JP2000141945A - 本用容器 - Google Patents

本用容器

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JP2000141945A
JP2000141945A JP10334935A JP33493598A JP2000141945A JP 2000141945 A JP2000141945 A JP 2000141945A JP 10334935 A JP10334935 A JP 10334935A JP 33493598 A JP33493598 A JP 33493598A JP 2000141945 A JP2000141945 A JP 2000141945A
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Minoru Kojima
實 小嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本の立ち読みを防止するとともに、客が本の
内容の一部を確認できるようし、ある程度納得できた上
で購入できるようにする本用容器を提供する。 【解決手段】 本用容器10は、本1の一部のページ
2,3を除く大半部のページ4を見開き不能に包み込む
包込部11に、一部のページ2,3を見開き可能に突出
させる突出口12を設けてなる。包込部11は、大半部
のページ4を覆う外向側面11a、内向側面11b、反
背側面11c及び背側面11dを備えている。突出口1
2は、内向側面11bの縁と背側面11dとの間に形成
される。包込部11の突出口12付近である背側面11
dの縁からは、突出した表紙2の外面2aを覆うカバー
面13が延びている。この包込部11及びカバー面13
は、平面保持力の強い透明樹脂板で形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本を包み込むケー
ス状、カバー状等の本用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】書店、売店等に並べられる雑誌や漫画本
等の本は、立ち読みによって客にある程度の満足を与え
てしまい、購入意欲を喪失させることがある。そこで、
従来は、立ち読み防止のために、本用容器としてのビニ
ール、ポリエチレン、ポリプロピレン等の透明樹脂袋に
本を封入することが多かった。この透明樹脂袋によれ
ば、本の全ページが見開き不可能に包み込まれるため、
確実に立ち読みを防止することができる。なお、本明細
書では、ページの語を、閉じ込み葉の片面ではなく、1
枚1枚の閉じ込み葉の意味で使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この透明樹
脂袋では、外部から本の表紙、裏表紙及び背しか見えな
いため、客はそれらに印刷された少ない情報から内容を
推測、想像等し、十分に納得できないまま、本を選択し
たり購入を決心したりしなければならず、購入後にその
推測、想像等と違っていた場合には不満を抱くという問
題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、本の立ち読みを
防止するとともに、客が本の内容の一部を確認できるよ
うし、ある程度納得できた上で購入できるようにする本
用容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る本用容器は、本の一部のページを除く
大半部のページを見開き不能に包み込む包込部に、一部
のページを見開き可能に突出させる突出口を設けてなる
構成とした。
【0006】ここで、「一部のページ」として、次の態
様を例示できる。 (a1)一部のページが、表紙及び該表紙に続いて閉じ
込まれた数枚ないし数十枚のページである態様。ここで
いう「表紙」は、冒頭の表紙に限定されず、末尾の表紙
すなわち裏表紙を含む意味である。そして、冒頭の表紙
及び該表紙に続いて閉じ込まれた数枚ないし数十枚のペ
ージだけの場合、裏表紙及び該裏表紙に続いて閉じ込ま
れた数枚ないし数十枚のページだけの場合、これら両方
