JP2000142631A - カードの集積整列装置 - Google Patents

カードの集積整列装置

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JP2000142631A
JP2000142631A JP10320744A JP32074498A JP2000142631A JP 2000142631 A JP2000142631 A JP 2000142631A JP 10320744 A JP10320744 A JP 10320744A JP 32074498 A JP32074498 A JP 32074498A JP 2000142631 A JP2000142631 A JP 2000142631A
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JP
Japan
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bucket
cards
stopper
chuck
card
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JP10320744A
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English (en)
Inventor
Takeshi Munemura
猛 宗村
Koichi Mifune
孝一 三舩
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの集積から整列までを短時間で行え、
集積包装機の高速化に好適したカードの集積整列装置を
提供する。 【解決手段】 カードの集積整列装置は、ベルトコンベ
ア20から送出されたカードを受取り位置にあるバケッ
ト内にて集積するバケットコンベア28と、受取り位置
の次の受渡し位置に配置可能なストッパ付きチャック5
6とを備えており、ストッパ付きチャック56は、受渡
し位置にバケットが集積カードとともに移送されたと
き、そのバケット内の集積カードを当接させ、その集積
カードの個々のカードを移送方向に揃えるフロントスト
ッパ60と、集積カードを両側から挟み、その集積カー
ドの個々のカードを移送方向と直交する方向に揃える開
閉可能な一対のチャックプレート62とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
等のカードを集積した集積カードを集積包装機にて上包
み包装する上で好適したカードの集積整列装置に関す
る。
【0002】
【関連する背景技術】この種のカードの集積包装機にあ
っては、ホッパから搬送経路上に送出されたプリペイド
カード等のカードが搬送経路の終端から間欠的に集積容
器内に投入され、この集積容器内にて先ず集積される。
ここで、集積容器内へのカードの投入を確実になすため
には、集積容器はカードの寸法よりも十分に大きくなけ
ればならない。それ故、集積容器内での個々のカードは
その四辺が揃わず、乱れた状態で集積される。
【0003】このため、この種の集積包装機にあって
は、集積容器内にてカードを集積した後、その集積カー
ド内の個々のカードを揃えて整列させるための整列機構
が別に必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、集積カ
ードの整列をその集積容器内にて行うには集積容器の構
成が複雑となるばかりでなく、その整列中には、カード
の集積を行うことができない。このため、カードの集積
から整列までに時間がかかり、集積包装機の高速化を阻
害する大きな要因となっている。
【0005】また、整列後、集積カードを集積包装機の
包装ラインに向けて移送する際、集積カードの拘束が解
除されていると、この種のカードはその表裏が非常に円
滑であるため、その移送中、集積カードにおける最上位
のカードが横滑りし、その整列が乱れてしまう。このよ
うな整列の乱れは、この後の上包み包装の見栄えを悪く
するばかりでなく、また、その上包み包装自体を不能に
してしまう。
【0006】なお、特開平10-218125号公報は、包装フ
ィルムに向けて集積カードが押し出される際、その集積
カードの整列の乱れを防止する手段を開示している。し
かしながら、前記公報は集積カードの具体的な整列や、
