JP2000148412A - ディスク記録再生システム - Google Patents

ディスク記録再生システム

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JP2000148412A
JP2000148412A JP10326400A JP32640098A JP2000148412A JP 2000148412 A JP2000148412 A JP 2000148412A JP 10326400 A JP10326400 A JP 10326400A JP 32640098 A JP32640098 A JP 32640098A JP 2000148412 A JP2000148412 A JP 2000148412A
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JP10326400A
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Yuji Kitamura
裕司 北村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの読み込み時に行なう交代処理がディ
スクの物理的なフォーマットで規定されていないディス
クに対する交代処理に関わる制御を、上位装置から最小
限のコントロールで行なえるようにする。 【解決手段】 上位装置1のCPU10は、CD−RW
ディスク30がCD−RWドライブ2内に挿入される
と、RAM11内のCD−RW用デバイスドライバに基
づく制御により、CD−RWドライブ2を介してCD−
RWディスク30上の交代処理情報を読み取り、その交
代処理情報のインタフェイスコマンドを発行してCD−
RWドライブ2へ報告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ,ワークステーション等の上位装置と、CD−
RW記録再生装置等のディスク記録再生ドライブと、C
D−RWディスク等の書き換え可能な記録再生用のディ
スクと、当該上位装置に格納されたファイルシステムド
ライバを含めたデバイスドライバ手段で構成されるCD
−RWドライブシステム等のディスク記録再生システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク記録再生装置において、
例えばCD−RW記録再生装置では、CD−RWディス
クの書き換えによる劣化への対処として交代処理があ
る。この交代処理については、ハードディスクやMO等
のメディアでは物理的なディスク上のフォーマットで規
定されているのに対して、CD−RW記録再生装置では
ファイルシステムで規定されている。
【0003】したがって、ハードディスクやMO等のメ
ディアの記録再生装置では、メディアに対する交代処理
を直接コントロールできるので、デバイスドライバが格
納された上位装置では交代処理に関する処理が不要にな
るのに対し、CD−RW記録再生装置においては、上位
装置に格納されたファイルシステムドライバを含めたデ
バイスドライバで交代処理をコントロールするものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように上位装置に格納されたデバイスドライバによって
CD−RW記録再生装置によるディスクへの交代処理を
行なうと、上位装置及び上位装置とCD−RWドライブ
のインタフェイスへの負担が多くなり、システムのディ
スクに対するデータの読み書きのパフォーマンスが低下
するという問題があった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、データの読み込み時に行なう交代処理がディス
クの物理的なフォーマットで規定されていないディスク
に対する交代処理に関わる制御を、上位装置から最小限
のコントロールで行なえるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、CD−RWディスク等の書き換え可能な
ディスクに対するデータの記録及び再生を行なうディス
ク記録再生ドライブと、そのディスク記録再生ドライブ
による上記ディスクに対するデータの記録及び再生のフ
ァイルシステムを管理するディスク記録再生ドライブ用
デバイスドライバ手段を備えた上位装置とを接続してな
るディスク記録再生システムにおいて、上記ディスク記
録再生ドライブ用デバイスドライバ手段に、上記ディス
ク記録再生ドライブに装着されたディスクから読み取っ
た交代領域管理テーブルに関する交代処理情報を上記デ
ィスク記録再生ドライブとのインタフェイスコマンドと
して上記ディスク記録再生ドライブへ報告する交代処理
情報報告手段を設けたものである。
【0007】また、上記のようなディスク記録再生シス
テムにおいて、上記ディスク記録再生ドライブに、上記
上位装置から報告された交代処理情報に基づいて前記デ
ィスクから交代領域管理テーブルを読み込み、該交代領
域管理テーブルを保持する交代領域管理テーブル保持手
段を設けるとよい。
【0008】さらに、上記のようなディスク記録再生シ
ステムにおいて、上記ディスク記録再生ドライブに、上
記ディスクからのデータ読み取り時、上記ディスクの劣
化の有無を判断し、劣化有りと判断したときには、上記
交代領域管理テーブル保持手段に保持された交代領域管
理テーブルに基づいて上記ディスク上の交代領域に交代
