JPH07196080A - 膨張式の浮揚筏装置及びその組み立て方法 - Google Patents

膨張式の浮揚筏装置及びその組み立て方法

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JPH07196080A
JPH07196080A JP6313511A JP31351194A JPH07196080A JP H07196080 A JPH07196080 A JP H07196080A JP 6313511 A JP6313511 A JP 6313511A JP 31351194 A JP31351194 A JP 31351194A JP H07196080 A JPH07196080 A JP H07196080A
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heat
sealable
panel member
expansion chamber
chamber means
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JP6313511A
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Stanley Switlik
スタンレー・スウィトリク
William C Weber
ウィリアム・シー・ウェバー
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Original Assignee
Switlik Parachute Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の浮揚パネル及びその他の部分の膨張を
同時に行うことができる、膨張可能な浮揚筏装置と、こ
のような浮揚筏装置の製造方法を提供すること。 【構成】 筏装置(10)はその製造のための熱シール
可能な膨張式浮揚構造(16、28)を有する。熱シー
ル不可能な、1つまたはそれ以上の可撓性の緩衝部材
(38、39)が筏装置のパネル部材(14、26)の
一部を周囲領域に熱シールできないように覆い、これに
よって特に熱シール作業を可能にすることによって、既
に組み立てられた部分上に有効なシールを形成するよう
に構成されている。2つのパネル部材のうちの少なくと
も1つが膨張可能であり、このパネル部材の内部には緩
衝部材が配置されている。この緩衝部材は膨張式構造部
材の残りの部分から熱シール点を覆うために設けられ、
2つの主たるパネル部材を相互に結合するための熱シー
ル中の好ましくない熱シールを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮揚筏とその組み立て
手段に関するものである。本発明は、複数の浮揚室を有
する浮揚筏に関し、これらの浮揚室はゴムで処理された
可撓性の材料によって画成され、この可撓性の材料は、
筏組み立て体及び筏組み立て体の個々の部品の組み立て
を助けるために、同様の材料に関しては種々の位置で容
易に熱シールされるように構成されている。
【0002】浮揚筏を構成する多くの異なった部品は、
しばしば、接着剤を使用して組み立てられているが、接
着剤を使用すると組み立て時間がかかることが判明して
おり、このため接着剤の使用は労働集約的であると見な
されている。本発明は、接着剤によって密封するよりも
むしろ熱によって密封することを許容することにより、
これらの密封作業の多くを自動化し、特に複数の閉鎖パ
ネルを相互に熱シールするのに有効な手段を提供する。
熱シールは、労働コストを最小にするという面に関して
のみでなく、実際の密封効果を最大にするという面にお
いても、非常に有益な処置である。接着剤による密封
は、長年の間、接着剤を塗布しかつ乾燥させる際に人間
が犯す基本的な過失によって、漏れの可能性にさらされ
ている。浮揚筏組み立て体の組み立てを基本的に熱シー
ル作業によって行えば、顕著な効果を得ることができ
る。本発明は、浮揚筏の製造に熱シールの使用を増大さ
せることを可能にする手順を提供する。
【0003】
【従来の技術】浮揚筏を提供し、その組み立て方法を保
護するため、次に示すような多くの先行技術が実用化さ
れている。膨張式救命筏について1956年10月2日
付けでジェイ.ボイル等に特許され、ギャレットコーポ
レーションに譲渡された、米国特許第2764766
号。膨張式物体の制御について1961年6月13日付
けでダブリュー.ネイルに特許された米国特許第298
7735号。膨張式構造体に付いて1962年9月18
日付けでジェイ.シルベスターに特許された米国特許第
3054124号。可撓性バッグ用シーム構造について
1963年2月19日付けでエイチ.クリスティーに特
許され、ミッドウエスト・リサーチ・インスティテュー
トに譲渡された、米国特許第3078201号。膨張式
物体の製造方法について1972年5月23日付けでエ
ル.チボリに特許され、ドデリノ エス.エイ.に譲渡
された、米国特許3664401号。熱可塑性材料の熱
シール装置について1973年4月24日付けでエイ
チ.シュワルツに特許され、ジェネラル・ヒート・シー
リング・コーポレイションに譲渡された、米国特許第3
729357号。膨張式救命筏の製造方法について19
75年11月11日付けでダブリュー.ジョーンズに特
許され、ラバー・ダイナミックス・コーポレーションに
譲渡された、米国特許第3919027号。熱可塑性材
料にシェアシールを製造するための方法及び装置につい
て1976年6月1日付けでエム.モフィットに特許さ
れ、モービル・オイル・コーポレイションに譲渡され
た、米国特許第3960636号。膨張式救命筏に使用
されるトランジション部品について1976年12月7
日付けでエム.カウフマンに特許された米国特許第39
95339号。改良型の安定性の高い生存筏について1
977年12月13日付けでジェイ.ジーベンスに特許
され、ジーベンス・ブイ・ライフラフト・カンパニー・
インコーポレイテッドに譲渡された、米国特許第479
0784号。モジュラー型救命筏について1989年5
月9日付けでジェイ.バウフマン等に特許され、ザ・ビ
ー.エフ.ゴールドリッチ・カンパニーに譲渡された、
米国特許第4、828、520号。救命筏について19
90年1月2日付けでジェイ.ジーベンスに特許され、
ジーベンス・ブイ・ライフラフト・カンパニー・インコ
ーポレイテッドに譲渡された、米国特許第489056
9号。膨張式ボート用チューブのアタッチメントに付い
て1990年6月19日付けでアール.ハーディングに
特許され、エイボン・インフラタブル・リミテッドに譲
渡された、米国特許第4934301号。
【0004】
【発明の要約】本発明は、熱シール領域を有する膨張式
浮揚筏(an inflatable flotation raft)を提供し、こ
の熱シール領域は可撓性の熱シール可能な材料によって
