JP2000148969A - アドレス生成回路 - Google Patents

アドレス生成回路

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JP2000148969A
JP2000148969A JP10313628A JP31362898A JP2000148969A JP 2000148969 A JP2000148969 A JP 2000148969A JP 10313628 A JP10313628 A JP 10313628A JP 31362898 A JP31362898 A JP 31362898A JP 2000148969 A JP2000148969 A JP 2000148969A
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JP10313628A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Matsuo
昌俊 松尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶装置上の指定した画像データ(スタート
アドレス)に対して、フィルタ演算に必要なデータのア
ドレスを生成するとともに、画像端のフィルタ演算にお
いて、補完に必要なデータを記憶装置上に格納する必要
のないアドレス生成回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 フィルタ演算を行うデータを指定するス
タートアドレスを生成するスタートアドレス値生成部1
と、アドレスの移動値を複数生成するアドレス移動値生
成部2と、生成されたアドレス移動値を必要に応じて補
正するアドレス移動値補正部3と、生成されたスタート
アドレスとアドレス移動値あるいは補正されたアドレス
移動値とを加算する加算器4と、加算器4の出力を必要
に応じて補正して、演算に必要なデータのアドレスとし
て出力するアドレス値補正部5とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データのディ
ジタル信号処理において、フィルタ演算に必要なデータ
のアドレスを生成するアドレス生成回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】画像データのディジタル信号処理におけ
るフィルタ演算では、記憶装置,例えばメモリに格納さ
れている画像データをフィルタのタップ数と同数読み出
し、フィルタ係数との積和演算を繰り返し行うことでフ
ィルタ演算を行っている。従来、フィルタ演算を行う場
合、画像データを読み出すためのアドレス生成回路で
は、スタートアドレスに対して一定値を連続的に累算す
ることによってフィルタ演算に必要なデータのアドレス
を生成していた。
【0003】図4は、従来のアドレス生成回路の構成例
を示すブロック図である。図において、701はスター
トアドレスを設定する第1のアドレスレジスタである。
702はスタートアドレスあるいは更新されたアドレス
を生成されたアドレスとして出力する第2のアドレスレ
ジスタである。703は制御信号に従って第1のアドレ
スレジスタあるいは第2のアドレスレジスタを選択して
出力する選択回路である。704は選択回路703から
の出力と、加算値とを加算してアドレスを更新する加算
器である。
【0004】次に、従来のアドレス生成回路においてフ
ィルタ演算のためのアドレスを生成する動作について説
明する。最初に、第1のアドレスレジスタ701および
第2のアドレスレジスタ702にスタートアドレスを設
定し、第2のアドレスレジスタ702の出力を生成した
アドレスとして出力する。例えば、記憶装置上に2次元
的に格納された画像データに対し、5タップの水平方向
の1次元フィルタ演算を行う場合、スタートアドレス値
として0を設定する。
【0005】次いで、選択回路703は制御信号に従っ
て、第1のアドレスレジスタ701あるいは第2のアド
レスレジスタ702の出力を選択して出力する。次い
で、加算器704は、選択回路703からの出力と、加
算値とを加算することによってアドレスを更新して出力
する。例えば、加算値をアドレス移動値として+1に設
定する。したがって、加算回数をタップ数から1減算し
た回数だけ繰り返すことによって、0,1,2,3,4
と連続的にアドレスを発生させることができる。
【0006】次いで、第2のアドレスレジスタ702
は、加算器704からの更新されたアドレス値(0,
1,2,3,4)を生成したアドレスとして出力すると
ともに、最後の加算結果(4)を格納する。次いで、選
択回路703では、第1のアドレスレジスタ701の値
(0)を選択出力し、加算値をスタートアドレスとして
移動させたい値(+2)に変更する。次いで、加算器7
04は、加算結果(2)を新しいスタートアドレスとし
て第1のアドレスレジスタ701および第2のアドレス
レジスタ702に格納する。再度、選択回路703は、
第2のアドレスレジスタ702の値(2)を選択出力
し、加算値を+1に変更して、タップ数から1だけ減算
した回数の加算を行う。したがって、2,3,4,5,
6とアドレスが生成される。
【0007】以上の動作を必要回数繰り返すことによっ
て、水平方向のフィルタ演算を実行するためのアドレス