処理を行ない、該交代処理に基づいて上記交代領域管理
テーブル保持手段に保持された交代領域管理テーブルを
更新する交代領域管理テーブル更新手段を設けるとよ
い。
【0009】また、上記のようなディスク記録再生シス
テムにおいて、上記ディスク記録再生ドライブに、上記
ディスク記録再生ドライブ用デバイスドライバ手段から
データの書き込み又は読み込みのインタフェイスコマン
ドが発行されたとき、上記交代領域管理テーブル保持手
段に保持された交代領域管理テーブルに基づいてアドレ
ス変換を行ない、上記ディスクに対するデータの書き込
み又は読み込みを行なうデータ書込・読込制御手段を設
けるとよい。
【0010】さらに、上記のようなディスク記録再生シ
ステムにおいて、上記ディスク記録再生ドライブに、上
記ディスクの排出時、上記交代領域管理テーブル保持手
段に保持された最新の交代領域管理テーブルを上記ディ
スクに書き込む最新交代領域管理テーブル書込制御手段
を設けるとよい。
【0011】また、上記のようなディスク記録再生シス
テムにおいて、上記ディスク記録再生ドライブに、上記
ディスク上の交代領域に空き領域が無くなったとき、上
記ディスク記録再生ドライブ用デバイスドライバ手段か
らのデータの読み込みのインタフェイスコマンドに対し
て交代領域に空き領域がなくなった旨のエラーコードと
共にエラー終了を報告するエラー終了報告手段を設ける
とよい。
【0012】さらに、上記のようなディスク記録再生シ
ステムにおいて、上記ディスク記録再生ドライブに、上
記ディスク上の交代領域に空き領域がなくなったとき、
上記交代領域管理テーブル保持手段に保持された最新の
交代領域管理テーブルを上記ディスクに書き込む手段を
設けるとよい。
【0013】また、上記のようなディスク記録再生シス
テムにおいて、上記ディスク記録再生ドライブ用デバイ
スドライバ手段に、上記エラー終了報告手段によって報
告されたエラーコードを検知したとき、上記ディスク記
録再生ドライブに最新の交代処理情報を問い合わせるイ
ンタフェイスコマンドを発行する最新交代処理情報問合
手段を設け、上記ディスク記録再生ドライブに、上記デ
ィスク記録再生ドライブ用デバイスドライバ手段から発
行された最新の交代処理情報を問い合わせるインタフェ
イスコマンドを検知したとき、上記交代領域管理テーブ
ル保持手段に保持された最新の交代領域管理テーブルに
関する交代処理情報を前記ディスク記録再生ドライブ用
デバイスドライバ手段へ報告する最新交代処理情報報告
手段を設けるとよい。
【0014】さらに、上記のようなディスク記録再生シ
ステムにおいて、上記ディスク記録再生ドライブ用デバ
イスドライバ手段に、上記最新交代処理情報報告手段に
よって報告された最新の交代処理情報を受け取った後、
その最新の交代処理情報と上記ファイルシステムに基づ
いて上記ディスクの交代処理情報を再構築する交代処理
情報再構築手段を設けるとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態であるディスク記録再生システムの構成を示す
ブロック図である。
【0016】このディスク記録再生システムは、パーソ
ナルコンピュータ,ワークステーション等の上位装置1
と、ディスク記録再生ドライブであるCD−RWドライ
ブ2と、ハードディスク装置3とからなり、CD−RW
ディスク30に対するデータの記録及び再生を行なうシ
ステムである。
【0017】上位装置1は、マイクロコンピュータによ
って実現され、CPU10,RAM11,及び各種の入
出力装置12等を有し、それらはバス13によって互い
にデータをやり取り可能に接続されている。また、イン
タフェイスバス14を介してCD−RWドライブ2とデ
ータのやり取りを可能に接続し、さらに、インタフェイ
スバス15を介してハードディスク装置3とデータのや
り取りを可能に接続している。
【0018】CPU10は、内部に設けたROMに格納
された制御プログラムに基づいて、この上位装置1の全
体の制御処理を司り、RAM11に格納されたCD−R
W用デバイスドライバ(ディスク記録再生ドライブ用デ
バイスドライバ手段)に基づいてこの発明に関わる交代
処理等の各種の処理を行なう。
【0019】RAM11は、CPU10が実行するCD
−RW用デバイスドライバとCD−RWディスク30の
交代領域管理テーブルに関する交代処理情報を格納し、
各種の作業領域として使用されるメモリである。各入出
力装置12は、キーボード,マウス,プリンタ等であ
る。
【0020】CD−RWドライブ2も、マイクロコンピ
ュータによって実現され、CPU20,ROM21,R
AM22,及び書込読込部23等を備えており、それら
はバス24によってデータのやり取りが可能に接続され
ている。
【0021】CPU20は、ROM21に格納された制
御プログラムによってこのドライブ全体の制御を司り、
この発明に関わる各種の処理を実行する。ROM21
は、CPU20が実行する各種の制御プログラムを格納
したメモリである。RAM22は、上位装置1から報告
された交代処理情報に基づいてCD−RWディスク30
から読み出した交代領域管理テーブルを保持すると共
に、作業領域として使用されるメモリである。
【0022】書込読込部23は、CD−RWディスク3
0を所定速度で回転させるスピンドルモータ,データ読
み書き時に所定のレーザパワーでレーザ光を照射する光
ピックアップ,及びそれらの駆動制御やデータ信号の送
