JP2000138913A - 情報処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに提供媒体

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JP2000138913A
JP2000138913A JP10310766A JP31076698A JP2000138913A JP 2000138913 A JP2000138913 A JP 2000138913A JP 10310766 A JP10310766 A JP 10310766A JP 31076698 A JP31076698 A JP 31076698A JP 2000138913 A JP2000138913 A JP 2000138913A
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Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Tomoyuki Otsuki
知之 大月
Junichi Ishibashi
淳一 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より臨場感に富んだ会議を実現可能にする。 【解決手段】 スピーカ部33−21乃至33−23
は、所定の角度を有し設置され、他の会議室にいる対応
する参加者の発言を出力する。演算装置42は、送受信
装置43で受信された他の会議室から送信されてきた音
声データのうち、角度検出装置41により得られた参加
者24の顔の向きより、向いていると判断された参加者
に対応するスピーカ部33からの発言が他のスピーカ部
33からの発言よりも大きくなるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置および
方法、並びに提供媒体に関し、特に、テレビ会議システ
ムに参加している参加者の向いている方向を検出し、そ
の検出された方向に従って、各会議室に設置されている
スピーカから出力される音量や、ディスプレイに表示さ
れる画像を制御することにより、自分に注目している他
の参加者を認識させるようにする情報処理装置および方
法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の会議室をネットワークを用いて接
続し、あたかも1つのテーブルを囲んで会議しているよ
うな遠隔会議システムが提案されている。このようなシ
ステムにおける各会議室には、自分(参加者Aと称す
る)以外の参加者の映像を映し出すディスプレイと、そ
のディスプレイに映し出されている参加者の発言を出力
するスピーカが備え付けられている。ディスプレイとス
ピーカは、参加者Aを除いた参加人数と同じ数だけ設置
される。
【0003】また、各会議室には、その会議室にいる参
加者を撮像するためのビデオカメラと、音声を取り込む
為のマイクロホンも備え付けられている。そのビデオカ
メラやマイクロホンは、各会議室に備え付けられている
ディスプレイの近傍(主に上部)に設置されている。ビ
デオカメラにより撮像された参加者Aの映像や、マイク
ロホンにより取り込まれた音声は、各会場に備え付けら
れた、参加者Aに対応するディスプレイとスピーカに出
力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した会議室の構成
において、複数の参加者が同時に発言したとき、その発
言は、それぞれの参加者に対応するスピーカから出力さ
れる。その結果、注目している参加者の発言を聞き取り
づらくなってしまう課題があった。
【0005】また、上述した会議室の構成では、ディス
プレイの映像は、差異なく表示されているので、自分の
発言に注目している参加者や、自分に対して話しかけて
いる参加者とを区別することができず、自分に注目して
いる参加者を認識することは困難であった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、参加者の向いている方向を検出し、その検
出された方向に従って、スピーカから出力される音量や
ディスプレイに表示される画像を制御することにより、
自分に注目している参加者を認識させるようにするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、被写体の角度を検出する検出手段と、検出手
段により検出された角度から、被写体が向いている方向
を判断する判断手段と、判断手段により、被写体が向い
ている方向と判断された方向に位置するスピーカから出
力される音またはディスプレイに映し出される映像のう
ち、少なくとも一方が、他のスピーカから出力される音
または他のディスプレイに映し出される映像よりも強調
されるように制御する制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0008】請求項7に記載の情報処理方法は、被写体
の角度を検出する検出ステップと、検出ステップで検出
された角度から、被写体が向いている方向を判断する判
断ステップと、判断ステップで、被写体が向いている方
向と判断された方向に位置するスピーカから出力される
音またはディスプレイに映し出される映像のうち、少な
くとも一方が、他のスピーカから出力される音または他
のディスプレイに映し出される映像よりも強調されるよ
うに制御する制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】請求項8に記載の提供媒体は、情報処理装
置に、被写体の角度を検出する検出ステップと、検出ス
テップで検出された角度から、被写体が向いている方向
を判断する判断ステップと、判断ステップで、被写体が
向いている方向と判断された方向に位置するスピーカか
ら出力される音またはディスプレイに映し出される映像
のうち、少なくとも一方が、他のスピーカから出力され
る音または他のディスプレイに映し出される映像よりも
強調されるように制御する制御ステップとを含む処理を
実行させるコンピュータが読みとり可能なプログラムを
提供することを特徴とする。
【0010】請求項9に記載の情報処理装置は、被写体
の画像を撮像する撮像手段と、被写体が発した音声を取
り込む取り込み手段と、被写体の角度を検出する検出手
