JP2000147093A - 音響計測装置及び該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブル - Google Patents

音響計測装置及び該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブル

Info

Publication number
JP2000147093A
JP2000147093A JP10323644A JP32364498A JP2000147093A JP 2000147093 A JP2000147093 A JP 2000147093A JP 10323644 A JP10323644 A JP 10323644A JP 32364498 A JP32364498 A JP 32364498A JP 2000147093 A JP2000147093 A JP 2000147093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acoustic
cable
gyro
data
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10323644A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Makimoto
伸生 牧本
Kazuhiko Hino
一彦 日野
Junichi Taguchi
順一 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10323644A priority Critical patent/JP2000147093A/ja
Publication of JP2000147093A publication Critical patent/JP2000147093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実、高精度に音響を発する移動体の運動を
計測することができる安価な音響計測装置及び該装置を
構成する自己位置計測機能付きケーブル。 【解決手段】 音響計測装置100は、信号の伝送可能
な、例えば、電話線を必要に応じて鋼線等により補強し
たケーブル110の途中に複数のジャイロ120を固定
し、一端にデータ処理部130を接続し、さらに、ケー
ブル110の途中の任意の位置に1または複数の音響セ
ンサが接続されて構成される。音響センサは、データ処
理部130を接続したケーブル端の反対側の他端側に設
けてもよく、また、ジャイロ120と同位置に設けても
よい。ジャイロ120は、3次元的な方向を計測するこ
とができる3軸ジャイロであり、データ処理部130
は、各ジャイロ120からの3次元方向の各データに基
づいて、各ジャイロ120の位置、音響センサの位置を
正確に演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響計測装置及び
該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブルに係
り、特に、水中移動体からの音響信号を検出するために
使用して好適な音響計測装置及び該装置を構成する自己
位置計測機能付きケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】水中移動体からの音響信号を検出するた
めに使用される音響計測装置に関する従来技術として、
例えば、「R.J.Urick 著 “水中音響の原理”共立出
版, 1978」等に記載された技術が知られている。一般
に、水中移動体からの音響信号を検出する音響計測装置
は、なるべく広い領域に渡った範囲から望みの種類の音
源をとらえるため、媒質の圧力変動である音波を圧電素
子等により電気信号として検出する種々の形態の音響セ
ンサが使用されている。
【0003】図11は従来技術による音響計測装置にお
ける音響センサの種々の使用形態を説明する図である。
図11において、460は水面、910は船底固定型セ
ンサ、920は曳航型センサ、930はブイ型センサ、
940は水底設置型センサ、950は水底である。
【0004】図11に示すように、音響計測装置におけ
る音響センサの使用形態としては、船の船底等に設けた
プラットフォームに固定されて使用する船体固定型セン
サ910、大きなセンサを船で引っ張って使用される曳
航型センサ920、水面に浮かぶブイ等の下部に設置し
て使用されるブイ型センサ930、水面付近では聞こえ
ない音をとらえるために水底950に設置して使用され
る水底設置型センサ940等がある。
【0005】前述した各種の形態で使用される音響セン
サは、1つの素子であってもよいが、一般には、複数の
素子が各種の形状に配置されて構成されている。そし
て、これらの音響センサからの検出データは、データ処
理装置により処理されて、音源の運動、主に位置と速度
とのデータとして検出されるが、この処理のために、音
響センサの位置データが明確になっていることが必要で
ある。
【0006】図12は水中、特に、海水中を伝わる音波
の特性について説明する図であり、次に、この図を参照
して、海水中を伝わる音波の特性について説明する。図
12において、710は音源、720は音響センサ、7
30は音波伝播経路、740は音波が届かない領域であ
る。
【0007】いま、図12に示すように、水面460か
ら任意の深さの位置Bに、水中移動体等の音響を発生す
る音源710があり、また、位置Bから離れた水面46
0から任意の深さの位置Aに、音源710からの音響信
号を検出するための音響センサ720が設置されている
ものとする。
【0008】音源710から発せられた音響信号は、水
