JP2000138808A - 画像形成装置、画像データ管理方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像データ管理方法および記憶媒体

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JP2000138808A
JP2000138808A JP10324387A JP32438798A JP2000138808A JP 2000138808 A JP2000138808 A JP 2000138808A JP 10324387 A JP10324387 A JP 10324387A JP 32438798 A JP32438798 A JP 32438798A JP 2000138808 A JP2000138808 A JP 2000138808A
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Masahiro Serizawa
雅弘 芹澤
Rieko Akiba
理恵子 秋庭
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量のハードディスクを効率よく使用する
ことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像データ管理部122は、画像データ
の登録の際、本体制御部100よりジョブ登録要求を受
ける。ジョブ登録要求には、ジョブの種類(ジョブの終
了後および電源OFFにより無効となるジョブ、使用者
の削除操作により無効となるジョブ、画像データの登録
後から一定時間経過後に無効となるジョブ)などの情報
が含まれる。ジョブが登録後から一定時間経過した後に
無効となるジョブであると判断した場合、ジョブの登録
時刻と無効となるまでの時間とから演算したジョブの削
除時間を設定する。そして、画像データを削除する際、
画像データ管理部122は現在時刻の監視を行い、ジョ
ブの削除時間に達したジョブがあった場合、そのジョブ
の削除を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、装置本体
内のページメモリとは別に大容量の2次記憶装置を持っ
たデジタル複写機などの画像形成装置、画像データ管理
方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント用の画像メモリ(1次画
像メモリ)とは別に、大容量メモリを搭載し、これを画
像蓄積用の2次画像メモリとして使用する画像形成装置
が知られている。
【0003】この種の画像形成装置では、複数枚の原稿
を複数部コピーする場合、原稿画像を一通り読み込んで
順次、2次画像メモリに蓄えておくことにより、2部目
以降は2次メモリから1次メモリに画像データを読み出
してプリントすることにより、2部目以降の原稿読み取
りが不要となり、原稿交換がないことによるタイムロス
の減少と、原稿交換がないことによる原稿の傷みの軽減
が図られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今の
デバイス技術の進歩により、特にハードディスク、さら
に特定すると、画像形成装置の2次記憶装置として使用
可能であるような高速の応答性を持ったハードディスク
では、その更なる大容量化がめざましく、従来のように
ハードディスクを一時的な大容量のサイズの画像メモリ
としてだけ扱う場合、ハードディスクは使い切れないほ
どの記憶容量を持つようになってきた。
【0005】そこで、本発明は、大容量のハードディス
クを効率よく使用することができ、画像形成装置に保存
した画像データを一定期間、何回でもいつでも取り出せ
ることができ、一時的な文書保管箱のように、より多様
な機能を使用者に提供できる画像形成装置、画像データ
管理方法および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の画像形成装置は、記憶手
段に展開された画像データの画像形成を行う画像形成装
置において、前記記憶手段に展開された画像データ、お
よび該画像データに関する画像管理情報を記憶する二次
記憶手段と、該二次記憶手段を制御し、前記画像データ
を複数の種類に分けて管理する管理手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0007】請求項2に記載の画像形成装置では、請求
項1に係る画像形成装置において、前記管理手段は、ジ
ョブの終了後および電源オフにより無効となる画像デー
