JP2000147008A - プロ―ブカ―ド - Google Patents

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JP2000147008A
JP2000147008A JP11120175A JP12017599A JP2000147008A JP 2000147008 A JP2000147008 A JP 2000147008A JP 11120175 A JP11120175 A JP 11120175A JP 12017599 A JP12017599 A JP 12017599A JP 2000147008 A JP2000147008 A JP 2000147008A
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Yoshie Hasegawa
義栄 長谷川
Isao Tanabe
功 田辺
Hidehiro Kiyofuji
英博 清藤
Akihisa Akahira
明久 赤平
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品のバンプ電極の高さ寸法又はそ
の頂部の形状を変化させないこと 【解決手段】 プローブカードにおいて、第1の基板の
一方の面側に配置されたフィルム状の第2の基板は、第
1の基板から間隔をおいた接触子区域及び該接触子区域
の周りに互いに角度的間隔をおいた複数の配線区域を備
える。接触子区域は第1の基板の側と反対側の面から突
出する導電性の複数の突起を有し、各突起はその先端側
に開放する凹所を有する。突起とバンプ電極とが押圧さ
れると、バンプ電極の頂部が凹所に受け入れられ、バン
プ電極頂部の変形が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の突起電極を
有する電子部品のための電気的接続装置として用いるプ
ローブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】チップ・サイズ・パッケージ(CS
P)、フィリップ・チップ等の電子部品は、ランダム又
はマトリクス状に配置された複数の電極ランドに半田に
よりバンプ電極を形成し、それらを電極部としている。
このような電子部品は、電極部の半田を溶融させて配線
基板のような回路基板の配線部に接着することにより、
回路基板に実装される。
【0003】この種の電子部品は、その良否の検査のた
めに、回路基板に実装される前に通電試験をされる。こ
の種の電子部品の通電試験に用いるプローブカードの1
つとして、導電性の多数の突起(突起電極)を電気絶縁
性のシート部材のブローブ領域にランダム又はマトリク
ス状に形成したフィルム状基板を用いたものがある。
(例えば、特開平8−220138号公報)。
【0004】この種のプローブカードは、フィルム状基
板の外周縁部を配線基板に装着しており、また突起に作
用する押圧力を受ける押え板を接触子区域と配線基板と
の間に配置している。電子部品の通電試験時、プローブ
カードは、接触子区域が押え板により電子部品に押圧さ
れることにより、各突起において電子部品の電極部に電
気的に接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のプロ
ーブカードは、電子部品の通電試験時に、各突起が電子
部品のバンプ電極に押圧されるから、半田製のバンプ電
極の高さ寸法又はその頂部(特に先端)の形状を不規則
に変形させる。このようにバンプ電極の高さ寸法又はそ
の頂部の形状が不規則に変化した電子部品は、これを回
路基板に実装すると、回路基板の配線部に接触しない電
極部が存在し、その結果回路基板の配線部に正しく接続
されない。
【0006】それゆえに、バンプ電極を有する電子部品
用のフィルム状基板を用いたプローブカードにおいて
は、電子部品のバンプ電極の高さ寸法又はその頂部の形
状を変化させないことが重要である。
【0007】
【解決手段、作用及び効果】本発明のプローブカード
は、電気絶縁性の第1の基板と、該第1の基板の一方の
面側に配置されたフィルム状の第2の基板であって前記
第1の基板から間隔をおいた接触子区域及び該接触子区
域の周りに互いに角度的間隔をおいた複数の配線区域を
備える第2の基板とを含む。前記接触子区域は前記第1
の基板の側と反対側の面から突出する導電性の複数の突
起を有し、各配線区域は前記突起に電気的に接続された
複数の配線部を有し、各突起はその先端側に開放する凹
所を有する。
【0008】本発明のプローブカードにおいて、突起と
電子部品のバンプ電極とが押圧されると、バンプ電極の
頂部が突起の凹所に受け入れられ、突起の凹所はバンプ
電極の頂部の逃げ部として作用する。
【0009】上記の結果、本発明によれば、フィルム状
基板を用いたプローブカードであるにもかかわらず、バ
ンプ電極の高さ寸法及び頂部の形状を変化させない。
【0010】各突起の先端を前記凹所が開放する平坦面
とすることができる。また、突起の凹所の断面積を、頂
面から所定の深さまでほぼ同じにするか、又は深い部位
