JP2000139623A - 中空体の吊り布構造及びその製造方法 - Google Patents

中空体の吊り布構造及びその製造方法

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JP2000139623A
JP2000139623A JP10314624A JP31462498A JP2000139623A JP 2000139623 A JP2000139623 A JP 2000139623A JP 10314624 A JP10314624 A JP 10314624A JP 31462498 A JP31462498 A JP 31462498A JP 2000139623 A JP2000139623 A JP 2000139623A
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hanging cloth
hanging
hollow body
sheets
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Koji Miwa
康二 三輪
Kyozo Miwa
京三 三輪
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SANKO PORAITO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的に強固で長年の使用に耐え、かつ厚さ
ができるだけ均一となる中空体を提供する。 【解決手段】 上下に相対向する軟質性且つ気密性のシ
ート1、2で密閉空間を形成し、この空間内に連続した
シート4を吊り布として挿入し、この吊り布4を間隔を
おいて所定の方向に走る複数の線に沿って交互に上下の
シート1、2と結合し、密閉空間内に空気を封入した状
態において吊り布のシート4は断面が連続した三角波を
形成するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟質性で且つ気密
性又は液密性のシートで密閉空間を形成し、その密閉空
間に空気又は液体を封入した中空体のための吊り布構造
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】軟質性且つ気密性のシート、例えば軟質
プラスチック又はゴムのシートで密閉空間を形成し、そ
の密閉空間内に空気を封入して膨らませた中空体は、ス
キューバダイビング用浮力調整具、救命具、エアマッ
ト、枕、ゴムボート、クッション材等の構成部材として
しばしば使用される。この種の構成部材は、相当の圧力
の空気が充填されているためそのままでは自由に大きく
脹らんで使用することができないから、その膨らみを押
さえて適切な厚さに保持するため、密閉空間を形成する
上下のシートを適当な個所で相互に溶着する所謂吊り布
構造を使用するのが通常である。この吊り布構造の従来
のものは、図8に一例を示すように、aにおいては密閉
空間を形成するように周辺部を結合した2枚のシート8
1、82の内側に複数個所において連結片83の上下端
を溶着するもの、bにおいては密閉空間を形成するよう
に周辺部を結合した2枚のシート84、85を内部で直
接複数個所86で溶着するものである。これらの構造
は、シート81、82と連結片83との溶着部、シート
84、85相互の溶着部に大きい力が加わるため、長年
の使用中に溶着部が疲労して破損したり剥がれたりし、
空気漏れを生じたり吊り布の本来の機能を失うという事
故に遭遇することがあり、これはスキューバダイビング
用浮力調整具や救命具の場合には生命に関わることであ
る。この点を解決するため種々の解決策が提案されてい
るが、まだ十分満足すべきものはない。また、従来の構
造ではシートの溶着部と溶着部との間の部分、即ち図8
のaの場合にはシートの87、88の部分、bの場合に
はシートの89、810の部分が空気の圧力で脹らむこ
とを避けることができず、シートの両面はなお平面には
ならずかなりの凹凸面となり、特に体に巻き付けて使用
する装具、例えばスキューバダイビング用浮力調整具、
救命具、エアマット、枕のようなものの場合、極めて装
着感が悪い。この点を解決するため図8のaの例では連
結片の数を増やす方法があるが、連結片には先に述べた
ような問題点があり、連結片の数が増えればそれだけ問
題点も増加することになり、図8のbの例では溶着個所