受信の制御を行なう機能部を備えており、CD−RWデ
ィスク30に対する通常のデータの書き込み及び読み込
みと共に、この発明に関わる交代処理情報,交代処理,
交代領域管理テーブル等のデータの書き込み及び読み込
みを行なう。
【0023】CD−RWディスク30は、CD−RWド
ライブ2に着脱可能であり、データの書き換えが可能な
記録再生用ディスクである。ハードディスク装置3は、
上位装置1が利用する各種のデータを着脱不可能な記録
再生用ディスクに記憶する比較的大容量の記憶装置であ
る。
【0024】すなわち、上記CD−RWドライブ2が、
CD−RWディスク等の書き換え可能なディスクに対す
るデータの記録及び再生を行なうディスク記録再生ドラ
イブに相当し、上記上位装置1のCPU10とRAM1
1が、ディスク記録再生ドライブによるディスクに対す
るデータの記録及び再生のファイルシステムを管理する
ディスク記録再生ドライブ用デバイスドライバ手段に相
当する。
【0025】さらに、上位装置1のCPU10とRAM
11が、ディスク記録再生ドライブに装着されたディス
クから読み取った交代領域管理テーブルに関する交代処
理情報をディスク記録再生ドライブとのインタフェイス
コマンドとしてディスク記録再生ドライブへ報告する交
代処理情報報告手段の機能を果たす。
【0026】また、上記CD−RWドライブ2のCPU
20とRAM22と書込読込部23が、上位装置から報
告された交代処理情報に基づいてディスクから交代領域
管理テーブルを読み込み、その交代領域管理テーブルを
保持する交代領域管理テーブル保持手段の機能を果た
す。
【0027】さらに、上記CD−RWドライブ2のCP
U20とROM21とRAM22が、ディスクからのデ
ータ読み取り時、ディスクの劣化の有無を判断し、劣化
有りと判断したときには、上記交代領域管理テーブル保
持手段に保持された交代領域管理テーブルに基づいてデ
ィスク上の交代領域に交代処理を行ない、その交代処理
に基づいて上記交代領域管理テーブル保持手段に保持さ
れた交代領域管理テーブルを更新する交代領域管理テー
ブル更新手段の機能を果たす。
【0028】さらに、上記CD−RWドライブ2のCP
U20とROM21とRAM22と書込読込部23が、
上記ディスク記録再生ドライブ用デバイスドライバ手段
からデータの書き込み又は読み込みのインタフェイスコ
マンドが発行されたとき、上記交代領域管理テーブル保
持手段に保持された交代領域管理テーブルに基づいてア
ドレス変換を行ない、ディスクに対するデータの書き込
み又は読み込みを行なうデータ書込・読込制御手段の機
能を果たす。
【0029】また、上記CD−RWドライブ2のCPU
20とROM21とRAM22と書込読込部23が、デ
ィスクの排出時、上記交代領域管理テーブル保持手段に
保持された最新の交代領域管理テーブルをディスクに書
き込む最新交代領域管理テーブル書込制御手段の機能を
果たす。
【0030】さらに、上記CD−RWドライブ2のCP
U20とROM21が、ディスク上の交代領域に空き領
域が無くなったとき、上記ディスク記録再生ドライブ用
デバイスドライバ手段からのデータの読み込みのインタ
フェイスコマンドに対して交代領域に空き領域がなくな
った旨のエラーコードと共にエラー終了を報告するエラ
ー終了報告手段の機能を果たす。
【0031】また、上記CD−RWドライブ2のCPU
20とROM21とRAM22と書込読込部23が、デ
ィスク上の交代領域に空き領域がなくなったとき、上記
交代領域管理テーブル保持手段に保持された最新の交代
領域管理テーブルをディスクに書き込む手段の機能を果
たす。
【0032】さらに、上記上位装置1のCPU10とR
AM22が、上記エラー終了報告手段によって報告され
たエラーコードを検知したとき、上記ディスク記録再生
ドライブに最新の交代処理情報を問い合わせるインタフ
ェイスコマンドを発行する最新交代処理情報問合手段の
機能を果たす。
【0033】さらにまた、上記CD−RWドライブ2の
CPU20とROM21とRAM22が、上記ディスク
記録再生ドライブ用デバイスドライバ手段から発行され
た最新の交代処理情報を問い合わせるインタフェイスコ
マンドを検知したとき、上記交代領域管理テーブル保持
手段に保持された最新の交代領域管理テーブルに関する
交代処理情報を上記ディスク記録再生ドライブ用デバイ
スドライバ手段へ報告する最新交代処理情報報告手段の
機能を果たす。
【0034】そして、上記上位装置1のCPU10とR
AM11が、上記最新交代処理情報報告手段によって報
告された最新の交代処理情報を受け取った後、その交代
処理情報と上記ファイルシステムに基づいてディスクの
交代処理情報を再構築する交代処理情報再構築手段の機
能を果たす。
【0035】次に、このディスク記録再生システムにお
けるこの発明に関わる処理について説明する。
【0036】まず、このディスク記録再生システムにお
けるCD−RWディスク30に対する交代処理を規定す
るファイルシステムは、例えば、ユニバーサルディスク
ファイルシステム(Universal DiskFi
le system:UDF)の場合、図2に示すよう
に、ファイルシステム管理領域40,交代処理管理テー
ブル(交代領域管理テーブル)41,実際の交代領域4
2,及びユーザデータ領域43を持ち、当該ファイルシ
ステムでフォーマットされたCD−RWディスク30
は、上記交代処理管理テーブル41と交代領域42を持
つ。
