整することによって、レーザ光6の中心波長の値及び
前記波長特性を所定値に合致させている。このような調
整は、パワーモニタ13、中心波長モニタ14、及び線
幅モニタでそれぞれ測定したレーザ光6のパワー、中心
波長、及び線幅の値を観察しながら、これらが所定の値
になるように回転ステージ23,27の回転角度を調整
するという手順によって行なわれる。
【0026】図2に、上記ミラー曲げ機構24の一例を
示す。同図において、ミラー曲げ機構24は、ミラー8
の背面に所定距離を有して設けられ、かつミラー8の両
端部を支持するミラーホルダ22と、このミラーホルダ
22に、紙面に平行な左右方向に一列に並べてその固定
部が取り付けられた例えば3本の手動のマイクロメータ
30と、それぞれの可動部の先端に一端が取り付けら
れ、かつ他端がミラー8に接触した圧縮バネ31とを有
している。各マイクロメータ30を手動で回転させる
と、その可動部はミラー8の背面に向けて垂直方向に伸
縮する。可動部を背面に向けて進めると、圧縮バネ31
が圧縮され、圧縮バネ31の他端がミラー8の背面を押
圧する。これら3本のマイクロメータ30の先端を、そ
れぞれ所定の長さずつミラー8の背面に向けて進めるこ
とにより、ミラー8の表面を所定の形状の曲面に曲げる
ことが可能となる。
【0027】また、図3に、グレーティング曲げ機構2
8の一例を示す。同図において、グレーティング曲げ機
構28は、グレーティング9の背面に所定距離を有して
設けられ、かつグレーティング9の両端部を支持するグ
レーティングホルダ26を有している。そして、このグ
レーティングホルダ26には、紙面に平行な左右方向に
一列に並んで、複数本例えば5本のマイクロメータ30
の固定部が取り付けられている。これらのマイクロメー
タ30の可動部の先端には、引きバネ44の一端が係止
され、これらの引きバネ44の他端は、例えばねじ込み
等によってグレーティング9の背面に固定された引き部
材41に、それぞれ係止されている。各マイクロメータ
30を手動で回転させると、その可動部はグレーティン
グ9の背面に向けて垂直方向に伸縮する。マイクロメー
タ30の可動部を縮めると、その先端が引きバネ44を
介してグレーティング9の背面を引いて、グレーティン
グ9の表面を凹面状に曲げることが可能となっている。
【0028】このとき、一例として、ミラー曲げ機構2
4には、繰り返し位置決め精度約0.5μm 程度の微調
整が可能な差動式のマイクロメータ30を、グレーティ
ング曲げ機構28には、繰り返し位置決め精度約5μm
程度のマイクロメータ30を、それぞれ備えているもの
とする。即ち、ミラー8の背面に備えられた差動式のマ
イクロメータ30は、繰り返し精度よく先端が伸縮可能
であり、ミラー8の表面の曲げを微調整することができ
る。一方、グレーティング9の背面に備えられたマイク
ロメータ30は、大きなストロークまで先端が伸縮可能
であり、グレーティング9の表面を大きく曲げることが
できる。即ち、ミラー曲げ機構24は、ミラー8表面の
形状を微調整可能であり、グレーティング曲げ機構28
は、グレーティング9表面の形状を粗調整可能となる。
【0029】図4に、このようなミラー曲げ機構24及
びグレーティング曲げ機構28を備えた狭帯域化モジュ
ール3によって補正される波面12の模式図を示す。
尚、同図においては、理解のために波面の歪みを誇張し
て記している。同図において、例えば平面波を有してリ
アウィンドウ17を出射したレーザ光6は、各種の光学
部品(ビームエキスパンダ7、スリット19等)を透過
する際に波面12を歪められる。そして、例えば全体が
大きく凸面で、かつ中央部がわずかに凹んだような波面
12Aとなってミラー8に入射するものとする。このよ
うなレーザ光6に対し、ミラー曲げ機構24によってミ
ラー8の中央部のみをわずかに凸面に曲げるようにする
と、ミラー8で反射したレーザ光6の波面は、全体が凸
面の形状をした波面12Bのようになる。さらに、グレ
ーティング9の表面を、グレーティング曲げ機構28に
よって凹面に大きく曲げるならば、その表面の形状を、
波面12Bの凹面の形状とほぼ一致させることができ
る。このようにして、レーザ光6の波面12Bを、グレ
ーティング9のそれぞれの溝に対して等しい角度で入射
させることが可能となる。これにより、グレーティング
9の波面選択性能を向上させ、波長特性に優れたレーザ
光6を得ることが可能となる。
【0030】以下に、ミラー8及びグレーティング9の
