JP2000140518A - 固液分離装置 - Google Patents

固液分離装置

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JP2000140518A
JP2000140518A JP10336591A JP33659198A JP2000140518A JP 2000140518 A JP2000140518 A JP 2000140518A JP 10336591 A JP10336591 A JP 10336591A JP 33659198 A JP33659198 A JP 33659198A JP 2000140518 A JP2000140518 A JP 2000140518A
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SUIKEN KIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固液分離が確実行え、ポンプの故障を低減
し、濾過材が目詰りを起こさず、メンテナンス作業を軽
減し、既設の層に取り付けることができ、コストが低
く、後段での高度な濾過処理を可能にする。 【解決手段】 ベース2にスクリーン5,6,側板3を
取り付け、上方に天板4を取り付け箱体とし、分離槽9
に配置し、気泡を上昇させるエアー噴出管7を設け、箱
体内部から外部に汚水を送る濾液吸引管13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に汚水処理施設
における糞尿や屎尿、雑排水、産業排水など高濃度の汚
水の前処理及び粉粒状の微細な固体成分を含んだ水(汚
水)から固体成分を分離除去を行う固液分離装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の合併浄化槽の前処理として小規模
施設においては、沈澱分離層で固液分離を行う構造又は
中、大規模施設にあっては(一般の生活排水処理の構造
基準では101人槽以上)前処理は荒目スクリーン目幅
50mmのバースクリーン、破砕装置もしくは細目スク
リーン自動型目幅20mm及び副水路に予備としてもう
1台設置するように基準化されており又高度処理(接触
濾過材を用いた嫌気処理)等においては2mm目のバー
スクリーン(自動型微細目スクリーン)と同じく2台備
えなければならないようになっている。上記の前処理装
置は下記のような問題点があった。 1) 荒目スクリーン 既存のスクリーンは、50mm
間隔のバースクリーンを水路に設置しているもの又は、
自動かき揚げ式のもの等があるがいづれも汚物が堆積し
目詰まりが起きる事故、又自動型にあってはかき揚げた
汚物に糞塊等が混入しているため臭気公害及び衛生害虫
の発生源になっている。 2) 細目スクリーン 既存のスクリーンは、自動かき
揚げ式になっているが1)と同じくかき揚げた汚物の公
害の発生源となっている。又20mm間隔のバースクリ
ーンであるため髪の毛繊維質の物質は素通りするため後
段の流量調整用ポンプに絡み付く事故の発生源となって
いる。 3)微細目スクリーン 1)2)同じく公害の発生源と
共に人的に汚物を処理しなければならないため非衛生的
である。近年環境保全の観点から浄化効果を高めるため
高度処理の浄化施設が普及するなかに膜分離法が取り入
れられようとしているが、このバー式の微細目スクリー
ンでは、髪の毛糸屑などは大半素通りし膜に絡み付く事
故が起きているのが現状である。又高度処理化に伴って
自動化するなかでセンサーに髪の毛糸屑などが絡んで誤
差動を起こす原因となっているのが現状である。 4)畜産糞尿処理 糞尿混合及び糞かき出法式等がある
がいづれも溜槽に貯留しバキューム車による搬出農地散
布方式が大半であるが散布した糞尿による臭気公害の原
因となっているのが現状である。又溜槽より溢れて地下
浸透し地下水公害の発生源となっているのが現状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、すべての汚水処理の前処理を所要のスクリ
ーンを用いて水中で空気の上昇気泡を利用して目詰まり
を防止し連続して高濃度の汚水を固液分離する構造であ
って前記の問題点を一挙に解消することが出来、建設費
の削減化、維持管理の容易性及び運転管理費を削減する
ことが出来る固液分離装置を提供するものである。この
固液分離装置によってすべての汚水を前処理することに
より従来の前処理と比較することにより経済面又は衛生