【0037】(1)このディスク記録再生システムにお
ける交代処理情報報告処理(この発明の請求項1に関わ
る処理)の説明
【0038】CD−RWディスク30がCD−RWドラ
イブ2内に挿入されると、上位装置1のCPU10は、
RAM11内のCD−RW用デバイスドライバに基づく
制御により、CD−RWドライブ2を介してCD−RW
ディスク30上の所定領域、すなわち、図2に示した交
代処理管理テーブル41の開始位置と長さとからなる交
代処理情報を読み取り、それをRAM11に格納する。
【0039】そして、CD−RW用デバイスドライバに
基づく制御により、RAM11内の交代処理情報に基づ
いて図3に示すようなディスク30の交代処理情報のイ
ンタフェイスコマンドを発行し、それをCD−RWドラ
イブ2へ報告する。
【0040】図3は、上記交代処理情報のインタフェイ
スコマンドのフォーマット例を示す図である。ここで
は、SCSIインタフェイスコマンドの例を示す。この
インタフェイスコマンドは、パラメータリスト(Par
ameter List)50の交代処理管理テーブル
論理ブロックアドレス(LogicalBlock A
ddress of Alternating tab
le)51が上記交代処理管理テーブル41の開始位置
を示し、交代処理管理テーブルブロックナンバ(Num
ber of Blocks of Alternat
ing table)52が上記交代処理管理テーブル
41の長さを示す。
【0041】このようにして、上位装置1のCD−RW
ドライブ用デバイスドライバの制御によってCD−RW
ディスク30から読み取った交代処理管理テーブルに関
する情報(交代処理情報)を、上位装置1とCD−RW
ドライブ2のインタフェイスコマンドとしてCD−RW
ドライブ2に報告する手段を備えているので、CD−R
Wドライブ2が自らCD−RWディスク30の交代処理
管理テーブルの内容を実際に読み出すことができる。し
たがって、上位装置1の処理負担を軽減することがで
き、CD−RWディスク30に対するデータの読み書き
のパフォーマンスを向上させることができる。
【0042】(2)このディスク記録再生システムにお
ける交代処理管理テーブル保持処理(この発明の請求項
2に関わる処理)の説明
【0043】CD−RWドライブ2のCPU20は、上
位装置1から図3に示すような交代処理情報のインタフ
ェイスコマンドの報告を受けると、そのインタフェイス
コマンドのパラメータリスト50の交代処理管理テーブ
ル論理ブロックアドレス51と交代処理管理テーブルブ
ロックナンバ(以上、交代処理情報)に基づいて、CD
−RWディスク30から図2に示した交代処理管理テー
ブル41を読み込み、その内容をRAM22に保持す
る。
【0044】図4は、上記交代処理管理テーブル41の
データの詳細なフォーマットを示す図である。交代処理
管理テーブル41のデータは、8バイトづつが一組とし
て構成されており、それぞれの組で上位4バイトが交代
元アドレスを示し、下位4バイトが交代先アドレスを示
している。
【0045】その交代先アドレス、つまり、図2に示し
た交代領域42はフォーマット時に決まっているので、
すべての組の交代先アドレスには既に交代領域のアドレ
スが記録されている。そして、交代処理が発生する毎に
交代元アドレスが記録されていき、交代先アドレスが未
使用の場合は、交代元のアドレス「FFFFh」が記録
される。
【0046】また、図4に示したフォーマット例では、
二組の交代処理が発生済であり、アドレス「2000
h」の交代先としてアドレス「1000h」が使用さ
れ、アドレス「2100h」の交代先アドレスとして
「1001h」が使用されている。
【0047】このようにして、上位装置1からインタフ
ェイスコマンドとしてCD−RWドライブ2に報告した
交代処理情報を、CD−RWドライブ2がドライブ内に
保持する手段を備えているので、CD−RWドライブ2
が単独でもCD−RWディスク30の交代処理情報を管
理することができる。したがって、上位装置1の処理負
担を軽減することができ、CD−RWディスク30に対
するデータの読み書きのパフォーマンスを向上させるこ
とができる。
【0048】(3)このディスク記録再生システムにお
ける交代処理管理テーブル更新処理(この発明の請求項
3に関わる処理)の説明。
【0049】CD−RWドライブ2のCPU20は、C
D−RWディスク30からのデータの読み取り時、その
CD−RWディスク30の劣化の有無を判断し、劣化有
りと判断したら、RAM22に保持された交代処理管理
テーブルに基づいてCD−RWディスク30上の交代領
域42に交代処理を実行し、その交代処理に基づいてR
AM22に保持された交代処理管理テーブルの内容を更
新する。
【0050】例えば、上位装置1のCPU10がCD−
RW用デバイスドライバに基づく制御により、CD−R
Wドライブ2へCD−RWディスク30のアドレス「2
200h」のデータの読み込みのインタフェイスコマン
ドを発行すると、CD−RWドライブ2のCPU20
は、CD−RWディスク30のアドレス「2200h」
のデータを読み込むとき、アドレス「2200h」の部
分が劣化しているか否かを判断する。
【0051】そして、劣化していると判断したら、RA
M22内の交代処理管理テーブルに基づいて、例えば、
交代領域内の未使用のブロックであるアドレス「100
2h」に、アドレス「2200h」のデータを複写して
