JP2000139932A - 外科用冠状鋸 - Google Patents
外科用冠状鋸Info
- Publication number
- JP2000139932A JP2000139932A JP11301900A JP30190099A JP2000139932A JP 2000139932 A JP2000139932 A JP 2000139932A JP 11301900 A JP11301900 A JP 11301900A JP 30190099 A JP30190099 A JP 30190099A JP 2000139932 A JP2000139932 A JP 2000139932A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- surgical
- hole
- saw
- body portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/16—Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
- A61B17/1637—Hollow drills or saws producing a curved cut, e.g. cylindrical
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Prostheses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は手術中に所望のキャビティを小骨片
中に切断するのに使用できる装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 詰められた小骨片の中に開口を穿孔する
ための外科用冠状鋸は内側孔を有する中空細長ボデー部
分とその遠位端は管状切断リムを有し、前記孔の中に位
置し、前記切断リムへ向かって面するピストン表面を有
するピストンおよびそのピストンを孔の中で動かす手段
とを含む。
中に切断するのに使用できる装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 詰められた小骨片の中に開口を穿孔する
ための外科用冠状鋸は内側孔を有する中空細長ボデー部
分とその遠位端は管状切断リムを有し、前記孔の中に位
置し、前記切断リムへ向かって面するピストン表面を有
するピストンおよびそのピストンを孔の中で動かす手段
とを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は詰めた小骨片の中に
開口を穿孔するための外科用冠状鋸に関する。
開口を穿孔するための外科用冠状鋸に関する。
【０００２】
【従来の技術】特に股補綴（ヒッププロテーゼ）に適用
される、現代の外科技術は、しばしば、細長柄を有する
補綴装置を必要とする。これらの装置は、股関節に問題
がある時だけでなく、大腿骨の長さに沿っての内部に骨
折の可能性もある場合にも使用される。標準の長さの補
綴柄をこのような大腿骨の中に付加することは、しばし
ば、さらなる問題を生じ、この理由から、大幅により長
い柄が使用される。このような柄の遠位部分は通常、延
長された長さと大腿骨の狭まりおよびその骨髄管とに起
因して平行である。
される、現代の外科技術は、しばしば、細長柄を有する
補綴装置を必要とする。これらの装置は、股関節に問題
がある時だけでなく、大腿骨の長さに沿っての内部に骨
折の可能性もある場合にも使用される。標準の長さの補
綴柄をこのような大腿骨の中に付加することは、しばし
ば、さらなる問題を生じ、この理由から、大幅により長
い柄が使用される。このような柄の遠位部分は通常、延
長された長さと大腿骨の狭まりおよびその骨髄管とに起
因して平行である。
【０００３】現代の技術では、小骨片を使用して、骨髄
管を裏打ち（line）し、これらの小骨片は、まず初め
に、たとえば、出願人の係属ヨーロッパ特許出願第９５
３０６９９０．３号明細書(ＥＰ０７０５５７９)に記
載、示されている場所に詰められている。この出願は、
骨のキャビティが、圧縮された小骨片により充填され
る、補綴を移植する方法および装置を示す。
管を裏打ち（line）し、これらの小骨片は、まず初め
に、たとえば、出願人の係属ヨーロッパ特許出願第９５
３０６９９０．３号明細書(ＥＰ０７０５５７９)に記
載、示されている場所に詰められている。この出願は、
骨のキャビティが、圧縮された小骨片により充填され
る、補綴を移植する方法および装置を示す。
【０００４】このような技術が、長い補綴のために使用
される場合には、長い長さだけでなく、小骨片のさらな
る圧縮を生じさせ、このようにして、充填物を膨張さ
せ、骨構造の中に骨折を生じさせる傾向故に、キャビテ
ィの遠位端を形成するのが困難である。
される場合には、長い長さだけでなく、小骨片のさらな
る圧縮を生じさせ、このようにして、充填物を膨張さ
せ、骨構造の中に骨折を生じさせる傾向故に、キャビテ
ィの遠位端を形成するのが困難である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の種類
の手術において、小骨片の中に所望のキャビティを切断
するのに使用できる装置を提供することにあるが、小骨
