JP2000147325A - 受光素子モジュール - Google Patents
受光素子モジュールInfo
- Publication number
- JP2000147325A JP2000147325A JP10314946A JP31494698A JP2000147325A JP 2000147325 A JP2000147325 A JP 2000147325A JP 10314946 A JP10314946 A JP 10314946A JP 31494698 A JP31494698 A JP 31494698A JP 2000147325 A JP2000147325 A JP 2000147325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving element
- light receiving
- photodiode
- optical fiber
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で受光素子の光ファイバからの漏
洩光等に対する正確な位置決めが可能な受光素子モジュ
ールを提供することを目的とする。 【解決手段】 光ファイバを固定する固定具材に設けら
れた貫通孔に、受光素子を絶縁板を介在して挿入するこ
とにより固定する。
洩光等に対する正確な位置決めが可能な受光素子モジュ
ールを提供することを目的とする。 【解決手段】 光ファイバを固定する固定具材に設けら
れた貫通孔に、受光素子を絶縁板を介在して挿入するこ
とにより固定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを切断
せずに通話を行う光ファイバ通話装置や、光ファイバ線
路の布設や保守時に使用する心線対照装置に利用される
受光素子モジュールに関する。
せずに通話を行う光ファイバ通話装置や、光ファイバ線
路の布設や保守時に使用する心線対照装置に利用される
受光素子モジュールに関する。
【０００２】
【従来の技術】最近光ファイバを切断せずに通話を可能
とする装置が開発され使用されている。このような装置
においては、光ファイバを屈曲させて光を漏洩させて、
その光を受光することが行なわれる。
とする装置が開発され使用されている。このような装置
においては、光ファイバを屈曲させて光を漏洩させて、
その光を受光することが行なわれる。
【０００３】従来光ファイバを屈曲させて、漏洩光を受
光する際に、図４に示す様に、光ファイバ１０は屈曲固
定部３ａ，３ｂに固定され、屈曲固定部３ｂに設けた貫
通孔７にフォトダイオード（ＰＤ）等の受光素子１を固
定し、漏洩光を受光している。このフォトダイオード１
は電気回路基板（図示せず）に接続され電気的な導通が
ある。フォトダイオード１を取付ける屈曲固定部下３ｂ
は装置フレームと接触している。そのため、フォトダイ
オード１を屈曲固定部３には絶縁が必要である。
光する際に、図４に示す様に、光ファイバ１０は屈曲固
定部３ａ，３ｂに固定され、屈曲固定部３ｂに設けた貫
通孔７にフォトダイオード（ＰＤ）等の受光素子１を固
定し、漏洩光を受光している。このフォトダイオード１
は電気回路基板（図示せず）に接続され電気的な導通が
ある。フォトダイオード１を取付ける屈曲固定部下３ｂ
は装置フレームと接触している。そのため、フォトダイ
オード１を屈曲固定部３には絶縁が必要である。
【０００４】従来は、図４（イ）に示すようにフォトダ
イオード１の周りに薄い絶縁テープ４１を巻いて屈曲固
定部３ｂに設けた貫通孔７に挿入して固定するか、又は
図４（ロ）に示すように薄い絶縁シート４３を介在して
固定していた。
イオード１の周りに薄い絶縁テープ４１を巻いて屈曲固
定部３ｂに設けた貫通孔７に挿入して固定するか、又は
図４（ロ）に示すように薄い絶縁シート４３を介在して
固定していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の装置で
は、絶縁テープもしくは絶縁シートは薄くやわらかいた
めにフォトダイオードの正確な位置決めが困難である。
は、絶縁テープもしくは絶縁シートは薄くやわらかいた
めにフォトダイオードの正確な位置決めが困難である。
【０００６】フォトダイオード等からなる受光素子は、
光ファイバの曲げ部からの漏洩光を受光してその光に応
じた電流を出力するものであるから、光ファイバの屈曲
固定部との位置関係には高い精度が要求される。本発明
は、このような背景の下になされたもので、簡単な構成
で正確な位置決めが可能な受光素子モジュールを提供す
ることを目的とする。
光ファイバの曲げ部からの漏洩光を受光してその光に応
じた電流を出力するものであるから、光ファイバの屈曲
固定部との位置関係には高い精度が要求される。本発明
は、このような背景の下になされたもので、簡単な構成
で正確な位置決めが可能な受光素子モジュールを提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の受光素子モジュ
ールは、光ファイバを固定する固定具材と、前記光ファ
イバからの光を受光する受光素子と、該受光素子を保持
する前記固定具材に設けられた前記光を前記受光素子に
誘導する貫通孔とから構成される受光素子モジュールで
あって、前記受光素子は前記貫通孔にリング形状又はワ
ッシャー形状の絶縁板を介在して挿設されていることを
特徴とする。
ールは、光ファイバを固定する固定具材と、前記光ファ
