JP2000140666A - 切断機 - Google Patents

切断機

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JP2000140666A
JP2000140666A JP10319590A JP31959098A JP2000140666A JP 2000140666 A JP2000140666 A JP 2000140666A JP 10319590 A JP10319590 A JP 10319590A JP 31959098 A JP31959098 A JP 31959098A JP 2000140666 A JP2000140666 A JP 2000140666A
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俊英 釜瀬
Masahiko Nishi
西  昌彦
Takeshi Ichikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒形状をしたボトル類の切断時、ボトル類
を上方に逃がすことなく、プッシャーによりロータのカ
ッターを有する切断面に確実に押し付けて切断するよう
にする。 【解決手段】 機台上の一側にホッパーを上部に付設し
た切断室を設け、この切断室の排出口内に多角柱状のロ
ータを水平に配設し、このロータの外周に多数のカッタ
ーをその一端面の一部がカッティングエッジを形成する
ように取り付け、前記排出口に臨んで前記各カッターの
カッティングエッジと噛合するカッティングエッジを有
する板状の固定刃を水平に機台に設け、前記機台上の他
側に切断室内に投入された被処理物をロータに押し付け
る進退可能なプッシャーを設けて成る切断機において、
ロータ近傍のホッパー下端に、プッシャーの上面をガイ
ドする蓋板を設けて、被処理物の切断時、プッシャーの
前進により切断室を閉空間とするようにしたことを特徴
とする切断機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックやビ
ニール,布,木材,ゴムなどの軟質廃棄物を剪断作用で
細片に切断する切断機に係り、特に軽量丸型ボトル類の
切断に好適な切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の切断機としては、ドイツ
公開特許公報DE4242740A1記載の切断機が知
られている。これを図2によって説明すると、ホッパー
1を上部に付設した切断室2を機台3上の一側に設け、
この切断室2の一側端に設けた排出口4内に多角柱状の
ロータ5を水平に配設し、このロータ5の外周に多数の
カッター係合溝6を設け、各カッター係合溝6にカッタ
ー7をその一端面の一部がカッティングエッジ7aを形
成するように取り付け、前記排出口4に臨んで前記各カ
ッター7のカッティングエッジ7aと噛合するカッティ
ングエッジ8aを有する板状の固定刃8を水平に機台3
に設けてある。前記排出口4の他側縁に臨んで、各カッ
ター7に付着した被処理物を拭い取る固定刃9を設け、
前記機台3上の他側に切断室2内に投入された被処理物
をロータ5に押し付ける進退可能な、シリンダー10に
より駆動されるプッシャー11を設けてある。前記ロー
タ5の下方にはカッター7の回転軌跡に沿って排出口4
を覆う篩網12を設け、円弧状の補強アーム13に支持
してある。篩網12の下方には受けタンク14を設け、
その下部に産物を排出するスクリューコンベア15を設
けてある。前記篩網12の途中には2つの副固定刃16
を介挿し、U字状のホルダー17を介して前記補強アー
ム13に取り付け、調整ボルト18によりカッター7に
対して進退可能に設けてある。
【0003】上記構成の切断機において、ホッパー1か
ら投入された被処理物は、ロータ5の回転に伴って切断
室2の底部に移動され、且つプッシャー11によりロー
タ5に押し付けられ、カッター7と固定刃8の剪断作用
により徐々に切断され、切断片がカッター7の回転に従
って排出口4へ移動し、副固定刃16とカッター7の剪
断作用により更に切断されて所要の大きさになった細片
が篩網12の網目を通って受けタンク14へ落下し、ス
クリューコンベア15により機外へ排出される。また、
篩網12を通過しなかった切断片は、固定刃8とカッタ
ー7の剪断作用により再度切断されて細片となり、かつ
固定刃9の拭い取り作用によってカッター7から拭い取
られた細片と共に、篩網12を経て受けタンク14に落
下し、スクリューコンベア15により機外へ排出され
る。一方、拭い取り用の固定刃9を経てもまだ所要の大
きさに切断されなかった被処理物は、カッター7によっ
て切断室2に送られ、再度切断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成,
作用の切断機は、ホッパー1から投入された被処理物
を、プッシャー11によりロータ5のカッター7を有す
る切断面に押し付けて切断するのであるが、次のような
問題があった。
【0005】被処理物が円筒形状をしたボトル類Bの場
合、ロータ5のカッター7との接触が点接触となるため
逃げ易く、プッシャー11で押してもボトル類Bは軽量
であるため図3に示すように浮き上がり、終にはプッシ
ャー11がロータ5の外周のカッター7の回転軌跡のス
トロークエンドまで達してしまい、ボトル類Bを切断進
行することなく、プッシャー11の押し工程が終了して
しまうことが多く、甚だ切断効率が悪かった。
【0006】そこで本発明は、円筒形状をしたボトル類
Bの切断時、ボトル類Bを上方に逃がすことなく、プッ
シャー11によりロータ5のカッター7を有する切断面
に確実に押し付けて切断するようにした切断機を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の切断機は、機台上の一側にホッパーを上部に
設けた切断室を設け、この切断室の排出口内に多角柱状
のロータを水平に配設し、このロータの外周に多数のカ