段と、撮像手段により撮像された画像、取り込み手段に
より取り込まれた音声、および検出手段により検出され
た角度、それぞれのデータを他の情報処理装置に送信す
る送信手段と、他の情報処理装置から送信された画像デ
ータ、音声データ、および角度データを受信する受信手
段と、受信手段により受信された角度データにより、画
像データの解像度を落として表示するための制御、また
は音声データの音量レベルを大きくまたは小さくして出
力するための制御のうち、少なくとも一方を行う制御手
段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項10に記載の情報処理方法は、被写
体の画像を撮像する撮像ステップと、被写体が発した音
声を取り込む取り込みステップと、被写体の角度を検出
する検出ステップと、撮像ステップで撮像された画像、
取り込みステップで取り込まれた音声、および検出ステ
ップで検出された角度、それぞれのデータを他の情報処
理装置に送信する送信ステップと、他の情報処理装置か
ら送信された画像データ、音声データ、および角度デー
タを受信する受信ステップと、受信ステップで受信され
た角度データにより、画像データの解像度を落として表
示するための制御、または音声データの音量レベルを大
きくまたは小さくして出力するための制御のうち、少な
くとも一方を行う制御ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0012】請求項11に記載の提供媒体は、情報処理
装置に、被写体の画像を撮像する撮像ステップと、被写
体が発した音声を取り込む取り込みステップと、被写体
の角度を検出する検出ステップと、撮像ステップで撮像
された画像、取り込みステップで取り込まれた音声、お
よび検出ステップで検出された角度、それぞれのデータ
を他の情報処理装置に送信する送信ステップと、他の情
報処理装置から送信された画像データ、音声データ、お
よび角度データを受信する受信ステップと、受信ステッ
プで受信された角度データにより、画像データの解像度
を落として表示するための制御、または音声データの音
量レベルを大きくまたは小さくして出力するための制御
のうち、少なくとも一方を行う制御ステップとを含む処
理を実行させるコンピュータが読みとり可能なプログラ
ムを提供することを特徴とする。
【0013】請求項1に記載の情報処理装置、請求項7
に記載の情報処理方法、および請求項8に記載の提供媒
体においては、被写体の角度が検出され、検出された角
度から、被写体が向いている方向が判断され、被写体が
向いている方向と判断された方向に位置するスピーカか
ら出力される音またはディスプレイに映し出される映像
のうち、少なくとも一方が、他のスピーカから出力され
る音または他のディスプレイに映し出される映像よりも
強調されるように制御される。
【0014】請求項9に記載の情報処理装置、請求項1
0に記載の情報処理方法、および請求項11に記載の提
供媒体においては、被写体の画像が撮像され、被写体が
発した音声が取り込まれ、被写体の角度が検出され、撮
像された画像、取り込まれた音声、および検出された角
度、それぞれのデータが他の情報処理装置に送信され、
他の情報処理装置から送信された画像データ、音声デー
タ、および角度データが受信され、受信された角度デー
タにより、画像データの解像度を落として表示するため
の制御、または音声データの音量レベルを大きくまたは
小さくして出力するための制御のうち、少なくとも一方
が行なわれる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。また、従来の場合と対応す
る部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省
略する。
【0016】請求項1に記載の情報処理装置は、被写体
の角度を検出する検出手段(例えば、図6のステップS
2)と、検出手段により検出された角度から、被写体が
向いている方向を判断する判断手段(例えば、図6のス
テップS3,S5)と、判断手段により、被写体が向い
ていると方向と判断された方向に位置するスピーカから
出力される音またはディスプレイに映し出される映像の
うち、少なくとも一方が、他のスピーカから出力される
音または他のディスプレイに映し出される映像よりも強
調されるように制御する制御手段(例えば、図6のステ
ップS4,S6,S7)とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項9に記載の情報処理装置は、被写体
の画像を撮像する撮像手段(例えば、図9の正面ビデオ
カメラ31−21)と、被写体が発した音声を取り込む
取り込み手段(例えば、図9のマイクロホン32)と、
被写体の角度を検出する検出手段(例えば、図10のス
テップS22)と、撮像手段により撮像された画像、取
り込み手段により取り込まれた音声、および検出手段に
より検出された角度、それぞれのデータを他の情報処理
装置に送信する送信手段(例えば、図10のステップS
23)と、他の情報処理装置から送信された画像デー
タ、音声データ、および角度データを受信する受信手段
(例えば、図9の送受信装置42)と、受信手段により
受信された角度データにより、画像データの解像度を落
として表示するための制御、または音声データの音量レ
ベルを大きくまたは小さくして出力するための制御のう
ち、少なくとも一方を行う制御手段(例えば、図11の
ステップS33,S34)とを備えることを特徴とす
る。
【0018】図1は、本発明の情報処理装置を適用した
テレビ会議システムの構成を示している。なお、本明細
書において、システムとは、複数の装置で構成される全
体的な装置を表すものとする。図1に示されるように、
複数(この実施の形態の場合、4つ)の通信センタ1−
1乃至1ー4が、例えば、ISDN(Integrated ServiceDi
gital Network)などのネットワーク2を介して相互に
接続されている。また、各通信センタは、例えば、図2
に示すような1つの会議室を備えている。
【0019】図2に示す会議室においては、1つのテー
ブル10、1つの椅子及び3台のディスプレイ装置が設
けられている。例えば、通信センタ1−4の会議室にお
いては、図2に示される番号4の位置に椅子が配置され