を増やせば空気層の厚さは小となる問題点が生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
のような中空体において、機械的に強固で長年の使用に
耐え、かつ厚さができるだけ均一となる中空体及びその
製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明によれば、上下に相対向する軟質性且つ気密
性又は液密性のシートで密閉空間を形成し、この空間内
に連続したシートを吊り布として挿入し、この吊り布を
間隔をおいて所定の方向に走る複数の線に沿って交互に
上下のシートと結合し、密閉空間内に空気又は液体を封
入した状態において吊り布のシートは断面が連続した三
角波を形成する。
【0005】上述の中空体の本発明の製造方法によれ
ば、下部シートの内面上に吊り布となるシートを配置
し、吊り布となるシートを間隔をおいて所定の方向に走
る複数の線に沿って下部シートと結合し、次いで上部シ
ートを吊り布となるシートの下部シートと結合した個所
の中間において間隔をおいて所定の方向に走る複数の線
に沿って結合し、上部シートと下部シートとを周縁部に
おいて結合する。
【0006】また本発明によれば、上下に相対向する軟
質性且つ気密性又は液密性のシートで密閉空間を形成
し、この空間内に連続した2枚のシートを吊り布として
挿入し、この各吊り布を間隔をおいて所定の方向に走る
複数の線に沿ってそれぞれ上部シート、下部シートと結
合し、上下の吊り布の上部シート、下部シートと結合し
た部分の中間において両吊り布を相互に結合し、密閉空
間内に空気又は液体を封入した状態において両吊り布は
それぞれ連続した断面三角波を形成するようにしてもよ
い。
【0007】上述の吊り布として2枚のシートを使用す
る中空体の本発明の製造方法によれば、吊り布となる第
1のシートと吊り布となる第2のシートとを重ねて配置
し、シート面において間隔をおいて所定の方向に走る複
数の線に沿って両シートを相互に結合し、次いでその上
下にそれぞれ上部シートと下部シートを重ねて配置し、
吊り布となる両シートの結合箇所の中間において間隔を
おいて所定の方向に走る複数の線に沿って上部シートと
吊り布となる第1のシート、下部シートと吊り布となる
第2のシートをそれぞれ結合し、上部シートと下部シー
トとを周縁部において結合する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面につい
て説明する。
【0009】図1のaは本発明の一実施例の側断面図、
bはその平面図を示す。1は軟質性で気密性の材料から
なる上部シート、2は同様に軟質性で気密性の材料から
なる下部シートである。両シート1、2は周縁部3を気
密に溶着され密閉空間を形成する。両シート1、2間に
は吊り布となる連続したシート4が挿入され、シート4
は互い違いに上部シート1、下部シート2と所定の間隔
p1をおいて平行に走る複数の線に沿って結合され、そ
の結果空気を圧入した状態においてはシート4は断面が
連続した三角波を形成し、その三角波の上方の各頂部5
は上部シート1の内面と結合され、下方の各頂部6は下
部シート2の内面と結合された形となっている。シート
4の両側には空気の流通路7、8が存在する。9は空気
導入口で、ここから空気を導入又は導出することができ
る。空気導入口9より空気を圧入すると、空気は両シー
ト1、2間の空間に広がり、両シート1、2を外側に向
け押し出そうとするが、吊り布となるシート4とシート
1、2との結合部には従来より小さい角度(シート4の
三角波が正三角形の場合約60°及び120°)の方向
に力がかかるため、従来の吊り布溶着部に180°の方
向にかかるものに比し構造的に強く、空気圧を高めるこ
とができ、且つ空気層の厚さdがほぼ均一となる。更に
吊り布となるシート4が連続しているため作用する力は
分散し、従来より大きい力に耐え得る。
【0010】図2は本発明の異なる実施例の側断面図を
示す。21、22はそれぞれ軟質性で気密性の材料から
なる上部シート、下部シートで、両シート21、22は
周縁部23を気密に結合され密閉空間を形成する。両シ
ート21、22間には吊り布となる第1のシート24、
第2のシート25が挿入され、両シート24、25は連
続した素材からなり、第1のシート24は上部シート2
1の内面に所定の間隔をおいて平行に走る複数の線に沿