面、又は環境保全等々計り知れない効果を発揮するもの
と考えられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 少なくとも外周の一部の面をスクリーンとした箱
体を汚水を流し込んだ槽の水面下に配置し、同スクリー
ンの外側下方から気泡を発生させスクリーンに沿って気
泡を上昇させる気泡発生装置を設け、同スクリーンを通
過した箱体内の汚水を外部に送り出す移流管を前記箱体
内部に設けた固液分離装置 2) 少なくとも外周の一部の面をスクリーンとした箱
体を汚水を流し込んだ槽の水面下に配置し、同スクリー
ンの外側下方から気泡を発生させスクリーンに沿って気
泡を上昇させる気泡発生装置を設け、同スクリーンを通
過した箱体内の汚水を外部に送り出すエアーリフトポン
プを前記箱体内部に設けた固液分離装置 3) 汚水が複数回濾過されるようにスクリーンと気泡
発生装置を複数多段に設けた前記1)又は2)に記載の
固液分離装置 4) 槽の中央に箱体を配置して気泡の流れによって槽
内の汚水に旋回流を起こすようにした前記1)〜3)い
ずれかに記載の固液分離装置 5) スクリーンとして大きめの開口部を多数設けた金
属板に微細孔を多数設けた樹脂膜を付着したものを用
い、同スクリーンの外側に第2のスクリーンとして前記
微細孔より大きい細孔を多数設けた金属板を用いた前記
3)記載の固液分離装置 6) スクリーンを気泡に向って倒れ込むようにして、
2°〜10°傾けた前記1)〜5)いずれかに記載の固
液分離装置 7) 槽の底部に貯めた沈澱物を排出する排出装置を設
けた前記1)〜6)いずれかに記載の固液分離装置 8) 箱体内部から送り出した汚水を一時的に溜める計
量容器を水面より上方に設け、所定量の汚水を同計量容
器から外部に送る計量送り管を計量容器に接続し、計量
容器内の所定量以上の汚水を槽内に戻す戻し管を設け、
槽内の汚水量が変わっても一定水位を保って外部に所定
の量の汚水を安定して送れるようにした前記1)〜7)
いずれかに記載の固液分離装置 9) 槽内に汚水を流し込む流入口に上部を接続するよ
うにして前処理槽を設け、同前処理槽内に前処理スクリ
ーンを設けて仕切り、同前処理スクリーンの前記流入口
側下方に気泡を発生させ前処理スクリーンに沿って気泡
を上昇させる気泡発生装置を設け、前処理スクリーンを
通過した汚水を下方槽内に送る送り管を前処理槽下面に
接続した前処理装置を設けた前記1)〜8)いずれかに
記載の固液分離装置 10) 前処理スクリーンとして径が0.5mm〜10
mmの孔の多孔板を用いた構造とした前記9)記載の固
液分離装置 11) 前処理スクリーンを気泡に向って倒れ込むよう
にして、2°〜10°傾けた前記9)又は10)に記載
の固液分離装置 12) 前記1)〜11)いずれかに記載の固液分離装
置の後段に嫌気性菌の作用で汚水を処理する嫌気槽と好
気性菌の作用で汚水を処理する好気槽を設けた汚水浄化
槽にある。
【0005】
【作用】本発明において、槽内の汚水は、箱体内部に設
けた移流管に向って流れる。箱体の外周には少なくとも
一面に所要の大きさの目のスクリーンが設けられている
ので、汚水はスクリーンによって濾過される。すなわ
ち、スクリーンの目の大きさより大きい固型物、し渣な
どは、スクリーンの内側へは流れず、外側に停まる。本
発明では、気泡発生装置を設けてスクリーンの外側下方
に気泡を発生させている。スクリーンに絡み付こうとす
るし渣及びSSなどは気泡によって上方へ押し上げられ
るのでスクリーンの閉塞を防止する。また、スクリーン
によって内側へ流れず外側に停まったスクリーンの目の
粗さより大きい固型物やSSなども上方に押し上げられ
るので、スクリーンの機能が低下することがない。ま
た、スクリーン外側に一時的に停まる固型物には気泡が
当たることによって又は上昇時にスクリーンに接触する
などして微細化、可溶化するため、処理の効率が上が
る。エアーリフトポンプを箱体内部に設けたものは、下
部に発生させた気泡によって液体を移送するので詰りを
少なくできる。汚水が複数回濾過されるようにスクリー
ンと気泡発生装置を複数多段に設けたものは、気泡によ
りスクリーンが目詰りを防止しながら、多段的に開口部
を小さくしたスクリーンで濾過して高度に汚水を処理で
きるようにする。槽の中央に箱体を配置して槽内の汚水
に旋回流を起こすようにしたものは、スクリーン外側の
気泡によってスクリーンを通過しない固型物やSS、し
渣などを旋回流によって移動させ、重い物は沈澱させ、
