JP2000142950A - コンベヤとその組立方法 - Google Patents
コンベヤとその組立方法Info
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- JP2000142950A JP2000142950A JP10333450A JP33345098A JP2000142950A JP 2000142950 A JP2000142950 A JP 2000142950A JP 10333450 A JP10333450 A JP 10333450A JP 33345098 A JP33345098 A JP 33345098A JP 2000142950 A JP2000142950 A JP 2000142950A
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- bearing
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 フレームと搬送ローラのローラ軸受とに軸を
貫通して軸支することは、搬送ローラが長くなればなる
ほど技術的に難しく相当の熟練と長時間を要し、しか
も、フレームへの搬送ローラの架橋が、搬送ローラの両
端から突出した軸をフレームの軸孔に挿通する固定用ピ
ンを必要とし固定用ピンによる軸とフレームとの緊密な
固定が得られず、搬送ローラの回転によりガタが生じ大
きな騒音が発生し、対置したフレームの間に多数本の搬
送ローラを列設して組立てるのは、技術的にも相当の熟
練と経験と重労働を必要とする問題があった。 【解決手段】フレーム12の間に回転自在に架橋し列設
する搬送ローラ2の両端に取り付け固定したローラ軸受
4の内輪を、外方へ突出し内輪兼用軸8とし、フレーム
に設けた軸受部に内輪兼用軸を嵌合し軸支して架橋し、
軸受部に軸押付体17を貫通して内輪兼用軸に当接して
なる。
貫通して軸支することは、搬送ローラが長くなればなる
ほど技術的に難しく相当の熟練と長時間を要し、しか
も、フレームへの搬送ローラの架橋が、搬送ローラの両
端から突出した軸をフレームの軸孔に挿通する固定用ピ
ンを必要とし固定用ピンによる軸とフレームとの緊密な
固定が得られず、搬送ローラの回転によりガタが生じ大
きな騒音が発生し、対置したフレームの間に多数本の搬
送ローラを列設して組立てるのは、技術的にも相当の熟
練と経験と重労働を必要とする問題があった。 【解決手段】フレーム12の間に回転自在に架橋し列設
する搬送ローラ2の両端に取り付け固定したローラ軸受
4の内輪を、外方へ突出し内輪兼用軸8とし、フレーム
に設けた軸受部に内輪兼用軸を嵌合し軸支して架橋し、
軸受部に軸押付体17を貫通して内輪兼用軸に当接して
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の搬送ローラを列
設してなる搬送用のコンベヤに関し、特に、対置したフ
レームの間に列設してなる搬送ローラのローラ軸受をシ
ャフトレスにして、ローラ軸受の内輪を突出し内輪兼用
軸としてローラコンベヤの組立部品を最小限にし、か
つ、その組立を容易にした主としてローラコンベヤ及び
その組立方法に関し、ベルトコンベヤの搬送ローラにも
利用可能にしたものである。
設してなる搬送用のコンベヤに関し、特に、対置したフ
レームの間に列設してなる搬送ローラのローラ軸受をシ
ャフトレスにして、ローラ軸受の内輪を突出し内輪兼用
軸としてローラコンベヤの組立部品を最小限にし、か
つ、その組立を容易にした主としてローラコンベヤ及び
その組立方法に関し、ベルトコンベヤの搬送ローラにも
利用可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の物品の搬送用のローラコ
ンベヤにおいては、対置したフレームの間にローラパイ
プの両端にローラ軸受を一体に設けてなる搬送ローラ
に、軸を貫通して回転自在に軸支して一体に設け、該搬
送ローラに貫通した軸の両端方向を対置したフレームに
軸止して架橋し、対置したフレームの間に多数の搬送ロ
ーラを列設してなるものであった。
ンベヤにおいては、対置したフレームの間にローラパイ
プの両端にローラ軸受を一体に設けてなる搬送ローラ
に、軸を貫通して回転自在に軸支して一体に設け、該搬
送ローラに貫通した軸の両端方向を対置したフレームに
軸止して架橋し、対置したフレームの間に多数の搬送ロ
ーラを列設してなるものであった。
【0003】従来のローラコンベヤに用いる搬送ローラ
は、予め1本1本のローラパイプの両端にローラ軸受を
取り付け固定し、軸となるシャフトを搬送ローラの両端
に取り付け固定したローラ軸受に挿通してローラ軸受と
軸とを取り付け固定するものであった。
は、予め1本1本のローラパイプの両端にローラ軸受を
取り付け固定し、軸となるシャフトを搬送ローラの両端
に取り付け固定したローラ軸受に挿通してローラ軸受と
軸とを取り付け固定するものであった。
【0004】従来のローラコンベヤ及びベルトコンベヤ
のコンベヤにおいては、搬送ローラを対置したフレーム
に列設するには、対置したフレームに予め軸孔を穿孔し
ておき、搬送ローラに予め1本1本のローラパイプの両
端にローラ軸受を取り付け固定し、対置したフレームの
間に前記搬送ローラを予め配置しておき、軸となるシャ
フトをフレームの外側方向からフレームの軸孔に挿通し
て、次ぎに、搬送ローラの両端に取り付け固定したロー
ラ軸受の内輪に軸を挿通してローラ軸受と軸とを取り付
け固定し、フレームの軸孔に挿通した軸に固定用ピンを
挿通しピン止め固定するものであった。
のコンベヤにおいては、搬送ローラを対置したフレーム
に列設するには、対置したフレームに予め軸孔を穿孔し
ておき、搬送ローラに予め1本1本のローラパイプの両
端にローラ軸受を取り付け固定し、対置したフレームの
間に前記搬送ローラを予め配置しておき、軸となるシャ
フトをフレームの外側方向からフレームの軸孔に挿通し
て、次ぎに、搬送ローラの両端に取り付け固定したロー
ラ軸受の内輪に軸を挿通してローラ軸受と軸とを取り付
け固定し、フレームの軸孔に挿通した軸に固定用ピンを
挿通しピン止め固定するものであった。
【0005】また、従来のローラコンベヤにおけるロー
ラ軸受においては、搬送ローラを対置したコンベヤフレ
ームに軸支するための軸をベアリングケースたるローラ
軸受の内レースと一体に設け軸兼用内輪としたものとし
て特開平7ー300220号の搬送ローラが提案されて
いる。
ラ軸受においては、搬送ローラを対置したコンベヤフレ
ームに軸支するための軸をベアリングケースたるローラ
軸受の内レースと一体に設け軸兼用内輪としたものとし
て特開平7ー300220号の搬送ローラが提案されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における物品
の搬送用のローラコンベヤやベルトコンベヤのコンベヤ
においては、対置したフレームの間にローラパイプの両
端にローラ軸受を一体に設けてなる搬送ローラに軸を貫
通して回転自在に軸支して一体に設け、該搬送ローラの
軸の両端方向を対置したフレームに軸止して架橋し、対
置したフレームの間に多数の搬送ローラを列設してなる
ものであるから、搬送ローラの両端方向に固着したロー
ラ軸受に軸を軸通して一体に軸支しなければならず、こ
の搬送ローラの両端に固着したローラ軸受に軸を貫通し
て軸支することは、搬送ローラが長くなればなるほど技
術的に難しく相当の熟練と長時間を要し、しかも、搬送
ローラとフレームとの取付固定が、搬送ローラに貫通し
軸支した軸をフレームに穿孔した軸孔に挿通し軸に固定
用ピンを挿通することにより取り付け固定しなければな
らず、このため構造が複雑となり、かつ部品数が多くな
り製造工程が複雑となって、製造コストが高くなるとい
う問題があった。
の搬送用のローラコンベヤやベルトコンベヤのコンベヤ
においては、対置したフレームの間にローラパイプの両
端にローラ軸受を一体に設けてなる搬送ローラに軸を貫
通して回転自在に軸支して一体に設け、該搬送ローラの
軸の両端方向を対置したフレームに軸止して架橋し、対
置したフレームの間に多数の搬送ローラを列設してなる
ものであるから、搬送ローラの両端方向に固着したロー
ラ軸受に軸を軸通して一体に軸支しなければならず、こ
の搬送ローラの両端に固着したローラ軸受に軸を貫通し
て軸支することは、搬送ローラが長くなればなるほど技
術的に難しく相当の熟練と長時間を要し、しかも、搬送
ローラとフレームとの取付固定が、搬送ローラに貫通し
軸支した軸をフレームに穿孔した軸孔に挿通し軸に固定
用ピンを挿通することにより取り付け固定しなければな
らず、このため構造が複雑となり、かつ部品数が多くな
り製造工程が複雑となって、製造コストが高くなるとい
う問題があった。
【0007】従来のローラコンベヤやベルトコンベヤの
コンベヤに用いる搬送ローラにおいては、予め1本1本
のローラパイプの両端にローラ軸受を取り付け固定し、
軸となるシャフトを搬送ローラの両端に取り付け固定し
たローラ軸受に挿通して、ローラ軸受と軸とを取り付け
固定するものであるが、従来使用されている搬送ローラ
においては、相当の長さを有する搬送ローラ(例えば搬
送物品の種類や形状や大きさによっては搬送ローラの長
さが1000mm以上から2000mm程度のものまで
使用されている。)や、1本の搬送ローラの重量が相当
の重量を有する搬送ローラのものも少なくなく、特に、
その長さが1000mmを越えるような金属杆体製の軸
を、このような搬送ローラの両端に固定されたローラ軸
受の内輪の軸孔に挿通して取り付け固定することは、技
術的にも困難であり、作業能率が極めて低く、その分製
造コストが高くなるという問題があった。
コンベヤに用いる搬送ローラにおいては、予め1本1本
のローラパイプの両端にローラ軸受を取り付け固定し、
軸となるシャフトを搬送ローラの両端に取り付け固定し
たローラ軸受に挿通して、ローラ軸受と軸とを取り付け
固定するものであるが、従来使用されている搬送ローラ
においては、相当の長さを有する搬送ローラ(例えば搬
送物品の種類や形状や大きさによっては搬送ローラの長
さが1000mm以上から2000mm程度のものまで
使用されている。)や、1本の搬送ローラの重量が相当
の重量を有する搬送ローラのものも少なくなく、特に、
その長さが1000mmを越えるような金属杆体製の軸
を、このような搬送ローラの両端に固定されたローラ軸
受の内輪の軸孔に挿通して取り付け固定することは、技
術的にも困難であり、作業能率が極めて低く、その分製
造コストが高くなるという問題があった。
【0008】また、従来のローラコンベヤ及びベルトコ
ンベヤのコンベヤにおいては、搬送ローラを対置したフ
レームに列設するには、対置したフレームに予め軸孔を
穿孔しておき、搬送ローラに予め1本1本のローラパイ
プの両端にローラ軸受を取り付け固定し、対置したフレ
ームの間に前記搬送ローラを予め配置しておき、軸とな
るシャフトをフレームの外側方向からフレームの軸孔に
挿通して、次ぎに、搬送ローラの両端に取り付け固定し
たローラ軸受の内輪に軸を挿通してローラ軸受と軸とを
取り付け固定し、フレームの軸孔に挿通した軸に固定用
ピンを挿通しピン止め固定するものであったから、対置
したフレームの間に多数本の搬送ローラを列設して組立
のは、技術的にも相当の熟練と経験と重労働を必要と
し、かつ、その組立に長時間が掛かり、また、そのメン
テナスの際にも簡単にはできないという問題があった。
ンベヤのコンベヤにおいては、搬送ローラを対置したフ
レームに列設するには、対置したフレームに予め軸孔を
穿孔しておき、搬送ローラに予め1本1本のローラパイ
プの両端にローラ軸受を取り付け固定し、対置したフレ
ームの間に前記搬送ローラを予め配置しておき、軸とな
るシャフトをフレームの外側方向からフレームの軸孔に