って結合され、第2のシート25は下部シート25の内
面に所定の間隔をおいて平行に走る複数の線に沿って結
合され、両シート24、25は各上下シート21、22
と結合された個所の中間において所定の間隔をおいて平
行に走る複数の線に沿って相互に結合されている。その
結果空気を圧入した状態においては第1のシート24、
第2のシート25は断面が連続した三角波を形成し、第
1のシート24の三角波の上方頂部26は上部シート2
4の内面と結合され、第2のシート25の三角波の下方
頂部27は下部シート25の内面と結合され、第1のシ
ート24の三角波の下方頂部28と第2のシート25の
三角波の上方頂部29とのそれぞれ対向するもの同志が
結合されている形となっている。
【0011】次に図1に示す中空体の製造方法を図3に
より説明する。先ずaに示すように、下部シート2の内
面となる側に吊り布となるシート4を置き、シート4を
所定の間隔p1をおいて平行に走る複数の線31に沿っ
て下部シート2の内面と例えば高周波溶着で結合する。
次にbに示すように、上部シート1をシート4の上に置
き下部シート2と重ね、シート4を線31の中間の同様
に間隔p1をおいて平行に走る複数の線32に沿って上
部シート1の内面と高周波溶着で結合する。最後にcに
示すように、両シート1、2の周縁部3を高周波溶着で
結合する。なおシートのいずれかに予め空気導入口9を
設けておく。このようにして、空気を充填した状態では
箇所32は吊り布となるシート4の三角波の上方の頂部
5に相当し、箇所31は下方の頂部6に相当することに
なる。
【0012】次に図2に示す中空体の製造方法を図4に
より説明する。先ずaに示すように、第1の吊り布とな
るシート24と第2の吊り布となるシート25とを重
ね、シート面において所定の間隔p2をおいて平行に走
る複数の箇所41に沿って両シート24、25を高周波
溶着又は縫製により結合する。次いでbに示すように、
両シート24、25間に形成された空所42内にそれぞ
れ絶縁体、金属体等の適当な部材43を挿入し、両シー
ト24、25の外側にそれぞれ上部シート21と下部シ
ート22とを重ね合わせ、両シート24、25の溶着箇
所41の中間において平行に走る箇所44上に高周波溶
着電極45を配置して高周波溶着を行い、上部シート2
1と第1の吊り布となるシート24、下部シート22と
第2の吊り布となるシート25とをそれぞれ結合する。
最後にcに示すように部材43を取り除いた後、上部シ
ート21、下部シート22の周縁部23を、場合によっ
ては吊り布の端部と共に相互に溶着して結合する。この
ようにして、空気を充填した状態では、箇所41は吊り
布となる両シート24、25の三角波の頂部28、2
9、箇所44は第1のシート24の三角波の上方頂部2
6及び第2のシート25の三角波の下方頂部27に相当
することになる。
【0013】図5は図1の実施例において吊り布となる
シートの三角波の一部の頂部の溶着を省略した例であ
る。即ち箇所51においてシート4の上方頂部5の一頂
部だけ上部シート1と結合しないようにしたものであ
る。このようにすることによって、この個所の空気層の
厚みが変えられる。このような構成の中空体は、装着す
べき対象の表面が複雑な形状の場合に使用して便宜であ
る。同様の構成は図2の実施例に対しても適用すること
ができる。
【0014】図6は図1の実施例において吊り布となる
シートの三角波のピッチを適当な個所で変化させたもの
である。即ちシート4の三角波を同一のものではなく、
個所61において小さく、従って頂角θを小さくしたも
のである。この構成も中空体の可撓性が個所によって変
化するから、装着すべき対象の表面に対するフィット性
を高めたい場合に好適である。
【0015】図7はシートと吊り布となるシートとを結
合する線が平行に走るのではなく、中空体の形状に応じ
て同心円を形成する例である。図7のaの平面図から明
らかなように、環状の上部シート71と環状の下部シー
ト72とで環状の中空体を形成し、両シート間に図1の
実施例に示すような吊り布73が挿入されている。この
中空体は図7のbの断面図に示すように、先ず下部シー
ト72と吊り布73とを箇所74で高周波溶着により円
状に結合し、吊り布73の上に上部シート71を配置
し、上部シート71と下部シート72との間に絶縁体、
金属体等の適当な部材を陰極として介挿し、上部シート
71と吊り布73とを箇所75、76で高周波溶着によ