中を伝わって音響センサ720により検出される筈であ
るが、媒質の不均一性などのために音響センサ720に
届かず検出することができない場合がある。すなわち、
媒質が海水である場合、海水の深さ方向に対する塩分濃
度の変化、温度の変化等により、音源710からの音響
信号は、音波伝播経路730として示すように、水中で
屈折し、また、水面等で反射する。これにより、水中に
は、この音響信号が、音波として届かない領域740が
生じる。
【0009】この結果、音源710と音響センサ720
との間の距離が非常に近いにもかかわらず、音響センサ
720に音響信号が届かない領域740が生じる場合が
あり、音響センサ720がこの領域にあると、音響セン
サ720は、音源710の存在を検出できないことにな
る。この現象は、音源710と音響センサ720とが水
面下の浅い場所にある場合に顕著であり、音源710、
音響センサ720の少なくとも一方が深い場所にあれ
ば、お互いに音の届かない領域に入る可能性が少ないこ
とが知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した海水中を伝わ
る音波の特性から理解できるように、前述したような音
波伝播状況の下で音源を確実に検出するためには、音響
センサを水底に固定するか水面から吊すなどして深い場
所に設置する必要がある。
【0011】図11により説明した従来技術の各種使用
形態の音響センサについてみると、船体固定型センサ9
10、曳航型センサ920は、水面下の浅い位置に設置
されるため、音源が浅い位置にある場合に、音源からの
音波が届かない領域に入る可能性が高く、音源の検出を
行うことができない場合があるという問題点を有してい
る。
【0012】また、ブイ型センサ930は、水面下の浅
い位置に設置されるため、前述と同様な問題点を有して
いると共に、ブイがアンカー等により係留されている場
合でも、海流等によりブイの位置が変わり、音響センサ
の位置を特定しにくいため、高精度に音源移動体の運動
を算出することが困難であるという問題点を有してい
る。
【0013】さらに、水底設置型センサは、センサの回
収、再利用がしにくくデータ送受信の方法も限られるた
め、運用上の費用が高くなりやすいという問題点を有し
ている。
【0014】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、確実に、かつ、高精度に音響を発する移動
体の運動を計測することができる安価な音響計測装置及
び該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブルを提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、信号伝達を行う機能を持つケーブルと、ケーブルの
一端に接続されたデータ処理部と、ケーブル上に固定さ
れた1または複数の音響センサとを備えた音響計測装置
において、ケーブル上に固定された複数のジャイロを備
え、各ジャイロが方向データを前記データ処理部に送
り、前記データ処理部が前記ジャイロからの方向データ
とジャイロ間隔とによりケーブル上の各点の3次元的な
相対位置を算出することにより達成される。
【0016】また、前記目的は、前記ケーブルの一端に
GPS装置をさらに備えることにより達成される。
【0017】また、前記目的は、前記ケーブルを、一端
または両端に接続装置を備えたケーブルユニットを複数
接続して構成することにより達成される。
【0018】また、前記目的は、前記ケーブルを流体の
流れまたは移動体で牽引することにより、前記複数の音
響センサを分散配置し、前記データ処理部が、複数の音
響センサからの検出信号と、前記算出された検出ープル
上の各点の位置情報とにより、観測目標の運動を3次元
的に計測することにより達成される。
【0019】さらに、前記目的は、前記ジャイロまたは
音響センサのそれぞれが、自ジャイロまたは自センサか
らのデータ送信の際、識別子として所定の値を持つ数値
をデータに添付し、また、データを隣接するジャイロま
たは音響センサに中継する際、データの中継方向に応じ
て前記識別子の値に±1加算を行うことにより達成され
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による音響計測装置
及び該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブルの
実施形態を図面により詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施形態による音響
計測装置の構成を説明する図、図2は自己位置計測機能
付きケーブルにより音響センサの位置を算出することが
できることの原理を説明する図、図3は音響センサの自
己位置算出の手順を説明する図である。図1、図2にお
いて、100は音響計測装置、110はケーブル、12
0はジャイロ、130はデータ処理部である。
【0022】本発明の第1の実施形態による音響計測装
置100は、図1に示すように、信号の伝送可能な、例
えば、電話線を必要に応じて鋼線等により補強したケー
ブル110の途中に複数のジャイロ120を固定し、一
端にデータ処理部130を接続し、さらに、図1には示
していないが、ケーブル110の途中の任意の位置に1
または複数の音響センサが接続されて構成される。音響
センサは、データ処理部130を接続したケーブル端の
反対側の他端側に設けてもよく、また、ジャイロ120
と同位置に設けてもよい。
【0023】ケーブル110の途中に設けられるジャイ
ロ120は、3次元的な方向を計測することができる3
軸ジャイロであり、データ処理部130は、ケーブル1