ており、番号1乃至3の位置にディスプレイ装置が配置
されている。また、通信センタ1−3の会議室において
は、図2に示される番号3の位置に椅子が配置されてお
り、番号1,2、および4の位置にディスプレイ装置が
配置されている。また、通信センタ1−2の会議室にお
いては、図2に示される番号2の位置に椅子が配置され
ており、番号1,3、および4の位置にディスプレイ装
置が配置されている。さらに、通信センタ1−1の会議
室においては、図2に示される番号1の位置に椅子が配
置されており、番号2乃至4の位置にディスプレイ装置
が配置される。
【0020】また、通信センタ1−4の会議室に配置さ
れたディスプレイ装置において、図2に示される番号1
の位置に配置されたディスプレイ装置には、通信センタ
1−1の参加者を撮影した画像が表示され、番号2の位
置に配置されたディスプレイ装置には、通信センタ1−
2の参加者を撮影した画像が表示され、番号3の位置に
配置されたディスプレイ装置には、通信センタ1−3の
参加者を撮影した画像が表示されるようになされてい
る。他の通信センタも同様に、参加者が座る椅子以外の
位置に配置されたディスプレイ装置には、対応する通信
センタの参加者を撮影した映像が表示されることにな
る。
【0021】このように、それぞれの通信センタの会議
室には、その通信センタの特定の位置に参加者が座るた
めの椅子が配置されており、その他は、他の通信センタ
の参加者を表示するディスプレイ装置が配置されること
になる。したがって、このように、会議室を構成するこ
とにより、どの通信センタの会議室においても、参加者
の配置が同一の位置となる。すなわち、あたかも、テー
ブル10を中心にして、4人の参加者が、実際に特定の
位置に配置されたような状態となる。ただし、各通信セ
ンタの会議室において、実在する参加者自身以外は、全
てディスプレイ表示による参加者になるが、どの会議室
においても、同様の会議状態が実現されていることにな
る。
【0022】次に、各通信センタの詳細について、図3
を用いて説明する。なお、各通信センタとも、ディスプ
レイ装置の配置状態は多少異なるが、ほぼ同一の構成で
あるため、ここでは、通信センタ1−4についてのみ説
明し、他の通信センタ1−1乃至1−3の説明は省略す
る。
【0023】まず、通信センタ1−4の会議室には、図
2に示したように、番号4の位置に椅子が配置されてお
り、番号1乃至3の位置にディスプレイ装置がそれぞれ
配置されている。従って、図3に示される参加者24
は、図2の番号4の位置に配置されている椅子に座るこ
とになる。また、各ディスプレイ装置21乃至23に
は、参加者24の映像を取り込むために、参加者24の
左側に設置されている左側面ビデオカメラ31−22、
参加者24の正面に設置されている正面ビデオカメラ3
1−21、および参加者24の右側に設置されている右
側面ビデオカメラ31−23が設けられている。さら
に、その参加者24の発言を取り込むマイクロホン32
−21乃至32−23(以下、マイクロホン32−21
乃至32−23を個々に区別する必要がない場合、単に
マイクロホン32と記述する。その他の装置に付いても
同様に記述する)、他の通信センタからそれぞれ供給さ
れる音声を出力するスピーカ部33−21乃至33−2
3、およびその音声に対応する画像を表示するディスプ
レイ部34−21乃至34−23が設けられている。
【0024】スピーカ部33−21乃至33−23とデ
ィスプレイ部34−21乃至34−23は、通信センタ
1−1乃至1−3から送信されてきた画像とその画像に
対応する音声をそれぞれ出力するようになされている。
すなわち、例えば、ディスプレイ装置21のディスプレ
イ部34−21には、通信センタ1−1の参加者の画像
が表示され、スピーカ部33−21からは、その参加者
の発言が出力されるようになされている。また、ディス
プレイ装置22のディスプレイ部34−22には、通信
センタ1−2の参加者の画像が表示され、スピーカ部3
3−22からは、その参加者の発言が出力されるように
なされている。さらに、ディスプレイ装置23のディス
プレイ部34−23には、通信センタ1−3の参加者の
画像が表示され、スピーカ部33−23からは、その参
加者の発言が出力されるようになされている。
【0025】また、ディスプレイ装置21に配置されて
いる正面ビデオカメラ31−21は、通信センタ1−4
の参加者24を撮影し、マイクロホン32−21は、そ
の参加者24の発言を取り込み、その参加者24の画像
と発言が、通信センタ1−1に供給される。また、ディ
スプレイ装置22に設置されている左側面ビデオカメラ
31−22は、通信センタ1−4の参加者24を撮影
し、マイクロホン32−22は、その参加者24の発言
を取り込み、その参加者24の画像と発言が、通信セン
タ1−2に供給される。さらに、ディスプレイ装置23
に設置されているビデオカメラ31−23は、通信セン
タ1−4の参加者24を撮影し、マイクロホン32−2
3は、その参加者24の発言を取り込み、その参加者2
4の画像と発言が、通信センタ1−3に供給される。
【0026】そして、図3に示すように、ディスプレイ
装置21乃至23は、参加者24が各ディスプレイ装置
21乃至23のディスプレイ部34−21乃至34−2
3を見ることができるように、図2に示された所定の位
置に配置されている。
【0027】このような構成をもつ会議室において、参
加者24が注目している参加者を検出し、その参加者に
対応するディスプレイ装置21乃至23のスピーカ部3
3から出力される発言、または、ディスプレイ部34に
映し出される映像を強調する方法について説明する。ま
ず、発言を強調する場合を説明する。
【0028】図4は、参加者24が注目している参加者
を判断し、換言すれば、見ているディスプレイ装置21
乃至23を判断し、その参加者の発言を強調するための
処理を行うのに必要な装置を示したブロック図である。
参加者24は、例えば頭部に、参加者24の向いている
方向(角度)を検出するための角度検出装置41を装着
する。この角度検出装置41は、例えば、磁気センサ、
ジャイロ、角速度センサなどから構成され、参加者24
の水平方向の顔の向きを検出する。
【0029】演算装置42は、スピーカ部33−21乃
至33−23と、それぞれ接続されており、角度検出装
置41により検出された参加者24の顔の向きを基に、