り同心円状に結合し、最後に上部シート71と下部シー
ト73との内周縁77、外周縁78を高周波溶着により
結合することによって作ることができる。図7のcは同
様の環状中空体を図2の実施例に示すような吊り布構造
で構成した例であり、上部シート79、下部シート71
0で形成される密閉空間中に2つの吊り布711、71
2が挿入されている。この中空体は、例えば環の内周部
から外周部に向け順次上部シート、下部シート、吊り布
となるシートを相互に結合することによって作ることが
できる。これらの実施例は例えば浮輪のような環状をな
す中空体に有利に使用することができる。
【0016】密閉空間を構成するシートと吊り布となる
シートとを相互に結合する線は、上述の実施例では平行
な直線、同心円を描くものであるが、これらのものに限
らず、形成すべき中空体の形態に応じて予め定めた方向
に間隔をおいて並ぶ複数の他の種々の曲線をとることが
でき、またその間隔も一定ではなく図5、図6の実施例
に示すように適当箇所において変えることも可能であ
る。
【0017】密閉空間を構成するシートの材料としては
軟質性で且つ気密性又は液密性であるものであればよい
が、製造上溶着性があることが好ましく、ポリ塩化ビニ
ル、ウレタン等が適している。水中で使用するような中
空体の場合にはシートは気密性且つ液密性である必要が
ある。また、複合材を使用することもでき、ウレタンと
ナイロンとの複合材は両素材間の耐剥離性が極めて高い
点で優れている。この複合材は特に図2に示した実施例
に有利に使用することができる。吊り布の材料としては
外側シートの材料と同一の材料を使用すると製造上有利
であるが、必ずしも同一の材料を選ぶ必要はなく、要は
外側のシートとの結合を簡単にし得る材料で、空気又は
液体を充填し外力が加わったときに耐え得る強度を有す
るものであればよい。
【0018】上述の例では中空体内部に空気を封入した
ものについて説明したが、用途に応じて液体、例えば水
を充填することもできる。この構造は枕、ウオーターベ
ッド等の場合に使用することができる。この場合にはシ
ートは液密性であることが必要である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、機械的に強固な構造が
得られ、長期の使用にも耐え、中空体の厚さをほぼ均一
にすることができるから、体に装着したり接触する場合
の感触が極めて良好であり、更に厚さを部分的に変えて
中空体の可撓性を変えることができるから装着対象に対
するフィット性を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の、aは側断面図、bは平面
図である。
【図2】本発明の他の実施例の側断面図である。
【図3】図1に示す実施例の製造工程の説明図である。
【図4】図2に示す実施例の製造工程の説明図である。
【図5】本発明の更に他の実施例の側断面図である。
【図6】本発明の更に異なる実施例の側断面図である。
【図7】本発明の更に異なる実施例のaは正面図、bは
断面図、cは要部断面図である。
【図8】a、bは従来技術の異なる例の側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 上部シート 2 下部シート 3 周縁部 4 吊り布シート 5、6 シートの三角波の頂部 7、8 空気通路 9 空気導入口 21 上部シート 22 下部シート 23 周縁部 24、25 吊り布シート 26、27、28、29 シートの三角波の頂部 31、32 結合箇所 41、44 結合箇所 42 吊り布シート間の空所 43 部材 45 高周波溶着電極 51 吊り布シートの結合しない個所 61 吊り布シートのピッチ変更個所 71 上部シート 72 下部シート 73 吊り布 74、75、76 結合箇所 77 内周縁 78 外周縁 79 上部シート 710 下部シート 711、712 吊り布

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に相対向する軟質性且つ気密性又は
    液密性のシートで密閉空間を形成し、この空間内に連続
    したシートを吊り布として挿入し、この吊り布を間隔を
    おいて所定の方向に走る複数の線に沿って交互に上下の
    シートと結合し、密閉空間内に空気又は液体を封入した
    状態において吊り布のシートは断面が連続した三角波を
