JP2000147252A - 偏光フィルムの製造方法及び偏光板 - Google Patents
偏光フィルムの製造方法及び偏光板Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送の親水性高分子フィルムに皺や折れ曲が
りが発生しにくいスパイラルゴムロールの利点を活かし
つつ、破断や押し跡傷等の発生を予防して湿式法の適用
が可能な偏光フィルムの製造方法の開発。 【解決手段】 浴外及び浴液内に配置した複数のガイド
ロール(2,5,6,7)を介し、親水性高分子フィル
ム(1)に二色性物質を含浸させて浴液(4)内を浸漬
搬送しつつ延伸処理して偏光フィルムを製造するにあた
り、前記ガイドロールの少なくとも1本に、中央部を基
準に左右対称なスパイラル溝を有し、かつゴム硬度が1
00以下のスパイラルゴムロールを用いる偏光フィルム
の製造方法、及びその偏光フィルムの片側又は両側に透
明保護層を設けてなる偏光板。 【効果】 膨潤した親水性高分子フィルムに破断等が発
生しにくくて湿式法を良好に適用でき、スパイラル効果
で皺等の発生も防止できて品質の良好な偏光フィルムを
歩留まりよく効率的に製造できる。
りが発生しにくいスパイラルゴムロールの利点を活かし
つつ、破断や押し跡傷等の発生を予防して湿式法の適用
が可能な偏光フィルムの製造方法の開発。 【解決手段】 浴外及び浴液内に配置した複数のガイド
ロール(2,5,6,7)を介し、親水性高分子フィル
ム(1)に二色性物質を含浸させて浴液(4)内を浸漬
搬送しつつ延伸処理して偏光フィルムを製造するにあた
り、前記ガイドロールの少なくとも1本に、中央部を基
準に左右対称なスパイラル溝を有し、かつゴム硬度が1
00以下のスパイラルゴムロールを用いる偏光フィルム
の製造方法、及びその偏光フィルムの片側又は両側に透
明保護層を設けてなる偏光板。 【効果】 膨潤した親水性高分子フィルムに破断等が発
生しにくくて湿式法を良好に適用でき、スパイラル効果
で皺等の発生も防止できて品質の良好な偏光フィルムを
歩留まりよく効率的に製造できる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、湿式方式により品質の安
定した偏光フィルムを効率よく製造しうる方法及びその
偏光フィルムを用いた偏光板に関する。
定した偏光フィルムを効率よく製造しうる方法及びその
偏光フィルムを用いた偏光板に関する。
【0002】
【発明の背景】従来、図1に例示したように、浴3の内
外に配置した複数のガイドロール2,5,6,7を介し
矢印の如く、親水性高分子フィルム1に二色性物質を含
浸させて浴液4内を浸漬搬送しつつ延伸処理する湿式法
にて偏光フィルムを製造する方法としては、ガイドロー
ルとして表面が可及的に滑らかなものを用いる方法が知
られていた。
外に配置した複数のガイドロール2,5,6,7を介し
矢印の如く、親水性高分子フィルム1に二色性物質を含
浸させて浴液4内を浸漬搬送しつつ延伸処理する湿式法
にて偏光フィルムを製造する方法としては、ガイドロー
ルとして表面が可及的に滑らかなものを用いる方法が知
られていた。
【0003】しかしながら、浴液内を浸漬搬送する際の
膨潤で親水性高分子フィルムに皺や折れ曲がりが発生し
やすい問題点があった。その皺取り等を目的に表面にス
パイラル溝を形成した従来のスパイラルゴムロールを用
いた場合には、膨潤により強度低下した親水性高分子フ
ィルムが破断して湿式法を適用できなかったり、得られ
る偏光フィルムにゴムロールの押し跡等の傷が多数残存
してやはり湿式法の適用が実質的に困難であった。
膨潤で親水性高分子フィルムに皺や折れ曲がりが発生し
やすい問題点があった。その皺取り等を目的に表面にス
パイラル溝を形成した従来のスパイラルゴムロールを用
いた場合には、膨潤により強度低下した親水性高分子フ
ィルムが破断して湿式法を適用できなかったり、得られ
る偏光フィルムにゴムロールの押し跡等の傷が多数残存
してやはり湿式法の適用が実質的に困難であった。
【0004】
【発明の技術的課題】本発明は、搬送の親水性高分子フ
ィルムに皺や折れ曲がりが発生しにくいスパイラルゴム
ロールの利点を活かしつつ、破断や押し跡傷等の発生を
予防して湿式法の適用が可能な偏光フィルムの製造方法
の開発を課題とする。
ィルムに皺や折れ曲がりが発生しにくいスパイラルゴム
ロールの利点を活かしつつ、破断や押し跡傷等の発生を