挿通して、次ぎに、搬送ローラの両端に取り付け固定し
たローラ軸受の内輪に軸を挿通してローラ軸受と軸とを
取り付け固定し、フレームの軸孔に挿通した軸に固定用
ピンを挿通しピン止め固定するものであったから、対置
したフレームの間に多数本の搬送ローラを列設して組立
のは、技術的にも相当の熟練と経験と重労働を必要と
し、かつ、その組立に長時間が掛かり、また、そのメン
テナスの際にも簡単にはできないという問題があった。
【0009】また、従来のローラコンベヤの特開平7ー
300220号においては、対置したフレームに、搬送
ローラを軸支するための軸を搬送ローラに貫通して軸支
する必要がない点においては、優れているが、外輪と軸
兼用内輪との間に複数列のスチールボールを設け、軸兼
用内輪の先端方向を平行な平面としてフレームに落し込
むものであるから、フレームとローラ軸受とは固定され
ないため、物品の搬送時に搬送ローラがフレームから外
れたり、左右へ揺動したり、上方へ飛び出し或いは回転
によりガタが生じ、大きな騒音が発生するという問題が
あった。
300220号においては、対置したフレームに、搬送
ローラを軸支するための軸を搬送ローラに貫通して軸支
する必要がない点においては、優れているが、外輪と軸
兼用内輪との間に複数列のスチールボールを設け、軸兼
用内輪の先端方向を平行な平面としてフレームに落し込
むものであるから、フレームとローラ軸受とは固定され
ないため、物品の搬送時に搬送ローラがフレームから外
れたり、左右へ揺動したり、上方へ飛び出し或いは回転
によりガタが生じ、大きな騒音が発生するという問題が
あった。
【0010】また、従来のローラコンベヤやベルトコン
ベヤのコンベヤにおいては、対置したフレームに予め軸
孔を穿孔しておき、搬送ローラに予め1本1本のローラ
パイプの両端にローラ軸受を取り付け固定し、軸となる
シャフトを搬送ローラの両端に取り付け固定したローラ
軸受に挿通し、ローラ軸受と軸とを取り付け固定し、搬
送ローラの両端から突出した軸を前記フレームの軸孔に
挿通して固定用ピンをフレームから突出した軸に挿通し
ピン止め固定するものであったから、フレームと軸とを
取り付け固定する為の固定用ピンを必要とし、しかも口
径の小さい軸の先端方向にピン用軸孔を穿孔しなければ
ならず、また、固定用ピンによる軸とフレームとの緊密
な固定が得られず、搬送ローラの回転によりガタが生じ
大きな騒音が発生するという問題があった。
ベヤのコンベヤにおいては、対置したフレームに予め軸
孔を穿孔しておき、搬送ローラに予め1本1本のローラ
パイプの両端にローラ軸受を取り付け固定し、軸となる
シャフトを搬送ローラの両端に取り付け固定したローラ
軸受に挿通し、ローラ軸受と軸とを取り付け固定し、搬
送ローラの両端から突出した軸を前記フレームの軸孔に
挿通して固定用ピンをフレームから突出した軸に挿通し
ピン止め固定するものであったから、フレームと軸とを
取り付け固定する為の固定用ピンを必要とし、しかも口
径の小さい軸の先端方向にピン用軸孔を穿孔しなければ
ならず、また、固定用ピンによる軸とフレームとの緊密
な固定が得られず、搬送ローラの回転によりガタが生じ
大きな騒音が発生するという問題があった。
【0011】本発明は、従来技術における上記の問題を
解決し、対置した多数の搬送ローラを列設してなる物品
の搬送用のローラコンベヤやベルトコンベヤのコンベヤ
に関し、特にローラ軸受の内輪を突設して内輪兼用軸を
一体に設けることにより、対置したフレームの間に列設
する搬送ローラを、シャフトレスにしてシャフトの挿入
取り付けを不要とし、コンベヤの組立部品数を最小限に
し、フレームへの搬送ローラの取り付けの位置決めが容
易で安定した固定が可能となり、その組立が容易で軽量
化並びに低騒音のコンベヤ及びその組立方法を提供する
ことを目的とするものである。
解決し、対置した多数の搬送ローラを列設してなる物品
の搬送用のローラコンベヤやベルトコンベヤのコンベヤ
に関し、特にローラ軸受の内輪を突設して内輪兼用軸を
一体に設けることにより、対置したフレームの間に列設
する搬送ローラを、シャフトレスにしてシャフトの挿入
取り付けを不要とし、コンベヤの組立部品数を最小限に
し、フレームへの搬送ローラの取り付けの位置決めが容
易で安定した固定が可能となり、その組立が容易で軽量
化並びに低騒音のコンベヤ及びその組立方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のコンベヤは、上
記の問題点を克服し解決するために鋭意研究をした結
果、フレームの間に回転自在に架橋し列設する搬送ロー
ラの両端に取り付け固定したローラ軸受の内輪を、外方
へ突出し内輪兼用軸とし、フレームに設けた軸受部に内
輪兼用軸を嵌合し軸支して架橋し、軸受部に軸押付体を
貫通して内輪兼用軸に当接してなることを特徴とするも
のである。
記の問題点を克服し解決するために鋭意研究をした結
果、フレームの間に回転自在に架橋し列設する搬送ロー
ラの両端に取り付け固定したローラ軸受の内輪を、外方
へ突出し内輪兼用軸とし、フレームに設けた軸受部に内
輪兼用軸を嵌合し軸支して架橋し、軸受部に軸押付体を
貫通して内輪兼用軸に当接してなることを特徴とするも
のである。
【0013】本発明のコンベヤは、対置したフレームの
間にローラ軸受を両端に設けた多数の搬送ローラを列設
してなるコンベヤにおいて、ローラ軸受の内輪を外方へ
突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設け、フ
レームに一定間隔に軸受部を設け該軸受部に前記ローラ
軸受の内輪兼用軸を嵌合し軸支して架橋し、軸押付体の
先端方向をフレームに貫通せしめて前記軸受部に嵌合し
てなる内輪兼用軸の上側面に当接してなるものである。
間にローラ軸受を両端に設けた多数の搬送ローラを列設
してなるコンベヤにおいて、ローラ軸受の内輪を外方へ
突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設け、フ
レームに一定間隔に軸受部を設け該軸受部に前記ローラ
軸受の内輪兼用軸を嵌合し軸支して架橋し、軸押付体の
先端方向をフレームに貫通せしめて前記軸受部に嵌合し
てなる内輪兼用軸の上側面に当接してなるものである。
【0014】また、本発明のコンベヤは対置したフレー
ムの間にローラ軸受を両端に設けた多数の搬送ローラを
列設してなるコンベヤにおいて、ローラ軸受の内輪を外
方へ突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設
け、前記ローラ軸受の内輪兼用軸の外形を断面四角形、
五角形、六角形、その他任意の多角形に形成し、フレー
ムに一定間隔に切欠してなる軸受部を設け該軸受部を前
記内輪兼用軸の外形と同一形状の多角形に形成し、該軸
受部にローラ軸受の内輪兼用軸を嵌合し軸支して架橋
し、軸押付体の先端方向を軸受部に貫通せしめて前記軸
受部に嵌合してなる内輪兼用軸の上側面に当接してなる
ものである。
ムの間にローラ軸受を両端に設けた多数の搬送ローラを
列設してなるコンベヤにおいて、ローラ軸受の内輪を外
方へ突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設
け、前記ローラ軸受の内輪兼用軸の外形を断面四角形、
五角形、六角形、その他任意の多角形に形成し、フレー
ムに一定間隔に切欠してなる軸受部を設け該軸受部を前
記内輪兼用軸の外形と同一形状の多角形に形成し、該軸
受部にローラ軸受の内輪兼用軸を嵌合し軸支して架橋
し、軸押付体の先端方向を軸受部に貫通せしめて前記軸
受部に嵌合してなる内輪兼用軸の上側面に当接してなる
ものである。
【0015】さらに、本発明のコンベヤは対置したフレ
ームの間にローラ軸受を両端に設けた多数の搬送ローラ
を列設してなるコンベヤにおいて、ローラ軸受の内輪を
外方へ突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設
け、フレームに一定間隔に切欠してなる軸受部を設け、
該軸受部に前記ローラ軸受の内輪兼用軸を該軸受部に嵌
合し軸支して架橋し、断面略コ字状に形成した軸押付体
を前記軸受部に嵌合し軸押付体の先端方向を内輪兼用軸
の上側面に当接し、該内輪兼用軸を前記軸押付体に設け
た軸載置部に載置してなるものである。
ームの間にローラ軸受を両端に設けた多数の搬送ローラ
を列設してなるコンベヤにおいて、ローラ軸受の内輪を
外方へ突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設
け、フレームに一定間隔に切欠してなる軸受部を設け、
該軸受部に前記ローラ軸受の内輪兼用軸を該軸受部に嵌
合し軸支して架橋し、断面略コ字状に形成した軸押付体
を前記軸受部に嵌合し軸押付体の先端方向を内輪兼用軸
の上側面に当接し、該内輪兼用軸を前記軸押付体に設け
た軸載置部に載置してなるものである。
【0016】本発明は、対置したフレームの間にローラ
軸受を両端に設けた多数の搬送ローラを列設してなるコ
ンベヤにおいて、ローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめ
て内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設け、フレームに一
定間隔に軸受部を設け、該軸受部のフレームの一部を凹
設して反対方向へ突設した軸抜止帯体を設け該軸抜止帯
体の上下側辺に沿って切欠した挿入孔と軸受凹部とを設
けて前記ローラ軸受の内輪兼用軸を該軸受部に嵌合し軸
支して架橋し、軸押付体の先端方向を挿入孔に貫通せし
め前記軸受部に嵌合してなる内輪兼用軸の上側面に当接
してなるものである。
軸受を両端に設けた多数の搬送ローラを列設してなるコ
ンベヤにおいて、ローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめ
て内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設け、フレームに一
定間隔に軸受部を設け、該軸受部のフレームの一部を凹
設して反対方向へ突設した軸抜止帯体を設け該軸抜止帯
体の上下側辺に沿って切欠した挿入孔と軸受凹部とを設
けて前記ローラ軸受の内輪兼用軸を該軸受部に嵌合し軸
支して架橋し、軸押付体の先端方向を挿入孔に貫通せし
め前記軸受部に嵌合してなる内輪兼用軸の上側面に当接
してなるものである。
【0017】本発明のコンベヤは、ローラ軸受の内輪を
外方へ突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設
け該内輪兼用軸の先端方向に嵌合溝を刻切し、フレーム
に一定間隔に設けた軸受部の軸受凹部の上側縁を前記内
輪兼用軸の嵌合溝に挿入係止して内輪兼用軸を軸受部に
嵌合し軸支して架橋してなるものである。
外方へ突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設
け該内輪兼用軸の先端方向に嵌合溝を刻切し、フレーム
に一定間隔に設けた軸受部の軸受凹部の上側縁を前記内
輪兼用軸の嵌合溝に挿入係止して内輪兼用軸を軸受部に
嵌合し軸支して架橋してなるものである。
【0018】本発明のコンベヤは、また対置したフレー
ムを一定の長さに形成し、フレームに一定間隔に設けて
なる軸受部にローラ軸受の内輪兼用軸を嵌合し軸支して
架橋し、軸押付体をフレームに設けた軸受部に挿入して
内輪兼用軸の上側面に当接し前記軸押付体をフレームに
一体に固定してなるものである。
ムを一定の長さに形成し、フレームに一定間隔に設けて
なる軸受部にローラ軸受の内輪兼用軸を嵌合し軸支して
架橋し、軸押付体をフレームに設けた軸受部に挿入して
内輪兼用軸の上側面に当接し前記軸押付体をフレームに
一体に固定してなるものである。
