JP2000140051A - マッサージ具 - Google Patents

マッサージ具

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JP2000140051A
JP2000140051A JP10323323A JP32332398A JP2000140051A JP 2000140051 A JP2000140051 A JP 2000140051A JP 10323323 A JP10323323 A JP 10323323A JP 32332398 A JP32332398 A JP 32332398A JP 2000140051 A JP2000140051 A JP 2000140051A
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JP
Japan
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liquid agent
protrusion parts
skin
injection port
liquid
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Pending
Application number
JP10323323A
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English (en)
Inventor
Masanori Shimizu
真規 清水
Junichi Fukazawa
純一 深澤
Hiroyuki Hasegawa
宏幸 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚にマッサージ用の液剤を吐出すると共に
その部位をマッサージすることを可能とし、かつマッサ
ージ部位がふくらはぎ、太股等のように筋肉の厚い部位
であっても効果的なつぼ押し効果を得ることのできるマ
ッサージ具を提供する。 【解決手段】 マッサージ具1を、液剤を充填する容器
本体2と、噴射口6及び突起部7を有する液剤吐出部3
とから構成し、突起部7が皮膚に押しつけられた状態で
の突起部基面から突起部先端までの高さH、あるいは噴
射口6から突起部先端までの高さを10〜50mmとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液剤の吐出と同時
に皮膚をマッサージできるようにするマッサージ具に関
する。
【0002】
【従来の技術】マッサージ用の液剤を頭皮や手足、肩等
の皮膚に噴射すると共に、その噴射部位のマッサージも
できるようにするため、ブラシ状等の突起部を噴射口の
周囲に設けたマッサージ具兼用のエアゾール容器が知ら
れている(実開平1−163464号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マッサージ具兼用のエアゾール容器では、突起部の高さ
がマッサージする部位の筋肉の厚みに対して検討されて
いないので、例えば、ふくらはぎ、太股等をマッサージ
すると、その部位の筋肉に突起部が埋もれてしまい、十
分なつぼ押し効果を得られない。
【0004】このような問題に対し、本発明は、皮膚に
マッサージ用の液剤を吐出すると共に十分なつぼ押し効
果が得られるようにマッサージするマッサージ具を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、液剤を充填す
る容器本体と、噴射口及び突起部を有する液剤吐出部と
からなるマッサージ具であって、突起部が皮膚に押しつ
けられた状態で、突起部基面から突起部先端までの高さ
が10〜50mm、あるいは噴射口から突起部先端まで
の高さが10〜50mmであるマッサージ具を提供す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマッサージ具を図
面に基づいて説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施例のマッサージ具
1の側面図(同図(a))、上面図(同図(b))及び
その液剤吐出部付近の断面図(同図(c))である。
【0008】このマッサージ具1は、液剤を充填する容
器本体2、液剤を吐出する液剤吐出部3、液剤吐出部3
を着脱自在に覆うカバーキャップ4からなる。
【0009】液剤吐出部3は、定量吐出機構を備えたエ
アゾールバルブ5、容器本体2内からエアゾールバルブ
5内に吸引された液剤を吐出する噴射口6、噴射口6の
周囲に等間隔に設けられた3つの突起部7を有してい
る。
【0010】エアゾールバルブ5は、ステム5aを押し
下げることにより、容器本体2内からハウジング5b内
に導液チューブ9を介して吸引していた一定量の液剤を
ステム5aの先端の開口部から吐出する定量吐出機構を
有する。このようなエアゾールバルブ5としては、定量
吐出機構を有する種々のエアゾールバルブを使用するこ
とができ、例えば、特開昭56−64975号公報、特
開昭63−125179号公報、実開平2−63360
号公報等に記載されているものを使用することができ
る。この場合、定量吐出機構による液剤の一回の吐出量
は0.01〜0.50gとすることが好ましく、0.0
5〜0.25gとすることが、液剤のたれもなくより好
ましい。
【0011】エアゾールバルブ5のステム5aは液剤吐
出部3の袴部8と固着しており、この袴部8上に突起部
7が立設している。ステム5aの先端の開口部は、袴部
8に開けられている噴射口6に通じている。したがっ
て、このマッサージ具1によれば、マッサージ時に突起
部7をマッサージ部位に押しつけることにより、図1
(c)左半図に示した状態から右半図に示した状態にな
り、ステム5aがエアゾールバルブ5内に押し込まれ、
噴射口6から一定量の液剤が吐出される。このとき突起
部7を押し続けても、定量吐出機構により過剰量の液剤
が吐出し続けることはない。
【0012】突起部7の形状は、上端部7aに角のない
丸みがつけられた円柱状である。この丸みの曲率半径R
は0.5〜10mmとすることが好ましく、より好まし
くは1〜3mmとする。これにより、突起部7を皮膚に
