JP2000145822A - クラッチ倍力装置用エキゾーストカバー - Google Patents

クラッチ倍力装置用エキゾーストカバー

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JP2000145822A
JP2000145822A JP10330160A JP33016098A JP2000145822A JP 2000145822 A JP2000145822 A JP 2000145822A JP 10330160 A JP10330160 A JP 10330160A JP 33016098 A JP33016098 A JP 33016098A JP 2000145822 A JP2000145822 A JP 2000145822A
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健一 福島
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Tomohiko Ikenotani
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クラッチ倍力装置の大気圧室内に水やゴミが入
ることを防止するエキゾーストカバーのキャップがはず
れたり、破損するこを防止し、組立性を向上させる。 【解決手段】カバー本体202の外周に形成されている
六角形の操作部202bに隣接して環状の係合溝202
cを設ける。カバー本体202に嵌着されるキャップ2
04には、外周に等間隔で3個所の厚肉部204cを設
け、その先端に係合爪204dを形成する。これら各厚
肉部204cの間の薄肉部204eの内側205が内外
を連通する通路になっている。キャップ204の内部に
円筒状の内壁204hを形成するとともに、弁体206
に小径の円筒部206bを形成し、前記内壁204h内
に挿入する。内壁204hの先端に内向きの係合突起2
04iを、円筒部206bの先端に外向きの係合突起2
06cを形成して抜け止めを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクラッチ倍力装置に
係り、特に、エアにより作動するパワーシリンダの圧力
室や大気圧室を大気に連通する排気通路から水やごみ等
が侵入することを防止するために設けられたエキゾース
トカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、一般的なクラッチ倍力装置の構成
について簡単に説明する。図7は半自動クラッチ式クラ
ッチ装置のクラッチ操作装置として用いられるクラッチ
倍力装置の一例を示すもので、このクラッチ倍力装置
は、パワーシリンダ2と、ハイドロリックシリンダ4
と、コントロールバルブ6とを備えている。
【0003】パワーシリンダ2は、シリンダシェル8内
に摺動自在に嵌合されたパワーピストン10を備えてお
り、このパワーピストン10がシリンダシェル8内を圧
力室12と大気圧室14とに区画している。パワーピス
トン10の軸心部の大気室14側にはピストンロッド1
6が固定されて一体的に進退動する。
【0004】ハイドロリックシリンダ4は、シリンダシ
ェル8の開口部を閉塞するメインハウジング18に一体
に形成されたシリンダボディ20に設けられている。シ
リンダボディ20のシリンダ孔20a内にフリーピスト
ン22およびハイドロリックピストン24が摺動可能に
配置され、その間に、スプリング23が配設されて両ピ
ストン22,24を互いに逆方向へ付勢している。これ
らフリーピストン22とハイドロリックピストン24
は、シリンダ孔20a内を液圧室26、中間室28およ
び大気室30に区画している。
【0005】コントロールバルブ6は、メインハウジン
グ18およびバルブハウジング29に形成されたバルブ
孔31内に設けられている。バルブ孔31には、バルブ
リフタ32が摺動自在に嵌合している。このバルブリフ
タ32は、バルブ孔31内を液圧室34、排気室35お
よび変圧室36に区画しており、変圧室36内に配置さ
れたスプリング37によって常時液圧室34側へ付勢さ
れている。また、このバルブリフタ32内には通路32
aが形成されており、この通路32aの一端がバルブリ
フタ32の変圧室36側の先端に開口し、他端は排気室
35内に開口している。前記バルブ孔31のバルブハウ
ジング29側には、弁体40が収容されている。この弁
体40は前記バルブリフタ32と対向しており、コント
