JP2000146302A - 空気清浄機付き温風暖房装置 - Google Patents
空気清浄機付き温風暖房装置Info
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- JP2000146302A JP2000146302A JP10324708A JP32470898A JP2000146302A JP 2000146302 A JP2000146302 A JP 2000146302A JP 10324708 A JP10324708 A JP 10324708A JP 32470898 A JP32470898 A JP 32470898A JP 2000146302 A JP2000146302 A JP 2000146302A
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Abstract
気清浄部の単独運転時のほこりや臭いの除去速度と除去
率の向上、また暖房時の単独運転時の室内温度の均一化
と速暖性の向上を得る。 【解決手段】 制御装置15により、運転初期の一定時
間空気清浄部の空気清浄用ファン9の定格能力以上の能
力駆動、または空気清浄部の空気清浄用ファン9と温風
暖房部の暖房用ファン3の同時駆動を行い、空気循環風
量の増加と風向方向の2方向化により解決する。
Description
暖房装置のより良い空気の清浄化を行うことを目的とし
た制御シーケンスに関する。
いて、図6に同装置の断面図、図7に室内空気の循環図
を示し、以下に説明をする。
れ、下部を温風暖房部、上部を空気清浄部とした複合機
である。温風暖房部はバーナ2で燃料を燃焼し、暖房用
ファン3により外部空気4を機器後方の吸気口5から吸
込み、熱交換機6を通過することにより機器前方の吹出
し口7から温風8となって外部へ送出する。また、空気
清浄部は空気清浄用ファン9により外部空気10を機器
前方の吸気口11から吸込み、フィルター12を通過す
ることによりほこりや臭いを除去して吹出し口13から
清浄空気14を外部へ送出する。以上の構成で動作は温
風暖房部および空気清浄部の各々の運転スイッチによる
ものであり、単独・同時運転は可能であるが、連動はし
ていなかった。
において、ほこりや臭いの除去率を向上させるには、空
気清浄部の集塵装置であるフィルターの除去性能の向上
をする以外に、室内空気の循環を多くして空気清浄部の
フィルターを通過する空気を多くすること、または効率
よく室内全体の空気の循環を行うことが挙げられる。つ
まり、室内の隅や床に堆積しがちで循環しにくいほこり
や臭いをより多く循環させることである。
房装置では、室内空気の循環を多くするには空気清浄用
ファンの駆動能力で限られ、能力増大の逆作用として騒
音値の増加や部品温度の上昇、風路や部品の大型化、人
への大量の循環風の接触による冷風感や不快感などが課
題となってくる。
しやすくするには、室内全体に空気の流れを起こし、堆
積しているほこりや臭いを舞い上がらせて循環する方法
が挙げられるが、従来の装置では清浄された空気の吹出
し方向は1方向であり、室内循環領域は限られる。
する場合は器具前方への吹出し方向が加わり、室内空気
の循環性としては良くなるが、暖房機能が必要な時に限
られてくる。
温度の均一化や速暖性の向上をさせるには、室内空気の
循環を多くして室内上方に偏りがちな温まった空気を下
方へ混合することである。
房装置では、室内空気の循環を多くするには暖房用ファ
ンの駆動能力で限られ、能力増大の逆作用として騒音値
の増加や部品温度の上昇、風路や部品の大型化、人への
大量の循環風の接触による不快感などが課題となってく
る。また温風の吹出し方向は1方向であるため、室内循
環領域は限られる。
循環はある限られた空間のみの循環になっており、ほこ
りや臭いの除去または室内温度の均一や速暖性も室内全
体の効果としては低い傾向にあり、室内空間の大きさが
大きくなるに従いその傾向は増大する。
するために、空気清浄部の運転初期時、つまりほこりや
臭いが最も多いと考えられる時、空気清浄部としての定
格能力の風量以上の風量で一定時間のみ駆動する。また
暖房用ファンも一定時間のみ駆動し、その際温風暖房部
の燃焼は停止させておく。2つのファンを同時駆動する
ことによる風量の増加と風向の広範囲化を行う。時間限
定は逆効果とされる冷風感の増加を考慮したものであ
る。その暖房用ファンの駆動能力は空気清浄部の運転能
力に同期したもの、つまりほこりや臭いの量に対応させ
るものであり、空気清浄部の運転能力の低下により暖房
用ファンの駆動停止する制御状態もあり得るものとす
る。
増加して、より広くの室内空間とより多くの空気量を循
環させる。
その排気と外部から取入れた空気を温風に変える熱交換
機と、その温風を機器本体下部から前方向に送出する暖
房用ファンとを有する温風暖房部と、外部から取入れた
空気のほこりや臭いを除去する集塵装置と、その空気を
機器本体上方から上方向に送出す空気清浄用ファンとを
備えた前記温風暖房部より上部に位置する空気清浄部と
を有し、前記空気清浄部の運転初期時の一定時間のみ定
格能力の風量より増加した風量で運転する制御装置を備
えたものである。
初期に限り、室内を循環する空気を増加してより早く空
気の清浄化をするものである。
運転初期時の一定時間のみ温風暖房部の燃焼は停止させ
て暖房用ファンのみ駆動する制御装置を備えたものであ
る。
り、空気清浄用ファンだけでなく、暖房用ファンによる