ほど大きくすることができる。このようにすれば、バン
プ電極の基部を電子部品の側に押し潰す力はバンプ電極
に作用するが、バンプ電極の頂部を凹所の軸線の側に押
し潰す力はバンプ電極に作用しないから、バンプ電極の
高さ寸法及び頂部の形状の変化をより確実に防止するこ
とができる。
【0011】前記接触子区域は、さらに、前記突起と前
記配線区域の配線部とに電気的に接続された複数の配線
部を有することができる。また、各配線区域の配線部を
前記接触子区域から半径方向外方へ伸ばすことができ
る。
【0012】各配線区域は、さらに、クランク状に曲げ
られて前記配線部と交差する方向へ伸びる湾曲部を有す
る。これにより、たとえ、配線区域が全体的に強靭とな
って弾性変形し難くなっていても、湾曲部において部分
的に又は全体的に容易に弾性変形させることができ、そ
の結果第1の基板に対する配線区域の位置合わせが容易
になり、第1の基板への第2の基板の組み付け作業が容
易になり、プローブカードがそれだけ廉価になる。
【0013】前記第1の基板は、前記配線区域の配線部
に接続された複数の配線部と、該配線部に接続された複
数のテスターランドとを有していてもよい。
【0014】プローブカードは、さらに、前記接触子区
域の前記第1の基板側に当接されて前記接触子区域を平
坦に維持する平坦面を有する押え板を含むことができ
る。これにより、接触子区域がフィルム状であっても、
接触子区域の変形を押え板により阻止されるから、全て
の突起が電子部品のバンプ電極に確実に接触される。
【0015】前記押え板の平坦面を厚さ方向に弾性変形
可能の弾性材料層により形成することができる。これに
より、突起又はバンプ電極の高さ寸法の差が弾性材料層
の弾性変形により吸収されるから、全ての突起が電子部
品のバンプ電極により確実に接触される。
【0016】前記押え板を前記第1の基板に形成された
開口から前記第2の基板の側に突出させることができ
る。これにより、突起を電子部品のバンプ電極に確実に
接触させることができる。
【0017】さらに、前記押え板をばね力により前記接
触子区域に向けて付勢する押圧機構とを含むことができ
る。これにより、突起を電子部品のバンプ電極により確
実に接触させることができる。
【0018】前記押圧機構は、前記押え板を支持するよ
うに、前記第1の基板に配置された支持板を備えていて
もよいし、また前記第1の基板と前記押え板との間に配
置された弾性板を備えていてもよい。
【0019】前記押圧機構は、さらに、前記第1の基板
に配置された支持板であってその厚さ方向に貫通する貫
通穴を有する支持板と、前記貫通穴から前記押え板の側
に突出して先端を前記押え板に当接された押え棒と、前
記接触子区域に対する前記弾性体の押圧力を前記押え棒
を介して調整する調整手段とを含むことができる。
【0020】前記調整手段は、前記押え棒が突出する側
と反対側から前記貫通穴に螺合された調整ねじと、該調
整ねじと前記押え棒との間に配置された圧縮ばねとを備
えることができる。
【0021】上記の代わりに、前記押圧機構は、前記第
1の基板と直角の方向へ伸びる筒状体であってその軸線
方向における一端部において前記第1の基板にその他方
の面から突出する状態に配置された筒状体と、該筒状体
の他端に配置された蓋であって前記筒状体と同軸の開口
を有する蓋と、該蓋の開口を貫通して伸びて一端におい
て前記押え板に結合された軸部及び該軸部の他端に形成
されたフランジ部を有する押圧体と、前記軸部の周りに
あって前記押え板及び前記蓋の間に配置されて前記押え
板を前記第2の基板に向けて付勢するコイルばねとを備
えることができる。このようにすれば、電子部品の検査
時に異常なオーバードライブが突起に作用しても、その
ときの力はコイルばねにより低減され、その力によるバ
ンプ電極の損傷を防止することができる。また、電子部
品のバンプ電極面又はプローブカードの突起面が基準の
平面に対し傾斜していても、そのような傾斜は、押圧体
が蓋と押圧体との嵌合部においてその遊びに対応する角
度範囲内で傾くことにより、吸収される。
【0022】前記押圧機構は、さらに、前記蓋を貫通し
て前記筒状体の他端部に螺合された複数の第1のねじ部
材と、前記蓋に螺合されて先端を前記筒状体の他端面に
当接された複数の第2のねじ部材とを備えることができ
る。このようにすれば、第1の基板に対する押え板ひい
ては接触子区域の平行度や、接触子区域への押え板の押
圧力を容易に調整することができる。
【0023】各突起はリングの形状を有することができ
る。前記第2の基板は前記配線区域において前記第1の
基板に結合されていてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】第1の実施例
【0025】図1から図3を参照するに、プローブカー
ド20は、電気絶縁性の第1の基板22と、第1の基板
22の一方の面の側に配置されたシート状すなわちフィ
ルム状の第2の基板24とを含む。
【0026】図8を参照するに、検査すべき半導体デバ
イスすなわち電子部品14は、電極ランド16aに半田
製のバンプ電極16bを形成した複数の電極部16を主
