JP2000142221A - 車載用カメラの取付方法および画像処理装置 - Google Patents
車載用カメラの取付方法および画像処理装置Info
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Abstract
度よく行う。 【解決手段】 カメラ11を車両に取付ける際に、路面
16を撮像する画像10中に、白線17の延長上の無限
遠点18や最近点19を基準点として、画像処理部13
で認識する。基準点の位置のずれ量を算出し、ずれ量が
許容範囲内であるか否かを、結果出力部14からブザー
音やLED表示などで通知する。調整の際に、画像10
を直接表示しないので、画像処理装置12の構成を簡略
化し、かつ通知で許容範囲内への調整を容易に行うこと
ができる。
Description
付けるための車載用カメラの取付方法および画像処理装
置に関する。
の後方など運転者から死角になる部分の画像を撮像して
運転の補助を行ったり、たとえば特開平9ー12675
6や特開平9ー126759に記載されているように、
一対のカメラで両眼立体視法による距離測定を行ったり
している。
際には、カメラの中心軸を所定の方向となるように調整
する必要がある。このような調整では、従来、カメラが
撮像する画像についての映像出力信号を用いて、たとえ
ば画像の中心と所定の方向との位置関係に基づいて、画
像を見ながら調整するようにしている。
の電気的な構成を示す。カメラ1は、CCDなどの撮像
素子やレンズなどの光学系部品を備え、所定の視野内の
画像を撮像する。カメラ1が撮像した画像を表す映像出
力信号は、カメラ1を含む画像処理装置2の画像処理部
3に入力される。画像処理部3は、カメラ1が撮像した
画像に基づく演算処理、たとえば両眼立体視法による距
離測定のための演算処理などを行う。
出力回路部4で増幅され、表示用モニタ5で画像として
表示させる。カメラ1を車体の所定位置に取付ける際に
は、カメラ1の取付状態を調整する作業者に、現在の取
付状態に対応して撮像される画像として表示する。
取付けの際の調整は、作業者が表示用モニタ5のモニタ
画面を見ながら行う。このため、表示用モニタ5に映像
出力信号を供給する映像出力回路部4も必要となる。カ
メラ1を搭載する本来の目的は、画像処理部3で画像処
理を行い、その結果で車両の運転などの支援を行うこと
である。したがって、カメラ1および画像処理部3が画
像処理に必要な部分6である。しかしながら、調整のと
きにのみ使用する映像出力回路4の付加が必要となるの
で、コストアップにつながる。また、作業者が表示用モ
ニタ5の画面を見ながら取付作業を行う必要があるの
で、カメラ1の撮像方向や取付位置周辺に対する充分な
観察を行うことができない。
整を、簡単な構成で精度よく行うことができる車載用カ
メラの取付方法および車載用カメラの画像処理装置を提
供することである。
に取付ける際に、カメラによって撮像しながら、撮像さ
れる画像を処理して、画像上の基準点の位置を算出し、
算出された基準点の位置に基づいて、カメラの取付け状
態が許容範囲内にあるか否かを判定し、判定結果を通知
することを特徴とする車載用カメラの取付方法である。
際に、カメラは撮像を行い、撮像された画像は処理され
て、画像上の基準点の位置が算出される。算出された基
準点の位置に基づいて、カメラの取付状態が許容範囲内
であるか否かが判定され、判定結果が通知されるので、
カメラが撮像する画像を表示用モニタなどで直接見ない
でも、判定結果の通知に従って、カメラの取付状態が所
定の撮像方向に正確に向けられるように調整を行うこと
ができる。
上に引かれる白線が検出されるときに、白線検出位置か
ら算出される無限遠点であることを特徴とする。
面上に引かれる白線が収斂する無限遠点を選択するの
で、画像中に白線が検出されれば、無限遠点を容易に検
出して、カメラの取付状態調整のための基準位置として
利用することができる。
内で前記白線の最も手前側に位置する点である最近点も
含むことを特徴とする。
する基準点として、画像内で白線の最も手前側に位置す
る点である最近点も含むので、カメラの視野が適切な範
囲となるように取付状態を調整することができる。
内に設置される物体の画像上に設定されることを特徴と
する。
れる物体の画像上に基準点を設定するので、たとえば標
準な調整場所を設けて調整を行ったり、車間距離表示が
設けられている道路上で前方車両を視野内に捕えて調整
を行い、カメラを適切な取付状態に調整することができ
る。
動操作によりその動作が制御されるモータによる駆動で