10の途中に設けられるジャイロ120からの3次元方
向の各データに基づいて、各ジャイロ120の位置、音
響センサの位置を正確に演算することができる。なお、
データ処理部130におけるジャイロ120の位置、音
響センサの位置の演算の処理手順入力ついては図3を参
照して後述する。また、本発明の第1の実施形態におい
て、図1に示すようなケーブル110、複数のジャイロ
120、データ処理部130のみを含んだ構成物を自己
位置計測機能付きケーブルと呼ぶこととする。
【0024】図1に示すような本発明の第1の実施形態
の音響計測装置によれば、ケーブルを用いることにより
音響センサを水中の深い場所に設置することができるの
で、音響センサが音源となる移動体からの音が届かない
領域に入る可能性が少なくなり、音源となる移動体を確
実に検出することが可能となる。
【0025】次に、図2を参照して、ケーブル110の
途中に設けられるジャイロ120からの3次元方向の各
データに基づいて、各ジャイロ120の位置、音響セン
サの位置を正確に演算することができることを説明す
る。
【0026】図2には本発明の実施形態による音響計測
装置100が水中に吊り下げられ、水流により装置が湾
曲した状態になった場合の装置100の一部を拡大して
見た様子を示している。この場合に、ケーブル110が
ある程度張っていてジャイロ120がある程度密に並ん
でいれば、あるジャイロ120の近傍でのケーブル11
0の接線方向は、そのジャイロ120の示す方向810
にほぼ等しい。従って、ケーブル110上の2点の相対
位置は、各ジャイロ位置でのケーブル接線方向単位ベク
トルとジャイロ間隔との積和として近似計算することが
できる。例えば、ジャイロ1、ジャイロ2、……、ジャ
イロnが等間隔に並んでいる場合、ジャイロ1とジャイ
ロnとの相対位置は、数1で示す式(1)により計算す
ることができる。
【0027】
【数1】
【0028】但し、数1において、ukはk番目のジャ
イロの示す方向の単位ベクトル、dはジャイロ間隔であ
る。各ukのデータは、ケーブルに埋め込んだ信号線を
経由してデータ処理部で取得することができる。
【0029】前述において、ジャイロ1が水面近くにあ
りその絶対位置が予め何等かの方法で判っているとする
と、水中にある任意の位置のジャイロとジャイロ1との
相対位置が求められることになり、また、この相対位置
とジャイロ1の絶対位置位置とから任意の位置にあるジ
ャイロの絶対位置を求めることができる。さらに、本発
明の実施形態による音響計測装置100は、すでに説明
したように、ケーブルの最下端を含む任意の位置に1ま
たは複数の音響センサを備えているが、音響センサの絶
対位置は、音響センサの近くにあるジャイロの絶対位置
と、そのジャイロの示す方向の単位ベクトルと、そのジ
ャイロと音響センサとの間のケーブルの長さとから求め
ることができる。
【0030】前述したように、図1に示す本発明の実施
形態の音響計測装置によれば、移動体が発する音響信号
を検出して移動体の運動を計測するために必要な音響セ
ンサの3次元的な位置を精度よく得ることができ、これ
により、音源となる移動体の運動を高精度に算出するこ
とができる。また、前述した本発明の実施形態による音
響計測装置は、装置を構成するジャイロ、ケーブル等の
部品がいずれも安価であり、ケーブルにジャイロやセン
サを固定する等の製造工程も簡単であり、しかも、水底
固定型のセンサに比べ回収や再利用が容易であるため、
装置全体の製造コスト及び運用コストを安価とすること
ができる。
【0031】次に、図3に示すフローを参照して、音響
計測装置の自己位置算出の処理手順を説明する。
【0032】(1)まず、ケーブルを鉛直に設置し、そ
の状態での各ジャイロの向きを基準方向として、各ジャ
イロを適切に初期化する。この初期化は、例えば、図1
に示す本発明の実施形態の場合、音響計測装置をその一
端より水中に降ろしていくとき等に実施されればよい
(ステップ1010)。
【0033】(2)その後、各ジャイロは、自らの向き
を観測する。観測されるのは、ステップ1010で初期
化された基準方向からの相対的な向きである(ステップ
1020)。
【0034】(3)各ジャイロは、ステップ1010で
観測した観測データである自ジャイロの向きを、ケーブ
ル110を介してデータ処理部130に転送する。観測
データの発信元をデータ信号部130に識別させるため
に各種の方法を用いることができるが、例えば、パソコ
ンのSCSI機器を接続する場合と同様に、各ジャイロ
に予め識別子を与えておき、観測データと共に、この識
別子をデータ処理部130に転送するようにすればよ
く、図8により後述するような方法を使用することもで
きる(ステップ1030)。
【0035】(4)方位、間隔積和を演算して、各ジャ
イロの位置、音響センサの位置を決定する。すなわち、
ケーブル上の点の位置(ここではケーブル上の所定の基
準点からのケーブル上での距離のこと)をs、ケーブル
上の点の3次元的位置をx=x(s)、ケーブル上の点
の接線方向単位ベクトルをt=(dx/ds)/|dx
/ds|(=dx/ds)とする。s、x、tの間には
x(s)=∫t・ds+積分定数の関係がある。また、
k番目のジャイロの位置s=skは各kについて既知で
あり、そこでのケーブルの接線方向単位ベクトルt=t
kはジャイロの向きのデータから分かる。そこで、2個
のジャイロi、j(i<j)間の相対位置x(si)−
x(sj)は、数2で示す式(2)の積和演算により近
似計算することができる。
【0036】
【数2】
【0037】ジャイロの観測精度が高く、かつ、前述の
積分をより高精度に計算したい場合、例えば、よく知ら
れたNewton-Cotesの公式(分点が等間隔の一連の積和
型の数値積分公式;「岩波数学辞典」第2版669ペー