体部18にランダム又はマトリックス状に有する。
【0027】再び図1から図3を参照するに、第1の基
板22は、配線基板のような回路基板である。第1の基
板22は、これを厚さ方向に貫通する開口26を中央部
に有し、複数の接続用ランド28を開口26の周りに多
重に有し、さらにテスタに接続される複数のテスタラン
ド30を接続用ランド28の周りに多重に有する。接続
用ランド30とテスタランド30とは、半径方向へ伸び
る配線部(図示せず)により一対一の形に電気的に接続
されている。
【0028】第2の基板24は、中央の矩形をしたプロ
ーブ基板部すなわち接触子区域32と、この接触子区域
32の周りに互いに角度的間隔をおいて半径方向へ伸び
る複数の配線基板部すなわち配線区域34とを備える。
【0029】接触子区域32は、図4及び図8に示すよ
うに、ポリイミドのような電気絶縁性材料から形成され
たフィルム状ベース36を用いて製作されている。接触
子区域32は、電子部品14の電極部16に対応された
複数のランド38と、各ランド38に形成された突起電
極すなわち突起40とをベース36の一方の面に有する
とともに、複数の配線部42をベース36の他方の面に
有する。
【0030】突起40は、電子部品14の電極部16に
対応されており、したがって検査すべき電子部品の電極
部16に応じてランダム又はマトリックス状に配置され
ている。各突起40は、ニッケルのような導電性の金属
材料により形成されており、また対応するランド38、
接触子区域32及び対応する配線部42を貫通してラン
ド38及び配線部42を電気的に接続している。突起4
0は接触子として作用する。
【0031】配線部42は、ばね性を有する金属層とさ
れている。配線部42を覆う保護層を接触子区域32に
形成してもよい。
【0032】図8に示すように、突起40のうち、ラン
ド38から突出する部分は第1の基板22とほぼ平行の
頂面44とされた截頭半球状の形状を有する。各突起4
0は、頂面44に開放する凹所46を有する。凹所46
は、頂面44から所定の深さ位置までの間ほぼ同じ横断
面積及び横断面形状を有する。このような凹所46は、
頂面44の側からのドリル加工、レーザ加工等により形
成することができる。
【0033】図示の例では、凹所46は、円形の横断面
形状を有するが、多角形の横断面形状を有していてもよ
い。また、凹所46は、貫通穴であるが、頂面44から
所定の深さ位置までの穴であってもよい。さらに、凹所
46は、頂面44から離れるほど、横断面積が大きくな
る形状を有していてもよい。なお、横断面とは、突起4
0の軸線に対して直角の面をいう。
【0034】各配線区域34は、図5から図7に示すよ
うに、ポリイミドのような電気絶縁性材料から形成され
たフィルム状ベース48を用いて製作されている。各配
線区域34は、接触子区域32の配線部42に対応され
た複数の配線部50をベース48の一方の面に形成し、
ばね層52をベース48の他方の面に形成し、配線部5
0を電気絶縁性の保護膜54により保護している。この
ため、配線区域34はある程度の強靭性及び可撓性を有
する。
【0035】配線区域34は、幅寸法がほぼ同じ長方形
の領域と、該長方形の領域の後端に続きかつ幅寸法が後
端側に向けて漸次増大する扇形状の領域とにより、ほぼ
扇形状に形成されている。配線部50は、長方形領域の
先端部から扇形状領域の後端部まで連続して形成されて
いる。隣り合う配線部50は、長方形領域においてはほ
ぼ平行に伸びるが、扇形状領域においては半径方向外方
へ伸びる。
【0036】各配線区域34のばね層52は、導電性材
料により形成されており、したがって通電試験時にアー
ス電位に接続することができる。各配線区域34の保護
膜54は、長方形領域の先端部において除去されて、ベ
ース48及び各配線部50を長方形領域の先端部におい
て露出させている。
【0037】各配線区域34は、ベース48及び各配線
部50の露出部を接触子区域32の縁部に重ね、加圧及
び加熱によりベース48の露出部を接触子区域32の樹
脂材に接着することにより、接触子区域32と一体化さ
れる。これにより、各配線区域34の配線部50は接触
子区域32の対応する配線部42に接触して電気的に接
続される。
【0038】各配線区域34の配線部50と接触子区域
32の配線部42とを半田のような導電性接着剤により
接着することにより、各配線区域34と接触子区域32
とを一体化させてもよい。
【0039】各配線区域34は、さらに、各配線部50
の後端部に電気的に接続された接続部56を後端外周縁
部に有するとともに、クランク状に曲げられた湾曲部5
8を扇形部に有する。
【0040】配線区域34の各接続部56は、導電性の
スルーホールであり、図示しないピン又は半田により第
1の基板22の接続用ランド28に結合されている。こ
れにより、配線区域34の配線部50は第1の基板22
の配線部に電気的に接続され、各配線区域34、ひいて
は、第2の基板24は第1の基板22に結合される。
【0041】第2の基板24は、突起40が第1の基板
22と反対側となるように、接触子区域32と配線区域
