JP2000142552A - 滑り感覚を楽しめる雪上自転車 - Google Patents
滑り感覚を楽しめる雪上自転車Info
- Publication number
- JP2000142552A JP2000142552A JP10314171A JP31417198A JP2000142552A JP 2000142552 A JP2000142552 A JP 2000142552A JP 10314171 A JP10314171 A JP 10314171A JP 31417198 A JP31417198 A JP 31417198A JP 2000142552 A JP2000142552 A JP 2000142552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sled
- wheel
- snow
- bicycle
- pedal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雪上での滑り感を損なわず、且つ走行性能が
良好な雪上専用自転車を得る。 【構成】 自転車の前輪の代わりにそり板2を取付け、
後輪の代わりに車輪型そり3を取り付ける。車輪型そり
3は同じ形をした複数枚のそりを円周状に配置したよう
な構造で、回転していない時には普通のそり板と同様な
役をするが、回転している時にはV字型の後部6が雪に
食い込み、雪を後方へ推すことにより推進力を得る。車
輪型そり3の車軸にはギヤ7を固定してペダルの回転方
向と車輪型そり3の回転方向を一致させる。かくしてペ
ダルを踏んで推進力を得る、前進のスピードを得てから
ペダルを止めて車輪型そり3を普通のそりの様にさせた
まま雪上での滑走を楽しむことができる。
良好な雪上専用自転車を得る。 【構成】 自転車の前輪の代わりにそり板2を取付け、
後輪の代わりに車輪型そり3を取り付ける。車輪型そり
3は同じ形をした複数枚のそりを円周状に配置したよう
な構造で、回転していない時には普通のそり板と同様な
役をするが、回転している時にはV字型の後部6が雪に
食い込み、雪を後方へ推すことにより推進力を得る。車
輪型そり3の車軸にはギヤ7を固定してペダルの回転方
向と車輪型そり3の回転方向を一致させる。かくしてペ
ダルを踏んで推進力を得る、前進のスピードを得てから
ペダルを止めて車輪型そり3を普通のそりの様にさせた
まま雪上での滑走を楽しむことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人力で走らせる雪
上走行用の自転車、並びに該自転車に用いる車輪型そり
及びその構造に関する。
上走行用の自転車、並びに該自転車に用いる車輪型そり
及びその構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の雪上スポーツあるいは雪上遊び用
の道具にはスキー板、スノーボード、そり、スノーモー
ビル等がある。また、そりを装着した雪上自転車(スノ
ー自転車とも呼ぶ)の考案もある(例えば、特開平7−
222841号公報等を参照)。
の道具にはスキー板、スノーボード、そり、スノーモー
ビル等がある。また、そりを装着した雪上自転車(スノ
ー自転車とも呼ぶ)の考案もある(例えば、特開平7−
222841号公報等を参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の雪上スポーツ
(遊び)道具にはそれぞれの長所と短所がある。スキー
やスノーボードとそりは雪上での滑り感を満喫できる
が、駆動力に欠ける。スキーとスノーボードは更に技能
の習得が必要になる。スノーモービルは強力な駆動力を
持つ反面、滑り感覚(滑り手応え)が乏しい、且つ製造
原価が高く、手頃の値段で買えないため、一般消費者の
手には届かない。今までに既に考案された雪上自転車が
気軽に足で駆動できるが、これも滑り感が十分得られな
い上に、ペダルを踏まない時には後輪が抵抗要素と化し
て自転車の雪上での滑走を邪魔してしまう。
(遊び)道具にはそれぞれの長所と短所がある。スキー
やスノーボードとそりは雪上での滑り感を満喫できる
が、駆動力に欠ける。スキーとスノーボードは更に技能
の習得が必要になる。スノーモービルは強力な駆動力を
持つ反面、滑り感覚(滑り手応え)が乏しい、且つ製造
原価が高く、手頃の値段で買えないため、一般消費者の
手には届かない。今までに既に考案された雪上自転車が
気軽に足で駆動できるが、これも滑り感が十分得られな
い上に、ペダルを踏まない時には後輪が抵抗要素と化し
て自転車の雪上での滑走を邪魔してしまう。
【0004】本発明は、従来考案された雪上自転車の欠
点を解消して、ペダルを踏む時にも途中一時踏まない時
にも、自転車の雪上での滑走感を損なわず、スキー以上
に雪上での滑走を楽しめる便利な雪上自転車を提供する
ことを目的とする。
点を解消して、ペダルを踏む時にも途中一時踏まない時
にも、自転車の雪上での滑走感を損なわず、スキー以上
に雪上での滑走を楽しめる便利な雪上自転車を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は普通の自転車の
構造において前輪の代わりに図1に示したそり板2を取
付け、後輪の代わりに図2に示した車輪型そり3を取付
けることより上記の目的が達成できる。車輪型そり3は
同じ形をした複数枚のそりが車輪の外周に沿って配置さ
れ、且つ一体的に成形したものである。言い換えればデ
ィスクホイール型の後輪をカットして図2のような形を
得た構造である。この車輪型そり3の全体の材質はプラ
スチック又は木製、又は樹脂、又は金属製のどちらでも
よい。或いはこれらの組み合わせによるものでもよい。
そりの表面5にはスキー板の表面と同じように光沢加工
した方が望ましい。更にギヤ7を車軸(回転軸)に固定
して、ペダルを逆方向に踏むと車輪型そり3も逆回転す
る構造にする。そうなると、車輪型そり3を回転させな
いようにするには運転者が足でペダルを回さない様にす