が生成される。また、垂直方向のフィルタ演算のための
アドレスは、アドレス移動値として加算値に1ラインの
画素数を設定することで生成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなフィルタ演算処理におけるアドレス生成回路で
は、累算によってフィルタ演算に必要なデータのアドレ
スを生成するため、記憶装置上の指定した画像データに
対して、フィルタ演算に必要なデータのアドレスを生成
させることができなかった。
【0009】例えば、記憶装置上に2次元的に格納され
ている画像データに対し、アドレス値が10で指定され
る画像データに5タップの1次元の水平フィルタ演算を
行う場合、フィルタ演算に必要なデータのアドレス値と
しては8、9、10、11、12である。この場合、上
記のような従来のアドレス生成回路では、初期アドレス
値として10を指定して所望するアドレスを生成するこ
とができず、あらかじめ必要となるデータのアドレスを
把握して、累算によってアドレス生成が行えるように初
期アドレスを設定しなければならない。前記例の場合
は、初期アドレスとして8を設定し、1の加算を繰り返
すことで実現する。
【0010】また、画像端のフィルタ演算処理を行う際
には、フィルタ演算に必要なデータを補完して演算を行
わなければならないが、そのためには記憶装置上に画像
端のフィルタ演算に必要なデータを格納しなければなら
ないため、データ格納する記憶装置の容量を画像データ
よりも多くする必要がある。さらに、補完するためのデ
ータを記憶装置上に格納することによって、2次元的に
格納された画像データの垂直方向のアドレス生成におい
ては、補完した画像データの配置を考慮して加算値を設
定してアドレス生成を行わなければならないという問題
があった。
【0011】本発明は、かかる問題点を解消するために
なされたもので、記憶装置上の指定した画像データ(ス
タートアドレス)に対して、フィルタ演算に必要なデー
タのアドレスを生成するとともに、画像端のフィルタ演
算において、補完に必要なデータを記憶装置上に格納す
る必要のないアドレス生成回路を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)にかかるアドレス生成回路は、
2次元的に格納されている画像データに対する1次元の
フィルタ演算に用いるデータのアドレスを生成するアド
レス生成回路において、一つ以上の演算手段によりスタ
ートアドレスを生成するスタートアドレス値生成部と、
生成されたスタートアドレスに加算することによって新
たな複数のアドレスを生成する,複数のアドレス移動値
を生成するアドレス移動値生成部と、スタートアドレス
と、各アドレス移動値とを加算して、複数のアドレスと
して出力する加算器とを備えたものである。
【0013】また、本発明(請求項2)にかかるアドレ
ス生成回路は、請求項1に記載のアドレス生成回路にお
いて、スタートアドレスおよび一方の画像端のデータの
アドレスに基づいて、生成される複数のアドレスが一方
の画像端のデータのアドレスを越えると判断されると
き、生成されたアドレス移動値を補正するアドレス移動
値補正部と、上記加算器から出力されるアドレスが、も
う一方の画像端のデータのアドレスを越えないように、
該加算器からのアドレスを補正して、生成されたアドレ
スとして出力するアドレス値補正部とをさらに備え、上
記加算器は、上記アドレス移動値補正部で生成されたア
ドレス移動値が補正されたとき、生成されたアドレス移
動値に替えて、補正されたアドレス移動値をスタートア
ドレスと加算する,ものである。
【0014】また、本発明(請求項3)にかかるアドレ
ス生成回路は、請求項1に記載のアドレス生成回路にお
いて、上記アドレス移動値補正部およびアドレス値補正
部は、上記スタートアドレス値生成部の演算手段におけ
る演算方法に応じて、判断対象とする一方の画像端のデ
ータのアドレスをもう一方のものに切り替える,もので
ある。
【0015】また、本発明(請求項4)にかかるアドレ
ス生成回路は、請求項1に記載のアドレス生成回路にお
いて、上記アドレス移動値生成部は、フィルタのタップ
と同数のアドレス移動値を選択するカウンタを含む,も
のである。
【0016】また、本発明(請求項5)にかかるアドレ
ス生成回路は、請求項1に記載のアドレス生成回路にお
いて、上記スタートアドレス値生成部は、生成したスタ
ートアドレスを格納するレジスタとは別に、最初に設定
されたスタートアドレス初期値を記憶するレジスタを含
む,ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実
施の形態1〜4によるアドレス生成回路の基本構成を示
すブロック図である。図1において、1はスタートアド
レス値生成部であり、スタートアドレスを生成する。2
はアドレス移動値生成部であり、スタートアドレス値生
成部1で生成されたアドレスを基準として新たなアドレ
スを生成するためのアドレス移動値を生成する。3はア
ドレス移動値補正部であり、スタートアドレス値生成部
1によって生成されたアドレスを元に、必要に応じてア
ドレス移動値生成部2から出力されるアドレス移動値を
補正する。4は加算器であり、スタートアドレス生成部
1からの出力にアドレス移動値補正部3からの出力を加
算する。5はアドレス値補正部であり、加算器4から出