ロールバルブ6の非作動時にはスプリング42によって
付勢されて弁座44に着座している。弁体40が弁座4
4に着座している状態では、前記変圧室36と、管路4
8を介してエアタンク46に接続されている圧縮エア供
給ポート50との間を遮断している。
【0006】前記排気室35を外部に連通する排気通路
51には、パワーシリンダ2の大気圧室14内に水やご
み等が侵入することを防止するためエキゾーストカバー
90が設けられている。このエキゾーストカバー90
は、図8および図9に拡大して示すように、軸心を貫通
する内部通路91aが形成されたカバー本体91と、こ
のカバー本体91の一方の端部寄り(図8の上方)に、
通路穴92aを有する環状のプレート92を介して固定
されたキャップ93と、前記カバー本体91の上端に形
成された弁座91bに着座して内部通路91aの上部開
口を開閉する弁体94と、この弁体94を弁座91b方
向へ付勢するスプリング95と、スプリング95および
弁体94を保持する弁体ホルダ96等から構成されてい
る。
【0007】前記カバー本体91、プレート92および
キャップ93は、金属製であり、カバー本体91の外周
溝に環状のプレート92の円筒部をかしめて固定した
後、カバー本体91の弁座91bに着座する弁体94、
スプリング95および弁体ホルダ96をカバー本体91
に組み込み、その後、キャップ93をかぶせ、キャップ
93の外周を環状プレート92にかしめることにより組
み立てられる。
【0008】また、カバー本体91には、前記弁座91
bと逆の端部の外周に雄ねじ91cが形成されており、
この雄ねじ91cを前記メインハウジング18に形成さ
れた排気通路51内に螺合することにより、このエキゾ
ーストカバー90が固定されている。カバー本体91の
中間の外周面には六角形の操作部91dが形成されてお
り、この操作部91dをスパナ等により回転操作するこ
とによってエキゾーストカバー90を螺合固定する。こ
の従来のエキゾーストカバー90のカバー本体91に形
成されている操作部91dは、図9に示すように、前記
キャップ93の外径よりも小さくなっている。
【0009】コントロールバルブ6の液圧室34は、メ
インハウジング18内に形成した通路52によってハイ
ドロリックシリンダ4の液圧室26に連通し、このハイ
ドロリックシリンダ4の液圧室26は、メインハウジン
グ18内に形成した通路54によって入口ポート56に
連通している。
【0010】前記パワーピストン10のピストンロッド
16は、シリンダ孔20a内に嵌着されたガイドブロッ
ク58を貫通し、さらにフリーピストン22を貫通して
ハイドロリックピストン24の一方の端面に当接してい
る。また、このハイドロリックピストン24の大気室3
0側の端面には、クラッチ操作用のプッシュロッド60
が当接している。このプッシュロッド60の他端(図7
の右端)は図示しないクラッチアウターレバーに連結さ
れている。
【0011】コントロールバルブ6の圧縮エア供給ポー
ト50は、管路48を介してエアタンク46に接続され
ており、変圧室36は、管路68を介してダブルチェッ
クバルブ70の一方のインレットポート70aに接続さ
れている。このダブルチェックバルブ70の他方のイン
レットポート70bは、管路72、電磁切換弁74およ
び管路76を介してエアタンク46に接続されている。
また、ダブルチェックバルブ70のアウトレットポート
70cは、管路78を介してパワーシリンダ2の圧力室
12に接続されている。
【0012】さらに、メインハウジング18の入口ポー
ト56は、クラッチペダル82の操作によって作動され
るマスタシリンダ84の出力圧室84aに、管路80を
介して接続されている。
【0013】なお、前記電磁切換弁74はコントローラ
77によって制御されるようになっており、電磁切換弁
74の一方の位置(非作動位置)では、パワーシリンダ
2の圧力室12と大気圧室14とを、管路78、ダブル
チェックバルブ70および管路72と、管路75および
メインハウジング18の排気入口18aを介して接続
し、作動位置に切換えられると、パワーシリンダ4の圧
力室12を大気圧室14から遮断するとともに、管路7
6を介してエアタンク46に接続する。
【0014】この半自動クラッチ装置のクラッチ倍力装
置は以下のように作動する。マニュアル操作の場合に
は、クラッチペダル82を踏み込むと、マスタシリンダ
84の出力圧室84aの液体が、入口ポート56から通
路54を通ってハイドロリックシリンダ4の液圧室26
に圧送され、さらに通路52を介してコントロールバル