空気清浄部の吹出し方向とは違う温風暖房部の吹出し方
向にも空気の循環を促すため、より広範囲でより早くの
清浄化をするものである。
前記空気清浄部の運転能力に応じて前記温風暖房部の燃
焼は停止させて暖房用ファンのみ駆動する制御装置を備
えたものである。
環の度合を追従することができる。また空気清浄用ファ
ンと暖房用ファンの同時運転により、より広範囲でより
早くの清浄化をするものである。
運転初期の一定時間のみ前記空気清浄部の定格能力の風
量より増加した風量で空気清浄用ファンも駆動させる制
御装置を備えたものである。
用ファンによる温風暖房部の吹出し方向とは違う空気清
浄部の吹出し方向にも空気の循環を促すため、より室内
温度の均一化と速暖性の向上をするものである。
て説明する。なお、本発明の空気清浄機付き温風暖房装
置の温風暖房部の単独運転時の動作は従来と同様であ
り、以下説明は省略する。
気清浄機付き温風暖房装置の断面図を示す。図におい
て、空気清浄部の基本動作は、空気清浄用ファン9によ
り室内空気10を機器前方の吸気口11から吸込み、ほ
こりや臭いを除去する集塵装置であるフィルター12を
通過することによりほこりや臭いを除去し、風路を通じ
て機器上方の吹出し口13から清浄空気14を再び室内
へ送出す。
15により空気清浄用ファン9は、空気清浄部の定格能
力である強運転の風量より10%増加した風量で駆動す
る。風量の増加率においては、騒音値の増加と人への冷
風感の影響を実験などにより考慮した値としている。な
おこの風量増加運転の時間は、ほこりセンサー16によ
り検出するほこりの量がほぼ室内が清浄化されたと判定
する、実験より算出した独自の基準量に達するまでか、
最長15分間とする。
り広範囲、より多くの空気の循環が可能になる。
気清浄機付き温風暖房装置の断面図、図3は室内空気の
循環図を示す。図2において、空気清浄部の基本動作は
実施例1と同様である。
時、制御装置17により暖房用ファン3も温風暖房部運
転時の能力切替え7段階中の中間能力で駆動する。しか
し、温風暖房部のバーナ2による燃焼は停止させてお
く。暖房用ファン3のみの駆動する風量においては、騒
音値の増加と人への冷風感の影響を実験などにより考慮
した値としている。
センサー16により検出するほこりの量がほぼ室内が清
浄化されたと判定する実験より算出した独自の基準量に
達するまでか、最長15分間とする。そして、その駆動
により室内空気4を器具後面の吸気口5から吸込み、そ
のまま器具前面の吹出し口7から再び室内へ送出す。
とにより、図3からも分かるように、室内の角や床を含
む室内全体に空気が循環するようになり、より多く、よ
り広範囲の空気の循環が可能になる。
上記暖房用ファンの同時運転を停止し、空気清浄用ファ
ンのみの運転にする選択スイッチを設けておくと良い。
気清浄機付き温風暖房装置の断面図を示す。図におい
て、空気清浄部の基本動作は実施例1と同様である。
18により暖房用ファン3は、温風暖房部運転時の能力
切替え7段階中の中間以下の能力で空気清浄用ファン9
に同期して駆動する。具体的に空気清浄用ファン9は能
力切替え3段階に対して、暖房用ファン3は能力の低い
方から停止、7段階中最小より2段目の能力、中間能力
で駆動する。しかし、温風暖房部のバーナ2による燃焼
は停止させておく。暖房用ファン3の風量においては、
騒音値の増加と人への冷風感の影響を実験などにより考
慮した値としている。
センサー16により検出するほこりの量がほぼ室内が清
浄化されたと判定する実験より算出した独自の基準量に
達するまでか、最長15分間とする。
後面の吸気口5から吸込み、そのまま器具前面の吹出し
口7から再び室内へ送出す。
とにより、室内の隅や床を含む室内全体に空気が循環す
るようになり、より多く、より広範囲の空気の循環が可
能になる。
上記暖房用ファン3の同期運転を停止し、空気清浄用フ
ァン9のみの運転にする選択スイッチを設けておくと良
い。
気清浄機付き温風暖房装置の断面図を示す。図におい
て、温風暖房部はバーナ2で燃料を燃焼し、暖房用ファ
ン3により外部空気4を機器後方の吸気口5から吸込
み、熱交換機6を通過することにより機器前方の吹出し
口7から温風8となって外部へ送出す。
時、制御装置19により空気清浄用ファン9も空気清浄
部の定格能力である強運転の風量より10%増加した風
量で駆動する。風量の増加率においては、騒音値の増加
と人への冷風感の影響を実験などにより考慮した値とし
ている。
は、温度センサー20により検出する室内温度が設定温
度に達するまでか、最長15分とする。
により、特に天井付近を含めたより多くの空気の循環が
可能になる。
方へ送出す空気清浄用ファンからの空気量の増加によ
り、室内空間の空気の循環効率を向上させ、ほこりや臭
いの除去速度と除去率を向上させるものであり、この作
用が最もほこりや臭いの多い運転初期であることはより
効果的である。
運転する場合、空気清浄用ファンと同時に温風暖房部の
暖房用ファンのみも駆動することにより、空気清浄用フ
ァンの単独駆動時より格段に室内空気の循環が向上さ
れ、特に空気清浄用ファンとは風向の違う暖房用ファン
は器具前方への空気吹出しのため、室内の隅や床に堆積
しがちなほこりや臭いをも循環させることができる。こ
の空気循環により、空気清浄部に内臓された集塵装置で
あるフィルターに効率よく、かつより多くの室内全体の
ほこりや臭いを吸収することができる。つまり、室内全
体としてのほこりや臭いの除去速度と除去率が向上され