書き込んで交代処理し、RAM22内に保持した図3に
示すような交代処理管理テーブルを図4に示すような内
容に更新する。
【0052】すなわち、上記交代処理によって図4に示
した交代処理管理テーブルのオフセット値16〜19の
交代元アドレス3のアドレス「FFFFh」をアドレス
「2200h」に更新して、図5に示すような内容の交
代処理管理テーブルに更新する。
【0053】このようにして、CD−RWドライブ2
が、CD−RWディスク30からのデータ読み取り時、
ディスクの劣化を自動的に判断し、ドライブ内に保持し
た交代処理情報に基づいて自動的に交代処理を行ない、
ドライブ内に保持した交代処理情報を自動的に更新する
手段を備えているので、交代処理情報の更新に関して、
上位装置1、及び上位装置1とCD−RWドライブ2と
のインタフェイスに負荷がかからない。したがって、上
位装置1の処理負担を軽減することができ、CD−RW
ディスク30に対するデータの読み書きのパフォーマン
スを向上させることができる。
【0054】(4)このディスク記録再生システムにお
けるデータ書込・読込処理(この発明の請求項4に関わ
る処理)の説明
【0055】上位装置1のCPU10は、RAM11内
のCD−RW用デバイスドライバに基づく制御により、
CD−RWドライブ2へCD−RWディスク30に対す
るデータの書き込み又は読み込みのインタフェイスコマ
ンドを発行する。
【0056】CD−RWドライブ2のCPU20は、上
位装置1からCD−RWディスク30に対するデータの
書き込み又は読み込みのインタフェイスコマンドを受け
取ると、RAM22内の交代処理管理テーブルに基づい
て上記インタフェイスコマンドによって指示された書込
先又は読込先のアドレスを変換し、そのアドレスに基づ
いてCD−RWディスク30に対するデータの書き込み
又は読み込みを行なう。
【0057】例えば、上位装置1がCD−RW用デバイ
スドライバによる制御により、CD−RWドライブ2へ
CD−RWディスク30のアドレス「2000h」に対
してデータの書き込み、またはデータの読み込みのイン
タフェイスコマンドを発行したとき、CD−RWドライ
ブ2のCPU20は、RAM22内の交代処理管理テー
ブル(例えば、図5に示した交代処理管理テーブル)の
内容を参照し、インタフェイスコマンド中のアドレス
「2000h」に該当するアドレスを検索する。
【0058】そして、交代処理管理テーブルの「200
0h」(交代元アドレス1)に対するアドレス「100
0h」(交代先アドレス1)に変換し、CD−RWディ
スク30のアドレス「1000h」に対してデータの書
き込み、または読み込みを行なう。
【0059】このようにして、上位装置1のCD−RW
ドライブ用デバイスドライバの制御によるCD−RWデ
ィスク30へのデータの書き込み又は読み込みのインタ
フェイスコマンドが発行された時、CD−RWドライブ
2が、ドライブ内に保持した交代処理情報に基づいて書
込先又は読込先のアドレス変換を行ない、CD−RWデ
ィスク30にデータを書き込みまたはCD−RWディス
ク30からデータを読み込む手段を備えているので、既
に交代処理が行なわれているアドレスへのアクセスに関
して、上位装置1及び上位装置1とCD−RWドライブ
2とのインタフェイスに負荷がかからない。したがっ
て、上位装置1の処理負担を軽減することができ、CD
−RWディスク30に対するデータの読み書きのパフォ
ーマンスを向上させることができる。
【0060】(5)このディスク記録再生システムにお
ける最新交代処理管理テーブル書き込み制御処理(この
発明の請求項5に関わる処理)の説明
【0061】CD−RWドライブ2のCPU20は、C
D−RWディスク30の排出時、RAM22に保持され
た最新の交代処理管理テーブルをCD−RWディスク3
0に書き込む。
【0062】例えば、図5に示した交代処理管理テーブ
ルが最新のものの場合、CD−RWディスク30上の図
4に示した交代処理管理テーブルに図5に示した交代処
理管理テーブルの内容を上書きで複写して書き込み、C
D−RWディスク30上の交代処理管理テーブルを最新
のものに更新する。
【0063】このようにして、CD−RWドライブ2
は、CD−RWディスク30の排出時、ドライブ内に保
持した最新の交代処理情報をCD−RWディスク30に
書き込む手段を備えているので、当該CD−RWディス
ク30がドライブ内に再挿入されたときに、交代処理情
報を正しく読み取ることができる。
【0064】(6)このディスク記録再生システムにお
けるエラー終了報告処理(この発明の請求項6に関わる
処理)の説明
【0065】CD−RWドライブ2のCPU20は、C
D−RWディスク30を継続して使用しているうちに、
上位装置1のCD−RW用デバイスドライバの制御によ
るCD−RWドライブ2へのデータの読み込みのインタ
フェイスコマンドを受け取り、交代処理を行なった結
果、CD−RWディスク30上の交代領域42に空き領
域が無くなったとき、上記インタフェイスコマンドに対
してCD−RWディスク30上の交代領域42に空き領
域が無くなった旨のエラーコードと共にエラー終了を報
告する。
【0066】例えば、上位装置1のCPU10がCD−
RW用デバイスドライバの制御によって、CD−RWド
ライブ2へCD−RWディスク30のアドレス「100
00h」に対してデータの読み込みのインタフェイスコ
マンドを発行する。
【0067】CD−RWドライブ2のCPU20は、上