取付状態を変更する機構が設けられ、前記判定結果の通
知に従って、カメラの取付状態が許容範囲内になるよう
に、前記操作部の手動操作でモータの駆動状態を制御す
ることを特徴とする。
は、操作部の手動操作によりその動作が制御されるモー
タを駆動して取付状態を変更する機構で行うので、手動
で直接調整するよりも、微妙な調整を容易に行うことが
できる。
モータによる駆動で変更する機構が設けられ、前記判定
結果の通知に従って、カメラの取付状態が許容範囲内に
なるように、モータの駆動状態を自動的に制御すること
を特徴とする。
は、モータの駆動状態を自動的に制御して行うので、最
適な状態となるように確実に調整することができる。
出力で行うことを特徴とする。
力で行うので、カメラの取付状態の調整時には表示モニ
タ画面などを見る必要はなく、カメラの周辺や視野の方
向のみの取付状態を調整することができる。
からのずれ量に対応する前記音響出力の音量の変化で行
うことを特徴とする。
基準位置からのずれの量が音響出力の音量の変化として
通知されるので、調整の結果によるずれ量の変化が判り
やすくなり、容易にずれが少なくなる方向に調整するこ
とができる。
のずれ量に対応する前記音響出力の音色変化で行うこと
を特徴とする。
力の音色変化で通知が行われるので、音色とずれ量とを
関連付けて、ずれ量の調整を容易に行うことができる。
のずれ量に対応する前記音響出力の音間隔変化で行うこ
とを特徴とする。
応する通知を、音響出力の音間隔の変化で行うので、他
の要因で音響出力の音色や音量が変化しても、確実にず
れ量に対する許容範囲内にあるか否かを通知することが
できる。
表示で行うことを特徴とする。
示で行うので、判定結果を判りやすい情報として表示す
ることができる。
らのずれ量に対応して、視覚表示位置を変化させて行う
ことを特徴とする。
対応して、視覚表示位置が変化するので、視覚表示位置
に基づいてずれ量を判断し、ずれ量が小さくなるように
カメラの取付状態を調整することができる。
らのずれ量に対応する速度で、視覚表示を点滅させて行
うことを特徴とする。
対応する速度で視覚表示が点滅するので、点滅の速度に
応じてずれ量が小さくなるようにカメラの取付状態を調
整することができる。
らのずれ量に対応して、視覚表示の面積を変化させて行
うことを特徴とする。
の表示面積が変化するので、ずれ量が小さくなる方向に
容易に調整することができる。
らの明るさが変化するように視覚表示を変化させて行う
ことを特徴とする。
応して視覚表示の明るさが変化するので、明るさの変化
に基づいてずれ量が小さくなるようにカメラの取付状態
を調整することができる。
る画像中から、予め定められる対象物を認識する認識手
段と、認識手段によって認識される対象物の画像に基づ
いて、基準点位置を算出する算出手段と、算出手段によ
って算出される基準点の位置と、カメラが車両に搭載さ
れる状態で撮像すべき画像中の基準点の位置とのずれ量
を算出し、ずれ量が予め定める許容範囲内にあるか否か
を判断する判断手段と、判断手段の判断結果を通知する
通知手段とを含むことを特徴とする車載用カメラの画像
処理装置である。
る画像中予め定める対象物が、認識手段によって認識さ
れる。算出手段は、認識される対象物の画像に基づいて
基準点の位置を算出し、基準点の位置に基づいてカメラ
が車両に搭載される状態で撮像する画像中の基準点の位
置とのずれ量が計算され、許容範囲内にあるか否かを判
断手段によって判断される。判断結果は、通知手段によ
って通知されるので、車載用カメラの取付状態を調整し
ようとするときには、通知に従って基準位置までのずれ
量が小さくなるように調整して、適切な撮像状態を得る
ことができる。撮像した画像を表示しながら調整を行う
必要がないので、画像を表す映像出力信号を増幅する出
力回路などを設ける必要がなく、画像処理装置の製造原
価を低減することができる。
基本的な考え方を示す。図1(a)は、撮像すべき画像
10の基本的内容を示し、図1(b)は、画像10を撮
像するための構成を示す。画像10は、CCDなどの撮
像素子を有するカメラ11で撮像される。画像10を撮
像したカメラ11からは、映像信号が出力され、カメラ
11を含む画像処理装置12内の画像処理部13で処理
される。本実施形態では、画像処理装置12は、カメラ
11を取付ける目的の画像処理を行うとともに、カメラ
11を車両に取付ける際の調整時にも、取付状態が適切
であるか否かの判断を行う。画像処理装置12の判断結
果は、ブザーや、発光ダイオード(以下、「LED」と
略称する)や液晶表示素子(LCD)などのディスプレ
