JP2000147439A - アイマスクの装着筒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイマスクの装着において、ゴムひもを使わ
ず、メガネに取りつけて装着するための、アイマスクの
装着筒を提供する。 【解決手段】 アイマスク（１）の両端に、メガネのつ
る（４）を各々通し、アイマスク（１）をメガネ（３）
に取りつけて装着するための、装着筒（２）を形成した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、アイマスクをメ
ガネに取りつけて用いることにより、ゴムひもを使わず
に装着できるようにした、アイマスクの装着筒に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来より、アイマスクを装着する場合、
（図３）に示すようにアイマスク（１）のゴムひも
（５）を後頭部に回して装着するか、（図４）に示すよ
うに、ゴムひも（６）を両耳にかけて装着していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらは次のような欠
点があった。 イ．身体をあおむけにしてアイマスクをする時、いった
ん頭をもたげてゴムひもを後頭部に回して装着するか、
頭を左右に振って両耳にゴムひもをかけて装着しなけれ
ばならないという煩わしさがあった。 ロ．ゴムひもを後頭部に回した場合、髪型が崩れるう
え、はずす時にゴムひもが髪に引っかかり、髪が乱れる
という欠点があった。 ハ．ゴムひもを両耳にかけた場合、鋭敏な耳がゴムひも
に引っ張られているので気になって寝にくいうえ、長時
間立つと耳が痛くなってくるという欠点があった。 ニ．メガネ使用者がアイマスクをする場合、メガネをは
ずして安全な場所に保管しなければならないという欠点
があった。 本発明は、これらの欠点を解決するためになされたもの
である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】アイマスク（１）の両端
を、メガネのつる（４）を各々通しやすいよう、折り目
がアイマスク（１）の中心方向に向くよう、いったん縁
を折り重ねて縫い合わせ、その部分に、装着筒（２）を
形成する。本発明は、以上のような構成よりなるアイマ
スクの装着筒である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。遮光布で作られたアイマスク（１）をふちどり布
（７）でふちどりし、その両端を、メガネのつる（４）
を通すのに都合の良いよう、折り目がアイマスク（１）
の中心方向に向くよういったん縁を折り重ね、ふちどり
布（７）の縫い目に重ねて一部を縫い合わせる。次に、
その部分をひろげて装着筒（２）を形成する。本発明は
以上のような構造で、これを使用する時は、装着筒
（２）の開口部が外側にくるように、装着筒（２）と、
アイマスク（１）の平たい部分との境目あたりを各々折
り曲げ、装着筒（２）にメガネのつる（４）を各々通し
てメガネ（３）に取りつける。次に、通常のメガネをか
けるように、両方のメガネのつる（４）を、頭部両耳の
上あたりに各々差し込み、両手で装着筒（２）の縫い合
わせ部をつまんで後方に引き、アイマスク（１）を引き
締める。このようにすれば、装着筒（２）の内側は、メ
ガネのつる（４）と頭部とによって挟み込まれているの
で、アイマスク（１）はメガネ（３）の内側で、目の周
辺に密着したまま遮光できる。又、使い終れば、二つに
たたんで胸ポケットに納めることができる。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することにより、頭を動か
す煩わしさや、ゴムひもを使う煩わしさなしにアイマス
クを装着できる。又、メガネ使用者は、メガネを安全な
場所に保管することなくアイマスクを装着できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明実施例の使用例の斜視図

【図２】本発明実施例の斜視図

【図３】従来の実施例１の斜視図

【図４】従来の実施例２の斜視図

【符号の説明】

１ アイマスク ２ 装着筒 ３ メガネ ４ メガネのつる ５ ゴムひも ６ ゴムひも ７ ふちどり布

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 アイマスク（１）の両端に形成した装着
   筒（２）に、メガネのつる（４）を各々通し、アイマス
   ク（１）をメガネ（３）に取りつけて用いることによ
   り、ゴムひも（５）（６）を使わずにアイマスク（１）
   を装着できるようにしたアイマスクの装着筒。