力されるアドレスを必要に応じて補正する。10は制御
部であり、スタートアドレス値生成部1,アドレス移動
値生成部2,アドレス移動値補正部3およびアドレス値
補正部5を制御することによって、該アドレス生成回路
を制御する。
【0018】(実施の形態1)図2は実施の形態1によ
るアドレス生成回路の詳細な構成の一例を示すブロック
図である。図2において、図1と同一符号は同一または
相当部分である。また、スタートアドレス値生成部1に
おいて、11はスタートアドレスの移動値を出力するス
タートアドレス移動値設定回路、12はスタートアドレ
ス移動値設定回路を制御するスタートアドレス移動値制
御回路、13はスタートアドレス値を生成する演算回
路、14はスタートアドレスを格納するスタートアドレ
ス値格納レジスタ、15はスタートアドレスの初期値を
出力するスタートアドレス初期値設定レジスタである。
【0019】また、アドレス移動値生成部2において、
21はデータアドレスの移動値を出力するデータアドレ
ス移動値設定回路であり、フィルタのタップ数と同数の
移動値を設定可能なレジスタ回路22と、カウンタ値に
よってレジスタの出力を選択する選択回路D23とで構
成される。24はカウンタ25の値によってデータアド
レス移動値設定回路21を制御するデータアドレス移動
値制御回路である。
【0020】また、アドレス移動値補正部3において、
31はデータアドレス移動値を補正するか否かのしきい
値を設定する補正処理用しきい値設定回路A、32はデ
ータアドレスの移動値を補正するデータアドレス移動値
補正回路、33はデータアドレス移動値設定回路21お
よびデータアドレス移動値補正回路32の出力のうちの
いずれかを選択する選択回路Aである。
【0021】また、アドレス値補正部5において、51
は加算器4から出力されるアドレスに対して補正するか
否かのしきい値を設定する補正処理用しきい値設定回路
B、52はアドレスを補正するアドレス値補正回路、5
3は加算器4およびアドレス値補正回路52からの出力
のうちのいずれかを選択して出力する選択回路Cであ
る。
【0022】次に、本発明の実施の形態1によるアドレ
ス生成回路における動作を、図1および図2により説明
する。まず、スタートアドレスからアドレスを生成する
動作について説明する。制御部10は、スタートアドレ
ス値生成部1のスタートアドレス初期値設定レジスタ1
5およびスタートアドレス値格納レジスタ14に、最初
のスタートアドレス(スタートアドレス初期値)を設定
する(S1)。
【0023】同時に、制御部10は、アドレス移動値生
成部2に、必要なタップ数のフィルタ演算のためのデー
タアドレス移動値の出力を指示する(S2)。次いで、
スタートアドレス値生成部1において、スタートアドレ
ス値格納レジスタ14は、設定されたスタートアドレス
を加算器4に出力する(S3)。
【0024】同時に、アドレス移動値生成部2におい
て、データアドレス移動値設定回路21のレジスタ回路
22では、必要なタップ数のフィルタ演算のためのデー
タアドレス移動値を設定する。データアドレス移動値制
御回路24のカウンタ25は、アドレス移動値を変更す
る周期ごとに1だけ加数し、フィルタのタップ数と同じ
数だけのカウント値を生成する。選択回路D23は、カ
ウンタ25からのカウンタ値を選択信号として、レジス
タ回路22からのデータアドレス移動値を選択して出力
する(S4)。例えば、5タップの場合、レジスタ回路
22は、データアドレス移動値として−2,−1,0,
1,2を設定し、カウンタ25は、0から計数を行うと
すると、0、1、2、3、4と計数した後、再びカウン
タ値としては0に戻り、計数を開始する。選択回路D2
3は、カウンタ値(0,1,2,3,4)によって、そ
れぞれデータアドレス移動値(−2,−1,0,1,
2)を選択して、アドレス移動値補正部3に出力する。
このように、カウンタを用いることによって、簡易な回
路でアドレス移動値を生成することができる。
【0025】また、制御部10は、アドレス移動値補正
部3の補正処理用しきい値設定回路A31に、一方の画
像端を越えないように、スタートアドレス値格納レジス
タ14に設定したスタートアドレスより、データアドレ
ス移動値のしきい値を設定する(S5)。例えば、一方
の画像端が下限で0とすると、生成されるアドレスが下
限0を下回って負の値をとらないようにする必要があ
る。すなわち、スタートアドレス値として1を設定した
とき、データアドレス移動値が−1であれば0となり負
にはならないが、それ以下であれば負となるので、しき
い値として−1を設定する。
【0026】次いで、アドレス移動値補正部3におい
て、データアドレス移動値補正回路32は、データアド
レス移動値設定回路21からのデータアドレス移動値
を、補正処理用しきい値設定回路A31からのしきい値
を参照し、必要であれば補正して出力する(S6)。例
えば、データアドレス移動値が−2,−1,0,1,2
で、しきい値(下限)が−1の場合、該データアドレス
移動値を−1,−1,0,1,2に補正して出力する。
また、データアドレス移動値が−2,−1,0,1,2
で、しきい値(下限)が−10の場合には、該データア
ドレス移動値はしきい値を越えているので、必要がない
ので補正されず出力もされない。
【0027】次いで、選択回路A33は、データアドレ
ス移動値設定回路21およびデータアドレス移動値補正