包装ラインへの移送中、その整列の乱れを防止する点に
関して開示していない。本発明は上述の事情に基づきな
されたもので、その目的とするところは、カードの集積
から整列までを短時間で行え、しかも、集積包装機の包
装ラインに向けて、その整列を乱すことなく集積カード
を高速で供給でき、集積包装機の高速化に大きく寄与す
るカードの集積整列装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のカードの集積整
列装置(請求項1)は、カードの搬送経路の終端近傍に
この搬送経路と直交して配置されたバケットコンベアを
備えており、このバケットコンベアの各バケットは前後
の板部材から構成されている。そして、集積整列装置
は、搬送経路の終端に対して離間対向して配置されたサ
イドストッパを備えており、このサイドストッパは搬送
経路の終端との間にて、バケットの移送経路を挟み、搬
送経路の終端前方の受取り位置に各バケットが移送され
たとき、サイドストッパはそのバケットの側板となり、
これにより、搬送経路の終端から送出されるカードを受
止め、このカードをバケット内にて集積させる。
【0008】更に、集積整列装置は、バケットの移送方
向でみて受取り位置の前方に隣接した受渡し位置に配置
可能なストッパ付きチャックを備えている。このストッ
パ付きチャックは、バケットの移動を許容して設けら
れ、バケットが受渡し位置に移送されたとき、バケット
の後側の板部材との間にて、そのバケット内の集積カー
ドを挟持し,この集積カード内の個々のカードをバケッ
トの移送方向に揃えるフロントストッパと、バケットの
移送経路の両側に開閉可能にして設けられ、閉じたとき
に集積カード内の個々のカードを、移送経路の幅方向に
揃え、その集積カードを挟持する一対のチャックプレー
トと含んでいる。
【0009】上述のカードの集積整列装置によれば、受
取り位置にて、バケット内に集積されたカード、つま
り、集積カードはそのバケットが受取り位置から受渡し
位置に移送されたとき、ストッパ付きチャックの一対の
チャックプレート間に進入し、そして、個々のカードが
そのフロントストッパとバケットの後側の板部材との間
にて挟持されることより、その移送方向に揃えられる。
この後、一対のチャックプレートが閉じられると、これ
らチャックプレートは、集積カード内の個々のカードを
両側から挟み、前記移送方向と直交する方向、即ち、バ
ケットの移送経路の幅方向に揃える。この後、このよう
にして整列された集積カードはストッパ付きチャックに
保持されて状態で、包装ラインに向けて供給可能とな
る。
【0010】好ましくは、バケットはバケットコンベア
の移送経路でみて、その両側にカードを突出させて集積
し、そして、ストッパ付きチャックは、バケットからの
集積カードの突出部分を下方から支持する一対の底壁を
更に有している(請求項2)。この場合、ストッパ付き
チャックの一対の底壁は、バケットが受渡し位置に移送
される過程にて、集積カードの突出部分を下方から支持
できる。このことは、受渡し位置にて、バケットの前側
の板部材による集積カードの支持を不要とし、バケット
コンベアの小形化に役立つ。
【0011】更に、ストッパ付きチャックは旋回運動可
能に支持されているのが好ましく(請求項3)、この場
合、ストッパ付きチャックはその旋回運動により、整列
後の集積カードの向きを任意の向きに変更でき、包装ラ
インのレイアウトを容易にする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はカード集積包装機内でのカ
ードの集積から、その上包み包装までの一連の流れを概
略的に示している。カード集積包装機は先ず、繰出し装
置2を備えている。繰出し装置2は一列に配置された複
数のホッパ3を備え、1つのホッパ3からカードCを1
枚ずつ繰り出し可能となっている。つまり、ホッパ列は
ホッパ3の配列方向に移動可能であり、選択された1つ
のホッパ3がカード繰出し位置に位置付けられるように
なっている。
【0013】繰出し装置2から繰り出されたカードCは
集積整列装置4に供給され、この集積整列装置4にて、
所定枚数毎に先ず集積され、そして、集積されたカー
ド、即ち、集積カードSはその個々のカードが整列され
た後、包装ライン6の始端近傍に規定された押込み位置
に供給される。集積整列装置4の詳細に関しては後述す