【0019】本発明のコンベヤは、搬送ローラのローラ
パイプの内径より若干大きく形成した口径を有し、か
つ、先端方向を前記ローラパイプの内径より若干小さく
形成して斜状に形成した挿入テーパー部を設けてなる硬
質合成樹脂製の外輪嵌合環をローラ軸受の外輪に嵌合固
定してなるものである。
パイプの内径より若干大きく形成した口径を有し、か
つ、先端方向を前記ローラパイプの内径より若干小さく
形成して斜状に形成した挿入テーパー部を設けてなる硬
質合成樹脂製の外輪嵌合環をローラ軸受の外輪に嵌合固
定してなるものである。
【0020】本発明のコンベヤは、搬送ローラの両端に
設けたローラ軸受の内輪兼用軸内に補強用シャフトを挿
入して設けてなるものである。
設けたローラ軸受の内輪兼用軸内に補強用シャフトを挿
入して設けてなるものである。
【0021】本発明のコンベヤの組立方法は、一定の長
さに形成したフレームに一定間隔に切欠してなる軸受部
を設けて該フレームを対置し、次に、搬送ローラの両端
方向に設けたローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内
輪兼用軸をローラ軸受に一体に設け、前記内輪兼用軸の
先端方向に嵌合溝を刻切し前記軸受部の軸受凹部の上側
縁を前記嵌合溝に挿入係止し、前記ローラ軸受の内輪兼
用軸を前記軸受部に嵌合し軸支して架橋し、軸押付体を
フレームの軸受部に挿入し該軸押付体を内輪兼用軸に当
接して前記対置したフレームの間に多数の搬送ローラを
列設して組み立てるものである。
さに形成したフレームに一定間隔に切欠してなる軸受部
を設けて該フレームを対置し、次に、搬送ローラの両端
方向に設けたローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内
輪兼用軸をローラ軸受に一体に設け、前記内輪兼用軸の
先端方向に嵌合溝を刻切し前記軸受部の軸受凹部の上側
縁を前記嵌合溝に挿入係止し、前記ローラ軸受の内輪兼
用軸を前記軸受部に嵌合し軸支して架橋し、軸押付体を
フレームの軸受部に挿入し該軸押付体を内輪兼用軸に当
接して前記対置したフレームの間に多数の搬送ローラを
列設して組み立てるものである。
【0022】また、本発明のコンベヤの組立方法は、一
定の長さに形成したフレームに一定間隔に軸受部を設
け、該軸受部のフレームの一部を凹設して反対方向へ突
出した軸抜止帯体を設け該軸抜止帯体の上下側辺に沿っ
て切欠して挿入孔と軸受凹部とを設けてなるフレームを
対置し、次に、搬送ローラの両端方向に設けたローラ軸
受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受
に一体に設け、前記内輪兼用軸の先端方向に嵌合溝を刻
切し前記軸受部の軸受凹部の上側縁を前記嵌合溝に挿入
係止して前記内輪兼用軸を前記軸受部に嵌合し軸支して
架橋し、軸押付体をフレームの挿入孔から軸受部に挿入
し該軸押付体を内輪兼用軸に当接して前記対置したフレ
ームの間に多数の搬送ローラを列設して組み立てるもの
である。
定の長さに形成したフレームに一定間隔に軸受部を設
け、該軸受部のフレームの一部を凹設して反対方向へ突
出した軸抜止帯体を設け該軸抜止帯体の上下側辺に沿っ
て切欠して挿入孔と軸受凹部とを設けてなるフレームを
対置し、次に、搬送ローラの両端方向に設けたローラ軸
受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受
に一体に設け、前記内輪兼用軸の先端方向に嵌合溝を刻
切し前記軸受部の軸受凹部の上側縁を前記嵌合溝に挿入
係止して前記内輪兼用軸を前記軸受部に嵌合し軸支して
架橋し、軸押付体をフレームの挿入孔から軸受部に挿入
し該軸押付体を内輪兼用軸に当接して前記対置したフレ
ームの間に多数の搬送ローラを列設して組み立てるもの
である。
【0023】さらに、本発明のコンベヤの組立方法は、
搬送ローラのローラパイプの内径より若干大きく形成し
た口径を有し、かつ、先端方向を前記ローラパイプの内
径より若干小さく形成して斜状に形成した挿入テーパー
部を設けてなる硬質合成樹脂製の外輪嵌合環をローラ軸
受の外輪に嵌合固定するものである。
搬送ローラのローラパイプの内径より若干大きく形成し
た口径を有し、かつ、先端方向を前記ローラパイプの内
径より若干小さく形成して斜状に形成した挿入テーパー
部を設けてなる硬質合成樹脂製の外輪嵌合環をローラ軸
受の外輪に嵌合固定するものである。
【0024】
【実施例】(発明の実施の形態)本発明のローラコンベ
ヤ及びベルトコンベヤに用いられる搬送ローラの本体た
るローラパイプは、スチール製パイプ或いはステンレス
製パイプ又はアルミ製パイプ等の金属パイプ及び合成樹
脂パイプ等の標準規格品であり、該ローラパイプは搬送
する物品の種類や大きさや重量やその他の用途、条件に
応じて、例えば口径は、38.1mm、42.7mm、
48.6mm、50.8mm、57.2mm、60.5
mmとし、その肉厚は1.2mm、1.4mm、1.5
mm、1.6mm、2.0mm、2.3mmとし、その
長さは、50〜1000mmに形成されて、搬送する物
品や用途に応じて適宜に選定して用いられる。
ヤ及びベルトコンベヤに用いられる搬送ローラの本体た
るローラパイプは、スチール製パイプ或いはステンレス
製パイプ又はアルミ製パイプ等の金属パイプ及び合成樹
脂パイプ等の標準規格品であり、該ローラパイプは搬送
する物品の種類や大きさや重量やその他の用途、条件に
応じて、例えば口径は、38.1mm、42.7mm、
48.6mm、50.8mm、57.2mm、60.5
mmとし、その肉厚は1.2mm、1.4mm、1.5
mm、1.6mm、2.0mm、2.3mmとし、その
長さは、50〜1000mmに形成されて、搬送する物
品や用途に応じて適宜に選定して用いられる。
【0025】ローラコンベヤに用いられるフレームは、
スチール板製により断面略コ字状に形成され、その幅員
は60〜90mm上下の折曲片は幅員30mmに形成さ
れ、その長さは搬送される物品の種類や用途に応じて全
長1000mm、1500mm、2000mm、300
0mm、の各種の長さに形成されて用いられ、同一の形
状長さに形成したフレームを対置して用いる。
スチール板製により断面略コ字状に形成され、その幅員
は60〜90mm上下の折曲片は幅員30mmに形成さ
れ、その長さは搬送される物品の種類や用途に応じて全
長1000mm、1500mm、2000mm、300
0mm、の各種の長さに形成されて用いられ、同一の形
状長さに形成したフレームを対置して用いる。
【0026】コ字型のフレームには、上側辺から2〜
3.5mmの下方の位置において、横幅22〜25m
m、高さ7〜14mmに渡りプレス加工によりフレーム
の一部を切欠してなる軸受部を設け、該軸受部の下方に
は軸受凹部を設ける。
3.5mmの下方の位置において、横幅22〜25m
m、高さ7〜14mmに渡りプレス加工によりフレーム
の一部を切欠してなる軸受部を設け、該軸受部の下方に
は軸受凹部を設ける。
【0027】また、コ字型のフレームには、上側辺から
2〜3.5mmの下方の位置において、横幅22〜25
mm、高さ7〜14mmに渡り深さ5〜7mmにプレス
加工によりフレームの一部を凹設してなる軸受部を設
け、該軸受部内には軸抜止帯体を設け、該軸抜止帯体の
上下側辺に沿ってプレス加工により切欠して挿入孔と軸
受凹部とを設けることもできる。
2〜3.5mmの下方の位置において、横幅22〜25
mm、高さ7〜14mmに渡り深さ5〜7mmにプレス
加工によりフレームの一部を凹設してなる軸受部を設
け、該軸受部内には軸抜止帯体を設け、該軸抜止帯体の
上下側辺に沿ってプレス加工により切欠して挿入孔と軸
受凹部とを設けることもできる。
【0028】この場合には、軸抜止帯体の上側辺に沿っ
た切欠部は、横幅22〜25mm、高さ2〜3.5mm
の長方形の挿入孔に形成し、軸抜止帯体の下側辺に沿っ
た切欠部は、横幅22〜25mm、高さ2〜3.5mm
に形成した長方形の下端の中央部方向に連設し幅14m
m深さ14〜21mmの円弧状に切欠した軸受凹部を形
成している。この様に、軸受部内に軸抜止帯体を設けて
おけば、軸受部に内輪兼用軸が嵌合して架橋されても内
輪兼用軸が、軸受部内の軸抜止帯体により両側から挾み
付けられているから回転時に揺動したりガタ付いたり飛
び出したりする恐れがないという効果がある。
た切欠部は、横幅22〜25mm、高さ2〜3.5mm
の長方形の挿入孔に形成し、軸抜止帯体の下側辺に沿っ
た切欠部は、横幅22〜25mm、高さ2〜3.5mm
に形成した長方形の下端の中央部方向に連設し幅14m
m深さ14〜21mmの円弧状に切欠した軸受凹部を形
成している。この様に、軸受部内に軸抜止帯体を設けて
おけば、軸受部に内輪兼用軸が嵌合して架橋されても内
輪兼用軸が、軸受部内の軸抜止帯体により両側から挾み
付けられているから回転時に揺動したりガタ付いたり飛
び出したりする恐れがないという効果がある。
【0029】フレームに設けてなる軸受部は、フレーム
の長さに応じて一定間隔に設けるが例えば、フレームの
長さと搬送ローラの口径に対応して50mm、75m
m、100mm、150mm、200mm、の如く一定
のピッチにより設ける。
の長さに応じて一定間隔に設けるが例えば、フレームの
長さと搬送ローラの口径に対応して50mm、75m
m、100mm、150mm、200mm、の如く一定
のピッチにより設ける。
【0030】ローラ軸受は、スチール等の金属製の内輪
と外輪とが単列に設けたボールを介して回転自在に対置
されてなる機械用精密なボールベアリングであり、外輪
の口径は、該ローラ軸受を嵌合して固着する搬送ローラ
の口径に対応して各々36.9mm、41.5mm、4
7.4mm、49.3mm、58.5mm、の各種の大
きさに形成された硬質合成樹脂製の外輪嵌合環が一体に
固着されている。
と外輪とが単列に設けたボールを介して回転自在に対置
されてなる機械用精密なボールベアリングであり、外輪
の口径は、該ローラ軸受を嵌合して固着する搬送ローラ
の口径に対応して各々36.9mm、41.5mm、4
7.4mm、49.3mm、58.5mm、の各種の大
きさに形成された硬質合成樹脂製の外輪嵌合環が一体に
固着されている。
【0031】ローラ軸受の内輪は、外輪の外側面より外
方へ8〜13mmの長さに突出し、内輪兼用軸を設け、
該内輪兼用軸の先端から2〜3mmの位置の外周面には
深さ2mm幅3.5〜4.5mmの嵌合溝が周設されて
いる。
方へ8〜13mmの長さに突出し、内輪兼用軸を設け、
該内輪兼用軸の先端から2〜3mmの位置の外周面には
深さ2mm幅3.5〜4.5mmの嵌合溝が周設されて
いる。
【0032】搬送ローラの両端には、ローラ軸受が強固
に挿入固定されているが、該ローラ軸受が搬送ローラへ
強固に固着するために、搬送ローラの口径よりローラ軸
受の外輪の外径の方が0.2〜0.3mm大きく形成さ
れている。このローラ軸受の圧入は、外輪に嵌合した硬
質合成樹脂製の外輪嵌合環が挿入方向を斜状のテーパー
に形成してなり、しかも外輪嵌合環が合成樹脂製である
た搬送ローラの内径より多少大きく形成された外径の外
輪であっても強力に圧入すれば、強固な固着力が得るら
れものである。
に挿入固定されているが、該ローラ軸受が搬送ローラへ
強固に固着するために、搬送ローラの口径よりローラ軸
受の外輪の外径の方が0.2〜0.3mm大きく形成さ
れている。このローラ軸受の圧入は、外輪に嵌合した硬
質合成樹脂製の外輪嵌合環が挿入方向を斜状のテーパー
に形成してなり、しかも外輪嵌合環が合成樹脂製である
た搬送ローラの内径より多少大きく形成された外径の外
輪であっても強力に圧入すれば、強固な固着力が得るら
れものである。
【0033】搬送ローラのフレームへの取り付けは、同
一形状で同一の長さに形成したフレームを対置し、該対
