JP2000145529A - エンジン運転用の制御信号発生装置及びそのエンジン - Google Patents

エンジン運転用の制御信号発生装置及びそのエンジン

Info

Publication number
JP2000145529A
JP2000145529A JP11312410A JP31241099A JP2000145529A JP 2000145529 A JP2000145529 A JP 2000145529A JP 11312410 A JP11312410 A JP 11312410A JP 31241099 A JP31241099 A JP 31241099A JP 2000145529 A JP2000145529 A JP 2000145529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
engine
signal
injection
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11312410A
Other languages
English (en)
Inventor
Alfred Franz Wunder
フランツ ブンダー アルフレッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wartsila NSD Schweiz AG
Original Assignee
Wartsila NSD Schweiz AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wartsila NSD Schweiz AG filed Critical Wartsila NSD Schweiz AG
Publication of JP2000145529A publication Critical patent/JP2000145529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/46Component parts, details, or accessories, not provided for in preceding subgroups
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D45/00Electrical control not provided for in groups F02D41/00 - F02D43/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L9/00Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
    • F01L9/10Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F2007/0097Casings, e.g. crankcases or frames for large diesel engines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で安価な制御信号発生装置を提供
する。 【解決手段】 電気的に油圧制御され、クランクシャフ
トを有するエンジン運転用の制御信号発生装置。エンジ
ンは少なくとも噴射及びガス交換が油圧システムにより
制御され、油圧システムは予備制御装置30を含み、予備
制御装置30は制御ユニット9からの電気信号により作動
され得、電気信号により噴射及びガス交換用の油圧シス
テムが制御される。装置40は複数の制御要素42a,42b,42
cを含み、制御要素はクランクシャフト2と同時に回転
するように配置される。制御要素42a,42b,42cと関連す
るセンサー43,43bが具備され、各センサー43,43bが関連
する制御要素42a,42b,42cの予め決められた角度位置に
おいて信号を送るように、センサー43,43bが制御要素42
a,42b,42cと共働する。エンジン運転用の電気制御信号
はこれらの信号により発生され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、少なくとも噴射
及びガス交換が油圧システムにより制御され、油圧シス
テムは予備制御装置を含み、予備制御装置は制御ユニッ
トからの電気信号により作動され得、電気信号が噴射及
びガス交換の油圧システムを制御する、電気的に油圧制
御されるクランクシャフトを有するエンジン、特に大形
ディーゼルエンジンの運転用の制御信号発生装置で、前
記装置が複数の制御要素を含み、制御要素がクランクシ
ャフトと同時に回転するように配置される装置、及び前
記装置を有するエンジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】大形ディーゼルエンジンは例えば船舶用
駆動集合体として、または発電用の固定プラントとして
使用される。この種の公知な内燃機関において、シリン
ダへの燃料噴射、及び燃焼ガスがシリンダの燃焼チャン
バから導かれるガス交換のような典型的な運転機能は、
カム駆動を介して機械的に油圧制御される。エンジンの
クランクシャフトにより駆動されるカムシャフトがカム
駆動のために具備され、カムシャフトは通常大形ディー
ゼルエンジンにおいて制御シャフトとして示される。複
数のカムが制御シャフト上に配置され、カムにより噴射
ポンプ及びバルブ作動用ストローク供給ポンプが駆動さ
れる。
【0003】この種の制御シャフトは通常大形ディーゼ
ルエンジンの全長に沿って延びているが、大きなスペー
スを要し、かつ相当な製造コストと複雑な構成とを伴
う。さらに、噴射開始、噴射終了のタイミング、及び排
気バルブの開閉のタイミングが各カムを通して厳密に予
め決められており、このタイミングを変化させるにはか
なり巨額な費用と、構成を複雑にすることによってのみ
実現され得る。しかしながら、全ての運転状態、例えば
全負荷、部分負荷または逆運転において、可能な限り経
済的にして、効率に優れ、かつ省エネにまさるエンジン
の稼働を可能にするために、タイミングの変化は望まし
いことである。
【0004】中でもこれらは、大形ディーゼルエンジン
が制御シャフト(古典的な意味で)なしに建造されてい
る、最近の開発に関する理由である。噴射、ガス交換、
及び起動システムのような適切な補助システムは油圧シ
ステムにより運転されるが、この油圧システムは予備制
御要素、例えば予備制御バルブにより励起され得る。予
備制御バルブは中心制御ユニットから出る電気信号によ
り作動される。この制御ユニットは、クランクシャフト
角度、エンジンの回転速度、及びさらに可能な状態パラ
メータにより、理想的な時間間隔及び理想的な燃料噴射
量、排気バルブの開閉タイミングの少なくともいずれか
一方を決定する。そして、制御ユニットは、電気制御信
号を予備制御バルブへ送り、予備制御バルブは関連する
油圧システムを作動する。このような非常に変動可能な
電気的な油圧制御を通して、噴射及びガス交換が簡単な
方法で、及び大形ディーゼルエンジンの全運転状態に対
して最適化され得、機械の各負荷周期に適合され得る。
ピストン位置と、噴射ポンプまたはストローク供給ポン
プのような作動要素との間の機械的な強制連結がもはや
存在しないからである。
【0005】電気的に油圧制御されたこの種の大形ディ
ーゼルエンジンにおいて、「正常」な制御システムが故
障した場合にさえもエンジン運転が可能であるために、
利用可能な非常システムを具備することが望ましい。そ
の結果、例えばエンジンにより駆動される船舶が運転可
能な状態になる。
【0006】この種の非常システムは、例えば欧州特許
明細書第0701652号に記載されている。この非常
システムは純粋に電気的油圧的に作用する。このため、
電気信号による通常の運転において配置され得る制御バ
ルブのスライダが第1ピストンに接続され、油圧的に作
動され得る。第2ピストンがこの種の第1ピストンと関
連し、油圧バーを介して第1ピストンに接続される。第
2ピストンはカムの次に配置され、カムはクランクシャ
フトと同時に回転する制御シャフト上に配置される。通
常の電気制御が故障した場合、非常システム作動され、
カムにより駆動される第2ピストンが、第1ピストンを
介して機械的油圧的に制御バルブのスライダを作動す
る。このように非常の場合において、スイッチの切換え
が単に機械的な油圧制御に対して行われ、制御シャフト
とカムによる古典的な大形ディーゼルエンジンの制御と
同様に、スイッチの切換えは理論的に機能する。しかし
ながら、この非常システムは比較的複雑でかつ高価であ
る。このように各制御バルブが独立した機械的な油圧非
常駆動を対応する油圧ピストンと作動させるために、接
続ライン及び供給装置が具備される必要がある。これ
は、装置及び構造がかなり複雑であり、従ってコストが
高いことを意味する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術からスタ
ートして、本発明の目的は、電気的に油圧制御されるエ
ンジン、特に大形ディーゼルエンジンの運転用の装置で
あり、通常の制御が故障したとき、この装置によりエン
ジンの運転が可能となるような装置を提供することであ
る。可能な限り単純な構造でかつ安価であり、コンパク
トでスペースをとらない装置が望ましい。さらに本発明
の目的は、通常の電気的な油圧制御系の故障の場合にも
運転され得る、前記装置を有するエンジンを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の装置は以下の構成である。電気的に油圧制御
されるクランクシャフトを有するエンジン、特に大形デ
ィーゼルエンジンの運転用の制御信号発生用の装置が提
供され、前記エンジンは少なくとも噴射及びガス交換が
油圧システムにより制御され、油圧システムは予備制御
装置を含み、予備制御装置は制御ユニットからの電気信
号により作動され得、電気信号が噴射及びガス交換用の
油圧システムを制御する。前記装置により発生される信
号は電気制御信号である。このため、前記装置は複数の
制御要素を含み、制御要素はクランクシャフトと同時に
回転するように配置される。制御要素と関連するセンサ
ーが具備され、センサーは制御要素と共働して、各セン
サーが関連する制御要素の予め決められた角度位置にお
いて信号を送る。エンジン運転用の電気制御信号はこれ
らの信号により発生され得る。
【0009】本発明は、クランクシャフトにより駆動さ
れる装置により、通常の運転における制御ユニットによ
り発生される電気制御信号を発生するという考えに基づ
いている。このため、クランクシャフトにより駆動され
る制御要素が具備され、制御要素はクランクシャフトと
同時に回転する。このように制御要素が形成され以下の
ように配置される。即ち、ピストンの特異位置(負荷周
期に対して)に対応する予め決められた角度位置におい
て、制御要素が関連するセンサーに信号をトリガし、セ
ンサーからエンジン運転用の電気制御信号が確定され得
る。油圧システムの予備制御装置は、これらの電気制御
信号を使用して励起され得る。こうして通常の電気的な
油圧制御の故障の場合に、油圧システムの必要とされる
電気制御信号が本発明の装置により供給され、エンジン
は運転可能な状態になる。この種の装置が大形ディーゼ
ルエンジンに一体化される場合、非常時の運転は、油圧
システムの電気制御信号が発生される方法及び手段によ
ってのみ通常の運転と本質的に異なる。このようにさら
に付加するべき油圧システムは必要とされず、これによ
り装置は構造が単純でかつ低価格であり、非常にコンパ
クトでスペースが省ける。例えば6個のシリンダを有す
る大形ディーゼルエンジン用の制御要素及びセンサーは
ハウジングに収納され得、ハウジングの縦の長さは20
cm以下である。
【0010】前記装置は、制御要素及び関連するセンサ
ーが接触せずに共働する。この装置は特に摩耗が少なく
信頼できるデザインを提供するからである。前記装置
は、クランクシャフトにより駆動される少なくとも2つ
のシャフトを含み、2つのシャフトはほぼ平行に延び、
これらのシャフト上にそれぞれ複数の制御要素が配置さ
れ、制御要素は各シャフトに対して固定して取り付けら
れている。
【0011】前記装置は、制御要素の3つのグループを
有し、第1グループは噴射開始の電気信号の発生用であ
り、第2グループは噴射終了の電気信号の発生用であ
り、第3グループはガス交換制御の電気信号の発生用で
ある。ここにおいて、1つのグループの制御要素の数は
エンジンのシリンダの数に対応し、3種類の制御要素が
各シリンダに対して具備される。結果として、噴射開始
の信号、噴射終了の信号、ガス交換、特に排気バルブの
作動の信号は、各シリンダに対してそれぞれ別に発生さ
れる。
【0012】これらのシャフトは制御信号の発生のため
に働き、油圧システムの直接的機械作動のために働くの
ではないため、これらのシャフトは非常にコンパクトで
かつ短い、典型的には数cmのみの長さのシャフトとし
て形成され得る。大形ディーゼルエンジンの長さは、例
えば20cm以下にすることが可能である。
【0013】前記装置は、第1及び第3グループの制御
要素、または第2及び第3グループの制御要素が2つの
シャフトのうちの1つのシャフト上に共に配置される。
これは、一方では噴射開始用の、他方では噴射終了用の
制御要素のグループが異なるシャフト上に取り付けられ
ることを意味する。この手段は、噴射持続期間、即ち噴
射開始信号と噴射終了信号との間の時間の置換えが変化
され得るという利点をもたらす。
【0014】このため前記装置は、1つのシャフトが、
他のシャフトの縦軸の周囲に完全に回転され得るように
軸受けされることが有利である。従って、噴射持続期間
が簡単に、即ち一方のシャフトを他のシャフトの周囲に
回転することにより、設定され得る。
【0015】前記装置は、歯車が各シャフト上に具備さ
れ、2つの歯車はほぼ同一でかつ互いに噛合する。さら
に、2つのシャフトは互いにウェブを介して接続され、
2つの歯車が遊星歯車変速装置として共働する。これに
より、一方においては両方のシャフトが同じ回転速度で
回転することを保証し、他方においては一方のシャフト
が他方のシャフトの縦軸を中心として回転することを可
能として噴射持続期間が設定され得るような、構造的に
非常に簡単な装置を提供する。
【0016】さらに、噴射持続期間を設定するために、
前記装置は、ウェブがその一端側において第3歯車に噛
合する歯を有し、第3歯車の回転により1つのシャフト
が他のシャフトの縦軸の周囲に完全に回転する。
【0017】また、シャフトの回転により関連するセン
サーに対する制御要素の相対位置に重大な変化を生じさ
せないために、前記装置は、回転シャフト上の制御要素
と関連するセンサーがウェブに対して固定して配置され
る。
【0018】前記装置は、制御要素がディスクとして形
成され、ディスクは各シャフトに隣接してその軸方向に
配置され、特に隣接するディスク同士の間の距離は同じ
であり、各ディスクは切込みを有し、ディスクが回転す
る間に切込みが関連するセンサーを通過するとき、切込
みが信号をトリガする。
【0019】また、本発明のエンジンは電気的油圧的に
制御され、電気制御信号の発生用の前記装置が具備さ
れ、通常の制御が妨害されまたは故障した場合に油圧シ
ステムの制御信号が引き続き発生され、エンジンは運転
可能になる。
【0020】前記エンジンは、センサーの信号を基に起
動システム用の電気制御信号が発生され、エンジンも非
常システムにより開始され得る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、一実施例
を図面に従って詳述する。図1は本発明のエンジンの1
実施形態の略体図であり、エンジン全体を符号1で示
す。図2はエンジン1の機能方法の説明用の系統図であ
る。エンジン1は縦方向に掃気する2工程クロスヘッド
大形ディーゼルエンジンとして作製されている。この種
のエンジンは例えば、船舶の推進用に使用される。エン
ジン1は電気的油圧的に制御され、このことは古典的な
意味で制御シャフトを具備しないことを意味する。しか
し、少なくともシリンダへの燃料噴射及びガス交換は、
予備制御装置を含む油圧システムにより制御される。予
備制御装置は、噴射及びガス交換用の油圧システムを制
御するように、制御ユニット9からの電気信号により作
動され得る。
【0022】エンジン1はクランクシャフト2を有し、
クランクシャフト2はクランクシャフト歯車2a及び歯
車3を介して高圧ポンプ4を駆動し、歯車3はクランク
シャフト歯車2aに噛合している。高圧ポンプ4は例え
ば2000バールまでの高圧下でライン46を通して燃
料アキュムレータ6へ燃料を送り出す。
【0023】さらに、同様にクランクシャフト2により
駆動されるポンプ5が具備され、油圧媒体、例えば油圧
オイルをライン57を介して油圧アキュムレータ7へ送
り出す。燃料アキュムレータ6及び油圧アキュムレータ
7は各々、エンジンに沿って延びる管状の部品として形
成されている。
【0024】エンジン1はシリンダへの燃料噴射用の噴
射システム10を有し、噴射システム10は燃料アキュ
ムレータ6及び油圧アキュムレータ7の両方と接続し、
コモンレール原理により作動する。エンジン1は、シリ
ンダからの燃焼ガスを案内する排気バルブ21を有する
ガス交換システム20も具備する。ガス交換システム2
0も油圧アキュムレータ7に接続している。わかりやす
く説明するために、噴射システム10及びガス交換シス
テム20は、図2において各々1つのシリンダのみが図
示されている。
【0025】エンジン1の電気的な油圧制御のために、
予備制御装置は電磁予備制御バルブ30として形成され
るが、これは予備制御バルブ30が電気信号により制御
され得ることを意味する。予備制御バルブ30は噴射シ
ステム10及びガス交換システム20において各々具備
されている。これらの電気信号は、制御ユニット9から
信号ラインS1を介して電磁予備制御バルブ30へとエ
ンジン1の通常の運転において伝達される。電子制御ユ
ニット9はさらに信号ラインS2を介して角度センサー
8(シャフト エンコーダ)に接続されている。角度セ
ンサー8により、クランクシャフト2の回転速度及びク
ランクシャフト角度、及びそれによる各ピストン位置が
測定され得る。
【0026】安全上の理由のために、自律的に機能する
2つの角度センサー8が通常具備される。角度センサー
8はクランクシャフト2に接続されて駆動される。角度
センサー8は例えば歯車3により駆動される駆動軸上に
配置され得る。角度センサー8はエンジンの回転速度と
共に回転するため、適切な位置にある角度センサー8は
図示されない伝達系を介して駆動される。さらに、クラ
ンクシャフト2と角度センサー8との間の同時性を監視
するために、関連センサー8aも角度センサー8に対し
て具備される。角度センサー8から受領される信号を基
にして、瞬間負荷及び瞬間回転速度を考慮して、制御ユ
ニット9は各シリンダの最も好適な噴射時間及び噴射量
を決定する。同様にして、ガス交換バルブ、例えば排気
バルブ21の作動タイミングも決定される。このように
して制御ユニット9は予備制御バルブ30へ電気信号を
伝達し、噴射及びガス交換を制御する。
【0027】以下において、噴射システム10及びガス
交換システム20、及び関連する油圧システムの機能方
法を説明するが、説明は1つのシリンダに限定される。
大形ディーゼルエンジンには複数の、例えば3個の噴射
ノズル13が典型的に各シリンダに具備される(図2参
照)。噴射装置11が具備され、噴射装置11は予備制
御バルブ30により予備制御され、燃料を有する噴射ノ
ズル13を提供する。ここに記載される実施形態におい
て、独立した予備制御バルブ30が各噴射ノズル13に
対して具備されるが、1つの予備制御バルブ30が同じ
ように複数の噴射ノズル13を制御することも可能であ
る。
【0028】図3は、噴射装置11を有する噴射システ
ム10の実施形態の一部を概略した部分断面図である。
噴射システム10は制御スライダ112及び計測ピスト
ン111を含み、計測ピストン111は差ピストン(D
ifferenzkolben)として形成され、計測
空間117に跳ね返る。噴射装置11は燃料アキュムレ
ータ6から燃料が供給され、高圧ポンプ4は燃料を燃料
アキュムレータ6に送り出す。燃料の入力通路113は
通路114に分岐し、通路114は計測ピストン111
の後ろ側に、及びメイン通路115につながる。制御ス
ライダ112の図示位置において、高圧下にある燃料
は、一方では計測ピストン111の後ろ側への通路11
4を通って流入し、他方ではメイン通路115及び吸入
通路118を通って計測空間117に流入する。計測ピ
ストン111は両側に燃料アキュムレータ6の圧力がか
けられるが、面積差の結果として、計測ピストン111
は最終位置に移動する。予備制御バルブ30が制御ユニ
ット9から電気信号を受信した後に切り換わるならば、
油圧オイルは油圧アキュムレータ7から制御スライダ1
12の制御ピストン120上に達する。そこで制御スラ
イダ112は図において上方側に移動し、まずメイン通
路115を閉鎖し、噴射ノズル13につながる供給ライ
ン121への入口を開放する。そして、燃料は計測空間
117から通路119を通して供給ライン121へと達
し得、噴射が始まる。噴射の終了のために、予備制御バ
ルブ30が再び電気信号を受領し、図3に示される位置
に戻る。制御ピストン120は油圧媒体の流出を通して
軽減され、制御スライダ112は図における下方側に移
動し、まず供給ライン121への入口を閉鎖し、これに
より噴射が終了される。制御スライダ112はさらに下
方へ移動されて、メイン通路115と計測空間117へ
の吸入通路118との間が接続し、燃料は再び燃料アキ
ュムレータ6から計測空間117へ達し得る。
【0029】さらに、計測ピストン111の位置を計測
するセンサーシステム122が具備され、センサーシス
テム122は該位置を制御ユニット9に伝達する。この
電気的油圧的に作動される噴射システム10により、体
積燃料の割当てが実現される。
【0030】図4は排気バルブ21を有するガス交換シ
ステム20の1実施形態の一部を概略した部分断面図で
ある。排気バルブ21はバルブ本体27を有し、バルブ
本体27は、シリンダの燃焼チャンバとその位置に関係
する流出ラインとの間の接続を開閉する。図示された実
施形態において、排気バルブ21の実際の作動は、油圧
オイルとは異なる作動オイルにより行われ、作動オイル
は例えば潤滑油である。これら2つの媒体の混合を避け
るために、2つの液体システムを互いに分離する分離ピ
ストン23が具備される。これは、作動オイルが分離ピ
ストン23の一方側に配置され、他方側に油圧オイルが
配置されることを意味する。分離ピストン23は制御ピ
ストン22により制御され、制御ピストン22は予備制
御バルブ30により予備制御される。分離ピストン23
は接続ライン25を介してバルブ本体27を作動する駆
動ピストン26へ接続され、接続ライン25は作動オイ
ルで満たされ、油圧バーとして作用する。バルブ本体2
7は空気バネ24により閉鎖位置に保持される。排気バ
ルブ21の開口中に、燃焼ガス及び空気バネ24の力に
対抗してバルブ本体27を開口するために、かなり大き
い力が最初に必要とされることを考慮するために、駆動
ピストン26はガイドピストンとして形成される。燃焼
ガスの圧力が減少した後、バルブ本体を完全に開口位置
にもたらすために、または開口位置にバルブ本体を保持
するために、小さい力が必要とされる。
【0031】作動オイルの供給ライン28は、分離ピス
トン23と駆動ピストン26との間の接続ライン25に
開口している。これにより、作動オイルは逆止弁を介し
て接続ライン25にポンプ29により送出される。
【0032】排気バルブ21の開口のために、制御ピス
トン22は図4に図示される位置にもたらされる。この
ため、電子制御ユニット9から伝達される電気信号の結
果として、予備制御バルブ30は、図示中の制御ピスト
ン22の上端面が軽減される位置に切り換えられる。こ
れは、この位置においてこの端面上に存在する油圧オイ
ルが帰還ラインRに流出できることを意味する。バネ2
2aによるバネ負荷の結果として、制御ピストン22は
図4に示される位置に図の上方に移動する。これによ
り、油圧アキュムレータ7と分離ピストン23の下方側
との間の接続が開放され、油圧オイルが図の上方に分離
ピストン23を移動する。この移動は作動オイルにより
接続ライン25において駆動ピストン26に伝達され、
この後バルブ本体27を開放位置に移動する。
【0033】排気バルブの閉鎖のために、予備制御バル
ブ30は、油圧アキュムレータ7と制御ピストン22の
図の上端面との間の接続を形成する第2位置に切り換え
る。油圧オイルは油圧アキュムレータ7から流出し、圧
力によりこの端面を押圧する。これにより、制御ピスト
ン22はバネ22aの力に抗して図の下方に移動され
る。この移動により、油圧アキュムレータ7と分離ピス
トン23の下方側との間の接続が断たれる。空気バネ2
4の作動の結果として、駆動ピストン26は上方へ押圧
され、ここにおいて作動オイルを接続ライン25内に移
す。結果として、分離ピストン23は作動オイルにより
図の下方へ押圧され、ここにおいて制御ピストン22を
介して油圧液体を下方側から帰還ラインRへ移す。空気
バネの作動により、分離ピストン23は限定された端部
位置近くにもたらされ、図4に示されている。ガス交換
バルブの次の切り換えまでの間に、作動オイルは漏洩に
より失われ、図示しない継続的な換気が供給ライン28
及び逆止弁を介して再び満たされ、これにより分離ピス
トン23は完全に最初の位置に移動される。
【0034】さらに、バルブ本体27の移動または位置
をそれぞれ検出するために、余分のセンサーシステムを
有する計測システムMが具備される。対応する計測信号
が電子制御ユニット9に伝達され、電子制御ユニット9
はバルブ本体27の移動が所望値に対応するかどうかを
この計測信号を基にして認識できる。ずれがある場合に
は制御ユニット9が介入でき、例えば対応するシリンダ
への次の燃料噴射を禁止することができる。これによ
り、例えばn個のシリンダを有するエンジンは(n−
1)個のシリンダが稼働状態にあることも保証される。
【0035】噴射及びガス交換に加えて、さらに起動シ
ステムのような補助システムが、この種の電気的に油圧
制御されるエンジンにおいて、予備制御バルブを介して
電気的油圧的に駆動され得る。切り換えまたは起動空気
バルブの移動は制御ユニット9により同様に制御され、
必要とされる電気信号を関連する予備制御装置に伝達
し、起動バルブの空気圧システムを作動する。
【0036】通常の運転において、噴射及びガス交換の
ような大形ディーゼルエンジンの本質的な運転機能は、
電子制御ユニット9により電気的に油圧制御され、電気
制御インパルスをエンジンの瞬間負荷周期に調子を合わ
せる。そして、特定のクランクシャフト角度及びそのピ
ストン位置、それぞれの影響を受けた予備制御バルブに
対応する正確なタイミングにおいて、電気制御インパル
スを伝達する。通常の制御に妨害または故障が発生した
場合、例えば角度センサー8(または複数の角度センサ
ー8)に損傷が発生した場合、制御ユニット9が必要と
される信号を正確にまたは完全にもはや発生できなくな
り、大形ディーゼルエンジンの運転可能性を保持するた
めに非常システムが必要とされる。
【0037】このため、本発明に関する装置40(図
2)が、本発明のエンジン1に具備される。この装置4
0は、エンジンの負荷周期に合わせた予備制御バルブ3
0の電気制御信号を発生する。このため、装置40は複
数の制御要素42a,42b,42c(図5)を含み、
クランクシャフト2と共に同時に回転する。ここで「同
時に」は、各制御要素がクランクシャフト2と同一の回
転速度で回転することを意味し、回転方向はクランクシ
ャフト2の回転方向と同一、もしくは反対であってもよ
い。そして、クランクシャフト2と各制御要素との間の
相関係が一定しているか、または制御された状態で変化
し得る。
【0038】センサー43,43bは各制御要素42
a,42b,42cと関連する。センサー43,43b
は制御要素42a,42b,42cと共働して各センサ
ー43,43bが関連する制御要素の予め決められた角
度位置において信号を発する。これらの信号から、エン
ジン1の運転用の電気制御信号が発生される。クランク
シャフト2の回転と各制御要素42a,42b,42c
の回転との間の同時性の結果として、前記角度位置はク
ランクシャフト角度及びシリンダのピストン位置に各々
対応し、発生された信号はエンジンの負荷周期に一時的
に一致される。
【0039】以下において装置40の1実施形態が図5
及び6に関してより詳細に説明される。図5は実施形態
の縦方向の断面図を示し、図6は実施形態の横方向の断
面図を示す。この実施形態は6個のシリンダを有する大
形ディーゼルエンジンの制御用に形成されている。但
し、シリンダの数は例示的なものであり、特に数値を特
定するものではない。
【0040】装置はハウジング44を含み、ハウジング
44は良好な潤滑のためにオイルで部分的に満たされ得
る。2つのシャフト、即ち互いにほぼ平行に延びる第1
シャフト41a及び第2シャフト41bがハウジング4
4に具備される。第1シャフト41aはハウジング44
内に回転可能に軸受けされ、クランクシャフト2(図
2)に回転した状態で固定して接続され、クランクシャ
フト2が第1シャフト41aを駆動する。図2に記号で
図示されるように、第1シャフト41aは例えば歯車3
及びクランクシャフト歯車2aを介してクランクシャフ
ト2により駆動される駆動軸に連結される。図2に示す
ように、歯車3がクランクシャフト歯車2aの直径と異
なる直径を有する場合、第1シャフト41aがクランク
シャフト2と同じ回転速度で回転するために、伝達歯車
(不図示)が歯車3により駆動される駆動軸と第1シャ
フト41aとの間に具備される。
【0041】第2シャフト41bは2つのウェブ45内
に回転可能に軸受けされ、2つのウェブ45は軸方向が
離間して第1シャフト41a上に配置され、第1シャフ
ト41aの縦軸にほぼ垂直に第1シャフト41aから延
びる。第1シャフト41aもウェブ45内に回転可能に
軸受けされる。このように、2つのシャフト41a,4
1bは2つのウェブ45を介して互いに連結される。歯
車47a,47bは、2つのウェブ45の1つに軸方向
に隣接して各シャフト41a,41bに固く取り付けら
れる。2つの歯車47a,47bはほぼ同様に形成さ
れ、これらの歯車は同じ数の歯数を有することを意味す
る。2つの歯車47a,47bは互いに噛み合い、第1
シャフト41aが歯車47a,47bを介して第2シャ
フト41bを駆動する。結果として、図6に矢印により
示すように、2つのシャフト41a,41bが同じ回転
速度で反対方向に回転する。歯車47a,47bは隣接
するウェブ45と共に遊星歯車変速装置を形成し、遊星
歯車変速装置は歯車47aが太陽歯車であり、歯車47
bが遊星歯車である。
【0042】2つのウェブ45はヨーク49により互い
に連結されている。ディスク42a,42b,42cと
して形成される制御要素は、2つのウェブ45の間にあ
る2つのシャフト41a,41b上の軸方向に関して隣
接して配置される。ここで、軸方向に隣接するディスク
42a,42b,42cの間の距離は常に同じである。
スペーサディスク48が隣接するディスクの間にそれぞ
れ配置されている。ディスク42a,42b,42cは
各シャフト41a及び41b上にそれぞれ固く取り付け
られている。
【0043】エンジンの各シリンダに対して3つのディ
スク42a,42b,42cが制御要素として具備され
る。第1ディスク42aは各シリンダにおける噴射開始
の電気信号の発生用に機能し、第2ディスク42bは噴
射終了用の電気信号の発生用に機能し、第3ディスク4
2cはガス交換の制御用の電気信号の発生用に機能す
る。第1ディスク42a全体はグループAを、第2ディ
スク42b全体はグループBを、第3ディスク42c全
体はグループCを形成する。こうしてモータが有するシ
リンダと同じ数のディスクが各グループに属する。本発
明の実施形態において、6個のディスク42a,42
b,42cが各グループA,B,Cにそれぞれ属する。
【0044】噴射開始及びガス交換用のグループA及び
Cは第1シャフト41a上に配置され、グループBは第
2シャフト41b上に配置される。複数のセンサー43
は、第1シャフト41aに平行に延びる列を形成するよ
うにハウジング44内に配置される。独立したセンサー
43が第1シャフト41a上に各ディスク42a,42
cに対して具備される。センサー43は関連したそれぞ
れのディスク42aまたは42cに対向して配置され、
ディスク42aまたは42cの半径方向の外側境界面
は、常に関連するセンサー43を過ぎて移動する。
【0045】また、独立したセンサー43bは第2シャ
フト41b上のディスク42bとそれぞれ関連される。
これらのセンサー43bは、互いに2つのウェブ45を
接続するヨーク49に取り付けられ、センサー43bは
ウェブ45に関して固定して配置される。センサー43
bは、関連するディスク42bに対向してそれぞれ位置
するように配置される。
【0046】図5及び図6に示すように、ディスク42
a,42b,42c及びそれらに関連するセンサー4
3,43bは、接触せずに共働する。これは以下に記載
する実施形態において実現される。
【0047】図7はガス交換の制御用の第3グループC
のディスク42cを示す。ディスク42cは切込み50
cを有し、切込み50cは角度範囲αにわたって延び、
2つの縁部51cによる境界線を有する。固定手段、例
えばネジピン52によりディスク42cは第1シャフト
41aに固定される。ネジピン52は、第1シャフト4
1aに形成された例えばネジ孔のような孔内に延びてい
る。切込み50cはこのネジピン52に関して対称であ
る。ディスク42cの回転中に切込み50cが関連する
センサー43を通過した場合、その後センサー43に信
号が発生され、クランクシャフト2の回転と第1シャフ
ト41aの回転との間の同時性の結果として、その持続
時間はクランクシャフト角度範囲に対応する。
【0048】センサー43,43bは、デジタル信号を
発生する、例えば誘導性または容量性スイッチセンサー
として形成される。切込み50cが関連するセンサー4
3を過ぎて回転する場合、その後センサー43は例えば
ある信号を発生するか、さもなくば信号を発生しない。
センサー43,43bは全て同一であるか、または構造
的に類似している。当然、センサー43,43bは、例
えば磁気的または光学的な他のデザインも可能である。
さらに、制御要素とセンサーとの間の共働が直接物理的
接触を介して行われるデザインも可能である。
【0049】噴射制御用の第1及び第2グループA,B
のディスク42a,42bは全て同一に形成され得る。
図8において、この種のディスク42aまたは42bが
示されている。ディスク42aまたは42bも切込み5
0を有し、周辺方向においてこの切込み50はディスク
42cの切込み50cよりも短い。切込み50は半径方
向に延びる間隙として形成される。この間隙内に関連す
るシャフト41aまたは41bに形成された孔内に延び
るネジピン52が配置され、ネジピン52によりディス
ク42a,42bが関連するシャフト上に固定される。
回転中に切込み50が関連するセンサー43または43
bを通過するとき、その後インパルス形状の信号がセン
サー43または43bにトリガされる。クランクシャフ
ト2の回転と第1シャフト41aまたは第2シャフト4
1bの回転との間の同時性の結果として、信号の上下す
るフランクは特定のクランクシャフト角度及び特定のピ
ストン位置に対応する。
【0050】前記の説明から2つのみの異なるタイプの
ディスクが必要とされる結果になる。即ち、一方では噴
射用ディスク42a,42b(噴射開始及び噴射終
了)、他方ではガス交換用のディスク42cである。こ
れは特に構造的観点から有利である。グループA,B,
Cに属するディスクは各グループ内において同一である
が、それらはシャフト41aまたは41b上にそれぞれ
異なる角度位置で取り付けられる。これは、噴射開始用
のグループAに関して例示的方法で説明される。シリン
ダへの噴射は、そのピストンが上死点に位置されるとき
に開始すると考えられる。他の噴射タイミングに対し
て、同様な方法で説明される。
【0051】第1シリンダの信号がグループAのディス
ク42aにより発生されるが、第1シリンダのピストン
が上死点に位置されるとき、切込み50が関連するセン
サー43を移動してインパルスがトリガするように、デ
ィスク42aはシャフト41a上の対応する角度位置に
おいて配置される。関連するシリンダのピストンが上死
点に位置されるとき、切込み50が関連するセンサー4
3を移動してインパルスがトリガするように、次のディ
スク42aも対応する角度位置において、第1シャフト
41a上に配置される。
【0052】噴射終了用の第2グループBのディスク4
2bは第2シャフト41b上に同様に配置され、関連す
るセンサー43bにインパルスを発生し、インパルスに
より関連するシリンダへの噴射が終了される。噴射開始
のインパルスをトリガする第1ディスク42aの切込み
50と、同じシリンダの噴射終了のインパルスをトリガ
する第2ディスク42bの切込み50との間の相対的な
角度差は、このシリンダの噴射持続期間が決定される時
間差に対応する。噴射持続期間は以下に記載するように
設定され得る。
【0053】少なくとも非常運転において、バルブ本体
27(図4)の移動がピストンの下死点に対して対称的
に行われるように、ガス交換が典型的に制御される。こ
の場合、グループCのディスク42cは第1シャフト4
1a上に配置され、ディスク42cに属するシリンダの
ピストンが下死点に位置されるとき、ディスク42cの
ネジピン52が関連するセンサー43に正確に対向して
位置する。
【0054】実際的な場合には、噴射持続期間が非常運
転においても変化可能であることが望ましい。これは、
本願における本発明の装置40の実施形態において実現
され得る。即ち、噴射開始及び噴射終了用のグループA
及びBは、異なるシャフト41a,41b上に取り付け
られる。また、第1シャフト41aの縦軸の回りに完全
に回転するように、第2シャフト41bは軸受けされ
る。このため、ウェブ45は歯車の一部として形成され
る、即ち、第2シャフト41bに最も近い端面において
湾曲し、歯461が形成されている。
【0055】この歯461に、第3シャフト61に取り
付けられるさらに2つの歯車60が噛合し、第3シャフ
ト61は2つのシャフト41a,41bにほぼ平行に延
びている。第3シャフト61はハウジング44の外側に
延び出て、手動でまたは駆動装置により外側から回転可
能である。第3シャフト61が回転された場合、第2シ
ャフト41bが第1シャフト41aの回りに完全に回転
されるという結果になる。この回転移動により、噴射開
始用の第1グループAのディスク42aと、噴射終了用
の第2グループBの対応するディスク42bとの間の相
対的な角度位置が変化する。これは噴射持続期間の変化
