JP2000143142A - 自重力クランプ式シートリフタ - Google Patents
自重力クランプ式シートリフタInfo
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- JP2000143142A JP2000143142A JP10312477A JP31247798A JP2000143142A JP 2000143142 A JP2000143142 A JP 2000143142A JP 10312477 A JP10312477 A JP 10312477A JP 31247798 A JP31247798 A JP 31247798A JP 2000143142 A JP2000143142 A JP 2000143142A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊荷シートの大小および厚薄にかかわらず安
全且つ効率良く吊荷シートを吊り上げる。 【解決手段】 下アーム12の開閉動作を制御してシー
ト7を爪13上に載せる。ローラチェーン12を無端移
動させてクランプ5によってシート7の上面を押さえ
る。スプロケット20をロックしローラチェーン12を
不動に固定する。シートリフタAを吊り上げることによ
り、自重力(シートリフタAの自重+シート7の重量)
がローラチェーン12を介してクランプ5がシート7を
押さえる力として伝達され、クランプ5と爪13とによ
ってシート7が確実に押さえ付けられる。シート7の中
央が下方へ膨らんでも、シート7が落ちない程度の強大
なクランプ力が得られる。
全且つ効率良く吊荷シートを吊り上げる。 【解決手段】 下アーム12の開閉動作を制御してシー
ト7を爪13上に載せる。ローラチェーン12を無端移
動させてクランプ5によってシート7の上面を押さえ
る。スプロケット20をロックしローラチェーン12を
不動に固定する。シートリフタAを吊り上げることによ
り、自重力(シートリフタAの自重+シート7の重量)
がローラチェーン12を介してクランプ5がシート7を
押さえる力として伝達され、クランプ5と爪13とによ
ってシート7が確実に押さえ付けられる。シート7の中
央が下方へ膨らんでも、シート7が落ちない程度の強大
なクランプ力が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、広くは物流荷役
に関し、特に薄物鋼板等の積層のシート状物体を落下す
ることなく確実に吊り上げる自重力クランプ式シートリ
フタに関するものである。
に関し、特に薄物鋼板等の積層のシート状物体を落下す
ることなく確実に吊り上げる自重力クランプ式シートリ
フタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】物体を吊り上げる吊り具として、実開平
1−147374号公報は、下記のシートリフタを開示
する。吊りビームに設けたシート掴み用リフタの支持板
下端に下方へ伸縮するシリンダを設け、同シリンダのピ
ストンロッドの先端に荷上面に広い面積で接触する平ら
な当たり面を設けたことを特徴とするシートリフタ(以
下、「先行技術1」という)。
1−147374号公報は、下記のシートリフタを開示
する。吊りビームに設けたシート掴み用リフタの支持板
下端に下方へ伸縮するシリンダを設け、同シリンダのピ
ストンロッドの先端に荷上面に広い面積で接触する平ら
な当たり面を設けたことを特徴とするシートリフタ(以
下、「先行技術1」という)。
【0003】特開平8−157179号公報は、下記の
シートリフタを開示する。2対のリンク機構による開閉
式アームを持ち、アーム下端の爪で梱包された鋼板シー
ト等を下方より支え、同アームに内蔵された油圧シリン
ダでシート上面から一定の圧力で強力にクランプする機
能を持ったことを特徴とするシートリフタ(以下、「先
行技術2」という)。
シートリフタを開示する。2対のリンク機構による開閉
式アームを持ち、アーム下端の爪で梱包された鋼板シー
ト等を下方より支え、同アームに内蔵された油圧シリン
ダでシート上面から一定の圧力で強力にクランプする機
能を持ったことを特徴とするシートリフタ(以下、「先
行技術2」という)。
【0004】更に、図15に示すように、ラックピニオ
ン機構による開閉式アーム23を持ち、長手方向の長い
爪24によって梱包されていない鋼板シート等を下方よ
り支え、その爪の上部よりシートリフタ自重と吊荷重量
との合計である自重力(以下、シートリフタ自重および
吊荷重量の合計を「自重力」という)をリンク機構で押
付けクランプする機能を有する、シートリフタが知られ
ている(以下、「先行技術3」という)。
ン機構による開閉式アーム23を持ち、長手方向の長い
爪24によって梱包されていない鋼板シート等を下方よ
り支え、その爪の上部よりシートリフタ自重と吊荷重量
との合計である自重力(以下、シートリフタ自重および
吊荷重量の合計を「自重力」という)をリンク機構で押
付けクランプする機能を有する、シートリフタが知られ