軽い物は流れの遅い旋回流の中心部に集まるようにし
て、スクリーン付近に停まることがないようにし、スク
リーンによる濾過機能が低下することがないようにして
いる。スクリーンとして大きめの開口部を多数設けた金
属板に微細孔を多数設けた樹脂膜を付着したものを用
い、スクリーンの外側に第2のスクリーンとして細孔を
多数設けた金属板を用いたものは、気泡により第2のス
クリーンが目詰りを起こさないようにしながら細孔によ
って濾過を行い、次に気泡によりスクリーンが目詰りを
起こさないようにしながら樹脂膜のさらに細かい微細孔
によって濾過を行って汚水を高度に処理する。スクリー
ン及び前処理スクリーンを気泡に向って倒れ込むように
して2°〜10°傾けたものは、気泡がスクリーンに沿
って上昇し、スクリーンに絡み付こうとするし渣などを
上昇させるようにはするが、気泡がスクリーンを通過し
ないようにして、気泡によって押されることで濾過によ
って除去されるし渣などがスクリーンを通過しないよう
にする。槽の底部に貯めた沈澱物を排出する排出装置を
設けたものは、沈澱物を外部に排出して堆肥として利用
できるようにする。計量容器を水面より上方に設け、計
量送り管と戻し管を設けたものは、箱体内部から送り出
した汚水を計量容器に一時的に溜め、所定量以上の汚水
を戻し管で槽内に戻して計量容器内の汚水を一定水位に
保ち、一定水位に保った汚水を計量送り管で外部に送る
ようにして、槽内の汚水量が変わっても安定して汚水を
送れるようにする。前処理装置を設けたものは、前処理
スクリーンによって大きなゴミやし渣を除去し、前処理
スクリーンを通過した汚水を下方槽内に送るようにし
て、汚水中の汚泥などがすみやかに沈降するようにす
る。前処理スクリーンとして径が0.5mm〜10mm
の孔の多孔板を用いた構造としたものは、槽内のスクリ
ーンが処理しやすい大きさより大きなゴミやし渣を除去
して槽内のスクリーンによる濾過が効率よく行えるよう
にする。固液分離装置の後段に嫌気槽と好気槽を設けた
汚水浄化槽としたものは、固液分離装置で処理した汚水
を微生物の作用により生化学的に処理して放流しても問
題のない水にする。この際、固液分離装置で高度に処理
しているので、嫌気槽や好気槽に送られる汚水中の固型
物は微細化しているので速く、全体を十分に処理でき
る。
【0006】
【発明の実施の形態】スクリーンには、金属板に所定の
大きさの孔を多数設けたもの、樹脂を織り込んだものや
パンチング孔をあけたもの、鋼線を織り込んだものなど
があり、強度があり、長い間使用できるものがよく、目
的等に応じて目の大きさを決めればよい。箱体は、円筒
形や三角柱、多角柱等どのような形状でも構わない。固
液分離装置は、目的・用途に応じて前段や後段に別の処
理装置を設けてもかまわない。スクリーンで濾過した汚
水を移送する方法としては、加圧ポンプやエアーリフト
ポンプなどがある。前処理スクリーン開口率は40〜6
0%が好ましく、その開口の孔の場合の孔径は0.5〜
10mmが実用的な範囲である。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例1(図1〜6参照) 図1〜6に示す実施例1は畜産農家の汚水浄化槽の嫌気
槽と好気槽の前段の汚水を流し込む槽の中央に箱体を配
置し槽内の汚水に旋回流を起こすようにし、汚水が複数
回濾過されるようにスクリーンを複数多段に箱体の外周
側面に設け、内側のスクリーンとして目幅が5mmの開
口部を多数設けた金属板に20μmの樹脂膜を付着した
ものを用い、外側のスクリーンとして目幅が2mmの正
方形の開口部を金属板に多数設けたものとし、各スクリ
ーンの外側下方に気泡発生装置によって気泡を発生させ
前処理装置として槽内に汚水を流し込む流入口を上部に
接続した前処理槽を設け、前処理槽内を仕切るようにし
て前処理用スクリーンを設け、前処理用スクリーンの流
入口側下方に気泡発生装置によって気泡を発生させ、濾
過した汚水を下方へ送る送り管を前処理槽下面に設け、
前処理スクリーンとして目幅が5mmの開口部を金属板
に多数設けたものを用い、沈澱物を排出する排出装置を
設けた固液分離装置の例である。図1は実施例1の固液
分離装置の側面図である。図2は実施例1の固液分離装
置の説明図である。図3は図2のA−A断面図である。
図4は実施例1の固液分離装置の斜視図である。図5は
実施例1の固液分離装置の予備処理装置の斜視図であ
る。図6は実施例1の固液分離装置の処理の流れを示す
説明図である。図中、1は固液分離装置、2はベース、