イバからの光を受光する受光素子と、該受光素子を保持
する前記固定具材に設けられた前記光を前記受光素子に
誘導する貫通孔とから構成される受光素子モジュールで
あって、前記受光素子は前記貫通孔にリング形状又はワ
ッシャー形状の絶縁板を介在して挿設されていることを
特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。
施例を説明する。
【０００９】図１は本発明の受光素子モジュールを示す
説明図であり、図２は図１の一点鎖線で囲ったＡ部のフ
ォトダイオード固定部の拡大図であり、図３は他の実施
例のフォトダイオード固定部の拡大図である。図１にお
いて、光ファイバ１０はＵ字状に曲げられて屈曲固定部
上３ａと屈曲固定部下３ｂとの間にセットされる。受光
素子であるフォトダイオード１を屈曲固定部下３ｂに設
けられている貫通孔７に固定し、光ファイバ１０の屈曲
点（Ｕ字状の最底点）から漏洩する光を受光する。フォ
トダイオード１は、図２に示すように、屈曲固定部下３
ｂの貫通孔７の下部に肩部９を作り、この形状、つまり
ワッシャー形状の絶縁板（例えばアクリル板）５をその
肩部９に嵌合させ、その絶縁板５の内穴に挿入される。
又は、図３に示すように、フォトダイオード１にアクリ
ル等の絶縁体リング１１をはめ込み貫通孔７に挿入す
る。これらは接着等の方法により固定される。
説明図であり、図２は図１の一点鎖線で囲ったＡ部のフ
ォトダイオード固定部の拡大図であり、図３は他の実施
例のフォトダイオード固定部の拡大図である。図１にお
いて、光ファイバ１０はＵ字状に曲げられて屈曲固定部
上３ａと屈曲固定部下３ｂとの間にセットされる。受光
素子であるフォトダイオード１を屈曲固定部下３ｂに設
けられている貫通孔７に固定し、光ファイバ１０の屈曲
点（Ｕ字状の最底点）から漏洩する光を受光する。フォ
トダイオード１は、図２に示すように、屈曲固定部下３
ｂの貫通孔７の下部に肩部９を作り、この形状、つまり
ワッシャー形状の絶縁板（例えばアクリル板）５をその
肩部９に嵌合させ、その絶縁板５の内穴に挿入される。
又は、図３に示すように、フォトダイオード１にアクリ
ル等の絶縁体リング１１をはめ込み貫通孔７に挿入す
る。これらは接着等の方法により固定される。
【００１０】絶縁板５又は絶縁体リング１１を介してフ
ォトダイオード１を屈曲固定部３に固定されるので、完
全に絶縁されるとともに、絶縁板５又は絶縁体リング１
１の剛性によりフォトダイオード１の横方向の捩れは固
定される。
ォトダイオード１を屈曲固定部３に固定されるので、完
全に絶縁されるとともに、絶縁板５又は絶縁体リング１
１の剛性によりフォトダイオード１の横方向の捩れは固
定される。
【００１１】なお、本発明の実施の形態において、光フ
ァイバを屈曲してその部分からの漏洩光を受光する受光
素子モジュールへの適用例を例示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、光ファイバの端面からの光
等を受光する受光素子モジュールにも適用できるもので
ある。
ァイバを屈曲してその部分からの漏洩光を受光する受光
素子モジュールへの適用例を例示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、光ファイバの端面からの光
等を受光する受光素子モジュールにも適用できるもので
ある。
【００１２】
【発明の効果】以上説明した様に本発明の受光素子モジ
ュールは、アクリル等の絶縁板又は絶縁体リングを介し
てフォトダイオード等の受光素子を光ファイバ固定部に
固定されるので、装置フレームと電気回路基板との絶縁
がとれるとともに、絶縁板又は絶縁体リングの剛性によ
り受光素子の位置決めが正確にできる。
ュールは、アクリル等の絶縁板又は絶縁体リングを介し
てフォトダイオード等の受光素子を光ファイバ固定部に
固定されるので、装置フレームと電気回路基板との絶縁
がとれるとともに、絶縁板又は絶縁体リングの剛性によ
り受光素子の位置決めが正確にできる。
【図１】本発明に係る受光素子モジュールを説明する模
式図である。
式図である。
【図２】本発明の受光素子モジュールの受光素子固定例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図３】本発明の受光素子モジュールの受光素子の他の
固定例を示す説明図である。
固定例を示す説明図である。
【図４】従来の受光素子固定例を示す説明図である。
【符号の説明】 １ 受光素子 ３ 光ファイバ屈曲固定部 ５ ワッシャー状絶縁板 ７ 貫通孔 ９ 肩部 １０ 光ファイバ １１ 絶縁体リング ４１ 絶縁テープ ４３ 絶縁シート
Claims (1)
- 【請求項１】 光ファイバを固定する固定具材と、前記
光ファイバからの光を受光する受光素子と、該受光素子
を保持する前記固定具材に設けられた前記光を前記受光
素子に誘導する貫通孔とから構成される受光素子モジュ
ールであって、 前記受光素子は前記貫通孔にリング形状又はワッシャー
形状の絶縁板を介在して挿設されていることを特徴とす