送受信装置43により受信された音声データが、各スピ
ーカ部33から出力される際の音量を制御するようにな
されている。具体的には、参加者24が向いていると判
断されたスピーカ部33の音量を、他のスピーカ部33
よりも大きくする、または逆に、他のスピーカ部33の
音量を参加者24が向いていると判断されたスピーカ部
33の音量よりも小さくする。または、周波数を変化す
ることにより、参加者24の顔の向きに応じて聞こえる
音質を変化させるようにしても良い。すなわち、正面か
ら聞こえてくる音以外の音は、壁などに反射した後に聞
こえてくる音であるから、その壁の質にもよるが、一般
的には、高い帯域の音声信号は減衰して聞こえる。この
ことを考慮し、参加者24が向いている方に存在するス
ピーカ部33以外のスピーカ部33から出力される音
は、高い帯域の音声信号が減衰された音として出力され
るようにしても良い。。
【0030】ここでは、参加者24が向いていると判断
されたスピーカ部33の音量を大きくすることにより、
他のスピーカ部33から出力される音と区別が付くよう
にする場合を例に挙げて説明する。
【0031】ここで、正面ビデオカメラ31−21、左
側面ビデオカメラ31−22、および右側面ビデオカメ
ラ31−23の配置について、図5を参照して説明す
る。角度dI1,dI2,dI3は、それぞれ正面ビデオ
カメラ31−21、左側面ビデオカメラ31−22、右
側面ビデオカメラ31−23の角度を表している。ここ
では、正面ビデオカメラ31−21の角度dI1を0度
とする。そして、左側面ビデオカメラ31−22と、正
面ビデオカメラ31−21との角度dI2をマイナス4
5度とし、ビデオカメラ31−23と、正面ビデオカメ
ラ31−21との角度dI3を45度とする。そして、
角度検出装置41で検出される参加者24の角度dI1
に対しての角度を、角度d(−45度乃至45度)とす
る。
【0032】角度Th2と角度Th3は、それぞれ、角度
dI1となす所定の大きさの角度である。この角度は、
参加者24が、どのビデオカメラ31に向いているのか
を決定する際の閾値として用いられる。
【0033】図6は、演算装置42の動作を説明するフ
ローチャートである。ステップS1において、ユーザ
は、正面ビデオカメラ31−21に向かって座り、その
時の角度検出装置41で検出された角度を、演算装置4
2は、初期値0度(角度dI1)として設定する。初期
値が設定されたら、ステップS2に進み、角度検出装置
41での、参加者24の顔の向きの検出が開始される。
【0034】ステップS3において、演算装置42は、
角度検出装置41で検出された角度dが閾値である角度
Th2よりも小さいか否かが判断される。角度dが角度
Th2よりも小さいと判断された場合、参加者24は、
左側面ビデオカメラ31−22の方に向いていると判断
され、ステップS4において、演算装置42は、スピー
カ部33−22から出力される音量を、スピーカ部33
−21とスピーカ部33−23よりも大きな音量で出力
されるように制御する。
【0035】一方、ステップS3において、角度dが角
度Th2と等しいか、それよりも大きいと判断された場
合、ステップS5に進み、角度dが角度Th3よりも大
きいか否かが判断される。角度dが角度Th3よりも大
きいと判断された場合、参加者24は、右側面ビデオカ
メラ31−23の方に向いていると判断され、ステップ
S6において、演算装置42は、スピーカ部33−23
から出力される音量を、スピーカ部33−21とスピー
カ部33−22よりも大きな音量で出力されるように制
御する。
【0036】ステップS5において、角度dが角度Th
3と等しいか、それよりも小さいと判断された場合、換
言すれば、角度dが、角度Th2≦角度d≦角度Th3
関係にあると判断された場合、参加者24は、正面ビデ
オカメラ31−21の方に向いていると判断され、ステ
ップS7において、演算装置42は、スピーカ部33−
21から出力される音量を、スピーカ部33−22とス
ピーカ部33−23よりも大きな音量で出力されるよう
に制御する。
【0037】ステップS2乃至ステップS7の処理が、
会議中繰り返されることにより、スピーカ部33から出
力される音量が、参加者24の向いている方向に対応し
て制御される。このフローチャートの処理は、会議が終
了した時点で、割り込み処理として終了される。
【0038】図7は、角度検出装置42により検出され
た参加者24の顔の向きにより、ディスプレイ部34に
映し出される映像を制御する場合の構成例を示すブロッ
ク図である。この構成においては、送受信装置43で受
信された画像データが、演算装置42を介して、それぞ
れ対応するディスプレイ部34−21乃至34−23に
供給される。
【0039】図7に示した演算装置42の動作につい
て、図8のフローチャートを参照して説明するが、ステ
ップS11乃至S13、およびステップS15の処理
は、図6のステップS1乃至S3、およびステップS5
の処理と同様の処理なので、その説明は省略する。
【0040】ステップS13において、角度Th2より
も角度dの方が小さいと判断された場合、換言すれば、
ディスプレイ部34−22に映し出されている参加者の
方を向いていると判断された場合、ステップS14に進
む。ステップS14において、演算装置42は、ディス
プレイ部34−22に映し出された映像が、他のディス
プレイ部34−21とディスプレイ部34−23に映し
出されている映像よりも強調されるように制御する。具
体的には、ディスプレイ部34−21とディスプレイ部
34−23に映し出される映像の輝度を下げる、解像度
を下げるなどの処理が行われる。
【0041】ステップS15において、角度Th3より
も角度dの方が大きいと判断された場合、換言すれば、
ディスプレイ部34−23に映し出されている参加者の
方を向いていると判断された場合、ステップS16に進
み、ディスプレイ部34−23に映し出された映像が、
他のディスプレイ部34−21とディスプレイ部34−
22に映し出されている映像よりも強調されるように制
御される。また、ステップS15において、角度Th3
よりも角度dの方が小さいと判断された場合、換言すれ
ば、ディスプレイ部34−21の方を向いていると判断
された場合、ステップS17に進み、ディスプレイ部3
4−21に映し出された映像が、他のディスプレイ部3