予防して湿式法の適用が可能な偏光フィルムの製造方法
の開発を課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は、浴外及び浴液内に配置し
た複数のガイドロールを介し、親水性高分子フィルムに
二色性物質を含浸させて浴液内を浸漬搬送しつつ延伸処
理して偏光フィルムを製造するにあたり、前記ガイドロ
ールの少なくとも1本に、中央部を基準に左右対称なス
パイラル溝を有し、かつゴム硬度が100以下のスパイ
ラルゴムロールを用いることを特徴とする偏光フィルム
の製造方法、及びその偏光フィルムの片側又は両側に透
明保護層を設けてなることを特徴とする偏光板を提供す
るものである。
た複数のガイドロールを介し、親水性高分子フィルムに
二色性物質を含浸させて浴液内を浸漬搬送しつつ延伸処
理して偏光フィルムを製造するにあたり、前記ガイドロ
ールの少なくとも1本に、中央部を基準に左右対称なス
パイラル溝を有し、かつゴム硬度が100以下のスパイ
ラルゴムロールを用いることを特徴とする偏光フィルム
の製造方法、及びその偏光フィルムの片側又は両側に透
明保護層を設けてなることを特徴とする偏光板を提供す
るものである。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、上記特長のスパイラル
ゴムロールを用いたことにより、それを介し浴液内を浸
漬搬送した場合にも、膨潤した親水性高分子フィルムに
破断や押し跡傷等が発生しにくくて湿式法を良好に適用
でき、かつスパイラル効果で皺や折れ曲がり等の発生も
防止できて品質の良好な偏光フィルムを歩留まりよく効
率的に製造することができる。
ゴムロールを用いたことにより、それを介し浴液内を浸
漬搬送した場合にも、膨潤した親水性高分子フィルムに
破断や押し跡傷等が発生しにくくて湿式法を良好に適用
でき、かつスパイラル効果で皺や折れ曲がり等の発生も
防止できて品質の良好な偏光フィルムを歩留まりよく効
率的に製造することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による製造方法は、浴外及
び浴液内に配置した複数のガイドロールを介し、親水性
高分子フィルムに二色性物質を含浸させて浴液内を浸漬
搬送しつつ延伸処理して偏光フィルムを製造するにあた
り、前記ガイドロールの少なくとも1本に、中央部を基
準に左右対称なスパイラル溝を有し、かつゴム硬度が1
00以下のスパイラルゴムロールを用いる湿式法にて偏
光フィルムを得るものである。
び浴液内に配置した複数のガイドロールを介し、親水性
高分子フィルムに二色性物質を含浸させて浴液内を浸漬
搬送しつつ延伸処理して偏光フィルムを製造するにあた
り、前記ガイドロールの少なくとも1本に、中央部を基
準に左右対称なスパイラル溝を有し、かつゴム硬度が1
00以下のスパイラルゴムロールを用いる湿式法にて偏
光フィルムを得るものである。
【0008】前記製造方法の例を図1に示した。1が親
水性高分子フィルムで、3が浴であり、2,5,6,7
がその浴外又は浴液内に配置したガイドロール、4が浴
液である。図例には、浴外及び浴液内に各2本のガイド
ロールを配置したものを示したが、本発明にてはその配
置数について特に限定はなく、適宜な本数を浴外及び浴
液内の適宜な位置に配置することができる。
水性高分子フィルムで、3が浴であり、2,5,6,7
がその浴外又は浴液内に配置したガイドロール、4が浴
液である。図例には、浴外及び浴液内に各2本のガイド
ロールを配置したものを示したが、本発明にてはその配
置数について特に限定はなく、適宜な本数を浴外及び浴
液内の適宜な位置に配置することができる。
【0009】スパイラルゴムロールとしては、図2
(a)に例示の如くゴム層にその中央部を基準として左
右対称なスパイラル溝を有し、かつゴム硬度が100以
下のもの8が用いられる。スパイラル溝を中央部を基準
に左右対称に設けることにより、そのスパイラル溝が末
広がりとなる回転方向で親水性高分子フィルムを搬送す
ることにより皺取りや折れ曲がり防止等の働きを作用さ
せることができる。
(a)に例示の如くゴム層にその中央部を基準として左
右対称なスパイラル溝を有し、かつゴム硬度が100以
下のもの8が用いられる。スパイラル溝を中央部を基準
に左右対称に設けることにより、そのスパイラル溝が末
広がりとなる回転方向で親水性高分子フィルムを搬送す