る。
【0014】包装ライン6はその始端にターレット8を
備え、ターレット8と前記押込み位置との間に包装フィ
ルムFの垂下ラインが確保されている。包装フィルムF
はフィルムロールFRから垂下ラインに繰り出されたフ
ィルムウエブFWを所定の長さに切断して得られる。な
お、フィルムウエブFWの繰出し中、フィルムウエブF
WにはティアテープTが貼り付けられるようになってお
り、ティアテープTはテープロールTRから繰り出され
る。
【0015】集積カードSは包装フィルムFとともにタ
ーレット8のポケットに押し込まれ、この際、包装フィ
ルムFは集積カードSの回りに胴折りされる。この後、
ターレット8の回転に伴い、包装フィルムFの胴フラッ
プ折り及び胴シールを経て、集積カードSは包装フィル
ムFに筒状に包み込まれ、ターレット8のポケットから
包装ラインの耳折りセクションに排出される。耳折りセ
クション内を移送される過程にて、包装フィルムFの左
右の耳折りを経てサイドシールが実施され、包装フィル
ムFによる集積カードSの包装が完了し、包装品Hが得
られる。
【0016】この後、包装品HにはラベルLが貼り付け
られ、そして、包装品Hはこれら包装品Hを積層状態に
して移送する排出セクション10に排出される。なお、
ラベルLは、ラベルロールLRから繰り出されるラベル
ウエブLWを所定の長さに切断して得られ、ラベルウエ
ブLWの繰出し経路中には、ラベルウエブLWに所定の
情報を印刷するプリンタ12が配置されている。
【0017】図2を参照すると、前述の集積整列装置4
が具体的に示されいる。集積整列装置4はベルトコンベ
ア20を備えており、このベルトコンベア20は繰出し
装置2におけるカード繰出し位置の近傍から前述の包装
ライン6と平行に延びている。ベルトコンベア20はそ
の始端にて、ホッパ3から1枚ずつ繰り出されたカード
Cを受け取り、そして、受け取ったカードCをその終端
に向けて搬送する。つまり、ベルトコンベア20はカー
ドCを間欠的に搬送する搬送経路を構成している。具体
的には、ベルトコンベア20は互いに平行な2本のベル
ト22を有し、これらベルト22の走行に伴い、受け取
ったカードCを図2中矢印Xの搬送方向に間欠的に搬送
する。ここで、カードCはその長辺が搬送方向Xに沿う
向きにして搬送される。
【0018】ベルトコンベア20の直上には、複数のガ
イドローラ(図4の参照符号24を参照)が配置されて
おり、これらガイドローラはベルトコンベア20上から
のカードCの飛び出しを防止する。また、図2中、繰出
し装置2の具体的なカードの繰出し機構は省略されてい
るが、ベルトコンベア20はその繰出し装置2から動力
を受けて一方向に駆動される。
【0019】ベルトコンベア20の終端部にはそのベル
ト22間の上方に位置して反射型の光電センサからなる
カウンタ26が配置されており、このカウンタ26はそ
の下方を通過するカードCを計数する。なお、カウンタ
26には、反射型光電センサに代えて透過型光電センサ
を使用することも可能である。ベルトコンベア20の終
端部近傍にはバケットコンベア28が配置されており、
このバケットコンベア28はベルトコンベア20と直交
する方向に延びている。図3を参照すればより明らかな
ように、バケットコンベア28はその前後に左右一対ず
つの駆動スプロケット30及び従動スプロケット32を
備え、これら駆動スプロケット30と従動スプロケット
32との間には無端状チェーン34がそれぞれ掛け回さ
れている。
【0020】バケットコンベア28は例えば6個のバケ
ットを備えており、各バケットは前後の板部材36F
36Rから構成されている。各バケットの板部材36F
36Rは互いに向き合うL字状をなし、その下面が取付
板38にそれぞれ取り付けられている。各取付板38は
左右のチェーン34に跨って延び、これらチェーン34
に連結されている。
【0021】駆動スプロット30には同軸にして歯付き
プーリ40が取り付けられており、この歯付きプーリ4
0はタイミングベルト44を介して駆動プーリ42に接
続されている。駆動プーリ42はモータ46の出力軸に
取り付けられており、モータ46はバケットコンベア2
8よりも下方に配置されている。サーボモータ46が駆
動されると、各バケット、即ち、これらの板部材3
F,36Rは図2中の矢印Yの移送方向に移動される。
【0022】今、バケットコンベア28が図3に示す状