4−22とディスプレイ部34−23に映し出されてい
る映像よりも強調されるように制御される。
【0042】上述した説明においては、音声または映像
のうち、一方を制御するようにしたが、両方とも制御す
るようにしてもよい。また、上述した説明では、参加者
24の会議室に備え付けられているスピーカ部33やデ
ィスプレイ部34を制御するようにしたが、換言すれ
ば、送受信装置43で受信されたデータを制御していた
が、送信するデータを制御することにより同様の効果を
得ることも可能である。以下に、送信するデータを制御
する場合を、図9を参照して説明する。
【0043】図9においては、演算装置42に正面ビデ
オカメラ31−21、左側面ビデオカメラ31−22、
右側面ビデオカメラ31−23、およびマイクロホン3
2が接続されている。マイクロホン32は、図3におい
ては、ディスプレイ装置21乃至23毎に設置されてい
たが、以下の実施の形態においては、1本のマイクロホ
ン32が、参加者24の前に設置されているとして説明
する。また、マイクロホン32は、参加者24の耳から
装着できるタイプにすると、参加者24とマイクロホン
32が常に一定の位置関係に保てるので、マイクロホン
32を机の上などに固定しておくよりも良い。さらに、
そのようなマイクロホン32を用いる場合、そのマイク
ロホン32の一部に、例えば、耳にかける枝の部分に角
度検出装置41を装着することにより、頭上に付けるよ
りも目立たずに、角度を検出することが可能となる。
【0044】図9に示した演算装置42の動作につい
て、図10のフローチャートを参照して説明する。ステ
ップS21において、図6のステップS1で説明した場
合と同様に、角度検出装置41の初期化が行われる。ス
テップS22において、初期化された角度を基準に、角
度検出装置41により角度検出が開始される。そして、
ステップS23において、検出された角度は、演算装置
42により、各ビデオカメラ31で撮像された画像と、
マイクロホン32で取り込まれた音声とともに、送受信
装置43に出力され、対応する会議室(通信センタ1−
1乃至1−3)に送信される。
【0045】図11のフローチャートを参照して、演算
装置42が、他の通信センタから送信されたデータを受
信した際の動作を説明する。ステップS31において、
送受信装置43で受信されたデータは、通信センタ1−
1から送信されたデータであるか否かが判断される。通
信センタ1−1から送信されたデータであると判断され
た場合、ステップS32に進む。ステップS32におい
て、受信された角度情報の角度dが、角度Th2以上、
角度Th3以下であるか否かが判断される。角度dが角
度Th2≦角度d≦角度Th3の関係にあると判断された
場合、換言すれば、通信センタ1−1の参加者が参加者
24が映し出されているディスプレイ装置の方を向いて
いると判断された場合、ステップS33に進み、演算装
置42は、受信された画像データを、ディスプレイ部3
4−21に、解像度等に処理を加えないで出力する。
【0046】一方、ステップS32において、角度Th
2≦角度d≦角度Th3の関係ではないと判断された場
合、ステップS34に進む。ステップS34において、
演算装置42は、受信された画像データを、解像度が落
とされて表示されるように処理し、ディスプレイ部34
−21に出力する。
【0047】ステップS31において、受信されたデー
タが通信センタ1−1から送信されたデータではないと
判断された場合、ステップS35に進み、通信センタ1
−2から送信されたデータであるか否かが判断される。
受信されたデータが通信センタ1−2から送信されたデ
ータであると判断された場合、ステップS36に進む。
ステップS36において、受信された角度情報の角度d
が、角度d>角度Th3の関係にあるか否かが判断され
る。角度dが、角度d>角度Th3の関係にあると判断
された場合、換言すれば、通信センタ1−2の参加者が
参加者24が映し出されているディスプレイ装置の方を
向いていると判断された場合、ステップS33に進み、
演算装置42は、受信された画像データを、ディスプレ
イ部34−22に、解像度等に処理を加えないで出力す
る。
【0048】一方、ステップS36において、角度d>
角度Th3の関係ではないと判断された場合、ステップ
S34に進む。ステップS34において、演算装置42
は、受信された画像データを、解像度が落とされて表示
されるように処理し、ディスプレイ部34−22に出力
する。
【0049】ステップS35において、受信されたデー
タが通信センタ1−2から送信されたデータではないと
判断された場合、ステップS37に進み、通信センタ1
−3から送信されたデータであるか否かが判断される。
受信されたデータが通信センタ1−3から送信されたデ
ータであると判断された場合、ステップS38に進む。
ステップS38において、受信された角度情報の角度d
が、角度d<角度Th2の関係にあるか否かが判断され
る。角度dが、角度d<角度Th2の関係にあると判断
された場合、換言すれば、通信センタ1−3の参加者が
参加者24が映し出されているディスプレイ装置の方を
向いていると判断された場合、ステップS33に進み、
演算装置42は、受信された画像データを、ディスプレ
イ部34−23に、解像度等に処理を加えないで出力す
る。
【0050】一方、ステップS38において、角度d<
角度Th2の関係ではないと判断された場合、ステップ
S34に進む。ステップS34において、演算装置42
は、受信された画像データを、解像度が落とされて表示
されるように処理し、ディスプレイ部34−23に出力
する。
【0051】ステップS37において、受信されたデー
タが通信センタ1−3から送信されたデータではないと
判断された場合、ステップS39に進む。ステップS3
9に進むということは、通信センタ1−1乃至1−3の
うちの、いずれの通信センタからも送信されたデータで
はないと判断された場合であるので、エラーが生じたと
判断され、エラー処理が行われる。エラー処理として
は、例えば、受信されたデータを破棄するなどである。
【0052】上述した説明においては、ディスプレイ部
34に映し出される画像が制御されるようにしたが、ス
ピーカ部33から出力される音声を制御するようにして
もよい。
【0053】このようにして、参加者が注目しているデ
ィスプレイ装置の情報(角度情報)とともに、画像デー