に対応する。
【0056】噴射開始用の第1グループAのディスク4
2a、及び噴射終了用の第2グループBのディスク42
bは、シャフト41a,41b上に各々取り付けられ、
ウェブ45が中間位置にあるとき、噴射開始及び噴射終
了用のインパルスが同時に(噴射持続期間はゼロに等し
い)トリガされる。図6のような図示において、ウェブ
45が中間位置に配置されるとき、ウェブ45はハウジ
ング44の下方壁部及び上方壁部に関して平行に向けら
れる。これは、シャフト41a,41b,61の3つの
駆動軸の中心点が直線上にあることを意味する。この場
合、噴射は起こらない。所望するエンジンの回転方向に
従って、例えば船舶が前または後ろに移動するかどうか
により、ウェブ45及び第2シャフト41bは上方に
(図6に示すように)、または二重矢印Dにより示すよ
うに下方に、第3シャフト61により回転される。これ
により、噴射開始のインパルスと噴射終了のインパルス
との間の時間差、従って噴射持続期間が生じる。回転移
動の大きさにより、噴射持続期間は変化され得、負荷に
より(例えば完全負荷または部分負荷)適切な噴射持続
期間が設定され得る。ウェブ45の回転範囲は例えば3
0度まで可能である。
【0057】ディスク42bのセンサー43bは、ウェ
ブ45に関して、即ちヨーク49において固定して配置
されるため、第2シャフト41bの回転中、ディスク4
2bとセンサー43bとの間の距離は一定のままであ
る。
【0058】インパルスの時間的連続及び異なるシリン
ダの信号が、同じグループに属するディスクの各場合に
おける相対的な角度位置により、及びネジピン52が噛
合するシャフト41a,41bの孔の配列によりほぼ決
められることは、構造上の観点から有利である。このよ
うに装置40は、いくつかのシリンダに、及び所望する
点火間隔に簡単に適合され得、即ちシャフト41a,4
1b上のネジピン52の孔の対応する配列により適合さ
れ得る。
【0059】当然、同様な方法でネガディスクとして制
御要素を形成することも可能である。これは、ディスク
が関連するセンサーを通過して回転されるとき、上記し
たディスク42a,42b,42cの切込みをトリガす
るインパルスの代わりに、突起をトリガするインパルス
が、信号をトリガするネガディスクに供給されることを
意味する。
【0060】使用されるセンサー43,43bのタイプ
により、またはセンサー43,43bにより生じる出力
信号により、出力時の信号は電気制御信号として、油圧
システムの作動用の対応する予備制御バルブ30に直接
伝達され得る。例えば、グループAまたはBの各センサ
ー43または43bは、各場合において、センサー4
3,43bが接続されるシリンダの噴射を制御する予備
制御バルブ30に接続される。そして、グループCのセ
ンサー43は、センサー43に関連するシリンダのガス
交換を制御する予備制御バルブ30に接続される。図2
に示すように制御ユニット9に一体化され得る、または
構造的に独立したユニットとして形成され得る、非常制
御ユニット9aも具備され得る。センサー43,43b
は信号を非常制御ユニット9aに伝達する。そして、非
常制御ユニット9aはエンジン運転の電気制御信号をこ
れらの信号から発生または供給し、電気制御信号を関連
する予備制御バルブ30に供給する。使用されるセンサ
ーのタイプにより、非常制御ユニット9aがセンサー信
号を増幅し、または異なる方法でセンサー信号を処理
し、そこから生じる制御信号が対応する予備制御バルブ
30を励起できることが必要である。
【0061】明瞭にするために、図9は例として4つの
ダイアグラムで示す。電気制御信号は、本発明の装置で
回転ディスク42a,42b,42c及び関連するセン
サー43により発生され得、電気制御信号は4つのシリ
ンダを有する船舶のエンジンの制御用に機能する。符号
Lで示される垂直な軸の右に図示される信号は前進移動
に関係し、符号Lの左に図示される信号は後進移動に関
係する。水平な軸KWは各場合におけるクランクシャフ
ト角度を示す。符号OTn(n=1,2,3,4)は
「上死点、シリンダn」を表し、このクランクシャフト
角度でシリンダnのピストンが上死点に位置されている
ことを意味する。UT1はこのクランクシャフト角度に
おいて第1シリンダのピストンが下死点に位置されてい
ることを表す。
【0062】第1(最上の)ダイアグラムは第1シリン
ダの排気バルブ21の作動用の制御信号を示し、制御信
号はグループCのディスク42cの1つにより発生され
る。上昇する信号フランクと共に排気バルブ21は開口
され、下降する信号フランクと共に排気バルブ21は閉
鎖される。この移動は下死点に対して対称的に行われ
る。排気バルブ21が開口するクランクシャフト角度範
囲は、切込み50c(図7)がディスク42cに延びる
角度範囲αとなる。
【0063】第2ダイアグラムは第1シリンダへの噴射
開始用のインパルス形状の信号を示し、この信号はグル
ープAのディスク42aの1つにより発生される。第3
ダイアグラムは第1シリンダへの噴射終了用のインパル
ス形状の信号を示し、この信号はグループBのディスク
42bの1つにより発生される。噴射開始及び噴射終了
は、各場合において対応するインパルスの上昇する信号
フランクにおいて行われる。噴射開始用インパルスはピ
ストンの上死点においてトリガされている。噴射持続期
間EDは噴射開始インパルスと噴射終了インパルスとの
間の時間差または角度差によりそれぞれ与えられる。こ
の差は上記で説明されたように設定され得る。
【0064】シリンダへの起動空気の導入用の電気的に
予備制御可能な起動空気バルブを作動するために、第4
(最下位置)ダイアグラムは、起動システムの電気制御
信号がセンサー43,43bの信号を基にいかに発生さ
れ得るか、またはセンサー43,43bの信号がいかに
使用され得るかを示す。このダイアグラムにおいて、n
番目のシリンダの起動空気バルブがクランクシャフト角
度範囲にわたって開口され、起動空気はALn(n=
1,2,3,4)と付されたシリンダに流入する。n番
目のシリンダの起動空気バルブの開口用に、n番目のシ
リンダの噴射開始用のインパルスの下降フランクが使用
される。起動空気バルブの閉鎖用に、信号の上昇フラン
クが、n番目のシリンダの排気バルブ作動用に使用され
る。これは、起動空気バルブの閉鎖が、同じシリンダの
排気バルブの開放を制御する同じ信号フランクによりト
リガされることを意味する。起動システムの電気制御信
号は対応する予備制御バルブへ、例えば非常制御ユニッ
ト9aにより伝達される。
【0065】エンジンの逆走行の点火シークエンスは、
エンジンの前進走行の点火シークエンスの逆である。例
えば、前進走行におけるシリンダの点火シークエンスが
1−3−2−4−1…である場合、逆走行の点火シーク
エンスが1−4−2−3−1…である。
【0066】複数シリンダのエンジンにおいて、異なる
点火シークエンスは与えられたシリンダの数に応じて可
能である。センサー43,43bとシリンダとの間の関
連交換を通して、所望される点火シークエンスが本発明
の装置40により実現される。特に、この関連変化を通
して点火シークエンスを変化することも可能である。
【0067】このように本発明により具備される装置に
より、電気的に油圧制御されるエンジン、特に大形ディ
ーゼルエンジンの運転用の電気制御信号は、回転する制
御要素及び関連するセンサーにより発生され得る。通常
の電気的な油圧制御が妨害された場合、動力用に必要と
される電気制御信号は、本発明の装置により発生され、
予備制御装置に供給され得、エンジンが運転され続け、
例えば船舶が運転可能な状態の本発明の大形ディーゼル
エンジンにより前進される。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のエンジン
運転用の制御信号発生装置は、単純な構造でかつ安価で
あり、コンパクトでスペースが省ける。この装置を有す
るエンジンは、通常の電気的な油圧制御が故障した場合
にも運転可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジンの1実施形態の略体図。
【図2】図1のエンジンの系統図。
【図3】図1のエンジンの噴射システムの一部を概略し
た部分断面図。
【図4】図1のエンジンのガス交換システムの一部を概
略した部分断面図。
【図5】本発明の装置の1実施形態の縦方向の断面図。
【図6】図5の装置の横方向の断面図。
【図7】図5の装置の制御要素42cの平面図。
【図8】図5の装置の制御要素42a,42bの平面
図。
【図9】制御信号の概略図。
【符号の説明】
2…クランクシャフト、 9…制御ユニット、 30…
予備制御装置、42a,42b,42c…制御要素、
43,43b…センサー、40…制御信号発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 51/00 F02M 51/00 A

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも噴射及びガス交換が油圧シス
    テムにより制御され、該油圧システムは予備制御装置
    (30)を含み、該予備制御装置(30)は制御ユニッ
    ト(9)からの電気信号により作動され得、該電気信号
    が噴射及びガス交換の油圧システムを制御する、電気的
    に油圧制御されるクランクシャフトを有するエンジン、
    特に大形ディーゼルエンジンの運転用の制御信号発生装
    置であり、前記装置は複数の制御要素(42a,42
    b,42c)を含み、該制御要素(42a,42b,4
    2c)がクランクシャフト(2)と同時に回転するよう
    に配置される装置において、発生される制御信号が電気
    信号であり、具備される制御要素(42a,42b,4
    2c)と関連するセンサー(43,43b)が制御要素
    (42a,42b,42c)と共働し、各センサー(4
    3,43b)が関連する制御要素(42a,42b,4
    2c)の予め決められた角度位置において信号を送り、
    エンジン運転用の電気制御信号はこれらの信号により発
    生され得ることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記制御要素(42a,42b,42
    c)及び関連するセンサー(43,43b)は、非接触
    式に共働することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 クランクシャフト(2)により駆動され
    る少なくとも2つのシャフト(41a,41b)を含
    み、2つのシャフト(41a,41b)はほぼ平行に延
    び、シャフト(41a,41b)上に複数の制御要素
    (42a,42b,42c)が配置され、該制御要素
    (42a,42b,42c)は各シャフト(41a,4
    1b)に対して固定されることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記制御要素(42a,42b,42
    c)の3つのグループを有し、第1グループ(A)は噴
    射開始の電気信号の発生用であり、第2グループ(B)
    は噴射終了の電気信号の発生用であり、第3グループ
    (C)はガス交換制御の電気信号の発生用であることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第3グループ(A,C)は
    2つのシャフトのうちの1つのシャフト(41a)上に
    共に配置されることを特徴とする請求項4に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 1つのシャフト(41b)は、他のシャ
    フト(41a)の縦軸の周囲に完全に回転され得るよう
    に軸受けされることを特徴とする請求項3乃至5のいず
    れか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 歯車(47a,47b)が各シャフト
    (41a,41b)上に取り付けられ、2つの歯車(4
    7a,47b)はほぼ同一でかつ互いに噛合し、2つの
    シャフト(41a,41b)は互いにウェブ(45)を
    介して接続され、2つの歯車(47a,47b)が遊星
    歯車変速装置として共働することを特徴とする請求項6
    に記載の装置。
  8. 【請求項8】 ウェブ(45)はその一端側において第
    3歯車(60)に噛合する歯(461)を有し、第3歯
    車(60)の回転によりシャフト(41b)が他のシャ
    フト(41a)の縦軸の周囲に完全に回転することを特
    徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 回転シャフト(41b)上の制御要素
    (42b)と関連するセンサー(43b)がウェブ(4
    5)に対して固定されることを特徴とする請求項7また
    は8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記制御要素はディスク(42a,4
    2b,42c)として形成され、該ディスク(42a,
    42b,42c)は各シャフト(41a,41b)に隣
    接してその軸方向に配置され、特に隣接するディスク同
    士の間の距離は同じであり、各ディスク(42a,42
    b,42c)は切込み(50,50c)を有し、ディス
    ク(42a,42b,42c)が回転する間に、切込み
    (50,50c)が対応するセンサー(43,43b)
    を通過するとき、切込み(50,50c)が信号をトリ
    ガすることを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項
    に記載の装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも噴射及びガス交換を制御す
    る油圧システムを含み、該油圧システムは予備制御装置
    (30)を含み、該予備制御装置(30)は制御ユニッ
    ト(9)からの電気信号により作動され得、電気信号に
    より噴射及びガス交換の油圧システムが制御され、かつ
    電気的に油圧制御されると共に、クランクシャフトを有
    するエンジン、特に大形ディーゼルエンジンが、請求項
    1乃至10のいずれか1項に記載の装置(40)を具備
    することを特徴とするエンジン、特に大形ディーゼルエ
    ンジン。
  12. 【請求項12】 電気的な油圧制御の妨害時にセンサー
    (43,43b)から信号に基づいてエンジン運転用の
    電気制御信号を発生し、電気制御信号を予備制御装置
    (30)に供給する非常制御ユニット(9a)を含むこ
    とを特徴とする請求項11に記載のエンジン。
  13. 【請求項13】 非常制御ユニット(9a)がさらに、
    センサーの信号を基に起動システム用の電気制御信号を
    発生することを特徴とする請求項11または12に記載
    のエンジン。
JP11312410A 1998-11-04 1999-11-02 エンジン運転用の制御信号発生装置及びそのエンジン Pending JP2000145529A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP98811102-7 1998-11-04
EP98811102 1998-11-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000145529A true JP2000145529A (ja) 2000-05-26

Family

ID=8236424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11312410A Pending JP2000145529A (ja) 1998-11-04 1999-11-02 エンジン運転用の制御信号発生装置及びそのエンジン

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0999350B1 (ja)
JP (1) JP2000145529A (ja)
KR (1) KR100679615B1 (ja)
CN (1) CN1109190C (ja)
DE (1) DE59909681D1 (ja)
DK (1) DK0999350T3 (ja)
PL (1) PL196585B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079614A1 (fr) * 2001-03-29 2002-10-10 Isuzu Motors Limited Dispositif de commande de soupape de moteur a combustion interne
KR20160088411A (ko) 2014-02-28 2016-07-25 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 엔진의 회전센서장치와 이것을 구비한 선박용 엔진
JP2019138211A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション 油圧駆動装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN85105778B (zh) * 1985-07-30 1988-03-30 株式会社日立制作所 发动机的控制方法及其装置
US5231959A (en) * 1992-12-16 1993-08-03 Moog Controls, Inc. Intake or exhaust valve actuator
US5806474A (en) * 1996-02-28 1998-09-15 Paul; Marius A. Self injection system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079614A1 (fr) * 2001-03-29 2002-10-10 Isuzu Motors Limited Dispositif de commande de soupape de moteur a combustion interne
KR20160088411A (ko) 2014-02-28 2016-07-25 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 엔진의 회전센서장치와 이것을 구비한 선박용 엔진
JP2019138211A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション 油圧駆動装置
JP7030553B2 (ja) 2018-02-09 2022-03-07 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション 油圧駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0999350A1 (de) 2000-05-10
KR20000035229A (ko) 2000-06-26
PL196585B1 (pl) 2008-01-31
DE59909681D1 (de) 2004-07-15
PL336378A1 (en) 2000-05-08
CN1109190C (zh) 2003-05-21
KR100679615B1 (ko) 2007-02-07
DK0999350T3 (da) 2004-07-19
CN1253231A (zh) 2000-05-17
EP0999350B1 (de) 2004-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE35303E (en) Apparatus for adjustably controlling valve movement and fuel injection
US5651345A (en) Direct operated check HEUI injector
JP3357604B2 (ja) ユニット燃料インジェクタ
EP0721058B1 (en) Spool valve control of an electrohydraulic camless valvetrain
CN101495785B (zh) 流体工作机械的操作方法和流体工作机械
GB2315813A (en) I.c. engine fuel injection system; a unit fuel injector; a wiring harness for electrically connecting system components, and a fuel delivery device
EP0520633B1 (en) Hydraulically operated valve control system for an internal combustion engine
CN1265175A (zh) 使用两个双向阀门控制阀的燃料喷射器及方法
JPH08210213A (ja) 燃料装置
CN104755744B (zh) 燃料喷射泵装置和用于操作内燃发动机的方法
JPH09151715A (ja) 内燃機関の弁の制御装置
KR100689947B1 (ko) 왕복동 피스톤 연소기관
GB2304152A (en) Decompression diesel engine braking with exhaust valve actuated by fuel injection pressure
US6311668B1 (en) Monovalve with integrated fuel injector and port control valve, and engine using same
JP2000145529A (ja) エンジン運転用の制御信号発生装置及びそのエンジン
JP2006125401A (ja) ディーゼル・エンジン、特に電子制御システムを備えた大型ディーゼル・エンジン及びディーゼル・エンジンの始動方法
JPH0842423A (ja) ピストン往復動型内燃機関における燃料噴射装置
JP4576054B2 (ja) 内燃機関のガス交換システムおよびこの種のガス交換システムを操作する方法
GB1562106A (en) Internalcombustion engine having a starting and/or brakingdevice
KR102032010B1 (ko) 유압식 액츄에이터 및 가스 교환 밸브 장치
JPH02125905A (ja) エンジンブレーキ装置
JP3228044B2 (ja) エンジンブレーキ装置
JPS63109243A (ja) 内燃機関のタイミング管制装置
JPH08165967A (ja) 燃料噴射装置
JPH05272427A (ja) 燃料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081202

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090609