作られた第1パネル部材を有し、この第1パネル部材は
通常は幾つかの形式のゴム処理された布地材料で構成さ
れる。この第1パネル部材は、膨張式浮揚筏装置の浮揚
を容易にするために、その間に第1膨張室を画成するこ
とが好ましい。第1パネル部材は更に、第1パネル部材
の他のパネル部材に関する相互結合を容易にするため
に、第1熱シール領域を画成する。第1熱シール領域
は、それ自身で、第1膨張室内に配置された第1裏熱シ
ール面を画成すると共に、第1パネル部材の外側に第1
表熱シール面を画成する。この第1パネル部材には、第
1膨張室の膨張を容易にするために、第1膨張室内との
間で流体が流れることを可能にするに連結された、第1
開口が画成されることが好ましい。
【0005】同様に、第2パネル部材は可撓性の熱シー
ル可能な材料によって形成され、この第2パネル部材の
内部に第2膨張室を画成する。この第2パネル部材は第
2熱シール領域を画成し、この第2熱シール領域は第1
及び第2パネル部材間の熱シールによる相互結合を容易
にする。
【0006】この第2熱シール領域は第2膨張室内に第
2裏熱シール面を画成すると共に、第2パネル部材の外
側に第2表熱シール面を画成する。
【0007】この第2表熱シール面は第1表熱シール面
に接するように配置されると共に、第1及び第2パネル
部材を相互に結合するように第1表熱シール面に熱シー
ルされる。
【0008】第2パネル部材は、更に、第2開口を画成
し、第2開口は第2膨張室の膨張を容易にするために第
2膨張室に関して流体が流れることを可能にするように
連結されている。この第2開口は、第1及び第2膨張室
間の流体の流れによる連通を容易にするために、第1開
口に関して流体が流れることを可能にするように連結さ
れている。
【0009】熱シールできない材料によって構成された
第1の可撓性の緩衝部材(a buffermember)が第1膨張
室内に配置され、第1裏熱シール面に固着されて第1裏
熱シール面上に延在し、第1表熱シール面を第2裏熱シ
ール面に熱シールする間に第1膨張室内で熱シールが生
じないようにする。第1の可撓性の緩衝部材は第1バッ
ファ開口を画成し、第1開口及び第1膨張室に関して流
体の流れを可能にするように連通している。
【0010】熱シール可能な材料で構成された第2の可
撓性の緩衝部材は第2膨張室内に配置され、第2裏熱シ
ール面上に延在して第2裏熱シール面に固着されてい
る。第2裏熱シール面上に延在することによって、第1
裏熱シール面が第2裏熱シール面に熱シールされるとき
にはいつでも、第2膨張室内で熱シールされることを防
止する。第2の可撓性の緩衝部材は第2バッファ開口を
画成し、第2バッファ開口は第2開口と第2膨張室と第
1膨張室とに関して流体の流れを可能にするように連通
している。
【0011】この基本的なパネル部材は2つの膨張部材
を取り付けるための1つの緩衝部材と共に使用可能であ
り、また、1つ以上の緩衝部材を使用することによって
1つ以上の膨張部材を取り付けるために使用可能であ
り、このとき個々の緩衝部材は構造体の固着されるべき
ではない他の周囲部分から熱シール領域を選択的に隔離
する。
【0012】また、緩衝部材それ自身は、個々の室間を
流体が流れるように連通し、これによって筏装置全体が
膨張するのを容易にするための開口を画成することがで
きる。更に他の形態では、斜めの角度付きベンドを形成
するように緩衝部材は直線状の管状パネルと共に使用さ
れ得、この斜めの角度付きベンドは熱シール面の複数の
外側表面部を相互に長手方向に熱シールし、単一の一体
的なバッファが管状の膨張室内をそれに沿って延在する
ことによって形成される。
【0013】本発明の膨張筏装置は、可撓性の熱シール
材料製の第1パネル部材を形成し、この第1パネル部材
が第1膨張室と第1熱シール領域を画成することによっ
て達成される。この第1熱シール領域はこの領域を貫通
する第1のシール可能な開口を画成する。
【0014】同様な方法で、第2パネル部材が同様の可
撓性の熱シール可能な材料によって、第2膨張室と第2
の熱シール可能な領域を画成するような方法で形成され
ることができる。この形態では、第2の熱シール領域は
第2のシール可能な開口を画成する。熱シールできない
材料で形成された第1の可撓性緩衝部材は、第1の熱シ
ール可能な領域に延在する第1パネル部材の第1膨張室
内で第1熱シール領域に固着される。この第1の可撓性
の緩衝部材は、第1のシール可能な開口と一直線になっ
た第1緩衝開口を画成するように、環状に形成される。
【0015】同様に、熱シールできない材料製の第2の
可撓性緩衝部材は、第2の熱シール可能な領域に延在す
る第2パネル部材の第2膨張室内で第2パネル部材に固
着可能である。この第2の可撓性緩衝部材は、同様に、
第2のシール可能な開口に関して一直線となった第2バ
ッファ開口を画成するような方法で、環状に形成され
る。第1パネル部材の第1のシール領域は第2のパネル
部材の第2の熱シール可能な領域に隣接して配置され、
その第1及び第2のシール可能な開口は一直線状にすな
わち一致するように配置される。第1パネル部材の第1
のシール可能な領域は第2パネル部材の第2のシール可
能な領域に関して熱シールされ、これらを容易に強化す
るためにこれらの間には層を付加することができる。第
1の可撓性緩衝部材は、いかなる熱シールをも防止する
ために、第1膨張室内で第1熱シール領域に延在し、第
2の可撓性緩衝部材は、いかなる熱シールも防止するた
めに、第2膨張室内で第2の熱シール可能な領域に延在
する。
【0016】この熱シールは、第1パネル部材と第2パ
ネル部材を互いに熱シールするのに必要な温度よりも高
い温度で行われるが、この第1パネル部材と第2パネル
部材の熱シールは可撓性の緩衝材料が劣化する温度より
も低い温度で行われる。自然界に存在するいかなる材料
も熱シール可能なことは明らかである。しかし、本発明
による通常の設計の動作パラメータの下では、パネル部
材を形成するゴム処理された材料は、可撓性の緩衝部材
を構成する材料がいかなる劣化をも生じないような温度
で熱シールすることが可能である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複合
浮揚パネルとその他の部分を同時に膨張させることがで
きる、熱シールされた領域を有する膨張可能な浮揚筏装
置及びこの浮揚筏装置の組み立て方法を提供することに
ある。
【0018】本発明の他の目的は、前以て接着剤で固着
された付属品と継ぎ目(seams)とを熱シールすること
を可能にした、熱シールされた領域を有する膨張可能な
浮揚筏装置及びこの浮揚筏装置の組み立て方法を提供す
ることにある。
【0019】本発明の更に他の目的は、熱シールを使用
することの可能性を増大させることによって、筏構造の
ある部分において接着剤による相互連結を完全に排除す
ることを可能にした、熱シールされた領域を有する膨張
可能な浮揚筏装置及びこの浮揚筏装置の組み立て方法を
提供することにある。