回路32からの出力のうち、データアドレス移動値補正
回路32からの出力を優先に選択して出力し、該データ
アドレス移動値補正回路32からの出力がなければ、デ
ータアドレス移動値設定回路21からの出力に切り替え
て、加算器4に出力する(S7)。
【0028】次いで、加算器4は、スタートアドレス値
格納レジスタ14からのスタートアドレスに、選択回路
A33からのデータアドレス移動値を加算することによ
ってアドレスを生成する(S8)。例えば、スタートア
ドレス値が1の場合、データアドレス移動値は−1,−
1,0,1,2に補正して出力されるので、アドレス値
として0,0,1,2,3が生成される。また、スター
トアドレス値が10の場合、データアドレス移動値−
2,−1,0,1,2が出力されるので、アドレス値と
して8,9,10,11,12が生成される。同様に、
スタートアドレス値が703の場合、データアドレス移
動値−2,−1,0,1,2が出力され、アドレス値と
しては、701,702,703,704,705が生
成される。したがって、アドレス移動値補正部3でアド
レス移動値を補正することによって、加算器4で生成さ
れるアドレスが一方の画像端を越えないようにすること
が可能である。
【0029】さらに、制御部10は、アドレス値補正部
5の補正処理用しきい値設定回路B51に、生成される
アドレスがもう一方の画像端を越えないように、しきい
値を設定させ、補正処理用しきい値設定回路B51は、
設定したしきい値を出力する(S9)。例えば、水平方
向の画素数が704であり、上述のように下限を0とし
たとき、703が上限となるので、しきい値は703と
なる。
【0030】次いで、アドレス値補正回路52は、加算
器4からのアドレスを、補正処理用しきい値設定回路B
51からのしきい値を参照し、必要であれば補正して出
力する(S10)。例えば、しきい値が703の場合、
加算器4からのアドレスが,スタートアドレス値が1の
ときの−1,−1,0,1,2や、スタートアドレス値
が10のときの−2,−1,0,1,2であれば、補正
することなく出力もしない。また、上記アドレスが,ス
タートアドレス値が703のときの701,702,7
03,704,705であれば、701,702,70
3,703,703に補正して出力する。
【0031】次いで、選択回路C53は、加算器4およ
びアドレス値補正回路52からの出力のうち、アドレス
値補正回路52からの出力を優先して選択して出力し、
該アドレス値補正回路52からの出力がなければ、加算
器4からの出力に切り替えて出力する(S11)。該選
択回路C53からの出力が生成されたアドレスとなる。
したがって、アドレス値補正部5では、加算器4で生成
されたアドレスを補正することによって、もう一方の画
像端を越えないようにすることが可能である。
【0032】なお、上記補正処理用しきい値設定回路A
31および補正処理用しきい値設定回路B51に設定さ
れるしきい値は、画像端となる画像データのアドレスに
応じて変更される。例えば、該しきい値は、水平方向の
フィルタ演算を行う場合、1ライン処理するごとに更新
されることになる。
【0033】また、上記のスタートアドレスからアドレ
スを生成する動作においては、補正処理用しきい値設定
回路A31および補正処理用しきい値設定回路B51
で、それぞれ下限側および上限側の画像端に対応するし
きい値を設定するものとしたが、減算演算の場合、下限
側と上限側を反対に設定して同様の効果を得ることがで
きる。したがって、一つのスタートアドレスに対し、生
成されたアドレス移動値を加算器4で繰り返し加算する
ことによって、フィルタ演算に必要なデータのアドレス
を連続的に生成することができる。
【0034】次に、スタートアドレスの更新について説
明する。まず、例えば記憶装置上に2次元的に格納され
た画像データに対して、1ライン目の端の画像データか
ら順次、水平方向の1次元のフィルタ演算を行うため
に、スタートアドレスを更新していく。
【0035】すなわち、制御部10は、選択回路B16
に、スタートアドレス初期値設定レジスタ15およびス
タートアドレス値格納レジスタ14からの出力のうち、
スタートアドレス値格納レジスタ14の出力を選択さ
せ、最初のスタートアドレス(スタートアドレス初期
値)を演算回路13に出力させる(S21)。
【0036】次いで、制御部10は、スタートアドレス
移動値制御回路12に指示して、スタートアドレス移動
値をスタートアドレス移動値設定回路11に設定させ
る。例えば、スタートアドレス初期値が10で、スター
トアドレス値として14を設定する場合、スタートアド
レス移動値として4を設定させる(S22)。
【0037】次いで、スタートアドレス移動値設定回路
11は、設定したスタートアドレス移動値を演算回路1
3に出力する(S23)。次いで、演算回路13は、ス
タートアドレス値格納レジスタ14からのスタートアド
レスに、スタートアドレス移動値設定回路11からのス
タートアドレス移動値を加算して、更新されたスタート
アドレスを出力する(S24)。次いで、スタートアド
レス値格納レジスタ14は、演算回路13からの更新さ
れたスタートアドレスを格納し、次のスタートアドレス
とする(S25)。ここで、該更新されたスタートアド
レスから、上記S3〜S11のようにして、アドレスが
生成される。
【0038】次いで、制御部10は、選択回路B16
