JP2000142580A - 駆動機械と直接駆動されるプロペラ・シャフトとを備えた舶用駆動装置 - Google Patents

駆動機械と直接駆動されるプロペラ・シャフトとを備えた舶用駆動装置

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JP2000142580A
JP2000142580A JP11295889A JP29588999A JP2000142580A JP 2000142580 A JP2000142580 A JP 2000142580A JP 11295889 A JP11295889 A JP 11295889A JP 29588999 A JP29588999 A JP 29588999A JP 2000142580 A JP2000142580 A JP 2000142580A
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flange
thrust
drive
bolt
propeller
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Wilhelm Schaefer
シェーフェル ヴィルヘルム
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A Friedrich Flender AG
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】経済的でカップリングを迅速に係合させまた係
合を解除することを可能とすること。 【解決手段】駆動機械と直接接続されたプロペラ・シャ
フトとより成っている。プロペラ中間シャフトと補助ス
ラスト・ベヤリングとに接続されている回転しないが軸
方向にフレキシブルなダイヤフラム・カップリングは遊
びのない接続部を形成していて、緊急駆動のさいは補助
スラスト・ベヤリングは、スラスト部材使用して駆動側
のフランジとスラスト・シャフトに押圧される。ダイヤ
フラム・カップリングのフランジ51、52のフランジ
穴に配置されている円錐形のボルト53を迅速に解除す
るため、案内装置60、61、62、63、64、65
が取り付けられており、円錐形ボルトは、止めナット5
4を解除した後、案内装置内で半径方向と軸方向に移動
可能に軸支されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動機械と、プロ
ペラを備えていて、該駆動機械と直接接続されたプロペ
ラ・シャフトとより成り、該プロペラ・シャフトのスラ
ストがスラスト・ベヤリングに支承されていて、カップ
リングを介して伝動装置と接続されるとともに、伝動装
置の歯車がプロペラ中間シャフトを包持していて、フレ
キシブルなカップリングを介してプロペラ中間シャフト
と接続される、選択的にジェネレータまたはモータとし
て駆動されるようにされた電気機械より成る付加駆動部
を備えた舶用駆動装置であって、伝動装置と駆動側のフ
ランジを備えた駆動機械との間にはスラスト・シャフト
上に遊びのない解除可能な接続部が配置されていて、船
舶の補助駆動または緊急駆動のさいに付勢することがで
きる前進スラスト部材と後進スラスト部材とを備えた補
助スラスト・ベヤリングと連結されるようになってお
り、減少したプロペラ・スラストが補助スラスト・ベヤ
リングを介して駆動機械に配置されたスラスト・ベヤリ
ングに導入され、またプロペラ中間シャフトと補助スラ
スト・ベヤリングとに接続されている回転しないが軸方
向にフレキシブルなダイアフラム・カップリングが遊び
のない形状のしっかりした接続部を形成していて、通常
の運転のさいは、補助スラスト・ベヤリングがスラスト
部材により駆動側のフランジとスラスト・シャフトとに
当接するよう構成されている舶用駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】当初に挙げた種類の舶用駆動装置は、D
E19623914A1号により知られている。この公
知の舶用駆動装置は、駆動機械と該駆動機械と直接接続
されていて、プロペラを備えたプロペラ・シャフトとか
ら構成されており、プロペラ・シャフトのスラストはス