置したフレームに一定間隔のピッチにより設けた軸受部
にローラ軸受の両端に突出して設けた内輪兼用軸を各々
嵌合して架橋し軸支する。
一形状で同一の長さに形成したフレームを対置し、該対
置したフレームに一定間隔のピッチにより設けた軸受部
にローラ軸受の両端に突出して設けた内輪兼用軸を各々
嵌合して架橋し軸支する。
【0034】搬送ローラのフレームへの取付は、ローラ
軸受の内輪兼用軸をフレームに設けた軸受部の円弧状に
切欠してなる軸受凹部のフレームの上側縁を、内輪兼用
軸に刻切してなる嵌合溝に挿入して嵌合することによ
り、フレームと搬送ローラとが取り付け固定され、この
ようにして対置したフレームに搬送ローラが架橋して軸
支される。
軸受の内輪兼用軸をフレームに設けた軸受部の円弧状に
切欠してなる軸受凹部のフレームの上側縁を、内輪兼用
軸に刻切してなる嵌合溝に挿入して嵌合することによ
り、フレームと搬送ローラとが取り付け固定され、この
ようにして対置したフレームに搬送ローラが架橋して軸
支される。
【0035】フレームの軸受部に軸支し架橋された搬送
ローラの内輪兼用軸には、フレームの外側方向から断面
略コ字状に形成した軸押付体の上側片の先端が、フレー
ムに設けた軸受部に挿入突出し、該軸押付体が内輪兼用
軸の上側に当接して押え付けるようにして固定されてい
る。
ローラの内輪兼用軸には、フレームの外側方向から断面
略コ字状に形成した軸押付体の上側片の先端が、フレー
ムに設けた軸受部に挿入突出し、該軸押付体が内輪兼用
軸の上側に当接して押え付けるようにして固定されてい
る。
【0036】また、フレームを凹設して軸受部を設けて
該軸受部内に軸抜止帯体を設け、該軸抜止帯体の上下側
辺に沿ってプレス加工により切欠して挿入孔と軸受凹部
とを設けてなる場合には、フレームの軸受部に軸支し架
橋された搬送ローラの内輪兼用軸には、フレームの外側
方向からカギの手形の略L字状の軸押付体の上側片の先
端が、軸抜止帯体の上側辺に沿って切欠した挿入孔から
挿入突出し、該軸押付体が内輪兼用軸の上側に当接して
押え付けるようにして固定されている。
該軸受部内に軸抜止帯体を設け、該軸抜止帯体の上下側
辺に沿ってプレス加工により切欠して挿入孔と軸受凹部
とを設けてなる場合には、フレームの軸受部に軸支し架
橋された搬送ローラの内輪兼用軸には、フレームの外側
方向からカギの手形の略L字状の軸押付体の上側片の先
端が、軸抜止帯体の上側辺に沿って切欠した挿入孔から
挿入突出し、該軸押付体が内輪兼用軸の上側に当接して
押え付けるようにして固定されている。
【0037】軸押付体のフレームへの取付け固定は、ボ
ルトにより軸押付板とフレームとをネジ止めすることに
より行なわれる。この場合、軸押付体とフレームとを取
り付け固定するボルトは図示しないが、対置したフレー
ムの間に列設した搬送ローラの内輪兼用軸とフレームと
を、前記ボルトを貫通しせしめてフレームの外方でナッ
トにより締付け固定することができ、また、前記ボルト
は搬送ローラを貫通しないで対置したフレームの間に列
設した搬送ローラと搬送ローラの間において、対置した
フレームに貫通せしめてナットで締付け固定することも
できる。また、このボルトは、1個のフレームの長さに
応じてフレームの両端方向に設けたり、フレームの中間
に設けたり、或いは適宜の位置に設けるものである。こ
のボルトを設けたことにより物品の搬送時やコンベヤの
設置時や運搬時にフレームの上方が外方へ拡がるのを防
止できるという効果がある。
ルトにより軸押付板とフレームとをネジ止めすることに
より行なわれる。この場合、軸押付体とフレームとを取
り付け固定するボルトは図示しないが、対置したフレー
ムの間に列設した搬送ローラの内輪兼用軸とフレームと
を、前記ボルトを貫通しせしめてフレームの外方でナッ
トにより締付け固定することができ、また、前記ボルト
は搬送ローラを貫通しないで対置したフレームの間に列
設した搬送ローラと搬送ローラの間において、対置した
フレームに貫通せしめてナットで締付け固定することも
できる。また、このボルトは、1個のフレームの長さに
応じてフレームの両端方向に設けたり、フレームの中間
に設けたり、或いは適宜の位置に設けるものである。こ
のボルトを設けたことにより物品の搬送時やコンベヤの
設置時や運搬時にフレームの上方が外方へ拡がるのを防
止できるという効果がある。
【0038】内輪兼用軸には、必要に応じて合成樹脂製
のキャップが強固に挿入固着されている。このように、
内輪兼用軸にキャップを挿入固着しておけば、食品や液
体を多量に含んだ液含浸物や粉状物等を搬送する場合に
は、衛生的であると同時に内輪兼用軸内に漏出した液体
や粉状体等が混入する恐れがないという効果がある。
のキャップが強固に挿入固着されている。このように、
内輪兼用軸にキャップを挿入固着しておけば、食品や液
体を多量に含んだ液含浸物や粉状物等を搬送する場合に
は、衛生的であると同時に内輪兼用軸内に漏出した液体
や粉状体等が混入する恐れがないという効果がある。
【0039】また、ローラ軸受の内輪兼用軸は、断面円
形のみでなく断面が四角形や五角形、六角形、三角形そ
の他適宜な多角形に形成され、この場合には、フレーム
に設けられる軸受部の形状は、該内輪兼用軸の外形に対
応してこれと略同一形状の多角形に形成される。このよ
うにフレームの軸受部と、内輪兼用軸の形状とを略同一
の多角形に形成しておけば、搬送ローラの内輪兼用軸を
フレームの軸受部へ挿入すれば、両者が断面円形状の場
合と比較して単に挿入合致させるのみで、内輪兼用軸と
フレームの軸受部との挿入固定が容易に可能となるとい
う効果がある。
形のみでなく断面が四角形や五角形、六角形、三角形そ
の他適宜な多角形に形成され、この場合には、フレーム
に設けられる軸受部の形状は、該内輪兼用軸の外形に対
応してこれと略同一形状の多角形に形成される。このよ
うにフレームの軸受部と、内輪兼用軸の形状とを略同一
の多角形に形成しておけば、搬送ローラの内輪兼用軸を
フレームの軸受部へ挿入すれば、両者が断面円形状の場
合と比較して単に挿入合致させるのみで、内輪兼用軸と
フレームの軸受部との挿入固定が容易に可能となるとい
う効果がある。
【0040】内輪兼用軸の断面形状を多角形に形成し該
内輪兼用軸の形状に対応して略同一形状に軸受部を形成
した場合においては、内輪兼用軸の先端方向に嵌合溝を
刻切しなくてもフレームの軸受部と内輪兼用軸との挿入
固定が容易に行なわれ、搬送ローラに物品を搬送させて
も内輪兼用軸が回転することが無く、騒音の発生が防止
され、かつ、内輪兼用軸のガタ付きを防止することがで
き、また内輪兼用軸に嵌合溝を刻切する必要が無ければ
その分製造が容易でコストが安価となり更に組立が簡単
にできるという効果があり、また、この場合にも、内輪
兼用軸には嵌合溝を刻切することも可能であり、この嵌
合溝を刻切しておけばフレームへの強固な取り付け固定
ができる。
内輪兼用軸の形状に対応して略同一形状に軸受部を形成
した場合においては、内輪兼用軸の先端方向に嵌合溝を
刻切しなくてもフレームの軸受部と内輪兼用軸との挿入
固定が容易に行なわれ、搬送ローラに物品を搬送させて
も内輪兼用軸が回転することが無く、騒音の発生が防止
され、かつ、内輪兼用軸のガタ付きを防止することがで
き、また内輪兼用軸に嵌合溝を刻切する必要が無ければ
その分製造が容易でコストが安価となり更に組立が簡単
にできるという効果があり、また、この場合にも、内輪
兼用軸には嵌合溝を刻切することも可能であり、この嵌
合溝を刻切しておけばフレームへの強固な取り付け固定
ができる。
【0041】対置したフレームの下端部方向の両端方向
又は中間部方向或いは任意の位置において、フレームの
底辺固定金具を前記フレームに貫通して架橋し、該フレ
ームの底辺固定金具の両端と、フレームとを取付け固定
するものである。この様に、フレームの底辺固定金具に
よりフレームを固定しておけば、物品の搬送時や、コン
ベヤの運搬時、コンベヤの設置作業時等に、対置したフ
レームの下方の間隔が開いたり狭まったりする恐れが全
くないという効果がある。
又は中間部方向或いは任意の位置において、フレームの
底辺固定金具を前記フレームに貫通して架橋し、該フレ
ームの底辺固定金具の両端と、フレームとを取付け固定
するものである。この様に、フレームの底辺固定金具に
よりフレームを固定しておけば、物品の搬送時や、コン
ベヤの運搬時、コンベヤの設置作業時等に、対置したフ
レームの下方の間隔が開いたり狭まったりする恐れが全
くないという効果がある。
【0042】搬送ローラの両端に取り付け固定したロー
ラ軸受の内輪を外方へ突出して内輪兼用軸を設けてなる
ものであるから、従来、搬送ローラをフレームに軸支す
る為の搬送ローラを貫通した軸が不要となり、軸と搬送
ローラとの取り付け固定の組立作業工程を省略できるよ
うに働くものである。
ラ軸受の内輪を外方へ突出して内輪兼用軸を設けてなる
ものであるから、従来、搬送ローラをフレームに軸支す
る為の搬送ローラを貫通した軸が不要となり、軸と搬送
ローラとの取り付け固定の組立作業工程を省略できるよ
うに働くものである。
【0043】対置したフレームへの搬送ローラの軸支し
架橋による取付けが、単にフレームに設けた軸受部に、
搬送ローラの両端に設けたローラ軸受の内輪を一体に突
出した内輪兼用軸を嵌合するのみで出来るように作用す
る。
架橋による取付けが、単にフレームに設けた軸受部に、
搬送ローラの両端に設けたローラ軸受の内輪を一体に突
出した内輪兼用軸を嵌合するのみで出来るように作用す
る。
【0044】内輪兼用軸に嵌合溝を刻設してなるもので
あるから、内輪兼用軸のフレームへの取り付け固定が、
固定用ピンや締付用ネジ等を全く必要とせず、単に内輪
兼用軸の嵌合溝を軸受部の軸受凹部の上側辺に嵌合する
のみで取り付け固定して架橋出来るように作用する。
あるから、内輪兼用軸のフレームへの取り付け固定が、
固定用ピンや締付用ネジ等を全く必要とせず、単に内輪
兼用軸の嵌合溝を軸受部の軸受凹部の上側辺に嵌合する
のみで取り付け固定して架橋出来るように作用する。
【0045】軸受部に嵌合した内輪兼用軸の上側面を押
さえ付ける軸押付体の先端方向が、フレームに切欠した
軸受部から挿入されているので、搬送ローラに相当の重
量の物品を載せて搬送したり、相当乱暴に物品を搬送ロ
ーラ上に載置しても搬送ローラが上方へ飛び上がった
り、フレームの外方向へ飛び出したり、或いはガタ付い
たりせず、しっかりとフレームの軸受部に固定され、か
つ、回転時にガタ付くことによる騒音も殆んど発生しな
いように働くものである。
さえ付ける軸押付体の先端方向が、フレームに切欠した
軸受部から挿入されているので、搬送ローラに相当の重
量の物品を載せて搬送したり、相当乱暴に物品を搬送ロ
ーラ上に載置しても搬送ローラが上方へ飛び上がった
り、フレームの外方向へ飛び出したり、或いはガタ付い
たりせず、しっかりとフレームの軸受部に固定され、か
つ、回転時にガタ付くことによる騒音も殆んど発生しな
いように働くものである。
【0046】軸受部に嵌合した内輪兼用軸を押さえ付け
る軸押付体が、フレームに設けた軸受部から該軸押付体
の先端方向を挿入するのみで簡単に取り付けられるの
で、軸の固定用の部材の取り付けが簡単にできるように
働くものである。
る軸押付体が、フレームに設けた軸受部から該軸押付体
の先端方向を挿入するのみで簡単に取り付けられるの
で、軸の固定用の部材の取り付けが簡単にできるように
働くものである。
【0047】軸受部に嵌合した内輪兼用軸を押さえ付け
る軸押付板が、フレームに凹設した軸受部の軸抜止帯体
の上側辺に沿って切欠した挿通孔から該軸押付板の先端
方向を挿入するのみで簡単に取り付けられるので、軸の
固定用の部材の取り付けが簡単にできるように働くもの
である。
る軸押付板が、フレームに凹設した軸受部の軸抜止帯体
の上側辺に沿って切欠した挿通孔から該軸押付板の先端
