JP2000140956A - 縦樋取付用穿孔器具 - Google Patents

縦樋取付用穿孔器具

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JP2000140956A
JP2000140956A JP10317142A JP31714298A JP2000140956A JP 2000140956 A JP2000140956 A JP 2000140956A JP 10317142 A JP10317142 A JP 10317142A JP 31714298 A JP31714298 A JP 31714298A JP 2000140956 A JP2000140956 A JP 2000140956A
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shaft
hole
downspout
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Tokuei Sakai
徳栄 坂井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単且つ容易に常に均一な孔を開けられる雨
樋用の縦樋取付孔穿設器具を提供する。 【解決手段】 縦樋取付孔穿設器具1は、雨樋に縦樋を
取付ける孔を穿設するため、所定の形状の孔を有する環
3と、その環の孔の内壁面に摺接する環状の刃を一端の
外周に有し、他端に孔と同一軸芯に配設可能な軸4を有
し、その孔に挿脱可能な盤と、その盤の軸が環の孔と同
一軸線上を進退動可能となるため、軸が挿入された筒状
ガイド2と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨樋用の縦樋取付
用穿孔器具に関するものである。
【0003】
【0004】
【従来の技術】従来、雨樋の横樋に縦樋を取付けると
き、横樋の所定位置に縦樋を取付けるための孔を職人が
鋏を使って手で穿設していた。
【0005】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、横樋に
職人が鋏を使って手により孔を穿設する方法は、ベテラ
ンの職人でないと中々巧く孔を開けられないのみなら
ず、常時均一な孔を開けられず、時間も掛かり且つ大変
煩わしい作業であった。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、以上の
ような欠点に鑑み、誰でもが簡単且つ容易に常に均一な
孔を開けられる雨樋用の縦樋取付孔穿設器具を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る雨樋用の縦
樋取付孔穿設器具は、以上のような課題を解決するもの
であって、次のようなものである。
【0010】請求項1の縦樋取付用穿孔器具は、横樋に
縦樋を取付ける孔を穿設するための縦樋取付用穿孔器具
であって、先端が第1の突起と第2の突起に分岐され、
その第1の突起と第2の突起の先端から横樋の側方から
挿入するために第1の突起と第2の突起の先端が開口さ
れた本体と、その第1の突起に取付けられた筒状ガイド
と、前記第2の突起に取付けられ、筒状ガイドの軸芯と
同一軸芯上に同一軸芯を備えて配設され、所定の形状の
孔を有する環と、前記筒状ガイドに進退動可能に挿通さ
れた軸の一端に取付けられ、外周が環の孔の内壁に摺接
し挿脱可能な環状の刃と、を備えていることを特徴とす
る。
【0011】
【0012】請求項2の縦樋取付用穿孔器具は、横樋に
縦樋を取付ける孔を穿設するための縦樋取付用穿孔器具
であって、先端が第1の突起と第2の突起に分岐され、
その第1の突起と第2の突起の先端から横樋の側方から
挿入するために第1の突起と第2の突起の先端が開口さ
れた本体と、その第1の突起に取付けられた筒状ガイド
と、前記第2の突起に取付けられ、筒状ガイドの軸芯と
同一軸芯上に同一軸芯を備えて配設され、所定の形状の
孔を有する環と、前記筒状ガイドに進退動可能に挿通さ
れた軸と、その軸の一端に着脱可能に取付けられ、外周
が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状の刃或は環状の
刃部と、を備えていることを特徴とする。
【0013】
【0014】請求項3の縦樋取付用穿孔器具は、横樋に
縦樋を取付ける孔を穿設するための縦樋取付用穿孔器具
であって、基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起
と第2の突起に分岐され、その第1の突起と第2の突起
の先端から横樋の側方から挿入するために第1の突起と
第2の突起の先端が開口された本体と、その第1の突起
に取付けられた筒状ガイドと、前記第2の突起に取付け
られ、筒状ガイドの軸芯と同一軸芯上に同一軸芯を備え
て配設され、所定の形状の孔を有する環と、前記筒状ガ
イドに進退動可能に挿通された軸の一端に取付けられ、
外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状の刃と、そ
の軸の他端に連結された押圧手段と、を有し、その押圧
手段が、前記本体の先端に回動可能に取付けられ、基部
を第2の把手部とする操作体と、その操作体の先端近く
に一端が回動可能に取付けられ、他端が前記軸の他端に
回動可能に取付けられた連結体と、を備えていることを
特徴とする。
【0015】
【0016】請求項4の縦樋取付用穿孔器具は、横樋に
縦樋を取付ける孔を穿設するための縦樋取付用穿孔器具
であって、基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起
と第2の突起に分岐され、その第1の突起と第2の突起
の先端から横樋の側方から挿入するために第1の突起と
第2の突起の先端が開口された本体と、その第1の突起
に取付けられた筒状ガイドと、前記第2の突起に取付け
られ、筒状ガイドの軸芯と同一軸芯上に同一軸芯を備え
て配設され、所定の形状の孔を有する環と、前記筒状ガ
イドに進退動可能に挿通された軸の一端に取付けられ、
外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状の刃と、そ