タと音声データを送受信することにより、自分に注目し
ている参加者を認識する事が可能となる。
【0054】図12は、図9で示した演算装置42の他
の動作を説明するフローチャートである。このフローチ
ャートにおいて、図6のフローチャートと同様の処理
は、その説明を省略する。
【0055】ステップS41とステップS42の処理が
終了され、ステップS43において、演算装置42が角
度Th2が角度dよりも小さいと判断された場合、ステ
ップS44に進む。角度Th2が角度dよりも小さいと
判断された場合、参加者24は、左側面ビデオカメラ3
1−22の方に向いていると判断されたことになるの
で、演算装置42は、ステップS44において、正面ビ
デオカメラ31−21と右側面ビデオカメラ31−23
から出力された画像データの、輝度を小さくする、また
は解像度を落とすなどの処理を施して、送受信装置43
に出力する。この際、演算装置42は、マイクロホン3
2から出力されたデータを、正面ビデオカメラ31−2
1と右側面ビデオカメラ31−23から出力されたデー
タと共に送るとき、その音声データは、音量が小さくな
るように制御し、送受信装置32に出力するようにして
も良い。
【0056】ステップS45において、角度Th3が角
度dよりも小さいと判断された場合、ステップS46に
進む。ステップS46において、正面ビデオカメラ31
−21と左側面ビデオカメラ31−22から出力される
データが制御され、送受信装置43に出力される。
【0057】ステップS45において、角度Th3が角
度dと等しいか、それよりも大きいと判断された場合、
ステップS47に進む。ステップS47において、左側
面ビデオカメラ31−21と右側面ビデオカメラ31−
23から出力されるデータが制御され、送受信装置43
に出力される。
【0058】このようにして、制御され、送受信装置4
3に出力されたデータは、ステップS48において、そ
れぞれ対応する通信センタ1−1乃至1−3に送信され
る。
【0059】このように、送信されるデータを制御する
ことにより、送信されるデータ量を減少させることがで
き、さらに、受信されたデータを再生することにより、
臨場感があるテレビ会議を行うことが可能となる。
【0060】上述した説明においては、参加者24の顔
の向きを検出するのに、角度検出装置41を用いたが、
予め、参加者24の顔の画像と角度を関連付けて記憶し
ておくことにより、同様の効果を得ることができる。図
13に示した構成例では、記憶部51が新たに設けら
れ、演算装置42には、正面ビデオカメラ31−21、
送受信装置43、および記憶部51が接続されている。
【0061】参加者24は、正面ビデオカメラ31−2
1の前に座り、一定角度毎に、一時静止し、その時の画
像を正面ビデオカメラ31−21に撮像させる。撮像さ
れた画像は、撮像された時の角度と関係づけられて、演
算装置42を介して、記憶部51に記憶される。このよ
うにして、記憶部51には、一定の角度毎に得られた参
加者24の顔の画像が記憶される。
【0062】このような構成において、得られた角度か
らスピーカ部33から出力される音量を制御する場合
は、図4を参照して説明したのと同様に、演算装置42
にスピーカ部33−21乃至33−23が接続される。
また、得られた角度からディスプレイ部34の映像を制
御する場合は、図7を参照して説明したのと同様に、演
算装置42にディスプレイ部34−21乃至34−23
が接続される。さらに、得られた角度から送信する画像
データや音声データを制御する場合は、図9を参照して
説明したのと同様に、演算装置42に正面ビデオカメラ
31−21の他に、左側面ビデオカメラ31−22と右
側面ビデオカメラ31−23も接続され、さらにマイク
ロホン32も接続される。
【0063】図14のフローチャートを参照して、演算
装置42の動作について説明する。ステップS51にお
いて、演算装置42は、正面ビデオカメラ31−21か
ら得られた参加者24の顔の画像を、角度と関連付けて
記憶部51に記憶させる。所定の枚数の画像が記憶され
たら、ステップS52に進む。ステップS52におい
て、参加者24の顔が向いている方向を判断するため
に、まず、参加者24の顔の画像が、正面ビデオカメラ
31−21により撮像される。
【0064】演算装置42は、記憶部51に記憶されて
いる画像から、撮像された画像に近似する画像を検索す
る。その検索の仕方としては、例えば、正規化相関関数
が用いられる。その正規化相関関数を以下に示す。
【数1】 この式において、Rは、ステップS51において、記憶
部51に記憶されたリファレンス画像の画素値を示し、
CはステップS52において、正面ビデオカメラ31−
21により撮像された画像の画素値を示し、アルファベ
ットの添字は、その画像の画素値の位置を示し、アルフ
ァベット上部の横線は、その画像の画素値の平均値を示
す。
【0065】式(1)により求められた値が、1に近け
れば近いほど、相関が高い画像であることを示してい
る。また、式(1)のように、画像毎の画素値の平均値
を基準値として相関度を求めてもよいし、次式(2)に
示すように、画像毎の画素値の平均値を用いない式によ
り相関度を求めるようにしてもよい。
【数2】
【0066】ステップS53において、式(1)または
式(2)により、記憶部51に記憶されている画像と近
似する画像(相関度が高い画像)が検索されたら、ステ
ップS54において、その画像に関連付けられている角
度情報が取得される。上述したように、記憶部51に記
憶されている基準画像は、角度情報と関連づけられて記
憶されているので、相関度が高いと判断された基準画像
と関連付けられている角度を検索することにより、角度
情報が得られる
【0067】演算装置42は、取得された角度情報を用
いて、例えば、図4に示したように、スピーカ部33を
制御するようになされている場合、図6のステップS3
以降の処理を行う。同様に、図7に示したように、ディ
スプレイ部34を制御するようにされている場合、図8
のステップS13以降の処理を行う。
【0068】このように、参加者24が演算装置41を
装着しなくても、角度情報を予め記憶された画像との相
関度を算出することにより求めることが可能である。
【0069】なお、上述した実施の形態においては、水
平方向の向きのみを検出の対象としたが、垂直方向の向