ジ参照)を用いればよい。
【0038】以上の処理を行うことにより、データ処理
部130は、ケーブル上の2点間の3次元的相対位置を
算出することができ、図1に示す音響計測装置の水面上
の絶対位置が判れば、各ジャイロの絶対位置を求めるこ
とができる。なお、前述では、ジャイロ相互間の3次元
的相対位置を算出するとして説明したが、音響センサの
位置についても、前述したジャイロの位置から算出する
ことができる(ステップ1040、1050)。
【0039】図4は本発明の第2の実施形態による音響
計測装置の構成を説明する図である。図4において、2
00は本発明の第2の実施形態による音響計測装置、2
10はGPS装置であり、他の符号は図1の場合と同一
である。
【0040】図4に示す本発明の第2の実施形態による
音響計測装置200は、図1により説明した本発明の第
1の実施形態による音響計測装置100のケーブルの一
端にGPS装置210を付加して構成したものである。
GPS装置210の具体的な取り付け位置は、水面位置
にあるデータ処理部130と同位置であってよい。GP
S装置210は、よく知られているように、地球を周回
している人工衛星からの電波を受信して、正確な絶対位
置を検出することができるものである。
【0041】前述した本発明の第2の実施形態による音
響計測装置200は、GPS装置210を備えることに
より、自己絶対位置の計測が可能になり、これにより、
音響計測装置200を構成するジャイロを持つケーブル
上の各点の3次元的な絶対位置を計測するすることがで
きる。すなわち、この本発明の第2の実施形態は、GP
S210の位置(=ケーブルの一端の位置)からケーブ
ル上の各点までの相対位置を図1により説明した本発明
の第1の実施形態の場合と同様に得ることができるの
で、GPS210により得られる絶対位置と前述の相対
位置とを加えることにより、ケーブル上の各点の3次元
的な絶対位置を算出することができる。
【0042】なお、本発明の第2の実施形態において、
図1の実施形態により説明したように、ケーブル11
0、複数のジャイロ120、データ処理部130のみを
含んだ構成物にGPS装置130を付加したものは、自
己絶対位置計測機能付きケーブルと呼ぶことができるも
のとなる。
【0043】図5は前述で説明した本発明の第1、第2
の実施形態により使用する自己位置計測機能付きケーブ
ルをユニット化する場合のコネクタの構造を説明する図
である。図5において、300はケーブルユニット、3
10はコネクタ(オス)、320はコネクタ(メス)、
330はゴムチューブである。
【0044】図1、図4により説明した本発明の第1、
第2の実施形態による音響計測装置は、水面から吊り下
げて、その最下部が水中のかなり深い場所になるように
設置されて使用されるので、全体を一体として構成する
と、その取り扱い、保守等が困難になることが考えられ
る。
【0045】図5に示すケーブルユニット300は、こ
のような問題を解決するためのもので、自己位置計測機
能付きケーブルを所定の長さに切断、分割して構成し、
その両端にパソコンのケーブル、電話のモジュラーケー
ブル等に用いられるものに類似のロック機構付きコネク
タ(オス)310及びコネクタ(メス)320による接
続装置を付加し、その周りをゴムチューブ330等によ
り密閉して構成される。ユニットの接続部位は、張力に
耐える、信号を伝達する、浸水を防ぐの3条件が最低限
必要であるが、ロック機構付きのコネクタ310、32
0により、前述の張力に耐える、信号を伝達するという
条件を満たすことができ、また、コネクタの周りをゴム
チューブ330で密閉することにより浸水を防ぐという
条件を満たすことができる。
【0046】図5に示すようなケーブルユニット300
を複数本接続し、データ処理部130を接続することに
より、また、必要であればさらにGPS装置210を接
続することにより、図1または図4により説明した音響
計測装置を構成することができる。
【0047】なお、この場合、ジャイロ120は、コネ
クタ内に設けてもよく、あるいは、各ユニットのケーブ
ル内に設けてもよい。また、音響センサも、コネクタと
同一位置、あるいは、ユニットのケーブルの任意の位置
に設ければよい。さらに、音響計測装置全体のジャイ
ロ、音響センサの配置構成によっては、ジャイロだけを
備えたケーブルユニット、音響センサだけを備えたケー
ブルユニット、ジャイロも音響センサも備えないケーブ
ルユニットを用意しておき、それらのケーブルユニット
を任意に組み合わせて接続するようにすることもでき
る。
【0048】また、前述したようなケーブルユニットを
多数接続して音響計測装置を構成した場合のデータ伝達
処理は、図3により説明したと同様に行うことが可能で
あり、あるいは、図8により後述するような方法を使用
することもできる。
【0049】図5により説明したケーブルユニットを利
用することにより、本発明の第1、第2の実施形態によ
る音響計測装置と同等の機能を実現することができる。
そして、この場合、ケーブルユニットが均質であり、接
続個数に制限もないので、製造・販売・購入・運用を無
駄なく柔軟に行うことができる。
【0050】図6は本発明の第3の実施形態による音響
計測装置の構成を説明する図であり、図6において、4
00は音響計測装置、420はジャイロまたはジャイロ
+音響センサ、440は浮子、450は重りであり、他
の符号は図1の場合と同一である。
【0051】図6に示す本発明の第3の実施形態による
音響計測装置400は、前述した本発明の第1または第
2の実施形態による音響計測装置、あるいは、図5によ
り説明したケーブルユニットを複数接続して構成した音
響計測装置に、浮子440と重り450とを付加して構
成したものである。
【0052】音響計測装置の設置場所の水流が乱れて渦