押しつけた場合に、皮膚に痛みを生じさせることなく、
好ましい押圧感を与えることができる。また、突起部7
の水平方向の最大断面積は10〜350mm2とするこ
とが好ましく、10〜100mm2とすることがより好
ましい。最大断面積を10mm2以上とすることにより
突起部7に十分な機械的強度を与えることができ、ま
た、最大断面積を350mm2以下とすることにより、
マッサージ時の操作性を向上させることができる。
【0013】本発明においては、突起部7が皮膚に押し
つけられた状態での突起部基面(即ち、袴部8の天面)
から突起部先端までの高さH、あるいは噴射口6から突
起部7の先端までの高さを10〜50mm、より好まし
くは12〜35mmとすることを特徴としている。この
高さを10mm以上とすることにより、皮膚に液剤を広
く拡散させることができ、また、マッサージ部位がふく
らはぎ、太股等のように筋肉の厚い部位であっても、突
起部7が筋肉に埋まってしまうことを防止でき、十分な
つぼ押し効果が得られる。また、突起部7の高さが過度
に高いとマッサージ具1の取り扱い性が低下するが、突
起部7が皮膚に押しつけられた状態での高さHを50m
m以下とすることにより、マッサージ時の操作性を向上
させることができる。
【0014】容器本体2は、公知の耐圧容器と同様に構
成することができる。
【0015】容器本体2には、薬剤と噴射剤からなる液
剤を充填することができ、この薬剤としては、消炎鎮痛
剤、冷感剤、温感剤等がある。
【0016】以上、図1の態様のマッサージ具1に基づ
いて本発明を説明したが、この他本発明は種々の態様を
とることができる。
【0017】例えば、突起部7としては図2(同図
(a)側面図、同図(b)上面図)に示した液剤吐出部
3Bのように、上端部に丸みをつけた角のない円錐状
や、角柱状、角錐状等種々の形状にできる。
【0018】突起部7の個数も3個に限らず、単数、複
数のいずれでもよい。突起部7を複数設ける場合に、そ
れらを噴射口6の周囲に配しなくてもよい。
【0019】また、突起部7を複数設ける場合に、図1
に示したように各突起部7が袴部8上で独立していても
よく、図3に示したように、共通の基部7bを有しても
よい。
【0020】エアゾールバルブの作動機構に関し、図1
の態様では、突起部7が皮膚に押しつけられることによ
り、突起部7が袴部8と一体になって容器本体2側に押
し込まれ、ステム5aをエアゾールバルブ5内に押し込
み、噴射口6から液剤が吐出されるようにしたが、袴部
8は容器本体2側に押し込まれることなく、突起部7の
みが押し込まれ、ステム5aを押すようにしてもよい。
また、図4に示すように、噴射ボタン10を別に設け、
噴射ボタン10を破線で示すように押し下げて液剤を噴
射させてもよい。
【0021】さらに、マッサージ時に随時任意の量の液
剤を吐出できるようにする場合には、上述のエアゾール
バルブ5に代えてステムを押し下げている間は液剤を吐
出し続ける一般的な噴出バルブを設けてもよい。また、
容器本体2を押圧変形させて噴射口から液剤を吐出させ
るスクイズ容器としてもよい。
【0022】本発明のマッサージ具は、皮膚に対する押
し圧が、加重0.5〜7kg、特に1.0〜4.0kg
となるように使用することが好ましい。この範囲である
と、マッサージ時の押し圧が低すぎず、かつ皮膚に過度
の刺激を与えることなく快適なマッサージ効果を得られ
る。なおここで、加重とは、突起部7の形状あるいは突
起部7と皮膚との接触面積によらず、突起部7にかかる
加重の意味であり、この値は、突起部7で上皿天秤を押
しつけたときの目盛りで測定される。
【0023】
【発明の効果】本発明のマッサージ具によれば、液剤吐
出部が噴射口及び突起部を有するのでマッサージする部
位にマッサージ用の液剤を吐出させ、皮膚に液剤を拡散
させることができると共に、その部位を突起部でマッサ
ージすることが可能となる。さらにこの突起部が適度な
高さを有しているので、マッサージする部位がふくらは
ぎ、太股等のように筋肉の厚い部位であっても効果的な
つぼ押し効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の側面図(同図(a))、
上面図(同図(b))及びその液剤吐出部付近の断面図
(同図(c))である。
【図2】 液剤吐出部の他の態様の側面図(同図
(a))及び上面図(同図(b))である。
【図3】 液剤吐出部の他の態様の側面図(同図
(a))及び上面図(同図(b))である
【図4】 液剤吐出部の他の態様の側面図(同図
(a))及び上面図(同図(b))である。
【符号の説明】
1 マッサージ具 2 容器本体 3、3B 液剤吐出部 4 カバーキャップ 5 エアゾールバルブ 5a ステム 5b ハウジング 6 噴射口 7 突起部 7a 突起部の上端部 8 袴部 9 導液チューブ 10 噴射ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 宏幸 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PC02 PD01 PE14 PE21 4C100 AD02 AD13 AF02 BB01 CA01 DA01 DA02 DA04 DA05 DA08 DA10 EA07 EA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液剤を充填する容器本体と、噴射口及び
    突起部を有する液剤吐出部とからなるマッサージ具であ
    って、突起部が皮膚に押しつけられた状態で、突起部基
    面から突起部先端までの高さが10〜50mmであるマ
    ッサージ具。
  2. 【請求項2】 液剤を充填する容器本体と、噴射口及び
    突起部を有する液剤吐出部とからなるマッサージ具であ
    って、突起部が皮膚に押しつけられた状態で、噴射口か
    ら突起部先端までの高さが10〜50mmであるマッサ
    ージ具。
JP10323323A 1998-11-13 1998-11-13 マッサージ具 Pending JP2000140051A (ja)

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