ることにより皺取りや折れ曲がり防止等の働きを作用さ
せることができる。
【0010】スパイラルゴムロールは、例えばゴム層に
適宜な方式でスパイラル溝を設けることにより形成しう
るが、その場合、前記した皺取り等の作用力は、スパイ
ラル溝の幅やピッチや条数、ゴム層の材質やロールの周
速度などにより制御することができる。
適宜な方式でスパイラル溝を設けることにより形成しう
るが、その場合、前記した皺取り等の作用力は、スパイ
ラル溝の幅やピッチや条数、ゴム層の材質やロールの周
速度などにより制御することができる。
【0011】前記において皺取りや押し跡傷発生防止等
の点より好ましいスパイラル溝は、図2に例示した如く
親水性高分子フィルムと接する部分が1mm以上、就中3
mm以上、特に5mm〜無限大(平坦)の曲率半径を有する
状態に成形されたものであり、かつスパイラルの溝幅を
50mm以下、就中1〜30mm、特に5〜20mmとしたも
のである。
の点より好ましいスパイラル溝は、図2に例示した如く
親水性高分子フィルムと接する部分が1mm以上、就中3
mm以上、特に5mm〜無限大(平坦)の曲率半径を有する
状態に成形されたものであり、かつスパイラルの溝幅を
50mm以下、就中1〜30mm、特に5〜20mmとしたも
のである。
【0012】スパイラル溝の断面形状については、特に
限定はなく、例えば図2(b)に例示した如きフラット
面に断面半円の溝を形成したもの81、(c)に例示し
た如き断面三角波形のもの82、(d)に例示した如き
断面半円波形のもの83、(e)に例示した如き断面矩
形波形のもの84などの適宜な形状を有するものであっ
てよい。その場合、図例の如く親水性高分子フィルムと
接する部分、特にエッジ部は前記した如く所定の曲率半
径を有する状態に成形されていることが好ましい。
限定はなく、例えば図2(b)に例示した如きフラット
面に断面半円の溝を形成したもの81、(c)に例示し
た如き断面三角波形のもの82、(d)に例示した如き
断面半円波形のもの83、(e)に例示した如き断面矩
形波形のもの84などの適宜な形状を有するものであっ
てよい。その場合、図例の如く親水性高分子フィルムと
接する部分、特にエッジ部は前記した如く所定の曲率半
径を有する状態に成形されていることが好ましい。
【0013】一方、上記したスパイラル溝を設けるゴム
層の硬度を100以下とすることにより、そのスパイラ
ルゴムロールを浴液内に配置して膨潤した親水性高分子
フィルムを浸漬搬送した場合にも、そのフィルムに破断
や押し跡傷等の発生することを防止することができる。
その防止効果や磨滅耐久性等の点より好ましいゴム硬度
は、90以下、就中40〜80、特に60〜75であ
る。なおゴム硬度は、JIS K 6301に基づく。
層の硬度を100以下とすることにより、そのスパイラ
ルゴムロールを浴液内に配置して膨潤した親水性高分子
フィルムを浸漬搬送した場合にも、そのフィルムに破断
や押し跡傷等の発生することを防止することができる。
その防止効果や磨滅耐久性等の点より好ましいゴム硬度
は、90以下、就中40〜80、特に60〜75であ
る。なおゴム硬度は、JIS K 6301に基づく。
【0014】なお前記のゴム層は、適宜なゴムにて形成
でき、そのゴム種について特に限定はない。ちなみにそ
の例としては、天然ゴム(硬度10〜100)やスチレ
ンブタジエンゴム(硬度30〜100)、ニトリルゴム
(硬度15〜100)やクロロプレンゴム(硬度10〜
90)、ブチルゴム(硬度25〜85)やエチレンプロ
ピレンゴム(硬度25〜85)、クロルスルホン化ポリ
エチレンゴム(硬度50〜95)やシリコーンゴム(硬
度20〜90)、フッ素ゴム(硬度55〜80)やウレ
タンゴム(硬度10〜99)などがあげられる。
でき、そのゴム種について特に限定はない。ちなみにそ
の例としては、天然ゴム(硬度10〜100)やスチレ
ンブタジエンゴム(硬度30〜100)、ニトリルゴム
(硬度15〜100)やクロロプレンゴム(硬度10〜
90)、ブチルゴム(硬度25〜85)やエチレンプロ
ピレンゴム(硬度25〜85)、クロルスルホン化ポリ
エチレンゴム(硬度50〜95)やシリコーンゴム(硬
度20〜90)、フッ素ゴム(硬度55〜80)やウレ
タンゴム(硬度10〜99)などがあげられる。
【0015】本発明において、スパイラルゴムロールは
浴外又は浴液内に配置されるガイドロールのうち、その