きも検出するようにしても良い。垂直方向の向きも検出
する場合、例えば、参加者24が所定の角度以上、下ま
たは上を向いているとき、水平方向に顔を動かしたとし
ても、その角度の検出は行わず、換言すると、音量や映
像の制御を行わず、送受信装置43で送信するデータ、
または受信したデータをそのまま送受信する。このよう
にすることで、例えば、参加者24が書類を見るために
下を向いているときに、顔を左右に動かしたとしても、
音声や映像が変化することがないので、注目していない
のに音声や映像が変化するといった不都合を解消するこ
とができる。
【0070】本明細書中において、上記処理を実行する
コンピュータプログラムをユーザに提供する提供媒体に
は、磁気ディスク、CD-ROMなどの情報記録媒体の他、イ
ンターネット、デジタル衛星などのネットワークによる
伝送媒体も含まれる。
【0071】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の情報処理
装置、請求項7に記載の情報処理方法、および請求項8
に記載の提供媒体によれば、被写体の角度を検出し、検
出された角度から、被写体が向いている方向を判断し、
被写体が向いていると方向と判断された方向に位置する
スピーカから出力される音またはディスプレイに映し出
される映像のうち、少なくとも一方が、他のスピーカか
ら出力される音または他のディスプレイに映し出される
映像よりも強調されるように制御するようにしたので、
臨場感があるテレビ会議などを提供する事が可能とな
る。
【0072】請求項9に記載の情報処理装置、請求項1
0に記載の情報処理方法、および請求項11に記載の提
供媒体によれば、被写体の画像を撮像し、被写体が発し
た音声を取り込み、被写体の角度を検出し、撮像された
画像、取り込まれた音声、および検出された角度、それ
ぞれのデータを他の情報処理装置に送信し、他の情報処
理装置から送信された画像データ、音声データ、および
角度データを受信し、受信された角度データにより、画
像データの解像度を落として表示するための制御、また
は音声データの音量レベルを大きくまたは小さくして出
力するための制御のうち、少なくとも一方を行うように
したので、臨場感があるテレビ会議などを提供する事が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置を適用したテレビ会議シ
ステムの構成例を示す図である。
【図2】テレビ会議システムにおける各通信センタの会
議室の状態を示す図である。
【図3】図1における通信センタにおけるディスプレイ
装置の配置状態を示す図である。
【図4】参加者の向きを検出する装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】ビデオカメラの配置を説明する図である。
【図6】図4に示した演算装置の動作を説明するフロー
チャートである。
【図7】参加者の向きを検出する装置の他の構成を示す
ブロック図である。
【図8】図7に示した演算装置の動作を説明するフロー
チャートである。
【図9】参加者の向きを検出する装置のさらに他の構成
を示すブロック図である。
【図10】図9に示した演算装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図11】図9の送受信装置から送信された情報を受信
した演算装置の動作を説明するフローチャートである。
【図12】図9に示した演算装置の他の動作を説明する
フローチャートである。
【図13】参加者の向きを検出する装置のさらに他の構
成を示すブロック図である。
【図14】図13に示した演算装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1−1乃至1−6 通信センタ, 2 ネットワーク,
21−23 ディスプレイ装置, 35−21 正面
ビデオカメラ, 35−22 左側面ビデオカメラ,
35−23 右側面ビデオカメラ, 36−21乃至3
6−23 マイクロホン, 37−21乃至37−23
ディスプレイ部, 38−21乃至38−23 スピ
ーカ部, 41 角度検出装置, 42 演算装置,
43 送受信装置, 51 記憶部
フロントページの続き (72)発明者 石橋 淳一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C064 AA02 AC08 AC09 AC13 AC22 AD07 AD08 AD09 5D020 AC00 5D062 AA61 CC02 CC12 5K015 JA01 JA11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ隣り合う他のディスプレイと所
    定の角度を有して設置されている複数のディスプレイ
    と、それぞれのディスプレイと隣接して設置されている
    スピーカとのうち、少なくとも一方が接続されている情
    報処理装置において、 被写体の角度を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された角度から、前記被写体が
    向いている方向を判断する判断手段と、 前記判断手段により、前記被写体が向いている方向と判
    断された方向に位置するスピーカから出力される音また
    はディスプレイに映し出される映像のうち、少なくとも
    一方が、他のスピーカから出力される音または他のディ
    スプレイに映し出される映像よりも強調されるように制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、磁気センサ、ジャイ
    ロ、または角速度センサのいずれかであることを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記被写体の画像を撮像する撮像手段
    と、 前記撮像手段により、前記被写体の所定の角度毎に撮像
    された画像を記憶する記憶手段とをさらに備え、 前記検出手段は、前記記憶手段により記憶されている画
    像から、前記撮像手段により撮像された画像に近似して
    いる画像を検出することにより、前記被写体の角度を検
    出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記被写体が向いてい