【0020】本発明の更に他の目的は、一つあるいはそ
れ以上の緩衝部材を使用することによって熱シールを可
能にし、これによって周辺の表面についての望ましくな
い熱シールを排除するようにした、熱シールされた領域
を有する膨張可能な浮揚筏装置及びこの浮揚筏装置の組
み立て方法を提供することにある。
【0021】本発明の更に他の目的は、筏装置の膨張可
能な浮揚パネルを組み立てた後においても筏装置の部品
を組み立てるために熱シールを行うことを可能にした、
熱シールされた領域を有する膨張可能な浮揚筏装置及び
この浮揚筏装置の組み立て方法を提供することにある。
【0022】本発明の更に他の目的は、緩衝部材をセロ
ハンテープで構成することを可能にした、熱シールされ
た領域を有する膨張可能な浮揚筏装置及びこの浮揚筏装
置の組み立て方法を提供することにある。
【0023】本発明の更に他の目的は、緩衝部材をウレ
タン又はビニールで被覆された単一の被覆布で構成する
ことを可能にした、熱シールされた領域を有する膨張可
能な浮揚筏装置及びこの浮揚筏装置の組み立て方法を提
供することにある。
【0024】本発明の更に他の目的は、互いに熱シール
された複数の隣接する管状部品で形成された複数の内角
を有する、多辺を有する多角形の筏を形成することを可
能にした、熱シールされた領域を有する膨張可能な浮揚
筏装置及びこの浮揚筏装置の組み立て方法を提供するこ
とにある。
【0025】本発明の更に他の目的は、熱シール可能な
パネル材料の複合層によって、この複合層のいかなる逆
熱シール(adverse heat sealing)を行うことなく、熱
シールを可能にした、熱シールされた領域を有する膨張
可能な浮揚筏装置及びこの浮揚筏装置の組み立て方法を
提供することにある。
【0026】
【実施例】本発明は、本願の明細書中に特に指摘され、
特許請求の範囲に明確に記載されている通りであるが、
以下の詳細な説明において好ましい実施例の説明を行
う。本発明は、この好ましい実施例の説明を添付図面を
参照して読むことにより、最も良く理解されるであろ
う。
【0027】本発明は、接着剤による複数の相互連結部
を必要とする筏装置10の全体にわたって継ぎ目(seam
s)の数を減少させるため、明確に位置決めされた複数
の熱シール領域を使用することができる、浮揚筏装置1
0を提供する。更に、本発明は、筏のデザインにおける
膨張可能ないくつかのパネルの組付けの前後に拘わら
ず、熱シールされた複数の領域12の密封のための組み
立ての間にも使用可能な、浮揚筏装置10を提供する。
【0028】この目的を達成するため、本発明は、第1
膨張室手段16を画成する第1パネル部材14を有す
る。第1パネル部材14は、例えばゴム処理された被覆
のように常温で熱シール可能な被覆を施すことができ
る、可撓性材料で形成されるのが好ましい。このような
材料は、近年、浮揚筏産業においては一般に使用されて
いる。
【0029】第1パネル部材14には第1の熱シール可
能領域18が画成されるのが好ましい。この第1熱シー
ル可能領域18は第1熱シール可能裏面20を有し、第
1熱シール可能裏面20は第1膨張室手段16の内方に
面している。第1熱シール可能領域18は、また、第1
熱シール可能裏面20からは反対側に第1熱シール可能
表面22を有する。このように、第1熱シール可能表面
22は第1パネル部材14の外側に位置するが、第1熱
シール可能裏面20は第1膨張室手段16内に位置す
る。更に、第1パネル手段14には第1開口手段24が
画成されるのが好ましい。この第1開口手段24は、第
1膨張室手段16の膨張を容易にするために、第1膨張
室手段16に関して流体が流れるように連絡させる。
【0030】第2パネル部材26は浮揚筏装置10を組
み立てるために第1パネル部材14に関して相互に連結
されるように構成されている。第2パネル部材26は第
2熱シール可能領域30を有し、この領域30は第1熱
シール可能領域18の第1熱シール可能領域18の第1
熱シール可能表面22に選択的に固着可能である。
【0031】可撓性の第1緩衝部材38は、第2熱シー
ル可能領域30を第1熱シール可能領域18に熱シール
する間、第1熱シール可能裏面20上に延在するよう
に、第1膨張室手段16内の第1パネル部材14に固着
されるように配置される。この形態は、いかなる形態を
有する第2パネル部材26に関して膨張室16を画成す
る第1パネル部材14を固着するために、特に、有用で
ある。
【0032】第1図ないし第4図に示された形態におい
て、第2パネル部材26は第2膨張室28を画成する。
このようにして、第2パネル部材26は第1パネル部材
14の実際の構造に極めて近似するようになる。第2パ
ネル部材26は第2熱シール可能領域30を有し、この
領域30は第2膨張室手段28内に配置された第2熱シ
ール可能裏面32を有する。第2熱シール可能面32の
反対側には、第2熱シール可能領域30が第2熱シール
可能表面34を有し、この第2熱シール可能表面34
は、それ自身で、第1熱シール可能表面22に関してそ
れらの間に施される熱シールによって固着されるように
構成されている。この相互結合を強化するために、この
相互結合には、図1及び図2に最も良く示されているよ
うに、熱シール可能な材料によって構成された付加的な
層を設けることができる。
【0033】第2パネル部材26は、第2膨張室28に
関して流体連通可能な第2開口手段36を有することが
好ましい。可撓性の第2緩衝部材39は、また、第2膨
張室28内の第2パネル部材26のいかなる場所に関し
ても第2熱シール可能裏面32のシールを防止するため
に、第2膨張室28内の第2熱シール可能裏面32上に
延在するように配置され得る。
【0034】図1及び図2に示された形態に関して、第
1パネル部材14と第2パネル部材26とはその形状に
おいてある程度似ている。各パネル部材14、26は対
応する熱シール可能領域18、30を有し、かつ、それ
らの間を熱シールによって相互結合されている。この熱
シールは、第1熱シール可能表面22を第2熱シール可
能表面34に関して固定するように機能する。可撓性の
第1緩衝部材38と可撓性の第2緩衝部材39はこれら
の熱シール可能面の対応する裏面20、32上に延在す
るように機能し、膨張室内でこれらのパネル部材のいず
れかに関してそれぞれ固着しないようにする。
【0035】また、可撓性の第1緩衝部材38に、第1
開口手段24と流体連通する第1緩衝開口40を設ける
ことは、好ましいことであり、これにより第1膨張室1
6に関する流体連通もなされる。
【0036】同様に、可撓性の第2緩衝部材39は、第
2開口手段36と第2膨張室28とに関して流体連通可
能なように、第2緩衝開口42を画成することが好まし
い。第1緩衝開口40が第2緩衝開口42と整合する
と、第1膨張室手段16と第2膨張室手段28との間で
流体流れによる連通が行われ、この膨張を容易にする。
もしも、この構造がこれらの第1及び第2膨張室手段1
6、28の間に熱シール材料の付加層44を設けること