ればよい。このような構造を有する車輪型そり3は回転
する時には車輪となるが、回転しない時にはそりと同じ
になるという特徴を持つ。
構造において前輪の代わりに図1に示したそり板2を取
付け、後輪の代わりに図2に示した車輪型そり3を取付
けることより上記の目的が達成できる。車輪型そり3は
同じ形をした複数枚のそりが車輪の外周に沿って配置さ
れ、且つ一体的に成形したものである。言い換えればデ
ィスクホイール型の後輪をカットして図2のような形を
得た構造である。この車輪型そり3の全体の材質はプラ
スチック又は木製、又は樹脂、又は金属製のどちらでも
よい。或いはこれらの組み合わせによるものでもよい。
そりの表面5にはスキー板の表面と同じように光沢加工
した方が望ましい。更にギヤ7を車軸(回転軸)に固定
して、ペダルを逆方向に踏むと車輪型そり3も逆回転す
る構造にする。そうなると、車輪型そり3を回転させな
いようにするには運転者が足でペダルを回さない様にす
ればよい。このような構造を有する車輪型そり3は回転
する時には車輪となるが、回転しない時にはそりと同じ
になるという特徴を持つ。
【0006】上記の構造からわかるように、ペダルを踏
んで、車輪型そり3を前方に回転させて図3のような位
置になると、そりのV字型の後部6が雪の中に食い込
み、回転するにつれて雪を後方へ押すことによって推進
力を得る。また途中で車輪型そり3が図2の位置になっ
た時に、ペダルを踏まなくても、車輪型そり3が普通の
そりと同じようになり雪上を滑走することができる。故
に、雪上自転車の運転の仕方はまずペダルを数周踏んで
前進のスピードを得てから、ペダルを止めて車輪型そり
3を図2のような位置に保持させたままで雪上での滑走
を楽しむのである。
んで、車輪型そり3を前方に回転させて図3のような位
置になると、そりのV字型の後部6が雪の中に食い込
み、回転するにつれて雪を後方へ押すことによって推進
力を得る。また途中で車輪型そり3が図2の位置になっ
た時に、ペダルを踏まなくても、車輪型そり3が普通の
そりと同じようになり雪上を滑走することができる。故
に、雪上自転車の運転の仕方はまずペダルを数周踏んで
前進のスピードを得てから、ペダルを止めて車輪型そり
3を図2のような位置に保持させたままで雪上での滑走
を楽しむのである。
【0007】雪上自転車が滑走の途中でブレーキをかけ
たい場合には、ペダルを逆方向に踏むと車輪型そり3が
後方に向かって回転し、そりのV字型の後部6が雪を前
方へ押すことによって抵抗力を得、雪上自転車を減速さ
せるのである。
たい場合には、ペダルを逆方向に踏むと車輪型そり3が
後方に向かって回転し、そりのV字型の後部6が雪を前
方へ押すことによって抵抗力を得、雪上自転車を減速さ
せるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】雪上自転車の製造を実施するに
は、普通の雪上自転車の前輪の代わりにそり板2を取付
け、後輪の代わりに車輪型そり3を取付ける。また安定
を図るため、且つ初心者でも簡単に乗れるために、車輪
型そり3を二つ並べて後輪に代わってフレーム1に取付
ける。尚、前輪代わりのそり板2は一枚でも平行した二
枚でも取付けてかまわない。但し、そり板2がハンドル
に連動して左右に振れるためにはフロントパイプを図1
の(a)に示されたように垂直にセットする必要があ
る。
は、普通の雪上自転車の前輪の代わりにそり板2を取付
け、後輪の代わりに車輪型そり3を取付ける。また安定
を図るため、且つ初心者でも簡単に乗れるために、車輪
型そり3を二つ並べて後輪に代わってフレーム1に取付
ける。尚、前輪代わりのそり板2は一枚でも平行した二
枚でも取付けてかまわない。但し、そり板2がハンドル
に連動して左右に振れるためにはフロントパイプを図1
の(a)に示されたように垂直にセットする必要があ
る。
【0009】
【発明の他の実施例】上記の実施の形態の中に、図4に
示したように車輪型そり3を一つにして、車体フレーム
1から両側にそり4を付け足して実施することができ
る。この場合、そり4と車輪型そり3とは図5に示した
レベル関係になるようにする。つまり、そり4は車体を
支える役割をして、車輪型そり3はペダルを踏まない時
には単に宙に浮いているが、前方へペダルを踏むと、V
字型の後部6が雪に接触できて推進力を得る。ペダルを
逆にまわすと、V字型の後部6が雪を前の方へ押してブ
レーキをかけることになる。そり4が普通自転車の補助
輪のような役割を果たしているため、より安定的な構造
を与える。
示したように車輪型そり3を一つにして、車体フレーム
1から両側にそり4を付け足して実施することができ
る。この場合、そり4と車輪型そり3とは図5に示した
レベル関係になるようにする。つまり、そり4は車体を
支える役割をして、車輪型そり3はペダルを踏まない時
には単に宙に浮いているが、前方へペダルを踏むと、V
字型の後部6が雪に接触できて推進力を得る。ペダルを
逆にまわすと、V字型の後部6が雪を前の方へ押してブ
レーキをかけることになる。そり4が普通自転車の補助
輪のような役割を果たしているため、より安定的な構造
を与える。
【0010】
【発明の効果】上に説明したように、従来のスキー又は
スノーボードと同じように雪上での滑り感を満喫できな
がら、人力(足の運動)で駆動力を得られる特徴がある
ため、本発明の雪上自転車に乗れば雪滑りが長時間にわ
たって持続が可能で、しかも緩やかな上り坂でも簡単に
のぼっていける。更に初心者にはすぐ操作を覚えられる
ので、大勢の人に楽しんでもらうことが期待できる。
スノーボードと同じように雪上での滑り感を満喫できな
がら、人力(足の運動)で駆動力を得られる特徴がある
ため、本発明の雪上自転車に乗れば雪滑りが長時間にわ
たって持続が可能で、しかも緩やかな上り坂でも簡単に
のぼっていける。更に初心者にはすぐ操作を覚えられる
ので、大勢の人に楽しんでもらうことが期待できる。
【図1】 雪上自転車の正面図(a)及び平面図(b)
【図2】 車輪型そりの正面図(a)と側面図(b)
【図3】 車輪型そりの回転途中での正面図