    形成することを特徴とする中空体の吊り布構造。
  2. 【請求項2】 上下に相対向する軟質性且つ気密性又は
    液密性のシートで密閉空間を形成し、この空間内に連続
    した2枚のシートを吊り布として挿入し、この各吊り布
    を間隔をおいて所定の方向に走る複数の線に沿ってそれ
    ぞれ上部シート、下部シートと結合し、上下の吊り布の
    上部シート、下部シートと結合した部分の中間において
    両吊り布を相互に結合し、密閉空間内に空気又は液体を
    封入した状態において両吊り布はそれぞれ連続した断面
    三角波を形成することを特徴とする中空体の吊り布構
    造。
  3. 【請求項3】 密閉空間を形成する軟質性且つ気密性又
    は液密性のシートがポリ塩化ビニルよりなることを特徴
    とする請求項1又は2記載の中空体の吊り布構造。
  4. 【請求項4】 密閉空間を形成する軟質性且つ気密性又
    は液密性のシートがウレタンフィルムよりなることを特
    徴とする請求項1又は2記載の中空体の吊り布構造。
  5. 【請求項5】 密閉空間を形成する軟質性且つ気密性又
    は液密性のシートが複合材よりなることを特徴とする請
    求項1又は2記載の中空体の吊り布構造。
  6. 【請求項6】 複合材がナイロンとウレタンとの積層材
    よりなることを特徴とする請求項4記載の中空体の吊り
    布構造。
  7. 【請求項7】 吊り布の三角波のピッチが所定の個所で
    変化せしめられることを特徴とする請求項1又は2記載
    の中空体の吊り布構造。
  8. 【請求項8】 シートと吊り布となるシートとを結合す
    る線が間隔をおいて平行に走ることを特徴とする請求項
    1又は2記載の中空体の吊り布構造。
  9. 【請求項9】 シートと吊り布となるシートとを結合す
    る線が同心円であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の中空体の吊り布構造。
  10. 【請求項10】 下部シートの内面上に吊り布となるシ
    ートを配置し、吊り布となるシートを間隔をおいて所定
    の方向に走る複数の線に沿って下部シートと結合し、次
    いで上部シートを吊り布となるシートの下部シートと結
    合した個所の中間において間隔をおいて所定の方向に走
    る複数の線に沿って結合し、上部シートと下部シートと
    を周縁部において結合することを特徴とする請求項1記
    載の中空体の吊り布構造の製造方法。
  11. 【請求項11】 吊り布となる第1のシートと吊り布と
    なる第2のシートとを重ねて配置し、シート面において
    間隔をおいて所定の方向に走る複数の線に沿って両シー
    トを相互に結合し、次いでその上下にそれぞれ上部シー
    トと下部シートを重ねて配置し、吊り布となる両シート
    の結合箇所の中間において間隔をおいて所定の方向に走
    る複数の線に沿って上部シートと吊り布となる第1のシ
    ート、下部シートと吊り布となる第2のシートをそれぞ
    れ結合し、上部シートと下部シートとを周縁部において
    結合することを特徴とする請求項2記載の中空体の吊り
    布構造の製造方法。
  12. 【請求項12】 シート間の結合を高周波溶着により行
    うことを特徴とする請求項10又は11記載の中空体の
    吊り布構造の製造方法。
  13. 【請求項13】 シート間の結合を縫製により行うこと
    を特徴とする請求項10又は11記載の中空体の吊り布
    構造の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043082A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Achilles Corp エア・クッション材入りマットレス
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JP2014180552A (ja) * 2013-03-15 2014-09-29 Team Worldwide Corp 上層と下層間に接続されるストラップを有する可膨張式器具

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