ブ6の液圧室34に送られる。従って、フリーピストン
22が図7の右方へ移動されるとともに、バルブリフタ
32が図の右方へ押出される。
【0015】バルブリフタ32が移動すると、このバル
ブリフタ32の先端が弁体40に当接してリフタ内の通
路32aが閉塞され、さらに移動して弁体40を押し開
く。弁体40が弁座44から離座すると、圧縮エア供給
ポート50と変圧室36とが連通する。すると、エアタ
ンク46の圧縮エアが、変圧室36からダブルチェック
バルブ70を経てパワーシリンダ2の圧力室12に供給
される。この圧力室12に供給された圧縮エアが、パワ
ーピストン10を図7の右方へ移動させる。パワーピス
トン10が前進すると、それに伴ってピストンロッド1
6およびハイドロリックピストン24が図の右方へ移動
し、クラッチ操作用プッシュロッド60を前進させる。
このクラッチ操作用プッシュロッド60の前進によっ
て、図示しないクラッチアウターレバーが作動してクラ
ッチを切る。
【0016】クラッチペダル82の踏力を解除すると、
液圧室34の圧力が低下して、バルブリフタ32はスプ
リング37によって図7の状態に復帰する。すると、バ
ルブリフタ32内の通路32aが開放し、変圧室36は
この通路32aを経て排気室35およびエキゾーストカ
バー90を介して大気に連通され、パワーシリンダ2の
圧力室12内のエアをダブルチェックバルブ70、コン
トロールバルブ6の変圧室36を経て大気に放出させ
る。すると、パワーピストン10、ピストンロッド1
6、ハイドロリックピストン24およびプッシュロッド
60は、図7の状態に復帰し、クラッチアウターレバー
が復帰してクラッチを再び接続する。
【0017】また、クラッチの操作が自動的に行なわれ
る場合には、コントローラ77によって電磁切換弁74
を切換え、エアタンク46を電磁切換弁74およびダブ
ルチェックバルブ70を介してパワーシリンダ2の圧力
室12に接続し、エアタンク46の圧縮エアをパワーシ
リンダ2の圧力室12に供給してパワーピストン10を
図の右方へ作動させ、前記マニュアルの場合と同様にク
ラッチ操作用のプッシュロッド60によってクラッチア
ウターレバーを作動させてクラッチを切る。また、コン
トローラ77によって電磁切換弁74を逆に切換える
と、パワーシリンダ2の圧力室12は、ダブルチェック
バルブ70、電磁切換弁74、管路75および排気入口
18aを介して大気圧室14に接続され、圧力室12内
のエアは、一度大気圧室14に導入されてパワーピスト
ン10の戻りを速くした後、メインハウジング18内に
形成された通路79等を通り、エキゾーストカバー90
を介して大気に排出される。パワーピストン10が戻る
ことにより、クラッチ操作用のプッシュロッド60が戻
ってクラッチが接続される。
【0018】前述のようなクラッチ倍力装置に設けられ
た従来のエキゾーストカバー90は、部品点数が多く、
構造が複雑であり、しかも、かしめ等の加工が必要なた
めコスト高であるという問題があった。また、クラッチ
倍力装置のハウジング18に組付ける際に、ねじ込み操
作を行なう六角形の操作部91dがキャップ93の外径
よりも小さいので、自動組立ができないという問題もあ
った。このような従来の構成で操作部91dを大きくす
ると、キャップ93のかしめ加工ができず、しかも重量
も重くなってしまうという欠点があった。そこで、本発
明の発明者は、このような課題を解決するために、新規
な構成のクラッチ倍力装置用エキゾーストカバーを発明
し、既に出願した(特願平9−267880号)。
【0019】図10は前記出願に係るクラッチ倍力装置
用エキゾーストカバー100の縦断面図、図11はその
平面図である。このエキゾーストカバー100は、ほぼ
円筒状のカバー本体102と、このカバー本体102の
端部に直接嵌着されるキャップ104と、キャップ10
4内に収容された弁体106およびスプリング108と
を備えている。
【0020】カバー本体102は、軸心を貫通する内部
通路102aが形成された円筒状をしており、その外周
面の長手方向ほぼ中央に六角形の操作部102bが形成
されている。この操作部102bは、図11に示すよう
に、その平行面間の距離L1がキャップ104の外径D1
よりも大きくなっている。操作部102bの一方の側
部(図10の上部102c)は外面が小径になり、他方
(図10の下部102d)の外面には雄ねじが形成され
ている。そして前記小径部102cの先端にキャップ1
04を装着するための係合凹部102eが形成されてい
る。