の場合を含む。 (a2)一部のページが、厚さ方向の中央部に閉じ込ま
れた数枚ないし数十枚のページである態様。
【0007】また、「包込部」の構成として、次の態様
を例示できる。 (b1)包込部が、大半部のページの少なくとも外向
側、内向側及び反背側を覆って包み込むように構成され
た態様。 (b2)包込部が、大半部のページの少なくとも外向
側、内向側、天及び地を覆って包み込むように構成され
た態様。 これらの態様をさらに具体的に列挙すると、次のように
なる。 包込部が、大半部のページの外向側、内向側及び反
背側のみを覆って包み込む態様。 包込部が、大半部のページの外向側、内向側、天及
び地のみを覆って包み込む態様。 包込部が、大半部のページの外向側、内向側、反背
側、天及び地を覆って包み込む態様。包込部が、大半部
のページの外向側、内向側、反背側及び背側を覆って包
み込む態様。包込部が、大半部のページの外向側、内向
側、天、地及び背側を覆って包み込む態様。包込部が、
大半部のページの外向側、内向側、反背側、天、地及び
背側を覆って包み込む態様。
【0008】また、「包込部」の寸法として、次の態様
を例示できる。 (c1)包込部が、大半部のページを平らな状態で包み
込むよう、大半部のページの厚さとほぼ同一又はそれ以
上の厚さに形成された態様。 (c2)包込部が、大半部のページを二つ折りに湾曲さ
せた状態で包み込むよう、大半部のページの厚さの2倍
以上の厚さに形成された態様。 c2の場合、包込部が、大半部のページの少なくとも外
向側、内向側、天、地及び背側を覆って包み込むように
構成され、二つ折りに湾曲させた大半部のページの二つ
折り間に各種物品の収納スペースが形成されることが好
ましい。あるいは、包込部が、大半部のページの少なく
とも外向側、内向側、天、地及び反背側を覆って包み込
むように構成され、二つ折りに湾曲させた大半部のペー
ジの反背側に各種物品の収納スペースが形成されること
が好ましい。「各種物品」は、特定のものに限定され
ず、おもちゃ、アクセサリ、ハンカチ、文房具、菓子等
を例示できる。
【0009】また、上記a2の場合に、包込部の突出口
付近から延びて、一部のページの表紙の少なくとも外面
を覆うカバー面を備えることが好ましい。
【0010】また、包込部の材質として、次の態様を例
示できる。 (d1)包込部が、樹脂材で形成された態様。 この場合、樹脂材が、平面保持力の強い樹脂板である態
様と、平面保持力の弱い樹脂シートである態様とを例示
できる。樹脂は特定の種類に限定されない。平面保持力
の強い樹脂板とは、水平に片持ちしたときに自重で小さ
く湾曲する程度のものから事実上湾曲しない剛性の高い
ものまでを含む。平面保持力の弱い樹脂シートとは、水
平に片持ちしたときに自重で完全に垂れ下がってしまう
程度のものから大きく湾曲する程度のものまでを含む。
また、樹脂材は、不透明でもよいが、外部から内部を見
通せるよう透明であることが好ましい。透明は、着色透
明及び半透明を含む。 (d2)包込部が、紙材で形成された態様。紙材は、容
易に破れない程度のものであれば、どのようなものでも
よく、普通紙、ボール紙、強化紙等を例示できる。
【0011】なお、包込部を構成する各面及び各面間の
構造は、上記包込部の材質に応じて適宜決定できる。例
えば、前記樹脂板又は樹脂シートの場合には、1枚〜数
枚の樹脂板又は樹脂シートを折り曲げて各面及び連続す
る各面間を形成し、連続していない一部の各面間は、樹
脂板同志又は樹脂シート同志を接着・溶着・圧着・機械
的係合等により接合して製造することができる。また、
前記樹脂板の場合には、樹脂成形により、各面及び各面
間の接合とを一体成形して製造することもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した幾つか
の実施形態例について、図面を参照して説明する。
【0013】まず、図1及び図2に示す第一実施形態の
本用容器10は、本1の一部のページ2,3を除く大半
部のページ4を見開き不能に包み込む包込部11に、一
部のページ2,3を見開き可能に突出させる突出口12
を設けてなる。本実施例における一部のページ2,3