ラスト・ベヤリングにより受け支えられている。補助的
な駆動と緊急のさいの駆動を行うために、公知の舶用駆
動装置は、ジェネレータまたはモータとして選択的に駆
動される電気機械より成り、カップリングを介して伝動
装置と接続されている付加的な駆動装置を備えている。
伝動装置の歯車は、フレキシブルなカップリングを介し
て歯車と接続されているプロペラ・シャフトを包み囲ん
でいる。伝動装置と駆動機械との間でプロペラ中間シャ
フトの別個の区画に遊びのない切り替え可能なカップリ
ングが配置されており、該カップリングはプロペラ・ス
ラストを伝達する遊びのない補助スラスト・ベヤリング
と連結されている。船舶の補助駆動または緊急駆動のさ
い、補助スラスト・ベヤリングを付勢することができ、
減少したプロペラ・スラストが補助スラスト・ベヤリン
グを介して駆動機械に配置されたスラスト・ベヤリング
に伝達され、これにより船体に導入されるようになって
いる。
【0003】そこで、出願人の先願に係るドイツ特許出
願P19729046.9号で提案されたこの種の舶用
駆動装置においては、前記した切り替え可能なカップリ
ングが構成が複雑で費用が高くかかることにかんがみ、
このような高価な切り替え可能なカップリングに代え
て、回転はできないが軸方向にたわむダイヤフラム・カ
ップリングを採用することとした。ダイヤフラム・カッ
プリングは、プロペラ中間シャフトのフランジとスラス
ト・シャフトの反対側のフランジとの間にある要素によ
り張設されている。ダイヤフラム・カップリングの他方
の要素は、補助スラスト・ベヤリングの支持カラーに固
定されている。ダイヤフラム・カップリングの両方の要
素は、円周に沿って分散して配置された円錐形のねじボ
ルトによりいっしょに固持されている。緊急駆動のさ
い、補助スラスト・ベャリングのスラスト部材は駆動側
とプロペラ中間シャフトのフランジに押圧されるので、
全プロペラ・スラストが前記ベヤリングをへて駆動機械
のスラスト・ベヤリングに静的に伝達され、これにより
プロペラ・スラストを船体に導入することができる。ダ
イヤフラム・カップリングが回転モーメントの伝達を引
き受けている。スラスト部材の押圧は、スラスト・シャ
フトのフランジの裏側に配置されていて、釣鐘状に形成
されている支持カラーの内側の面に当接して支持されて
いるねじリングにより行われる。支持カラーは駆動側の
フランジと固定的に接続されていて、スラスト・シャフ
ト上に支持されている。ねじリングを操作することがで
きるようにするため、支持カラーのカバー領域に壁体を
通って延在しているへこみが設けられている。
【0004】船舶を補助駆動したり緊急駆動するさい、
ねじボルトはダイヤフラム・カップリングから引き出さ
れているので、プロペラ中間シャフトとスラスト・シャ
フトとの間、したがって、プロペラ中間シャフトと駆動
側との間に直接的の接続はもはや存在しない。しかるの
ち、緊急駆動のさい前進走行を行おうとしているのかあ
るいは後進走行を行うとしているかに応じて、補助スラ
スト・ベヤリングに対応してスラスト部材が当接するよ
うになる。この当接の結果、減少したプロペラ・スラス
トを駆動機械に配置されているスラスト・ベヤリングに
伝達することが可能となる。緊急駆動のさい伝達される
べき出力のレベルに応じて加圧油を使用した潤滑が必要
となる場合あるいはベヤリングに注油するだけで足りる
場合がある。前者の場合、供給された潤滑油がスラスト
・ベヤリングの領域に到達し、この領域から摩擦熱を排
出することができるようにするため、対応した構成要素
は通路を備えている。出力が低いときは、本体を介して
熱の放出が行われる。係着した状態でも係着が解消され
た状態でもねじリングが確実に回動することができるよ
うにするため、例えば、ボルト、スナップばねのごとき
適当な手段を使用することによりねじリングの回動は確
実なものになる。この場合、係着が解消された状態はね
じリングがあらかじめ回動された状態を意味するので、
固定状態は取り除かれ、スラスト部材が必要な遊び持つ
ことになる。
【0005】この舶用駆動装置の欠点は、カップリング
を係合状態にするためまた係合状態から解除するため
に、比較的長い時間が必要とされるので、コストを意識
した海運業が成り立たなくなることである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ディ
ーゼル・モータをプロペラ駆動装置との連結から解除す
ること関する経済的な観点が十分に考慮されるようにカ
ップリングを迅速に係合させたり係合を解除することを
可能ならしめる装置が提供されるよう先願である上記特
許出願P19729046.9号に係る舶用駆動装置を
改良することである。
【0007】
【課題を解決する手段】上記の目的を達成するため、請
求項1の前文に記載されているよう構成された舶用駆動
装置に基づいて請求項1の特徴項に記載されている特徴
を備えた舶用駆動装置が本発明に従って提供されたので
ある。本発明の有利な実施態様については、請求項2よ
り7までを参照されたい。
【0008】本発明に係る舶用駆動装置の本質的な構造
上の態様は、係合可能なダイヤフラム・カップリングの
ために、カップリングを迅速に係合させまた係合を解除
することを可能ならしめる解除接続部が呈示されている
ことである。さらに、ボルトを備えていて、カップリン
グのフランジのフランジ穴に配置されたボルトを解除す
るための特別な案内装置を有する解除接続部が構成さ
れ、ナットを解除した後、案内装置の中でボルトは半径
方向と軸方向に移動可能に軸支されている。
【0009】本発明に係る舶用駆動装置の別の特徴とし
て、解除接続部の案内装置が案内フランジ、公知の係合
用フォーク状部材と、案内ベヤリングと、停止ボルト
と、Oリングと、皿ばねとから構成されていて、停止ボ
ルトが円錐状のボルトに取り付けられていて、Oリング
を介してフランジのフランジ穴に軸支されていることを
挙げることができる。特別な実施態様においては、停止
ボルトはボルトにねじ止めされている。他の実施態様に
おいては、停止ボルトはボルトに溶接されている。別の
実施態様によれば、案内フランジは案内ベヤリング上に
軸方向に移動可能に配置されていて、公知の係合用フォ
ーク状部材と係合している。さらに、ボルトの円錐度が
自己阻止限界を上回って設定されていることが有利であ
る。上記のように作られた解除接続部においては、案内
装置がフランジのフランジ穴と交換不可能に係合するこ
とが特に有利であることは明らかである。さらに、カッ
プリングの係合を解除するさい、ダイヤフラム・パッケ
イジがくずれることはなく、強くねじ留めされたままで
あるので、ダイヤフラム・パッケイジがばらばらになら
ないことが特に有利である。このような解除接続部の有
利な構造は、カップリングを迅速に係合したり係合から
解除するのに特に適しており、したがって時間的に非常
に有利な影響がもたらせられるとともに、コスト的にも
非常に有利な影響がもたらせられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
解した添付図を参照しながら本発明を詳細に説明する。
【0011】図1には示されていない駆動機械、通常、
ディーゼル式低速回転装置は、駆動側のフランジ1を介
しかつ本発明に従って配置されたダイヤフラム・カップ
リング4によりプロペラ中間シャフト22と接続されて
いる。プロペラ中間シャフト22と、プロペラ・シャフ
トに固定されたプロペラを含めたプロペラ・シャフトと
の接続状態が図1には示されていない。駆動機械の回転
数を調節することを介して所要のプロペラの回転数の調
節を行うようにされた、いわゆる、直接駆動装置が図1
に取り上げられている。駆動機械とプロペラとの間に伝
動装置を配置することはこの実施例では必要ではない。
駆動機械が故障したときでも船舶を操縦可能な状態にす
るため、付加的な駆動装置が設けられている。この付加
的な駆動装置は、カップリング33を介して伝動装置3
2と接続されているモータまたはジェネレータとして選
択的に駆動される電気機械40から構成されている。こ
の実施例では、伝動装置32は2段の入口側伝動装置と
して構成されており、大歯車31は、プロペラ中間シャ
フト22を把持している中空シャフト30上に固定され
ている。伝動装置32とプロペラ中間シャフト22との
接続は、リング状の分割されたフランジ21によりプロ
ペラ中間シャフト22と接続されている高弾性カップリ
ング20を介して行われている。また、プロペラ中間シ
ャフト22はフランジ23を備えている。
【0012】プロペラ・スラストの駆動機械内に配置さ
れているスラスト・ベヤリング(図示せず)への伝達
は、前進スラスト部材8と後進スラスト部材7を介して
行われている。前進スラスト部材8は、スラスト・シャ
フト2のフランジ13のうち駆動側のフランジ1と反対
側に位置している正面に固定されている。後進スラスト
部材7は、カラー5のフランジ15のうちスラスト・シ
ャフト2のフランジ13に面した正面に固定されてい
る。カラー5は、スラスト・シャフト2に固定された摺
動ベヤリング16上に軸方向に移動可能に配置されてい
る。また、カラー5は、円筒状の部分にねじ区画17を
備えている。ねじリング6がねじ区画17上に回転可能
に配置されている。ねじリング6の駆動側と反対の位置
にある正面は、釣鐘状に形成されている支持カラー3の
内面と当接している。支持カラー3は、ボルト18によ
り駆動側のフランジ1と固定的に接続されている。カラ
ー5の軸方向の移動は、カラー5の円筒状の部分のへこ
みに載置されていて、支持カラー3の軸方向に延在して
いる溝に係着された調整ばね12を介して行われる。支
持カラー3は、カラー5の円筒状の部分を介するととも
に、摺動ベヤリング16を介してスラスト・シャフト2
上に軸支されている。図2に示されているように、支持
カラー3は、ジョイント・ボルト19を介して相互に接
続されている2つのリング・ハーフ18から構成されて
いる。スラスト部材7と8の潤滑は、該スラスト部材7
と8が配置されている中間スペースに開口している支持
カラー3と、カラー5と、スラスト・シャフト2内に設
けられている通路11とを介して行われている。
【0013】通常の駆動のさいは、ねじリング6を回動
させることによりスラスト部材7と8はフランジ1と1
3に押圧されるので、プロペラ・スラストは、上述の駆
動機械に配置されているスラスト・ベヤリングに導入さ
れる。回転することはできないが、軸方向にたわむよう
設計されているダイヤフラム・カップンリング4が回転
モーメントの伝達を引き受けている。この実施例では、
ダイヤフラム・カップリング4は、一方の側がプロペラ
中間シャフト22のフランジ23の間で固持されてい
て、他方の側がスラスト・シャフト2のフランジ26の
間で固持されている弾性の高いディスク25から構成さ
れている。ディスク25は、主駆動部と反対の側が支持
リング27により覆われていて、他方の側がカバー状に
形成されているフランジ28により覆われている。支持
リング27とディスク25とフランジ28との間の接続
は、ナット29を使用して安全が確保されている円錐状
のねじボルト14を介して行われている。補助スラスト
・ベヤリングとダイヤフラム・カップリング4との必要
な接続は、ダイヤフラム・カップリング4のフランジ2
8を支持カラー3と接続させているねじ34を介して行
われている。
【0014】緊急駆動を行うにあたっては、当初に挙げ
た付加駆動部が付勢され、電気モータ40が、係着状態
にあるカップリング33を介して伝動装置32を駆動す
るとともに、弾性カップリング20を介してプロペラ中
間シャフト22を駆動する。この付加駆動部は駆動機械
よりも大幅に出力が少ないので、これに応じてプロペラ
・スラストも低い。これにもかかわらず、このプロペラ
・スラストは吸収されなければならない。ねじリング6
が反対の向きに回動されている間に、支持カラー3のカ
バー領域に設けられている開口9を使用して支持状態を
解消するやり方でプロペラ・スラストの吸収が行われ
る。まず、開口9を介して保護カバー10を取り外さな
ければならない。さらに、プロペラ中間シャフト22と
支持カラ3との間で回転モーメントを伝達することがで
きないようにするため、ナット29を取り外した後、ダ
イヤフラム・カップリング4の円錐状のねじボルト14
を引き動かさなければならない。固持状態が解消した
後、スラスト部材7と8に遊びが生じることになる。緊
急駆動のさいの前進走行の場合、前進スラスト部材8は
静止状態にある駆動側のフランジ1と当接し、低いプロ
ペラ・スラストを静的に伝達する。このとき生じる摩擦
熱は排出されなければならない。伝達されるべき出力に
応じて、補助スラスト・ベヤリングを完全に機能させる
ことで十分となるかまたは上述の通路をへて強制潤滑を
行うことが必要となる。緊急駆動のさいの後進走行の場
合、スラスト・シャフト2のフランジ13は後進スラス
ト部材7に当接し、低いプロペラ・スラストが静止状態
にあるカラー5と、ねじリング6と、支持カラー3と、
該支持カラ−3と接続されているフランジ1とをへて駆
動機械に配置されているスラスト・ベヤリングに導入さ
れる。
【0015】図2に示されているZ部が、他の実施例に
従って拡大尺で図解されている。図示された実施形態に
おいては、フランジ51は、円錐形のボルト53を介し
て止めナット54を用いて対向フランジ52と係合して
いる。ダイヤフラム・カップリングのダイヤフラム・パ
ッケイジ55は、ボルト接続部56を介して止めリング
57と強くねじ止めされている。ダイヤフラム・パッケ
イジ55は、内部ネジ接続部59を介してシャフト58
と接続されている。
【0016】図示の実施例においては、ダイヤフラム・
パッケイジ55上の回転モーメントは、内側のねじ接続
部59を介して対向リング57といっしょにねじ接続部
56を用いてシャフト58に導かれている。ここで、フ
ランジ51と対向フランジ52のフランジ穴に挿入され
た諸定数の円錐形のボルト53のおかげで、所要の回転
モーメントの伝達は確実なものになる。
【0017】カップリングを迅速に係合したりまた迅速
に係合を解除するためにはボルト53を取り除くことが
必要である。その他、案内フランジ60、公知の係合用
フォーク状部材61と、止めボルト63と、Oリング6
4と、皿ばね63より成る案内装置が配置されている。
円錐形のボルト53は、止めナット54を解除した後、
上記の案内装置を使用して引き出すことができるが、そ
のさい円錐形のボルト53は案内フランジ60の中で半
径方向と軸方向に案内される。このとき、公知の係合用
フォーク状部材61と係合している案内用フランジ60
は、この係合用フォーク状部材61を使用して軸方向に
移動させることができる。円錐形のボルト53は、該円
錐形のボルト53にねじ止めされている止めボルト63
を介して案内されている。他の実施例では、円錐形のボ
ルト63はボルト53に溶接されている。さらに、止め
ボルト63は、Oリング64を介して案内フランジ60
のフランジ穴に軸支されている。
【0018】Oリング64を使用すれば、半径方向にフ
レキシブルな案内部材として円錐形のボルト53を精密
に調節することができる。このとき、皿バネ65は、止
めナット54を解除した後、フランジ51と52のフラ
ンジ穴の中にある円錐形のボルト53のガイドから円錐
形のボルト53を解除する工程を支援する働きをする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、係着された状態にある本発明に従って
構成された舶用駆動装置を長さ方向に切断した断面図で
ある。
【図2】図2は、図1のZ部を拡大尺で図解した断面図
である。
【符号の説明】
1 フランジ 2 スラスト・シャフト 3 支持カラー 4 ダイヤフラム・カップリング 5 カラー 6 ねじリング 7 前進スラスト部材 8 後進スラスト部材 9 開口 10 保護カバー 11 通路 12 調整ばね 13 フランジ 14 ねじボルト 15 フランジ 16 摺動ベヤリング 17 ねじ区画 18 ねじ 19 ジョイント・ボルト 20 カップリング 21 フランジ 22 プロペラー中間シャフト 23 フランジ 25 ディスク 26 フランジ 27 支持リング 28 フランジ 29 ナット 30 中間シャフト 32 伝導装置 33 カップリング 34 ねじ 40 電気機械 51 フランジ 52 対向フランジ 53 円錐形のボルト 54 止めナット 55 ダイヤフラム・パッケイジ 56 ねじ接続部 57 止めリング 58 シャフト 59 内部ねじ接続部 60 案内フランジ 61 係合用フオーク状部材 62 案内ベヤリング 63 止めボルト 64 Oリング 65 皿ばね

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機械と、プロペラを備えていて、該
    駆動機械と直接接続されたプロペラ・シャフトとより成
    り、該プロペラ・シャフトのスラストがスラスト・ベヤ