【0021】キャップ104は、外周壁104aの内側
に所定の空隙104bを隔てて内壁104cが形成され
ている。この内壁104cは、円周方向等間隔で、一定
の幅の切欠き104eが形成されており、内壁104c
の内側の空間104fと内外壁104a,104cの間
の空隙104bとを連通している。この内外壁104
a,104cの間の空隙104bは、キャップ104の
一方の端面(図10の下側の端面)から外部に開放され
ており、内壁104cの内側の空間104f、内壁10
4cの切欠き104eおよび内外壁104a,104c
の間の空隙104bを介して、カバー本体102の内部
通路102aを大気に連通できるようになっている。前
記内壁104cの切欠かれていない部分の先端にそれぞ
れ、前記カバー本体102の小径部102c先端に形成
されている係合凹部102eに嵌入する係合爪104g
が形成されている。
【0022】カバー本体102の一端に嵌着されたキャ
ップ104の内部に、弁体106およびこの弁体106
を付勢するスプリング108が収容されている。弁体1
06は、スプリング108に押されてカバー本体102
の端面の弁座102fに着座しており、エア排出時に
は、そのエアによって弁体106が押し開かれる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】この図10および図1
1に示すエキゾーストカバーは、前記図8および図9に
示す構成のエキゾーストカバーと比べて、部品点数が少
なく、構造が簡単であり、しかも、かしめ等の加工が不
要で組立が極めて容易である。従って、大幅なコストダ
ウンを達成することができ、また、軽量化を達成するこ
ともできる。さらに、カバー本体102に形成された操
作部102bが、キャップ104の外径D1 よりも拡大
されているので、組立の自動化が可能であり、組立性が
向上する等の優れた効果を奏することができる。
【0024】しかしながら、図10に示すエキゾースト
カバー100の構成では、カバー本体102の係合凹部
102eにキャップ104の係合爪104gを係合させ
ることにより両者102,104を結合しているが、特
にカバー本体102やキャップ104を樹脂製にした場
合、この結合構造では結合力が弱いため、キャップ10
4に外力が作用すると、キャップ104が傾いて外れて
しまうおそれがあった。また、キャップ104の外周壁
104aが薄肉であるため、物が当たる等の衝撃によっ
て破損してしまう場合があった。さらに、キャップ10
4をカバー本体102に取付ける前の状態では、弁体1
06およびスプリング108はキャップ104と別体で
分離しているので、組付け性が良くないという問題もあ
った。
【0025】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、キャップに外力が加わった場合にも、カバー
本体から外れてしまうおそれがなく、また、外周壁が破
損するおそれがなく、しかも、組立性の優れたクラッチ
倍力装置用エキゾーストカバーを提供することを目的と
するものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクラッチ倍
力装置用エキゾーストカバーは、エアで作動するパワー
シリンダの圧力室および大気圧室、またはこれら両室の
いずれか一方を大気に連通する排気通路に装着され、こ
の排気通路に連通する内部通路が形成されるとともに、
外周面に係合溝が形成されたカバー本体と、このカバー
本体の係合溝に係合する係合爪を有するとともに、前記
カバー本体の内部通路を、内部に形成された空隙を介し
て大気に開放可能なキャップと、このキャップ内に収容
され、カバー本体の内部通路を開閉可能な弁体と、この
弁体を閉側に付勢するスプリングとを備えており、さら
に、カバー本体の外面に外方へ突出した操作部を設ける
とともに、前記係合溝をこの操作部に近接して形成し、
カバー本体に嵌着したキャップが傾いた際に、キャップ
の端面を操作部の端面に当接させて傾斜を規制するよう
にしたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1ないし図4は本発明の一実施
の形態に係るクラッチ倍力装置用エキゾーストカバーを
示すもので、図1は正面図、図2は平面図、図3は縦断
面図、図4は図3のIV−IV線に沿う断面図である。
このエキゾーストカバー200は、ほぼ円筒状のカバー
本体202と、このカバー本体202の端部に直接嵌着
されるキャップ204と、キャップ204内に収容され