タと、使用者の削除操作により無効となる画像データ
と、登録後から一定時間経過後に無効となる画像データ
との3つの種類に前記画像データを分けて管理し、前記
登録後から一定時間経過後に無効となる画像データの種
類に分けられた画像データを、登録後から一定時間経過
後に削除することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の画像形成装置では、請求
項2に係る画像形成装置において、前記管理手段は、前
記登録後から一定時間経過後に無効となる画像データの
種類に対して複数の管理単位を設け、該管理単位毎に前
記画像データが無効となるまでの一定時間を設定自在と
したことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の画像形成装置では、請求
項2に係る画像形成装置において、前記管理手段は、前
記登録後から一定時間経過後に無効となる画像データの
種類に分けられた画像データに対し、使用者の削除操作
があった場合、該画像データを無効とすることを特徴と
する。
【0010】請求項5に記載の画像形成装置では、請求
項1に係る画像形成装置において、前記二次記憶手段は
装置本体に取り外し自在に設けられたハードディスクで
あることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の画像データ管理方法は、
メモリに展開された画像データの画像形成を行う際に該
画像データを管理する画像データ管理方法において、前
記メモリに展開された画像データ、および該画像データ
に関する画像管理情報を二次記憶装置に記憶する工程
と、該二次記憶装置を制御し、前記画像データを複数の
種類に分けて管理する工程とを有することを特徴とす
る。
【0012】請求項7に記載の画像データ管理方法は、
請求項6に係る画像データ管理方法において、前記管理
する工程では、ジョブの終了後および電源オフにより無
効となる画像データと、使用者の削除操作により無効と
なる画像データと、登録後から一定時間経過後に無効と
なる画像データとの3つの種類に前記画像データを分け
て管理し、前記登録後から一定時間経過後に無効となる
画像データの種類に分けられた画像データを、登録後か
ら一定時間経過後に削除することを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の画像データ管理方法は、
請求項7に係る画像データ管理方法において、前記登録
後から一定時間経過後に無効となる画像データの種類に
対して複数の管理単位を設けておき、該管理単位毎に前
記画像データが無効となるまでの一定時間を設定自在と
したことを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の画像データ管理方法は、
請求項7に係る画像データ管理方法において、前記管理
する工程では、前記登録後から一定時間経過後に無効と
なる画像データの種類に分けられた画像データに対し、
使用者の削除操作があった場合、該画像データを無効と
することを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の画像データ管理方法で
は、請求項6に係る画像データ管理方法において、前記
二次記憶装置は装置本体に取り外し自在に設けられたハ
ードディスクであることを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の記憶媒体は、画像形成
装置内のCPUによって実行され、メモリに展開された
画像データを管理するプログラムが格納された記憶媒体
において、前記プログラムは、前記メモリに展開された
画像データ、および該画像データに関する画像管理情報
を二次記憶装置に記憶する手順と、該二次記憶装置を制
御し、前記画像データを複数の種類に分けて管理する手
順とを含むことを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の記憶媒体は、請求項1
1に係る記憶媒体において、前記管理する手順では、ジ
ョブの終了後および電源オフにより無効となる画像デー
タと、使用者の削除操作により無効となる画像データ
と、登録後から一定時間経過後に無効となる画像データ
との3つの種類に前記画像データを分けて管理し、前記
登録後から一定時間経過後に無効となる画像データの種
類に分けられた画像データを、登録後から一定時間経過
後に削除することを特徴とする。
【0018】請求項13に記載の記憶媒体は、請求項1
2に係る記憶媒体において、前記登録後から一定時間経
過後に無効となる画像データの種類に対して複数の管理