方向を挿入するのみで簡単に取り付けられるので、軸の
固定用の部材の取り付けが簡単にできるように働くもの
である。
【0048】内輪兼用軸を三角形や四角形や五角形その
他の多角形に形成し、フレームに設けた軸受部を該内輪
兼用軸の外形に対応して同一形状の多角形に形成してな
るものであるから、内輪兼用軸を軸受部に嵌合するのみ
で、別個に取り付け固定用の部材を用いなくても、内輪
兼用軸とフレームとの取り付け固定が出来るように働く
ものである。
他の多角形に形成し、フレームに設けた軸受部を該内輪
兼用軸の外形に対応して同一形状の多角形に形成してな
るものであるから、内輪兼用軸を軸受部に嵌合するのみ
で、別個に取り付け固定用の部材を用いなくても、内輪
兼用軸とフレームとの取り付け固定が出来るように働く
ものである。
【0049】フレームに凹設した軸受部に軸抜止帯体を
設けたから、搬送ローラの内輪兼用軸を軸抜止帯体が両
側方向から挾み付けており、このため搬送ローラが回転
時にフレームから飛び出したり外れたりせず、回転時に
ガタついたりせず、騒音が殆んど発生しないように作用
する。
設けたから、搬送ローラの内輪兼用軸を軸抜止帯体が両
側方向から挾み付けており、このため搬送ローラが回転
時にフレームから飛び出したり外れたりせず、回転時に
ガタついたりせず、騒音が殆んど発生しないように作用
する。
【0050】搬送ローラの両端に設けたローラ軸受の内
輪兼用軸内に補強用シャフトを挿入して設けることによ
り、コンベヤに列設された搬送ローラに、大きな重量を
有する物品や、金属や鉱物等からなる硬質な物品がスピ
ードを付けて投入され、高荷重が掛かったり相当激しい
衝撃が加わっても、内輪兼用軸が補強用シャフトにより
支えられており、高荷重や衝撃にも耐えられるように作
用する。
輪兼用軸内に補強用シャフトを挿入して設けることによ
り、コンベヤに列設された搬送ローラに、大きな重量を
有する物品や、金属や鉱物等からなる硬質な物品がスピ
ードを付けて投入され、高荷重が掛かったり相当激しい
衝撃が加わっても、内輪兼用軸が補強用シャフトにより
支えられており、高荷重や衝撃にも耐えられるように作
用する。
【0051】コンベヤの組立が、一定の長さに形成した
フレームに一定間隔に切欠してなる軸受部を設けて該フ
レームを対置し、次に、搬送ローラの両端方向に設けた
ローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼用軸をロ
ーラ軸受に一体に設け、前記内輪兼用軸の先端方向に嵌
合溝を刻切し前記軸受部の軸受凹部の上側縁を前記嵌合
溝に挿入係止し、前記ローラ軸受の内輪兼用軸を前記軸
受部に嵌合し軸支して架橋し、軸押付体をフレームの軸
受部に挿入し該軸押付体を内輪兼用軸に当接して前記対
置したフレームの間に多数の搬送ローラを列設して組み
立てるものであるから、コンベヤの組立が、従来のコン
ベヤの組立の如く、軸をいちいち搬送ローラに挿通して
取り付け固定する必要が無く、フレームと軸との固定用
ピンを用いること無く、組立作業工程が少ない工程で可
能となり簡単に組立が出来るように働くものである。
フレームに一定間隔に切欠してなる軸受部を設けて該フ
レームを対置し、次に、搬送ローラの両端方向に設けた
ローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼用軸をロ
ーラ軸受に一体に設け、前記内輪兼用軸の先端方向に嵌
合溝を刻切し前記軸受部の軸受凹部の上側縁を前記嵌合
溝に挿入係止し、前記ローラ軸受の内輪兼用軸を前記軸
受部に嵌合し軸支して架橋し、軸押付体をフレームの軸
受部に挿入し該軸押付体を内輪兼用軸に当接して前記対
置したフレームの間に多数の搬送ローラを列設して組み
立てるものであるから、コンベヤの組立が、従来のコン
ベヤの組立の如く、軸をいちいち搬送ローラに挿通して
取り付け固定する必要が無く、フレームと軸との固定用
ピンを用いること無く、組立作業工程が少ない工程で可
能となり簡単に組立が出来るように働くものである。
【0052】一定の長さに形成したフレームに一定間隔
に軸受部を設け、該軸受部のフレームの一部を凹設して
反対方向へ突出した軸抜止帯体を設け該軸抜止帯体の上
下側辺に沿って切欠して挿入孔と軸受凹部とを設けてな
るフレームを対置し、次に、搬送ローラの両端方向に設
けたローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼用軸
をローラ軸受に一体に設け、前記内輪兼用軸の先端方向
に嵌合溝を刻切し前記軸受部の軸受凹部の上側縁を前記
嵌合溝に挿入係止して前記内輪兼用軸を前記軸受部に嵌
合し軸支して架橋し、軸押付体をフレームの挿入孔から
軸受部に挿入し該軸押付体を内輪兼用軸に当接して前記
対置したフレームの間に多数の搬送ローラを列設して組
み立てるものであるから、コンベヤの組立が、従来のコ
ンベヤの組立の如く、軸をいちいち搬送ローラに挿通し
て取り付け固定する必要が無く、フレームと軸との固定
用ピンを用いること無く、組立作業工程が少ない工程で
可能となり簡単に組立が出来るように働くものである。
に軸受部を設け、該軸受部のフレームの一部を凹設して
反対方向へ突出した軸抜止帯体を設け該軸抜止帯体の上
下側辺に沿って切欠して挿入孔と軸受凹部とを設けてな
るフレームを対置し、次に、搬送ローラの両端方向に設
けたローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼用軸
をローラ軸受に一体に設け、前記内輪兼用軸の先端方向
に嵌合溝を刻切し前記軸受部の軸受凹部の上側縁を前記
嵌合溝に挿入係止して前記内輪兼用軸を前記軸受部に嵌
合し軸支して架橋し、軸押付体をフレームの挿入孔から
軸受部に挿入し該軸押付体を内輪兼用軸に当接して前記
対置したフレームの間に多数の搬送ローラを列設して組
み立てるものであるから、コンベヤの組立が、従来のコ
ンベヤの組立の如く、軸をいちいち搬送ローラに挿通し
て取り付け固定する必要が無く、フレームと軸との固定
用ピンを用いること無く、組立作業工程が少ない工程で
可能となり簡単に組立が出来るように働くものである。
【0053】搬送ローラのローラパイプの内径より若干
大きく形成した口径を有し、かつ、一端方向を前記ロー
ラパイプの内径より若干小さく形成して斜状に形成した
挿入テーパー部を設けてなる硬質合成樹脂製の外輪嵌合
環をローラ軸受の外輪に嵌合固定するものであるから、
搬送ローラに取付けられるローラ軸受が、搬送ローラの
ローラパイプの内径より若干大きく形成した口径を有
し、かつ、先端方向を前記ローラパイプの内径より若干
小さく形成して斜状に形成した挿入テーパー部を設けて
なる硬質合成樹脂製の外輪嵌合環が、搬送ローラのロー
ラパイプ内面に外輪嵌合環の外周面が面接触により固定
されるので、強固に固定されるように働くものである。
大きく形成した口径を有し、かつ、一端方向を前記ロー
ラパイプの内径より若干小さく形成して斜状に形成した
挿入テーパー部を設けてなる硬質合成樹脂製の外輪嵌合
環をローラ軸受の外輪に嵌合固定するものであるから、
搬送ローラに取付けられるローラ軸受が、搬送ローラの
ローラパイプの内径より若干大きく形成した口径を有
し、かつ、先端方向を前記ローラパイプの内径より若干
小さく形成して斜状に形成した挿入テーパー部を設けて
なる硬質合成樹脂製の外輪嵌合環が、搬送ローラのロー
ラパイプ内面に外輪嵌合環の外周面が面接触により固定
されるので、強固に固定されるように働くものである。
【0054】(実施例)次ぎに本発明について実施例に
基づき説明するが、これらは本発明を限定するものでは
ない。以下に本発明の実施例を示す図1乃至図14に基
づいて説明する。本発明のコンベヤ1は、長さ方向に所
定のピッチにより軸受部13を設けてなる対置されたフ
レーム12と、該対置されたフレーム12の軸受部13
に両端から突出した内輪兼用軸8を軸支し架橋してなる
搬送ローラ2と、フレーム12に架橋された内輪兼用軸
8を係止するために軸受部13に挿入された軸押付体1
7とから構成される。
基づき説明するが、これらは本発明を限定するものでは
ない。以下に本発明の実施例を示す図1乃至図14に基
づいて説明する。本発明のコンベヤ1は、長さ方向に所
定のピッチにより軸受部13を設けてなる対置されたフ
レーム12と、該対置されたフレーム12の軸受部13
に両端から突出した内輪兼用軸8を軸支し架橋してなる
搬送ローラ2と、フレーム12に架橋された内輪兼用軸
8を係止するために軸受部13に挿入された軸押付体1
7とから構成される。
【0055】搬送ローラ2のフレーム12への架橋によ
る取り付けは、ローラパイプ3の両端に強固に挿入固着
されてなるローラ軸受4から、外方へ突出した内輪兼用
軸8を対置したフレーム12の軸受部13に嵌合するこ
とにより行なわれている。
る取り付けは、ローラパイプ3の両端に強固に挿入固着
されてなるローラ軸受4から、外方へ突出した内輪兼用
軸8を対置したフレーム12の軸受部13に嵌合するこ
とにより行なわれている。
【0056】ローラ軸受4は、内輪6と外輪5とが単列
に設けた金属製のボール7を介して回転自在に対置して
設けられた機械用精密なボールベアリングであり、該内
輪6が外方に突設した内輪兼用軸8を一体に連設してな
り、外輪5に前記ローラパイプ3の内径より若干大きく
形成した口径を有し、挿入方向を先端方向を斜状に形成
した挿入テーパー部10を設けた硬質合成樹脂製の外輪
嵌合環9を強固に嵌合し、外輪嵌合環9が外輪5に嵌合
されている。
に設けた金属製のボール7を介して回転自在に対置して
設けられた機械用精密なボールベアリングであり、該内
輪6が外方に突設した内輪兼用軸8を一体に連設してな
り、外輪5に前記ローラパイプ3の内径より若干大きく
形成した口径を有し、挿入方向を先端方向を斜状に形成
した挿入テーパー部10を設けた硬質合成樹脂製の外輪
嵌合環9を強固に嵌合し、外輪嵌合環9が外輪5に嵌合
されている。
【0057】ローラ軸受4をローラパイプ3の両端へ挿
入固着するには、外輪5に嵌合した挿入テーパー部10
を設けた硬質合成樹脂製の外輪嵌合環9を、ローラ軸受
4のローラパイプ3の両端に強固に圧入して固着してな
るものである。搬送ローラ2へのローラ軸受4が、強固
に固着されるために搬送ローラ2の口径よりローラ軸受
4の外輪5の外径の方が若干大きく形成されているの
で、すなわち、このローラ軸受4の圧入によるローラパ
イプ3への取付け固定は、外輪5に外輪嵌合環9が嵌合
している場合には、嵌合した硬質合成樹脂製の外輪嵌合
環9が挿入方向を挿入テーパー部10に形成してなり、
しかも外輪嵌合環9が合成樹脂製であるため、搬送ロー
ラ2の内径より多少大きく形成された外径の外輪5であ
っても強力に圧入すれば、強固な固着力が得るられもの
である。
入固着するには、外輪5に嵌合した挿入テーパー部10
を設けた硬質合成樹脂製の外輪嵌合環9を、ローラ軸受
4のローラパイプ3の両端に強固に圧入して固着してな
るものである。搬送ローラ2へのローラ軸受4が、強固
に固着されるために搬送ローラ2の口径よりローラ軸受
4の外輪5の外径の方が若干大きく形成されているの
で、すなわち、このローラ軸受4の圧入によるローラパ
イプ3への取付け固定は、外輪5に外輪嵌合環9が嵌合
している場合には、嵌合した硬質合成樹脂製の外輪嵌合
環9が挿入方向を挿入テーパー部10に形成してなり、
しかも外輪嵌合環9が合成樹脂製であるため、搬送ロー
ラ2の内径より多少大きく形成された外径の外輪5であ
っても強力に圧入すれば、強固な固着力が得るられもの
である。
【0058】対置したフレーム12への搬送ローラ2の
架橋による取り付け固定は、搬送ローラ2の両端に突出
した内輪兼用軸8の先端方向に周設した断面コ字状に刻
切してなる嵌合溝11に、フレーム12の軸受部13の