1本又は2本以上に用いられ、ガイドロールの全部に用
いることもできる。皺取り効果や安定搬送等の点より
は、ゴム硬度又はスパイラル溝の形状が相違する組合せ
にて2本以上のスパイラルゴムロールを配置することが
好ましい。
浴外又は浴液内に配置されるガイドロールのうち、その
1本又は2本以上に用いられ、ガイドロールの全部に用
いることもできる。皺取り効果や安定搬送等の点より
は、ゴム硬度又はスパイラル溝の形状が相違する組合せ
にて2本以上のスパイラルゴムロールを配置することが
好ましい。
【0016】またスパイラルゴムロールは、前記の如く
浴外又は/及び浴液内に配置できるが、親水性高分子フ
ィルムの皺取り等の点よりは、浴液による膨潤にて皺等
が発生しやすい浴液内に配置して、浴液内での親水性高
分子フィルムの浸漬搬送に利用することが好ましい。
浴外又は/及び浴液内に配置できるが、親水性高分子フ
ィルムの皺取り等の点よりは、浴液による膨潤にて皺等
が発生しやすい浴液内に配置して、浴液内での親水性高
分子フィルムの浸漬搬送に利用することが好ましい。
【0017】上記のように本発明は、所定のスパイラル
ゴムロールを用いて親水性高分子フィルムに二色性物質
を含浸させて搬送しつつ延伸処理する湿式法により偏光
フィルムを製造するものである。本発明にてはその製造
の際に前記のスパイラルゴムロールを用いる点を除いて
は特に限定はない。
ゴムロールを用いて親水性高分子フィルムに二色性物質
を含浸させて搬送しつつ延伸処理する湿式法により偏光
フィルムを製造するものである。本発明にてはその製造
の際に前記のスパイラルゴムロールを用いる点を除いて
は特に限定はない。
【0018】従って用いる親水性高分子フィルムや二色
性物質、その含浸処理や浴液や延伸条件などについては
従来に準じることができる。ちなみにその親水性高分子
フィルムとしては、例えばポリビニルアルコール系フィ
ルムや部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィル
ム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィル
ムなどがあげられ、二色性物質としては例えばヨウ素及
び/又は二色性染料などがあげられる。
性物質、その含浸処理や浴液や延伸条件などについては
従来に準じることができる。ちなみにその親水性高分子
フィルムとしては、例えばポリビニルアルコール系フィ
ルムや部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィル
ム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィル
ムなどがあげられ、二色性物質としては例えばヨウ素及
び/又は二色性染料などがあげられる。
【0019】また親水性高分子フィルムへの二色性物質
の含浸処理は、延伸処理と別個の工程で予め施すことも
できるし、延伸処理と同じ浴内で施すこともできる。そ
の場合、浴液としては前者では単なる水系浴液であって
もよいが、後者の場合には、二色性物質を溶解させた水
系浴液が用いられる。
の含浸処理は、延伸処理と別個の工程で予め施すことも
できるし、延伸処理と同じ浴内で施すこともできる。そ
の場合、浴液としては前者では単なる水系浴液であって
もよいが、後者の場合には、二色性物質を溶解させた水
系浴液が用いられる。
【0020】さらに延伸処理は、例えばガイドロールの
周速度に差を持たせて親水性高分子フィルムに伸張力を
作用させる方式などにより達成でき、延伸倍率は50%
以下、就中1〜20%、特に2〜10%が一般的であ
る。形成する偏光フィルムの厚さは通例5〜80μmで
あるが、これに限定されない。
周速度に差を持たせて親水性高分子フィルムに伸張力を
作用させる方式などにより達成でき、延伸倍率は50%
以下、就中1〜20%、特に2〜10%が一般的であ
る。形成する偏光フィルムの厚さは通例5〜80μmで
あるが、これに限定されない。
【0021】なおその他の製造条件についても従来に準
じることができ、例えば延伸処理工程に先立ち親水性高
分子フィルムを予め膨潤処理しておくこともできる。本
発明にてはその場合にも、上記したスパイラルゴムロー
ルを用いて皺付き等を防止することが好ましい。
じることができ、例えば延伸処理工程に先立ち親水性高
分子フィルムを予め膨潤処理しておくこともできる。本