片が使用され、ほぼ平行なキャビティが必要である、任
意のキャビティに使用できる。
の手術において、小骨片の中に所望のキャビティを切断
するのに使用できる装置を提供することにあるが、小骨
片が使用され、ほぼ平行なキャビティが必要である、任
意のキャビティに使用できる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、詰められた
小骨片の中に開口を穿孔するための外科用冠状鋸は内側
孔を有する中空細長ボデー部分とその遠位端は管状切断
リムを有し、前記孔の中に位置し、前記切断リムへ向か
って面するピストン表面を有するピストンおよびそのピ
ストンを孔の中で動かす手段とを含む。
小骨片の中に開口を穿孔するための外科用冠状鋸は内側
孔を有する中空細長ボデー部分とその遠位端は管状切断
リムを有し、前記孔の中に位置し、前記切断リムへ向か
って面するピストン表面を有するピストンおよびそのピ
ストンを孔の中で動かす手段とを含む。
【０００７】この装置により、細長キャビティを小骨片
の中に切断することが可能となり、切断により生ずる屑
は内側孔の遠位端に入りかつゆっくりとピストンを、孔
に沿って、遠位端から遠ざかる方向に押す。ボデー部分
がキャビティから引込められると、小骨片は容易にピス
トンをはずすことにより孔から取り出すことができる。
の中に切断することが可能となり、切断により生ずる屑
は内側孔の遠位端に入りかつゆっくりとピストンを、孔
に沿って、遠位端から遠ざかる方向に押す。ボデー部分
がキャビティから引込められると、小骨片は容易にピス
トンをはずすことにより孔から取り出すことができる。
【０００８】ボデー部分は壁の中に開口を有することも
可能であり、その壁は手術後にクリーニングを容易にす
る遠位端から離れて位置する点で開口を通過している。
可能であり、その壁は手術後にクリーニングを容易にす
る遠位端から離れて位置する点で開口を通過している。
【０００９】外科医の動作は前方運動または後方運動で
あることもあり、連続的回転または杭打ち機のような上
下運動であることもある。
あることもあり、連続的回転または杭打ち機のような上
下運動であることもある。
【００１０】ピストンの延長部または延長部分がボデー
部分の近位端を越えて突出していることが好ましく、孔
に沿ってのピストンの運動と、遠位端から遠ざかって、
開口の近位端に隣接する位置への、ピストンの運動とを
制限する手段を設ける。
部分の近位端を越えて突出していることが好ましく、孔
に沿ってのピストンの運動と、遠位端から遠ざかって、
開口の近位端に隣接する位置への、ピストンの運動とを
制限する手段を設ける。
【００１１】ある種の環境では単に鋭いエッジだけで充
分であるが、管状切断リムに切断歯部を設けることが好
ましい。
分であるが、管状切断リムに切断歯部を設けることが好
ましい。
【００１２】ピストンの延長部分または延長部の近位端
に、遠位方向へのピストンの運動を制限する除去可能な
手段を設けることも可能である。これらの手段を除去し
て、本装置をクリーニングのために完全に解体すること
も可能であるが、本装置が適所にある場合には、本装置
はピストンを孔の中に設置し、かつピストンが主ボデー
から落下するのを阻止する。
に、遠位方向へのピストンの運動を制限する除去可能な
手段を設けることも可能である。これらの手段を除去し
て、本装置をクリーニングのために完全に解体すること
も可能であるが、本装置が適所にある場合には、本装置
はピストンを孔の中に設置し、かつピストンが主ボデー
から落下するのを阻止する。
【００１３】中空細長ボデー部分にＴ字形部品の形であ
ることも可能である操作ハンドルを設けることが好まし
い。
ることも可能である操作ハンドルを設けることが好まし
い。
【００１４】細長ボデー部分に深さゲージを設けること
も可能であり、ピストンの延長された部分または延長部
に位置インジケータを付ける手段を設けることも可能で
ある。
も可能であり、ピストンの延長された部分または延長部
に位置インジケータを付ける手段を設けることも可能で
ある。
【００１５】特に希望する場合には、ピストンの延長さ
れた部分または延長部の近位端に動力源に接続する手段
を設けて、本装置を動力装置により操作できるようにす
ることも可能である。
れた部分または延長部の近位端に動力源に接続する手段
を設けて、本装置を動力装置により操作できるようにす
ることも可能である。
【００１６】ピストンにガイドワイヤを収容する手段を
設けて、冠状鋸を、移植のための骨の準備処理を実施す
る場合に一連の手術の１つとして使用できるようにする
ことも可能である。
設けて、冠状鋸を、移植のための骨の準備処理を実施す
る場合に一連の手術の１つとして使用できるようにする
ことも可能である。
【００１７】本発明は様々な様式で実施できるが、１つ
の実施形態を例として、添付図面を参照して説明する。
の実施形態を例として、添付図面を参照して説明する。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１に、大腿骨１が示され、その
大腿骨１の中で、骨髄管を処理して、キャビティ２を形
成し、そのキャビティ２の中に、長い柄を有する補綴
を、挿入しようとしている。図１に、長い柄４を有する
模型補綴３が示され、その補綴３は、最終的に、除去さ