軸受凹部16の上側縁を挿入して嵌合することにより取
り付けれている。
架橋による取り付け固定は、搬送ローラ2の両端に突出
した内輪兼用軸8の先端方向に周設した断面コ字状に刻
切してなる嵌合溝11に、フレーム12の軸受部13の
軸受凹部16の上側縁を挿入して嵌合することにより取
り付けれている。
【0059】フレーム12はスチール板製等の金属板を
断面略コ字状に折り曲げてなり、その長さは搬送される
物品の種類や用途に応じて各種の長さに形成して用いら
れ、同一の形状長さに形成したフレーム12を対置して
用いるものであり、該フレーム12の軸受部は、フレー
ム12の長さ方向に一定のピッチによりフレーム上側辺
14から下側方向において、フレーム12の一部を切欠
した軸受部13を設け該軸受部13内の下側方向に円弧
状に形成した軸受凹部16を設けている。
断面略コ字状に折り曲げてなり、その長さは搬送される
物品の種類や用途に応じて各種の長さに形成して用いら
れ、同一の形状長さに形成したフレーム12を対置して
用いるものであり、該フレーム12の軸受部は、フレー
ム12の長さ方向に一定のピッチによりフレーム上側辺
14から下側方向において、フレーム12の一部を切欠
した軸受部13を設け該軸受部13内の下側方向に円弧
状に形成した軸受凹部16を設けている。
【0060】フレーム12に設けた軸受部13は、フレ
ーム12の長さと搬送ローラ2の口径に対応して適宜に
一定間隔のピッチにより設ける。
ーム12の長さと搬送ローラ2の口径に対応して適宜に
一定間隔のピッチにより設ける。
【0061】ローラ軸受4は、スチール等の金属製の内
輪6と外輪5とが単列に設けたボール7を介して回転自
在に同心円に嵌合して対置されている、いわゆる機械用
精密なボールベアリングであり、外輪5の口径は、ロー
ラ軸受4を嵌合して固着する搬送ローラ2の口径に対応
しての各種の大きさに形成され、かつ、該外輪5には硬
質合成樹脂製の外輪嵌合環9が一体に嵌合して固着され
ている。
輪6と外輪5とが単列に設けたボール7を介して回転自
在に同心円に嵌合して対置されている、いわゆる機械用
精密なボールベアリングであり、外輪5の口径は、ロー
ラ軸受4を嵌合して固着する搬送ローラ2の口径に対応
しての各種の大きさに形成され、かつ、該外輪5には硬
質合成樹脂製の外輪嵌合環9が一体に嵌合して固着され
ている。
【0062】ローラ軸受4の外輪5に外輪嵌合環を嵌合
しない、いわゆる当業界で通称されているコマーシャル
ベアリングにおいては、外輪5をローラパイプ3ヘ圧入
して取り付け固定するには、図示はしないが外輪5のロ
ーラパイプ3へ挿入する方向と反対方向たる根部方向の
外周面に、パイプ止用の係止リング体を周設し、該係止
リング体に近接した位置の外輪5の口径を先端方向より
若干小さく形成し、ローラパイプ3に外輪5を圧入した
のち、ローラパイプ3の先端方向を係止リング体に近接
した位置で縮径し、いわゆるカシメて取り付け固定する
ものである。
しない、いわゆる当業界で通称されているコマーシャル
ベアリングにおいては、外輪5をローラパイプ3ヘ圧入
して取り付け固定するには、図示はしないが外輪5のロ
ーラパイプ3へ挿入する方向と反対方向たる根部方向の
外周面に、パイプ止用の係止リング体を周設し、該係止
リング体に近接した位置の外輪5の口径を先端方向より
若干小さく形成し、ローラパイプ3に外輪5を圧入した
のち、ローラパイプ3の先端方向を係止リング体に近接
した位置で縮径し、いわゆるカシメて取り付け固定する
ものである。
【0063】フレーム12の軸受部13に軸支され架橋
された搬送ローラ2の内輪兼用軸8には、フレーム12
の外側方向から断面コ字状に形成した軸押付体17の上
側片の先端が、軸受部13から挿入して突出し、該軸押
付体17が内輪兼用軸8の上側に当接して押え付けるよ
うにして固定されている。
された搬送ローラ2の内輪兼用軸8には、フレーム12
の外側方向から断面コ字状に形成した軸押付体17の上
側片の先端が、軸受部13から挿入して突出し、該軸押
付体17が内輪兼用軸8の上側に当接して押え付けるよ
うにして固定されている。
【0064】軸押付体17のフレーム12への取付け固
定は、図示しないが対置したフレーム12の両端方向又
は中間方向や適宜な位置において、該フレーム12を貫
通して締め付け固定するボルトにより軸押付体17とフ
レーム12とをネジ止めすることにより行なわれる。
定は、図示しないが対置したフレーム12の両端方向又
は中間方向や適宜な位置において、該フレーム12を貫
通して締め付け固定するボルトにより軸押付体17とフ
レーム12とをネジ止めすることにより行なわれる。
【0065】内輪兼用軸8には、必要に応じて合成樹脂
製のキャップが強固に挿入固着されている。このよう
に、内輪兼用軸8にキャップを挿入固着しておけば、食
品や液体を多量に含んだ液含浸物や粉状物等を搬送する
場合には、衛生的であると同時に内輪兼用軸内に漏出し
た液体や粉状体等が混入する恐れがないという効果があ
る。
製のキャップが強固に挿入固着されている。このよう
に、内輪兼用軸8にキャップを挿入固着しておけば、食
品や液体を多量に含んだ液含浸物や粉状物等を搬送する
場合には、衛生的であると同時に内輪兼用軸内に漏出し
た液体や粉状体等が混入する恐れがないという効果があ
る。
【0066】また、図13及び図14に示すごとく、ロ
ーラ軸受4の内輪兼用軸8は、断面円形のみでなく断面
が四角形や五角形、六角形、三角形その他適宜な多角形
に形成され、この場合には、フレーム12に切欠される
軸受部13の形状は、該内輪兼用軸8の外形に対応して
これと略同一形状に形成される。このようにフレーム1
2の軸受部13と、内輪兼用軸8の形状とを略同一の多
角形に形成しておけば、搬送ローラ2の内輪兼用軸8を
フレーム12の軸受部13へ挿入すれば、両者が断面円
形状の場合と比較して単に挿入合致させるのみで内輪兼
用軸8とフレーム12の軸受部13との挿入固定が容易
に可能となるという効果がある。
ーラ軸受4の内輪兼用軸8は、断面円形のみでなく断面
が四角形や五角形、六角形、三角形その他適宜な多角形
に形成され、この場合には、フレーム12に切欠される
軸受部13の形状は、該内輪兼用軸8の外形に対応して
これと略同一形状に形成される。このようにフレーム1
2の軸受部13と、内輪兼用軸8の形状とを略同一の多
角形に形成しておけば、搬送ローラ2の内輪兼用軸8を
フレーム12の軸受部13へ挿入すれば、両者が断面円
形状の場合と比較して単に挿入合致させるのみで内輪兼
用軸8とフレーム12の軸受部13との挿入固定が容易
に可能となるという効果がある。
【0067】内輪兼用軸8の断面形状を多角形に形成し
た場合においては、先端方向に嵌合溝11を刻切しなく
てもフレーム12と内輪兼用軸8との挿入固定が容易に
行なわれ、搬送ローラ2に物品を搬送させても内輪兼用
軸8が回転することが無く、騒音の発生が防止され、か
つ、内輪兼用軸8のガタ付きを防止することができ、ま
た内輪兼用軸8に嵌合溝11を刻切する必要が無ければ
その分製造が容易でコストが安価となり更に組立が簡単
にできるという効果があり、また、この場合にも、内輪
兼用軸8には嵌合溝11を刻切することも可能であり、
この嵌合溝11を刻切しておけばフレームへの強固な取
り付け固定ができる。
た場合においては、先端方向に嵌合溝11を刻切しなく
てもフレーム12と内輪兼用軸8との挿入固定が容易に
行なわれ、搬送ローラ2に物品を搬送させても内輪兼用
軸8が回転することが無く、騒音の発生が防止され、か
つ、内輪兼用軸8のガタ付きを防止することができ、ま
た内輪兼用軸8に嵌合溝11を刻切する必要が無ければ
その分製造が容易でコストが安価となり更に組立が簡単
にできるという効果があり、また、この場合にも、内輪
兼用軸8には嵌合溝11を刻切することも可能であり、
この嵌合溝11を刻切しておけばフレームへの強固な取
り付け固定ができる。
【0068】また、軸受部13は、フレーム12の長さ
方向に一定のピッチによりフレーム上側辺14の下側方
向において、一部を断面コ字状に凹設して軸受部13を
設け該軸受部13内の一部に軸抜止帯体19に形成し、
該軸抜止帯体19の上下側辺に沿って軸受部13のフレ
ーム12を切欠して、長方形に切欠した挿入孔20を形
成し、該軸抜止帯体19の下側辺に沿ってフレーム12
を切欠し円弧状に切欠した軸受凹部16を形成してい
る。
方向に一定のピッチによりフレーム上側辺14の下側方
向において、一部を断面コ字状に凹設して軸受部13を
設け該軸受部13内の一部に軸抜止帯体19に形成し、
該軸抜止帯体19の上下側辺に沿って軸受部13のフレ
ーム12を切欠して、長方形に切欠した挿入孔20を形
成し、該軸抜止帯体19の下側辺に沿ってフレーム12
を切欠し円弧状に切欠した軸受凹部16を形成してい
る。
【0069】フレーム12の軸受部13に軸支され架橋
された搬送ローラ2の内輪兼用軸8には、フレーム12
の外側方向からカギの手形の略L字状の軸押付体21の
上側片の先端が、軸抜止帯体19の上側辺に沿って切欠
した挿入孔20から挿入して突出し、該軸押付体17が
内輪兼用軸8の上側に当接して押え付けるようにして固
定されている。
された搬送ローラ2の内輪兼用軸8には、フレーム12
の外側方向からカギの手形の略L字状の軸押付体21の
上側片の先端が、軸抜止帯体19の上側辺に沿って切欠
した挿入孔20から挿入して突出し、該軸押付体17が
内輪兼用軸8の上側に当接して押え付けるようにして固
定されている。
【0070】この場合には、軸押付体17のフレーム1
2への取付け固定は、ビス21により軸押付体17と、
フレーム12の軸抜止帯体19とをネジ止めすることに
より行なわれる。
2への取付け固定は、ビス21により軸押付体17と、
フレーム12の軸抜止帯体19とをネジ止めすることに
より行なわれる。
【0071】搬送ローラ2の両端方向に取り付け固定さ
れたローラ軸受4の内輪6に一体に連設してなる内輪兼
用軸8内には、必要に応じて図11に示すように、金属
杆体の補強用シャフト25が挿通されて一体に設けられ
る。この場合補強用シャフト25は、内輪兼用軸8を連
設したローラ軸受4を両端方向に固着した搬送ローラ2
の内輪兼用軸8内に予め挿入して設けておくこともでき
るが、必要に応じて、対置したフレーム12に架橋し列
設してなる搬送ローラ2の内輪兼用軸8内に、前記補強
用シャフト25をフレーム12の外方から挿入して設け
ることにより組み立てることもできる。
れたローラ軸受4の内輪6に一体に連設してなる内輪兼
用軸8内には、必要に応じて図11に示すように、金属
杆体の補強用シャフト25が挿通されて一体に設けられ
る。この場合補強用シャフト25は、内輪兼用軸8を連
設したローラ軸受4を両端方向に固着した搬送ローラ2
の内輪兼用軸8内に予め挿入して設けておくこともでき
るが、必要に応じて、対置したフレーム12に架橋し列
設してなる搬送ローラ2の内輪兼用軸8内に、前記補強
用シャフト25をフレーム12の外方から挿入して設け
ることにより組み立てることもできる。
【0072】この様に、搬送ローラ2の内輪兼用軸8内
に補強用シャフト25を挿入して設けておけば、搬送ロ
ーラ2に高荷重や衝撃が加わった場合にも十分に、搬送
ローラ2がこれら高荷重や衝撃に耐えられるという効果
がある。
に補強用シャフト25を挿入して設けておけば、搬送ロ
ーラ2に高荷重や衝撃が加わった場合にも十分に、搬送
ローラ2がこれら高荷重や衝撃に耐えられるという効果
がある。
【0073】
【発明の効果】本発明は上記の如く構成したから、コン
ベヤにおける対置したフレームの間に列設した搬送ロー
ラが、ローラ軸受の内輪に一体に突設してなる内輪兼用
軸をフレームに設けた軸受部に嵌合して軸支するのみで
架橋されるものであるから、従来のものに比較して、搬
送ローラをフレームへ軸支し架橋して取付けするのが、