発明にてはその場合にも、上記したスパイラルゴムロー
ルを用いて皺付き等を防止することが好ましい。
【0022】本発明による偏光フィルムは、液晶表示装
置等の各種の光学装置の形成などに好ましく用いうる
が、その実用に際しては偏光フィルムの片側又は両側に
透明保護層を設けた偏光板とすることもできる。透明保
護層の付加は、耐水性や取扱性の向上などを目的とす
る。
置等の各種の光学装置の形成などに好ましく用いうる
が、その実用に際しては偏光フィルムの片側又は両側に
透明保護層を設けた偏光板とすることもできる。透明保
護層の付加は、耐水性や取扱性の向上などを目的とす
る。
【0023】前記透明保護層の形成には、適宜な透明物
質を用いうるが、就中、透明性や機械的強度、熱安定性
や水分遮蔽性等に優れるプラスチックなどが好ましく用
いられる。その例としては、ポリエステル系樹脂やアセ
テート系樹脂、ポリエーテルサルホン系樹脂やポリカー
ボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂やポリイミド系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂やアクリル系樹脂、あるいは
アクリル系やウレタン系、アクリルウレタン系やエポキ
シ系やシリコーン系等の熱硬化型、ないし紫外線硬化型
の樹脂などがあげられる。
質を用いうるが、就中、透明性や機械的強度、熱安定性
や水分遮蔽性等に優れるプラスチックなどが好ましく用
いられる。その例としては、ポリエステル系樹脂やアセ
テート系樹脂、ポリエーテルサルホン系樹脂やポリカー
ボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂やポリイミド系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂やアクリル系樹脂、あるいは
アクリル系やウレタン系、アクリルウレタン系やエポキ
シ系やシリコーン系等の熱硬化型、ないし紫外線硬化型
の樹脂などがあげられる。
【0024】透明保護層は、プラスチックの塗布方式や
フィルムとしたものの接着層を介した積層方式などの適
宜な方式で形成してよく、厚さも任意である。一般には
500μm以下、就中1〜300μm、特に5〜200μ
mの厚さとされる。また透明保護層は、スティッキング
の防止や拡散ないしアンチグレア等を目的に表面に微細
凹凸構造を有するものとすることもできる。
フィルムとしたものの接着層を介した積層方式などの適
宜な方式で形成してよく、厚さも任意である。一般には
500μm以下、就中1〜300μm、特に5〜200μ
mの厚さとされる。また透明保護層は、スティッキング
の防止や拡散ないしアンチグレア等を目的に表面に微細
凹凸構造を有するものとすることもできる。
【0025】表面微細凹凸構造の透明樹脂層の形成は、
例えばシリカやアルミナ、チタニアやジルコニア、酸化
錫や酸化インジウム、酸化カドミウムや酸化アンチモン
等からなる、導電性のこともある無機系微粒子、架橋又
は未架橋のポリマー等からなる有機系微粒子などの透明
微粒子を含有させる方式、サンドブラストやマット処理
等にて表面を祖面化処理する方式などの適宜な方式で形
成することができる。
例えばシリカやアルミナ、チタニアやジルコニア、酸化
錫や酸化インジウム、酸化カドミウムや酸化アンチモン
等からなる、導電性のこともある無機系微粒子、架橋又
は未架橋のポリマー等からなる有機系微粒子などの透明
微粒子を含有させる方式、サンドブラストやマット処理
等にて表面を祖面化処理する方式などの適宜な方式で形
成することができる。
【0026】
【実施例】例1 ゴム硬度が70のニトリルブタジエンゴムからなる直径
70mm、面長500mmのゴム層に、図2(e)に示した
断面形状からなる2条のスパイラル溝を溝幅10mm、溝
深さ3mm、ピッチ20mm、リード40mmの条件で形成し
てなるスパイラルゴムロールを図1の符号5のガイドロ
ールに用い、他のガイドロール2,6,7にフラットな
ゴムロールを用いて図1に準じた方法にて、ヨウ素を溶
解した水からなる浴液中に幅400mm、厚さ20μmの
ポリビニルアルコールフィルムを2m/分の速度で導入
し、浸漬搬送して5%の延伸処理を施し、偏光フィルム
を得た。なおスパイラル溝の突出部角部の曲率半径は約
1.5mmとした。
70mm、面長500mmのゴム層に、図2(e)に示した