態にあるとき、ベルトコンベア20の終端前方に規定さ
れた受取り位置に1つのバケットが配置されている。こ
の受取り位置にあるバケットはその前後の板部材3
F,36Rが同一の水平面上にあり、そして、ベルトコ
ンベア20の両側に離間して位置付けられている。ここ
で、前後の板部材36F,36Rの間隔は、ベルトコンベ
ア20上を搬送されるカードCの幅よりも所定のマージ
ンを存して広く確保されており、そして、移送方向Yと
直交する方向でみた板部材36の幅は、カードCの長辺
の長さよりも狭くなっている。
【0023】また、図4に示されているように受取り位
置にあるバケットの板部材36F,36Rはその取付板3
8が左右のガイドレール48に案内され、これら板部材
36の前後且つ左右の傾動が防止されている。これらガ
イドレール48はチェーン34の外側に位置し、駆動ス
プロケット30と従動スプロケット32と間にて水平に
延びている。なお、ガイドレール48は取付部材を介し
てバケットコンベア28のフレーム50にそれぞれ固定
されている。
【0024】バケットの移送方向でみて、受取り位置の
直前方に隣接した受渡し位置にあるバケットに関し、そ
の後側の板部材36Rは、受取り位置にあるバケットの
前側の板部材36Fと同一の水平面上に位置し且つ隣接
しており、そして、その前側の板部材36Fは駆動スプ
ロット30の円周上に進んで反転姿勢となっており、前
記水平面よりも下方に位置付けられている。
【0025】また、同様に、受取り位置にあるバケット
よりも直後方にあるバケットにあっては、その前側の板
部材36Fが受取り位置にあるバケットの後側の板部材
36Rと同一の水平面上に位置して隣接し、そして、そ
の後側の板部材36Rはまだ従動スプロケット32の円
周上にあって、前記水平面よりも下方に位置付けられて
いる。
【0026】ベルトコンベア20の前方には、バケット
コンベア28を挟むようにして板状のサイドストッパ5
2が配置されており、このサイドストッパ52は図4か
ら明らかなようにフレーム50に取り付けられている。
受取り位置にバケットが位置付けられているとき、サイ
ドストッパ52はそのバケットの一方の側板を構成し、
その高さはバケットよりも十分に高く確保されている。
更に、ベルトコンベア20の終端には、受取り位置にあ
るバケットの他方の側板となるサイドストッパ54も配
置されているが、このサイドストッパ54の上縁はベル
トコンベア20の搬送面よりも下方に位置付けられてい
る。
【0027】従って、図5から明らかなように受取り位
置にバケットが位置付けられたとき、そのバケットは左
右のサイドストッパ52,54と協働して、カードCの
集積容器を形成する。このような状態で、ベルトコンベ
ア20の終端からカードCが送出されると、カードCは
バケットに受け取られ、このバケット内にて所定の枚数
のカードCが上下に集積される。なお、バケット内での
カードの集積枚数は前述したカウンタ26により計数さ
れる。
【0028】カードCの集積に関してより具体的に説明
すると、ベルトコンベア20の終端からカードCが高速
で飛び出しても、そのカードCは前方のサイドストッパ
52に受止められ、また、サイドストッパ52からカー
ドCが大きく跳ね返っても、その跳ね返りは他方のサイ
ドストッパ54により受け止められる。この結果、ベル
トコンベア20の終端から1枚ずつ送出されるカードC
はバケット内にて確実に集積され、バケット内にて集積
カードSが形成される。ここで、バケットの集積空間は
横断面でみてカードCの大きさよりも広く、しかも、カ
ードCの表裏は非常に平滑であるから、バケット内にて
カードCは横滑りし、個々のカードCの集積は乱れた状
態にあり、そして、バケットコンベア28の移送経路で
みて、その集積カードSの両側部分はバケットから突出
した状態にある。
【0029】再度、図2及び図3を参照すれば、バケッ
トの移送方向でみて受取り位置の直前方の受渡し位置に
はストッパ付きチャック56が配置されており、このス
トッパ付きチャック56の詳細は図6に示されている。
ストッパ付きチャック56は左右一対のストッパブロッ
ク58(図6には一方のみを図示)を備え、これらスト
ッパブロック58はバケットコンベア28の両側、つま
り、その板部材36の移送経路の両側に配置されてい
る。これらストッパブロック58はバケットの移送方向