を可能にするのであれば、この付加層44は膨張室16
と28との間の流体の流れによる連通を維持するために
それ自身で付加層開口62を画成する。
【0037】図2に示すような代替的な構造において
は、可撓性の緩衝部材38は点線で要素37として示さ
れた代替的な位置に配置されることができる。この形態
によれば、緩衝部材はシール可能な第1裏面20に固着
されないが、代替的な位置37で第1パネル部材14の
内壁に関してその上に固着され、これにより、第1パネ
ル部材14がその熱シールされている間につぶれたとき
に、可撓性の第1緩衝部材40は第1熱シール裏面20
上に延在するようになっている。このように選択された
形態において、パネル部材の形状・寸法をより正確に予
想することは、その熱シールを行う前に必要である。図
2に示される位置38に緩衝部材を位置決めすることに
よってこの位置を維持することは極めて容易である。こ
の緩衝部材は常に熱シール可能な裏面20上に延在する
位置を維持するからである。
【0038】図1及び2に示された好ましい形態におい
て、第1パネル部材14は第1管部材14を有し、第2
パネル部材26は第2管部材50を有する。第1パネル
部材14と第2パネル部材26は互いに極く近接して配
置され、第2熱シール可能領域30に極く近接して配置
された第1熱シール可能領域18に対して長手方向に配
置される。
【0039】図3及び図4に示された形態は、特に、管
状パネル部材の上面に対する天蓋支持体のような上方パ
ネル支持部材を固着するのに適している。天蓋支持体7
2自体は管状軸を有する管状膨張部材を有し、この管状
軸は、主構造体要素の管状軸に対してほぼ直角で、か
つ、この管状軸から直角方向及び垂直方向に位置をずら
して配置されている。この設計は、浮遊筏の周囲に同様
に配置された天蓋支持体72、及び、その他の天蓋支持
体の上方に延在するカバー66を支持するのに適する。
【0040】他の代替的な形態は図5及び図8に示され
ており、これらの図は、単一の管状膨張部材からより剛
性の高い多角形の筏の構成部材を形成するために、本発
明に開示された緩衝手順を使用する手段を開示する。図
5は単一の管状膨張部材を示し、図6及び図7は多角形
の内角を形成するための熱シールの使用を示し、これに
よって図8に示すような最終的な構成を生じる。図8に
おいて、第1管状パネル部材46の第1軸68は第2パ
ネル部材26の第2軸70に関して斜角をなすように配
置される。この熱シール工程は、多角形のセグメントを
形成するように、多角形の筏の周囲に種々の位置で繰り
返され得る。この設計は、個別の直線的な浮揚部分を有
する、規則的な、あるいは不規則な形態を有する、多角
形の筏を形成するために使用され得る。この浮揚部分
は、全体として偶数または奇数であるかどうかを問わず
にどのような数も取ることができ、そして異なった長さ
を取りることもできる。この熱シール作業を繰り返すこ
とによって、管状部材が単に曲げられるだけであり、か
つ、接着剤が隣合う多角形セグメント間の相互連結をな
して角度を形成するために用いられていたような、従来
使用されてきたものよりも遥かに安定した筏の設計が成
されうる。
【0041】本発明の目的の為には、パネル部材が作ら
れた材料が可撓性の熱シール可能な材料で形成されるこ
とが望ましいが、可撓性の緩衝部材を形成する材料は熱
シールできないような材料で形成されることが望まし
い。確かに、十分な熱が加えられ、かつ、材料がディグ
レード(degrade)すれば、あらゆる材料は熱シール可
能である。しかし、本発明では、従来から膨張体の構造
として使用されてきた通常に使用可能な熱シール部材6
4が織物材料上のゴム状の被覆を熔融させる程度まで十
分に加熱されるように構成される。パネル部材はこの織
物材料で構成されるが、可撓性の緩衝部材を溶かすほど
の強さは有さない。この緩衝部材は例えばセロハンやウ
レタンやビニール被覆材料によって構成され得る。
【0042】図1は、熱シール中の図2の実施例を図示
したものである。図から解るように、熱シール要素64
は内方へ移動し、第1熱シール表面22の熱シールが第
2熱シール表面34に関してなされる程度まで、膨張パ
ネル部材14、26を押し潰す。膨張可能な内容物の折
り畳まれる性質によってこのシールがなされると同時
に、この2つのパネル部材の付加的な厚さが熱シール可
能な裏面20、32に関して熱シールされるようになさ
れる。この第2のシールは、可撓性の第1緩衝部材38
と可撓性の第2緩衝部材39とを、それぞれ、対応する
熱シール可能な裏面20、32上に延在する位置に、注
意深く位置決めすることによって防止される。このよう
にして熱シールが終了すると、浮揚筏装置10は、図2
に示すように、全長形状に戻され、熱シール可能な裏面
22、34を完全に熱シールすると共に、これらの裏面
22、34を互いに効果的に固着させる。この作業は、
熱シール位置にある図3の天蓋支持体72の取り付け作
業及びこの取り付け作業の直前の図4の作業に極めて類
似する。
【0043】この明細書と添付の図面中には、本発明の
幾つかの実施例が示されているが、この組合せ体を構成
する種々の要素の形状、構成、及び配置は種々に変更可
能である。以上を考え合わせれば、ここに開示された本
発明の好ましい実施例はあくまで実例を示すことを意図
するのみであり、本発明の範囲を限定することを意図す
るものではないことが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の浮揚筏装置の一実施例の断面図であ
り、熱シール中の断面を示す断面図である。
【図2】 図1の実施例の熱シール前の状態における側
方断面図である。
【図3】 本発明の代替的な実施例の側方断面図であ
り、上方パネル要素の熱シール中における側方断面図で
ある。
【図4】 図3の実施例の熱シール後の状態を示す図で
ある。
【図5】 本発明の更に他の実施例の側方平面図であ
り、長手方向に延在する管状パネル部材とその緩衝部材
とを示す側方平面図である。
【図6】 図5の実施例の熱シールの初期工程を示す図
である。
【図7】 図5の実施例の熱シール中の状態を示す図で
ある。
【図8】 図5の実施例の熱シールが終了した状態を示
す図である。
【符号の説明】
10 浮揚筏装置 12 熱シール領域 14 第1パネル部材 16 第1膨張室手段 18 第1熱シール可能領域 20 第1熱シール可能裏面 22 第1熱シール可能表面 24 第1開口 26 第2パネル部材 28 第2膨張室手段 30 第2熱シール可能領域 32 第2熱シール可能裏面 34 第2熱シール可能表面 36 第2開口手段 38 第1可撓性緩衝部材 39 第2可撓性緩衝部材 40 第1緩衝開口 42 第2開口手段 44 熱シール材料の付加的な層 50 第2管状部材 62 付加的な層の開口 64 共通に使用可能な熱シール部材 68 第1軸 72 天蓋支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・シー・ウェバー アメリカ合衆国ペンシルバニア州19054, レヴィットタウン,マグノリア・アベニュ ー 96

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱シールされた領域を有する膨張式の浮
    遊筏装置において、 A.可撓性の熱シール可能な材料で形成された第1パネ
    ル部材であって、前記第1パネル部材はその内部に第1
    膨張室手段を画成すると共に、前記第1パネル部材上に
    第1の熱シール可能な領域を画成し、前記第1の熱シー
    ル可能な領域は前記第1膨張室手段内に第1の熱シール
    可能な裏面を画成すると共に、前記第1パネル部材上に
    第1の熱シール可能な表面を画成する、前記第1パネル
    部材と、 B.可撓性の熱シール可能な材料で形成された第2パネ
    ル部材であって、前記第2パネル部材は第2の熱シール
    可能な領域を有し、前記第2の熱シール可能な領域は、
    前記第1パネル部材と前記第2パネル部材の間に取り付
    けることを容易にするために、前記第1の熱シール可能
    な表面付近に配置され、かつ、前記第1の熱シール可能
    な表面に関して熱シールされた、第2の熱シール可能な
    表面を画成する、前記第2パネル部材と、 C.熱シールできない材料で形成された可撓性の緩衝部
    材であって、前記緩衝部材は前記第1膨張室手段内に配
    置されると共に、前記緩衝部材は、前記第1の熱シール
    可能な表面を前記第2の熱シール可能な表面に対して熱
    シールしたときに前記第1膨張室手段内での熱シールを
    防止するために、前記第1の熱シール可能な裏面上に延
    在する、前記緩衝部材と、 を有することを特徴とする、膨張式の浮遊筏装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した熱シールされた領域
    を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記可撓性の緩
    衝部材は、前記第1の熱シール可能な表面を前記第2の
    熱シール可能な表面に対して熱シールしたときにその熱
    シールを防止するために、前記第1の熱シール可能な表
    面に直接取り付けられて、前記第1膨張室手段内で前記
    第1の熱シール可能な表面上に延在する、前記膨張式の
    浮遊筏装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した熱シールされた領域
    を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第2パネル
    部材はその内部に第2膨張室手段を画成する、前記膨張
    式の浮遊筏装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した熱シールされた領域
    を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第2の熱シ
    ール可能な領域は前記第2膨張室手段内に第2の熱シー
    ル可能な裏面を画成する、前記膨張式の浮遊筏装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載した熱シールされた領域
    を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記可撓性の緩
    衝部材は第1の可撓性の緩衝部材を有すると共に、更に
    熱シールできない材料で形成された第2の可撓性の緩衝
    部材を有し、前記第2の可撓性の緩衝部材は、前記第2
    膨張室手段内に配置され、前記第1の熱シール可能な表
    面を前記第2の熱シール可能な表面に対して熱シールし
    たときに前記第2膨張室手段内での熱シールを防止する
    ために、前記第2の熱シール可能な裏面上に延在するよ
    うに構成されている、前記膨張式の浮遊筏装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載した熱シールされた領域
    を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第1の熱シ
    ール可能な表面は前記第1パネル部材の外側に配置され
    ている、前記膨張式の浮遊筏装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載した熱シールされた領域
    を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第2の熱シ
    ール可能な表面は前記第2パネル部材の外側に配置され
    ている、前記膨張式の浮遊筏装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載した熱シールされた領域
    を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第1パネル
    部材はその膨張を容易にするために第1開口手段を画成
    し、前記第1開口手段は前記第1膨張室手段に関して流
    体連通するように構成されている、前記膨張式の浮遊筏
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載した熱シールされた領域
    を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第2パネル
    部材はその膨張を容易にするために前記第2開口手段を
    画成し、前記第2開口手段は前記第2膨張室手段に関し
    て流体連通するように構成されている、前記膨張式の浮
    遊筏装置。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載した熱シールされた領
    域を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第1パネ
    ル部材の前記第1膨張室手段は、その膨張を容易にする
    ために、前記第2パネル部材の前記第2膨張室手段に関
    して流体連通可能なように構成されている、前記膨張式
    の浮遊筏装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載した熱シールされた領
    域を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第1パネ
    ル部材はその膨張を容易にするために第1開口手段を画
    成し、前記可撓性の緩衝手段は、前記第1開口手段と流
    体連通すると共に前記第1膨張室手段と流体連通するよ