た弁体206およびスプリング208とを備えている。
なお、このエキゾーストカバー200は、クラッチ倍力
装置や半自動クラッチまたは全自動クラッチ式クラッチ
装置のクラッチ操作装置として用いられるクラッチ倍力
装置等に適用される。また、エアで作動するパワーシリ
ンダの排気通路を有するクラッチ倍力装置であれば、ど
のような構造のものでも適用可能である。
【0028】カバー本体202は、ほぼ円筒状をしてお
り、軸心を貫通する内部通路202aが形成されてい
る。このカバー本体202の外周面には、その長手方向
のほぼ中央部に六角形の操作部202bが形成されてい
る。この六角形の操作部202bは、図2に示すよう
に、その平行面間の距離L2 がキャップ204の外径D
2とほぼ一致している。六角形の操作部202bの上部
側に隣接して、キャップ204を装着するための環状の
係合溝202cが形成されている。そして、操作部20
2bの下方側の外面には雄ねじ202dが形成されてい
る。
【0029】キャップ204は、外壁が上部の小径部2
04aと下部の大径部204bとから成っており、この
大径部204bの内面側に、三ケ所の厚肉部204cが
形成されている(図3および図4参照)。これら厚肉部
204cの先端(下端)に内方へ突出する係合爪204
dが形成されている。各厚肉部204cの中間は薄肉部
204eであり、その内周側が空隙205になってい
る。これら各薄肉部204eの下端には、円弧状の切欠
き204fが形成されており(図1参照)、このキャッ
プ204を前記カバー本体202に取付けた際に、キャ
ップ204内部の前記空隙205を外部に連通できるよ
うになっている。
【0030】キャップ204の底部204g(図3の上
方)には、外壁の小径部204aの内周面に対して一定
の間隙を隔てて、円筒状の内壁204hが設けられてい
る。この内壁204hの先端には、内周側を向いた環状
の係合突起204iが形成されている。
【0031】キャップ204の内部に収容される弁体2
06は、カバー本体202の上端に形成された弁座20
2eに着座するシート部206aの背後(図3の上方)
に小径の円筒部206bが形成されており、この円筒部
206bの上端に外周側を向いた環状の係合突起206
cが形成されている。弁体206のこの円筒部206b
を前記キャップ204の円筒状内壁204hに挿入する
と、キャップ204の内向き係合突起204iと弁体2
06の外向き係合突起206cとが互いに係合して弁体
206がキャップ204から脱落しないようになってい
る。そして、弁体206が作動時にキャップ204に対
して進退動する際には、弁体206の小径円筒部206
bが、キャップ204の内壁204hの係合突起204
iによって案内される。この弁体206を弁座202e
に着座させるシートスプリング208は、キャップ20
4の底面204gと弁体206の前記シート部206a
の背面との間に配置される。
【0032】前記構成のエキゾーストカバー200は、
カバー本体202とキャップ204が樹脂製であり、組
み立てる際には、キャップ204の底部204g側にシ
ートスプリング208を配置し、弁体206のシート部
206aによってこのシートスプリング208の一端を
押さえつつ、小径の円筒部206bの先端をキャップ2
04の円筒状の内壁204h内に挿入する。このように
して、キャップ204と、シートスプリング208およ
び弁体206を一体にした状態で、キャップ204の係
合爪204dをカバー本体202の係合溝202cに嵌
着させて、キャップ204をカバー本体202に取付け
る。そして、このエキゾーストカバー200は、カバー
本体202の外面に形成された六角形の操作部202b
をスパナ等により回転操作することによって前記ハウジ
ング18(図7参照)の排気通路51内に螺合固定され
る。
【0033】前記エキゾーストカバー200は、非作動
時はシートスプリング208によって弁体206が図3
の下方へ付勢され、弁体206のシート部206aが弁
座202cに着座してカバー本体202の内部通路20
2aを閉塞している。また、エア排出時には、その排出
されるエアが弁体206を押し上げて開放し、キャップ
204内に入り、さらに、キャップ204の薄肉部20
4e内の空隙205および円弧状の切欠き204fを通
って外部に放出される。
【0034】カバー本体202の係合溝202cは、前
記図10に示すものと異なり六角形の操作部202bに
隣接して設けられているので、キャップ204の係合爪
2204d側端面204jが、カバー本体202の操作