34とを互いに結合させ、その状態に第1の基板22に
結合される。
【0042】湾曲部58は、接触子区域32が第1の基
板22から離れるように、所定の曲率半径を有する形に
永久的に変形されており、また、扇形部の幅方向全体に
わたって連続して伸びて配線部50を横切っている。
【0043】図2に示すように、プローブカード20
は、さらに、第1の基板22と接触子区域32との間に
配置された矩形の押え板60を含む。押え板60は、矩
形のシート状の弾性材料層62を接触子区域32の側に
配置しており、また弾性板64を第1の基板22の側に
配置している。
【0044】弾性材料層62及び弾性板64は、ゴム板
のように少なくとも厚さ方向に弾性変形可能であり、ま
た接着のような適宜な手法で押え板60に取り付けられ
ている。弾性材料層62及び弾性板64は、それぞれ、
接触子区域32及び第1の基板22に接着等により組み
付けることが好ましいが、そのように組み付けなくても
よい。
【0045】押え板60は、第1の基板22の側に開放
する半球状の凹所66を第1の基板22の中心に対応す
る箇所に有する。弾性体64は、これを厚さ方向に貫通
する開口68を第1の基板22の開口26に対応する箇
所に有する。
【0046】プローブカードに組み立てられた状態にお
いて、弾性材料層62は接触子区域32に当接されてい
る。接触子区域32に対する押え板60の押圧力は、支
持板70に支持された押圧力手段により調整される。支
持体70は、複数のねじ部材72により第1の基板22
に組み付けられている。
【0047】押圧力手段は、支持体70の中心部を厚さ
方向に貫通する貫通穴74から押え板60の側に突出し
て先端を押え板60の凹所66に受け入れられた押えピ
ンすなわち押え棒76と、貫通穴74のねじ部に螺合さ
れた調整ねじ78と、調整ねじ78と押え棒76との間
に配置された圧縮コイルばねのような圧縮ばね80とを
備える。
【0048】貫通穴74からの押え棒76の突出量は、
貫通穴74のねじ部への調整ねじ78のねじ込み量を変
更することにより、調整することができる。プローブカ
ードに組み立てられた状態において、弾性材料層62、
弾性板64及び圧縮ばね80はわずかに圧縮されてい
る。
【0049】通電試験時、プローブカード20及び電子
部品14は、それらの一方が他方の上側となるように配
置された状態で、相寄る方向へ相対的に変位される。こ
れにより、各突起40とバンプ電極16bとが押圧され
る。このとき、半田製の各バンプ電極16bは、その基
部が電子部品14の側に押し潰され、その頂部が突起4
0の凹所46に食い込むように、変形される。
【0050】これにより、バンプ電極16bの基部が電
子部品14の主体部18の側に押し潰されるように変形
するとともに、図9に示す段部82がバンプ電極16b
の基部と頂部との境界付近に形成される。
【0051】しかし、突起40の凹所46がバンプ電極
16bの頂部の逃げ部として作用するから、バンプ電極
16bの頂部が凹所46に填り込むから、第2の基板2
4がフィルム状基板であるにもかかわらず、バンプ電極
16bの高さ寸法及び頂部(特に、先端)の形状を変化
させないし、突起40とバンプ電極16bとの間に良好
なコンタクトを得ることができる。
【0052】凹所46の断面積が、頂面から所定の深さ
までほぼ同じであるか、又は深い部位ほど大きいと、バ
ンプ電極16bの基部を電極ランド16aの側に押し潰
す力はバンプ電極16bに作用するが、バンプ電極16
bの頂部を凹所46の軸線の側に押し潰す力はバンプ電
極16bに作用しない。これにより、バンプ電極16b
の高さ寸法及び頂部の形状の変化をより確実に防止する
ことができる。
【0053】電極部16と突起40とが相対的に押圧さ
れたとき、接触子区域32を第1の基板22の側に変位
させる力がプローブカード20に作用する。そのような
力は、弾性材料層62、弾性板64及び圧縮ばね80に
吸収される。また、第1の基板22に対する接触子区域
32の振れは押え棒76の先端を中心とする押え板60
の振れにより吸収され、このときの接触子区域32と第
1の基板22との変位は弾性板64により吸収され。
【0054】このため、電極部16と突起40とが押圧
されたときに、接触子区域32が変形しても、電子部品
14と接触子区域32とが相対的に傾いていても、並び
に、電極部16及び突起40の高さ寸法に多少の誤差が
あっても、それらの傾き及び誤差は、弾性材料層62、
弾性板64及び圧縮ばね80の変形により吸収され、全
ての突起40がバンプ電極16bに確実に接触する。こ
の作用・効果は、弾性材料層62を押え板60に設ける
だけでも生じるが、弾性板64又は圧縮ばね80を設け
ると、より確実に得ることができる。
【0055】プローブカード20は、第1の基板22、
接触子区域32及び配線区域34を別々に製作し、接触
子区域32と配線区域34とを結合させて第2の基板2
4を組み立て、第2の基板部24をその配線区域34に
おいて第1の基板部22に組み付けることにより、製作
することができる。
【0056】弾性材料層62を有する押え板60及び弾