ている(以下、「先行技術3」という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】薄物鋼板等が積層され
たシートを左右1対の爪を備えたリフタで吊り上げると
き、シートの中央が下方へ膨らみ、シートが爪から外
れ、下方リフタ外へ落ちることがある。これを防ぐた
め、先行技術1では、まず、シートの下部にパレットを
敷くなどしてシートの剛性を高めてから吊り上げを実施
している。あるいは、更に、爪の上部に押え物を設け、
爪と押え物とによってシートをクランプし、吊り上げを
実施している。
たシートを左右1対の爪を備えたリフタで吊り上げると
き、シートの中央が下方へ膨らみ、シートが爪から外
れ、下方リフタ外へ落ちることがある。これを防ぐた
め、先行技術1では、まず、シートの下部にパレットを
敷くなどしてシートの剛性を高めてから吊り上げを実施
している。あるいは、更に、爪の上部に押え物を設け、
爪と押え物とによってシートをクランプし、吊り上げを
実施している。
【0006】このクランプを、自重力(シートリフタ自
重+吊荷重量)によって行っているものが従来からある
が、ヒンジおよびリンクを使用したものなので、シート
の大小および厚薄が変わる毎にリフタの取替えを行う必
要があった。その理由は、1台のリフタの場合には、そ
の機構上シートの大きさに合わせてヒンジの位置やリン
クの長さを変更しなければならないためである。従っ
て、この機能を付加するとリフタの自重および外形(大
きさ)が元のそれの2〜3倍となり、効率が極めて悪く
なるといった問題がある。
重+吊荷重量)によって行っているものが従来からある
が、ヒンジおよびリンクを使用したものなので、シート
の大小および厚薄が変わる毎にリフタの取替えを行う必
要があった。その理由は、1台のリフタの場合には、そ
の機構上シートの大きさに合わせてヒンジの位置やリン
クの長さを変更しなければならないためである。従っ
て、この機能を付加するとリフタの自重および外形(大
きさ)が元のそれの2〜3倍となり、効率が極めて悪く
なるといった問題がある。
【0007】先行技術2は、シートの大小および厚薄が
変わる毎にリフタの取替えを行うという作業性の悪さを
克服するため、2対のリンク機構による開閉式アームを
持たせている。しかしながら、このリフタは、自重力を
クランプ力に変換する機構は持っておらず、クランプ力
は吊荷の重量に無関係に一定である。このため吊荷重量
に応じたクランプ力が現出できないため、シートへの圧
痕等の品質上の問題および過大重量に対する落下等の安
全上の問題等があった。
変わる毎にリフタの取替えを行うという作業性の悪さを
克服するため、2対のリンク機構による開閉式アームを
持たせている。しかしながら、このリフタは、自重力を
クランプ力に変換する機構は持っておらず、クランプ力
は吊荷の重量に無関係に一定である。このため吊荷重量
に応じたクランプ力が現出できないため、シートへの圧
痕等の品質上の問題および過大重量に対する落下等の安
全上の問題等があった。
【0008】一方、シートの剛性が十分に高いときや、
梱包されたシートの下部にパレットを敷いたような状態
でのシートの吊荷を吊るリフタは、既に完成された機能
のものが知られている。
梱包されたシートの下部にパレットを敷いたような状態
でのシートの吊荷を吊るリフタは、既に完成された機能
のものが知られている。
【0009】従って、この発明の目的は、既に完成され
た機能を持つリフタに、自重力によってシートをクラン
プさせる機能を付加させるもので、パレットおよび油圧
等の力を使用すること無く、必要な全てのサイズのシー
トを安全且つ効率良く吊ることが出来る自重力クランプ
式シートリフタを提供することにある。
た機能を持つリフタに、自重力によってシートをクラン
プさせる機能を付加させるもので、パレットおよび油圧
等の力を使用すること無く、必要な全てのサイズのシー
トを安全且つ効率良く吊ることが出来る自重力クランプ
式シートリフタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
吊荷を吊り上げるシートリフタにおいて、クレーン等の
吊り装置によって吊り下げられた上アームと、前記上ア
ームの下部に設けられた、前記吊荷を載せるための爪を
下端に有する開閉自在の下アームと、前記吊荷を押さえ
付けるための自重力クランプ機構とからなり、前記自重
力クランプ機構は、前記上アームに設けられた上スプロ
ケットおよび前記下アームに設けられた下スプロケット
と、前記上下のスプロケットによって無端ループ状に掛
けまわされたチェーンと、前記チェーンの途中に固着さ
れ且つ前記下アームに沿って昇降可能に設けられた押え
部材とからなり、前記押え部材を前記爪に載せた吊荷の
上面に当接し前記チェーンを不動に固定してから前記吊
り装置によって前記上アームを吊り上げることにより、
前記押え部材が前記チェーンを介して伝達されたシート
リフタおよび吊荷の自重力によって前記吊荷の上面を押