イなどの結果出力部14に出力され、音響出力あるいは
視覚表示で判断結果の通知が行われる。画像処理装置1
2は、基本的に、カメラ11および画像処理部13の画
像処理に必要な部分15のみで構成される。
えば車両の走行方向前方の路面16が撮像される。路面
16には、車線の境界を示す白線17が引かれており、
平坦かつ直線の路面16では、隣接する白線17は平行
である。カメラ11は、透視図法に従う画像10を撮像
するので、平行な白線17の先端は、無限遠点18で一
致するように収斂する。また、カメラ11の視野内で
は、白線17の最も手前側に位置する点として、最近点
19も容易に識別することができる。
に取付ける際の手順を示す。図2(a)は、全体的な取
付手順を示す。ステップa1で、カメラの取付方向を認
識する。図1(a)の画像10のように、路面16に白
線17が引かれていれば、白線17を認識し、その延長
上の無限遠点18や、最近点19の認識も行う。ステッ
プa2では、ステップa1で認識された無限遠点18や
最近点19が、画像10の上下方向で、適切な位置とな
るような取付角度の調整が行われる。ステップa3で
は、カメラ取付方法の通知に基づいて、無限遠点18や
最近点19が、画像10の左右方向で適切な位置になる
ような調整が行われる。
やステップa3で、カメラのずれを調整する際に、許容
範囲内であるか否かの通知手順を示す。ステップb1か
ら手順を開始し、ステップb2では無限遠点18や最近
点19などの基準点の位置を算出する。ステップb3で
は、本来の基準点位置と算出された基準点位置とのずれ
量を演算する。ステップb4では、ずれ量が許容範囲内
であるか否かを判断する。許容範囲内であると判断され
るときには、ステップb5で結果出力部14としてのブ
ザーを鳴らす。ずれ量が許容範囲外であると判断される
ときには、ブザーは鳴らさない。ずれが許容範囲内であ
るか否かをブザーで知らせた後、ステップb6で手順を
終了する。
取付角度の調整のための構成を示す。図3(a)に示す
ように、カメラ11はたとえば車室内のルームミラー2
0の取付部に取付けられる。車両の運転者からは、ルー
ムミラー20の背後側になるので、フロントガラス21
を通しての前方視界を妨げないように取付けることがで
きる。カメラ11は、車両の前方をフロントガラス21
を通して撮像する。図3(b)に側方から拡大して示す
ように、カメラ11は、ルームミラー20とともに、車
両の天井部分22に支持具23で固定される。カメラ1
1は、支持具23の先端部分に、ねじ24で固定される
ので、ねじ24を緩めた状態で、ほぼ鉛直な軸線まわり
の変位が可能で、図1(a)の画像10内で基準点とな
る無限遠点18や最近点19の位置を左右に調整するこ
とができる。
カメラ11の取付位置を通知するための基本的な考え方
を示す。ねじ24を緩めて調整可能な範囲25のうち、
中心から若干のずれを含む許容範囲26内で、ブザーを
鳴らすようにする。このようにすれば、ブザーが鳴る位
置にカメラ11を固定し、調整を終了することができ
る。
か、他の範囲でブザーを鳴らさないかの違いで通知を行
っているけれども、許容範囲26でブザーの音量を大音
量とし、許容範囲26外の調整範囲25でブザーの音量
を小音量とするような2段階の変化で通知することもで
きる。また、音量の段階をより多くし、さらには連続的
に変化するようにすることもできる。またブザー音を鳴
らすのに交流信号を加え、あるいはブザーのかわりにス
ピーカを用いて、音響出力の周波数や音色で通知するこ
ともできる。2段階の変化は、高音と低音とで区別し、
さらに多段階に音色を変えて通知させることもできる。
る通知では、ブザーなどの発生間隔を変えて通知するこ
ともできる。たとえば許容範囲26内で、「ピッ、ピ
ッ、ピッ」とし、許容範囲26外のとき「ピー、ピー、
ピー」とするように変えて通知することができる。さら
に多段階に変えることもできる。
中の基準点を示す。なお、先行して説明してある部分と
対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を
省略する。本実施形態では、図1(a)に示す画像10
中での無限遠点18および最近点19の他に、先行車両
28から検出される車両検出位置29も基準点として用
いる。たとえば、車間距離確認区間などを通過している
ときには、先行車両28の車間距離を確認することがで
きるので、車間距離確認区間を通過後も一定の車間距離
を保って走行し、先行車両28の画像の特定の位置、た
とえば重心などを車両検出位置29として画面内で適切