記インタフェイスコマンドに基づいて、上記(4)に示
したデータ書込及び読込処理動作によって交代処理を行
ない、その交代処理の結果、交代領域42に空き領域が
なくなった場合、例えば、図6に示す交代処理管理テー
ブルのように、オフセット値N−7〜N迄が埋まり、全
ての交代元アドレス、交代先アドレスの組み合わせが使
用されていた場合、上位装置1から発行されたデータ読
み込みインタフェイスコマンドに対して、「交代領域に
空き領域がなくなった」旨のエラーコードをセットした
エラー終了を報告する。
【0068】このようにして、CD−RWドライブ2
は、CD−RWディスク30上の交代領域に空き領域が
なくなった時、上位装置1のCD−RWドライブ用デバ
イスドライバの制御によるインタフェイスコマンドに対
して、交代領域に空き領域がなくなった旨のエラーコー
ドと共にエラー終了を報告する手段を備えているので、
上位装置1はCD−RWドライブ用デバイスドライバの
制御に基づいて交代領域に空き領域がなくなったCD−
RWディスク30に対して別処理を施すことができる。
【0069】(7)このディスク記録再生システムにお
ける最新交代処理管理テーブルをCD−RWディスク3
0に書き込む処理(この発明の請求項7に関わる処理)
の説明
【0070】CD−RWドライブ2のCPU20は、上
記(6)に示したエラー終了報告処理を行なった後、R
AM22に保持された最新の交代処理管理テーブルをC
D−RWディスク30に書き込む。
【0071】例えば、図6に示した交代処理管理テーブ
ルのように、全ての交代元アドレス,交代先アドレスの
組み合わせが使用されていた場合、上記エラー終了報告
処理の後、図6の交代処理管理テーブルの内容を図2に
示すCD−RWディスク30上の交代処理管理テーブル
41に上書きで複写して書き込む。
【0072】このようにして、CD−RWドライブ2
は、CD−RWディスク30上の交代領域に空き領域が
なくなった時、ドライブ内に保持した最新の交代処理管
理テーブルをCD−RWディスク30に書き込む手段を
備えているので、交代処理に空き領域が無くなったCD
−RWディスク30に対して交代領域が無くなるまでに
ドライブ単独で行なわれた交代処理に関して意識するこ
となく別処理ができる。
【0073】(8)このディスク記録再生システムにお
ける最新交代処理情報問合せ処理と最新交代処理情報報
告処理(この発明の請求項8に関わる処理)の説明
【0074】上位装置1のCPU10は、CD−RWド
ライブ用デバイスドライバの制御により、CD−RWド
ライブ2から報告されたエラーコードとエラー終了の報
告を検知したとき、CD−RWドライブ2へ最新の交代
処理情報を問い合わせるインタフェイスコマンドを発行
する。
【0075】CD−RWドライブ2のCPU20は、上
位装置1から発行された最新の交代処理情報を問い合わ
せるインタフェイスコマンドを検知したとき、RAM2
2に保持された最新の交代領域管理テーブルに関する交
代処理情報を上位装置1のCD−RWドライブ用デバイ
スドライバへ報告する。
【0076】例えば、CD−RWドライブ2のCPU2
0は、上記(6)のエラー終了報告動作によってCD−
RW用デバイスドライバから発行されたアドレス「10
000h」に対するデータ読み込みインタフェイスコマ
ンドに対して、エラー情報取得のコマンドにより、「交
代領域に空き領域がなくなった」旨のエラーコードをセ
ットしたエラー終了の報告する。
【0077】上位装置1のCPU10は、CD−RW用
デバイスドライバの制御により、CD−RWドライブ2
からのエラー情報取得のコマンド、例えば、SCSIイ
ンタフェイスのリクエストセンスコマンド(Reque
st Sense コマンド)によって、CD−RWデ
ィスク30の交代領域42に空き領域がなくなった事を
検知すると、図7に示すようなインタフェイスコマンド
で、CD−RWドライブ2に対して最新の交代処理管理
テーブルに関する交代処理情報を問い合わせる。
【0078】図7は、最新交代処理情報の問い合わせの
インタフェイスコマンドのフォーマットを示す図であ
る。ここでは、SCSIインタフェイスの例を示す。
【0079】そして、CD−RWドライブ2は、RAM
22内の最新の交代処理管理テーブルに関する交代処理
情報として、図3に示したパラメータリスト(Para
meter Lest)50と同じ項目を上位装置1の
CD−RW用デバイスドライバへ報告する。
【0080】このようにして、上位装置1は、CD−R
Wドライブ用デバイスドライバの制御により、CD−R
Wディスク30上の交代領域に空き領域がなくなった旨
のエラーコードを検知したとき、CD−RWドライブ2
へ最新の交代処理情報を問い合わせるインタフェイスコ
マンドを発行する手段を備え、一方、CD−RWドライ
ブ2は、そのインタフェイスコマンドに対して最新の交
代処理情報を報告する手段を備えているので、上位装置
1は、交代領域がなくなったCD−RWディスク30に
対してデータの読み込みを行なうインタフェイスコマン
ドを発行することなく最新の交代処理情報を取得するこ
とができる。
【0081】(9)このディスク記録再生システムにお
ける交代処理情報再構築処理(この発明の請求項9に関
わる処理)の説明
【0082】上位装置1のCPU10は、CD−RWド
ライブ2から報告された最新の交代処理情報を受け取っ
た後、その最新の交代処理情報とCD−RWドライブ用