を巻いたりしている状況があるような場合、浮子440
と重り450を付加することにより、それらを付加しな
い場合に比較して確実にケーブル110に張力を与える
ことができる。このため、音響計測装置400のケーブ
ル110は、ケーブルが流された場合にも、図2により
説明したように局所的に直線とみなすことができ、前述
で説明した自己位置計算方法を適用することができ、ケ
ーブル上の各点の位置を正確に求めることができる。
【0053】ケーブル上の所定の位置に設けられる音響
センサ420は、例えば、音響周波数センサであり、異
種のセンサが混在していてもよい。また、音響センサ及
びジャイロの取り付け位置は、同一であっても異なって
いてもよい。但し、センサとジャイロとが離れている
と、その間でケーブルがねじれることがあるので、例え
ば、音響センサとして方位センサを用いる場合には、音
響センサの位置にジャイロを設けることが望ましい。
【0054】また、前述した本発明の第3の実施形態に
よる音響計測装置のデータ伝達処理は、図3により説明
したと同様に行うことが可能であり、あるいは、図8に
より後述するような方法を使用することもできる。そし
て、各音響センサは、ケーブルを通じてデータ処理部1
30に観測データを出力する。また、センサ位置にジャ
イロがない場合、センサ位置Xは、X=X0+d・uと
して計算することができる。但し、X0は最寄りのジャ
イロの位置、uはX0でのケーブル接線方向単位ベクト
ル(ジャイロ方向からわかる)、dはセンサXからジャ
イロX0までの距離(共にケーブル上の所定の位置にあ
るので距離がわかる)である。
【0055】前述した本発明の第3の実施形態による音
響計測装置によれば、アレイ状にケーブル110上に配
置した各センサから情報を得ると共にその3次元的な位
置を知ることができ、これにより、音源となる移動体の
運動の計測を高精度に行うことができる。また、音響セ
ンサ(受波器)を深い場所に設置することができるの
で、悪天候時等に水面で発生する雑音による悪影響を受
けることを防止することができる。
【0056】図7は前述までに説明した本発明の実施形
態による音響計測装置を水流を利用して、あるいは、移
動体により曳航してケーブルを鉛直状から外れるように
流し、これにより音源としての移動体の3次元的な運動
を計測する方法を説明する図であり、以下、これについ
て説明する。図7に使用する音響計測装置は、図6に説
明した構成の音響計測装置400に準じるものでよく、
用いられる音響センサの種類、個数は任意である。
【0057】音響計測装置400は、流れのある水(例
えば海)の中に設置されるる。この場合、図7に示すよ
うに、水流510により多くの場合センサの配置が直線
から外れることになる。この結果、音響計測装置400
のケーブル上に設けられる複数の音響センサの位置は、
それぞれ、3次元的に異なったものとなり、しかも、前
述で説明したように、それぞれの音響センサの位置は、
正確に把握されていることになる。このように異なった
位置にある各音響センサからの検出信号を処理すること
により、音源としての移動体の3次元的な運動を正確に
計測することができる。
【0058】なお、図7では、各センサが鉛直面内の曲
線上にあるように描かれているが、センサが一直線上に
さえなければ、音源としての移動体の3次元的な運動を
正確に計測することができ、センサの配置は、例えば、
水平面内であってもよいし、また、一平面内でなくても
よい。
【0059】従来、1本のケーブルに配置された複数の
音響センサにより構成されるセンサアレイによる3次元
的運動の計測は困難であり、また、位置を特定しにくい
深い場所に設置したセンサを用いた運動の計測はさらに
困難であった。しかし、前述したように、本発明の実施
形態による音響計測装置を、水流を積極的に利用するよ
うに使用することにより、1本のケーブルに配置された
複数の音響センサにより構成されるセンサアレイで音源
となる移動体の3次元的な運動を計測することができ
る。これにより、運動計測のために複数地点にセンサを
設置する手間を不要とすることができる。
【0060】図8は前述までに説明した本発明の実施形
態による音響計測装置における複数のジャイロまたは音
響センサとデータ処理部との間でのデータ伝達方法を説
明する図であり、以下、これについて説明する。
【0061】データ処理部130は、ジャイロまたは音
響センサからのデータを受信すると、そのデータを発信
した発信元のジャイロまたは音響センサを識別する必要
がある。また、データ処理部130は、ジャイロまたは
音響センサに指示を与えるために、指示の対象となるジ
ャイロまたは音響センサを指定する必要がある。一般に
は、このような場合に、各ジャイロまたは音響センサの
それぞれに固有の識別子を予め与えておき、伝送データ
にこの識別子を付加する方法が使用される。
【0062】図8により説明する本発明のデータ伝送方
法の例は、各ジャイロまたは音響センサのそれぞれに固
有の識別子を与えることなく、データ発信元を識別し、
あるいは、指示対象を指定することができるようにした
ものである。このことは、特に、図5により説明したよ
うに、ジャイロ、音響センサの少なくとも一方を持つ、
あるいは、どちらも持たないケーブルユニットを任意に
必要な数だけ接続して音響計測装置を構成する場合、ジ
ャイロ、音響センサのそれぞれに固有の識別子を与えな
い方が、音響計測装置全体の構成を簡単とすることがで
きるという効果を得るために有効である。
【0063】説明の簡単化のために音響計測装置は、n
個のジャイロまたは音響センサを含んで構成されている
ものとする。また、ケーブル上でデータ処理部130に
近い側を「上流」、遠い側を「下流」と呼ぶことにす
る。