    る方向と判断された方向に位置するスピーカから出力さ
    れる音の音量が、前記他のスピーカから出力される音の
    音量よりも相対的に大きいレベルで出力されるように制
    御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記他のスピーカから
    出力される音の周波数を変化させることにより、前記被
    写体が向いている方向と判断された方向に位置するスピ
    ーカから出力される音が強調されるように制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記他のディスプレイ
    に映し出される映像の解像度を落とすことにより、前記
    被写体が向いている方向と判断された方向に位置するデ
    ィスプレイに映し出される映像が強調されるように制御
    することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 それぞれ隣り合う他のディスプレイと所
    定の角度を有して設置されている複数のディスプレイ
    と、それぞれのディスプレイと隣接して設置されている
    スピーカとのうち、少なくとも一方が接続されている情
    報処理装置の情報処理方法において、 被写体の角度を検出する検出ステップと、 前記検出ステップで検出された角度から、前記被写体が
    向いている方向を判断する判断ステップと、 前記判断ステップで、前記被写体が向いている方向と判
    断された方向に位置するスピーカから出力される音また
    はディスプレイに映し出される映像のうち、少なくとも
    一方が、他のスピーカから出力される音または他のディ
    スプレイに映し出される映像よりも強調されるように制
    御する制御ステップとを含むことを特徴とする情報処理
    方法。
  8. 【請求項8】 それぞれ隣り合う他のディスプレイと所
    定の角度を有して設置されている複数のディスプレイ
    と、それぞれのディスプレイと隣接して設置されている
    スピーカとのうち、少なくとも一方が接続されている情
    報処理装置に、 被写体の角度を検出する検出ステップと、 前記検出ステップで検出された角度から、前記被写体が
    向いている方向を判断する判断ステップと、 前記判断ステップで、前記被写体が向いている方向と判
    断された方向に位置するスピーカから出力される音また
    はディスプレイに映し出される映像のうち、少なくとも
    一方が、他のスピーカから出力される音または他のディ
    スプレイに映し出される映像よりも強調されるように制
    御する制御ステップとを含む処理を実行させるコンピュ
    ータが読みとり可能なプログラムを提供することを特徴
    とする提供媒体。
  9. 【請求項9】 他の情報処理装置とネットワークを介し
    てデータの授受を行う情報処理装置において、 被写体の画像を撮像する撮像手段と、 前記被写体が発した音声を取り込む取り込み手段と、 前記被写体の角度を検出する検出手段と、 前記撮像手段により撮像された画像、前記取り込み手段
    により取り込まれた音声、および前記検出手段により検
    出された角度、それぞれのデータを前記他の情報処理装
    置に送信する送信手段と、 前記他の情報処理装置から送信された画像データ、音声
    データ、および角度データを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された角度データにより、前記
    画像データの解像度を落として表示するための制御、ま
    たは前記音声データの音量レベルを大きくまたは小さく
    して出力するための制御のうち、少なくとも一方を行う
    制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 他の情報処理装置とネットワークを介
    してデータの授受を行う情報処理装置の情報処理方法に
    おいて、 被写体の画像を撮像する撮像ステップと、 前記被写体が発した音声を取り込む取り込みステップ
    と、 前記被写体の角度を検出する検出ステップと、 前記撮像ステップで撮像された画像、前記取り込みステ
    ップで取り込まれた音声、および前記検出ステップで検
    出された角度、それぞれのデータを前記他の情報処理装
    置に送信する送信ステップと、 前記他の情報処理装置から送信された画像データ、音声
    データ、および角度データを受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信された角度データにより、前記
    画像データの解像度を落として表示するための制御、ま
    たは前記音声データの音量レベルを大きくまたは小さく
    して出力するための制御のうち、少なくとも一方を行う
    制御ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. 【請求項11】 他の情報処理装置とネットワークを介
    してデータの授受を行う情報処理装置に、 被写体の画像を撮像する撮像ステップと、 前記被写体が発した音声を取り込む取り込みステップ
    と、 前記被写体の角度を検出する検出ステップと、 前記撮像ステップで撮像された画像、前記取り込みステ
    ップで取り込まれた音声、および前記検出ステップで検
    出された角度、それぞれのデータを前記他の情報処理装
    置に送信する送信ステップと、 前記他の情報処理装置から送信された画像データ、音声
    データ、および角度データを受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信された角度データにより、前記
    画像データの解像度を落として表示するための制御、ま
    たは前記音声データの音量レベルを大きくまたは小さく
    して出力するための制御のうち、少なくとも一方を行う
    制御ステップとを含む処理を実行させるコンピュータが
    読みとり可能なプログラムを提供することを特徴とする
    提供媒体。
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