表面を曲げて、波面12を補正する際の調整手順の一例
を示す。まず、パワーモニタ13によってレーザ光6の
パワーをモニタリングし、このパワーが最大となるよう
にグレーティング曲げ機構28によってグレーティング
9の表面形状を曲げる。そして次に、線幅モニタ15に
よってレーザ光6の線幅をモニタリングし、この線幅が
最小の値となるように、ミラー曲げ機構24によってミ
ラー8の表面形状を微調整する。このような調整を1回
から複数回繰り返すことにより、レーザ光6の波面12
を補正して、そのパワー及び波長特性を最適化すること
が可能となる。これは即ち、レーザ光6の波面12を、
グレーティング9のそれぞれの溝に等しい角度で入射さ
せることが、グレーティング9の波長選択性能、及びレ
ーザ光6がグレーティング9で反射する際のグレーティ
ング9の反射効率をも向上させるからであると考えられ
る。
【0031】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ミラー8及びグレーティング9の双方に、これらの
表面を曲げる曲げ機構24,28を設けている。これに
より、ミラー8或いはグレーティング9のどちらか一方
を曲げただけでは補正しきれないような大きな歪みや、
複雑な歪みの波面12に対して補正可能である。また、
ミラー8及びグレーティング9のうち、一方(本実施形
態ではミラー8)の表面を微調整可能、他方(本実施形
態ではグレーティング9)の表面を粗調整可能としてい
るので、歪みの大きな波面12を補正可能であり、さら
にその補正を微調整することも可能である。さらに、グ
レーティング9の表面に歪みがある場合にも、グレーテ
ィング9及びミラー8を曲げることにより、波面を補正
可能であり、逆にミラー8の表面に歪みがある場合にも
グレーティング9及びミラー8を曲げることにより、波
面を補正可能である。即ち、波面12を広い範囲にわた
って補正できるので、従来であれば不良品として使用で
きなかったグレーティング9やミラー8をも狭帯域化モ
ジュール3内に使用することが可能となる。例えば、P
V値0.8λ程度のグレーティング9まで使用可能であ
る。
【0032】尚、本実施形態では、ミラー8を押圧によ
って凸面になるように曲げ、グレーティング9を引っ張
りによって凹面になるように曲げているが、このような
形態に限られるものではない。即ち、これらのミラー8
及びグレーティング9をどのように曲げるかは、ミラー
8やグレーティング9に入射するレーザ光6の波面12
がどのように歪んでいるかによっており、この波面12
の形状に応じて、引っ張りによる曲げと押圧による曲げ
とのいずれかを選択すればよい。
【0033】また、本実施形態では、ミラー8に微調整
可能なミラー曲げ機構24、グレーティング9に粗調整
可能なグレーティング曲げ機構28を備えるようにした
が、本発明はそのような形態に限られるものではなく、
ミラー8に粗調整可能なミラー曲げ機構24、グレーテ
ィング9に微調整可能なグレーティング曲げ機構28を
備えるようにしてもよい。また、ミラー8及びグレーテ
ィング9に入射する波面12の歪みが非常に小さい場合
には双方に微調整可能な曲げ機構24,28を備えても
よく、波面12の歪みが大きい場合には、双方に粗調整
可能な曲げ機構24,28を備えるようにしてもよい。
【0034】次に、図5〜図7に基づいて、第2実施形
態を説明する。図5は、本実施形態に係る狭帯域化モジ
ュール3を備えたエキシマレーザ装置の構成図である。
同図において、エキシマレーザ装置は、レーザ光6の特
性を測定する測定器として、その出力を測定するパワー
モニタ13と、その中心波長を測定する中心波長モニタ
14と、その線幅を測定する線幅モニタ15とを備えて
いる。そして、これらの測定器は、それぞれの測定値に
応じた出力信号を電気的に接続された波面コントローラ
35に出力可能である。
【0035】また、この波面コントローラ35は、ミラ
ー8及びグレーティング9の表面の曲げをそれぞれ電動
アクチュエータで調整可能なミラー曲げ機構24及びグ
レーティング曲げ機構28と、それぞれ電気的に接続さ
れている。そして、これらの曲げ機構24,28に電気
信号を出力することにより、ミラー8及びグレーティン
グ9の曲げを電動で調整可能である。
【0036】そして、パワーモニタ13、中心波長モニ
タ14、及び線幅モニタ15からの出力信号に基づき、
波面コントローラ35が所定の手順に従ってミラー曲げ