れて、外科用補綴により置換される。この技術は、出願
人の係属中のヨーロッパ特許出願第９５３０６９９０号
明細書(ＥＰ９７０５５７９）に説明され、示されてい
る。キャビティ２を形成すると、小骨片５を充填し、詰
めて、圧縮する。しかしながら、長い柄を使用する場合
には、従来の技術により、キャビティ２の側面に小骨片
を詰めることは困難であるが、本発明では、キャビティ
の遠位末端が、参照番号６により示されているレベルま
で小骨片により、完全に充填することが可能である。
大腿骨１の中で、骨髄管を処理して、キャビティ２を形
成し、そのキャビティ２の中に、長い柄を有する補綴
を、挿入しようとしている。図１に、長い柄４を有する
模型補綴３が示され、その補綴３は、最終的に、除去さ
れて、外科用補綴により置換される。この技術は、出願
人の係属中のヨーロッパ特許出願第９５３０６９９０号
明細書(ＥＰ９７０５５７９）に説明され、示されてい
る。キャビティ２を形成すると、小骨片５を充填し、詰
めて、圧縮する。しかしながら、長い柄を使用する場合
には、従来の技術により、キャビティ２の側面に小骨片
を詰めることは困難であるが、本発明では、キャビティ
の遠位末端が、参照番号６により示されているレベルま
で小骨片により、完全に充填することが可能である。
【００１９】骨のキャビティが形成される際、ガイドワ
イヤ７が、適当な位置に置かれ、ガイドワイヤは、通常
は、係止プラグ８により保持され、このガイドワイヤ7
は、良く知られている方法で、手術の間に使用される様
々な構成要素を正確な位置に案内するために使用され
る。ガイドワイヤは、勿論、小骨片が挿入される前に、
適当な位置に置かれる。模型技術が使用される場合に
は、模型3は引っ込められ、小骨片の中のキャビティ
が、セメントにより裏打ちされ、外科用補綴が、次い
で、ガイドワイヤを使用して、または、使用しないて、
挿入される。
イヤ７が、適当な位置に置かれ、ガイドワイヤは、通常
は、係止プラグ８により保持され、このガイドワイヤ7
は、良く知られている方法で、手術の間に使用される様
々な構成要素を正確な位置に案内するために使用され
る。ガイドワイヤは、勿論、小骨片が挿入される前に、
適当な位置に置かれる。模型技術が使用される場合に
は、模型3は引っ込められ、小骨片の中のキャビティ
が、セメントにより裏打ちされ、外科用補綴が、次い
で、ガイドワイヤを使用して、または、使用しないて、
挿入される。
【００２０】本発明は、レベル6の下方の、詰められ、
圧縮された骨断片を切断して使用するための鋸を提供
し、中空細長ボデ部分から成り、この中空細長ボデー部
分は内側孔１１を有し、この中空細長ボデー部分の遠位
端１２は管状切断リム１３を有する。切断リムに、図５
に示されているように、歯部１４を設けることも可能で
ある。
圧縮された骨断片を切断して使用するための鋸を提供
し、中空細長ボデ部分から成り、この中空細長ボデー部
分は内側孔１１を有し、この中空細長ボデー部分の遠位
端１２は管状切断リム１３を有する。切断リムに、図５
に示されているように、歯部１４を設けることも可能で
ある。
【００２１】孔１１の中に細長ピストン１４が設けら
れ、その細長ピストン１４は延長部１５を有し、その延
長部１５は主ボデー１０の近位端１６から突出してい
る。図面に示されている構造において、主ボデー１０は
横材１７により延長され、その横材１７は操作ハンドル
の役割を果たす。
れ、その細長ピストン１４は延長部１５を有し、その延
長部１５は主ボデー１０の近位端１６から突出してい
る。図面に示されている構造において、主ボデー１０は
横材１７により延長され、その横材１７は操作ハンドル
の役割を果たす。
【００２２】延長部１５の近位端にぎざぎざの付いたナ
ット１８が設けられ、このナット１８は容易に除去でき
るように形成され、動力工具の適当な付属部品を収容す
るように形成されている。ナット１８は延長部１５の端
部の周りにねじではめられているので、ナット１８は容
易に手で除去できるが、ナット１８は、ピストン１４が
主ボデー部分１０を完全に通り抜けることを阻止するス
トップの役割を果たす。
ット１８が設けられ、このナット１８は容易に除去でき
るように形成され、動力工具の適当な付属部品を収容す
るように形成されている。ナット１８は延長部１５の端
部の周りにねじではめられているので、ナット１８は容
易に手で除去できるが、ナット１８は、ピストン１４が
主ボデー部分１０を完全に通り抜けることを阻止するス
トップの役割を果たす。
【００２３】ピストン１４の遠位端は１９の個所で広げ
られ、相応して、孔１１の直径もその遠位端の個所で広
げられて、ピストン１４広がり部分１９を収容できるよ
うになっている。開口２０が孔１１とこの開口２０の近
位端における孔端部の広がり部分の壁の中に形成されて
いる。このようにして、ピストン１４は、孔１１の遠位
端から出てくることができるまで孔１１の遠位端へ向か
って動く。これ以上の動きはしかしながらストップ１８
によって限定されている。他方の近位方向において、ピ
ストンは、孔１１に沿って上方に動いて、図面に示され
ている位置にまで到達でき、この位置で、ピストン１９
の広がり部分は孔１１の上部のより厚い壁に遭遇する。
常に、ピストン１９は、孔１１のより狭い部分２２の中
で動作する壁２１により案内され、したがって、ピスト
ン１９の広がり部分は、孔１１に沿う上方へのピストン
１９の運動を制限し、管状切断リム１３から開口２０の
近位端に隣接する位置へ向かうピストン１９の運動を制
限する。
られ、相応して、孔１１の直径もその遠位端の個所で広
げられて、ピストン１４広がり部分１９を収容できるよ
うになっている。開口２０が孔１１とこの開口２０の近
位端における孔端部の広がり部分の壁の中に形成されて
いる。このようにして、ピストン１４は、孔１１の遠位
端から出てくることができるまで孔１１の遠位端へ向か
って動く。これ以上の動きはしかしながらストップ１８
によって限定されている。他方の近位方向において、ピ
ストンは、孔１１に沿って上方に動いて、図面に示され
ている位置にまで到達でき、この位置で、ピストン１９
の広がり部分は孔１１の上部のより厚い壁に遭遇する。
常に、ピストン１９は、孔１１のより狭い部分２２の中
で動作する壁２１により案内され、したがって、ピスト
ン１９の広がり部分は、孔１１に沿う上方へのピストン
１９の運動を制限し、管状切断リム１３から開口２０の
近位端に隣接する位置へ向かうピストン１９の運動を制
限する。
【００２４】細長ボデー部分の外面に、参照番号２５に
より示されている適当なマーキングの形の深さゲージが
設けられ、ピストン延長部１５は位置インジケータ２６
を備え、その位置インジケータ２６は、ピストン１９が
開口２０の上端に到達したことを示す。
より示されている適当なマーキングの形の深さゲージが
設けられ、ピストン延長部１５は位置インジケータ２６
を備え、その位置インジケータ２６は、ピストン１９が
開口２０の上端に到達したことを示す。
【００２５】ピストン１４および延長部１５は、案内孔
２７の形のガイドワイヤを収容する手段を設けられてい
る。
２７の形のガイドワイヤを収容する手段を設けられてい
る。
【００２６】手術中に冠状鋸は、たとえば図１に参照番
号１７により示されているものと同様にガイドワイヤに
沿って送られ、逆方向運動および前方向運動または回転
運動が、操作ハンドル１７により印加され、これによ
り、切断リム１３が小骨片の中に切り込むことを引き起
こし、これにより、切断された小骨片は、孔１１に沿っ
て通過して、小骨片の前のピストンの端面２８を押す。
孔１１中の冠状鋸の正確な深さは深さゲージ２５から分
かる。本装置を頻繁に除去することにより、外科医は小
骨片が孔１１に沿って通過した距離が分かるが、位置イ
ンジケータ２７は孔１１の下端が完全に充填されたか否
かを直ちに外科医に知らせる。本装置は次いでキャビテ
ィから除去され、小骨片は容易にピストンを下方へ押す
ことにより排出でき、したがって、小骨片は開口２０ま
たは遠位開放端を経て排出される。切断が次いで再開さ
れて深さゲージ２５に示されているような所望の深さが
達成され、これにより、挿入すべき補綴または模型補綴
を収容するのに適する開口が形成される。
号１７により示されているものと同様にガイドワイヤに
沿って送られ、逆方向運動および前方向運動または回転
運動が、操作ハンドル１７により印加され、これによ
り、切断リム１３が小骨片の中に切り込むことを引き起
こし、これにより、切断された小骨片は、孔１１に沿っ
て通過して、小骨片の前のピストンの端面２８を押す。
孔１１中の冠状鋸の正確な深さは深さゲージ２５から分
かる。本装置を頻繁に除去することにより、外科医は小
骨片が孔１１に沿って通過した距離が分かるが、位置イ
ンジケータ２７は孔１１の下端が完全に充填されたか否
かを直ちに外科医に知らせる。本装置は次いでキャビテ
ィから除去され、小骨片は容易にピストンを下方へ押す
ことにより排出でき、したがって、小骨片は開口２０ま
たは遠位開放端を経て排出される。切断が次いで再開さ
れて深さゲージ２５に示されているような所望の深さが
達成され、これにより、挿入すべき補綴または模型補綴
を収容するのに適する開口が形成される。
【００２７】細長ボデー部分の外径は一緒に使用する補
綴に適することが分かる。
綴に適することが分かる。
【００２８】本構造は、冠状鋸を、クリーニングのため
に容易に解体できるようになっている。
に容易に解体できるようになっている。
【００２９】このようにして、ストップ１８を除去する
だけが必要であり、その結果ピストンを孔１１からスラ
イドすることができる。同様に、操作ハンドル１７は、
ボデー部分１０の近位端の周りにねじではめられている
ので、操作ハンドル１７は容易に除去できる。本構造
は、単一の直径の孔が多数の異なる外径のボデー部分を
供給することが出来る構造になってはいるが、ピストン
も、操作ハンドルも、他のボデー部分と一緒に使用でき
る。あるいは、一連の装置を異なる直径のために提供で
きる。
だけが必要であり、その結果ピストンを孔１１からスラ
イドすることができる。同様に、操作ハンドル１７は、
ボデー部分１０の近位端の周りにねじではめられている
ので、操作ハンドル１７は容易に除去できる。本構造
は、単一の直径の孔が多数の異なる外径のボデー部分を
供給することが出来る構造になってはいるが、ピストン
も、操作ハンドルも、他のボデー部分と一緒に使用でき
る。あるいは、一連の装置を異なる直径のために提供で
きる。
【００３０】本ピストンの利点の１つは、本ピストンを
使用中に孔１１をクリーニングするために使用でき、ス
トップにより、外科医が孔が完全に充填されているのに
本装置を操作することを継続しても、孔中の小骨片の詰