【0064】ケーブルに設けられているジャイロまたは
音響センサは、自分のデータを出力する機能、上流から
のデータを下流に転送する機能、下流からのデータを上
流に転送する機能、上流からの自己宛のデータを識別し
て取り込む機能とを有している。
【0065】そして、各ジャイロまたは音響センサは、
(a)自分がデータを出力するとき識別子「0」をデータ
本体に付加した識別子付きデータ610を上流に流し、
(b)上流から下流にデータを転送するとき、データ本体
の内容を変更することなく、識別子を1減少させ、(c)
下流から上流にデータを転送するとき、データ本体の内
容を変更することなく、識別子を1増加させ、(d)上流
から受け取ったデータの識別子の値が「0」の場合、そ
のデータ本体を取り込み、そのデータに応じた適切な動
作を行う。
【0066】この結果、データ処理部13が受け取るデ
ータには、それを発したジャイロまたは音響センサが上
流から数えて何個めかを示す識別子が付けられたことに
なり、データ処理部13は、これにより、データの発信
元を識別することができる。また、データ処理部13
は、識別子の値として「n」を付けた指示データを下流
に流せば、上流から数えてn番目のジャイロまたは音響
センサでの識別子の値が「0」となるので、n番目のジ
ャイロまたは音響センサがその指示を受け取ることにな
る。
【0067】なお、前述した方法は、例えば、パソコン
の周辺機器を直列に接続する場合に、各機器の識別子を
自動的に決定するためにも使用することができる。これ
により、例えば、SCSI機器をホストアダプタに接続
する場合、従来、予め各機器に一意的なIDを与える必
要があったが、IDを自動的に決定することができ手作
業によりIDを設定する必要をなくすことができる。
【0068】図9は複数個の音響計測装置を使用して計
測を行う音響計測システムの構成例を説明する図であ
り、以下、これについて説明する。
【0069】図9に示す音響計測システムは、図6によ
り説明した音響計測装置400を複数個使用して音源で
ある移動体の検出を行うものである。そして、この例
は、音響計測装置400に備えられるデータ処理部13
0を全体で1個とし、各音響計測装置400とデータ処
理部130との間を無線回線等により接続して、データ
処理部130が共通に使用されるように構成される。ま
た、データ処理部130は、複数の音響計測装置400
のそれぞれのジャイロ、音響センサの全てに対する指示
を行い、それらからの計測データを収集して、音源であ
る移動体の検出を行う。この音源である移動体の運動の
算出処理は、図7により説明したと同様に行うことがで
きる。
【0070】なお、前述した複数の音響計測装置400
のそれぞれに設けられる音響センサは、それぞれ異なっ
たものでもよく、例えば、ある装置は音響送波器のみを
含み、また、ある装置は音響周波数センサと音響方位セ
ンサとが混在する等であってよい。さらに、図11に説
明したような従来技術による音響センサを持つ音響計測
装置と混在させることも可能である。
【0071】前述した例によれば、複数の音響計測装置
を広い範囲に分散配置することができるので、単独で使
用する場合に比較して観測目標を発見できる領域が広く
なり、また、使用する音響センサ数が増加し、従って情
報が増加するので、運動の解析精度を向上させることが
できる。また、音響送波器と音響受波器とを別々の音響
計測装置に含ませて構成した場合、受波の際に送波器の
残響による悪影響を低減することができる。
【0072】図10は本発明の実施形態により使用され
る前述した自己位置計測機能付きケーブルを使用した指
向性音源の構成例を説明する図である。図10におい
て、1211、1212は音響送波器A、Bである。
【0073】前述までに説明した本発明の実施形態は、
自己位置計測機能付きケーブルに音響センサを設けて音
響計測装置を構成するとして説明したが、図10に示す
例は、音響センサに代わって複数の音響送波器A121
1、B1212を設けることにより、指向性音源を構成
した例である。
【0074】音を発する処理は、受波におけるビームフ
ォーミングの逆を行えばよく、例えば、図10に示すよ
うな配置の送波器を2個用いて方位θへの音を強めたい
とする。この場合、音響送波器A1211、B1212
のそれぞれが発する音の波形を、以下の式(3)、
(4)に示すようなものとする。
【0075】 A・sin(ωt+φ) ……(3) A・sin(ω(t+Δ/V)+φ) ……(4) 但し、式(3)、(4)において、tは時間、Aは振
幅、ωは各周波数、φは初期位相、dは送波器A、Bの
間隔、Δ=d・sin(θ)は各送波器からθ方向への
経路差、Vは音速である。
【0076】前述のように、ある方位θへの音を強めた
い場合、2つの音響送波器のその方向の経路差に応じて
位相をずらした音を隣接する音響送波器から発すればよ
い。逆に方位θへの送波レベルを小さくするには、前述
において一方の音響送波器の音の位相を反転させればよ
い。図10に示す例は、音響送波器を2つ設けたものと
しているが、音響送波器をさらに多数設けることによ
り、より指向性の鋭い音波を発するようにすることがで
きる。
【0077】前述により、指定した方位に送波レベルが
大きい、あるいは、小さい指向性を持った音源を実現す
ることができる。このような音源と音響センサとを併用
することにより、反射型の音響計測装置を構成すること
ができる。また、この例の場合、反射波を使用して特定
の方位にある物体を重点的に観測したい場合、特定の方
位にある物体を観測したくない、あるいは、第3者に観
測されたくない場合等に使用して有用である。
【0078】なお、一般に、音響センサ、音響送波器に
使用される音響変換素子は、センサとしても、送波器と
しても使用可能であり、図10に示す例において、音響