性体64からなるスペーサは、第2の基板部24を第1
の基板部22に組み付ける際に、第1の基板22と接触
子区域32との間に配置することができる。また、支持
板70、押え棒76、調整ねじ78及び圧縮ばね80
は、第2の基板部24を第1の基板部22に組み付けた
後に、所定の箇所に組み付けることができる。
【0057】プローブカード20によれば、配線区域3
4の配線部を横切る湾曲部58を有するから、配線区域
34を全体的に強靭にして弾性変形し難くすることによ
り配線区域34にばね性を持たせても、湾曲部58の両
側を押し引きするように、すなわち湾曲部の曲率半径が
大きくなるように又は小さくなるように、湾曲部におい
て部分的に又は全体的に容易に弾性変形させることがで
きる。
【0058】上記のように配線区域34を湾曲部58に
おいて配線区域毎に変形させることができると、例え
ば、第2の基板24の接続部56が第1の基板22の接
続用ランド28に対しずれていても、各配線区域34を
湾曲部58において伸縮させて各配線区域34の接続部
56を対応する接続用ランド28に整合させることがで
きる。このため、第1の基板22に対する各配線区域3
4の位置合わせが容易になり、第1の基板22への第2
の基板24の組み付け作業が容易になり、プローブカー
ド20がそれだけ廉価になる。
【0059】プローブカード20によれば、また、配線
区域34が互いに独立しているから、配線区域34を配
線部毎に独立して変形させることができる。このため、
第1の基板22に対する各配線区域34の位置合わせが
より容易になり、第1の基板22への第2の基板24の
組み付け作業がより容易になり、プローブカード20が
より廉価になる。
【0060】上記の実施例において、接触子区域と配線
区域とを共通のフィルム状部材で形成してもよい。いか
し、上記実施例のように接触子区域と配線区域とを互い
に結合された異なるシート状部材で製作すれば、配線区
域並びにその製作技術及び製作設備を電極部の配置パタ
ーンが異なる各種の電子部品に共通の部材として利用す
ることができるから、第2の基板の制作費が廉価にな
る。
【0061】第2の実施例
【0062】図10から図12を参照するに、プローブ
カード90は、押え板92を支持板94に支持させてい
る。押え板92は、板状の弾性材料層96を接触子区域
32の側に有しており、また第1の基板22の開口26
を貫通する状態に複数の取り付けねじ98と複数の調整
ねじ100とにより支持板94に組み付けられている。
【0063】支持板94は、複数のねじ部材102によ
り第1の基板22に取り付けられている。取り付けねじ
98は、支持板94を貫通して押え板92のねじ穴に螺
合されている。調整ねじ100は、支持板96のねじ穴
に螺合されている。
【0064】弾性材料層96は、プローブカードに組み
立てられた状態において、接触子区域32に当接されて
おり、またわずかに圧縮されている。プローブ基板32
に対する押え板92の平行度は、取り付けねじ98及び
調整ねじ100のねじ込み量を変更することにより、調
整することができる。
【0065】プローブカード90において、電極部16
と突起40とが押圧されたときに接触子区域32を第1
の基板22の側に変位させる力は弾性材料層96に吸収
され、第1の基板22に対する接触子区域32の振れは
弾性材料層96の弾性変形により吸収される。
【0066】上記の結果、電極部16と突起40とが押
圧されたときに、接触子区域32が変形しても、電子部
品14と接触子区域32とが相対的に傾いていても、並
びに、電極部16及び突起40の高さ寸法に多少の誤差
があっても、それらの傾き及び誤差は、弾性材料層96
により吸収され、全ての突起40がバンプ電極16bに
確実に接触する。
【0067】第3の実施例
【0068】なお、図13に示すプローブカード110
のように、図1から図3に示すプローブカード20にお
いて弾性板64を第1の基板22と押え板60との間に
配置しなくてもよい。それゆえに、プローブカード11
0は、弾性板により得られる作用・効果を除いて、プロ
ーブカード20とほぼ同じ作用・効果を奏する。
【0069】接触子区域32を全ての配線区域34で共
通とする代わりに、接触子区域32を配線区域34毎の
複数の接触子区域要素に分割し、各接触子区域要素を対
応する配線区域34に結合させて複数のプローブユニッ
トを形成し、全てのプローブユニットの接触子区域を共
通の押え板に結合させてもよい。
【0070】第4の実施例
【0071】図14及び図15を参照するに、プローブ
カード120は、電気絶縁性の第1の基板122と、第
1の基板122の一方の面側に配置されたシート状すな
わちフィルム状の第2の基板124とを含む。
【0072】第1の基板122は、これを厚さ方向に貫
通する開口126の形状と、接続用ランド128の配置
位置とにおいて、前記した第1の基板22と相違する。
開口126は矩形の形状を有し、接続用ランド128は
開口126の周りに複数列に形成されている。
【0073】第2の基板124は、中央に位置するプロ
ーブ基板部すなわち接触子区域132と、この接触子区