まりの可能性が低いことにある。
使用中に孔１１をクリーニングするために使用でき、ス
トップにより、外科医が孔が完全に充填されているのに
本装置を操作することを継続しても、孔中の小骨片の詰
まりの可能性が低いことにある。
【図面の簡単な説明】
【図１】大腿骨の中の小骨片の中に押し込められた長い
柄を有する補綴のための典型的な模型を略示する。
柄を有する補綴のための典型的な模型を略示する。
【図２】本発明に係る外科用冠状鋸の側面立面図であ
る。
る。
【図３】ＩＩＩ−ＩＩＩ切断線に沿って切断して示す、
図２に示されている本装置の正面立面図の横断面図であ
る。
図２に示されている本装置の正面立面図の横断面図であ
る。
【図４】本発明に係る冠状鋸の等角図である。
【図５】本発明に係る装置の管状切断リム上で使用され
る歯部の拡大図である。
る歯部の拡大図である。
１ 大腿骨 ２ キャビティ ３ 模型補綴 ４ 長い柄 ５ 小骨片 ６ レベル ７ ガイドワイヤ ８ 係止プラグ １０ 主ボデー １１ 内側孔 １２ 細長ボデー部分の遠位端 １３ 管状切断リム １４ 細長ピストン １５ 延長部 １６ 主ボデー１０の近位端 １７ 横材、操作ハンドル １８ ナット １９ ピストン１４の遠位端における広がり部分 ２０ 開口 ２１ ピストンの壁 ２５ 深さゲージ ２７ 案内孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン‐クロード・バシュリエ フランス国、14112 ビェヴィル‐ボヴィ ル、リュ・ジャン・バプティスト・コルベ ール 19
Claims (11)
- 【請求項１】 冠状鋸は、内側孔を有する、中空細長ボ
デー部分とその遠位端は管状切断リムを有し、前記孔の
中に位置し、前記切断リムへ向かって面するピストン表
面を有するピストンおよびそのピストンを孔の中で動か
す手段とを含む、詰められた小骨片の中に開口を穿孔す
るための外科用冠状鋸。 - 【請求項２】 前記ボデー部分が、手術後のクリーニン
グを容易にするために、遠位端から間隔を置いて位置す
る点で孔の中に通過する壁の中の開口を含む請求項１に
記載の外科用冠状鋸。 - 【請求項３】 ピストンの延長部または延長された部分
が、ボデー部分の近位端を越えて突出している、請求項
１または２に記載の外科用冠状鋸。 - 【請求項４】 前記の孔に沿うピストンの運動と、前記
遠位端から遠ざかって、開口の近位端に隣接する位置に
ピストンの運動を制限する手段を設けた、請求項２また
は３に記載の外科用冠状鋸。 - 【請求項５】 管状切断リムに切断歯部を設けた、請求
項１から４のいずれか１項に記載の外科用冠状鋸。 - 【請求項６】 ピストンの延長された部分または延長部
の前記近位端に、遠位方向へのピストンの運動を制限す
る除去可能な手段を設けた、請求項３から５のいずれか
１項に記載の外科用冠状鋸。 - 【請求項７】 中空細長ボデー部分に操作ハンドルを設
けた、請求項１から６のいずれか１項に記載の外科用冠
状鋸。 - 【請求項８】 細長ボデー部分に深さゲージを設けた、
請求項１から７のいずれか１項に記載の外科用冠状鋸。 - 【請求項９】 ピストンの延長された部分または延長部
に、位置インジケータを付ける手段を設けた、請求項１
から８のいずれか１項に記載の外科用冠状鋸。 - 【請求項１０】 ピストンの延長された部分または延長
部の近位端に、動力源を取り付ける手段を設けて、動力
装置により操作できるようにした、請求項３から９のい
ずれか１項に記載の外科用冠状鋸。 - 【請求項１１】 ピストンに、ガイドワイヤを収容する
手段を設けた、請求項１から１０のいずれか１項に記載
の外科用冠状鋸。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GBGB9823305.9A GB9823305D0 (en) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | A surgical trephine |
| GB9823305:9 | 1998-10-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000139932A true JP2000139932A (ja) | 2000-05-23 |
| JP2000139932A5 JP2000139932A5 (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=10841227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11301900A Pending JP2000139932A (ja) | 1998-10-23 | 1999-10-25 | 外科用冠状鋸 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6200319B1 (ja) |
| EP (1) | EP0995402B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000139932A (ja) |
| AU (1) | AU757866B2 (ja) |
| CA (1) | CA2288508A1 (ja) |