部202cの端面202f(上面)に当接するかまたは
極めて接近した状態であり、キャップ204に外力が作
用して傾きそうになった場合でも、係合爪204dの端
面204jが操作部202bの端面202fに当たって
ストッパとなるので、両者の係合部204d、202c
にそれ以上力が加わることがなく、外れてしまうことを
防止することができる。また、キャップ204の係合爪
204dが形成されている部分204cは肉厚になって
いるので、係合爪204cの強度が高く変形しにくいた
め、カバー本体202の係合溝202cから外れにく
い。
【0035】さらに、キャップ204の大径部204b
を前記係合爪204dが形成された厚肉部204cと、
これら厚肉部204cの中間に配置された薄肉部204
eから構成してあり、薄肉部204eの内部側の空隙2
05でエアの排気通路を確保するとともに、厚肉部20
4cにより強度を向上させ、外部からの衝撃で破損する
ことを防止することができる。また、キャップ204内
に弁体206およびシートスプリング208を組込んで
一体にした状態で、キャップ204をカバー本体202
に組み付けるので、組立性が向上する。
【0036】図5は第2の実施の形態にかかるクラッチ
倍力装置の縦断面図、図6はそのエキゾーストカバー3
00を拡大して示す図である。このクラッチ操作装置
は、パワーシリンダ302と、中継シリンダ304と、
ストロークシリンダ306およびコントロールバルブ3
08を備えており、パワーシリンダ302の圧力室31
0内に導入された圧縮エアによりパワーピストン312
を作動させ、このパワーピストン312の出力を中継シ
リンダ304を介してクラッチ操作用プッシュロッド
(図示せず)に伝達し、このクラッチ操作用プッシュロ
ッドに連結されたクラッチアウターレバー(図示せず)
を作動させることによりクラッチの断接を行なうように
なっている。
【0037】この実施の形態については、クラッチ操作
装置の構成の詳細な説明は省略し、エキゾーストカバー
300の構成についてだけ説明する。このエキゾースト
カバー300は、前記実施の形態のカバー本体202に
相当する部分(以下カバー本体と呼ぶ)320がシリン
ダボディ314に一体に設けられている。シリンダボデ
ィ314と一体のカバー本体320には、平坦な取り付
け面320aに隣接して環状の溝320bが形成され、
さらにその先端にやや大径の取り付け部320cが形成
されている。一方、キャップ322、弁体324および
セットスプリング326は前記実施の形態にかかるエキ
ゾーストカバー200とほぼ同一の構成を有している。
【0038】この実施の形態では、カバー本体320を
シリンダボディ314と一体に設けたので、別体でしか
もねじ部202dを有している前記構成のカバー本体2
02と比べて極めて低コストである。また、カバー本体
320をねじ込む工程が不要なので、工数が低減でき組
付け性が優れている。さらに、組付けはキャップ322
を嵌着するだけなので、工具により回転させる工程が必
要がなく、スペースの小さい場所にも設置することがで
きる。なお、この構成では、キャップ322の円筒状の
内壁322aの先端と弁体324の小径の円筒部324
aには係合突起が設けられていないが、図3に示す構成
と同様に両者に係合突起を設けるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、エア
で作動するパワーシリンダの圧力室および大気圧室、ま
たはこれら両室のいずれか一方を大気に連通する排気通
路に装着され、この排気通路に連通する内部通路が形成
されるとともに、外周面に係合溝が形成されたカバー本
体と、このカバー本体の係合溝に係合する係合爪を有す
るとともに、前記カバー本体の内部通路を、内部に形成
された空隙を介して大気に開放可能なキャップと、この
キャップ内に収容され、カバー本体の内部通路を開閉可
能な弁体と、この弁体を閉側に付勢するスプリングとを
備えたクラッチ倍力装置用エキゾーストカバーにおい
て、カバー本体の外面に外方へ突出した操作部を設ける
とともに、前記係合溝をこの操作部に近接して形成し、
カバー本体に嵌着したキャップが傾いた際に、キャップ
の端面を操作部の端面に当接させて傾斜を規制するよう
にしたことにより、キャップに外力が作用して傾きそう
になった場合でも、キャップの係合爪側端面が操作部の
端面に当たるので、キャップが傾斜してはずれることを
防止することができる。
【0040】また、前記キャップの外壁内周面に複数個