域132の周りに互いに角度的間隔をおいた複数の配線
基板部すなわち配線区域134とを備える。
【0074】接触子区域132は、図16に示すよう
に、ポリイミドのような電気絶縁性材料から形成された
フィルム状ベース136を用いて十字状に製作されてい
る。接触子区域132は、電子部品の電極部に対応され
た複数の突起電極すなわち突起140と、突起140に
一体的に形成された複数の配線部142とをベース13
6の一方の面に有する。
【0075】突起140はベース136の中央の矩形領
域に形成されており、配線部142は対応する突起から
伸びる状態に形成されている。各突起40はニッケルの
ような導電性の金属材料により形成されており、配線部
142はばね性を有する金属層とされている。配線部1
42を覆う保護層を接触子区域132に形成してもよ
い。
【0076】図17及び図18に示すように、突起14
0は、ベース136と反対側の面(先端面)を第1の基
板22とほぼ平行の頂面144とされたリングの形状を
有する。各突起140は、頂面144に開放する凹所1
46を有する。凹所146は、頂面144から所定の深
さ位置までの間ほぼ同じ横断面積及び横断面形状を有す
る。
【0077】なお、凹所146は、多角形の横断面形状
を有していてもよいし、図19(A)に示すように頂面
144から離れるほど横断面積が大きくなる形状を有し
ていてもよい。また、図19(B)に示すように、ベー
ス136の一方の面に突起140を形成し、ベース13
6の他方の面に配線部142を形成し、突起140と配
線部142とをベース136を貫通する導電性接続部1
38により接続してもよい。
【0078】各配線区域134は、図20に示すよう
に、扇形状領域の代わりにホームベース状領域を有し、
ホームベース状領域の先端に長方形領域を形成している
点で、前記した配線区域34と異なる。配線区域134
は長方形領域において接触子区域132に一体化されて
おり、配線部50は長方形領域において接触子区域13
2の配線部142に接続されている。
【0079】第1の基板122のランド128に接続さ
れる接続部148は、ホームベース状領域の端部に複数
列に形成されている。各ランド128は、導電性のスル
ーホールとすることができる。
【0080】第2の基板124は、突起140が第1の
基板122と反対側となるように、接触子区域132と
配線区域134とを互いに結合させ、その状態に第1の
基板122に結合される。
【0081】図21から図24に示すように、押え板6
0のための押圧機構は、第1の基板122と直角の方向
へ伸びる四角筒状の筒状体150と、筒状体150に配
置された蓋152と、押え板60に結合された押圧体1
54と、押え板60を第2の基板124の接触子区域1
32に向けて付勢するコイルばね156とを含む。
【0082】筒状体150は、第1の基板122から突
出する状態に軸線方向における一端部において第1の基
板122に開口126と同軸的に組み付けられている。
蓋152は、筒状体150と同軸の円形の開口158を
有しており、また複数対のねじ部材160,162によ
り筒状体150の他端に組み付けられている。
【0083】図12に示すねじ部材98及び100と同
様に、一方の各ねじ部材160は蓋152を貫通して筒
状体150のねじ穴に螺合された組み付けねじであり、
他方の各ねじ部材162は蓋152に螺合されて先端を
筒状体150の端面に接触する調整ねじである。
【0084】押圧体154は、蓋152の開口158を
貫通して伸びて一端において押え板60に螺合された軸
部164と、軸部164の他端に形成されたフランジ部
166とを有しており、フランジ部166を蓋152に
接触させている。軸部164は開口158にはわずかな
遊びを有して嵌合されている。
【0085】コイルばね156は、軸部164の周りに
あって押え板60及び蓋152の間に配置された圧縮ば
ねである。第2の基板124の接触子区域132への押
え板60の押圧力は、ねじ部材160,162により調
整することができる。
【0086】プローブカード120も、電子部品14の
検査時に、プローブカード120と電子部品14とが相
寄る方向へ相対的に変位される。これにより、突起14
0と半田製のバンプ電極部16bとが図17に示すよう
に押圧される。このとき、バンプ電極部16bは、その
基部が電子部品14の側に押し潰され、その頂部が突起
140の凹所146に食い込むように、変形される。こ
れにより、バンプ電極16bの基部が電子部品14の主
体部18の側に押し潰されるように変形する。
【0087】上記の結果、電子部品14とプローブカー
ド120との相対的位置及び相対的姿勢が正しいなら
ば、押え板60は図23図に示すように後退され、図2
5(A)及び(B)に示す段部82がバンプ電極16b
に形成されるが、バンプ電極16bの頂部は変形されな
い。
【0088】また、図24に示すように、電子部品14
のバンプ電極面又はプローブカード120の突起面が基
準の平面に対して傾斜している場合のように、電子部品
14とプローブカード120(特に、押え板60)とが