3は側板、4は天板、5は内側のスクリーン、5aは目
幅が5mmの正方形の開口部を多数設けた金属板、5b
は目幅が20μmの樹脂膜、6は外側のスクリーン、7
は気泡発生装置として用いたエアー噴出管、8は濾液吸
引ポンプ、9は分離槽、9aは分離槽下部のテーパ部
分、10aは沈澱物・汚泥の排出装置の移流管、10b
は排出装置の排出ポンプ、11は汚水流入管、12はエ
アーパイプ、13は濾液吸引管、14は後段処理への移
流管、15aは送風機、15bは送風機からのエアー送
風管、16は前処理装置、16aは前処理槽、16bは
前処理用スクリーン、16cは気泡発生装置として用い
たエアー噴出管、16dはエアーパイプ、16eは汚水
の移流管、30は気泡、31は固型物、32はし渣、3
3は沈澱物・汚泥、34は汚水である。実施例1では長
崎県島原地区の某畜産農家の家畜の糞尿処理用として固
液分離装置を取り付けた汚水処理施設を設けている。汚
水処理施設の最終処理として中空糸膜0.1μmの多数
の開口部を設けた膜で濾過を行う装置を設け、その前段
に好気性菌で汚水を処理するタテ2m×ヨコ5m×高さ
2mの好気槽と嫌気性菌で汚水を処理するタテ2m×ヨ
コ5m×高さ2mの嫌気槽を設け、好気槽と嫌気槽の間
を汚水が必要に応じて循環できるよう循環装置を設け、
好気槽と嫌気槽の前段にタテ2m×ヨコ2m×高さ2m
の分離槽9を設ける。分離槽9の下部は沈澱物や汚泥を
分離槽9の底面中央に集めるようにテーパ部分9aが設
けられている。汚水を分離槽9に送る汚水流入管11の
流入口を分離槽9の上部に取り付ける。分離槽9の下部
にたまった沈澱物や汚泥を外部に取り出す排出装置の移
流管10を吸い込み口が分離槽9の底面中央付近に位置
するようにして分離槽9に取り付ける。次に分離槽9に
前処理装置16を取り付ける。前処理装置16は図5に
示すように汚水を分離槽9に送る汚水流入管11の流入
口が内部上方に位置するようにして前処理槽16aを設
ける。この前処理槽16aを仕切り、汚水の流入側でか
つ気泡側に5°傾けるようにして前処理用スクリーン1
6bを取り付ける。前処理スクリーン16bは目幅が5
mmの正方形の開口部が金属板に多数設けられている。
前処理スクリーン16b下方の流入側にエアー噴射管1
6cを取り付ける。エアー噴出管16cには気泡を噴出
するための孔が多数設けられている。また、エアー噴出
管16cには上流に送風機を備えたエアーパイプ16d
を取り付けている。前処理スクリーン16bで仕切られ
る前処理槽16aの流出側底面に穴を設け、その穴に移
流管16eを取り付ける。次に分離槽9に図2,3に示
すように固液分離装置1を取り付ける。固液分離装置は
図4に示すように、ベース2の向かい合う側方の2面に
内側のスクリーン5を下端をベース2の上面に接するよ
うにして設ける。内側のスクリーン5は、目幅が5mm
の正方形の開口部を多数設けた金属板5aに目幅が20
μmの樹脂膜5bを付着したものを用いている。また、
各々のスクリーン5は外側に上端を5°倒すようにして
取り付けられている。このスクリーン5の外側にスクリ
ーン6を下端をベース2の上面に接するようにして設け
る。外側のスクリーン6も内側のスクリーン5と同様
に、上端を5°倒すようにして設ける。この外側のスク
リーン6は、目幅が2mmの正方形の開口部を金属板に
多数設けたものである。スクリーン5とスクリーン6の
濾過面積は0.5m2 となっている。この各々のスクリ
ーンの外側の下端付近にエアー噴出管7を設ける。エア
ー噴出管7には気泡を噴出するための噴出孔が多数設け
られている。エアー噴出管7にはエアーパイプ12が接
続して取り付けられており、前処理装置16のエアーパ
イプ16dと合流するように接続されてエアー送風管1
5bに接続されている。よって固液分離装置1のエアー
パイプ12はエアーパイプ16dと同じ送風機15aに
よってエアーを送られるようになる。次に濾液吸引管1
3の吸い込み口が内側の2枚のスクリーン5の間に位置
するようにして設ける。次にベース2の側方で、スクリ
ーン5を設けていない側方に、側板3を設け、スクリー
ン5の側端がすき間なく側板3に接するように水密性を
持たせて取り付ける。また、内側のスクリーン5と側板
3で囲まれる空間の上方を覆うように天板4を設ける。
天板4は、側板3の上端とスクリーン5の上端にすき間
なく接するよう水密性を持たせて取り付ける。濾液吸引
管13の吸い込み口と反対側に濾液吸引ポンプ8を接続
し、濾液吸引ポンプ8の送り口には後段処理への移流管