| DE (1) | DE69924066T2 (ja) |
| GB (1) | GB9823305D0 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008529613A (ja) * | 2005-02-11 | 2008-08-07 | ノヴァコヴスキ アンドレイ | 股関節内プロテーゼシステム |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2816824B1 (fr) * | 2000-11-23 | 2003-05-23 | Michel Kurc | Trepan recuperateur d'os et dispositif de forage comprenant un tel trepan |
| US6783533B2 (en) * | 2001-11-21 | 2004-08-31 | Sythes Ag Chur | Attachable/detachable reaming head for surgical reamer |
| US20040119175A1 (en) * | 2002-12-20 | 2004-06-24 | Reed Bryan M. | Apparatus and method for manufacturing intraocular lenses |
| DE20300988U1 (de) * | 2003-01-23 | 2003-04-03 | Stryker Trauma Gmbh | Bohrwerkzeug für Knochen, insbesondere die proximale Femur |
| US8545506B2 (en) | 2003-03-31 | 2013-10-01 | DePuy Synthes Products, LLC | Cutting guide for use with an extended articulation orthopaedic implant |
| US8366713B2 (en) | 2003-03-31 | 2013-02-05 | Depuy Products, Inc. | Arthroplasty instruments and associated method |
| US7517364B2 (en) | 2003-03-31 | 2009-04-14 | Depuy Products, Inc. | Extended articulation orthopaedic implant and associated method |
| US20040193278A1 (en) * | 2003-03-31 | 2004-09-30 | Maroney Brian J. | Articulating surface replacement prosthesis |
| US7338498B2 (en) * | 2003-03-31 | 2008-03-04 | Depuy Products, Inc. | Prosthetic implant, trial and associated method |
| US8105327B2 (en) | 2003-03-31 | 2012-01-31 | Depuy Products, Inc. | Punch, implant and associated method |
| US7527631B2 (en) * | 2003-03-31 | 2009-05-05 | Depuy Products, Inc. | Arthroplasty sizing gauge |
| US20060052869A1 (en) * | 2003-06-26 | 2006-03-09 | Reed Bryan M | IOL square edge punch and haptic insertion fixture |
| US7879042B2 (en) * | 2004-03-05 | 2011-02-01 | Depuy Products, Inc. | Surface replacement extractor device and associated method |
| US20090228012A1 (en) | 2006-02-16 | 2009-09-10 | Universite Libre De Bruxelles | Surgical boring tool set |
| EP2346416A4 (en) * | 2008-05-23 | 2013-07-03 | Spine View Inc | METHOD AND DEVICES FOR TREATING SPINAL STENOSIS |
| BE1020047A3 (nl) * | 2011-07-05 | 2013-04-02 | Janssens Johan | Instrument om een botbiopsie te nemen. |
| EP4277580A1 (en) * | 2021-01-15 | 2023-11-22 | Stefan Eggli | Bone plug insertion instrument |