に、スタートアドレス値格納レジスタ14の出力を選択
させ、上記S25の更新されたスタートアドレスを演算
回路13に出力させる。以降、上記S22〜S25を繰
り返すことによってスタートアドレスは更新される。こ
のとき、スタートアドレス初期値設定レジスタ15に
は、最初のスタートアドレス(スタートアドレス初期
値)が記憶されている。
【0039】次に、上述の水平方向のフィルタ演算を開
始した画像データから順次、垂直方向の1次元のフィル
タ演算を行うため、該水平方向のフィルタ演算開始時に
用いた最初のスタートアドレスを更新していく。すなわ
ち、制御部10は、選択回路B16に、スタートアドレ
ス初期値設定レジスタ15およびスタートアドレス値格
納レジスタ14からの出力のうち、スタートアドレス初
期値設定レジスタ15の出力を選択させ、スタートアド
レス初期値を演算回路13に出力させる(S31)。
【0040】次いで、制御部10は、上記S22と同様
にして、スタートアドレス移動値制御回路12に指示し
て、スタートアドレス移動値をスタートアドレス移動値
設定回路11に設定させる(S32)。次いで、スター
トアドレス移動値設定回路11は、上記S23と同様に
して、設定したスタートアドレス移動値を演算回路13
に出力する(S33)。次いで、演算回路13は、スタ
ートアドレス初期値設定レジスタ15からのスタートア
ドレス初期値に、スタートアドレス移動値設定回路11
からのスタートアドレス移動値を加算して出力する(S
34)。次いで、スタートアドレス値格納レジスタ14
は、演算回路13からの更新されたスタートアドレスを
格納し、次のスタートアドレスとする(S35)。ここ
で、該更新されたスタートアドレスから、上記S3〜S
11のようにして、アドレスが生成される。
【0041】次いで、制御部10は、選択回路B16
に、スタートアドレス値格納レジスタ14の出力を選択
させ、上記S35の更新されたスタートアドレスを演算
回路13に出力させる。以降、上記S32〜S35を繰
り返すことによってスタートアドレスは更新される。
【0042】したがって、スタートアドレス初期値を更
新して、水平方向のフィルタ演算を行った後、記憶され
ているスタートアドレス初期値を更新して、垂直方向の
フィルタ演算を行うことが可能である。
【0043】このように、実施の形態1によるアドレス
生成回路は、スタートアドレス値生成部で演算手段によ
って生成されたスタートアドレスと、アドレス移動値生
成部で生成されたアドレス移動値とを加算器で加算して
アドレスを生成する構成としたから、記憶装置上の指定
した画像データ(スタートアドレス)に対して、フィル
タ演算に必要なデータのアドレスを生成させることがで
きる。
【0044】また、上記加算器は、生成される複数のア
ドレスが一方の画像端のデータのアドレスを越えると判
断されるとき、生成されたアドレス移動値がアドレス移
動値補正部で補正されたアドレス移動値と、スタートア
ドレスとを加算してアドレスを生成し、アドレス値補正
部で、該アドレスがもう一方の画像端のデータのアドレ
スを越えないように補正してアドレスとして出力するも
のとしたから、画像端のフィルタ演算処理においても、
補完するデータを記憶装置上に格納する必要がなく、記
憶装置の容量を抑えることが可能である。
【0045】また、上記アドレス移動値補正部およびア
ドレス値補正部は、上記スタートアドレス値生成部の演
算手段における演算方法に応じて、判断対象とする一方
の画像端のデータのアドレスをもう一方のものに切り替
えるものとしたから、減算および加算のいずれの演算方
法にも対応できる。また、上記アドレス移動値生成部
は、フィルタのタップと同数のアドレス移動値を選択す
るカウンタを含むものとしたから、簡易な回路でアドレ
ス移動値を生成することができる。
【0046】また、上記スタートアドレス値生成部は、
生成したスタートアドレスを格納するレジスタとは別
に、最初に設定されたスタートアドレス初期値を記憶す
るレジスタを含むものとしたから、スタートアドレス初
期値を更新して、水平方向のフィルタ演算を行った後、
記憶されているスタートアドレス初期値を更新して、垂
直方向のフィルタ演算を行うことが可能である。
【0047】(実施の形態2)図3は実施の形態2によ
るアドレス生成回路の詳細な構成の一例を示すブロック
図である。図3において、図1および図2と同一符号は
同一または相当部分である。また、301は生成するア
ドレスの下限値あるいは上限値を設定するアドレス上下
限値設定回路Aである。302はスタートアドレス値格
納レジスタ14からのスタートアドレスと、アドレス上
下限値設定回路A301からの値との差を算出して、移
動値を補正するか否かを決定するための値とする比較回
路Aである。したがって、図3におけるデータアドレス
移動値補正回路32は、図2と異なり、比較回路A30
2からの値に基づいてデータアドレスの移動値を補正す
る。501はアドレス上下限値設定回路A301に対応
して、アドレスの上限値あるいは下限値を設定するアド
レス上下限値設定回路Bである。502は加算器4から
のアドレスが、アドレス上下限値設定回路Bの値を越え
ていないか比較する比較回路Bである。503は選択回
路C53からのアドレスを前アドレス値として格納する
前アドレス値格納レジスタである。また、図3における
選択回路C53は、比較回路B502からの出力に基づ