の軸の他端に連結された押圧手段と、を備えていること
を特徴とする。
【0017】
【0018】請求項5の縦樋取付用穿孔器具は、横樋に
縦樋を取付ける孔を穿設するための縦樋取付用穿孔器具
であって、基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起
と第2の突起に分岐され、その第1の突起と第2の突起
の先端から横樋の側方から挿入するために第1の突起と
第2の突起の先端が開口された本体と、その第1の突起
に取付けられた筒状ガイドと、前記第2の突起に取付け
られ、筒状ガイドの軸芯と同一軸芯上に同一軸芯を備え
て配設され、所定の形状の孔を有する環と、前記筒状ガ
イドに進退動可能に挿通された軸の一端に取付けられ、
外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状の刃と、そ
の軸の他端に連結された押圧手段と、を有し、その押圧
手段が、前記本体の先端に回動可能に取付けられ、基部
を第2の把手部とする操作体と、前記本体に一端が回動
可能に取付けられ、本体と操作体の間に配設された押圧
体と、その押圧体の先端に一端が回動可能に取付けら
れ、他端が前記軸の他端に回動可能に取付けられた連結
体と、を備え、本体の第1の把手部と操作体の第2の把
手部とを近接させることにより、操作体の内壁面により
押圧体の一端を大きな圧力で押圧し、軸を環方向に摺動
させることを特徴とする。
【0019】
【0020】請求項6の縦樋取付用穿孔器具は、横樋に
縦樋を取付ける孔を穿設するための縦樋取付用穿孔器具
であって、基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起
と第2の突起に分岐され、その第1の突起と第2の突起
の先端から横樋の側方から挿入するために第1の突起と
第2の突起の先端が開口された本体と、その第1の突起
に取付けられた筒状ガイドと、前記第2の突起に取付け
られ、筒状ガイドの軸芯と同一軸芯上に同一軸芯を備え
て配設され、所定の形状の孔を有する環と、前記筒状ガ
イドに進退動可能に挿通された軸の一端に取付けられ、
外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状の刃と、そ
の軸の他端に連結された押圧手段と、を有し、その押圧
手段が、前記第1と第2の突起の基部近傍の本体に一端
が回動可能に取付けられ、基部を第2の把手部とする操
作体と、その操作体の先端近くに一端が回動可能に取付
けられ、本体と操作体の間に配設され、本体と対向する
側に弧状に形成された複数の歯を有する順送り体と、そ
の順送り体に一端が回動可能に取付けられた第1の連結
体と、前記順送り体の歯と噛合する突起を基部に有し、
基部近傍が第1の連結体の他端に遊動可能に取付けら
れ、央部が前記本体の第1の突起の基部近傍の本体に回
動可能に取付けられた押圧体と、その押圧体の一端に一
端が回動可能に取付けられ、他端が前記軸の他端に回動
可能に取付けられた第2の連結体と、を備え、本体の第
1の把手部と操作体の第2の把手部とを近接させること
により、順送り体、第1の連結体、押圧体、第2の連結
体、軸を順次従動させ、大きな圧力で軸を環方向に摺動
させることを特徴とする。
【0021】
【0022】請求項7の縦樋取付用穿孔器具は、横樋に
縦樋を取付ける孔を穿設するための縦樋取付用穿孔器具
であって、基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起
と第2の突起に分岐され、その第1の突起と第2の突起
の先端から横樋の側方から挿入するために第1の突起と
第2の突起の先端が開口された本体と、その第1の突起
に取付けられた筒状ガイドと、前記第2の突起に取付け
られ、筒状ガイドの軸芯と同一軸芯上に同一軸芯を備え
て配設され、所定の形状の孔を有する環と、前記筒状ガ
イドに進退動可能に挿通された軸の一端に取付けられ、
外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状の刃と、そ
の軸の他端に連結された押圧手段と、を有し、その押圧
手段が、前記軸の他端に一端が回動可能に取付けられた
連結体と、その連結体の他端に一端が回動可能に取付け
られ、央部が第1の突起の基部近傍の本体に回動可能に
取付けられ、基部に弧状に形成された複数の歯を有する
押圧体と、前記本体の央部に基部が回動可能に取付けら
れ、先端が押圧体の複数の刃に交互に且つ順次噛合する
係止爪部と係止離脱駆動部に分岐された順送り体と、そ
の係止離脱駆動部が係止される係合部を有し、先端が押
圧体の複数の刃に順次噛合する爪部を有する送り部材
と、その送り部材の基部が先端近傍に回動可能に取付け
られ、先端が第2の突起の基部近傍の本体に回動可能に
取付けられ、基部を第2の把手部とする操作体と、を備
え、本体の第1の把手部と操作体の第2の把手部とを近
接させることにより、送り部材、順送り体、押圧体、連
結体、軸を順次従動させ、大きな圧力で軸を環方向に摺
動させることを特徴とする。
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】本願発明の縦樋取付用穿孔器具の
実施の形態を説明する。
【0025】本願の発明は、雨樋の横樋に縦樋を取付け
る孔を穿設するためのものであり、所定の形状の孔即ち
縦樋の横断面と同形状の孔を有する環と、その環に挿脱
可能にしてその孔の内壁面と摺接する環状の刃を有する
盤との間に横樋の所望の位置を挟み、環の孔と同一軸線
方向に盤を押圧することにより、横樋に孔を穿設する縦
樋取付用穿孔器具である。
【0026】
【0027】
【実施例】以下、詳述する縦樋取付孔穿設器具の実施例
は、雨樋の横樋に縦樋を接続するため、縦樋の横断面と
同形状の孔を横樋の所望の位置に穿設するための器具で
あり、家庭用の雨樋として一般に使用されている場合の
ものであって、半径50mmの縦断面半円形の横樋に直
径が50mm(横断面円形の縦樋)の縦樋を取付ける時
のものを例示して説明するが、寸法や形状の異なる雨樋
にも施すことが出来る。
【0028】
【0029】「実施例1」以下、本発明の実施例を、図
示例と共に説明する。
【0030】図1は、本発明に係る縦樋取付用穿孔器具
を示す要部斜視図、 図2は、本発明に係る縦樋取付用