ッターをその一端面の一部がカッティングエッジを形成
するように取り付け、前記排出口に臨んで前記各カッタ
ーのカッティングエッジと噛合するカッティングエッジ
を有する板状の固定刃を水平に機台に設け、前記機台上
の他側に切断室内に投入された被処理物をロータに押し
付ける進退可能なプッシャーを設けて成る切断機におい
て、ロータ近傍のホッパー下端に、プッシャーの上面を
ガイドする蓋板を設けて、被処理物の切断時、プッシャ
ーの前進により切断室を閉空間とするようにしたことを
特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の切断機の実施形態を図1
によって説明する。図1中の符号1〜18は、図2と同
一につきその説明を省略する。19はロータ5の近傍の
ホッパー1の下端に設けた蓋板で、この蓋板19はプッ
シャー11の上面をガイドするものであり、被処理物の
切断時、プッシャー11の前進により切断室2を閉空間
とするようにしたものである。
【0009】上記のように構成された本発明の切断機
は、通常の被処理物、即ちプラスチックやビニールシー
ト,布,木材,ゴムなどの軟質廃棄物がホッパー1から
投入された場合、従来の切断機と同様の切断作用が行わ
れる。被処理物が円筒形状のボトル類の場合、従来の切
断機では、前述のようにロータ5のカッター7との接触
が点接触となるため逃げ易く、プッシャー11で押して
もボトル類Bは軽量であるため図3に示すように浮き上
がり、切断ができなくなるが、本発明の切断機では、図
1に示すようにロータ5の近傍のホッパー1の下端に蓋
板19を設けてあるので、ホッパー1から切断室2に投
入された円筒形状のボトル類Bをプッシャー11を前進
させて押していくと、ホッパー1の下端開口部に位置す
るボトル類Bは一部上方に逃げるが、大部分は蓋板19
によって浮き上がりが防止され、しかもプッシャー11
が蓋板19の位置まで前進すると、ホッパー1の下端開
口がプッシャー11の上面に閉鎖され、さらにプッシャ
ー11が前進すると、その上面は蓋板19をガイドにし
てスライドし、切断室2は閉空間となって、この中の円
筒形状のボトル類Bはプッシャー11に押されてロータ
5のカッター7を有する切断面に押圧される結果、カッ
ター7と面接触し、該カッター7と固定刃8の剪断作用
により切断,切断が進行する。以後は通常の被処理物と
同様の切断作用が行われる。かくして円筒形状のボトル
類Bは完全に切断されて細片となる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明の切断機
によれば、円筒形状のボトル類の切断時、切断室内に入
ったボトル類を蓋板により上方に逃がすことなく、プッ
シャーの前進により切断室を閉空間とした上で、ロータ
のカッターを有する切断面に円筒形状のボトル類を確実
に押し付けることができるので、円筒形状のボトル類は
完全に細片に切断できる。従って、切断機の切断機能を
有効に生かすことができ、円筒形状のボトル類の切断効
率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切断機の一実施形態を示す一部破断側
面図である。
【図2】従来の切断機を示す一部破断側面図である。
【図3】従来の切断機による円筒形状のボトル類の切断
時の状態を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 切断室 3 機台 4 排出口 5 ロータ 7 カッター 7a カッティングエッジ 8 板状の固定刃 8a カッティングエッジ 11 プッシャー 19 蓋板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 剛 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重工 業株式会社八千代工場内 Fターム(参考) 4D065 CA16 CC01 DD06 DD18 EB11 EB14 ED06 ED20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台上の一側にホッパーを上部に付設し
    た切断室を設け、この切断室の排出口内に多角柱状のロ
    ータを水平に配設し、このロータの外周に多数のカッタ
    ーをその一端面の一部がカッティングエッジを形成する
    ように取り付け、前記排出口に臨んで前記各カッターの
    カッティングエッジと噛合するカッティングエッジを有
    する板状の固定刃を水平に機台に設け、前記機台の他側
    に切断室内に投入された被処理物をロータに押し付ける
    進退可能なプッシャーを設けて成る切断機において、ロ
    ータ近傍のホッパー下端に、プッシャーの上面をガイド
    する蓋板を設けて、被処理物の切断時、プッシャーの前
    進により切断室を閉空間とするようにしたことを特徴と
    する切断機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192004A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Komatsu Ltd タブ式破砕装置
JP2002306981A (ja) * 2001-04-17 2002-10-22 Toshiba Mach Co Ltd 破砕機
JP2002346419A (ja) * 2001-05-25 2002-12-03 Toshiba Mach Co Ltd 破砕機
JP2003010719A (ja) * 2001-06-28 2003-01-14 Toshiba Mach Co Ltd 破砕機
JP2003010718A (ja) * 2001-06-28 2003-01-14 Toshiba Mach Co Ltd 破砕機

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