いて、加算器4からのアドレス,あるいは前アドレス値
格納レジスタ503の前アドレス値を選択する。
【0048】次に、本発明の実施の形態2によるアドレ
ス生成回路における動作を、図1および図3により説明
する。まず、スタートアドレスからアドレスを生成する
動作について説明する。制御部10は、スタートアドレ
ス値生成部1のスタートアドレス初期値設定レジスタ1
5およびスタートアドレス値格納レジスタ14に、最初
のスタートアドレス(スタートアドレス初期値)を設定
する。また、制御部10は、アドレス移動値生成部2
に、必要なタップ数のフィルタ演算のためのデータアド
レス移動値の出力を指示する。
【0049】次いで、スタートアドレス値生成部1にお
いて、スタートアドレス値格納レジスタ14は、設定さ
れたスタートアドレスを加算器4およびアドレス移動値
補正部3の比較回路Aに出力する。次いで、データアド
レス移動値制御回路24は、データアドレス移動値設定
回路21に必要なタップ数のフィルタ演算のためのデー
タアドレスの移動値を設定させる。
【0050】さらに、制御部10は、アドレス移動値補
正部3のアドレス上下限値設定回路A301に、一方の
画像端の値を設定する。例えば、水平方向の画素数が7
04で1列目を下限0〜上限703,2列目を下限70
4〜上限1407と、順次、水平方向のフィルタ演算を
行う場合、下限の値を設定するものとすると、1列目お
よび2列目のフィルタ演算において、それぞれ0および
704が設定されることになる。次いで、比較回路A3
02は、スタートアドレス値格納レジスタ14からのス
タートアドレスと、アドレス上下限値設定回路Aに設定
された値との差を算出して、移動値を補正するか否かを
決定するための値としてデータアドレス移動値補正回路
32に出力するとともに、補正するか否かの決定結果を
選択回路A33に出力する。例えば、スタートアドレス
値が705で、アドレス上下限値設定回路A301に設
定された下限値が704の場合、移動値が−1のとき7
05+(−1)=704となり下限値に相当するが、移
動値が−2以下のときアドレスは下限値を下回ることに
なる。すなわち、下限値(704)からスタートアドレ
ス(705)を引いて算出された値(−1)と同じ移動
値は、補正しなくても済み、該算出された値を下回る移
動値は補正される。
【0051】次いで、データアドレス移動値補正回路3
2は、データアドレス移動値設定回路21からのデータ
アドレス移動値を、比較回路A302からの算出された
値を参照し、必要であれば補正して出力する。例えば、
データアドレス移動値が−2,−1,0,1,2で、算
出された値が−1の場合、該データアドレス移動値を−
1,−1,0,1,2に補正して出力する。
【0052】次いで、選択回路A33は、比較回路A3
02からの決定結果に従って、データアドレス移動値設
定回路21あるいはデータアドレス移動値補正回路32
からの出力を選択して出力する。次いで、加算器4は、
スタートアドレス値格納レジスタ14からのスタートア
ドレスに、選択回路A33からのデータアドレス移動値
を加算することによってアドレスを生成する。例えば、
スタートアドレス値が705の場合、データアドレス移
動値は−1,−1,0,1,2に補正して出力されるの
で、アドレス値として704,704,705,70
6,707が生成される。
【0053】さらに、制御部10は、アドレス値補正部
5のアドレス上下限値設定回路B501に、もう一方の
画像端の値を設定させる。例えば、上記アドレス上下限
値設定回路A301で、上述のように、一方の画像端の
値として下限704が設定されたとき、上限1407が
設定されることになる。
【0054】次いで、比較回路B502は、加算器4か
らのアドレスが、アドレス上下限値設定回路B501の
値を越えていないか比較して、比較結果を出力する。次
いで、選択回路C53は、比較回路B502からの比較
結果に基づいて、アドレス上下限値設定回路B501の
値を越えていなければ、加算器4からのアドレスを選択
し、該アドレスをアドレスとして出力するとともに、前
アドレス値格納レジスタ503に格納し、越えていれ
ば、前アドレス値格納レジスタ503の前アドレス値を
選択して、アドレスとして出力する。
【0055】該アドレス値補正部5における動作を具体
的な数値例を挙げて説明すると、スタートアドレス値が
1406で、アドレス下限値が704のとき、設定され
るデータアドレス移動値が−2,−1,0,1,2であ
ればアドレス移動値補正部3では補正されないので、加
算器4から出力されるアドレス値は、1404,140
5,1406,1407,1408となる。加算器4か
らアドレス値1407が出力されるとき、該アドレス値
1407はアドレス上下限設定回路B501に設定され
た上限値1407を越えていないので、この結果を比較
回路B502は選択回路C53に出力する。選択回路C
53は、該結果を受けて、加算器4からのアドレス値1
407を選択して、アドレスとして出力するとともに、
前アドレス値格納レジスタ503に格納する。続いて、
加算器4からアドレス値1408が出力されるとき、該
アドレス値1408はアドレス上下限設定回路B501
に設定された上限値1407を越えるので、この結果を
比較回路B502は選択回路C53に出力する。選択回
路C53は、該結果を受けて、前アドレス値格納レジス