に対して対面する垂直面を有し、この垂直面がフロント
ストッパ60として形成されている。
【0030】各ストッパブロック58は一対のチャック
プレート62の内面にそれぞれ取り付けられている。よ
り詳しくは、これらチャックプレート62はバケットの
移送方向とは反対方向に向いたブーツ形状をなし、板部
材36の移送経路を挟み、互いに平行に配置されてい
る。そして、前述のストッパブロック58は対応するチ
ャックプレート62の踵部分に上下一対の取付ねじ64
を介して連結されており、これら取付ねじ64はチャッ
クプレート62に形成した長孔66を通じてストッパブ
ロック58にねじ込まれている。これら長孔66はバケ
ットの移送方向に延び、これにより、ストッパブロック
58の取付位置、即ち、その移送方向のフロントストッ
パ60の位置を調整することができる。具体的には、受
渡し位置にあるバケットの後側の板部材36Rとフロン
トストッパ64との間の間隔はカードCの短辺の長さに
一致すべく、フロントストッパ60の位置が調整されて
いる。
【0031】各チャックプレート62の下縁は内側に折
曲されて底壁部分67を形成しており、この底壁部分6
7はチャックプレート62の爪先からストッパブロック
58まで延びている。これら左右の底壁部分67は受取
り位置にあるバケットの底面と同一の高さレベルに位置
付けられている。更に、各チャックプレート62の上部
には可動ブレート68が内側から取り付けられており、
これら可動プレート68はチャックシリンダ70の左右
のピストンロッドにそれぞれ連結されている。ここで、
チャックシリンダ70が作動されると、その左右のピス
トンロッドは同時に伸張又は収縮し、これに伴い、一対
のチャックプレート62は互いに接離し、ストッパ付き
チャック56の開閉がなされる。なお、チャックシリン
ダ68のための空圧制御回路は省略されている。
【0032】更にまた、各チャックプレート62の内面
にはストッパロッド71が水平にしてそれぞれねじ込ま
れており、これらストッパロッド71はストッパブロッ
ク58の上方に位置し、且つ、互いに同一線上に配置さ
れている。図6に示すようにストッパ付きチャック56
が開かれているとき、左右のストッパロッド71間には
所定の間隔が確保されており、そして、ストッパ付きチ
ャック56が閉じられたとき、左右のストッパロッド7
1は互いに当接する。つまり、ストッパ付きチャック5
6が閉じたとき、左右のチャックプレート62間には、
カードCの長辺の長さに相当する間隔が確保される。な
お、この間隔は左右のストッパロッド71のねじ込み量
により調整可能である。
【0033】図3から明らかなようにチャックシリンダ
70はサポート部材73の一端に支持されており、この
サポート部材73はバケットコンベア28の移送方向に
延びている。サポート部材73の下面には、エアシリン
ダからなるプッシャシリンダ74が取り付けられてお
り、このプッシャシリンダ74のピストンロッドはスト
ッパ付きチャック56における左右のチャックプレート
62間に向けて突出し、その先端にプッシャ76が取り
付けられている。
【0034】更に、サポート部材73の他端にはブラケ
ット78が側方に突設されており、このブラケット78
にロータリシリンダ80から延びる垂直な出力軸82が
連結されている。ロータリシリンダ80はプッシャシリ
ンダ74の下方に位置し、架台84を介して支持されて
いる。ロータリシリンダ80の駆動に伴い、その出力軸
82が回動されると、ストッパ付きチッャク56はサポ
ート部材73を介し、出力軸82を中心として旋回運動
(図2中の矢印Z)し、この旋回運動により、ストッパ
付きチャック56は受渡し位置と前述した押込み位置
(図1参照)との間にて往復移動することができる。な
お、図中、プッシャシリンダ74及びロータリシリンダ
80のための空圧制御回路もまた省略されている。
【0035】図2及び図3に示されているように、スト
ッパ付きチャック56が受渡し位置にあるとき、その左
右のチャックプレート62は開いた状態にある。このよ
うな状態で、受取り位置のバケットに対し、そのカード
Cの集積が完了すると、そのバケットは受取り位置から
受渡し位置に向けて移送される。この移送に伴い、その
内部の集積カードSはバケットの後側の板部材36R
り押し出され、受渡し位置に向けて移動する。この際、
そのバケットの前側の板部材36 Fがストッパ付きチッ