デバイスドライバによるファイルシステムに基づいて、
CD−RWディスク30の交代処理情報を再構築する処
理を実行する。
【0083】例えば、上記(6)のエラー終了報告処理
と(8)の最新交代処理情報問合処理及び最新交代処理
情報報告処理の動作によって、上位装置1のCPU10
は、CD−RWドライブ用デバイスドライバの制御によ
り、CD−RWディスク30の現在の交代領域42に空
き領域が無くなった状態を検知すると、CD−RWドラ
イブ2から最新の交代処理管理テーブルに関する交代処
理情報を取得した後、ファイルシステムの規定に従っ
て、CD−RWドライブ2のRAM22に保持された交
代処理管理テーブルとそれに基づく交代領域を再構築し
て更新する。
【0084】図8は、新たに再構築された交代処理管理
テーブルのフォーマット例を示す図である。例えば、図
6に示したような交代領域の空き領域が無くなった交代
処理管理テーブルを再構築した場合、図8に示すよう
に、オフセット値K−7〜Kに、新たな交代元アドレス
((K+1)/8)と交代先アドレス((K+1)/
8)の領域が追加され、それに基づいてCD−RWディ
スク30の記録領域の空き領域に新規の交代領域が定義
される。
【0085】このようにして、上位装置1のCPU10
は、CD−RWドライブ用デバイスドライバの制御によ
って、CD−RWディスク30上の交代領域に空き領域
が無くなった旨のエラーコードを検知したとき、CD−
RWドライブ2へ最新の交代処理情報を問い合わせるイ
ンタフェイスコマンドを発行し、CD−RWドライブ2
から最新の交代処理情報の報告を受けた後、ファイルシ
ステムに基づいた交代処理情報を再構築する手段を備え
ているので、交代領域が無くなったCD−RWディスク
30を、再度書き換えによる劣化に対して交代処理で対
応できるディスクにすることができる。
【0086】このディスク記録再生システムは、上位装
置1とCD−RWドライブ2間でのインタフェイスで
は、交代処理に関する管理情報をやりとりするだけであ
り、ユーザデータの書き込み及び読み込みの際の交代処
理に関しては、CD−RWドライブ2が自動的に行なう
ので、上位装置1内での処理及び上位装置1とCD−R
Wドライブ2間のインタフェイスにかかる負荷を最低限
に抑える事ができるので、システムのデータの記録及び
再生のパフォーマンスを向上させることができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るディスク記録再生システムによれば、上位装置のディ
スク記録再生ドライブによるディスクに対する交代処理
に関わるコントロールを最小限にすることができ、ディ
スク記録再生ドライブ側で交代処理のコントロールを行
なえるようになるので、システムのディスクに対するデ
ータの読み書きのパフォーマンスを向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるディスク記録再生
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したCD−RWディスクのフォーマッ
ト例を示す図である。
【図3】図1に示した上位装置から発行される交代処理
情報のインタフェイスコマンドのフォーマット例を示す
図である。
【図4】図1に示したCD−RWディスク上の交代処理
管理テーブルのデータの詳細なフォーマットを示す図で
ある。
【図5】図4に示した内容の更新後の交代処理管理テー
ブルのフォーマットを示す図である。
【図6】図1に示したCD−RWディスク上の交代処理
管理テーブルのデータの詳細なフォーマットを示す図で
ある。
【図7】図1に示した上位装置が発行する最新交代処理
情報の問い合わせのインタフェイスコマンドのフォーマ
ットを示す図である。
【図8】図1に示した上位装置によって新たに再構築さ
れた交代処理管理テーブルのフォーマット例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1:上位装置 2:CD−RWドライブ 3:ハードディスク装置 10,20:CPU 11,22:RAM 12:入出力装置 13,24:バス 14,15:インタフェイスバス 21:ROM 23:書込読込部 30:CD−RWディスク 40:ファイルシステム管理領域 41:交代処理管理テーブル 42:交代領域 43:ユーザデータ領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CD−RWディスク等の書き換え可能な
    ディスクに対するデータの記録及び再生を行なうディス
    ク記録再生ドライブと、該ディスク記録再生ドライブに
    よる前記ディスクに対するデータの記録及び再生のファ
    イルシステムを管理するディスク記録再生ドライブ用デ
    バイスドライバ手段を備えた上位装置とを接続してなる
    ディスク記録再生システムにおいて、 前記ディスク記録再生ドライブ用デバイスドライバ手段
    に、前記ディスク記録再生ドライブに装着されたディス
    クから読み取った交代領域管理テーブルに関する交代処
    理情報を前記ディスク記録再生ドライブとのインタフェ
    イスコマンドとして前記ディスク記録再生ドライブへ報
    告する交代処理情報報告手段を設けたことを特徴とする
    ディスク記録再生システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク記録再生システ