相対的に傾斜していると、押圧体154が軸部164と
開口158との間のわずかな遊びにより、電子部品14
と押え板60との相対的角度θに対応するだけ傾いた状
態で後退される。
【0089】このため、電子部品14とプローブカード
120との相対的位置が正しい限り、図25(A)及び
(B)に示す段部82がバンプ電極16bに形成される
が、バンプ電極16bの頂部は変形されない。また、電
子部品14とプローブカード120との相対的位置が多
少ずれていても、図25(C)に示すように馬蹄形の段
部168がバンプ電極16bに形成されるが、バンプ電
極16bの頂部は変形されない。
【0090】プローブカード120においては、異常な
オーバードライブが突起140に作用すると、そのとき
の力はコイルばね156により低減され、その力による
バンプ電極16bの損傷を防止することができる。
【0091】また、プローブカード120においては、
電子部品14と押え板60とが相対的に傾斜していると
きの軸部164の傾きは、開口158と軸部164との
間のわずかな遊びの相当する値だけであるから、プロー
ブカード20,110に比べて著しく小さく、安定して
試験を実行することができる。
【0092】さらに、プローブカード120において
は、第1の基板122に対する押え板60ひいては接触
子区域132の平行度や、接触子区域132への押え板
60の押圧力は、ねじ部材160,162に螺合状態を
調節することにより容易に行うことができる。
【0093】本発明は、上記実施例に限定されない。た
とえば、各突起40の形状を截頭半球状又はリング状と
する代わりに、板状、ボタン状等の他の形状としてもよ
い。また、接触子区域32の配線部42を突起40と同
じ側に設けてもよい。それゆえに、当業者は、本発明の
趣旨を逸脱することなく、上記実施例を種々の実施の形
態に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプローブカードの第1の実施例を
示す平面図
【図2】図1における2−2線に沿って得た断面図
【図3】図1に示すプローブカードの底面図
【図4】接触子区域の一部の拡大断面図
【図5】配線区域の一実施例を示す平面図
【図6】図5における6−6線に沿って得た断面図
【図7】配線区域の後端部の拡大断面図
【図8】電子部品のバンプ電極をプローブカードの突起
とを相対的に押圧した状態の一部を示す拡大断面図
【図9】突起により変形されたバンプ電極の一実施例を
示す平面図
【図10】本発明に係るプローブカードの第2の実施例
を示す平面図
【図11】図10における11−11線に沿って得た断
面図
【図12】図10における12−12線に沿って得た断
面図
【図13】本発明に係るプローブカードの第3の実施例
を示す図2と同様の断面図
【図14】本発明に係るプローブカードの第4の実施例
を示す底面図
【図15】図14における15−15線に沿って得た断
面図
【図16】第4の実施例で用いる接触子区域の一実施例
を示す底面図
【図17】第4の実施例で用いる突起の一実施例を示す
断面図
【図18】第4の実施例で用いる突起及び配線部の一実
施例を示す底面図
【図19】突起の他の実施例を示す断面図
【図20】第4の実施例で用いる配線区域の一実施例を
示す平面図
【図21】第4の実施例で用いる押圧機構の一実施例を
示す平面図
【図22】図21における21ー21線に沿って得た断
面図
【図23】図22に示す押圧機構の動作を説明するため
の断面図
【図24】図22に示す押圧機構の他の動作を説明する
ための断面図
【図25】第4の実施例で用いる突起により変形された
バンプ電極の一実施例を示す平面図
【符号の説明】
14 電子部品 16 電子部品の電極部 16a 電極ランド 16b バンプ電極 18 電子部品の主体部 20,90,110,120 プローブカード 22,122 第1の基板 24,124 第2の基板 26,126 第1の基板の開口 28,128 接続用ランド 30 テスターランド 32,132 接触子区域 34,134 配線区域 36,136 接触子区域のフィルム状ベース 38 接触子区域のランド 40,140 接触子区域の突起(突起電極) 42,142 接触子区域の配線部 44,144 突起の頂面 46,146 突起の凹所 48 配線区域のフィルム状ベース 50 配線区域の配線部 52 配線区域のばね層 54 配線区域の保護膜 56 配線区域の接続部 58 配線区域の湾曲部 60 押え板 62 弾性材料層 64 弾性板 70 支持板 76 押え棒 78 調整ねじ 80 圧縮ばね 92 押え板 94 支持板 96 弾性材料層 98,100 ねじ部材 150 筒状体 152 蓋 154 押圧体 156 コイルばね 158 蓋の開口 160,162 ねじ部材 164 押圧体の軸部 166 押圧体のフランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清藤 英博 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目6番8号 株式会社日本マイクロニクス内 (72)発明者 赤平 明久 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目6番8号 株式会社日本マイクロニクス内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性の第1の基板と、該第1の基