ャク56の左右のチャックプレート62間に進入する
と、移送方向でみてバケットから突出した集積カードS
の両側部分はチャックプレート62の底壁部分67上に
支持される。それ故、バケットの移動が更に進み、その
前側の板部材36Fが駆動スプロケット30の円弧上に
進み下方に反転しても、つまり、前側の板部材36F
よる集積カードSの支持が無くなっても、集積カードS
は後側の板部材36Rと左右のチャックプレート62の
底壁部分67とにより支持され、そして、これら底部分
67上を摺動しながら移送される。この結果、バケット
コンベア28の長さは短くて済み、その小形を図ること
ができる。
【0036】バケットが受渡し位置に位置付けられる
と、その後側の板部材36Rとチャックプレート62の
フロントストッパ60との間の距離は、カードCの短辺
の長さに等しいので、図6に示されるように集積カード
S内の個々のカードCは板部材36Rとフロントストッ
パ60との間にて挟持されることになり、この結果、集
積カードS内の個々のカードCはその移送方向に揃えら
れる。
【0037】バケットが受取り位置から受渡し位置に移
動すると、次の空のバケットが受取り位置に位置付けら
れ、そのバケット内にカードCが新たに集積される。つ
まり、受取り位置から受渡し位置へのバケットの移動
は、前述のベルトコンベア20の終端からのカードCの
送出間隔にて実施される。この後、ストッパ付きチャッ
ク56のチャックシリンダ70が作動され、その左右の
チャックプレート62が閉じられると、これらチャック
プレート62により集積カードS内の個々のカードSが
両側から挟み付けられ、これにより、集積カードS内の
個々のカードCはその移送方向と直交する方向にも揃え
られ、この時点で、集積カーSの整列が完了する。
【0038】集積カードSの整列が完了すると、ロータ
リシリンダ80が駆動され、ストッパ付きチャック56
は集積カードSを挟持したまま、受渡し位置から旋回運
動し、前述の押込み位置に移送される。この際、集積カ
ードSは左右のチャックプレート62の底壁部材67上
に支持されているので、その供給は安定して行われる。
【0039】この後、プッシャシリンダ74のピストン
ロッドが伸張され、その先端のプッシャ76は集積カー
ドSを包装フィルムFとともにターレット8のポケット
に押し込むことで、前述した包装フィルムFの胴折りが
実施される。ここで、集積カードSが包装フィルムFに
接触するまで、ストッパ付きチャック56はそのチャッ
クプレート62を閉じており、この後、チャックプレー
ト62が開かれる。それ故、集積カードSの押込み過程
にて、その整列が乱れることはない。
【0040】この後、ストッパ付きチャック56は押込
み位置から受渡し位置に旋回して復帰し、また、プッシ
ャシリンダ74のピストンロッドの収縮を受け、プッシ
ャ76は元の休止位置に復帰する。ストッパ付きチャッ
ク56における1往復の旋回運動は、受取り位置にある
次のバケットに対し、そのカードCの集積が完了するま
での間にて実施される。従って、上述の動作が繰り返さ
れることにより、集積カードSの整列から押込み位置へ
の移送が連続的に繰り返して実施される。
【0041】本発明は上述の一実施例に制約されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、ストッパ
付きチャック56におけるフロントストッパ及びバケッ
トの板部材は共に噛み合うような櫛歯状に形成すること
ができる。この場合、フロントストッパがバケットの移
送経路を横断して配置されていても、フロントストッパ
はバケットと干渉することなく、その通過を許容するこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカードの集
積整列装置(請求項1)によれば、カードの集積と、そ
の整列とを受取り位置及び受渡し位置にて並列に実施で
きるから、カードの集積から整列までのを短時間で行
え、カード集積包装機の高速化に貢献する。また、集積
カードの整列後、集積カードはストッパ付きチャックに
より挟持された状態にあるので、この後、整列後の集積
カードをカード集積包装機の包装ラインに向けて高速に
供給することができ、このこともカード集積包装機の高
速化に大きく貢献する。
【0043】ストッパ付きチャックに集積カードを支持