14を取り付ける。実施例1では、このように箱体とス
クリーン及び気泡発生装置を一つのユニットとすること
で、小型化でき、既設の槽に取り付けることが可能にな
っている。また、槽内での位置を自由に変更できるの
で、槽に合わせて一つ一つ対応形状にする必要がないの
でコストを低くすることができる。この畜産農家では、
豚を1000頭(内親100頭)飼育している。この豚
の糞は別途処理しているが1日当たり6000リットル
のし尿が排出される。この排出されたし尿が汚水流入管
11によって汚水処理施設の分離槽9に送られる。この
ようにして流入した汚水のSS(懸濁物質)は2700
mg/リットルでBOD(好気性微生物によって消費さ
れる溶存酸素量)は15000mg/リットルであっ
た。この汚水は図5に示すように汚水流入管11によっ
て前処理装置16の前処理槽16a内に送られる。前処
理槽16aは仕切るようにして前処理用スクリーン16
bが設けられているので、前処理用スクリーン16bに
よって仕切られる両側が同じ水位になるよう汚水が流れ
込むので、汚水は目幅が5mmの正方形の開口部が多数
設けられた前処理スクリーン16bを通る。これによっ
て汚水は濾過される。よって毛やわら屑などのし渣等の
荒い物質は前処理用スクリーン16bを通過しない。こ
れらの物質は、定期的に除去される。前処理用スクリー
ン16bは汚水の流入側に5°傾けられ、前処理用スク
リーン6bの下端付近に位置するエアー吹出管16cよ
り気泡を噴出して当ててかつ気泡による上昇気泡によっ
て前処理用スクリーン16bの流入側の汚水に旋回流を
発生させる。発生した旋回流によって前処理用スクリー
ン16bを通過しない毛やわら屑などは、エアーの上昇
気泡によって上昇して行くので前処理用スクリーンが閉
塞することがない。また、気泡が当たることによって溶
解する物は破砕されて、前処理用スクリーン16bの目
より細かくなったものは、前処理用スクリーン16bを
通過する。また、前処理用スクリーン16bは5°流入
側に傾けられているのでし渣等が前処理用スクリーン1
6bに絡み付かないよう気泡が当たり、かつ気泡が前処
理用スクリーン16bを通過しないようにして、気泡に
より除去を行うし渣等を無理に通過させないようにして
いる。前処理用スクリーン16bを通過した汚水のうち
重い沈澱物や汚泥は移流管16eを通って下方へ沈降
し、分離槽9の底面へ移動する。この際、分離槽9の下
方には、テーパ部分が設けられているので、沈澱物や汚
泥は分離槽9の底面中央部に集められる。また前処理用
スクリーン16bを通過した汚水のうち軽いものも、水
位差によって移流管16eを通って分離槽9へ移動して
いく。図1に示すように分離槽9の中央に位置する固液
分離装置1の内側のスクリーン5と側板3、天板4、ベ
ース2によって囲まれる空間内に吸い込み口が位置する
濾液吸引管13に接続された濾液吸引ポンプ8の作動に
よって、内側のスクリーン、内側の汚水が吸い込まれる
ことによってスクリーン6の内外に圧力差が生じてスク
リーン6の外部の汚水が内へ流れようとする。これによ
って分離槽9の汚水は固液分離装置1のスクリーン部分
に向って流れることになる。固液分離装置への外側のス
クリーン6の下方端付近で外側に設けられたエアー噴出
管7、及び内側のスクリーン5の下方端付近で外側に設
けられたエアー噴出管7より、各々外側斜め上方に向っ
て図1,2に示すように気泡が噴出する。これにより分
離槽9の中央に位置させた固液分離装置の両側の側面付
近の汚水が上昇し、分離槽9の壁面近くの汚水が下降す
る旋回流が発生する。汚水が外側のスクリーン6に向っ
て流れると、スクリーン6は目幅が2mmの正方形の開
口部を金属板に多数設けたものであるので、この開口部
より大きい固型物31はスクリーン6を通過せず、気泡
によって上方へ流されていく。このように、スクリーン
を通過しない固型物を次々と上方へ移動させることによ
って、スクリーンが目詰まりを起こさなくなる。気泡が
当たり、対流によって流されることにより水との抵抗を
受けて可溶化が進み、あるいは破砕してスクリーン6の
開口部より小さくなったものはスクリーン6を通過して
スクリーン5へ向って移動する。スクリーン5は目幅が
5mmの正方形の開口部を多数設けた金属板に目幅が2
0μmの樹脂膜を付着したものであるので、スクリーン
6を通過してもこの開口部より大きな固形物31はスク
リーン5を通過せず気泡によって上方へ流されていく。
固型物31には気泡が当たり、対流によって流されるこ