送波器を時分割的に、音響センサと音響送波器とに使用
して、音響計測装置とすることもできる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、信
号線を埋め込みジャイロ数個を付加したケーブルを用
い、それに所望の音響センサを取り付けることにより、
確実、高精度に移動体の運動を計測することができる安
価な音響計測装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による音響計測装置の
構成を説明する図である。
【図2】自己位置計測機能付きケーブルにより音響セン
サの位置を算出することができることの原理を説明する
図である。
【図3】音響センサの自己位置算出の手順を説明する図
である。
【図4】本発明の第2の実施形態による音響計測装置の
構成を説明する図である。
【図5】本発明の実施形態により使用する自己位置計測
機能付きケーブルをユニット化する場合のコネクタの構
造を説明する図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による音響計測装置の
構成を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態による音響計測装置を水流を
利用して、ケーブルを直線状ではなく曲線状に流し、こ
れにより音源としての移動体の3次元的な運動を計測す
る方法を説明する図である。
【図8】本発明の実施形態による音響計測装置における
複数のジャイロまたは音響センサとデータ処理部との間
でのデータ伝達方法を説明する図である。
【図9】複数個の音響計測装置を使用して計測を行う音
響計測システムの構成例を説明する図である。
【図10】本発明の実施形態により使用される自己位置
計測機能付きケーブルを使用した指向性音源の構成例を
説明する図である。
【図11】従来技術による音響計測装置における音響セ
ンサの種々の使用形態を説明する図である。
【図12】水中、特に、海水中を伝わる音波の特性につ
いて説明する図である。
【符号の説明】
100、200、400 音響計測装置 110 ケーブル 120 ジャイロ 130 データ処理部 210 GPS装置 300 ケーブルユニット 310 コネクタ(オス) 320 コネクタ(メス) 330 ゴムチューブ 420 ジャイロまたはジャイロ+音響センサ 440 浮子 450 重り 710 音源 720 音響センサ 730 音波伝播経路 740 音波が届かない領域 460 水面 910 船底固定型センサ 920 曳航型センサ 930 ブイ型センサ 940 水底設置型センサ 950 水底 1211、1212 音響送波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 順一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5J083 AC28 AD01 AD08 AD17 AE03 AF01 AF16 AF17 AF19 AG07 AG09 CA07 CA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号伝達を行う機能を持つケーブルと、
    ケーブルの一端に接続されたデータ処理部と、ケーブル
    上に固定された1または複数の音響センサとを備えた音
    響計測装置において、ケーブル上に固定された複数のジ
    ャイロを備え、各ジャイロは方向データを前記データ処
    理部に送り、前記データ処理部は前記ジャイロからの方
    向データとジャイロ間隔とによりケーブル上の各点の3
    次元的な相対位置を算出することを特徴とする音響計測
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルの一端にGPS装置をさら
    に備えることを特徴とする請求項1記載の音響計測装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ケーブルは、一端または両端に接続
    装置を備えたケーブルユニットを複数接続して構成され
    ることを特徴とする請求項1または2記載の音響計測装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ケーブルを流体の流れまたは移動体
    で牽引することにより、前記複数の音響センサを分散配
    置し、前記データ処理部は、複数の音響センサからの検
    出信号と、前記算出されたケーブル上の各点の位置情報
    とにより、観測目標の運動を3次元的に計測することを
    特徴とする請求項1、2または3記載の音響計測装置。
  5. 【請求項5】 前記ジャイロまたは音響センサのそれぞ
    れは、自ジャイロまたは音響センサからのデータ送信の
    際、識別子として所定の値を持つ数値をデータに添付
    し、また、データを隣接するジャイロまたは音響センサ
    に中継する際、データの中継方向に応じて前記識別子の
    値に±1加算を行うことを特徴とする請求項1ないし4
    のうちいずれか1記載の音響計測装置。
  6. 【請求項6】 信号伝達を行う機能を持つケーブルと、
    ケーブルの一端に接続されたデータ処理部と、ケーブル
    上に固定された複数のジャイロとを備えたことを特徴と
    する請求項1ないし5のうちいずれか1記載の音響計測
    装置を構成するために使用する自己位置計測機能付きケ
    ーブル。