機構24及びグレーティング曲げ機構28に電気信号を
出力し、曲げの調整を行なうようにする。この曲げ調整
手順は、例えば第1実施形態に述べたような手順でよい
が、この手順に限られるものではなく、他の手順でもよ
い。
【0037】図6に、ミラー8の曲げを電動アクチュエ
ータで調整可能な、ミラー曲げ機構24の一例を示す。
同図において、ミラー8の背面には、複数の引き部材4
1が紙面に平行な左右方向に一列に並んで固定されてい
る。この引き部材41には、それぞれ引きバネ44の一
端が係止されており、これらの引きバネ44の他端は、
ミラー8の両端部を支持するミラーホルダ22に取り付
けられた電動マイクロメータ37の先端に、それぞれ係
止されている。これらの電動マイクロメータ37は、電
気的に接続された波面コントローラ35からの出力信号
に基づいて、それぞれ独立に駆動され、出力信号に基づ
いて回転するステッピングモータ38を備えている。そ
して、これらのステッピングモータ38の回転によって
マイクロメータ30の回転部が駆動され、その先端がミ
ラー8の背面と垂直方向に伸縮する。これにより、マイ
クロメータ30の先端を縮め、ミラー8の背面を引い
て、ミラー8の表面を凹面状に曲げることが可能となっ
ている。このような電動マイクロメータ37の例として
は、例えばメレスグリオ社製ナノムーバー等が好適であ
る。
【0038】次に図7に、グレーティング9の曲げを電
動で調整可能な、グレーティング曲げ機構28の一例を
示す。同図において、グレーティング9の背面には、例
えば7個のピエゾ素子42が、グレーティング9の両端
部を支持するグレーティングホルダ26に、紙面に平行
な左右方向に一列に並んで取り付けられている。これら
のピエゾ素子42は、電気的に接続された波面コントロ
ーラ35からの電気信号に基づいて駆動され、その先端
がグレーティング9の背面と垂直な方向に伸縮自在とな
っている。そして、この伸縮によってグレーティング9
の背面の押圧力を制御することによって、グレーティン
グ9の表面の曲げ調整を行なっている。
【0039】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、測定器からの出力信号に基づき、波面コントローラ
35が、電動でミラー8及びグレーティング9の曲げを
調整している。これにより、曲げ調整に人手を要するこ
となく、自動的に調整が可能である。例えば、このよう
な調整をエキシマレーザ装置立ち上げ時に必ず行なうよ
うにすれば、常に好適な波長特性を得ることが可能とな
る。さらに、ミラー8及びグレーティング9の曲げを調
整する際に、作業者の熟練度を必要とせず、また作業者
によらずに常に一定レベル以上の調整結果を得ることが
可能となる。
【0040】次に図8に基づいて、第3実施形態につい
て説明する。同図は、本実施形態に係るグレーティング
曲げ機構28を示している。同図において、グレーティ
ング9の背面には、圧縮バネ31の一端を先端に係止さ
せた手動のマイクロメータ30と、引きバネ44の一端
を先端に係止させた手動のマイクロメータ30とが、交
互に一列に、複数個例えば5個配置されている。そし
て、圧縮バネ31の他端は、グレーティング9の背面に
押し当てられており、引きバネ44の他端は、第2実施
形態と同様にグレーティング9の背面に固定された引き
部材41に係止されている。
【0041】このように、本実施形態によれば、1つの
グレーティング9に対して押圧と引っ張りによる曲げを
行なえるような曲げ機構24,28を備えている。これ
により、グレーティング9を凹面に曲げる必要がある場
合にも、凸面に曲げる必要がある場合にも、容易に対応
が可能である。また、押圧或いは引っ張りのみを行なう
のではなく、押圧と引っ張りとを同時に行なうことによ
り、グレーティング9を複雑な形状に曲げることも可能
であり、複雑な歪みを有する波面12に対しても補正が
可能となる。さらに、このような曲げ機構24,28を
ミラー8にも備えるようにすれば、さらに複雑な歪みを
有する波面12に対しても補正が可能となる。また、こ
のような手動のマイクロメータ30の代わりに、電動の
マイクロメータ37を備えるようにすれば、電動でミラ
ー8及びグレーティング9の表面を自動的に調整可能と
なる。
【0042】尚、上記第1〜第3実施形態の説明におい
て、狭帯域化モジュール3内のビームエキスパンダ7と
して、2個のプリズム20,20を備えたものを例にと
ったが、本発明の適用はこのような形態に限られるもの
ではない。例えば、プリズム20が1個、3個、或いは
さらに多くの個数でもよく、或いはビームエキスパンダ
7としてレンズ等を使ってビーム幅を拡大するようにし
てもよい。
【0043】さらに、ミラー8を2個のプリズム20,
20の後に配置するように説明したが、これは例えば2
個のプリズム20,20の間でもよい。また、ビームエ
キスパンダ7がプリズム20をもっと多数個(例えばn
個)備えた場合は、n個のプリズム20の後でもよく、
或いはレーザチャンバ1から数えてi番目のプリズム2
0とi+1番目のプリズム20との間でもよい。
【0044】また、ミラー8及びグレーティング9を回
転ステージ23,27上に搭載し、これらの両者を回転
させることによって所定の波長のレーザ光6を発振させ
るように説明したが、このような回転ステージ23,2
7は、ミラー8或いはグレーティング9のどちらか片方
のみに備えていてもよい。
【0045】また、ミラー8及びグレーティング9の曲
げを調整する調整手順としては、本出願人が特願平10
−23803号に記載したように、フィゾー干渉計等の
干渉計を使用し、平面波を狭帯域化モジュール3に入射
させて狭帯域化モジュール3から出射する光の波面12
を測定し、この波面12が所定の形状を有するように調
整してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るエキシマレーザ装
置の構成図。
【図2】ミラー曲げ機構の一例を示す説明図。
【図3】グレーティング曲げ機構の一例を示す説明図。
【図4】補正された波面の模式図。
【図5】第2実施形態に係るエキシマレーザ装置の構成
図。
【図6】ミラー曲げ機構の一例を示す説明図。
【図7】グレーティング曲げ機構の一例を示す説明図。
【図8】第3実施形態に係るグレーティング曲げ機構の
説明図。
【図9】従来技術に係るエキシマレーザ装置の構成図。
【図10】従来技術に係る狭帯域化モジュールの構成
図。
【符号の説明】
1…レーザチャンバ、2…放電電極、3…狭帯域化モジ
ュール、4…フロントミラー、6…レーザ光、7…ビー
ムエキスパンダ、8…ミラー、9…グレーティング、1
2…波面、13…パワーモニタ、14…中心波長モニ
タ、15…線幅モニタ、17…リアウィンドウ、18…
フロントウィンドウ、19…スリット、20…プリズ
ム、22…ミラーホルダ、23…ミラー回転ステージ、
24…ミラー曲げ機構、26…グレーティングホルダ、
27…グレーティング回転ステージ、28…グレーティ
ング曲げ機構、30…マイクロメータ、31…圧縮バ
ネ、34…ビームスプリッタ、35…波面コントロー
ラ、37…電動マイクロメータ、38…ステッピングモ
ータ、41…引き部材、42…ピエゾ素子、44…引き
バネ。
フロントページの続き (72)発明者 仏師田 了 栃木県小山市横倉新田400 株式会社小松 製作所小山工場内 (72)発明者 田中 宏和 栃木県小山市横倉新田400 株式会社小松 製作所小山工場内 Fターム(参考) 5F071 AA06 HH02 JJ10 5F072 AA06 HH02 JJ13 KK05 KK07 KK24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光(6) を反射するミラー(8) と、
    レーザ光(6) の発振波長を選択するグレーティング(9)
    とを備え、レーザ光(6) を狭帯域化するエキシマレーザ
    装置の狭帯域化モジュール(3) において、 ミラー(8) 及びグレーティング(9) それぞれに、ミラー
    (8) 及びグレーティング(9) の表面形状を曲げる曲げ機
    構(24,28) を装着したことを特徴とするエキシマレーザ
    装置の狭帯域化モジュール(3) 。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエキシマレーザ装置の狭
    帯域化モジュール(3) において、 前記ミラー(8) 及びグレーティング(9) の曲げ機構(24,
    28) のうち、いずれか一方は表面形状を大きな範囲にわ
    たって調整可能であり、他方は表面形状を微調整可能で
    あることを特徴とするエキシマレーザ装置の狭帯域化モ
    ジュール(3) 。
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