とにより水との抵抗を受けてさらに微細化あるいは可溶
化による破砕が進んで、スクリーン5の開口部より小さ
くなった固型物31は再度スクリーン6、スクリーン5
を通過して内側のスクリーン5、側板3、天板4、ベー
ス2によって囲まれた空間に到達する。この空間に到達
した細かい固型物を含む汚水は濾液吸引管13の吸い込
み口より濾液吸引管13に入り、濾液吸引ポンプ8に吸
引され、移流管14を通って後段処理へ送られる。この
ように本実施例1の固液分離装置によって、濾過された
汚水のSSは270mg/リットルとなり90%が除去
されている。また、BODは4500mg/リットルと
なり70%が除去されている。このように非常に高度に
汚水の前処理を行うことができる。この後、嫌気槽と好
気槽によって生化学的な処理を施し、最後に開口部が
0.1μmの中空糸膜で濾過を行う。既に高度な前処理
を固液分離装置で行っているため、中空糸膜の開口部を
このように細かくしても目詰りを起こしてすぐに機能が
低下してしまうことがない。このようにして最終的に放
流する処理水はSSが5mg/リットル以下、BODが
10mg/リットル以下となった。このように本実施例
1の固液分離装置では、スクリーンの流入側の気泡の作
用によって目詰りを防止しメンテナンスの必要性を低減
させ、し渣や汚物の絡み付きによるポンプの故障を低減
させることができる。また、分離槽9の底面に貯めた沈
澱物・汚泥は必要に応じて移流管10aにより排出ポン
プ10bで汚泥貯留槽及び推肥舎へ移送し、ポンプ又は
バキューム車によって畑地に散布する。しかし、し渣の
除去が進んでいるため臭気をわずかしか発しない。 実施例2(図7,8参照) 図7,8に示す実施例2はエアーリフトポンプを吐出管
に接続してスクリーンで濾過した汚水を外部に送り出す
ようにし、箱体の外周の一面のみにスクリーンを設けた
固液分離装置の例である。図7は実施例2の固液分離装
置の説明図である。図8は実施例2の固液分離装置の断
面図である。図中、20はエアーリフトポンプ、20a
は内管、20bは外管、20cはリフト用エアー送り管
である。実施例2では濾過した汚水をエアーリフトポン
プ20によって後段の処理装置へ送っている。図8に示
すように箱体内から下方に伸び、下端が閉じられた外管
20bを設け、外管20bの内側に内管20aを設け
る。内管20aは分離槽9の上方まで延伸し、上端付近
に後段処理への移流管14を設けている。内管20aの
内側にはリフト用エアー送り管20cを設けている。ス
クリーン5,6によって濾過されて箱体内部に位置する
汚水は外管20bの開口部より水圧で下方に移動し、内
管20aの内部を水面まで上方に移動する。この状態で
リフト用エアー送り管20cの下端よりエアーを噴出さ
せると、エアーの上昇力によって、内管20a内部の汚
水が上方に移動させられる。このようにして連続的に箱
体内汚水を上方に送り、移流管14によって後段処理に
送る。エアーリフトポンプ20は羽根がなく、微細目の
スクリーンで濾過しているため、汚物の絡み付きなどに
よる故障が起こりにくく、非常に使いやすい。また、実
施例2の固液分離装置1ではスクリーンを一面だけと
し、分離槽9の側壁近くに箱体を設置している。このよ
うに箱体の設置する位置は取り付ける槽の状態や他の装
置との関係によって決めればよい。その他符号、構成、
作用、使い方は実施例1と同じである。図9に示すのは
実施例2の固液分離装置の他の例である。図9は実施例
2の固液分離装置の他の例の説明図である。図中、21
は送風機である。実施例2の他の例では、箱体の2面に
スクリーンを設け、エアーリフトポンプを用いている。
このようにポンプやスクリーンの面の数、大きさ、向き
は必要に応じて決めればよい。その他符号、構成、作
用、使い方は実施例2と同じである。 実施例3(図10参照) 図10に示す実施例3は箱体内部から送り出した汚水を
一時的に溜める計量容器を水面より上方に設け、所定量
の汚水を計量容器から外部に送る計量送り管を計量容器
に接続し、計量容器内の所定量以上の汚水を槽内に戻す
戻し管を設け、エアーリフトポンプで箱体内の汚水を外
部に送り出すエアーリフトポンプを設けた固液分離装置
の例である。図10は実施例3の固液分離装置の断面図
である。図中、22はスクリーン、23はエアーリフト
ポンプの外管と一体となった戻し管、24は計量容器、
25は計量送り管、26はエアーリフトポンプの内管の
送り口である。実施例3では、図10に示すようにエア
ーリフトポンプ20で箱体内の汚水を上方に送り、エア