穿孔器具を示す要部縦断面図、 図3は、本発明に係る
縦樋取付用穿孔器具を下方から見た要部斜視図、 図4
は、本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を下方から見た要
部斜視図、 図5は、本発明に係る縦樋取付用穿孔器具
の要部縦断面図、 図6は、本発明に係る縦樋取付用穿
孔器具を示す要部斜視図、 図7は、本発明に係る縦樋
取付用穿孔器具の要部縦断面図、 図8は、本発明に係
る縦樋取付用穿孔器具の要部縦断面図である。
【0031】
【0032】図1〜図8に基づき説明する。
【0033】基部を第1の把手部(図示せず)とする本
体1を形成する。
【0034】その本体1の先端は、第1の突起1aと第
2の突起1bに分岐されており、その第1の突起1aと
第2の突起1bの先端から横樋Xの側方から挿入するた
めに第1の突起1aと第2の突起1bの先端が開口され
ている。
【0035】その第1の突起1aの先端には、第2の突
起1bに向って第3の突起1cが突設されており、開口
から横樋Xをしたとき、横樋Xの端部が係止されるよう
になっている。
【0036】その第1の突起1aに筒体からなる筒状ガ
イドを取付ける。
【0037】その筒状ガイド2は、第1の突起1aの央
部に第1の突起1aと直交する方向に取付けられてい
る。
【0038】第2の突起1bの央部に所定の形状の孔3
aを有する環3を形成する。
【0039】その環3と筒状ガイド2の軸芯とは同一軸
芯上に配設されている。
【0040】図8に示すように、その環3の上端は、横
樋Xの底面が当接するように湾曲した凹部3b(なくと
も良い)が設けられており、環3が取付けられた第2の
突起1bの上端面は、略平坦な面となっており、底面が
平らな横樋を載置したとき安定状態で載置できるように
なっている。
【0041】又、環3の孔3aは、下方が拡開された孔
3cとすることができる。
【0042】筒状ガイド2に進退動可能に挿通される軸
4を設ける。その軸4は進退動時に軸芯が振れないよう
に密挿されている。
【0043】その軸4の他端部近傍の外周には、環状の
突起(或は突起若しくは膨大部)4aが設けられ、軸4
が環3に向って摺動し所定の位置まで進出すると、その
環状の突起4aに当接しそれ以上進出できなくなってい
る。
【0044】その軸4の一端には、環状の刃5が取付け
られている。
【0045】その環状の刃5を環3の孔3aに挿入した
とき、環状の刃5の外周は、その環3の孔3aの内壁に
摺接し挿脱可能に形成されている。
【0046】その環状の刃5、軸4の軸芯も筒状ガイド
2、環3の軸芯も同一軸芯上に配接されている。
【0047】その環状の刃5は、図4、図5に示すよう
に、軸4の一端に盤6aを設け、その盤6aの下端外周
に環状の刃6bをネジ6c,6cなどで着脱可能に取付
けることもできる。又、図6、図7に示すように、軸4
の一端に環状の刃7aを設けた盤7b即ち刃部7をネジ
7cなどにより着脱可能に取付けることができる。
【0048】更に、図示した以外の手段で環状の刃を取
付けることもできる。
【0049】その軸の他端には、図示しない押圧手段が
連結される(詳細は後述する)。
【0050】
【0051】以上のような構成の縦樋取付用穿孔器具
は、次のように作用する。
【0052】筒状ガイド2に密に挿通された軸4を引き
上げると、軸4の先端に取付けられた環状の刃5と第2
の突起1bに取付けられた環3の上端との間に間隙が開
き、その間隙に第1と第2の突起1a,1bの先端の開
口から横樋Xの所望の位置を側方から挿入し、環3の上
端の凹部3bに横樋Xの底部を載置する。
【0053】環3上に横樋Xを載置した後、軸4の他端
を押圧すると、環状の刃5が横樋Xの底部内面に当接
し、更に軸4の他端を押圧すると、環状の刃5が環3の
孔3aに挿入される。
【0054】この時、環3には凹部3bが形成されてい
るので、環状の刃5が環3の孔3aに挿入すると、横樋
Xの底部は、環3の上端から凹部3bの底に向って順次
切断されるから、横樋Xの底部切断時の抵抗が少なくて
よい。
【0055】筒状ガイド2、軸4、環状の刃5、環3の
何れの軸芯も同一軸芯上に配接されているから、進退動
する軸4、環状の刃5は常に一定の軌跡で進退動し軸芯
が振れることがなく、環状の刃5が環3の孔3aに挿入
されるとき、環状の刃5と環3の上端が噛合し環状の刃
5を損傷することがない。
【0056】軸4の他端外周の近傍に環状の突起4aが
設けられているから、軸4が所定の位置まで摺動すると
環状の突起4aが筒状ガイド2の端部に当接して停止
し、横樋Xの底部に縦樋Xを取付けるための孔が穿設さ
れ、孔穿設残滓Xaが環3の孔3aから下方に落下す
る。
【0057】このとき環3の孔3aが下方が拡開された
孔3cであると、孔穿設残滓Xaがスムースに落下でき
る。
【0058】横樋Xの底部に孔が穿設された後、再度軸
4を引き上げると、横樋Xの上端が第1の突起1aの内
面に当接し環状の刃5が横樋Xの孔から抜け、第1と第
2の突起1a,1bの間から横樋Xを引き抜くことがで
きる。
【0059】
【0060】筒状ガイド2、軸4、環状の刃5、環3の
何れの軸芯も同一軸芯上に配接され、筒状ガイド2に軸
4が密に挿通されているので、進退動する軸4、環状の
刃5は常に一定の軌跡で進退動し軸芯が振れることがな
いから、環状の刃5が環3の孔3aに挿入されるとき、
環状の刃5と環3の上端が噛合し環状の刃5を損傷する
ことがなく長持ちし、横樋Xの底部に誰にでも簡単且つ
容易に所定の形状の均一な孔を穿設できる。
【0061】本体1先端の第1と第2の突起1a,1b
の先端が開口されているので、その開口から孔を穿設し
たい横樋Xの所望の位置を側方から直接環3上に載置こ
とができ、孔穿設作業が楽である。
【0062】軸4の他端に取付けられた環状の刃6b或
は環状の刃部7が着脱可能であるから、それらの刃が磨
耗或は損傷したときは、簡単に取り替えることができ
る。
【0063】
【0064】「実施例2」以下、数例の押圧手段を列記
するが、列記した押圧手段に拘ることなく、押圧手段に
より軸の他端を押圧し、軸を進退動させることにより、
環状の刃を進退動させ、環状の刃と環の間に挟持された
横樋の底部に孔を穿設できる押圧手段であれば、如何な
る形状と組合せの押圧手段であっても良い。