な位置となるように調整を行う。
の車両検出位置29の調整は、図6に示すようなカメラ
31を用いて行う。カメラ31は、図3(b)に示すカ
メラ11と同様に、支持具23で、ルームミラー20の
取付部などに取付けられる。カメラ31内には、CCD
カメラ32が収納され、またCCDカメラ32の撮像方
向をほぼ鉛直な軸線まわりに変位させるモータ33およ
びモータ33の回転駆動状態を制御するスイッチ34が
設けられる。車両の運転者は、ブザーなどの結果出力部
13の通知に従ってスイッチ34を操作し、調整を行う
ことができる。CCDカメラ32の撮像方向の一定の変
化に対してモータ33の回転数が多くなるように設定し
ておけば、スイッチ34の手動操作で撮像方向の微調整
を行うことができる。このようなカメラ31は、図1の
実施形態でも、図3に示すカメラ11の代りに用いるこ
ともできる。なお、カメラ11にもCCDなどを備える
CCDカメラ32と同様なCCDカメラが内蔵される。
カメラ41の概略的な構成を示す。本実施形態でも、先
行する各実施形態で説明した部分と対応する部分には同
一の参照符を付し、重複する説明を省略する。また、カ
メラ41にも図6のCCDカメラ32と同様なCCDカ
メラが内蔵されるけれども、図示を省略する。本実施形
態で、カメラ41の撮像方向をほぼ鉛直な軸線まわりに
変位させるモータ33は、カメラ41が撮像する画像を
処理する画像処理用マイコン42が自動的に制御する。
図2のステップb3のようにずれ量を演算して求め、ず
れ量が小さくなるようにモータ33を駆動する方向や変
位量を制御する。
して、複数のLEDを含むLED表示器50を図1の結
果出力部14として用いる場合の構成を示す。LED表
示器50は、3以上の複数、たとえば3つのLED5
1,52,53を一次元的に配列し、点灯LED位置で
カメラ11,31,41の取付け位置を通知する状態を
示す。たとえば3つのLED51,52,53のうちの
中央のLED52が点灯すれば取付け状態に基づく基準
点の位置は許容範囲内であることが判り、左側のLED
51や右側のLED53のいずれかが点灯すれば、左ま
たは右へのずれ量が多いことが判る。
取付位置の概要を示し、点灯状態を点滅させて、その点
滅間隔でずれ量の程度を通知させることもできる。たと
えば、ずれ量が大きいときには遅いタイミングで点滅さ
せ、ずれ量が小さくなると点滅のタイミングを速めて、
適切な調整状態への移行が容易になるように通知を行う
ことができる。また、点滅に代えて、表示の明るさで通
知することもできる。たとえば許容範囲内では、LED
51,52,53を最大電力で点灯し、許容範囲外でL
ED51,52,53を最小電力で点灯するように制御
する。
して、複数のLEDを二次元的なマトリクス状に配置し
て構成されるLED表示器60を用いてカメラ11,3
1,41の取付け状態に対する通知を行う構成を示す。
本実施形態では、複数のLED61,62,…,6nに
よって、バーグラフ状の表示を行う。図9(a)に示す
ように、許容範囲内にある場合には、たとえば左半分側
のLEDが点灯し、右半分側のLEDは消灯するように
表示する。図9(b)に示すように、許容範囲よりも左
側に偏ると、点灯するLEDの領域も左側に寄る。図9
(c)に示すように、許容範囲よりも右側に偏ると、消
灯するLEDの領域も右側に寄る。
として、カメラ11,31,41を利用して図5に示す
車両検出位置29などに対する距離測定を行う際の距離
表示用の7セグメントLED71,72を調整に利用す
る例を示す。7セグメントLED81,82は、たとえ
ばカメラ11,31,41を対で用いて、先行車両との
間の車間距離をステレオ測距法などで求め、求められた
車間距離を通知するために設けられる。図10(a)に
示すように、許容範囲内にあるときは、中央寄りのセグ
メントを点灯させて表示を行う。図10(b)または
(c)に示すように、許容範囲内から左または右にずれ
ているときは、外寄りの左側または右側のセグメントを
点灯させて表示を行う。
として、図9と同様なLED表示器60を用い、十字8
0の表示位置で通知する例を示す。LED表示器60で
は、通常、カメラ11,31,41を利用して図5に示
す車両検出位置29などに対する距離測定を行う際の距
離表示を、ドットで数字を形成して行う。図11(a)
に示すように、ずれ量が許容範囲内にある場合は十字8
0を中央に表示する。図11(b),(c)に示すよう
に、許容範囲より左または右にずれるときは、十字80
を左側または右側に表示する。