単位を設けておき、該管理単位毎に前記画像データが無
効となるまでの一定時間を設定自在としたことを特徴と
する。
【0019】請求項14に記載の記憶媒体は、請求項1
2に係る記憶媒体において、前記管理する手順では、前
記登録後から一定時間経過後に無効となる画像データの
種類に分けられた画像データに対し、使用者の削除操作
があった場合、該画像データを無効とすることを特徴と
する。
【0020】請求項15に記載の記憶媒体では、請求項
11に係る記憶媒体において、前記二次記憶装置は装置
本体に取り外し自在に設けられたハードディスクである
ことを特徴とする。
【0021】請求項16に記載の画像形成装置は、複数
の記憶領域を有し、前記記憶領域に画像データを記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記画像
データに基づいて、シート上に画像を形成する画像形成
手段とを有する画像形成装置において、前記記憶手段に
より記憶された前記画像データを管理する管理手段を有
し、前記管理手段は前記記憶手段により記憶すべき画像
データを、前記画像形成手段により画像形成することに
応じて前記記憶手段から削除するものであって前記画像
形成装置への電源供給が停止したことに応じて前記記憶
手段から削除する画像データと、画像データに対する削
除指示に基づいて前記記憶手段から削除する画像データ
と、前記記憶領域に記憶してから所定時間経過したこと
に応じて前記記憶手段から削除する画像データとに分類
して管理することを特徴とする。
【0022】請求項17に記載の画像データ管理方法
は、記憶領域に画像データを記憶し、前記記憶領域に記
憶された前記画像データに基づいて、シート上に画像を
形成する画像形成装置における画像データ管理方法にお
いて、前記記憶領域に記憶された前記画像データを管理
する管理ステップを有し、前記管理ステップは前記記憶
領域に記憶すべき画像データを、画像形成することに応
じて前記記憶領域から削除するものであって前記画像形
成装置への電源供給が停止したことに応じて前記記憶領
域から削除する画像データと、画像データに対する削除
指示に基づいて前記記憶領域から削除する画像データ
と、前記記憶領域に記憶してから所定時間経過したこと
に応じて前記記憶領域から削除する画像データとに分類
して管理することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置、画像デー
タ管理方法および記憶媒体の実施の形態について説明す
る。図1は実施の形態における画像形成装置1000の
制御回路の構成を示すブロック図である。図において、
100は原稿読み取り部や画像形成部などの駆動を制御
する本体制御部である。
【0024】本体制御部100は、CCD102で読み
取った画像を所望の画像データに変換する画像処理部1
03の制御、および画像データセレクタ104で決定さ
れたレーザユニット105、画像データ圧縮/伸長部1
08、画像メモリ109、ファンクション制御部110
を通したスキャン画像変換部115、およびファンクシ
ョン制御部110を通したプリント画像変換部116の
いずれかに画像処理部103で変換された画像データを
転送する制御を行う。
【0025】また、本体制御部100は、原稿給送(送
り)装置を制御する原稿給送装置制御部118に対して
原稿給送の命令を出したり、後処理装置を制御する後処
理装置制御部119に対してどのようなモードを設定す
るかを指示するなど、装置の制御や画像データの制御を
行う。さらに、本体制御部100はその内部に画像デー
タ管理部122を有する。
【0026】101は本体メモリであり、本体制御部1
00が使用する装置の制御情報や、ハードディスク(H
D)113に記憶された個々の画像データを関連付ける
ための画像データの管理情報を記憶する。
【0027】102はCCDであり、原稿台、原稿照射
部、光学系(いずれも図示せず)などからなる原稿読み
取り部120によって照射された原稿画像の反射光を光
電変換した画像データを出力する。
【0028】103は画像処理部であり、CCD102
から出力される画像データに対し、操作部121によっ
て設定された画像処理機能に対応した画像処理を行う。
【0029】104は、レーザユニット105、画像デ
ータ圧縮/伸長部108、画像メモリ109、スキャン
画像変換部115およびプリント画像変換部116と画
像データバスで接続された画像データセレクタであり、
画像データの送出先を決定する本体制御部100からの
制御情報にしたがって、画像データを送出する方向を選
択する。
【0030】105は画像データを用紙に現像する画像
形成部106でレーザ露光を行うレーザユニットであ
る。106はレーザユニット105により露光された画
像データを実際に用紙に現像する画像形成部である。
【0031】107は本体制御部100とファンクショ
ン制御部110との間で制御情報の通信を行うためのC
PU間通信I/Fである。108は、画像データセレク
タ104から出力された画像データを大容量の不揮発性
メモリであるHD113に蓄積する際、HD113内で
の画像データの占有率を節約するために画像データを圧
縮し、またHD113内の圧縮された画像データを画像
データセレクタ104に転送する際、圧縮データから元
の画像データに伸長する画像データ圧縮/伸長部であ
る。
【0032】109は画像データセレクタ104から送
られてくる画像データを一時的に記憶したり、画像デー
タセレクタ104に対して一時的に記憶した画像データ
を転送するための揮発性メモリからなる画像メモリであ
る。
【0033】110はファンクション制御部であり、C
PU間の通信を行うCPU間通信I/F107を介して
本体制御部100と通信し、得られた画像データ制御情
報に基づき、画像データセレクタ104から送られてき
た画像データをスキャン画像変換部114に送出した
り、ネットワーク通信I/F117を介して送られてく
るプリント画像データを変換するプリント画像変換部1
16から出力された画像データを画像データセレクタ1
04に送出する制御を行う。また、操作部121からの
装置制御情報をCPU間通信I/F107を介して本体
制御部100に通信により送出する。
【0034】111はHD制御部112と本体制御部1
00との間で、画像データのHD113への書き込みお
よび画像データのHD113からの読み出しを制御する
ための通信、本体メモリ101内の画像データ管理情報
のHD113への書き込み、およびHD113から本体
メモリ101への画像データ管理情報の読み出しを制御
するための通信を行うCPU間通信I/Fである。
【0035】112はHD制御部であり、CPU間通信
I/F111を通して送られてくる本体制御部100か
らの制御情報に基づいて、画像データ圧縮/伸長部10
8から送出されてくる画像データをHD113に書き込
む制御、HD113に記憶されている画像データを読み
出して画像データ圧縮/伸長部108に送出する制御、
および本体メモリ101内の画像データ管理情報をHD
113に書き込む制御とHD113から本体メモリ10
1に画像データ管理情報を読み出す制御を行う。
【0036】HD制御部112はHD113の着脱およ
びHD113がアクセス可能な状態であるか否かを判別
する(HD検知制御を行う)着脱検知部114を有す
る。
【0037】113は不揮発性メモリとしてのハードデ
ィスク(HD)であり、HD制御部112からの制御情
報に基づき、画像データ圧縮/伸長部108から送られ
てくる画像データの書き込み、画像データ圧縮/伸長部
108に送る画像データの読み出し、本体メモリ101
から送られてくる画像データ管理情報の書き込みと本体
メモリ101に送る画像データ管理情報の読み出しを行
う。
【0038】115はスキャン画像変換部であり、本体
制御部100の制御に基づき、画像データセレクタ10
4から送出される画像データを、ネットワーク通信I/
F117を介してネットワークに接続されたホストコン
ピュータ2000で動作するアプリケーションソフトウ
ェア(アプリケーション)で読み込み可能となるように
データ変換する。
【0039】116はプリント画像変換部であり、ネッ
トワーク通信I/F117を介してネットワークに接続
されたホストコンピュータ2000で動作するアプリケ
ーションから転送されてくるページ記述言語(PDL)
によって記述された画像データを、画像形成部106で
印字出力可能な画像データに変換する。
【0040】117は画像形成装置1000をネットワ
ークに接続するためのネットワーク通信I/Fであり、
特定の通信規約(プロトコル)に基づいてネットワーク
上の機器(コンピュータなど)と画像データや制御情報
の通信を行う。118は原稿給送装置制御部であり、本
体制御部100からの制御情報に基づいて複数の原稿を
原稿台まで給送する原稿給送装置を制御する。
【0041】119は後処理装置制御部であり、本体制
御部100からの制御情報に基づいて出力用紙の後処理
を行う後処理装置を制御する。120は原稿読み取り部
であり、原稿照射部、光学部などを備えた光学ユニット
を駆動する光学ユニット駆動装置(図示せず)を有し、
本体制御部100からの制御情報に基づいて原稿を照射