    ムにおいて、 前記ディスク記録再生ドライブに、前記上位装置から報
    告された交代処理情報に基づいて前記ディスクから交代
    領域管理テーブルを読み込み、該交代領域管理テーブル
    を保持する交代領域管理テーブル保持手段を設けたこと
    を特徴とするディスク記録再生システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディスク記録再生システ
    ムにおいて、 前記ディスク記録再生ドライブに、前記ディスクからの
    データ読み取り時、前記ディスクの劣化の有無を判断
    し、劣化有りと判断したときには前記交代領域管理テー
    ブル保持手段に保持された交代領域管理テーブルに基づ
    いて前記ディスク上の交代領域に交代処理を行ない、該
    交代処理に基づいて前記交代領域管理テーブル保持手段
    に保持された交代領域管理テーブルを更新する交代領域
    管理テーブル更新手段を設けたことを特徴とするディス
    ク記録再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のディスク記録再生システ
    ムにおいて、 前記ディスク記録再生ドライブに、前記ディスク記録再
    生ドライブ用デバイスドライバ手段からデータの書き込
    み又は読み込みのインタフェイスコマンドが発行された
    とき、前記交代領域管理テーブル保持手段に保持された
    交代領域管理テーブルに基づいてアドレス変換を行な
    い、前記ディスクに対するデータの書き込み又は読み込
    みを行なうデータ書込・読込制御手段を設けたことを特
    徴とするディスク記録再生システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のディスク記録再生システ
    ムにおいて、 前記ディスク記録再生ドライブに、前記ディスクの排出
    時、前記交代領域管理テーブル保持手段に保持された最
    新の交代領域管理テーブルを前記ディスクに書き込む最
    新交代領域管理テーブル書込制御手段を設けたことを特
    徴とするディスク記録再生システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のディスク記録再生システ
    ムにおいて、 前記ディスク記録再生ドライブに、前記ディスク上の交
    代領域に空き領域が無くなったとき、前記ディスク記録
    再生ドライブ用デバイスドライバ手段からのデータの読
    み込みのインタフェイスコマンドに対して交代領域に空
    き領域がなくなった旨のエラーコードと共にエラー終了
    を報告するエラー終了報告手段を設けたことを特徴とす
    るディスク記録再生システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のディスク記録再生システ
    ムにおいて、 前記ディスク記録再生ドライブに、前記ディスク上の交
    代領域に空き領域がなくなったとき、前記交代領域管理
    テーブル保持手段に保持された最新の交代領域管理テー
    ブルを前記ディスクに書き込む手段を設けたことを特徴
    とするディスク記録再生システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のディスク記録再生システ
    ムにおいて、 前記ディスク記録再生ドライブ用デバイスドライバ手段
    に、前記エラー終了報告手段によって報告されたエラー
    コードを検知したとき、前記ディスク記録再生ドライブ
    に最新の交代処理情報を問い合わせるインタフェイスコ
    マンドを発行する最新交代処理情報問合手段を設け、 前記ディスク記録再生ドライブに、前記ディスク記録再
    生ドライブ用デバイスドライバ手段から発行された最新
    の交代処理情報を問い合わせるインタフェイスコマンド
    を検知したとき、前記交代領域管理テーブル保持手段に
    保持された最新の交代領域管理テーブルに関する交代処
    理情報を前記ディスク記録再生ドライブ用デバイスドラ
    イバ手段へ報告する最新交代処理情報報告手段を設けた
    ことを特徴とするディスク記録再生システム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のディスク記録再生システ
    ムにおいて、 前記ディスク記録再生ドライブ用デバイスドライバ手段
    に、前記最新交代処理情報報告手段によって報告された
    最新の交代処理情報を受け取った後、該最新の交代処理
    情報と前記ファイルシステムに基づいて前記ディスクの
    交代処理情報を再構築する交代処理情報再構築手段を設
    けたことを特徴とするディスク記録再生システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006114107A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Sony Corp 交替処理方法、記録装置、記録システム

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