    うに、第1緩衝開口を画成する、前記膨張式の浮遊筏装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載した熱シールされた
    領域を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記可撓性
    の緩衝手段は環状である、前記膨張式の浮遊筏装置。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載した熱シールされた領
    域を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第2パネ
    ル部材はその膨張を容易にするために第2開口手段を画
    成し、前記第2の可撓性の緩衝部材は前記第2開口手段
    と流体連通すると共に前記第2膨張室手段と流体連通す
    るように第2緩衝開口を画成する、前記膨張式の浮遊筏
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載した熱シールされた
    領域を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記第2の
    可撓性の緩衝手段が環状である、前記膨張式の浮遊筏装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載した熱シールされた領
    域を有する膨張式の浮遊筏装置において、更に、前記第
    1パネル部材上の前記熱シール可能な表面と前記第2パ
    ネル部材上の前記第2の熱シール可能な表面との間に
    は、補強を容易にするために、熱シール可能な材料で形
    成された少なくとも1つの付加的な層が設けられてい
    る、前記膨張式の浮遊筏装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載した熱シールされた領
    域を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記可撓性の
    緩衝部材は、接触接着剤によって、前記第1膨張室手段
    内の前記第1パネル部材に固着されている、前記膨張式
    の浮遊筏装置。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載した熱シールされた領
    域を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記可撓性の
    緩衝部材は合成樹脂で被覆された部材を有する、前記膨
    張式の浮遊筏装置。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載した熱シールされた領
    域を有する膨張式の浮遊筏装置において、前記可撓性の
    緩衝部材は、前記第1パネル部材と前記第2パネル部材
    とが互いに熱シールされる温度では、熱シールされない
    材料で形成されている、前記膨張式の浮遊筏装置。
  19. 【請求項19】 熱シールされた領域を有する膨張式の
    浮遊筏装置において、 A.可撓性の熱シール可能な材料で形成された第1パネ
    ル部材であって、前記第1パネル部材はその内部に第1
    膨張室手段を画成し、前記第1パネル部材は第1の熱シ
    ール可能な領域を有し、前記第1の熱シール可能な領域
    は前記第1膨張室手段内に第1の熱シール可能な裏面を
    画成すると共に、前記第1パネル部材の外側に第1の熱
    シール可能な表面を画成し、前記第1パネル部材は、更
    に、その膨張を容易にするために、前記第1膨張室手段
    に関して流体連通するように前記第1開口手段を画成す
    る、前記第1パネル部材と、 B.可撓性の熱シール可能な材料で形成された第2パネ
    ル部材であって、前記第2パネル部材はその内部に第2
    膨張室手段を画成し、前記第2パネル部材は第2の熱シ
    ール可能な領域を画成し、前記第2の熱シール可能な領
    域は前記第2膨張室手段内に第2の熱シール可能な裏面
    を画成すると共に前記第2パネル部材の外側に第2の熱
    シール可能な表面を画成し、前記第2の熱シール可能な
    表面は、前記第1パネル部材と前記第2パネル部材の間
    に取り付けることを容易にするために、前記第1の熱シ
    ール可能な表面付近に配置されると共に前記第1の熱シ
    ール可能な表面に関して熱シールされ、前記第2パネル
    部材は、更に、その膨張を容易にするために、前記第2
    膨張室手段に関して流体連通するように第2開口手段を
    画成し、前記第2開口手段は、前記第1膨張室手段と前
    記第2膨張室手段の間の流体連通を容易にするために、
    前記第1開口手段に関して流体連通するように構成され
    ている、前記第2パネル部材と、 C.熱シールされない材料で形成された第1の可撓性の
    緩衝部材であって、前記第1の可撓性の緩衝部材は、前
    記第1膨張室手段内に配置されると共に、前記第1の熱
    シール可能な表面に固着され、更に、前記第1の熱シー
    ル可能な表面と前記第2の熱シール可能な表面とを熱シ
    ールするときに前記第1膨張室手段内で熱シールされる
    ことを防止するために、前記第1の熱シール可能な裏面
    上に延在し、前記第1の可撓性の緩衝部材は前記第1開
    口手段と前記第1膨張室手段とに流体連通するように第
    1緩衝開口を画成する、前記第1の可撓性の緩衝部材
    と、 D.熱シールされない材料で形成される第2の可撓性の
    緩衝部材であって、前記第2の可撓性の緩衝部材は、前
    記第2膨張室手段内に配置されると共に、前記第2の熱
    シール可能な裏面に固着され、更に、前記第1の熱シー
    ル可能な表面と前記第2の熱シール可能な表面とを熱シ
    ールするときに前記第2膨張室手段内で熱シールされる
    ことを防止するために、前記第2の熱シール可能な裏面
    上に延在し、前記第2の可撓性の緩衝手段は、前記第2
    開口手段と前記第2膨張室手段と前記第1膨張室手段と
    に関して流体連通するように、第2緩衝開口を画成す
    る、前記第2の可撓性の緩衝部材と、 を有することを特徴とする、膨張式の浮遊筏装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載した熱シール可能な
    領域を有する膨張式の浮遊筏装置において、更に、前記
    第1パネル部材上の前記熱シール可能な表面と前記第2
    パネル部材上の前記第2の熱シール可能な表面との間に
    は、補強を容易にするために、熱シール可能な材料で形
    成された少なくとも1つの付加的な層が配置されてい
    る、前記膨張式の浮遊筏装置。