【0065】又、以下の実施例の説明では、操作体や押
圧体などが単に「回動可能」と表現しているが、それら
の回動部には回動軸8が用いられており、その回動軸8
を軸として回動できるようになっている。
【0066】図9は、本発明に係る縦樋取付用穿孔器具
を示す斜視図、 図10は、本発明に係る縦樋取付用穿
孔器具を示す要部縦断面図である。
【0067】以下、数例の押圧手段を例示する。
【0068】図9、10に基づき説明する。尚、本実施
例以下の説明にあたり、本発明の記載済み実施例と同一
構成部分には、同一符号を付して重複する説明は省略す
る。前記本発明の実施例と主に異なる点は、軸4を押圧
する押圧手段10を設けたことであり、その押圧手段1
0は以下の通りである。
【0069】基部11aを第1の把手部とし、本体11
の先端を略平行な第1の突起11bと第2の突起11c
とに分岐する。
【0070】第1の突起11bは、本体11と略一直線
状に形成され、第2の突起11cは、本体11の先端に
略L型に形成する。
【0071】その第1の突起11bの先端は、更に分岐
され、略T型をなし、一方は第2の突起11cと反対の
方向に突設された第3の突起11dであり、他方は第2
の突起11cの方向に突設された第4の突起11eであ
る。
【0072】基部12aを第2の把手部とする操作体1
2を設け、その操作体12の先端12bを第3の突起1
1dの先端に回動可能に取付ける。
【0073】その操作体12の先端12bの近くに一端
を回動可能に取付けた連結体13を設け、その連結体1
3の他端を前記軸4の他端に回動可能に取付ける。
【0074】
【0075】以上のような構成の縦樋取付用穿孔器具で
あるから、本体11の第1の把手部11aと操作体12
の第2の把手部12aを開閉することにより、実施例1
の縦樋取付用穿孔器具を操作即ち軸4の他端を押圧する
操作が、誰にでも簡単且つ容易にできるようになった。
【0076】
【0077】「実施例3」図11は、本発明に係る縦樋
取付用穿孔器具を示す斜視図、 図12は、本発明に係
る縦樋取付用穿孔器具を示す縦断面図である。
【0078】図11、図12に基づき説明する。前記本
発明の実施例と主に異なる点は、本体11と操作体12
の間に押圧体21を設けたことであり、以下押圧手段2
0について詳述する。
【0079】先端が第2の突起と反対方向に曲折された
第3の突起11dの先端に、基部12aを第2の把手と
する操作体12の先端12bを回動可能に取付ける。
【0080】その操作体12の先端部12bは、本体1
1の第1と第3の突起11b,11dと同様に第2の突
起11cと反対方向に曲折されている。
【0081】その操作体12は、後述の押圧体21の先
端21bと対向する操作体12の面で押圧体21の先端
21bを押圧しやすい形状に形成してある。
【0082】前記本体11に一端21aが回動可能に取
付けられた押圧体21を設け、その押圧体21は、本体
11と操作体12の間に配設されている。
【0083】押圧体21の先端21bと対向する本体1
1の面と押圧体21の先端21bとを図示しない連結体
により揺動可能に連結することもできる。
【0084】その押圧体21の先端21bに一端が回動
可能に取付けられた連結体22を設け、その連結体22
の他端を前記軸4の他端に回動可能に取付ける。
【0085】本体11に回動可能に取付けられた押圧体
21の基部21aと本体11の回動部にはV型の板バネ
23が取付けられており、本体11と押圧体21の角度
を付勢力により常に拡開している。
【0086】図ではV型の板バネ23として図示してい
るが、コイルバネや他の弾性体であっても良く、付勢力
により常に本体11と押圧体21の角度を拡開している
物体や機構であれば如何なるものであっても良い。
【0087】以上のような構成を備えた縦樋取付用穿孔
器具は、本体11の第1の把手部11aと操作体12の
第2の把手部12aを開閉即ち近接させると、押圧体2
1の先端21bと対向する操作体12の面により押圧体
21の先端21aが押圧され、それらの作用が梃子の作
用を齎らすから、少ない力で第1と第2の把手部11
a,12aを開閉するだけで、軸4を進退動させる操作
が楽々とできる縦樋取付用穿孔器具が得られた。
【0088】
【0089】「実施例4」図13は、本発明に係る縦樋
取付用穿孔器具を示す縦断面図である。
【0090】図13に基づき説明する。前記本発明の実
施例と主に異なる点は、押圧手段10,20を下記の構
成の押圧手段30としたことである。
【0091】基部31aを把手部とする本体31を設け
る。その本体31の先端31bには、第1の突起11b
と第2の突起11cが一体で形成されている。
【0092】基部32aを第2の把手部とする操作体3
2を形成し、その操作体32の一端32bを第1と第2
の突起11b,11cの基部近傍の本体31に回動可能
に取付ける。
【0093】操作体32の一端32bを本体31に回動
可能に取付けた回動軸8には、両端の長いコイルバネ3
2cが取付けられており、そのコイルバネ32cの両端
は、本体31と操作体32に係止されており、本体31
の把手部31aと操作体32の把手部32aが、コイル
バネ32cの付勢力により常に拡開されるようになって
いる。
【0094】本体31の把手部31aと対向する側に弧
状に形成された複数の歯33a,33aを有する順送り
体33を形成し、その順送り体33の一端を操作体32
の先端32b近くに回動可能に取付ける。
【0095】その順送り体33は、本体31と操作体3
2の間に配設されている。
【0096】その順送り体33の基部が回動可能に取付
けられた回動軸8には両端の長いコイルバネ33cが取
付けられており、その長いコイルバネ33cの両端は操
作体32と順送り体33に係止されており、順送り体3
3の複数の歯33a,33aと後述の押圧体35の突起
35aが噛合するようにコイルバネ33cの付勢力によ
り常に押圧されている。
【0097】その順送り体33に第1の連結体34の一
端を回動可能に取付ける。
【0098】その第1の連結体34の他端に基部近傍が
遊動可能に取付けられた押圧体35を形成し、その押圧
体35の基部には順送り体33の歯33a,33aと噛
合する突起35aが突設してある。
【0099】第1の連結体34の他端に押圧体35の基
部近傍を遊動可能に取付けるため、押圧体35の基部近
傍に長孔35bを設け、その長孔35bに軸を挿通し回
動可能とする。
【0100】その押圧体35の央部は、第1の突起11
bの基部近傍の本体31に回動可能に取付けられてい
る。
【0101】第2の連結体36を設け、その第2の連結
体36の一端を軸4の他端に回動可能に取付け、第2の
連結体36の他端を押圧体35の一端35cに回動可能
に取付ける。
【0102】
【0103】以上の構成を有する縦樋取付用穿孔器具
は、第1と第2の把手部31a,32aを開閉即ち近接
させると、順送り体33、第1の連結体34、押圧体3
5、第2の連結体36、軸4が順次従動し、大きな圧力
で軸を環方向に摺動される。
【0104】第1と第2の把手31a,32aを開閉す
る度に押圧体35の基部の突起35aは、順送り体33
の複数の歯33a,33aに順次噛合し、押圧体35の
先端35cにより軸4の他端が順次加圧され、環状の刃
5が環3の孔3aに挿入され、開口から環3上に挿入さ
れた横樋Xの底部に孔を穿設する。
【0105】その時、梃子の作用により第1と第2の把
手部31a,32aを閉じる即ち近接させる力より大き
な力が軸4の他端に加えられるから、少ない力で軸4即
ち環状の刃5を進退動させる操作が誰にでも容易且つ簡
単に操作できる縦樋取付用穿孔器が得られた。
【0106】
【0107】「実施例5」図14は、本発明に係る縦樋
取付用穿孔器具を示す縦断面図である。
【0108】図14に基づき説明する。前記本発明の実
施例と主に異なる点は、押圧手段10,20,30を下
記の構成の押圧手段40としたことである。
【0109】前記軸4の他端に一端が回動可能に取付け
られる連結体41を形成する。
【0110】その連結体41の他端に一端42aが回動
可能に取付けられる押圧体42を形成する。
【0111】その押圧体42の央部は、第1の突起11
bの基部近傍の本体31に回動可能に取付けられ、基部
42bには、弧状に形成された複数の歯42c,42c
が形成されている。
【0112】基部43aが本体31の央部に回動可能に
取付けられた順送り体43を形成する。その順送り体4
3の先端には、係止爪部43bと係止離脱駆動部43c
が分岐して形成されており、その係止爪部43bと係止
離脱駆動部43cは、押圧体42の複数の歯42c,4
2cに交互に噛合すると共にその複数の歯42c,42
cに順次噛合するように形成されている。
【0113】その係止離脱駆動部43cが係止される係
合部44aを有する送り部材44を形成する。その送り
部材44の先端には、押圧体42の複数の歯42b,4
2bに順次噛合する爪部44bが形成されている。
【0114】その送り部材44の基部が回動可能に取付
けられる操作体45を形成する。
【0115】その操作体45は、基部45aを第2の把
手部とし、操作体45の先端45bは第2の突起11c
の基部近傍の本体31に回動可能に取付けられており、
その操作体45の先端45b近傍に送り部材44の基部
が回動可能に取付けられている。
【0116】押圧体42の基部42bと第1と第2の突
起11b,11bの基部近傍の本体31は、コイルバネ
46の付勢力により常に引き寄せられている。
【0117】操作体45の先端45b近傍に回動可能に
取付けられた送り部材44の基部の回動軸8には、両端
の長いコイルバネ47が取付けられており、そのコイル
バネ47の両端は、送り部材44と操作体45の対向す
る内面に係止されており、コイルバネ47の付勢力によ
り、送り部材44の先端の爪部44bが常に押圧部材4
2の基部42bの複数の歯42c,42cと噛合してい
る。
【0118】本体31の央部に回動可能に取付けられた
順送り体43の基部43a近傍には、両端の長いコイル
バネ48が取付けられており、その両端は本体31の基
部31a側と順送り体43の角度をコイルバネ48の付
勢力により常に拡開するように係止されている。
【0119】これらのコイルバネ46,47,48は、
全てコイルバネとして図示しているが、コイルバネに拘
ることなく板バネや他の弾性体であっても良く、夫々の
目的にあっておれば如何なる弾性体や構成であっても良
い。
【0120】
【0121】以上のような構成の縦樋取付用穿孔器具
は、本体31の第1の把手部31aと操作体45の第2
の把手部45aとを開閉即ち近接させることにより、送
り部材44、順送り体43、押圧体42、連結体41、
軸4を順次従動させ、大きな圧力で軸4を環3方向に摺
動させる。
【0122】更に詳述すると、第1と第2の把手部31
a,45aを近接すると、押圧体42の基部42bの歯
42c,42cに噛合した送り部材44の先端の爪部4
4bにより押圧体42の基部42bが押され、近接され
た第1と第2の把手部31a,45aを開放すると、順
送り部材43の係止爪部43bにより押圧部材42の基
部42bが押さえられた状態で係止離脱駆動部43cに
より押圧部材42の歯42c,42cから送り部材44
の先端の爪部44bが離脱される。
【0123】再度第1と第2の把手部31a,45aを
近接すると、押圧体42の基部42bの隣接する歯42
cに送り部材44の先端の爪部44bが噛合されてその
先端の爪部44bにより押圧体42の基部42bが押さ
れ、近接された第1と第2の把手部31a,45aを再
度開放すると、順送り部材43の係止爪部43bにより
押圧部材42の基部42bが押さえられた状態で係止離
脱駆動部43cにより押圧部材42の歯42cから送り
部材44の先端の爪部44bが再度離脱する。この作用
を繰り返すたびに、押圧体42の先端42aにより軸4
の他端が順次押圧され、環状の刃5が環3の孔3aに挿
入され、横樋Xの底部に孔が穿設される。
【0124】本体31の先端部と押圧体42の基部42
bをコイルバネ46で連結し、送り部材44の回動軸8
に両端の長いコイルバネ47を取付け、そのコイルバネ
47の両端を操作体45と送り部材44に係止し、順送
り部材43の基部の近傍に両端の長いコイルバネ48を
取付け、そのコイルバネ48の両端を順送り部材43と
第1の把手31aに係止しておくと、第1と第2の把手
部31a,45aを少し拡開しただけで、全てが解除さ
れ、環状の刃5と環3の間が開く。
【0125】その時、梃子の作用により第1と第2の把
手31a,45aを閉じる即ち近接させる力より前記実
施例の場合よりも大きな力が軸4の他端に加えられるか
ら、より少ない力で軸4即ち環状の刃5を進退動させる
操作が誰にでも容易且つ簡単に操作できる縦樋取付用穿
孔器が得られた。
【0126】
【0127】
【発明の効果】以上のような構成を備えた雨樋用の縦樋
取付孔穿設器具であるから、以下に記載する効果が得ら
れる。
【0128】請求項1の縦樋取付用穿孔器具は、先端が
第1の突起と第2の突起に分岐された本体の第1の突起
に筒状ガイドが、第2の突起に所定の形状の孔を有する
環が取付けられ、一端に環の孔の内壁に摺接し挿脱可能
な環状の刃が設けられた軸が筒状ガイドに進退動可能に
挿通されており、その筒状ガイドと軸と環状の刃と環が
同一軸線上に配設されているので、軸の他端を押圧し環
状の刃を環の孔に挿入するとき、環状の刃と環の上端が
噛み合うことなくスムースに挿入されるから、横樋の底
部に誰にでも容易且つ確実に縦樋を取付ける所定の形状
の孔を穿設できる縦樋取付用穿孔器具が得られた。
【0129】本体の第1の突起と第2の突起の先端が開
口されているので、横樋の所望の位置を横樋の側方から
直接挿入できる縦樋取付用穿孔器具が得られた。
【0130】
【0131】請求項2の縦樋取付用穿孔器具は、請求項
1の効果に加え、外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能
な環状の刃或は環状の刃部が軸の一端に着脱可能に取付
けられているので、環状の刃が磨耗或は損傷したら簡単
に取り替えられる縦樋取付用穿孔器具が得られた。
【0132】
【0133】請求項3の縦樋取付用穿孔器具は、請求項
1の効果に加え、軸の他端に連結された押圧手段を備え
ているので、その押圧手段を操作するだけで、環上に載
置さた横樋の底部に誰でもが簡単且つ確実に均一な形状
の孔を穿設できる縦樋取付用穿孔器具が得られた。
【0134】
【0135】請求項4の縦樋取付用穿孔器具は、請求項
1の効果に加え、本体の基部が第1の把手部であり、軸
の他端に連結された押圧手段として、本体の先端に回動
可能に取付けられ、基部を第2の把手部とする操作体
と、その操作体の先端近くに一端が回動可能に取付けら
れ、他端が前記軸の他端に回動可能に取付けられた連結
体と、を備えられているので、第1と第2の把手部を開
閉することで、環上に載置さた横樋の底部に誰でもが簡
単且つ確実に均一な形状の孔を穿設できる縦樋取付用穿
孔器具が得られた。
【0136】
【0137】請求項5の縦樋取付用穿孔器具は、請求項
1の効果に加え、本体の基部が第1の把手部であり、軸
の他端に連結された押圧手段として、本体の先端に回動
可能に取付けられ、基部を第2の把手部とする操作体
と、本体に一端が回動可能に取付けられ、本体と操作体
の間に配設された押圧体と、その押圧体の先端に一端が
回動可能に取付けられ、他端が前記軸の他端に回動可能
に取付けられた連結体と、が備えられているので、第1
と第2の把手部を開閉することにより、第1と第2の把
手部を開閉する力より大きな圧力で操作体の内壁面によ
り押圧体の一端を押圧し、軸を環方向に摺動させること
ができる縦樋取付用穿孔器具が得られた。
【0138】請求項6の縦樋取付用穿孔器具は、請求項
1の効果に加え、本体の基部が第1の把手部であり、軸
の他端に連結された押圧手段として、第1と第2の突起
の基部近傍の本体に一端が回動可能に取付けられ、基部
を第2の把手部とする操作体と、その操作体の先端近く
に一端が回動可能に取付けられ、本体と操作体の間に配
設され、本体と対向する側に弧状に形成された複数の歯
を有する順送り体と、その順送り体に一端が回動可能に
取付けられた第1の連結体と、前記順送り体の歯と噛合
する突起を基部に有し、基部近傍が第1の連結体の他端
に遊動可能に取付けられ、央部が前記本体の第1の突起
の基部近傍の本体に回動可能に取付けられた押圧体と、
その押圧体の一端に一端が回動可能に取付けられ、他端
が前記軸の他端に回動可能に取付けられた第2の連結体
と、を備えているので、本体の第1の把手部と操作体の
第2の把手部とを近接させることにより、順送り体、第
1の連結体、押圧体、第2の連結体、軸を順次従動さ
せ、大きな圧力で軸を環方向に摺動させることができる
から、誰にでも少ない力で簡単且つ容易に横樋の底部に
均一な孔を穿設できる縦樋取付用穿孔器具が得られた。
【0139】
【0140】請求項7の縦樋取付用穿孔器具は、請求項
1の効果に加え、本体の基部が第1の把手部であり、軸
の他端に連結された押圧手段として、前記軸の他端に一
端が回動可能に取付けられた連結体と、その連結体の他
端に一端が回動可能に取付けられ、央部が第1の突起の
基部近傍の本体に回動可能に取付けられ、基部に弧状に
形成された複数の歯を有する押圧体と、前記本体の央部
に基部が回動可能に取付けられ、先端が押圧体の複数の
刃に交互に且つ順次噛合する係止爪部と係止離脱駆動部
に分岐された順送り体と、その係止離脱駆動部が係止さ
れる係合部を有し、先端が押圧体の複数の刃に順次噛合
する爪部を有する送り部材と、その送り部材の基部が先
端近傍に回動可能に取付けられ、先端が第2の突起の基
部近傍の本体に回動可能に取付けられ、基部を第2の把
手部とする操作体と、を備えているので、本体の第1の
把手部と操作体の第2の把手部とを近接させることによ
り、送り部材、順送り体、押圧体、連結体、軸を順次従
動させ、大きな圧力で軸を環方向に摺動させることがで
きるから、誰にでも少ない力で簡単且つ容易に横樋の底
部に均一な孔を穿設できる縦樋取付用穿孔器具が得られ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を示す要部斜
視図である。
【図2】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を示す要部縦
断面図である。
【図3】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を下方から見
た要部斜視図である。
【図4】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を下方から見
た要部斜視図である。
【図5】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具の要部縦断面
図である。
【図6】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を示す要部斜
視図である。
【図7】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具の要部縦断面
図である。
【図8】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具の要部縦断面
図である。
【図9】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を示す斜視図
である。
【図10】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を示す要部
縦断面図である。
【図11】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を示す斜視
図である。
【図12】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を示す縦断
面図である。
【図13】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を示す縦断
面図である。
【図14】本発明に係る縦樋取付用穿孔器具を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
X・・・・・横樋 1・・・・・本体1 1a・・・・第1の突起 1b・・・・第2の突起 1c・・・・第3の突起 2・・・・・筒状ガイド 3・・・・・環 3a・・・・環の孔 3b・・・・凹部 3c・・・・下方が拡開された孔 4・・・・・軸 4a・・・・環状の突起(或は突起若しくは膨大部) 5・・・・・環状の刃 6a・・・・盤 6b・・・・環状の刃 6c・・・・ネジ 7・・・・・刃部 7a・・・・環状の刃 7b・・・・盤 7c・・・・ネジ 8・・・・・回動軸 10・・・・押圧手段 11・・・・本体 11a・・・基部 11b・・・第1の突起 11c・・・第2の突起 11d・・・第3の突起 11e・・・第4の突起 12・・・・操作体 12a・・・基部 12b・・・操作体の先端 13・・・・連結体 20・・・・押圧手段 21・・・・押圧体 21a・・・押圧体の一端 21b・・・押圧体の先端 22・・・・連結体 23・・・・V型の板バネ 30・・・・押圧手段 31・・・・本体 31a・・・本体の基部 31b・・・本体の先端 32・・・・操作体 32a・・・操作体の基部 33・・・・順送り体 33a・・・順送り体の歯 32b・・・操作体の先端 34・・・・第1の連結体 35・・・・押圧体 35a・・・突起 35b・・・長孔 36・・・・第2の連結体 35c・・・押圧体の一端 40・・・・押圧手段 41・・・・連結体 42・・・・押圧体 42a・・・押圧体の一端 42b・・・押圧体の基部 42c・・・押圧体の基部の歯 43・・・・順送り体 43a・・・基部 43b・・・係止爪部 43c・・・係止離脱駆動部 44・・・・送り部材 44a・・・係合部 44b・・・爪部 45・・・・操作体 45a・・・操作体の基部 45b・・・操作体の先端 46・・・・コイルバネ 47・・・・両端の長いコイルバネ 48・・・・両端の長いコイルバネ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横樋に縦樋を取付ける孔を穿設するため
    の縦樋取付用穿孔器具であって、 先端が第1の突起と第2の突起に分岐され、その第1の
    突起と第2の突起の先端から横樋の側方から挿入するた
    めに第1の突起と第2の突起の先端が開口された本体
    と、 その第1の突起に取付けられた筒状ガイドと、 前記第2の突起に取付けられ、筒状ガイドの軸芯と同一
    軸芯上に同一軸芯を備えて配設され、所定の形状の孔を
    有する環と、 前記筒状ガイドに進退動可能に挿通された軸の一端に取
    付けられ、外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状
    の刃と、 を備えていることを特徴とする縦樋取付用穿孔器具。
  2. 【請求項2】 横樋に縦樋を取付ける孔を穿設するため
    の縦樋取付用穿孔器具であって、 先端が第1の突起と第2の突起に分岐され、その第1の
    突起と第2の突起の先端から横樋の側方から挿入するた
    めに第1の突起と第2の突起の先端が開口された本体
    と、 その第1の突起に取付けられた筒状ガイドと、 前記第2の突起に取付けられ、筒状ガイドの軸芯と同一
    軸芯上に同一軸芯を備えて配設され、所定の形状の孔を
    有する環と、 前記筒状ガイドに進退動可能に挿通された軸と、 その軸の一端に着脱可能に取付けられ、外周が環の孔の
    内壁に摺接し挿脱可能な環状の刃或は環状の刃部と、 を備えていることを特徴とする縦樋取付用穿孔器具。
  3. 【請求項3】 横樋に縦樋を取付ける孔を穿設するため
    の縦樋取付用穿孔器具であって、 基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起と第2の突
    起に分岐され、その第1の突起と第2の突起の先端から
    横樋の側方から挿入するために第1の突起と第2の突起
    の先端が開口された本体と、 その第1の突起に取付けられた筒状ガイドと、 前記第2の突起に取付けられ、筒状ガイドの軸芯と同一
    軸芯上に同一軸芯を備えて配設され、所定の形状の孔を
    有する環と、 前記筒状ガイドに進退動可能に挿通された軸の一端に取
    付けられ、外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状
    の刃と、 その軸の他端に連結された押圧手段と、 を備えていることを特徴とする縦樋取付用穿孔器具。
  4. 【請求項4】 横樋に縦樋を取付ける孔を穿設するため
    の縦樋取付用穿孔器具であって、 基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起と第2の突
    起に分岐され、その第1の突起と第2の突起の先端から
    横樋の側方から挿入するために第1の突起と第2の突起
    の先端が開口された本体と、 その第1の突起に取付けられた筒状ガイドと、 前記第2の突起に取付けられ、筒状ガイドの軸芯と同一
    軸芯上に同一軸芯を備えて配設され、所定の形状の孔を
    有する環と、 前記筒状ガイドに進退動可能に挿通された軸の一端に取
    付けられ、外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状
    の刃と、 その軸の他端に連結された押圧手段と、 を有し、 その押圧手段が、前記本体の先端に回動可能に取付けら
    れ、基部を第2の把手部とする操作体と、 その操作体の先端近くに一端が回動可能に取付けられ、
    他端が前記軸の他端に回動可能に取付けられた連結体
    と、 を備えていることを特徴とする縦樋取付用穿孔器具。
  5. 【請求項5】 横樋に縦樋を取付ける孔を穿設するため
    の縦樋取付用穿孔器具であって、 基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起と第2の突
    起に分岐され、その第1の突起と第2の突起の先端から
    横樋の側方から挿入するために第1の突起と第2の突起
    の先端が開口された本体と、 その第1の突起に取付けられた筒状ガイドと、 前記第2の突起に取付けられ、筒状ガイドの軸芯と同一
    軸芯上に同一軸芯を備えて配設され、所定の形状の孔を
    有する環と、 前記筒状ガイドに進退動可能に挿通された軸の一端に取
    付けられ、外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状
    の刃と、 その軸の他端に連結された押圧手段と、 を有し、 その押圧手段が、前記本体の先端に回動可能に取付けら
    れ、基部を第2の把手部とする操作体と、 前記本体に一端が回動可能に取付けられ、本体と操作体
    の間に配設された押圧体と、 その押圧体の先端に一端が回動可能に取付けられ、他端
    が前記軸の他端に回動可能に取付けられた連結体と、 を備え、 本体の第1の把手部と操作体の第2の把手部とを近接さ
    せることにより、操作体の内壁面により押圧体の一端を
    大きな圧力で押圧し、軸を環方向に摺動させることを特
    徴とする縦樋取付用穿孔器具。
  6. 【請求項6】 横樋に縦樋を取付ける孔を穿設するため
    の縦樋取付用穿孔器具であって、 基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起と第2の突
    起に分岐され、その第1の突起と第2の突起の先端から
    横樋の側方から挿入するために第1の突起と第2の突起
    の先端が開口された本体と、 その第1の突起に取付けられた筒状ガイドと、 前記第2の突起に取付けられ、筒状ガイドの軸芯と同一
    軸芯上に同一軸芯を備えて配設され、所定の形状の孔を
    有する環と、 前記筒状ガイドに進退動可能に挿通された軸の一端に取
    付けられ、外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状
    の刃と、 その軸の他端に連結された押圧手段と、 を有し、 その押圧手段が、前記第1と第2の突起の基部近傍の本
    体に一端が回動可能に取付けられ、基部を第2の把手部
    とする操作体と、 その操作体の先端近くに一端が回動可能に取付けられ、
    本体と操作体の間に配設され、本体と対向する側に弧状
    に形成された複数の歯を有する順送り体と、 その順送り体に一端が回動可能に取付けられた第1の連
    結体と、 前記順送り体の歯と噛合する突起を基部に有し、基部近
    傍が第1の連結体の他端に遊動可能に取付けられ、央部
    が前記本体の第1の突起の基部近傍の本体に回動可能に
    取付けられた押圧体と、 その押圧体の一端に一端が回動可能に取付けられ、他端
    が前記軸の他端に回動可能に取付けられた第2の連結体
    と、 を備え、 本体の第1の把手部と操作体の第2の把手部とを近接さ
    せることにより、順送り体、第1の連結体、押圧体、第
    2の連結体、軸を順次従動させ、大きな圧力で軸を環方
    向に摺動させることを特徴とする縦樋取付用穿孔器具。
  7. 【請求項7】 横樋に縦樋を取付ける孔を穿設するため
    の縦樋取付用穿孔器具であって、 基部を第1の把手部とし、先端が第1の突起と第2の突
    起に分岐され、その第1の突起と第2の突起の先端から
    横樋の側方から挿入するために第1の突起と第2の突起
    の先端が開口された本体と、 その第1の突起に取付けられた筒状ガイドと、 前記第2の突起に取付けられ、筒状ガイドの軸芯と同一
    軸芯上に同一軸芯を備えて配設され、所定の形状の孔を
    有する環と、 前記筒状ガイドに進退動可能に挿通された軸の一端に取
    付けられ、外周が環の孔の内壁に摺接し挿脱可能な環状
    の刃と、 その軸の他端に連結された押圧手段と、 を有し、 その押圧手段が、前記軸の他端に一端が回動可能に取付
    けられた連結体と、 その連結体の他端に一端が回動可能に取付けられ、央部
    が第1の突起の基部近傍の本体に回動可能に取付けら
    れ、基部に弧状に形成された複数の歯を有する押圧体
    と、 前記本体の央部に基部が回動可能に取付けられ、先端が
    押圧体の複数の刃に交互に且つ順次噛合する係止爪部と
    係止離脱駆動部に分岐された順送り体と、 その係止離脱駆動部が係止される係合部を有し、先端が
    押圧体の複数の刃に順次噛合する爪部を有する送り部材
    と、 その送り部材の基部が先端近傍に回動可能に取付けら
    れ、先端が第2の突起の基部近傍の本体に回動可能に取
    付けられ、基部を第2の把手部とする操作体と、 を備え、 本体の第1の把手部と操作体の第2の把手部とを近接さ
    せることにより、送り部材、順送り体、押圧体、連結
    体、軸を順次従動させ、大きな圧力で軸を環方向に摺動
    させることを特徴とする縦樋取付用穿孔器具。
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