さえ付けることに特徴を有するものである。
吊荷を吊り上げるシートリフタにおいて、クレーン等の
吊り装置によって吊り下げられた上アームと、前記上ア
ームの下部に設けられた、前記吊荷を載せるための爪を
下端に有する開閉自在の下アームと、前記吊荷を押さえ
付けるための自重力クランプ機構とからなり、前記自重
力クランプ機構は、前記上アームに設けられた上スプロ
ケットおよび前記下アームに設けられた下スプロケット
と、前記上下のスプロケットによって無端ループ状に掛
けまわされたチェーンと、前記チェーンの途中に固着さ
れ且つ前記下アームに沿って昇降可能に設けられた押え
部材とからなり、前記押え部材を前記爪に載せた吊荷の
上面に当接し前記チェーンを不動に固定してから前記吊
り装置によって前記上アームを吊り上げることにより、
前記押え部材が前記チェーンを介して伝達されたシート
リフタおよび吊荷の自重力によって前記吊荷の上面を押
さえ付けることに特徴を有するものである。
【0011】請求項2記載の発明は、吊荷を吊り上げる
シートリフタにおいて、クレーン等の吊り装置によって
吊り下げられた上アームと、前記上アームの下部に設け
られた、前記吊荷を載せるための爪を下端に有する開閉
自在の下アームと、前記吊荷を押さえ付けるための自重
力クランプ機構とからなり、前記自重力クランプ機構
は、前記上アームに設けられた上スプロケット、前記下
アームに設けられた、下スプロケットおよび前記上下の
スプロケットの中間のスプロケットと、前記上下および
中間のスプロケットによって無端ループ状に掛けまわさ
れたチェーンと、前記チェーンの途中に固着され且つ前
記下アームに沿って昇降可能に設けられた押え部材とか
らなり、前記上スプロケットおよび前記中間のスプロケ
ットは、駆動または自由回転可能に設けられており、前
記上スプロケットを自由回転可能に開放し、前記中間の
スプロケットを駆動することによって前記押え部材を前
記爪に載せた吊荷の上面に当接し、次いで、前記中間の
スプロケットをロックして前記チェーンを不動に固定し
てから前記吊り装置によって前記上アームを吊り上げて
前記押え部材が前記チェーンを介して伝達されたシート
リフタおよび吊荷の自重力によって前記吊荷の上面を押
さえ付けるとともに、前記上スプロケットを駆動するこ
とによって前記押え付け力を制御することに特徴を有す
るものである。
シートリフタにおいて、クレーン等の吊り装置によって
吊り下げられた上アームと、前記上アームの下部に設け
られた、前記吊荷を載せるための爪を下端に有する開閉
自在の下アームと、前記吊荷を押さえ付けるための自重
力クランプ機構とからなり、前記自重力クランプ機構
は、前記上アームに設けられた上スプロケット、前記下
アームに設けられた、下スプロケットおよび前記上下の
スプロケットの中間のスプロケットと、前記上下および
中間のスプロケットによって無端ループ状に掛けまわさ
れたチェーンと、前記チェーンの途中に固着され且つ前
記下アームに沿って昇降可能に設けられた押え部材とか
らなり、前記上スプロケットおよび前記中間のスプロケ
ットは、駆動または自由回転可能に設けられており、前
記上スプロケットを自由回転可能に開放し、前記中間の
スプロケットを駆動することによって前記押え部材を前
記爪に載せた吊荷の上面に当接し、次いで、前記中間の
スプロケットをロックして前記チェーンを不動に固定し
てから前記吊り装置によって前記上アームを吊り上げて
前記押え部材が前記チェーンを介して伝達されたシート
リフタおよび吊荷の自重力によって前記吊荷の上面を押
さえ付けるとともに、前記上スプロケットを駆動するこ
とによって前記押え付け力を制御することに特徴を有す
るものである。
【0012】請求項3記載の発明は、前記上アームと前
記下アームとの間に前記押え付け力を緩衝するための緩
衝手段が設けられていることに特徴を有するものであ
る。
記下アームとの間に前記押え付け力を緩衝するための緩
衝手段が設けられていることに特徴を有するものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。 [実施の形態1]図5および6は、この発明のシートリ
フタの実施の形態を示す正面図、図7は、側面図であ
り、図5は全開時、図6は閉じた状態を示す。
面を参照しながら説明する。 [実施の形態1]図5および6は、この発明のシートリ
フタの実施の形態を示す正面図、図7は、側面図であ
り、図5は全開時、図6は閉じた状態を示す。
【0014】本実施の形態のシートリフタAは、上アー
ム1と、上アーム1の下部に設けられた開閉自在の下ア
ーム2とを備え、クレーン8によって吊り下げられてい
る。上アーム1には、上スプロケット20が、図5の左
右ならびに奥および手前の4箇所にそれぞれ設けられて
いる。上スプロケット20のそれぞれには、駆動用のロ
ーラチェーン17が掛けまわされ、該ローラチェーン1
7は駆動用加圧モータ18の回転軸に掛けまわされてい
る。
ム1と、上アーム1の下部に設けられた開閉自在の下ア
ーム2とを備え、クレーン8によって吊り下げられてい