ーリフトポンプ20の送り口26より流れ出す汚水を一
時的に溜めるよう計量容器24を設ける。計量容器24
の下部には一定量を後段に送る計量送り管25を接続す
る。次にエアーリフトポンプ20の外管20bを上方に
延伸させ、戻し管23とし、上端を開口し、開口した上
端が送り口26より下方でない計量容器24の所定水位
の高さになるよう位置させる。この状態でエアーリフト
ポンプ20にリフト用エアー送り管20cによってエア
ーを送ると、箱体内より流れた汚水がエアーとともに上
昇し、送り口26より計量容器24内に流れ出す。この
ようにして計量容器24内に汚水が溜まり戻し管23の
上端開口より高い水位になると、上端開口より戻し管2
3内へ汚水は流れ込み分離槽9内へ戻される。エアーポ
ンプにより計量容器24に送る量が計量送り管25によ
って後段処理に送る量より多くなるようにしておけば分
離槽9内の水位に関係なく計量容器24内に一定水位の
汚水が一時的に溜められて、後処理に一定量が安定して
送られる。このようにすれば後段処理の槽で汚水がオー
バーフローしたり、少なすぎたりすることがなく、安定
して処理が行えるようになる。その他符号、構成、作
用、使い方は実施例1と同じである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、固液分離が目詰りを起
こすことなく確実に行え、し渣や汚物の絡み付きによる
ポンプの故障を低減し、濾過材が目詰りを起こさず、メ
ンテナンス作業を軽減し、既設の槽に取り付けることが
でき、コストが低く、家畜の糞尿を畑地等に散布した場
合に強い臭気を発生しないようにし、後段での高度な濾
過処理を可能にする。エアーリフトポンプを箱体内部に
設けたものは、故障が少なく、メンテナンス作業を軽減
する固液分離装置にすることができる。汚水が複数回濾
過されるようにスクリーンと気泡発生装置を複数多段に
設けたものは、高度に濾過した汚水を後段に送って、後
段処理の効率を高めることができ、処理施設を小さくす
ることができる。槽の中央に箱体を配置して槽内の汚水
に旋回流を起こすようにしたものは、汚水を処理する効
率をさらに高めることができる。スクリーンとして大き
めの開口部を多数設けた金属板に微細孔を多数設けた樹
脂膜を付着したものを用い、スクリーンの外側に第2の
スクリーンとして細孔を多数設けた金属板を用いたもの
は、高度に濾過した汚水を後段に送って、後段処理の効
率を高めることができ、処理施設を小さくすることがで
きる。スクリーン及び前処理用スクリーンを気泡に向っ
て倒れ込むようにして2°〜10°傾けたものは、スク
リーンが目詰りを起こさないのでメンテナンス作業の軽
減ができ、確実に所定の大きさ以上のし渣や固型物が除
去できる。槽の底部に貯めた沈澱物を排出する排出装置
を設けたものは、効率的に汚泥や沈澱物を取り出して堆
肥として利用することができるようにする。計量容器を
水面より上方に設け、計量送り管と戻し管を設けたもの
は、処理後の汚水を安定して後段に送るようにして後段
の処理が安定して行えるようにできる。前処理装置を設
けたものは、さらに汚水の処理効率を高めることができ
るようにする。前処理用スクリーンとして径が0.5m
m〜10mmの孔の多孔板を用いた構造としたものは、
さらに汚水の処理効率を高めることができるようにす
る。固液分離装置の後段に嫌気槽と好気槽を設けた汚水
浄化槽はチッソ,リンまで除去し効率よく処理でき、コ
ストを抑制できる汚水浄化槽となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の固液分離装置の側面図である。
【図2】実施例1の固液分離装置の説明図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】実施例1の固液分離装置の斜視図である。
【図5】実施例1の固液分離装置の前処理装置の斜視図
である。
【図6】実施例1の固液分離装置の処理の流れを示す説
明図である。
【図7】実施例2の固液分離装置の説明図である。
【図8】実施例2の固液分離装置の断面図である。
【図9】実施例2の固液分離装置の他の例の説明図であ
る。
【図10】実施例3の固液分離装置の断面図である。
【符号の説明】