タ503に格納された前アドレス値1407を選択し
て、アドレスとして出力する。
【0056】また、スタートアドレスの更新の動作につ
いては、上記実施の形態1と全く同様にして、上記S2
1〜S25およびS31〜S35を繰り返すことによっ
て、スタートアドレス初期値を更新して、水平方向のフ
ィルタ演算を行った後、記憶されているスタートアドレ
ス初期値を更新して、垂直方向のフィルタ演算を行うこ
とが可能である。
【0057】ここで、スタートアドレス値生成部1の演
算回路13は、記憶装置上に2次元的に格納された画像
データに対し、水平方向に左から右に、垂直方向に上か
ら下にスタートアドレスを移動させるようにスタートア
ドレスが大きくなる演算、及び、水平方向に右から左
に、垂直方向に下から上にスタートアドレスを移動させ
るようにスタートアドレスが小さくなる演算を切り替え
ることができる。したがって、スタートアドレス値格納
レジスタ14では、演算回路13での演算に応じて、ス
タートアドレスが大きくなるように、あるいは小さくな
るように更新される。
【0058】なお、上記のスタートアドレスからアドレ
スを生成する動作においては、アドレス上下限値設定回
路A301およびアドレス上下限値設定回路B501
で、それぞれ画像端の下限値および上限値を設定するも
のとしたが、スタートアドレス値生成部1の演算回路1
3での演算方法が減算(スタートアドレスを小さくする
演算)の場合、下限値と上限値を反対に設定すれば、同
様の効果を得ることができる。したがって、水平方向あ
るいは垂直方向の任意の方向にスタートアドレスを移動
させ、画像端のフィルタ演算も含めて、フィルタ演算に
必要なデータのアドレスを連続的に生成することができ
る。
【0059】このように、実施の形態2によるアドレス
生成回路は、スタートアドレス値生成部で演算手段によ
って生成されたスタートアドレスと、アドレス移動値生
成部で生成されたアドレス移動値とを加算器で加算して
アドレスを生成する構成としたから、記憶装置上の指定
した画像データ(スタートアドレス)に対して、フィル
タ演算に必要なデータのアドレスを生成させることがで
きる。
【0060】また、上記加算器は、生成される複数のア
ドレスが一方の画像端のデータのアドレスを越えると判
断されるとき、生成されたアドレス移動値がアドレス移
動値補正部で補正されたアドレス移動値と、スタートア
ドレスとを加算してアドレスを生成し、アドレス値補正
部で、該アドレスがもう一方の画像端のデータのアドレ
スを越えないように補正してアドレスとして出力するも
のとしたから、画像端のフィルタ演算においても、補完
するデータを記憶装置上に格納する必要がなく、記憶装
置の容量を抑えることが可能である。
【0061】また、上記アドレス移動値補正部およびア
ドレス値補正部は、上記スタートアドレス値生成部の演
算手段における演算方法に応じて、判断対象とする一方
の画像端のデータのアドレスをもう一方のものに切り替
えるものとしたから、減算および加算のいずれの演算方
法にも対応できる。
【0062】また、上記スタートアドレス値生成部は、
生成したスタートアドレスを格納するレジスタとは別
に、最初に設定されたスタートアドレス初期値を記憶す
るレジスタを含むものとしたから、スタートアドレス初
期値を更新して、水平方向のフィルタ演算を行った後、
記憶されているスタートアドレス初期値を更新して、垂
直方向のフィルタ演算を行うことが可能である。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1)によ
れば、スタートアドレス値生成部で演算手段によって生
成されたスタートアドレスと、アドレス移動値生成部で
生成されたアドレス移動値とを加算器で加算してアドレ
スを生成する構成としたから、記憶装置上の指定した画
像データ(スタートアドレス)に対して、フィルタ演算
に必要なデータのアドレスを生成させることができる効
果がある。
【0064】また、本発明(請求項2)によれば、請求
項1に記載のアドレス生成回路において、上記加算器
は、生成される複数のアドレスが一方の画像端のデータ
のアドレスを越えると判断されるとき、生成されたアド
レス移動値がアドレス移動値補正部で補正されたアドレ
ス移動値と、スタートアドレスとを加算してアドレスを
生成し、アドレス値補正部で、該アドレスがもう一方の
画像端のデータのアドレスを越えないように補正してア
ドレスとして出力するものとしたから、画像端のフィル
タ演算処理においても、補完するデータを記憶装置上に
格納する必要がなく、記憶装置の容量を抑えることがで
きる効果がある。
【0065】また、本発明(請求項3)によれば、請求
項1に記載のアドレス生成回路において、上記アドレス
移動値補正部およびアドレス値補正部は、上記スタート
アドレス値生成部の演算手段における演算方法に応じ
て、判断対象とする一方の画像端のデータのアドレスを
もう一方のものに切り替えるものとしたから、減算およ
び加算のいずれの演算方法にも対応できる効果がある。
【0066】また、本発明(請求項4)によれば、請求
項1に記載のアドレス生成回路において、上記アドレス
移動値生成部は、フィルタのタップと同数のアドレス移
動値を選択するカウンタを含むものとしたから、簡易な
回路でアドレス移動値を生成することができる。
【0067】また、本発明(請求項5)によれば、請求