る。上アーム1には、上スプロケット20が、図5の左
右ならびに奥および手前の4箇所にそれぞれ設けられて
いる。上スプロケット20のそれぞれには、駆動用のロ
ーラチェーン17が掛けまわされ、該ローラチェーン1
7は駆動用加圧モータ18の回転軸に掛けまわされてい
る。
【0015】上アーム1の下部には、図7の奥および手
前側の2箇所に、ネジ軸10が鉛直に設けられている。
ネジ軸10のそれぞれには、ナット15が上下動可能に
設けられている。ナット15のそれぞれには、1対の上
リンク3および下リンク4の各々の上端が軸支により連
結されている。そして、上リンク3および下リンク4の
下端は、図5の左右ならびに奥および手前の4箇所に配
された、左右1対の4本の鉛直なアーム本体6の上端に
軸支により連結されている。更に、コンプレッションリ
ンク9の一端がネジ軸10の下端に、他端が下リンク4
の中間に、それぞれ、軸支により連結されている。
前側の2箇所に、ネジ軸10が鉛直に設けられている。
ネジ軸10のそれぞれには、ナット15が上下動可能に
設けられている。ナット15のそれぞれには、1対の上
リンク3および下リンク4の各々の上端が軸支により連
結されている。そして、上リンク3および下リンク4の
下端は、図5の左右ならびに奥および手前の4箇所に配
された、左右1対の4本の鉛直なアーム本体6の上端に
軸支により連結されている。更に、コンプレッションリ
ンク9の一端がネジ軸10の下端に、他端が下リンク4
の中間に、それぞれ、軸支により連結されている。
【0016】4本のアーム本体6のそれぞれの下端に
は、シート7等を載せるための爪13が内側に向けて水
平に設けられている。下アーム開閉用モータ14を駆動
することによってネジ軸10が回転しナット15が上下
動し、これにより、上下リンク機構3、4およびコンプ
レッションリンク9を介して1対の鉛直なアーム本体6
が図5の左右方向において互いに平行のまま逆方向に水
平移動する。以上の機構により下アーム2が開閉自在に
構成されている。
は、シート7等を載せるための爪13が内側に向けて水
平に設けられている。下アーム開閉用モータ14を駆動
することによってネジ軸10が回転しナット15が上下
動し、これにより、上下リンク機構3、4およびコンプ
レッションリンク9を介して1対の鉛直なアーム本体6
が図5の左右方向において互いに平行のまま逆方向に水
平移動する。以上の機構により下アーム2が開閉自在に
構成されている。
【0017】下アーム2には、上下リンク3、4とアー
ム本体6との接続部に中間スプロケット11が、また、
アーム本体6の下端に下スプロケット16が、図5の左
右および奥手前の4箇所にそれぞれ設けられている。そ
して、4箇所において、スプロケット20、11および
16には、それぞれローラチェーン12が掛けまわされ
ている。21は、4本のローラチェーン12のそれぞれ
に取付けられた緊縛用スプリングバランサである。ロー
ラチェーン12は、必然的にループでなければならない
が、アーム全開時と全閉時とではループ長が異なるた
め、スプリングバランサ21によってその差を吸収す
る。
ム本体6との接続部に中間スプロケット11が、また、
アーム本体6の下端に下スプロケット16が、図5の左
右および奥手前の4箇所にそれぞれ設けられている。そ
して、4箇所において、スプロケット20、11および
16には、それぞれローラチェーン12が掛けまわされ
ている。21は、4本のローラチェーン12のそれぞれ
に取付けられた緊縛用スプリングバランサである。ロー
ラチェーン12は、必然的にループでなければならない
が、アーム全開時と全閉時とではループ長が異なるた
め、スプリングバランサ21によってその差を吸収す
る。
【0018】4本のローラチェーン12は、加圧モータ
18を駆動することにより無端移動可能である。また、
スプロケット20はロック(停止固定)することが可能
であり、ローラチェーン12を不動に固定できる。
18を駆動することにより無端移動可能である。また、
スプロケット20はロック(停止固定)することが可能
であり、ローラチェーン12を不動に固定できる。
【0019】図5の左右の2本のアーム本体6には、押
さえ部材であるクランプ5がアーム本体6に沿って昇降
可能に設けられている(図7参照)。更に、クランプ5
は、それぞれのローラチェーン12の途中の1箇所に固
着されている。ローラチェーン12を無端移動すること
により、クランプ5はアーム本体6に沿って上下動可能
であり、爪13の上に載せたシート7の上面と当接する
ことができる。そして、スプロケット20をロックして
からシートリフタAを持ち上げることにより、シートリ
フタAおよびシート(吊荷)7の自重力が不動に固定さ
れたローラチェーン12を介して伝達し、クランプ5が
シート7の上面を上から押さえ付ける(クランプす
る)。以下、押さえ付けを「クランプ」という。
さえ部材であるクランプ5がアーム本体6に沿って昇降
可能に設けられている(図7参照)。更に、クランプ5