  21. 【請求項21】 熱シール可能な領域を有する膨張式の
    浮遊筏装置において、 A.可撓性の熱シール可能な材料で形成された第1パネ
    ル部材であって、前記第1パネル部材はその内部に第1
    膨張室手段を画成し、前記第1膨張室手段は管状で、か
    つ、その内部に延在する第1軸を画成し、前記第1パネ
    ル部材は第1の熱シール可能な領域を画成し、前記第1
    の熱シール可能な領域は前記第1膨張室手段内に第1の
    熱シール可能な裏面を画成すると共に前記第1パネル部
    材の外部に第1の熱シール可能な表面を画成する、前記
    第1パネル部材と、 B.可撓性の熱シール可能な材料で形成された第2パネ
    ル部材であって、前記第2パネル部材はその内部に第2
    膨張室手段を画成し、前記第2パネル部材は管状で、か
    つ、前記第1パネル部材に関して一体化され、前記第2
    膨張室手段は前記第1膨張室手段に関して流体連通して
    おり、前記第2パネル部材の内部には前記第1パネル部
    材の前記第1軸に関して傾斜して位置する第2軸が延在
    し、前記第2パネル部材は第2の熱シール可能な領域を
    画成し、前記第2の熱シール可能な領域は前記第2膨張
    室手段内に第2の熱シール可能な裏面を画成すると共に
    前記第1パネル部材の外側に第2の熱シール可能な表面
    を画成し、前記第2の熱シール可能な表面は、前記第1
    パネル部材と前記第2パネル部材の間に斜角をなして取
    り付けることを容易にするため、前記第1の熱シール可
    能な表面に接触すると共に熱シールされている、前記第
    2パネル部材と、 C.熱シールされない材料で形成された可撓性の第1緩
    衝部材であって、前記第1緩衝部材は前記第1膨張室手
    段内に配置され、前記第1緩衝部材は前記第1の熱シー
    ル可能な裏面上に延在して、前記第1の熱シール可能な
    表面を前記第2の熱シール可能な表面に熱シールすると
    き前記第1膨張室手段内で熱シールされることを防止す
    るため、前記第1の熱シール可能な裏面に固着される、
    前記第1緩衝部材と、 D.熱シールされない材料で形成された可撓性の第2緩
    衝部材であって、前記第2緩衝部材は前記第2膨張室手
    段内に配置され、前記第2緩衝部材は前記第2の熱シー
    ル可能な裏面上に延在して、前記第1の熱シール可能な
    表面を前記第2の熱シール可能な表面に熱シールすると
    き前記第2膨張室手段内で熱シールされることを防止す
    るため、前記第2の熱シール可能な裏面に固着される、
    前記第2緩衝部材と、 を有することを特徴とする、膨張式の浮遊筏装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載された熱シール可能
    な領域を有する浮遊筏装置において、可撓性の前記第1
    緩衝部材と前記第2緩衝部材とが互いに一体である、前
    記浮遊筏装置。
  23. 【請求項23】 熱シール可能な領域を有する浮遊筏装
    置の組み立て方法において、 A.熱シール可能な材料で形成された第1パネル部材
    が、その内部に第1膨張室を画成すると共に、前記第1
    パネル部材上に第1の熱シール可能な領域を画成するよ
    うに、前記第1パネル部材を形成する工程と、 B.第2の熱シール可能な領域を有するように、熱シー
    ル可能な可撓性材料によって第2パネル部材を形成する
    工程と、 C.熱シールされない材料で形成された可撓性の緩衝部
    材を、前記第1膨張室手段内で前記第1パネル部材に関
    して取り付ける工程と、 D.前記第1パネル部材の前記第1の熱シール可能な領
    域を前記第2パネル部材の前記第2の熱シール可能な領
    域付近に配置し、可撓性の前記緩衝部材を前記第1膨張
    室手段内で前記第1の熱シール可能な領域に接触させる
    と共に、前記第1の熱シール可能な領域上に延在させる
    工程と、 E.前記第1パネル部材の前記第1の熱シール可能な領
    域を前記第2パネル部材の前記第2の熱シール可能な領
    域に関して熱シールすると共に、いかなる熱シールも防
    止するために、可撓性の前記緩衝部材を前記第1膨張室
    手段内で前記第1の熱シール可能な領域上に延在させる
    工程と、 を有することを特徴とする、膨張式の浮遊筏装置の組み
    立て方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載された膨張式の浮遊
    筏装置の組み立て方法において、前記熱シールは前記第
    1及び第2パネル部材を互いに熱シールするのに必要な
    温度よりも高い温度で行われる、前記組み立て方法。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載された膨張式の浮遊
    筏装置の組み立て方法において、前記熱シールは可撓性
    の前記緩衝部材を熱シールするのに必要な温度よりも低
    い温度で行われる、前記組み立て方法。
  26. 【請求項26】 請求項23に記載された膨張式の浮遊
    筏装置の組み立て方法において、更に、前記第1膨張室
    手段内で可撓性の前記第1緩衝部材を前記第1の熱シー
    ル可能な領域に固着させ、その上に延在させる工程を有
    する、前記組み立て方法。
  27. 【請求項27】 請求項23に記載された膨張式の浮遊
    筏装置の組み立て方法において、前記第2パネル部材の
    形成工程が前記第2パネル部材内に第2膨張室手段の形
    成工程を有する、前記組み立て方法。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載された膨張式の浮遊
    筏装置の組み立て方法において、更に、第1の熱シール
    可能な領域を前記第2の熱シール可能な領域に熱シール
    する間の第2膨張室手段内でのいかなる熱シールも防止
    するために、熱シールできない材料で形成された可撓性
    の前記緩衝部材を、前記第2膨張室手段内で前記第2の
    熱シール可能な領域に接触するように配置する、前記組
    み立て方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載された膨張式の浮遊
    筏装置の組み立て方法において、更に、可撓性の前記第
    2緩衝部材を前記第2の熱シール可能な領域に前記第2
    膨張室手段内で前記第2の熱シール可能な領域上に延在
    するように固着する、前記組み立て方法。
  30. 【請求項30】 請求項23に記載された膨張式の浮遊
    筏装置の組み立て方法において、更に、前記第1の熱シ
    ール可能な領域と前記第2の熱シール可能な領域間の相
    互結合の補強用熱シールを行うように、前記第1の熱シ
    ール可能な領域と前記第2の熱シール可能な領域との間
    に熱シール可能な材料で形成された付加的な層を配置す
    る、前記組み立て方法。
  31. 【請求項31】 請求項28に記載された膨張式の浮遊
    筏装置の組み立て方法において、更に、前記膨張式の浮
    遊筏装置の膨張を容易にするために前記第1膨張室手段
    と前記第2膨張室手段との間に流体連通を生じるよう
    に、前記第1の熱シール可能な領域を貫通する開口と、
    可撓性の第1緩衝部材と、可撓性の第2緩衝部材と、第
    2の熱シール可能な領域とを画成する、前記組み立て方
    法。
  32. 【請求項32】 熱シールされた領域を有する膨張式の
    浮揚筏装置の組み立て方法において、 A.可撓性の熱シール可能な材料で形成された第1パネ
    ル部材が、その内部に第1膨張室を画成し、かつ、前記
    第1パネル部材上に第1の熱シール可能な領域を画成功
    するように、前記第1パネル部材を形成し、前記第1の
    熱シール可能な領域にこの領域を貫通する第1のシール
    可能な開口を画成する工程と、 B.可撓性の熱シール可能な材料で形成された第2パネ
    ル部材が、その内部に第2膨張室を画成し、かつ、前記
    第2パネル部材上に第2の熱シール可能な領域を画成功
    するように、前記第2パネル部材を形成し、前記第2の
    熱シール可能な領域にこの領域を貫通する第2のシール
    可能な開口を画成する工程と、 C.前記第1の熱シール可能な領域上に延在する前記第
    1パネル部材の前記第1膨張室手段内部において、熱シ
    ールされない材料によって形成された可撓性の第1緩衝
    部材を前記第1の熱シール可能な領域に固着し、可撓性
    の前記第1緩衝部材が前記第1のシール可能な開口と整
    合する第1緩衝開口を画成するように環状の形状に形成
    される工程と、 D.前記第2の熱シール可能な領域上に延在する前記第
    2パネル部材の前記第2膨張室手段内部において、熱シ
    ールされない材料によって形成された可撓性の第2緩衝
    部材を前記第2の熱シール可能な領域に固着し、可撓性
    の前記第2緩衝部材が前記第2のシール可能な開口と整
    合する第2緩衝開口を画成するように環状の形状に形成
    される工程と、 E.前記第1パネル部材の前記第1の熱シール可能な領
    域を前記第2パネル部材の前記第2の熱シール可能な領
    域付近に配置し、前記第1及び第2のシール可能な開口
    を整合させる工程と、 F.前記第1の熱シール可能な領域と前記第2の熱シー
    ル可能な領域との間の相互結合を強化するように、前記
    第1の熱シール可能な領域と前記第2の熱シール可能な
    領域との間に熱シール可能な材料で付加的な層を形成
    し、前記熱シール可能な材料で形成された付加的な層
    は、前記第1膨張室手段と前記第2膨張室手段との間の
    流体連通を容易にするために、前記第1及び第2のシー
    ル可能な開口に符号する外部開口を画成する工程と、 G.前記第1パネル部材の前記第1の熱シール可能な領
    域を前記第2パネル部材の前記第2の熱シール可能な領
    域に関して前記付加的な層と共に熱シールし、前記第1
    膨張室手段内で前記第1の熱シール可能な領域上に可撓
    性の前記第1緩衝部材を延在させて、前記第1膨張室手
    段内でのいかなる熱シールも防止し、前記第2膨張室手
    段内で前記第2の熱シール可能な領域上に可撓性の前記
    第2緩衝部材を延在させて、前記第2膨張室手段内での
    いかなる熱シールも防止し、前記熱シールを、前記第1
    及び第2パネル部材の熱シールに必要な温度よりも高
    く、かつ、可撓性の前記緩衝部材の熱シールに必要な温
    度よりも低い温度で、行う工程と、 を有することを特徴とする、膨張式の浮揚筏装置の組み
    立て方法。
  33. 【請求項33】 熱シールされた領域を有する膨張式の
    浮揚筏装置の組み立て方法において。 A.全体として管状の形態を有し、かつ、その内部に延
    在する第1軸を有する、第1パネル部材を熱シール可能
    な材料で形成し、前記第1パネル部材の内部には第1膨
    張室手段を画成すると共に、前記第1パネル部材上には
    第1の熱シール可能な領域を画成する工程と、 B.全体として管状の形態を有し、かつ、その内部に延
    在する第2軸を有する、第2パネル部材を熱シール可能
    な材料で形成し、前記第2パネル部材の内部には第2膨
    張室手段を画成すると共に、前記第2パネル部材上には
    第2の熱シール可能な領域を画成し、前記第2パネル部
    材を前記第1パネル部材に関して、前記第1軸と前記第
    2軸とが互いに斜角をなすように、一体的に形成し、前
    記第2膨張室手段が前記第1膨張室手段に関してそれら
    の膨張を容易にするように流体連通するように形成する
    工程と、 C.熱シールされない材料で形成された可撓性の前記第
    1緩衝部材を前記第1膨張室手段内で前記第1パネル部
    材に関して取り付ける工程と、 D.熱シールされない材料で形成された可撓性の前記第
    2緩衝部材を前記第2膨張室手段内で前記第2パネル部
    材に関して取り付ける工程と、 E.前記第1軸が前記第2軸に関して斜角をなすよう
    に、前記第1パネル部材の前記第1の熱シール可能な領
    域を前記第2パネル部材の前記第2の熱シール可能な領
    域付近に配置し、前記第1膨張室内で可撓性の前記第1
    緩衝部材を前記第1の熱シール可能な領域に固着して前
    記第1の熱シール可能な領域上に延在させ、前記第1膨
    張室手段内での熱シールも防止し、前記第2膨張室内で
    可撓性の前記第2緩衝部材を前記第2の熱シール可能な
    領域に固着して前記第2の熱シール可能な領域上に延在
    させ、前記第2膨張室手段内での熱シールも防止する工
    程と、 F.前記第1パネル部材の前記第1の熱シール可能な領
    域を前記第2パネル部材の前記第2の熱シール可能な領
    域に熱シールすると共に、前記第1膨張室手段内でのい
    かなる熱シールも防止するために、可撓性の前記第1緩
    衝部材を前記第1膨張室手段内で前記第1の熱シール可
    能な領域上に延在させ、前記第2膨張室手段内でのいか
    なる熱シールも防止するために、可撓性の前記第2緩衝
    部材を前記第2膨張室手段内で前記第2の熱シール可能
    な領域上に延在させる工程と、 を有することを特徴とする、膨張式の浮揚筏装置の組み
    立て方法。
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