簡単にできしかも部品数が少なくて済むから、製造コス
トを安価にすることができ、また、内輪兼用軸の両端が
軸受部に嵌合され軸押付体が、該内輪兼用軸の上側面に
当接して押し付けているため、物品搬送時に内輪兼用軸
が揺動したりガタ付いたりしないので、殆ど騒音が生じ
ないという効果がある。
ベヤにおける対置したフレームの間に列設した搬送ロー
ラが、ローラ軸受の内輪に一体に突設してなる内輪兼用
軸をフレームに設けた軸受部に嵌合して軸支するのみで
架橋されるものであるから、従来のものに比較して、搬
送ローラをフレームへ軸支し架橋して取付けするのが、
簡単にできしかも部品数が少なくて済むから、製造コス
トを安価にすることができ、また、内輪兼用軸の両端が
軸受部に嵌合され軸押付体が、該内輪兼用軸の上側面に
当接して押し付けているため、物品搬送時に内輪兼用軸
が揺動したりガタ付いたりしないので、殆ど騒音が生じ
ないという効果がある。
【0074】さらに本発明によるときは、従来の搬送ロ
ーラにおいては必須工程であった搬送ローラの両端に取
付けたローラ軸受に、軸を挿通して取付け固定するため
の組立工程の必要が全くなくなり組立工程が省略される
ので、その分組立工程が簡素化され、かつ、軸取り付け
の組立工程に必要とされた工具類や技術者による組立作
業を省略でき、しかも部品数もその分少なくなり、本発
明においては、単に搬送ローラのローラパイプの両端
に、内輪兼用軸を内輪に一体に突設してなるローラ軸受
を取付固定するものであるから、製造コストを安価にす
ることができるという効果がある。
ーラにおいては必須工程であった搬送ローラの両端に取
付けたローラ軸受に、軸を挿通して取付け固定するため
の組立工程の必要が全くなくなり組立工程が省略される
ので、その分組立工程が簡素化され、かつ、軸取り付け
の組立工程に必要とされた工具類や技術者による組立作
業を省略でき、しかも部品数もその分少なくなり、本発
明においては、単に搬送ローラのローラパイプの両端
に、内輪兼用軸を内輪に一体に突設してなるローラ軸受
を取付固定するものであるから、製造コストを安価にす
ることができるという効果がある。
【0075】本発明によるときは搬送ローラとフレーム
との取付固定に、従来の組立工程において用いていた軸
固定用ピンを軸に挿通して軸とフレームとを固定する必
要が無く、単にフレームの軸受部に内輪兼用軸を嵌合し
て軸支するのみで、搬送ローラをフレームに架橋して取
付固定が可能となり、しかも、軸押付体が内輪兼用軸の
上側面に当接されているので、物品の搬送時やローラコ
ンベヤの設置や移動等の際に搬送ローラがフレームから
外れる等の恐れがないという効果がある。
との取付固定に、従来の組立工程において用いていた軸
固定用ピンを軸に挿通して軸とフレームとを固定する必
要が無く、単にフレームの軸受部に内輪兼用軸を嵌合し
て軸支するのみで、搬送ローラをフレームに架橋して取
付固定が可能となり、しかも、軸押付体が内輪兼用軸の
上側面に当接されているので、物品の搬送時やローラコ
ンベヤの設置や移動等の際に搬送ローラがフレームから
外れる等の恐れがないという効果がある。
【0076】請求項1においては、対置したフレームに
設けてなる軸受部に、搬送ローラに取り付け固定したロ
ーラ軸受の内輪に一体に突設した内輪兼用軸を嵌合し軸
支して架橋し、軸押付体の先端方向を内輪兼用軸の上側
面に当接してなるものであるから、軸受部に嵌合した内
輪兼用軸が軸受部に固定されるという効果がある。
設けてなる軸受部に、搬送ローラに取り付け固定したロ
ーラ軸受の内輪に一体に突設した内輪兼用軸を嵌合し軸
支して架橋し、軸押付体の先端方向を内輪兼用軸の上側
面に当接してなるものであるから、軸受部に嵌合した内
輪兼用軸が軸受部に固定されるという効果がある。
【0077】請求項2においては、内輪兼用軸の外形を
断面多角形に形成し、フレームの軸受部の形状を前記内
輪兼用軸の外形に対応して略同一形状に形成したもので
あるから、内輪兼用軸を軸受部に嵌合するのみで取り付
け固定ができ、しかも、フレームに軸支した内輪兼用軸
が物品搬送時に回転する等の恐れがないという効果があ
る。
断面多角形に形成し、フレームの軸受部の形状を前記内
輪兼用軸の外形に対応して略同一形状に形成したもので
あるから、内輪兼用軸を軸受部に嵌合するのみで取り付
け固定ができ、しかも、フレームに軸支した内輪兼用軸
が物品搬送時に回転する等の恐れがないという効果があ
る。
【0078】請求項3においていは、軸押付体を断面略
コ字状に形成し軸載置部を設けてなるものであるから、
フレームに切欠した軸受部に該軸押付体をフレームの外
方から前記軸受部に嵌合すれば、軸受部に嵌合した内輪
兼用軸が、軸載置部に載置されるので、内輪兼用軸が対
置したフレームの外方へ飛び出す恐れが無いという効果
がある。
コ字状に形成し軸載置部を設けてなるものであるから、
フレームに切欠した軸受部に該軸押付体をフレームの外
方から前記軸受部に嵌合すれば、軸受部に嵌合した内輪
兼用軸が、軸載置部に載置されるので、内輪兼用軸が対
置したフレームの外方へ飛び出す恐れが無いという効果
がある。
【0079】請求項4においては、軸受部に軸抜止帯体
が凹設しフレームの反対方向に突出されているから、軸
受部に嵌合して軸支された内輪兼用軸が、軸抜止帯体に
より両端方向から挾み付けて取り付けられているため、
物品の搬送に伴って内輪兼用軸が対置したフレーム方向
へ揺動することがなく、しっかりと固定して軸支される
という効果がある。
が凹設しフレームの反対方向に突出されているから、軸
受部に嵌合して軸支された内輪兼用軸が、軸抜止帯体に
より両端方向から挾み付けて取り付けられているため、
物品の搬送に伴って内輪兼用軸が対置したフレーム方向
へ揺動することがなく、しっかりと固定して軸支される
という効果がある。
【0080】請求項5においては、内輪兼用軸に嵌合溝
が刻切され、フレームの軸受部に設けた軸受凹部の上側
縁が前記嵌合溝に嵌合されているので、搬送ローラが対
置したフレームにしっかりと軸支して架橋されるという
効果がある。
が刻切され、フレームの軸受部に設けた軸受凹部の上側
縁が前記嵌合溝に嵌合されているので、搬送ローラが対
置したフレームにしっかりと軸支して架橋されるという
効果がある。
【0081】請求項6においては、軸押付体をフレーム
に一体に固定してなるものであるから、軸押付体により
フレームの軸受部に嵌合した内輪兼用軸の上側面に当接
してしっかりと、軸受部に押し付けて固定され、上方へ
飛び出したりフレームから外方へ突出することがないと
いう効果がある。
に一体に固定してなるものであるから、軸押付体により
フレームの軸受部に嵌合した内輪兼用軸の上側面に当接
してしっかりと、軸受部に押し付けて固定され、上方へ
飛び出したりフレームから外方へ突出することがないと
いう効果がある。
【0082】請求項7においては、搬送ローラのローラ
パイプの内径より若干大きく形成した口径を有し、か
つ、先端方向を前記ローラパイプの内径より若干小さく
形成して斜状に形成した挿入テーパー部を設けてなる硬
質合成樹脂製の外輪嵌合環を、ローラ軸受の外輪に嵌合
固定してなるものであるから、ローラ軸受がローラパイ
プにしっかりと取り付け固定されるという効果がある。
パイプの内径より若干大きく形成した口径を有し、か
つ、先端方向を前記ローラパイプの内径より若干小さく
形成して斜状に形成した挿入テーパー部を設けてなる硬
質合成樹脂製の外輪嵌合環を、ローラ軸受の外輪に嵌合
固定してなるものであるから、ローラ軸受がローラパイ
プにしっかりと取り付け固定されるという効果がある。
【0083】請求項8においては、搬送ローラの両端に
設けたローラ軸受の内輪兼用軸内に補強用シャフトを挿
入して設けたものであるから、コンベヤに列設された搬
送ローラに、大きな重量を有する物品や、金属や鉱物等
からなる硬質な物品がスピードを付けて投入され、高荷
重が掛かったり相当激しい衝撃が加わっても、内輪兼用
軸が補強用シャフトにより支えられており、搬送ローラ
が高荷重や衝撃にも耐えられるという効果がある。
設けたローラ軸受の内輪兼用軸内に補強用シャフトを挿
入して設けたものであるから、コンベヤに列設された搬
送ローラに、大きな重量を有する物品や、金属や鉱物等
からなる硬質な物品がスピードを付けて投入され、高荷
重が掛かったり相当激しい衝撃が加わっても、内輪兼用
軸が補強用シャフトにより支えられており、搬送ローラ
が高荷重や衝撃にも耐えられるという効果がある。
【0084】請求項9においては、一定の長さに形成し
たフレームに一定間隔に切欠してなる軸受部を設けて該
フレームを対置し、次に、搬送ローラの両端方向に設け
たローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼用軸を
ローラ軸受に一体に設け、前記内輪兼用軸の先端方向に
嵌合溝を刻切し前記軸受部の軸受凹部の上側縁を前記嵌
合溝に挿入係止し、前記ローラ軸受の内輪兼用軸を前記
軸受部に嵌合し軸支して架橋し、軸押付体をフレームの
軸受部に挿入し該軸押付体を内輪兼用軸に当接して前記
対置したフレームの間に多数の搬送ローラを列設して組
み立てるものであるから、必要に応じて一定の長さに形
成したフムームを順次に連結すれば、任意に希望する長
さと希望するピッチ間隔で搬送ローラを架橋してなるロ
ーラコンベヤが容易に組み立てられると共に、内輪兼用
軸を軸受部に押さえ付ける軸押付体がフレームに一体に
固定されているから、搬送ローラが外れる等の恐れがな
くコンベヤの組立か少ない部品により従来のコンベヤに
比較して簡単に組み立てられるという効果がある。
たフレームに一定間隔に切欠してなる軸受部を設けて該
フレームを対置し、次に、搬送ローラの両端方向に設け
たローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼用軸を
ローラ軸受に一体に設け、前記内輪兼用軸の先端方向に
嵌合溝を刻切し前記軸受部の軸受凹部の上側縁を前記嵌
合溝に挿入係止し、前記ローラ軸受の内輪兼用軸を前記
軸受部に嵌合し軸支して架橋し、軸押付体をフレームの
軸受部に挿入し該軸押付体を内輪兼用軸に当接して前記
対置したフレームの間に多数の搬送ローラを列設して組
み立てるものであるから、必要に応じて一定の長さに形
成したフムームを順次に連結すれば、任意に希望する長
さと希望するピッチ間隔で搬送ローラを架橋してなるロ
ーラコンベヤが容易に組み立てられると共に、内輪兼用
軸を軸受部に押さえ付ける軸押付体がフレームに一体に
固定されているから、搬送ローラが外れる等の恐れがな
くコンベヤの組立か少ない部品により従来のコンベヤに
比較して簡単に組み立てられるという効果がある。
【0085】請求項10においては、一定の長さに形成
したフレームに一定間隔に軸受部を設け、該軸受部のフ
レームの一部を凹設して反対方向へ突出した軸抜止帯体
を設け該軸抜止帯体の上下側辺に沿って切欠して挿入孔
と軸受凹部とを設けてなるフレームを対置し、次に、搬
送ローラの両端方向に設けたローラ軸受の内輪を外方へ
突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設け、前
記内輪兼用軸の先端方向に嵌合溝を刻切し前記軸受部の
軸受凹部の上側縁を前記嵌合溝に挿入係止して前記内輪
兼用軸を前記軸受部に嵌合し軸支して架橋し、軸押付体
をフレームの挿入孔から軸受部に挿入し該軸押付体を内
輪兼用軸に当接して前記対置したフレームの間に多数の
搬送ローラを列設して組み立てるものであるから、対置
したフレームに一定間隔に凹設した軸受部が設けられて
なり、搬送ローラに固定した内輪兼用軸が、前記軸受部
に嵌合して軸支し架橋されてなり、かつ、内輪兼用軸は
両側方向から軸抜止帯体により挾み付けられて、軸押付
体が上側面から内輪兼用軸に当接して組み立てられてい