は、それぞれのローラチェーン12の途中の1箇所に固
着されている。ローラチェーン12を無端移動すること
により、クランプ5はアーム本体6に沿って上下動可能
であり、爪13の上に載せたシート7の上面と当接する
ことができる。そして、スプロケット20をロックして
からシートリフタAを持ち上げることにより、シートリ
フタAおよびシート(吊荷)7の自重力が不動に固定さ
れたローラチェーン12を介して伝達し、クランプ5が
シート7の上面を上から押さえ付ける(クランプす
る)。以下、押さえ付けを「クランプ」という。
【0020】次に、この発明の基本原理を説明する。図
1〜4は、図5〜7に示したこの発明のシートリフタの
基本原理を説明する正面図、図13は、シートを押さえ
る力を示す説明図である。
1〜4は、図5〜7に示したこの発明のシートリフタの
基本原理を説明する正面図、図13は、シートを押さえ
る力を示す説明図である。
【0021】図1に示すように、まず、下アーム12の
開閉動作を制御して、地上22においてシート7を爪1
3上に載せる。次いで、図2に示すように、クランプ5
がシート7の上面に接触するまでローラチェーン12を
無端移動させる。
開閉動作を制御して、地上22においてシート7を爪1
3上に載せる。次いで、図2に示すように、クランプ5
がシート7の上面に接触するまでローラチェーン12を
無端移動させる。
【0022】次いで、図3に示すように、クランプ5が
シート7の上面を押さえたら、スプロケット20をロッ
クしローラチェーン12を不動に固定する。次いで、図
4に示すように、シートリフタAをクレーン8によって
吊り上げる。吊り上げることにより、図13に示すよう
に、自重力(シートリフタAの自重+シート7の重量)
=T1 がローラチェーン12を介してクランプ5がシー
ト7を押さえる力として伝達され、シート7を吊り上げ
たときにシート7の中央が下方へ膨らんでも、シート7
が落ちない程度の強大なクランプ力が得られ、クランプ
5と爪13とによってシート7を確実にクランプするこ
とができる。
シート7の上面を押さえたら、スプロケット20をロッ
クしローラチェーン12を不動に固定する。次いで、図
4に示すように、シートリフタAをクレーン8によって
吊り上げる。吊り上げることにより、図13に示すよう
に、自重力(シートリフタAの自重+シート7の重量)
=T1 がローラチェーン12を介してクランプ5がシー
ト7を押さえる力として伝達され、シート7を吊り上げ
たときにシート7の中央が下方へ膨らんでも、シート7
が落ちない程度の強大なクランプ力が得られ、クランプ
5と爪13とによってシート7を確実にクランプするこ
とができる。
【0023】[実施の形態2]図8〜11は、この発明
の実施の形態2の基本原理を説明する正面図、図14
は、シートを押さえる力を示す説明図である。
の実施の形態2の基本原理を説明する正面図、図14
は、シートを押さえる力を示す説明図である。
【0024】本実施の形態2のシートリフタAにおいて
は、上スプロケット20および中間スプロケット11
が、駆動可能であるとともに駆動を開放してフリーの状
態で自由回転可能であり、この駆動と自由回転とを切り
替えることが出来るようになっている点が、実施の形態
1と異なっている。中間スプロケット11の駆動は、専
用の駆動モータを下アーム2に設けるか、あるいは、ロ
ーラチェーンを介して加圧モータ18の駆動力を利用し
てもよい。
は、上スプロケット20および中間スプロケット11
が、駆動可能であるとともに駆動を開放してフリーの状
態で自由回転可能であり、この駆動と自由回転とを切り
替えることが出来るようになっている点が、実施の形態
1と異なっている。中間スプロケット11の駆動は、専
用の駆動モータを下アーム2に設けるか、あるいは、ロ
ーラチェーンを介して加圧モータ18の駆動力を利用し
てもよい。
【0025】図8に示すように、まず、下アーム12の
開閉動作を制御して、地上22においてシート7を爪1
3上に載せる。次いで、図9に示すように、上スプロケ
ット20を開放し、中間スプロケット11を駆動してク
ランプ5がシート7の上面に接触するまでローラチェー
ン12を無端移動させる。
開閉動作を制御して、地上22においてシート7を爪1
3上に載せる。次いで、図9に示すように、上スプロケ
ット20を開放し、中間スプロケット11を駆動してク
ランプ5がシート7の上面に接触するまでローラチェー
ン12を無端移動させる。
【0026】次いで、図10に示すように、クランプ5
がシート7の上面を押さえたら、中間スプロケット11
をロックしローラチェーン12を不動に固定する。次い
で、図11に示すように、シートリフタAをクレーン8
によって吊り上げる。吊り上げることにより、図14に
示すように、自重力{(シートリフタAの自重+シート
7の重量)の分散力}=T2 がローラチェーン12を介
してクランプ5がシート7を押さえる力として伝達さ
れ、シート7を吊り上げたときにシート7の中央が下方
へ膨らんでも、シート7が落ちない程度の強大なクラン
プ力が得られ、クランプ5と爪13とによってシート7
を確実にクランプすることができる。上記のように上ス
プロケット20および中間スプロケット11は、それぞ
れ駆動と自由回転とを切替え可能であり、吊り上げに際
し時前に切替えを行うことにより、例えば、中間スプロ
ケット11を開放に切り替え、上スプロケット20を駆
動に切り替えて巻き上げることにより、クランプ5と爪
13とによるシート7のクランプ力を切替えることがで
きる。クランプ力を1/2〜1倍にすれば、クランプや
爪によってシートに圧痕がつくのを防止することができ
る。
がシート7の上面を押さえたら、中間スプロケット11
をロックしローラチェーン12を不動に固定する。次い
で、図11に示すように、シートリフタAをクレーン8
によって吊り上げる。吊り上げることにより、図14に
示すように、自重力{(シートリフタAの自重+シート
7の重量)の分散力}=T2 がローラチェーン12を介
してクランプ5がシート7を押さえる力として伝達さ
れ、シート7を吊り上げたときにシート7の中央が下方
へ膨らんでも、シート7が落ちない程度の強大なクラン
プ力が得られ、クランプ5と爪13とによってシート7
を確実にクランプすることができる。上記のように上ス
プロケット20および中間スプロケット11は、それぞ
れ駆動と自由回転とを切替え可能であり、吊り上げに際
し時前に切替えを行うことにより、例えば、中間スプロ
ケット11を開放に切り替え、上スプロケット20を駆
動に切り替えて巻き上げることにより、クランプ5と爪
13とによるシート7のクランプ力を切替えることがで
きる。クランプ力を1/2〜1倍にすれば、クランプや
爪によってシートに圧痕がつくのを防止することができ
る。
【0027】シートを押さえる力(クランプ力)は、下
記の通り制御される(図14参照)。 T1 =T2 +T2 sinθ T2 =T1 /(1+sinθ)≦T1 T2 =自重力(シートリフタAの自重+シート7の重
量)の分散力 θ=90°のとき、T2 =T1 /2(クランプ力は弱く
なる) θ=0°のとき、T2 =T1 なお、中間スプロケット11を常時駆動とし、一方、上
スプロケット20を常時開放とした状態でシートリフタ
Aの持ち上げを実施することもできる。
記の通り制御される(図14参照)。 T1 =T2 +T2 sinθ T2 =T1 /(1+sinθ)≦T1 T2 =自重力(シートリフタAの自重+シート7の重
量)の分散力 θ=90°のとき、T2 =T1 /2(クランプ力は弱く
なる) θ=0°のとき、T2 =T1 なお、中間スプロケット11を常時駆動とし、一方、上
スプロケット20を常時開放とした状態でシートリフタ
Aの持ち上げを実施することもできる。
【0028】[実施の形態3]図12は、この発明の実
施の形態3の基本原理を説明する正面図である。本実施
の形態3のシートリフタAにおいては、上アーム1と下
アーム2との間に押え付け力の緩衝手段としてスプリン
グ25が設けられている点が、実施の形態2と異なって
いる。自重力とその力により生ずるクランプ力との比
は、スプリング25によって分散される。
施の形態3の基本原理を説明する正面図である。本実施
の形態3のシートリフタAにおいては、上アーム1と下
アーム2との間に押え付け力の緩衝手段としてスプリン
グ25が設けられている点が、実施の形態2と異なって
いる。自重力とその力により生ずるクランプ力との比
は、スプリング25によって分散される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、以下に示す有用な効果がもたらされる。 (1)シートリフタの自重力(シートリフタ自重および
吊荷重量)によってシート等の吊荷をクランプするた
め、薄物鋼板等を積層したシート状の物体を、梱包され
たままあるいは未梱包の状態で、吊荷シートへの圧痕等
の品質上の問題を起こすこと無く、また、吊荷重量に応
じた適正なクランプ力によって、吊荷落下等の安全上の
問題を起こすこと無く吊り上げることができる。 (2)シートリフタを上下2対のリンク機構による開閉
式アームによって構成したため、吊荷シートの大小およ
び厚薄が変わる毎のシートリフタの取替えが不要であ
り、それによる作業性の悪さが克服され、従来、複数の
シートリフタで対応していたものが1台の使用で対応可
能となり作業性が向上する。 (3)下アームが、4本のチェーンで吊り下げられるた
め、クランプ力が減少し、クランプ力が大きい場合にシ
ート面に圧痕等を起こし品質上問題が発生するシートを
クランプする場合に有効である。 (4)上および中間スプロケットを駆動と開放に切替
え、チェーン駆動により押え付け力を減少することによ
り、シート面への圧痕等を防止することができる。 (5)自重力を分散調整する緩衝手段によってクランプ
力を調整可能であり、シート面への圧痕等を防止するこ
とができる。
ば、以下に示す有用な効果がもたらされる。 (1)シートリフタの自重力(シートリフタ自重および
吊荷重量)によってシート等の吊荷をクランプするた