| DE102022104674A1 (de) | 2022-02-28 | 2023-08-31 | Aesculap Ag | Medizinische Bohrvorrichtung und medizinisches Bohrsystem |
| US11660194B1 (en) | 2022-06-20 | 2023-05-30 | University Of Utah Research Foundation | Cartilage and bone harvest and delivery system and methods |
| US11523834B1 (en) | 2022-06-20 | 2022-12-13 | University Of Utah Research Foundation | Cartilage and bone harvest and delivery system and methods |
Family Cites Families (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3202193A1 (de) | 1982-01-25 | 1983-08-04 | Merck Patent Gmbh, 6100 Darmstadt | Chirurgisches knochenschleifinstrument |
| GB8501837D0 (en) | 1985-01-24 | 1985-02-27 | Coombs R R H | Orthopaedic instruments |
| US4751922A (en) | 1986-06-27 | 1988-06-21 | Dipietropolo Al | Flexible medullary reamer |
| FR2649313B1 (fr) | 1989-07-10 | 1993-07-02 | Biotecnic | Dispositif destine a faciliter l'implantation et a permettre le retrait d'une queue de prothese de hanche |
| US5122134A (en) | 1990-02-02 | 1992-06-16 | Pfizer Hospital Products Group, Inc. | Surgical reamer |
| US5047035A (en) | 1990-08-10 | 1991-09-10 | Mikhail Michael W E | System for performing hip prosthesis revision surgery |
| DE69415804T2 (de) | 1993-05-27 | 1999-05-20 | Howmedica | Flexible reibahle für einen markkanal |
| US5989260A (en) * | 1994-08-22 | 1999-11-23 | Yao; Meei-Huei | Intramedullary nail guide rod with measure scale marked thereon |
| GB9420050D0 (en) | 1994-10-05 | 1994-11-16 | Howmedica | Apparatus and method for implanting a prosthesis |
| US5632747A (en) | 1995-03-15 | 1997-05-27 | Osteotech, Inc. | Bone dowel cutter |
| US5683395A (en) | 1996-04-26 | 1997-11-04 | Mikhail; W. E. Michael | System for performing hip prothesis revision surgery |
| FR2749154A1 (fr) | 1996-05-30 | 1997-12-05 | Jbs Sa | Trefine de chirurgie osseuse |
| US6007496A (en) * | 1996-12-30 | 1999-12-28 | Brannon; James K. | Syringe assembly for harvesting bone |
| US5755720A (en) | 1997-01-03 | 1998-05-26 | Mikhail Michael W E | Method and apparatus for performing hip prosthesis surgery |
| US5718707A (en) | 1997-01-22 | 1998-02-17 | Mikhail; W. E. Michael | Method and apparatus for positioning and compacting bone graft |
-
1998
- 1998-10-23 GB GBGB9823305.9A patent/GB9823305D0/en not_active Ceased
-
1999