る受光素子モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10314946A JP2000147325A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 受光素子モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10314946A JP2000147325A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 受光素子モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000147325A true JP2000147325A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18059570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10314946A Pending JP2000147325A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 受光素子モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000147325A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004519016A (ja) * | 2001-02-21 | 2004-06-24 | ドイッチェ テレコム アーゲー | 光ファイバの長手方向の面で光信号を検出するためのシステムおよび方法 |
| JP2018180449A (ja) * | 2017-04-20 | 2018-11-15 | ファナック株式会社 | 光パワーモニタ装置およびレーザ装置 |
-
1998
- 1998-11-05 JP JP10314946A patent/JP2000147325A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004519016A (ja) * | 2001-02-21 | 2004-06-24 | ドイッチェ テレコム アーゲー | 光ファイバの長手方向の面で光信号を検出するためのシステムおよび方法 |
| JP2018180449A (ja) * | 2017-04-20 | 2018-11-15 | ファナック株式会社 | 光パワーモニタ装置およびレーザ装置 |
| US10404032B2 (en) | 2017-04-20 | 2019-09-03 | Fanuc Corporation | Optical power monitoring device and laser apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101051539B1 (ko) | 전기음향변환기 | |
| US4707066A (en) | Glass fiber bushing through a wall opening of a housing and method of manufacture | |
| KR20000067536A (ko) | 광커넥터 모듈 | |
| US7213978B2 (en) | Optical device receiving substrate and optical device holding carrier | |
| US6081646A (en) | In-line solder seal for optical fiber | |
| JP2000147325A (ja) | 受光素子モジュール | |
| JP2002170617A (ja) | コイルばねコネクタ | |
| JPH10335557A (ja) | 光半導体装置用リードフレームと光半導体装置 | |
| JP4128877B2 (ja) | 電気信号処理装置に光電変換器を配置させる装置 | |
| JPH10189350A (ja) | チョークコイル | |
| JPH1176156A (ja) | 撮像装置 | |
| GB2266160A (en) | Tapping into optical waveguides | |
| JP4723400B2 (ja) | 電気音響変換器 | |
| JP2000156510A (ja) | 光半導体素子および光半導体素子の製造方法ならびに光電子装置 | |
| CA2092838A1 (en) | Optical waveguide encapsulation | |
| JP2009147245A (ja) | Ｃａｎタイプ光モジュール | |
| JP2001215339A (ja) | 光ファイバ屈曲治具および光ファイバ屈曲部材 | |
| JPH0638490B2 (ja) | ハイブリツド光集積回路 | |
| KR100309505B1 (ko) | 박형부저와그제조방법 | |
| US3435157A (en) | Semiconductor transducer assembly | |
| CN112423201A (zh) | 一种发声装置 | |
| JP4616511B2 (ja) | スピーカ | |
| JP2004040063A (ja) | 光・電気信号変換素子及び光モジュール並びにその製造方法 | |
| JPS61285408A (ja) | 光フアイバの固定構造 | |
| JPH05243705A (ja) | ガイド穴付き可撓性印刷配線基板及びその配線方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |