JP2000138926A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2000138926A5
JP2000138926A5 JP1998325828A JP32582898A JP2000138926A5 JP 2000138926 A5 JP2000138926 A5 JP 2000138926A5 JP 1998325828 A JP1998325828 A JP 1998325828A JP 32582898 A JP32582898 A JP 32582898A JP 2000138926 A5 JP2000138926 A5 JP 2000138926A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
display device
video camera
real time
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1998325828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000138926A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10325828A priority Critical patent/JP2000138926A/ja
Priority claimed from JP10325828A external-priority patent/JP2000138926A/ja
Publication of JP2000138926A publication Critical patent/JP2000138926A/ja
Publication of JP2000138926A5 publication Critical patent/JP2000138926A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

【書類名】 明細書
【発明の名称】 後ろ姿見
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自分を被写体とする被写体の前面に配設する表示装置と、前記被写体
の後面に配設するビデオカメラと、該ビデオカメラが前記被写体の後面を撮像して得られ
た映像信号を前記表示装置へ伝送する伝送手段とを備えて、前記表示装置に前記被写体の
後ろ姿をリアルタイムに表示するように構成したことを特徴とする後ろ姿見。
【請求項2】 自分を被写体とする被写体を映す鏡と、前記被写体の前面に配設する
表示装置と、前記被写体の後面に配設するビデオカメラと、該ビデオカメラが前記被写体
の後面を撮像して得られた映像信号を前記表示装置へ伝送する伝送手段とを備えて、前記
表示装置に前記被写体の後ろ姿をリアルタイムに表示するように構成したことを特徴とす
る後ろ姿見。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自分の姿を映す姿見に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自分の姿を映す姿見には鏡が用いられ、特に自分の後頭部や後ろ姿を映して
見て身繕いをするような場合、手鏡を併用し、あるいは鏡を3面に配した三面鏡を使って
行うのが一般的である。
【0003】
さらに、自分の動作フォームを撮像手段にて撮像して、これを循環録画制御手段にてル
ープ状に循環録画すると共に、循環再生手段にて録画映像信号が、設定時間だけ遅延して
再生するように、リング状に循環再生して表示手段に表示させることにより動作後表示手
段を見て自分の動作フォームを自分で確認する事を可能にした電子式姿見装置(特開平0
6−276525号公報)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、鏡を用いたものは、例えば後頭部や和服着の後ろ姿等の身繕いをする際、自分
の後ろの部分を自分が見易く映すのが難しく、目的の部位を映して見る時、頭や体を捻っ
て見るなどで困難があり、しかも映された像の相対的距離感覚及び方向感覚が通常の感覚
に合わないために、映る手の動く方向が逆に見えて通常の感覚と合わず、そのためにする
見繕いなどの手操作が極めて難しいなどで問題がある。
【0005】
さらに、電子式姿見装置(特開平06−276525号公報)は、自分の動作フォーム
を撮像し録画した映像信号を指定時間遅延させて再生して表示装置に表示することで、自
分の動作フォームの中の後ろ姿や手の動きなどを見やすくしているものの、自分の動作フ
ォームを撮像し録画して後に指定時間遅らせて再生して表示して、先に録画した動作を後
で再生して見るようにしているために、自分の後ろ姿や手の動きなどを表示装置に表示し
て見て確認する場合、録画再生装置を必要とするために装置のコストを高くするうえに、
自分の後ろ姿や手の動きをリアルタイムに映して見ながら身繕いをするというような用途
に利用できないなどで問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、自分を被写体
とする被写体の前面に配設する表示装置と、前記被写体の後面に配設するビデオカメラと
、該ビデオカメラが前記被写体の後面を撮像して得られた映像信号を前記表示装置へ伝送
する伝送手段とを備えて、前記表示装置に前記被写体の後ろ姿をリアルタイムに表示して
、自分の後ろ姿や手の動きなどを正面を向いたままの状態でリアルタイムに映して見られ
るようにしたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、自分を被写体とする被写体を映す鏡と、前記被写体の前面に配設す
る表示装置と、前記被写体の後面に配設するビデオカメラと、該ビデオカメラが前記被写
体の後面を撮像して得られた映像信号を前記表示装置へ伝送する伝送手段とを備えて、前
記表示装置に前記被写体の後ろ姿をリアルタイムに表示して、自分の後ろ姿や手の動きな
どを正面を向いたままの状態でリアルタイムに映して見られるようにしたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】
自分の後ろ姿が、後面に配設されたビデオカメラで撮られて、前面に配設された表示装
置にリアルタイムに表示(映)されて見られるようになり、これによって自分の後ろの部
分を自分が見易く映すのを容易にするとともに、映された後ろ姿の相対的距離感覚及び方
向感覚を通常の感覚に合うようにし、さらには自分の後ろ姿や手の動きなどを正面を向い
たままの状態でリアルタイムに映して見ながら身繕いができるようにする。
【0009】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面を使って説明する。図1は本発明の後ろ姿見1の一実施
例を示す構成図であって、図2はそのブロック図である。これ等の図において、ビデオカ
メラ2は、自分を被写体とする被写体の後面に、壁面5に設けられた取付具4に固定され
たアーム3によって支えられて配設されていて、前記被写体の後ろ姿を撮像して映像信号
に変換して、該映像信号を表示装置6へ伝送する。
【0010】
さらに表示装置6は、壁面5に、前記被写体の前面に位置して配設されていて、ビデオ
カメラ2からの前記映像信号を受けて、前記被写体の後ろ姿を表示する。これによって、
自分の後ろ姿が自分の前面に位置して配設された表示装置6にリアルタイムに表示される

【0011】
また制御7は、表示装置6の画質等を調整するもので、さらにはアーム3及びビデオカ
メラ2に備えられたモーター制御装置等を制御して、ビデオカメラ2のズーム及び撮像位
置及び撮像角度等を遠隔調整することもできる。
【0012】
また鏡8は、従来の姿見として使われる。
【0013】
なお、ビデオカメラ2は、アーム3によるビデオカメラ2の支えをフレキシブルにして
手動で移動できるようにして、撮像位置及び撮像角度等を手動操作できるようにし、さら
に手動でズーム操作等ができるようにしてもよい。また表示装置6は、横形でも縦形でも
よく、さらには配設する位置及びその向き等を使い勝手に合わせて又は適時に選ぶことが
でき、また前記映像信号はアーム3の中に信号線或いは光ケーブル等を通して伝送し、又
は無線伝送して表示装置6で受ける。
【0014】
また鏡8は、表示装置6が非通電時の表示面を鏡として用いることができるので備えなく
てもよく、さらには三面鏡等に代えてもよい。また、壁面5とともに従来の例えばドレッ
サーと呼ばれるような家具形式のものに代えて該家具形式のものにアーム3を取り付けて
ビデオカメラ2を支えるように構成してもよい。
【0015】
また、ビデオカメラ2は被写体の裏面を撮像する位置に配設すればよく、したがって、
使われるアーム3は壁面5の他にその取り付け及びビデオカメラ2の支えを使い勝手を考
慮して配設し、またビデオカメラ2をアーム3によらないで被写体の後面の壁面等に配設
するなどしてもよい。さらに、上記構成を小型一体化した携帯型にしてもよい。
【0016】
【効果】
以上の構成によって本発明は、自分の後ろ姿が後面に配設されたビデオカメラで撮られ
て、該後ろ姿が前面に配設された表示装置にリアルタイムに表示され見られるので、目的
とする自分の後ろの部分、特に、従来の鏡を使ってする方法では難しかった後頭部の真後
ろ部分等が、正面を向いたまま(表示装置に向かったまま)の状態でリアルタイムに映し
て見ることができるようになり、鏡の横あるいは上方向に映し出される像を体や目線を大
きく動かして見る従来の鏡を使ってする方法に比べて極めて見易くなる
【0017】
さらに、自分の後ろの部分が見易くなるうえに、映し出された後ろ姿の相対的距離感覚
及び方向感覚が通常の感覚に合うので、該後ろ姿と合わせて映される手の動きなどが通常
の感覚で見られるようになって、例えば後頭部や和服着の後ろ姿等の身繕いをする際、そ
のためにする手操作が極めて容易になって、短時間で上手にできるようになる。
【0018】
また、自分の後ろ姿が前面に配設された表示装置にリアルタイムに表示され、しかも正
面を向いたままで、表示された後ろ姿の相対的距離感覚及び方向感覚が通常の感覚に合う
状態でリアルタイムに見られるので、自分の動作フォームを撮像し録画して後に指定時間
遅らせて再生して表示して、先に録画した動作を後で再生して見るようにして、以前の自
分の動作フォームを確認するのを目的にした従来の電子式姿見では困難であった、手の動
きをリアルタイムに見ながらする必要がある後頭部や後ろ姿の見繕いなどの動作を容易に
するとともに、従来の電子式姿見に比べて表示に録画再生装置を必要としない分低いコス
トで製作できる。
【0019】
また、これ等のことから本発明は、従来、後頭部や後ろ姿の乱れを気にしながらその確
認と身繕いが難しかった利用者に朗報となる新規の化粧関連の備品として利用でき、さら
には、これをデパートやホテルの化粧室や試着室、それに美容院(室)や理髪店等に備え
ることで、来客者への新たなサービス提供と特に女性客の集客拡大等に寄与すること絶大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の後ろ姿見1の一実施例を示す構成図である。
【図2】
後ろ姿見1のブロック図である。
【符号の説明】
1 後ろ姿見
2 ビデオカメラ
3 アーム
4 取付具
5 壁面
6 表示装置
7 制御
8 鏡
JP10325828A 1998-11-02 1998-11-02 後ろ姿見 Pending JP2000138926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10325828A JP2000138926A (ja) 1998-11-02 1998-11-02 後ろ姿見

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10325828A JP2000138926A (ja) 1998-11-02 1998-11-02 後ろ姿見

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000138926A JP2000138926A (ja) 2000-05-16
JP2000138926A5 true JP2000138926A5 (ja) 2005-06-16

Family

ID=18181067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10325828A Pending JP2000138926A (ja) 1998-11-02 1998-11-02 後ろ姿見

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000138926A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5272201B1 (ja) * 2012-12-01 2013-08-28 章 鈴木 頭部観察装置
WO2014156146A1 (ja) 2013-03-29 2014-10-02 パナソニック株式会社 電子ミラー装置
KR101392591B1 (ko) * 2013-11-25 2014-05-08 정규은 뒷모습을 볼 수 있는 거울 겸용 디스플레이 시스템
KR101721826B1 (ko) * 2014-01-10 2017-03-31 송기선 조광미러를 이용한 디스플레이 시스템
JP2020136971A (ja) 2019-02-21 2020-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 後姿見システムおよび後姿見方法
JP7231257B2 (ja) * 2020-05-15 2023-03-01 株式会社知財アシスト 姿見装置および姿見装置用のミラーユニットならびにプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5300976A (en) Movie camera system having view finding and projecting operations
JP3631836B2 (ja) 資料提示装置
US5153716A (en) Panoramic interactive system
JP2005010356A (ja) 表示装置および画像処理システム
JPH09502033A (ja) 訓練用ビデオ方法及び表示
JP3368672B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP2001025004A (ja) 電子鏡システム
JP2000138926A5 (ja)
JP3464754B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイを装着した人物の顔画像合成方法およびその装置
JPH086158A (ja) 投写型表示装置
JP2003143477A (ja) 映像合成装置および方法
JP2000138926A (ja) 後ろ姿見
JPH11136584A (ja) パノラマ撮像システム
JP3034555U (ja) 画像合成用アダプタ装置
JP2007004031A (ja) プロジェクタ装置
JP2012010059A (ja) 撮影装置及びこれを用いた遠隔コミュニケーションシステム
JPH0787430A (ja) 記念撮影装置
JP3313550B2 (ja) 映像伝送型遠隔地鑑賞装置
JPH1146316A (ja) 映像撮影記録装置
JP4998253B2 (ja) 映像提供システム
JP2648168B2 (ja) テレビカメラ同軸型画面表示器
JPH07264632A (ja) ヘッド型映像・音響同時立体収録システム
JP4838003B2 (ja) 化粧設備
US10970025B1 (en) Smart electric mirrors
JP2006122388A (ja) 鏡台