- 1999-10-13 US US09/416,913 patent/US6200319B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-10-20 EP EP99308271A patent/EP0995402B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-20 DE DE69924066T patent/DE69924066T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-22 CA CA002288508A patent/CA2288508A1/en not_active Abandoned
- 1999-10-25 JP JP11301900A patent/JP2000139932A/ja active Pending
- 1999-10-25 AU AU56064/99A patent/AU757866B2/en not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008529613A (ja) * | 2005-02-11 | 2008-08-07 | ノヴァコヴスキ アンドレイ | 股関節内プロテーゼシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6200319B1 (en) | 2001-03-13 |
| EP0995402A2 (en) | 2000-04-26 |
| AU757866B2 (en) | 2003-03-06 |
| EP0995402A3 (en) | 2000-06-28 |
| DE69924066D1 (de) | 2005-04-14 |
| GB9823305D0 (en) | 1998-12-23 |
| DE69924066T2 (de) | 2006-01-26 |
| CA2288508A1 (en) | 2000-04-23 |
| AU5606499A (en) | 2000-05-04 |
| EP0995402B1 (en) | 2005-03-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000139932A (ja) | 外科用冠状鋸 | |
| KR100587201B1 (ko) | 디바이스 제거 키트 및 그 방법 | |
| JP4638051B2 (ja) | 生検針 | |
| JP3324972B2 (ja) | 股関節形成術で大腿骨の骨髄キャビティを形成するための機械加工アッセンブリ及び方法 | |
| KR100981717B1 (ko) | 상악동 거상용 드릴 툴 | |
| US5171277A (en) | Method and apparatus for removing prosthetic cement | |
| EP1561432A1 (en) | Set of motorised instruments which are used to fix dental implants | |
| CN103269659A (zh) | 改进的股骨植入物修复工具 | |
| EP1308143A3 (en) | Slaphammer tool | |
| US20070178427A1 (en) | Manual driver for implant drills and method of dental implantation | |
| US4986826A (en) | Method and apparatus for removing prosthetic cement | |
| EP2708193A1 (en) | Bone preparation instrument | |
| KR100981718B1 (ko) | 임플란트 시술용 드릴 | |
| TWI444166B (zh) | 用以頂起鼻竇之鑽孔工具 | |
| KR101181923B1 (ko) | 상악동 거상술 시술용 드릴 | |
| JP3855219B2 (ja) | 人工関節固定用骨セメントの除去装置 | |
| US8292622B2 (en) | Implant method | |
| US20110098712A1 (en) | Support arrangement for use in supporting a bone during a surgical operation | |
| KR101170895B1 (ko) | 상악동 거상술 시술용 윈도우 오프너 | |
| KR100936678B1 (ko) | 임플란트 수술용 잇몸 및 점막 견인기 | |
| AU618620B2 (en) | Further improved method and apparatus for removing prosthetic cement | |
| Séquin et al. | Medullary Instrument Set | |
| AU2004228857A1 (en) | A support arrangement for use in supporting a bone during a surgical operation | |
| CA2882772A1 (en) | Bone fixation device |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040308 |