め、薄物鋼板等を積層したシート状の物体を、梱包され
たままあるいは未梱包の状態で、吊荷シートへの圧痕等
の品質上の問題を起こすこと無く、また、吊荷重量に応
じた適正なクランプ力によって、吊荷落下等の安全上の
問題を起こすこと無く吊り上げることができる。 (2)シートリフタを上下2対のリンク機構による開閉
式アームによって構成したため、吊荷シートの大小およ
び厚薄が変わる毎のシートリフタの取替えが不要であ
り、それによる作業性の悪さが克服され、従来、複数の
シートリフタで対応していたものが1台の使用で対応可
能となり作業性が向上する。 (3)下アームが、4本のチェーンで吊り下げられるた
め、クランプ力が減少し、クランプ力が大きい場合にシ
ート面に圧痕等を起こし品質上問題が発生するシートを
クランプする場合に有効である。 (4)上および中間スプロケットを駆動と開放に切替
え、チェーン駆動により押え付け力を減少することによ
り、シート面への圧痕等を防止することができる。 (5)自重力を分散調整する緩衝手段によってクランプ
力を調整可能であり、シート面への圧痕等を防止するこ
とができる。
【図1】この発明の実施の形態1に係る基本原理を説明
するシートリフタの正面図である。
するシートリフタの正面図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る基本原理を説明
するシートリフタの正面図である。
するシートリフタの正面図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係る基本原理を説明
するシートリフタの正面図である。
するシートリフタの正面図である。
【図4】この発明の実施の形態1に係る基本原理を説明
するシートリフタの正面図である。
するシートリフタの正面図である。
【図5】この発明の実施の形態1に係るシートリフタの
全開時の状態を示す正面図である。
全開時の状態を示す正面図である。
【図6】この発明の実施の形態1に係るシートリフタの
閉じた状態を示す正面図である。
閉じた状態を示す正面図である。
【図7】この発明の実施の形態1に係るシートリフタを
示す側面図である。
示す側面図である。
【図8】この発明の実施の形態2に係る基本原理を説明
するシートリフタの正面図である。
するシートリフタの正面図である。
【図9】この発明の実施の形態2に係る基本原理を説明
するシートリフタの正面図である。
するシートリフタの正面図である。
【図10】この発明の実施の形態2に係る基本原理を説
明するシートリフタの正面図である。
明するシートリフタの正面図である。
【図11】この発明の実施の形態2に係る基本原理を説
明するシートリフタの正面図である。
明するシートリフタの正面図である。
【図12】この発明の実施の形態3に係る基本原理を説
明するシートリフタの正面図である。
明するシートリフタの正面図である。
【図13】この発明の実施の形態1に係るシートを押さ
える力を示す説明図である。
える力を示す説明図である。
【図14】この発明の実施の形態2に係るシートを押さ
える力を示す説明図である。
える力を示す説明図である。
【図15】従来のシートリフタの一例を示す正面図であ
る。
る。
1:上アーム 2:下アーム 3:上リンク 4:下リンク 5:クランプ 6:アーム本体 7:シート(吊荷) 8:クレーン 9:コンプレッションリンク 10:ネジ軸 11:中間スプロケット 12:ローラチェーン 13:爪 14:下アーム開閉用モータ 15:ナット 16:下スプロケット 17:ローラチェーン 18:加圧モータ 19:スプリング 20:上スプロケット 21:スプリングバランサ 22:地上 23:開閉式アーム 24:爪 25:スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 久明 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 茶円 喜信 北九州市八幡西区築地町16−1 (72)発明者 梶原 政徳 北九州市八幡西区築地町16−1 (72)発明者 蘭 一夫 広島県福山市鋼管町1番地 山九株式会社 福山支店内 Fターム(参考) 3F004 AA02 AB14 AD06 AG01 AG10
Claims (3)
- 【請求項1】 吊荷を吊り上げるシートリフタにおい
て、クレーン等の吊り装置によって吊り下げられた上ア
ームと、前記上アームの下部に設けられた、前記吊荷を
載せるための爪を下端に有する開閉自在の下アームと、
前記吊荷を押さえ付けるための自重力クランプ機構とか
らなり、前記自重力クランプ機構は、前記上アームに設
けられた上スプロケットおよび前記下アームに設けられ
た下スプロケットと、前記上下のスプロケットによって
無端ループ状に掛けまわされたチェーンと、前記チェー
ンの途中に固着され且つ前記下アームに沿って昇降可能
に設けられた押え部材とからなり、前記押え部材を前記
爪に載せた吊荷の上面に当接し前記チェーンを不動に固
定してから前記吊り装置によって前記上アームを吊り上