所の厚肉部を形成し、この厚肉部に前記係合爪を設ける
とともに、前記厚肉部間に形成された薄肉部の内側を、
カバー本体の内部通路を外部に連通する連通路としたこ
とにより、係合爪の強度を向上させて係合爪をカバー本
体の係合溝から外れにくくすることができ、しかも、キ
ャップの外壁部の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るエキゾーストカバ
ーの正面図である。
【図2】前記エキゾーストカバーの平面図である。
【図3】前記エキゾーストカバーの縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】第2の実施の形態にかかるエキゾーストカバー
を備えたクラッチ倍力装置の縦断面図である。
【図6】前記エキゾーストカバーの拡大図である。
【図7】従来のエキゾーストカバーを備えたクラッチ倍
力装置の縦断面図である。
【図8】前記エキゾーストカバーの縦断面図である。
【図9】前記エキゾーストカバーの平面図である。
【図10】先の出願にかかるエキゾーストカバーの縦断
面図である。
【図11】前記エキゾーストカバーの平面図である。
【符号の説明】 2 パワーシリンダ 12 圧力室 14 大気圧室 51 排気通路 200 エキゾーストカバー 202 カバー本体 202a 内部通路 202b 操作部 202c 係合溝 202f 操作部の端面 204 キャップ 204c 厚肉部 204d 係合爪 204e 薄肉部 204j キャップの端面 204h キャップの内壁 204i 係合突起 205 薄肉部の内側 206 弁体 206b 弁体の円筒部 206c 弁体の係合突起 208 スプリング 314 クラッチ倍力装置のボディ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 要 埼玉県東松山市神明町2丁目11番6号 自 動車機器株式会社松山工場内 (72)発明者 池之谷 智彦 神奈川県藤沢市辻堂神台2丁目4番36号 キーパー株式会社内 Fターム(参考) 3J057 AA06 CB11 EE04 GA02 JJ01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアで作動するパワーシリンダの圧力室
    および大気圧室、またはこれら両室のいずれか一方を大
    気に連通する排気通路に装着され、この排気通路に連通
    する内部通路が形成されるとともに、外周面に係合溝が
    形成されたカバー本体と、このカバー本体の係合溝に係
    合する係合爪を有するとともに、前記カバー本体の内部
    通路を、内部に形成された空隙を介して大気に開放可能
    なキャップと、このキャップ内に収容され、カバー本体
    の内部通路を開閉可能な弁体と、この弁体を閉側に付勢
    するスプリングとを備えたクラッチ倍力装置用エキゾー
    ストカバーにおいて、 カバー本体の外面に外方へ突出した操作部を設けるとと
    もに、前記係合溝をこの操作部に近接して形成し、カバ
    ー本体に嵌着したキャップが傾いた際に、キャップの端
    面を操作部の端面に当接させて傾斜を規制することを特
    徴とするクラッチ倍力装置用エキゾーストカバー。
  2. 【請求項2】 前記キャップの外壁内周面に複数個所の
    厚肉部を形成し、この厚肉部に前記係合爪を設けるとと
    もに、前記厚肉部間に形成された薄肉部の内側を、カバ
    ー本体の内部通路を外部に連通する連通路としたことを
    特徴とする請求項1に記載のクラッチ倍力装置用エキゾ
    ーストカバー。
  3. 【請求項3】 前記キャップの内部に、前記厚肉部及び
    薄肉部が設けられた外周壁と間隙を隔てて円筒状の内壁
    を形成し、弁体に形成した円筒部をこの内壁に嵌合さ
    せ、かつ、これら内壁と円筒部にそれぞれ抜け止めを行
    う係合突起を設けたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のクラッチ倍力装置用エキゾーストカバー
  4. 【請求項4】 前記カバー本体を、クラッチ倍力装置の
    ボディに一体的に設けたことを特徴とする請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載のクラッチ倍力装置用エキ
    ゾーストカバー。
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