断面形状からなる2条のスパイラル溝を溝幅10mm、溝
深さ3mm、ピッチ20mm、リード40mmの条件で形成し
てなるスパイラルゴムロールを図1の符号5のガイドロ
ールに用い、他のガイドロール2,6,7にフラットな
ゴムロールを用いて図1に準じた方法にて、ヨウ素を溶
解した水からなる浴液中に幅400mm、厚さ20μmの
ポリビニルアルコールフィルムを2m/分の速度で導入
し、浸漬搬送して5%の延伸処理を施し、偏光フィルム
を得た。なおスパイラル溝の突出部角部の曲率半径は約
1.5mmとした。
【0027】例2 スパイラル溝の突出部角部に丸みをつけずに直角のまま
としたゴムロールを用いたほかは例1に準じて偏光フィ
ルムを得た。
としたゴムロールを用いたほかは例1に準じて偏光フィ
ルムを得た。
【0028】例3 ゴム層の硬度を110としたゴムロールを用いたほかは
例1に準じて偏光フィルムを得た。
例1に準じて偏光フィルムを得た。
【0029】評価試験 浴温度を20℃、30℃又は40℃とした場合の偏光フ
ィルムの製造状況を調べた。その結果を次表に示した。
ィルムの製造状況を調べた。その結果を次表に示した。
【0030】前記において、例3では、得られる偏光フ
ィルムに著しい押し跡や傷が発生したが、例1では押し
跡や傷等の異常が発生せず、外観が良好で品質の良好な
偏光フィルムの得られた。また例2では例3ほど著しく
はないが、得られる偏光フィルムに押し跡が発生し、高
温側では傷も発生した。
ィルムに著しい押し跡や傷が発生したが、例1では押し
跡や傷等の異常が発生せず、外観が良好で品質の良好な
偏光フィルムの得られた。また例2では例3ほど著しく
はないが、得られる偏光フィルムに押し跡が発生し、高
温側では傷も発生した。
【図1】実施例の説明図
【図2】スパイラルゴムロールの説明図
1:親水性高分子フィルム 2,5,5,7:ガイド
ロール 3:浴 4:浴液 8:スパイラルゴムロール 81,82,83,84:スパイラル溝
ロール 3:浴 4:浴液 8:スパイラルゴムロール 81,82,83,84:スパイラル溝
Claims (5)
- 【請求項1】 浴外及び浴液内に配置した複数のガイド
ロールを介し、親水性高分子フィルムに二色性物質を含
浸させて浴液内を浸漬搬送しつつ延伸処理して偏光フィ
ルムを製造するにあたり、前記ガイドロールの少なくと
も1本に、中央部を基準に左右対称なスパイラル溝を有
し、かつゴム硬度が100以下のスパイラルゴムロール
を用いることを特徴とする偏光フィルムの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において、スパイラルゴムロー
ルがそのスパイラル溝の親水性高分子フィルムと接する
部分を1mm以上の曲率半径を有する状態に成形した溝幅
50mm以下のものである製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、スパイラルゴ
ムロールをゴム硬度又はスパイラル溝の形状が相違する
組合せにて2本以上用いる製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3において、スパイラルゴム
ロールを浴液内に配置する製造方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4に記載の方法により製造し
てなる偏光フィルムの片側又は両側に透明保護層を設け
てなることを特徴とする偏光板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10334973A JP2000147252A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 偏光フィルムの製造方法及び偏光板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10334973A JP2000147252A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 偏光フィルムの製造方法及び偏光板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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