する底壁が備えられていれば(請求項2)、バケットコ
ンベアの小形化に大きく貢献する。更に、ストッパ付き
チャックが旋回運動可能であれば(請求項3)、整列後
の集積カードを任意の向きに向けることができ、集積整
列装置のレイアウト上の自由度が大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード集積包装機内でのカードの流れを示した
概略図である。
【図2】集積整列装置の概略平面図である。
【図3】集積整列装置の概略側面図である。
【図4】集積整列装置におけるバケットコンベアの横断
面図である。
【図5】受取り位置でのバケットの構成を示した斜視図
である。
【図6】受渡し位置でのバケットとストッパ付きチャッ
クのフロントストッパとの関係を示した斜視図である。
【符号の説明】
20 ベルトコンベア(搬送経路) 28 バケットコンベア 36 板部材 52 サイドストッパ 56 ストッパ付きチャック 60 フロントストッパ 62 チャックプレート 67 底壁部分 70 チャックシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E054 AA02 CA10 DD07 EA01 FA04 FA07 FE02 GA01 GA07 GB01 GC02 3E055 AA10 BA10 FA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードを間欠的に搬送する搬送経路と、 前記搬送経路の終端近傍に前記搬送経路と直交して配置
    され、各バケットが前後の板部材から構成されたバケッ
    トコンベアと、 前記搬送経路の終端との間にて前記バケットの移送経路
    を挟んで配置され、前記搬送経路の終端前方の受取り位
    置に各バケットが移送されたとき前記バケットの側板と
    なり、前記搬送経路の終端から送出されるカードを前記
    バケット内に集積すべく受け止めるサイドストッパと、 前記バケットの移送方向でみて前記受取り位置の前方に
    隣接した受渡し位置に配置可能なストッパ付きチャック
    とを具備し、 前記ストッパ付きチャックは、 前記バケットの移送を許容して設けられ、前記バケット
    が前記受渡し位置に移送されたとき、前記バケットの後
    側の板部材との間にて前記バケット内の集積カードを挟
    持し,この集積カード内の個々のカードを前記移送方向
    に揃えるフロントストッパと、 前記バケットの移送経路の両側に開閉可能にして設けら
    れ、閉じたときに前記集積カード内の個々のカードを前
    記移送経路の幅方向に揃えて前記集積カードを挟持する
    一対のチャックプレートと含むことを特徴とするカード
    の集積整列装置。
  2. 【請求項2】 前記バケットは前記移送経路の両側に前
    記カードを突出させた状態で集積し、 前記ストッパ付きチャックは、バケット両側からの前記
    集積カードの突出部分を下方から支持する一対の底壁を
    更に有することを特徴とする請求項1に記載のカードの
    集積整列装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパ付きチャックは、旋回運動
    可能に支持されていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のカードの集積整列装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015106554A1 (de) * 2015-04-28 2016-11-03 3S Pactec Gmbh Vorrichtung zum Verpacken von flächigen Produkten in Schachteln

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015106554A1 (de) * 2015-04-28 2016-11-03 3S Pactec Gmbh Vorrichtung zum Verpacken von flächigen Produkten in Schachteln

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