げることにより、前記押え部材が前記チェーンを介して
伝達されたシートリフタおよび吊荷の自重力によって前
記吊荷の上面を押さえ付けることを特徴とする自重力ク
ランプ式シートリフタ。 - 【請求項2】 吊荷を吊り上げるシートリフタにおい
て、クレーン等の吊り装置によって吊り下げられた上ア
ームと、前記上アームの下部に設けられた、前記吊荷を
載せるための爪を下端に有する開閉自在の下アームと、
前記吊荷を押さえ付けるための自重力クランプ機構とか
らなり、前記自重力クランプ機構は、前記上アームに設
けられた上スプロケット、前記下アームに設けられた、
下スプロケットおよび前記上下のスプロケットの中間の
スプロケットと、前記上下および中間のスプロケットに
よって無端ループ状に掛けまわされたチェーンと、前記
チェーンの途中に固着され且つ前記下アームに沿って昇
降可能に設けられた押え部材とからなり、前記上スプロ
ケットおよび前記中間のスプロケットは、駆動または自
由回転可能に設けられており、前記上スプロケットを自
由回転可能に開放し、前記中間のスプロケットを駆動す
ることによって前記押え部材を前記爪に載せた吊荷の上
面に当接し、次いで、前記中間のスプロケットをロック
して前記チェーンを不動に固定してから前記吊り装置に
よって前記上アームを吊り上げて前記押え部材が前記チ
ェーンを介して伝達されたシートリフタおよび吊荷の自
重力によって前記吊荷の上面を押さえ付けるとともに、
前記上スプロケットを駆動することによって前記押え付
け力を制御することを特徴とする自重力クランプ式シー
トリフタ。 - 【請求項3】 前記上アームと前記下アームとの間に前
記押え付け力を緩衝するための緩衝手段が設けられてい
る請求項1または2記載の自重力クランプ式シートリフ
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312477A JP2000143142A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 自重力クランプ式シートリフタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312477A JP2000143142A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 自重力クランプ式シートリフタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000143142A true JP2000143142A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18029688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10312477A Pending JP2000143142A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 自重力クランプ式シートリフタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000143142A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100885871B1 (ko) | 2007-07-19 | 2009-02-26 | 메탈엔지니어링(주) | 발포 스폰지 이송장치 |
CN116161526A (zh) * | 2022-12-12 | 2023-05-26 | 江苏万象汽车制造有限公司 | 一种货运物流车侧围起吊用具及其操作方法 |
CN116621014A (zh) * | 2023-07-25 | 2023-08-22 | 山东汉将建筑工程有限公司 | 一种用于装配式建筑预制墙板的吊装装置 |
-
1998
- 1998-11-02 JP JP10312477A patent/JP2000143142A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100885871B1 (ko) | 2007-07-19 | 2009-02-26 | 메탈엔지니어링(주) | 발포 스폰지 이송장치 |
CN116161526A (zh) * | 2022-12-12 | 2023-05-26 | 江苏万象汽车制造有限公司 | 一种货运物流车侧围起吊用具及其操作方法 |
CN116621014A (zh) * | 2023-07-25 | 2023-08-22 | 山东汉将建筑工程有限公司 | 一种用于装配式建筑预制墙板的吊装装置 |
CN116621014B (zh) * | 2023-07-25 | 2023-10-10 | 山东汉将建筑工程有限公司 | 一种用于装配式建筑预制墙板的吊装装置 |
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