    リングに支承されていて、カップリングを介して伝動装
    置と接続されるとともに、伝動装置の歯車がプロペラ中
    間シャフトを包持していて、フレキシブルなカップリン
    グを介してプロペラ中間シャフトと接続される、選択的
    にジェネレータまたはモータとして駆動されるようにさ
    れた電気機械より成る付加駆動部を備えた舶用駆動装置
    であって、伝動装置と駆動側のフランジを備えた駆動機
    械との間にはスラスト・シャフト上に遊びのない解除可
    能な接続部が配置されていて、船舶の補助駆動または緊
    急駆動のさいに付勢することができる前進スラスト部材
    と後進スラスト部材とを備えた補助スラスト・ベヤリン
    グと連結されるようになっており、減少したプロペラ・
    スラストが補助スラスト・ベヤリングを介して駆動機械
    に配置されたスラスト・ベヤリングに導入され、またプ
    ロペラ中間シャフト(22)と補助スラスト・ベヤリン
    グとに接続されている回転しないが軸方向にフレキシブ
    ルなダイアフラム・カップリングが遊びのない形状のし
    っかりした接続部を形成していて、通常の運転のさい
    は、補助スラスト・ベヤリングがスラスト部材(7、
    8)により駆動側のフランジ(1、13)とスラスト・
    シャフト(2)とに当接するよう構成されている舶用駆
    動装置において、ダイアフラム・カップリングのフラン
    ジ(51、52)のフランジ穴の中に配置された円錐形
    のボルト(53)の案内装置(60、61、62、6
    3、64、65)が取り付けられていることと、該円錐
    形ボルト(53)が、ナット(54)を解除したあと前
    記案内装置の中で半径方向及び軸方向に移動可能に軸支
    されていることとを特徴とする舶用駆動装置。
  2. 【請求項2】 案内装置(60、61、62、63、6
    4、65)が、案内フランジ(60)と、公知の係合用
    フォーク状部材(61)と、案内ベヤリング(62)
    と、停止ボルト(63)と、Oリング(64)と、皿ば
    ね(65)とから構成されていることと、停止ボルト
    (63)が、円錐形のボルト(53)に取り付けられて
    いて、Oリング(64)を介してフランジ(60)のフ
    ランジ穴の中で軸支されていることとを特徴とする請求
    項1記載の舶用駆動装置。
  3. 【請求項3】 停止ボルト(63)が、円錐形ボルト
    (53)にねじ込まれていることを特徴とする請求項1
    または2記載の舶用駆動装置。
  4. 【請求項4】 停止ボルト(63)が、円錐形ボルト
    (53)に溶接されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の舶用駆動装置。
  5. 【請求項5】 案内フランジ(60)が、案内ベヤリン
    グ(62)上に軸方向に移動可能に配置されていること
    と、案内フランジ(60)が、公知の係合用フオーク状
    部材(61)と係合していることとを特徴とする請求項
    1または2記載の舶用駆動装置。
  6. 【請求項6】 円錐形ボルト(53)の円錐度が、自己
    阻止限界を上回って設定されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の舶用駆動装置。
  7. 【請求項7】 案内装置(60、61、62、64、6
    5)が、フランジ(51、52)のフランジ穴と取り替
    え不可能に係合していることを特徴とする請求項1また
    は2記載の舶用駆動装置。
  8. 【請求項8】 ダイヤフラム・カップリングのダイヤフ
    ラム・パッケイジ(55)が、ボルト接続部(56)を
    介してしっかりとねじ止めされていることと、カップリ
    ングの係合を解除するさい、ダイヤフラム・パッケイジ
    (55)が、ねじ接続部(56)を介して接続されてい
    ることとを特徴とする請求項1または2記載の舶用駆動
    装置。
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