JP10323644A 1998-11-13 1998-11-13 音響計測装置及び該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブル Pending JP2000147093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10323644A JP2000147093A (ja) 1998-11-13 1998-11-13 音響計測装置及び該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10323644A JP2000147093A (ja) 1998-11-13 1998-11-13 音響計測装置及び該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000147093A true JP2000147093A (ja) 2000-05-26

Family

ID=18157033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10323644A Pending JP2000147093A (ja) 1998-11-13 1998-11-13 音響計測装置及び該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000147093A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010502975A (ja) * 2006-09-08 2010-01-28 イクセア 合成アンテナを形成するための変形可能なアンテナを有するソナー及び関連する信号処理方法
JP2010025802A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 音源探査装置
JP2011075502A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The ホースラインの形状検出システム
JP2011158391A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Oki Electric Industry Co Ltd 整相システム、整相装置及び整相プログラム
KR101358787B1 (ko) 2012-06-28 2014-02-04 삼성중공업 주식회사 라인형상의 수중 장비 감시 시스템

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010502975A (ja) * 2006-09-08 2010-01-28 イクセア 合成アンテナを形成するための変形可能なアンテナを有するソナー及び関連する信号処理方法
JP2010025802A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 音源探査装置
JP2011075502A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The ホースラインの形状検出システム
JP2011158391A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Oki Electric Industry Co Ltd 整相システム、整相装置及び整相プログラム
KR101358787B1 (ko) 2012-06-28 2014-02-04 삼성중공업 주식회사 라인형상의 수중 장비 감시 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3561881B2 (ja) 水中移動体の測位装置
US8913463B2 (en) Positioning system
US20200110174A1 (en) Acoustic doppler system and method
WO2003100451A3 (en) Gps-based underwater cable positioning system
CN109239712B (zh) 基于水下声场和声能流的噪声探测方法
KR101885991B1 (ko) 실시간 해양환경 모니터링을 위한 음향 토모그래피 시스템 및 그 방법
US4970698A (en) Self-calibrating sonar system
JP2000147093A (ja) 音響計測装置及び該装置を構成する自己位置計測機能付きケーブル
Sotirin et al. Large aperture digital acoustic array
JP2004264070A (ja) バイスタティック方位検出システム及び検出方法
JP2755863B2 (ja) 水中航走体の位置検出装置及びその位置検出方法
JP5448153B2 (ja) 人工物検出システム、及び該システムに用いられる人工物検出方法
JPH0385476A (ja) 海底探索装置
JPH08136650A (ja) 音響測位装置
JP2001151195A (ja) 水中航走体用音響測位システム
JP4211218B2 (ja) 目標判別方法
JPH0820524B2 (ja) 海底埋設導体の検知器からの埋設深さ測定装置
JP3506604B2 (ja) 航行物体までの距離検出装置および距離検出方法
JP3388688B2 (ja) 音響測位装置
JP3506605B2 (ja) 航行物体の速度検出装置および速度検出方法
JP2897469B2 (ja) 水中方位距離測定装置
JP3225249B2 (ja) ブイ式音響測位装置
JP2001289935A (ja) 音響測位方法
JP2022166745A (ja) 超音波センサ
JP3040614B2 (ja) 超音波潮流分布測定装置