1 固液分離装置 2 ベース 3 側板 4 天板 5 内側のスクリーン 5a 目幅が5mmの開口部を多数設けた金属板 5b 目幅が20μmの樹脂膜 6 外側のスクリーン 7 気泡発生装置として用いたエアー噴出管 8 濾液吸引ポンプ 9 分離槽 9a 分離槽下部のテーパ部分 10a 沈澱物・汚泥の排出装置の移流管 10b 排出装置の排出ポンプ 11 汚水流入管 12 エアーパイプ 13 濾液吸引管 14 後段処理への移流管 15a 送風機 15b 送風機からのエアー送風管 16 前処理装置 16a 前処理槽 16b スクリーン 16c 気泡発生装置として用いたエアー噴出管 16d エアーパイプ 16e 汚水の移流管 17〜19 欠番 20 エアーリフトポンプ 20a 内管 20b 外管 20c リフト用エアー送り管 21 送風機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 29/38 580A 29/42 510 520

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも外周の一部の面をスクリーン
    とした箱体を汚水を流し込んだ槽の水面下に配置し、同
    スクリーンの外側下方から気泡を発生させスクリーンに
    沿って気泡を上昇させる気泡発生装置を設け、同スクリ
    ーンを通過した箱体内の汚水を外部に送り出す移流管を
    前記箱体内部に設けた固液分離装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも外周の一部の面をスクリーン
    とした箱体を汚水を流し込んだ槽の水面下に配置し、同
    スクリーンの外側下方から気泡を発生させスクリーンに
    沿って気泡を上昇させる気泡発生装置を設け、同スクリ
    ーンを通過した箱体内の汚水を外部に送り出すエアーリ
    フトポンプを前記箱体内部に設けた固液分離装置。
  3. 【請求項3】 汚水が複数回濾過されるようにスクリー
    ンと気泡発生装置を複数多段に設けた請求項1又は2に
    記載の固液分離装置。
  4. 【請求項4】 槽の中央に箱体を配置して気泡の流れに
    よって槽内の汚水に旋回流を起こすようにした請求項1
    〜3いずれかに記載の固液分離装置。
  5. 【請求項5】 スクリーンとして大きめの開口部を多数
    設けた金属板に微細孔を多数設けた樹脂膜を付着したも
    のを用い、同スクリーンの外側に第2のスクリーンとし
    て前記微細孔より大きい細孔を多数設けた金属板を用い
    た請求項3記載の固液分離装置。
  6. 【請求項6】 スクリーンを気泡に向って倒れ込むよう
    にして、2°〜10°傾けた請求項1〜5いずれかに記
    載の固液分離装置。
  7. 【請求項7】 槽の底部に貯めた沈澱物を排出する排出
    装置を設けた請求項1〜6いずれかに記載の固液分離装
    置。
  8. 【請求項8】 箱体内部から送り出した汚水を一時的に
    溜める計量容器を水面より上方に設け、所定量の汚水を
    同計量容器から外部に送る計量送り管を計量容器に接続
    し、計量容器内の所定量以上の汚水を槽内に戻す戻し管
    を設け、槽内の汚水量が変わっても一定水位を保って外
    部に所定の量の汚水を安定して送れるようにした請求項
    1〜7いずれかに記載の固液分離装置。
  9. 【請求項9】 槽内に汚水を流し込む流入口に上部を接
    続するようにして前処理槽を設け、同前処理槽内に前処
    理スクリーンを設けて仕切り、同前処理スクリーンの前
    記流入口側下方に気泡を発生させ前処理スクリーンに沿
    って気泡を上昇させる気泡発生装置を設け、前処理スク
    リーンを通過した汚水を下方槽内に送る送り管を前処理
    槽下面に接続した前処理装置を設けた請求項1〜8いず
    れかに記載の固液分離装置。
  10. 【請求項10】 前処理スクリーンとして径が0.5m
    m〜10mmの孔の多孔板を用いた構造とした請求項9
    記載の固液分離装置。
  11. 【請求項11】 前処理スクリーンを気泡に向って倒れ
    込むようにして、2°〜10°傾けた請求項9又は10
    に記載の固液分離装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11いずれかに記載の固液
    分離装置の後段に嫌気性菌の作用で汚水を処理する嫌気
    槽と好気性菌の作用で汚水を処理する好気槽を設けた汚
    水浄化槽。
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