は、表紙2及び該表紙2に続いて閉じ込まれた数枚ない
し数十枚のページ3である。
【0014】包込部11は、大半部のページ4を平らな
状態で包み込むよう、大半部のページ4の厚さとほぼ同
一の厚さに形成されている。具体的には、包込部11
は、大半部のページ4の外向側(ここでは裏表紙の外
面)4a、内向側4b、反背側4c及び背側4dを覆っ
て包み込むように、それらを各々覆う外向側面11a、
内向側面11b、反背側面11c及び背側面11dを備
えており、大半部のページ4の天4e及び地4fを覆う
天面及び地面を備えていない。
【0015】突出口12は、内向側面11bの縁と背側
面11dとの間に形成される。また、包込部11の突出
口12付近である背側面11dの縁からは、突出した表
紙2の外面2aを覆うカバー面13が延びている。カバ
ー面13は、表紙2のサイズとほぼ同一又は若干大きめ
に形成されている。
【0016】この包込部11及びカバー面13は、平面
保持力の強い透明樹脂板で形成されており、1枚の透明
樹脂板を折り曲げて各面11a、11b、11c、11
d、13及び連続する各面間が形成されている。そし
て、外向側4aと内向側4bとは、本1の天4e及び地
4fが現れる開口部を跨がせた粘着テープ14で接合さ
れている。
【0017】以上のように構成された本用容器10を使
用するには、図2から図1への変化で示すように、本1
の大半部のページ4を包込部11に入れて見開き不能に
包み込ませ、一部のページ2,3を突出口12から見開
き可能に突出させ、外向側4aと内向側4bとを粘着テ
ープ14で接合すればよい。
【0018】この本用容器10によれば、包込部11が
本1の大半部のページ4を見開き不能に包み込むため、
本1の立ち読みを事実上防止することができる。また、
突出口12から一部のページ2,3を見開き可能に突出
させるため、客はその一部のページ2,3に印刷された
情報から内容の一部を確認することができ(特に冒頭付
近には目次が掲載されているため、内容確認に有益であ
る。)、ある程度納得できた上で購入することができ
る。
【0019】次に、図3に示す第二実施形態の本用容器
20は、本1の一部のページ2,3を除く大半部のペー
ジ4を見開き不能に包み込む包込部21に、一部のペー
ジ2,3を見開き可能に突出させる突出口22を設けて
なる。本実施例における一部のページ2,3は、表紙2
及び該表紙2に続いて閉じ込まれた数枚ないし数十枚の
ページ3である。
【0020】包込部21は、大半部のページ4を二つ折
り(ここでは裏表紙を内側にして折る)に湾曲させた状
態で包み込むよう、大半部のページ4の厚さの2〜4倍
の厚さに形成されている。具体的には、包込部21は、
大半部のページ4の外向側(ここでは二つ折りに湾曲さ
せた最外周ページの外向面)4a、内向側4b、反背側
4c、背側4d、天4e及び地4fを覆って包み込むよ
うに、それらを各々覆う外向側面21a、内向側面21
b、反背側面21c、背側面21d、天面21e及び地
面21fを備えている。また、外向側面21a及び内向
側面21bが、本1の紙面サイズとほぼ同一又は若干大
きめに形成されている結果、二つ折りに湾曲させた大半
部のページ4の反背側4cと反背側面21cとの間には
各種物品9の収納スペース25が形成されている。
【0021】突出口22は、内向側面21bの縁と背側
面21dとの間に形成される。また、包込部21の突出
口22付近である背側面21dの縁からは、突出した表
紙2の外面2aを覆うカバー面23が延びている。カバ
ー面23は、表紙2のサイズとほぼ同一又は若干大きめ
に形成されている。
【0022】この包込部21及びカバー面23は、平面
保持力の強い透明樹脂板で形成されており、1枚の透明
樹脂板を折り曲げて各面21a、21b、21c、21
d、21e、21f,23及び連続する各面間が形成さ
れている。そして、連続していない一部の各面間は粘着
テープ24(又は接着・溶着・圧着・機械的係合等)機
械的係合で接合されている。
【0023】この本用容器20によっても、第一実施形
態の本用容器10と同様の作用効果が得られ、さらに、
大半部のページ4の天4e及び地4fを覆うので、本1
の保護効果が高い。また、収納スペース25に各種物品
9を収納できるので、おまけの同封による本の販売促進
等を図ることもできる。
【0024】次に、図4に示す第三実施形態の本用容器
30は、本1の一部のページ2,3を除く大半部のペー
ジ4を見開き不能に包み込む包込部31に、一部のペー
ジ2,3を見開き可能に突出させる突出口32を設けて
なる。本実施例における一部のページ2,3は、表紙2
及び該表紙2に続いて閉じ込まれた数枚ないし数十枚の
ページ3である。
【0025】包込部31は、大半部のページ4を平らな
状態で包み込むよう、大半部のページ4の厚さとほぼ同
一の厚さに形成されている。具体的には、包込部31
は、大半部のページ4の外向側(ここでは裏表紙の外
面)4a、内向側4b、反背側4c、背側4d、天4e
及び地4fを覆って包み込むように、それらを各々覆う
外向側面31a、内向側面31b、反背側面31c、背
側面31d、天面31e及び地面31fを備えている。
【0026】突出口32は、内向側面31bの縁と背側
面31dとの間に形成される。また、包込部31の突出
口32付近である背側面31dの縁からは、突出した表
紙2の外面2aを覆うカバー面33が延びている。カバ
ー面33は、表紙2のサイズとほぼ同一又は若干大きめ
に形成され、表紙2の縁部を挿入して内面2bの一部ま
で覆う袋部33aを備えている。
【0027】この包込部31及びカバー面33は、平面
保持力の弱い柔軟な透明樹脂シートで形成されており、
1枚の透明樹脂シートを折り曲げて各面31a、31
b、31c、31d、31e、31f,33及び連続す
る各面間が形成されている。そして、連続していない一
部の各面間は溶着で接合されている。
【0028】この本用容器30によっても、第一実施形
態の本用容器10と同様の作用効果が得られ、さらに、
大半部のページ4の天4e及び地4fを覆うので、本1
の保護効果が高い。
【0029】次に、図5及び図6に示す第四実施形態の
本用容器40は、本1の一部のページ2,3を除く大半
部のページ4を見開き不能に包み込む包込部41に、一
部のページ2,3を見開き可能に突出させる突出口42
を設けてなる。本実施例における一部のページ2,3
は、表紙2及び該表紙2に続いて閉じ込まれた数枚ない
し数十枚のページ3である。
【0030】包込部41は、大半部のページ4を二つ折
り(ここでは裏表紙を内側にして折る)に湾曲させた状
態で包み込むよう、大半部のページ4の厚さの3〜10
倍の厚さに形成されている。具体的には、包込部41
は、大半部のページ4の外向側(ここでは二つ折りに湾
曲させた最外周ページの外向面)4a、内向側4b、反
背側4c、背側4d、天4e及び地4fを覆って包み込
むように、それらを各々覆う外向側面41a、内向側面
41b、反背側面41c、背側面41d、天面41e及
び地面41fを備えている。外向側面41a及び内向側
面41bは、本1の紙面サイズの約1/2の大きさに形
成されている。二つ折りに湾曲させた大半部のページ4
の二つ折り間には各種物品9の収納スペース45が形成
されている。
【0031】突出口42は、内向側面41bの縁と背側
面41dとの間に形成される。また、包込部41の突出
口42付近である背側面41dの縁からは、突出した表
紙2の外面2aを覆うカバー面43が延びている。カバ
ー面43は、表紙2のサイズとほぼ同一又は若干大きめ
に形成されている。なお、カバー面43は、図5に二点
鎖線で示すように、表紙2の内面2bの一部を覆う折返
し部43aを備えてもよいし、図6に二点鎖線で示すよ
うに、約1/2の大きさでもよい。
【0032】この包込部41及びカバー面43は、平面
保持力の強い透明樹脂板で形成されており、1枚の透明
樹脂板を折り曲げて各面41a、41b、41c、41
d、41e、41f,43及び連続する各面間が形成さ
れている。そして、連続していない一部の各面間は粘着
テープ44(又は接着・溶着・圧着・機械的係合等)機
械的係合で接合されている。
【0033】この本用容器40によっても、第一実施形
態の本用容器10と同様の作用効果が得られ、さらに、
大半部のページ4の天4e及び地4fを覆うので、本1
の保護効果が高い。また、収納スペース45に各種物品
9を収納できるので、おまけの同封による本の販売促進
等を図ることもできる。
【0034】次に、図7及び図8に示す第五実施形態の
本用容器50は、本1の一部のページ5を除く大半部の
ページ6,7を見開き不能に包み込む包込部51に、一
部のページ5を見開き可能に突出させる突出口52を設
けてなる。本実施例における一部のページ5は、厚さ方
向の中央部に閉じ込まれた数枚ないし数十枚のページで
あり、大半部のページ6,7は、表紙側の多数枚のペー
ジ6と、裏表紙側の多数枚のページ7である。
【0035】包込部51は、表紙側の多数枚のページ6
を見開き不能に包み込む表紙側包込部511と、裏表紙
側の多数枚のページ7を見開き不能に包み込む裏表紙側
包込部512と、両部511,512を連結するととも
に本1の背側4dを覆う背側面51dとからなる。表紙
側包込部511及び裏表紙側包込部512は、それぞれ
多数枚のページ6,7を平らな状態で包み込むよう、多
数枚のページ6,7の厚さとほぼ同一の厚さに形成され
ている。具体的には、各包込部511,512は、それ
ぞれ、多数のページ6,7の外向側6a,7a、内向側
6b,7b、反背側6c,7c、天6e,7e及び地6
f,7fを覆って包み込むように、それらを各々覆う外
向側面511a,512a、内向側面511b,512
b、反背側面511c,512c、天面511e,51
2e及び地面511f,512fを備えている。
【0036】背側面51dは、図8(a)に示すよう
に、両包込部511,512と連続するように一体形成
されていてもよいし、図8(b)に示すように、両包込
部511,512とは別体形成されて、各包込部51
1,512で各ページ6,7を包み込んだ後に、両包込
部511,512に接合されて両包込部511,512
を連結するものでもよい。後者の方が本を包み込みやす
い。
【0037】突出口52は、内向側面511bの縁と内
向側面512bの縁との間に形成される。
【0038】各包込部511,512は、平面保持力の
強い透明樹脂板で形成されており、1枚の透明樹脂板を
折り曲げて各面及び連続する各面間が形成されている。
そして、連続していない一部の各面間は粘着テープ54
(又は接着・溶着・圧着・機械的係合等)機械的係合で
接合されている。
【0039】この本用容器50によっても、第一実施形
態の本用容器10と同様の作用効果が得られ、さらに、
大半部のページ6,7の天6e,7e及び地6f,7f
を覆うので、本1の保護効果が高い。
【0040】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)第一、第二、第四又は第五実施形態における包込
部を、第三実施形態の包込部のような平面保持力の弱い
柔軟な透明樹脂シートで形成すること。 (2)第3実施形態における袋部33aや第四実施形態
における折返し部43aを、他の実施形態において設け
ること。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に係る本用容
器によれば、本の立ち読みを防止することができるとと
もに、客が本の内容の一部を確認できるようなり、ある
程度納得できた上で購入することができるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る本用容器の斜視図
である。
【図2】同本用容器で本の大半部のページを包み込むと
きの分解斜視図である。
【図3】第二実施形態に係る本用容器の斜視図である。
【図4】第三実施形態に係る本用容器の斜視図である。
【図5】第四実施形態に係る本用容器の斜視図である。
【図6】同本用容器の底面図である。
【図7】第五実施形態に係る本用容器の斜視図である。
【図8】同本用容器の底面図である。
【符号の説明】
1 本 2 表紙 3 一部のページ 4 大半部のページ 5 一部のページ 6 多数枚のページ 7 多数枚のページ 9 各種物品 10 本用容器 11 包込部 12 突出口 13 カバー面 20 本用容器 21 包込部 22 突出口 23 カバー面 25 収納スペース 30 本用容器 31 包込部 32 突出口 33 カバー面 40 本用容器 41 包込部 42 突出口 43 カバー面 45 収納スペース 50 本用容器 51 包込部 52 突出口

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本の一部のページを除く大半部のページ
    を見開き不能に包み込む包込部に、前記一部のページを
    見開き可能に突出させる突出口を設けてなる本用容器。
  2. 【請求項2】 前記一部のページが、表紙及び該表紙に
    続いて閉じ込まれた数枚ないし数十枚のページである請
    求項1記載の本用容器。
  3. 【請求項3】 前記一部のページが、厚さ方向の中央部
    に閉じ込まれた数枚ないし数十枚のページである請求項
    1記載の本用容器。
  4. 【請求項4】 前記包込部が、前記大半部のページの少
    なくとも外向側、内向側及び反背側を覆って包み込むよ
    うに構成された請求項1〜3のいずれか一項に記載の本
    用容器。
  5. 【請求項5】 前記包込部が、前記大半部のページの少
    なくとも外向側、内向側、天及び地を覆って包み込むよ
    うに構成された請求項1〜3のいずれか一項に記載の本
    用容器。
  6. 【請求項6】 前記包込部が、前記大半部のページを平
    らな状態で包み込むよう、前記大半部のページの厚さと
    ほぼ同一又はそれ以上の厚さに形成された請求項1〜5
    のいずれか一項に記載の本用容器。
  7. 【請求項7】 前記包込部が、前記大半部のページを二
    つ折りに湾曲させた状態で包み込むよう、前記大半部の
    ページの厚さの2倍以上の厚さに形成された請求項1〜
    5のいずれか一項に記載の本用容器。
  8. 【請求項8】 前記包込部が、前記大半部のページの少
    なくとも外向側、内向側、天、地及び背側を覆って包み
    込むように構成され、前記二つ折りに湾曲させた大半部
    のページの二つ折り間に各種物品の収納スペースが形成
    された請求項7記載の本用容器。
  9. 【請求項9】 前記包込部が、前記大半部のページの少
    なくとも外向側、内向側、天、地及び反背側を覆って包
    み込むように構成され、前記二つ折りに湾曲させた大半
    部のページの反背側に各種物品の収納スペースが形成さ
    れた請求項7記載の本用容器。
  10. 【請求項10】 前記包込部の前記突出口付近から延び
    て、前記一部のページの表紙の少なくとも外面を覆うカ
    バー面を備えた請求項2記載の本用容器。
  11. 【請求項11】 前記包込部が、樹脂材で形成された請
    求項1〜10のいずれか一項に記載の本用容器。
  12. 【請求項12】 前記樹脂材が、平面保持力の強い樹脂
    板である請求項11記載の本用容器。
  13. 【請求項13】 前記樹脂材が、平面保持力の弱い樹脂
    シートである請求項11記載の本用容器。
  14. 【請求項14】 前記樹脂材が、透明樹脂材である請求
    項11〜13のいずれか一項に記載の本用容器。
  15. 【請求項15】 前記包込部が、紙材で形成された請求
    項1〜10のいずれか一項に記載の本用容器。
JP10334935A 1998-11-09 1998-11-09 本用容器 Pending JP2000141945A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007142219A1 (ja) * 2006-06-07 2007-12-13 Mitsuyama, Eishin 陳列ブックの立ち読み、盗難防止方法及びその装置
WO2007148944A1 (en) * 2006-06-23 2007-12-27 Doohan Lee Book packing for reading prevention
KR100903000B1 (ko) * 2007-01-23 2009-06-15 이두한 책의 무단 독서방지 포장체

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