ることになる。この作用が最もほこりや臭いの多い運転
初期であることはより効果的である。
加え、空気清浄部の運転初期以外の運転時でも温風暖房
部の暖房用ファンのみを空気清浄用ファンと同時運転さ
せ、かつ空気清浄用ファンの能力変化に同期、つまりほ
こりや臭いの量に対応して必要最小限の効率的風量を補
助する。この空気循環により、空気清浄部に内臓された
集塵装置であるフィルターに効率よく、かつより多くの
室内全体のほこりや臭いを吸収することができる。つま
り、室内全体としてのほこりや臭いの除去速度と除去率
が向上されることになる。
運転する場合、暖房用ファンと同時に空気清浄部の空気
清浄用ファンも定格能力以上の能力で駆動することによ
り、高くて届きにくい天井付近に偏りがちな温まった空
気をも含めた空気循環が促され、室内温度の均一化と速
暖性の向上ができる。この作用が最も室内温度の均一性
の悪い運転初期であることはより効果的である。
置の断面図
置の断面図
置の室内空気の循環図
置の断面図
置の断面図
の循環図
Claims (4)
- 【請求項1】バーナと、その排気と外部から取入れた空
気を温風に変える熱交換機と、その温風を機器本体下部
から前方向に送出す暖房用ファンとを有する温風暖房部
と、外部から取入れた空気のほこりや臭いを除去する集
塵装置と、その空気を機器本体上方から上方向に送出す
る空気清浄用ファンとを備えた前記温風暖房部より上部
に位置する空気清浄部とを有し、前記空気清浄部の運転
初期時の一定時間のみ定格能力の風量より増加した風量
で運転させる制御装置を備えた空気清浄機付き温風暖房
装置。 - 【請求項2】空気清浄部の単独運転時、運転初期時の一
定時間のみ温風暖房部の燃焼は停止させて暖房用ファン
のみ駆動する制御装置を備えた請求項1記載の空気清浄
機付き温風暖房装置。 - 【請求項3】空気清浄部の単独運転時、前記空気清浄部
の運転能力に応じて温風暖房部の燃焼は停止させて暖房
用ファンのみ駆動する制御装置を備えた請求項1記載の
空気清浄機付き温風暖房装置。 - 【請求項4】温風暖房部の単独運転時、運転初期の一定
時間のみ空気清浄部の定格能力の風量より増加した風量
で空気清浄用ファンも駆動させる制御装置を備えた請求
項1記載の空気清浄機付き温風暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10324708A JP2000146302A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 空気清浄機付き温風暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10324708A JP2000146302A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 空気清浄機付き温風暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000146302A true JP2000146302A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18168831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10324708A Pending JP2000146302A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 空気清浄機付き温風暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000146302A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015094484A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-18 | リンナイ株式会社 | 温風暖房機 |
CN105674429A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-06-15 | 广州市设计院 | 一种具有空气净化功能的对流式采暖器 |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10324708A patent/JP2000146302A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015094484A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-18 | リンナイ株式会社 | 温風暖房機 |
CN105674429A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-06-15 | 广州市设计院 | 一种具有空气净化功能的对流式采暖器 |
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Legal Events
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RD01 | Notification of change of attorney |
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