項1に記載のアドレス生成回路において、上記スタート
アドレス値生成部は、生成したスタートアドレスを格納
するレジスタとは別に、最初に設定されたスタートアド
レス初期値を記憶するレジスタを含むものとしたから、
スタートアドレス初期値を更新して、水平方向のフィル
タ演算を行った後、記憶されているスタートアドレス初
期値を更新して、垂直方向のフィルタ演算を行うことが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるアドレス生成回路の
基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるアドレス生成回路
の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるアドレス生成回路
の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】従来のアドレス生成回路の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】 1 スタートアドレス値生成部 2 アドレス移動値生成部 3 アドレス移動値補正部 4 加算器 5 アドレス値補正部 10 制御部 11 スタートアドレス移動値設定回路 12 スタートアドレス移動値制御回路 13 演算回路 14 スタートアドレス値格納レジスタ 15 スタートアドレス初期値設定レジスタ 16 選択回路B 21 データアドレス移動値設定回路 22 レジスタ回路 23 選択回路D 24 データアドレス移動値制御回路 25 カウンタ 31 補正処理用しきい値設定回路A 32 データアドレス移動値補正回路 33 選択回路A 51 補正処理用しきい値設定回路B 52 アドレス値補正回路 53 選択回路C 301 アドレス上下限値設定回路A 302 比較回路A 501 アドレス上下限値設定回路B 502 比較回路B 503 前アドレス値格納レジスタ 701 第1のアドレスレジスタ 702 第2のアドレスレジスタ 703 選択回路 704 加算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元的に格納されている画像データに
    対する1次元のフィルタ演算に用いるデータのアドレス
    を生成するアドレス生成回路において、 一つ以上の演算手段によりスタートアドレスを生成する
    スタートアドレス値生成部と、 生成されたスタートアドレスに加算することによって新
    たな複数のアドレスを生成する,複数のアドレス移動値
    を生成するアドレス移動値生成部と、 スタートアドレスと、各アドレス移動値とを加算して、
    複数のアドレスとして出力する加算器とを備えたことを
    特徴とするアドレス生成回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアドレス生成回路にお
    いて、 スタートアドレスおよび一方の画像端のデータのアドレ
    スに基づいて、生成される複数のアドレスが一方の画像
    端のデータのアドレスを越えると判断されるとき、生成
    されたアドレス移動値を補正するアドレス移動値補正部
    と、 上記加算器から出力されるアドレスが、もう一方の画像
    端のデータのアドレスを越えないように、該加算器から
    のアドレスを補正して、生成されたアドレスとして出力
    するアドレス値補正部とをさらに備え、 上記加算器は、上記アドレス移動値補正部で生成された
    アドレス移動値が補正されたとき、生成されたアドレス
    移動値に替えて、補正されたアドレス移動値をスタート
    アドレスと加算するものとしたことを特徴とするアドレ
    ス生成回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のアドレス生成回路にお
    いて、 上記アドレス移動値補正部およびアドレス値補正部は、
    上記スタートアドレス値生成部の演算手段における演算
    方法に応じて、判断対象とする一方の画像端のデータの
    アドレスをもう一方のものに切り替えるものであること
    を特徴とするアドレス生成回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のアドレス生成回路にお
    いて、 上記アドレス移動値生成部は、フィルタのタップと同数
    のアドレス移動値を選択するカウンタを含むことを特徴
    とするアドレス生成回路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のアドレス生成回路にお
    いて、 上記スタートアドレス値生成部は、生成したスタートア
    ドレスを格納するレジスタとは別に、最初に設定された
    スタートアドレス初期値を記憶するレジスタを含むこと
    を特徴とするアドレス生成回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002215388A (ja) * 2001-01-19 2002-08-02 Sony Corp アドレス生成装置
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