用いる視覚的な表示は、液晶表示素子(LCD)、蛍光
表示管、陰極線管(CRT)など、他の表示器を用いて
行うこともできる。また、表示器は、通常他の用途に使
用し、調整時にずれ量の表示に使用することができる。
また、視覚的な表示による通知は、図1の実施形態での
音響的な通知の代りに用いることもできる。逆に、音響
的な通知を、図5以下の実施形態でも視覚的な通知の代
りに用いることもできる。
取付状態が許容範囲内にあるか否かの判定結果に従って
カメラの取付状態を調整すればよいので、映像信号増幅
の出力回路や表示用の表示モニタなどを設ける必要がな
く、簡単な構成でカメラの取付状態の調整を行うことが
できる。
としてカメラの取付状態を調整するので、遠方の視野に
対して適切な状態に取付状態の調整を行うことができ
る。
調整のためのずれ量は、無限遠点と最近点とを含むの
で、広い範囲に亘って適切な画像が得られるように取付
状態の調整を行うことができる。
野内に設置される物体の画像上に設定されるので、物体
との間の距離などに基づいて、適切な状態に調整された
画像を撮像することができるようにカメラの取付状態を
調整することができる。
調整は、モータによって駆動される機構を、操作部の手
動操作で制御して行うので、手動で直接調整するときよ
りも微妙な調整などを行って、より適切な状態へ調整す
ることができる。
調整を自動的に行うことができ、適切な取付状態に確実
に設定することができる。
が許容範囲内にあるか否かの通知を、音響出力によって
行うので、調整のための視覚による注意力をカメラの取
付位置付近に集中することができる。
量が音量の変化に対応して通知されるので、適切な取付
状態への調整を判りやすく行うことができる。
音響出力の音色の変化で通知が行われるので、適切な状
態への調整を音色の一定の方向への変化に基づいて行う
ことができる。
変化でずれの変化に対応させることができるので、音間
隔の変化が一定の方向となるように調整して、適切な取
付状態に調整することができる。
内にあるか否かの通知を視覚表示で行うので、調整すべ
き方向なども含めた情報を有効に表示して適切な取付状
態への調整を行うことができる。
れ量に対応して変化するので、視覚表示位置が所定の位
置となるように調整して、適切な取付状態に設定するこ
とができる。
れ量に対応する表示を行うので、点滅が一定の方向に変
化するように調整して、適切な取付状態に調整すること
ができる。
に対応して視覚表示の面積が変化する表示が行われるの
で、バーグラフのような表示に従って取付状態を適切に
調整することができる。
ずれ量に応じて変化するので、明るさが一定の方向に変
化するように調整して、適切な取付状態に設定すること
ができる。
画像から対象物を認識し、基準点の位置を算出してカメ
ラのずれ量を算出し、許容範囲内にあるか否かを判断し
て判断結果を通知するので、カメラの取付状態の調整の
ために映像信号を画像として表示する必要はなく、映像
信号出力回路などを設ける必要がなくなるので、構成の
簡略化とコスト低減とを図ることができる。
って撮像される画像を示す図、および画像処理装置12
の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
整を行う手順と、ずれ量が許容範囲内であるか否かの表
示手順とを示すフローチャートである。
を示す簡略化した正面図および側面図である。
け位置を通知するための基本的な考え方を示す図であ
る。
す図である。
的構成を示すブロック図である。
メラ41の電気的構成を示すブロック図である。
ED表示器50の表示状態を示す図である。
ED表示器60の表示状態を示す図である。
7セグメントLED71,72の表示状態を示す図であ
る。
LED表示器60の表示状態を示す図である。
を示すブロック図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 カメラを車両に取付ける際に、カメラに
よって撮像しながら、撮像される画像を処理して、画像
上の基準点の位置を算出し、 算出された基準点の位置に基づいて、カメラの取付け状
態が許容範囲内にあるか否かを判定し、 判定結果を通知することを特徴とする車載用カメラの取
付方法。 - 【請求項2】 前記基準点は、画像中に路面上に引かれ
る白線が検出されるときに、白線検出位置から算出され
る無限遠点であることを特徴とする請求項1記載の車載
用カメラの取付方法。 - 【請求項3】 前記基準点として、前記画像内で前記白
線の最も手前側に位置する点である最近点も含むことを
特徴とする請求項2記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項4】 前記基準点は、カメラの視野内に設置さ
れる物体の画像上に設定されることを特徴とする請求項
1記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項5】 前記カメラには、操作部の手動操作によ
りその動作が制御されるモータによる駆動で取付状態を
変更する機構が設けられ、 前記判定結果の通知に従って、カメラの取付状態が許容
範囲内になるように、前記操作部の手動操作でモータの
駆動状態を制御することを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項6】 前記カメラには、取付状態をモータによ
る駆動で変更する機構が設けられ、 前記判定結果の通知に従って、カメラの取付状態が許容
範囲内になるように、モータの駆動状態を自動的に制御
することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
車載用カメラの取付方法。 - 【請求項7】 前記判定結果の通知は、音響出力で行う
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車載
用カメラの取付方法。 - 【請求項8】 前記通知は、前記基準点位置からのずれ
量に対応する前記音響出力の音量の変化で行うことを特
徴とする請求項7記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項9】 前記通知は、前記基準点からのずれ量に
対応する前記音響出力の音色変化で行うことを特徴とす
る請求項7記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項10】 前記通知は、前記基準点からのずれ量
に対応する前記音響出力の音間隔変化で行うことを特徴
とする請求項7記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項11】 前記判定結果の通知は、視覚表示で行
うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車
載用カメラの取付方法。 - 【請求項12】 前記通知は、前記基準位置からのずれ
量に対応して、視覚表示位置を変化させて行うことを特
徴とする請求項11記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項13】 前記通知は、前記基準位置からのずれ
量に対応する速度で、視覚表示を点滅させて行うことを
特徴とする請求項11記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項14】 前記通知は、前記基準位置からのずれ
量に対応して、視覚表示の面積を変化させて行うことを
特徴とする請求項11記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項15】 前記通知は、前記基準位置からの明る
さが変化するように視覚表示を変化させて行うことを特
徴とする請求項11記載の車載用カメラの取付方法。 - 【請求項16】 カメラによって撮像される画像中か
ら、予め定められる対象物を認識する認識手段と、 認識手段によって認識される対象物の画像に基づいて、
基準点位置を算出する算出手段と、 算出手段によって算出される基準点の位置と、カメラが
車両に搭載される状態で撮像すべき画像中の基準点の位
置とのずれ量を算出し、ずれ量が予め定める許容範囲内
にあるか否かを判断する判断手段と、 判断手段の判断結果を通知する通知手段とを含むことを
特徴とする車載用カメラの画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31800898A JP4234240B2 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 車載用カメラの取付方法および画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31800898A JP4234240B2 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 車載用カメラの取付方法および画像処理装置 |
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