【図4】 雪上自転車に対する他の実施例の正面図
(a)と平面図(b)
(a)と平面図(b)
【図5】 付け足したそりと車輪型そりとのレベル関係
を示す正面図
を示す正面図
1 車体フレーム 2 そり板 3 車輪型そり 4 そり 5 車輪型そりの表面 6 車輪型そりのV字型の後部 7 車輪型そりの車軸にあるギヤ
Claims (2)
- 【請求項1】 自転車の前輪の代わりにそり板2を取り
付け、後輪の代わりに車輪型そり3を取り付けた構造を
有する雪上走行用の自転車。 - 【請求項2】 請求項1の記載した構造の中、自転車の
車体フレーム1から両側にそり4を付け足して、より安
定的な構造を有する雪上走行用の自転車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314171A JP2000142552A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 滑り感覚を楽しめる雪上自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314171A JP2000142552A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 滑り感覚を楽しめる雪上自転車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000142552A true JP2000142552A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18050114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10314171A Pending JP2000142552A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 滑り感覚を楽しめる雪上自転車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000142552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102021115662B3 (de) | 2021-06-17 | 2022-08-25 | Audi Aktiengesellschaft | Verfahren zur Unterstützung eines Fahrers eines Kraftfahrzeugs während eines Brems- und/oder Schleudervorgangs auf losem Untergrund und Kraftfahrzeug |
-
1998
- 1998-11-05 JP JP10314171A patent/JP2000142552A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102021115662B3 (de) | 2021-06-17 | 2022-08-25 | Audi Aktiengesellschaft | Verfahren zur Unterstützung eines Fahrers eines Kraftfahrzeugs während eines Brems- und/oder Schleudervorgangs auf losem Untergrund und Kraftfahrzeug |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7213823B1 (en) | Two-wheeled riding-board apparatus | |
CA2519333A1 (en) | Winter recreational vehicle | |
US6805364B2 (en) | Hand steerable sports scooter | |
US5839737A (en) | Self propelled skateboard | |
US6739606B2 (en) | Dual-footboard scooter | |
US7172205B1 (en) | Two-wheeled riding-board apparatus | |
JP2004534626A (ja) | カービング小型そり | |
EP0799763A2 (en) | Snow vehicle with pedal propulsion | |
JP2000142552A (ja) | 滑り感覚を楽しめる雪上自転車 | |
KR200222763Y1 (ko) | 스키드 보드 | |
US6969076B2 (en) | Hand steerable snow scooter | |
JP3052156U (ja) | 後輪首振り式二輪車 | |
US20040100044A1 (en) | Ski scooter | |
WO2004108231A1 (en) | Motorized skateboard | |
JP2637063B2 (ja) | ロードカヌー | |
KR20030093551A (ko) | 유희용 놀이구 | |
CN201109441Y (zh) | 摇摆式滑冰车 | |
JP2000288152A (ja) | 走行装置 | |
JP2000079190A (ja) | ローラスケート靴 | |
KR200382463Y1 (ko) | 롤러브레이드 썰매 | |
JP2002058777A (ja) | 遊技用走行ボード | |
JP3763456B2 (ja) | そり | |
US20190247735A1 (en) | Snowboard, assembly, and training accessory | |
KR950009672Y1 (ko) | 스케이트 보드 | |
JPH0725342A (ja) | ボード型ソリ |