    板の一方の面側に配置されたフィルム状の第2の基板で
    あって前記第1の基板から間隔をおいた接触子区域及び
    該接触子区域の周りに互いに角度的間隔をおいた複数の
    配線区域を備える第2の基板とを含み、前記接触子区域
    は前記第1の基板の側と反対側の面から突出する導電性
    の複数の突起を有し、各配線区域は前記突起に電気的に
    接続された複数の配線部を有し、各突起はその先端側に
    開放する凹所を有する、プローブカード。
  2. 【請求項2】 各突起は、その先端を前記凹所が開放す
    る平坦面とされており、また前記凹所の断面積は、頂面
    から所定の深さまでほぼ同じであるか、又は深い部位ほ
    ど大きい、請求項1に記載のプローブカード。
  3. 【請求項3】 前記接触子区域は、さらに、前記突起と
    前記配線区域の配線部とに電気的に接続された複数の配
    線部を有する、請求項1又は2に記載のプローブカー
    ド。
  4. 【請求項4】 前記接触子区域と前記配線区域とは、互
    いに結合された異なるフィルム状部材で製作されてい
    る、請求項1,2又は3に記載のプローブカード。
  5. 【請求項5】 各配線区域の配線部は前記接触子区域か
    ら半径方向外方へ伸びている、請求項1から4のいずれ
    か1項に記載のプローブカード。
  6. 【請求項6】 各配線区域は、さらに、クランク状に曲
    げられて当該配線区域の配線部と交差する方向へ伸びる
    湾曲部を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載
    のプローブカード。
  7. 【請求項7】 前記第1の基板は、前記配線区域の配線
    部に接続された複数の配線部と、当該配線部に個々に接
    続された複数のテスターランドとを有する、請求項1か
    ら6のいずれか1項に記載のプローブカード。
  8. 【請求項8】 さらに、前記接触子区域の前記第1の基
    板の側に当接されて前記接触子区域を平坦に維持する平
    坦面を有する押え板を含む、請求項1から7のいずれか
    1項に記載のプローブカード。
  9. 【請求項9】 前記押え板の平坦面は厚さ方向に弾性変
    形可能の弾性材料層により形成されている、請求項8に
    記載のプローブカード。
  10. 【請求項10】 前記押え板は前記第1の基板に形成さ
    れた開口から前記第2の基板の側に突出されている、請
    求項8又は9に記載のプローブカード。
  11. 【請求項11】 さらに、前記押え板をばね力により前
    記接触子区域に向けて付勢する押圧機構とを含む、請求
    項8,9又は10に記載のプローブカード。
  12. 【請求項12】 前記押圧機構は、前記第1の基板と直
    角の方向へ伸びる筒状体であってその軸線方向における
    一端部において前記第1の基板にその他方の面から突出
    する状態に配置された筒状体と、該筒状体の他端に配置
    された蓋であって前記筒状体と同軸の開口を有する蓋
    と、該蓋の開口を貫通して伸びて一端において前記押え
    板に結合された軸部及び該軸部の他端に形成されたフラ
    ンジ部を有する押圧体と、前記軸部の周りにあって前記
    押え板及び前記蓋の間に配置されて前記押え板を前記第
    2の基板に向けて付勢するコイルばねとを備える、請求
    項11に記載のプローブカード。
  13. 【請求項13】 前記押圧機構は、さらに、前記蓋を貫
    通して前記筒状体の他端部に螺合された複数の第1のね
    じ部材と、前記蓋に螺合されて先端を前記筒状体の他端
    面に当接された複数の第2のねじ部材とを備える、請求
    項11又は12に記載のプローブカード。
  14. 【請求項14】 各突起はリングの形状を有する、請求
    項1に記載のプローブカード。
  15. 【請求項15】 前記第2の基板は前記配線区域におい
    て前記第1の基板に結合されている、請求項1から14
    のいずれか1項に記載のプローブカード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002202322A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Yokowo Co Ltd コンタクトプローブ
JP2010050437A (ja) * 2008-07-25 2010-03-04 Yokogawa Electric Corp Icテスタ

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