るので対置したフレームの間に多数の搬送ローラのしっ
かりと取り付け固定されてなるローラコンベヤの組立が
簡単にできるという効果がある。
したフレームに一定間隔に軸受部を設け、該軸受部のフ
レームの一部を凹設して反対方向へ突出した軸抜止帯体
を設け該軸抜止帯体の上下側辺に沿って切欠して挿入孔
と軸受凹部とを設けてなるフレームを対置し、次に、搬
送ローラの両端方向に設けたローラ軸受の内輪を外方へ
突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設け、前
記内輪兼用軸の先端方向に嵌合溝を刻切し前記軸受部の
軸受凹部の上側縁を前記嵌合溝に挿入係止して前記内輪
兼用軸を前記軸受部に嵌合し軸支して架橋し、軸押付体
をフレームの挿入孔から軸受部に挿入し該軸押付体を内
輪兼用軸に当接して前記対置したフレームの間に多数の
搬送ローラを列設して組み立てるものであるから、対置
したフレームに一定間隔に凹設した軸受部が設けられて
なり、搬送ローラに固定した内輪兼用軸が、前記軸受部
に嵌合して軸支し架橋されてなり、かつ、内輪兼用軸は
両側方向から軸抜止帯体により挾み付けられて、軸押付
体が上側面から内輪兼用軸に当接して組み立てられてい
るので対置したフレームの間に多数の搬送ローラのしっ
かりと取り付け固定されてなるローラコンベヤの組立が
簡単にできるという効果がある。
【図1】本発明のコンベヤの組立状態を示す一部断面の
正面図である。
正面図である。
【図2】本発明の要部の拡大断面図である。
【図3】本発明のフレームの斜視図である。
【図4】本発明の軸押付板の斜視図である。
【図5】本発明のフレームの斜視図である。
【図6】本発明の軸押付板の斜視図である。
【図7】本発明のフレームの斜視図である。
【図8】本発明の軸押付板の斜視図である。
【図9】本発明のフレームの斜視図である。
【図10】本発明の軸押付板の斜視図である。
【図11】本発明の要部の拡大断面図である。
【図12】本発明のコンベヤの他の実施例の組立状態を
示す一部断面の正面図である。
示す一部断面の正面図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す内輪兼用軸の外形
形状を示す正面図である。
形状を示す正面図である。
【図14】本発明の他の実施例を示すフレームの軸受部
の要部の正面図である。
の要部の正面図である。
【図15】従来のローラコンベヤの組立状態を示す一部
断面の正面図である。
断面の正面図である。
1 コンベヤ 2 搬送ローラ 3 ローラパイプ 4 ローラ軸受 5 外輪 6 内輪 7 ボール 8 内輪兼用軸 9 外輪嵌合環 10 挿入テーパー部 11 嵌合溝 12 フレーム 13 軸受部 14 フレーム上側辺 15 フレーム下側辺 16 軸受凹部 17 軸押付体 18 軸載置部 19 軸抜止帯体 20 挿入孔 21 ビス 22 連結ボルト孔 23 フレームの底辺固定金具 24 固定用取付孔 25 補強用シャフト 26 軸 27 固定用ピン
Claims (11)
- 【請求項1】 対置したフレームの間にローラ軸受を両
端に設けた多数の搬送ローラを列設してなるコンベヤに
おいて、ローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼
用軸をローラ軸受に一体に設け、フレームに一定間隔に
軸受部を設け該軸受部に前記ローラ軸受の内輪兼用軸を
嵌合し軸支して架橋し、軸押付体の先端方向をフレーム
に貫通せしめて前記軸受部に嵌合してなる内輪兼用軸の
上側面に当接してなることを特徴とするコンベヤ。 - 【請求項2】 対置したフレームの間にローラ軸受を両
端に設けた多数の搬送ローラを列設してなるコンベヤに
おいて、ローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼
用軸をローラ軸受に一体に設け、前記ローラ軸受の内輪
兼用軸の外形を断面四角形、五角形、六角形、その他任
意の多角形に形成し、フレームに一定間隔に切欠してな
る軸受部を設け該軸受部を前記内輪兼用軸の外形と同一
形状の多角形に形成し、該軸受部にローラ軸受の内輪兼
用軸を嵌合し軸支して架橋し、軸押付体の先端方向を軸
受部に貫通せしめて前記軸受部に嵌合してなる内輪兼用
軸の上側面に当接してなることを特徴とするコンベヤ。 - 【請求項3】 対置したフレームの間にローラ軸受を両
端に設けた多数の搬送ローラを列設してなるコンベヤに
おいて、ローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼
用軸をローラ軸受に一体に設け、フレームに一定間隔に
切欠してなる軸受部を設け、該軸受部に前記ローラ軸受
の内輪兼用軸を該軸受部に嵌合し軸支して架橋し、断面
略コ字状に形成した軸押付体を前記軸受部に嵌合し軸押
付体の先端方向を内輪兼用軸の上側面に当接し、該内輪
兼用軸を前記軸押付体に設けた軸載置部に載置してなる
ことを特徴とするコンベヤ。 - 【請求項4】 対置したフレームの間にローラ軸受を両
端に設けた多数の搬送ローラを列設してなるコンベヤに
おいて、ローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼
用軸をローラ軸受に一体に設け、フレームに一定間隔に
軸受部を設け、該軸受部のフレームの一部を凹設して反
対方向へ突設した軸抜止帯体を設け該軸抜止帯体の上下
側辺に沿って切欠した挿入孔と軸受凹部とを設けて前記
ローラ軸受の内輪兼用軸を該軸受部に嵌合し軸支して架
橋し、軸押付体の先端方向を挿入孔に貫通せしめ前記軸
受部に嵌合してなる内輪兼用軸の上側面に当接してなる
ことを特徴とするコンベヤ。 - 【請求項5】 ローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて
内輪兼用軸をローラ軸受に一体に設け該内輪兼用軸の先
端方向に嵌合溝を刻切し、フレームに一定間隔に設けた
軸受部の軸受凹部の上側縁を前記内輪兼用軸の嵌合溝に
挿入係止して内輪兼用軸を軸受部に嵌合し軸支して架橋
してなる請求項1乃至4のコンベヤ。 - 【請求項6】 対置したフレームを一定の長さに形成
し、フレームに一定間隔に設けてなる軸受部にローラ軸
受の内輪兼用軸を嵌合し軸支して架橋し、軸押付体をフ
レームに設けた軸受部に挿入して内輪兼用軸の上側面に
当接し、前記軸押付体をフレームに一体に固定してなる
請求項1乃至5のコンベヤ。 - 【請求項7】 搬送ローラのローラパイプの内径より若
干大きく形成した口径を有し、かつ、先端方向を前記ロ
ーラパイプの内径より若干小さく形成して斜状に形成し
た挿入テーパー部を設けてなる硬質合成樹脂製の外輪嵌
合環をローラ軸受の外輪に嵌合固定してなる請求項1乃
至6のコンベヤ。 - 【請求項8】 搬送ローラの両端に設けたローラ軸受の
内輪兼用軸内に補強用シャフトを挿入して設けてなる請
求項1乃至7のコンベヤ。 - 【請求項9】 一定の長さに形成したフレームに一定間
隔に切欠してなる軸受部を設けて該フレームを対置し、
次に、搬送ローラの両端方向に設けたローラ軸受の内輪
を外方へ突出せしめて内輪兼用軸をローラ軸受に一体に
設け、前記内輪兼用軸の先端方向に嵌合溝を刻切し前記
軸受部の軸受凹部の上側縁を前記嵌合溝に挿入係止し、
前記ローラ軸受の内輪兼用軸を前記軸受部に嵌合し軸支
して架橋し、軸押付体をフレームの軸受部に挿入し該軸
押付体を内輪兼用軸に当接して前記対置したフレームの
間に多数の搬送ローラを列設して組み立てることを特徴
とするコンベヤの組立方法。 - 【請求項10】 一定の長さに形成したフレームに一定
間隔に軸受部を設け、該軸受部のフレームの一部を凹設
して反対方向へ突出した軸抜止帯体を設け該軸抜止帯体
の上下側辺に沿って切欠して挿入孔と軸受凹部とを設け
てなるフレームを対置し、次に、搬送ローラの両端方向
に設けたローラ軸受の内輪を外方へ突出せしめて内輪兼
用軸をローラ軸受に一体に設け、前記内輪兼用軸の先端
方向に嵌合溝を刻切し前記軸受部の軸受凹部の上側縁を
前記嵌合溝に挿入係止して前記内輪兼用軸を前記軸受部
に嵌合し軸支して架橋し、軸押付体をフレームの挿入孔
から軸受部に挿入し該軸押付体を内輪兼用軸に当接して
前記対置したフレームの間に多数の搬送ローラを列設し
て組み立てることを特徴とするコンベヤの組立方法。 - 【請求項11】 搬送ローラのローラパイプの内径より
若干大きく形成した口径を有し、かつ、先端方向を前記
ローラパイプの内径より若干小さく形成して斜状に形成
した挿入テーパー部を設けてなる硬質合成樹脂製の外輪
嵌合環をローラ軸受の外輪に嵌合固定する請求項9乃至
10のコンベヤの組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10333450A JP2000142950A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | コンベヤとその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10333450A JP2000142950A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | コンベヤとその組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000142950A true JP2000142950A (ja) | 2000-05-23 |
JP2000142950A5 JP2000142950A5 (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=18266236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10333450A Pending JP2000142950A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | コンベヤとその組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000142950A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002338021A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Ito Denki Kk | ローラコンベアにおけるモータローラの取付構造 |
JP2021504270A (ja) * | 2017-11-30 | 2021-02-15 | ヂウズ ホールディング ビーブイ | パウチに包装された医薬品を積み重ね解除して散開させるための装置 |
-
1998
- 1998-11-09 JP JP10333450A patent/JP2000142950A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002338021A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Ito Denki Kk | ローラコンベアにおけるモータローラの取付構造 |
JP2021504270A (ja) * | 2017-11-30 | 2021-02-15 | ヂウズ ホールディング ビーブイ | パウチに包装された医薬品を積み重ね解除して散開させるための装置 |
JP7337392B2 (ja) | 2017-11-30 | 2023-09-04 | ヂウズ ホールディング ビーブイ | パウチに包装された医薬品を積み重ね解除して散開させるための装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |