JP2000149468A - 光ヘッド搬送機構 - Google Patents

光ヘッド搬送機構

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JP2000149468A
JP2000149468A JP10318122A JP31812298A JP2000149468A JP 2000149468 A JP2000149468 A JP 2000149468A JP 10318122 A JP10318122 A JP 10318122A JP 31812298 A JP31812298 A JP 31812298A JP 2000149468 A JP2000149468 A JP 2000149468A
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electromagnet
transport mechanism
feed screw
motor
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Toshiharu Inanobe
利晴 稲野邊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ヘッドをトラック方向に搬送する際に、搬
送機構において機械的負荷変動が生じ、機械的負荷変動
がトラッキング誤差につながる。 【解決手段】 光ヘッド1を搬送するための送りねじ5
の下部には、長軸方向が送りねじ5の長軸方向と平行に
なるように縦長の電磁石9が設置されている。モータ8
の駆動電流は電流検出器で検出される。そして、駆動電
流設定部が、電流検出器の検出結果に応じて電磁石9に
流れる電流を制御する。電磁石9に駆動電流が流れる
と、磁化されている送りねじ5と電磁石9との間に反発
力が生ずる。すなわち、送りねじ5のたわみが解消され
る方向の力が生ずる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
搭載される光ヘッドを搬送する光ヘッド搬送機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置において、トラッキング
のために光ヘッドを光ディスクのラジアル方向に移動さ
せるトラッキングアクチュエータ(搬送機構)が用いら
れる。光ヘッドのトラック方向への位置制御を安定にす
るために、搬送機構における機械的負荷変動はできるだ
け小さいことが望ましい。特に、光ディスクの記憶容量
の増加に伴ってディスクのトラックピッチが小さくな
り、搬送機構における機械的負荷変動をより小さくしな
ければならない。
【0003】図4は、光ヘッドをトラック方向に移動さ
せる従来の光ヘッド搬送機構の一例を示す正面図であ
る。また、図5は、図4に示された光ヘッド搬送機構を
右側から見た右側面図である。図4に示すように、光ヘ
ッド1は、2本のガイド2で保持される。また、光ヘッ
ド1は、結合部3で案内用ローラ4に結合される。そし
て、案内用ローラ4は、送りねじ51にはめ合わされて
いる。送りねじ51はギア6に結合している。そして、
ギア6は、ギア7を介してモータ8の回転軸に接続され
る。また、送りねじ51は基台10で保持されている。
【0004】このように構成された光ヘッド搬送機構に
おいて、モータ8の回転に伴って、光ヘッドはトラック
方向(図5におけるB方向)に移動する。ここで、送り
ねじ51には、光ヘッドを押さえるローラの与圧によっ
てたわみが生ずる。特に、案内用ローラ4が送りねじ5
1の中央部にくるとたわみが大きくなって、案内用ロー
ラ4と送りねじ51との間の摩擦が大きくなる。する
と、光ヘッド1をある距離だけ移動させるためにモータ
8をその距離に見合った分だけ回転させる制御を行った
ときに、光ヘッド1は、意図された距離を移動しないこ
とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の光ヘ
ッド搬送機構では、光ヘッド1をトラック方向に搬送す
る際に、搬送機構において機械的負荷変動が生じ、機械
的負荷変動がトラッキング誤差につながるという課題が
ある。
【0006】本発明は、そのような課題を解決するため
になされたものであって、搬送機構において生ずる機械
的負荷変動を低減して、安定して光ヘッドの位置制御を
行うことができる光ヘッド搬送機構を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による光ヘッド搬
送機構は、光ヘッドが懸架される搬送用部材を有し搬送
用部材の運動によって光ヘッドを移動させる構成の光ヘ
ッド搬送機構であって、搬送用部材に沿って、搬送用部
材に生ずるたわみを解消する方向の力を生じさせる電磁
石を備えた構成である。
【0008】光ヘッド搬送機構は、搬送用部材が棒状で
あって、電磁石が縦長で長軸方向が搬送用部材の長軸方
向と平行になるように設置されている構成であってもよ
い。
【0009】光ヘッド搬送機構は、搬送用部材が磁気に
反発する部材であって、電磁石が搬送用部材に対して搬
送用部材がたわむ側に設置されている構成であってもよ
い。構成であってもよい。
【0010】光ヘッド搬送機構は、搬送用部材がモータ
で駆動され、モータ駆動電流に応じて電磁石駆動電流を
制御する電磁石電流制御手段を備えた構成であってもよ
い。
【0011】ここで、電磁石電流制御手段は、モータ駆
動電流が増加すると電磁石駆動電流を増加するように構
成される。
【0012】そして、光ヘッド搬送機構において、搬送
用部材は、例えば、モータによって回転させられる送り
ねじである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による光ヘッド搬
送機構の一例を示す正面図である。また、図2は、図1
に示された光ヘッド搬送機構を右側から見た右側面図で
ある。光ヘッド1は、2本のガイド2で保持される。ま
た、光ヘッド1は、結合部3で案内用ローラ4に結合さ
れる。そして、案内用ローラ4は、送りねじ5にはめ合
わされている。ここで、送りねじ5は、例えば長さ方向
にN/S極を2等分するように着磁された磁性材で形成
される。送りねじ5はギア6に結合している。そして、
ギア6は、ギア7を介してモータ8の回転軸に接続され
る。また、送りねじ5は基台10で保持されている。
【0014】さらに、図2に示されるように、送りねじ
5の下部には、長軸方向が送りねじ5の長軸方向と平行
になるように縦長の電磁石9が設置されている。なお、
送りねじ5の下部とは、送りねじ5に対して、送りねじ
5がたわんでいく側である。電磁石9は、励磁されると
送りねじ5に対して反発力を生ずるように設置されてい
る。
【0015】図3は、電磁石9を制御するための制御系
の一構成例を示すブロック図である。モータ8はトラッ
キング制御系20によって制御されるが、電流検出器2
1はモータ8に流れる電流を検出する。そして、駆動電
流設定部22は、電流検出器21の検出結果に応じて電
磁石9を駆動する。
【0016】次に、動作について説明する。トラッキン
グ制御系20は、光ヘッド1に搭載された光学系からの
光が所望のトラックを照射するように、モータ8の回転
方向と回転量を制御する。モータ8の回転軸にはギア7
が取り付けられているので、ギア7が回転する。また、
ギア7は、送りねじ5に取り付けられているギア6と噛
み合っているので、送りねじ5は、モータ8の回転方向
に応じた方向に、モータ8の回転量に応じた量だけ回転
する。
【0017】送りねじ5は、結合部3を介して光ヘッド
1に結合されている案内用ローラ4とはまり合っている
ので、光ヘッド1は、送りねじ5の回転に応じて移動す
る。すなわち、モータ8の回転方向に応じた方向に、回
転量に応じた距離だけ移動する。
【0018】送りねじ5は、光ヘッド1を押さえるよう
に作用するローラの与圧によって図2に示されたA方向
にたわむ。光ヘッド1の位置によってたわむ箇所は異な
るが、たわみの発生によって、案内用ローラ4と送りね
じ5との間の摩擦が大きくなる。その結果、モータ8に
流れる電流が大きくなる。
【0019】モータ8の駆動電流は電流検出器21で検
出される。そして、検出結果は駆動電流設定部22に入
力される。駆動電流設定部22は、電流検出器21の検
出結果に応じて電磁石9に流れる電流を制御する。電磁
石9に駆動電流が流れると、磁化されている送りねじ5
と電磁石9との間に反発力(図2におけるA方向とは逆
方向に向かう力)が生ずる。すなわち、送りねじ5のた
わみが解消される方向の力が生ずる。
【0020】送りねじ5にたわみがないときのモータ駆
動電流は、あらかじめ測定されている。また、送りねじ
5のたわみの程度とモータ駆動電流との関係もあらかじ
め測定しておくことができる。さらに、送りねじ5のた
わみ量とそれを解消するための電磁石駆動電流との関係
もあらかじめ測定しておくことができる。駆動電流設定
部22には、あらかじめそれらの関係が設定されてい
る。従って、電流検出器21を介してモータ駆動電流を
認識できれば、送りねじ5のたわみを解消するための適
切な電磁石駆動電流量を決定できる。
【0021】駆動電流設定部22で制御される電磁石9
によって送りねじ5のたわみが低減されるので、送りね
じ5と案内用ローラ4との間に生ずる摩擦力は常に一定
範囲内に保たれる。その結果、光ヘッド1のトラック方
向の移動量は、トラッキング制御系20による制御量に
対して誤差の小さい量になる。
【0022】なお、上記の実施の形態では、送りねじ5
を着磁された磁性材とし、電磁石9によって反発力を生
じさせたが、図2に示された電磁石9の位置とは反対側
に電磁石を設置することができる場合には、吸引力を生
じさせてもよい。その場合には、送りねじ5として、磁
性を有するが磁化されていない材質を用いることができ
る。
【0023】また、上記の実施の形態では、電磁石駆動
電流量はモータ駆動電流に応じて設定されたが、送りね
じ5のたわみ量の指標となる他の検出量を用いることが
できれば、その検出量にもとづいて電磁石駆動電流量を
設定してもよい。
【0024】ここでは、図1および図2に示された構成
の光ヘッド搬送機構を例にとって説明したが、光ヘッド
が懸架される棒状の搬送用部材を有し搬送用部材の運動
にともなって光ヘッドが移動する構成の搬送機構であれ
ば、図1および図2に示された構成に限らず本発明を適
用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光ヘッ
ド搬送機構を、光ヘッドが懸架される搬送用部材を有し
搬送用部材の運動によって光ヘッドを移動させる構成で
あって、搬送用部材に沿って、搬送用部材に生ずるたわ
みを解消する方向の力を生じさせる電磁石を備えた構成
にしたので、搬送機構において生ずる機械的負荷変動が
低減され、安定して光ヘッドの位置制御を行うことがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光ヘッド搬送機構の一例を示す
正面図である。
【図2】 図1に示された光ヘッド搬送機構を右側から
見た右側面図である。
【図3】 電磁石を制御するための制御系の一構成例を
示すブロック図である。
【図4】 光ヘッドをトラック方向に移動させる従来の
光ヘッド搬送機構の一例を示す正面図である。
【図5】 図4に示された光ヘッド搬送機構を右側から
見た右側面図である。
【符号の説明】
1 光ヘッド 2 ガイド 3 結合部 4 案内用ローラ 5 送りねじ 6,7 ギア 8 モータ 9 電磁石 20 トラッキング制御系 21 電流検出器 22 駆動電流設定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ヘッドが懸架される搬送用部材を有し
    搬送用部材の運動によって光ヘッドを移動させる光ヘッ
    ド搬送機構において、 前記搬送用部材に沿って、搬送用部材に生ずるたわみを
    解消する方向の力を生じさせる電磁石を備えたことを特
    徴とする光ヘッド搬送機構。
  2. 【請求項2】 搬送用部材は棒状であって、 電磁石は縦長で長軸方向が搬送用部材の長軸方向と平行
    になるように設置されている請求項1記載の光ヘッド搬
    送機構。
  3. 【請求項3】 搬送用部材は磁気に反発する部材であっ
    て、 電磁石は、前記搬送用部材に対して、搬送用部材がたわ
    む側に設置されている請求項1または請求項2記載の光
    ヘッド搬送機構。
  4. 【請求項4】 搬送用部材はモータで駆動され、 モータ駆動電流に応じて電磁石駆動電流を制御する電磁
    石電流制御手段を備えた請求項1、2または3記載の光
    ヘッド搬送機構。
  5. 【請求項5】 電磁石電流制御手段は、モータ駆動電流
    が増加すると電磁石駆動電流を増加する請求項4記載の
    光ヘッド搬送機構。
  6. 【請求項6】 搬送用部材は、モータによって回転させ
    られる送りねじである請求項1、2、3、4または5記
    載の光ヘッド搬送機構。
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