し、光学ユニットを駆動して原稿画像の反射光をCCD
102に入力させる。
【0042】121は操作部である。操作部121から
入力されたキーの情報をファンクション制御部110に
通知し、ファンクション制御部110は、キーコマンド
を解析し、CPU間通信I/F107を通して動作制御
情報を本体制御部100に通知する。
【0043】122は画像データ管理部であり、画像メ
モリ109上の画像データのHD113への書き込み、
HD113から画像メモリ109への画像データの読み
出し、本体メモリ101上の画像データ管理情報のHD
113への書き込み、HD113から本体メモリ101
への画像データ管理情報の読み出し、画像データ管理情
報への画像データの登録、画像データ管理情報からの画
像データの削除、ハードディスクの使用状況の監視等の
画像データの管理に関する制御を行う。画像データ管理
部122は図示しない周知のCPU、ROMなどを有す
る。
【0044】つぎに、図1の制御回路による基本的なコ
ピー動作を説明するために、原稿3枚、50%の縮小コ
ピー、プリント部数(置数)5部の場合を示す。まず、
操作部121で縮小50%と表示されているキーが押下
されると、縮小50%のキーが押されたことがファンク
ション制御部110に通知される。ファンクション制御
部110では、縮小50%のキーが押されたことのコマ
ンドを解析してその情報を記憶する。
【0045】つづいて、操作部121では、置数キー
「5」が押されると、置数キー「5」が押されたことが
ファンクション制御部110に通知され、ファンクショ
ン制御部110でそのコマンドが解析され、記憶され
る。さらに、操作部121でスターキーが押下される
と、スタートキーが押されたことがファンクション制御
部110に通知される。ファンクション制御部110
は、コマンド解析の結果がコピーのスタート要求である
場合、CPU間通信I/F107を通してコピーモー
ド、縮小50%、置数5部などのプリント情報とともに
コピースタートの指示を本体制御部100に通知する。
【0046】本体制御部100は、ファンクション制御
部110からの通知を受けると、原稿給送装置制御部1
18、後処理装置制御部119およびCPU間通信I/
F111を経由してHD制御部112の状態を監視し、
コピースタート可能であることを確認する。
【0047】その後、縮小50%であるため、画像処理
部103に対して画像を50%に縮小するための設定を
行い、そしてコピーモードであるため、画像データセレ
クタ104に対して画像データが画像データ圧縮/伸長
部108、画像メモリ109、レーザユニット105に
転送されるように画像バスを設定する。
【0048】さらに、コピーモードのプリンタスタート
であるため、原稿給送装置の状態を原稿給送装置制御部
118を通して確認し、原稿が存在する場合、原稿を給
送するように原稿給送装置制御部118に指示を出し、
原稿読み取り部120に対して原稿給送装置から給送さ
れた原稿を読み取れる位置に移動するように指示を出
す。
【0049】また同時に、後処理装置の状態を後処理装
置制御部119を通して確認し、画像形成部106から
印字出力される用紙の排出を受けられるように指示を出
す。さらに、この例のように複数枚の原稿で置数が複数
部である場合、または画像を一度、HD113に書き込
むことが必要なプリントモードであった場合、読み取っ
た原稿画像を画像データセレクタ104、画像データ圧
縮/伸長部108を通してHD113に書き込む制御、
およびHD113からの読み出し制御が行われるので、
HD制御部112に対し、その設定を行うようにCPU
間通信I/F111を通して指示を出す。
【0050】また、プリント動作を行えるように、CC
D102、レーザユニット105、画像形成部106に
対して初期設定を行い、原稿給送装置が原稿を原稿読み
取り位置まで給送したことを原稿給送装置制御部118
から確認し、後処理装置が画像形成部106からの印字
出力用紙の排出を受けられることを後処理装置制御部1
19から確認し、原稿台上の原稿を読み取れる位置に原
稿読み取り部120が達したことを確認し、画像形成部
106で印字出力用紙が印字可能になったことを確認す
る。
【0051】その後、原稿読み取り部120に画像デー
タ取り込み開始を発行し、CCD102によって原稿画
像の反射光が光電変換された画像データは画像処理部1
03に送られ、画像処理(この例では、50%縮小)さ
れる。原稿読み取り後、原稿給送装置制御部118に対
して原稿を交換するように指示する。これを未処理原稿
がなくなるまで繰り返す。
【0052】画像処理部103で処理された画像データ
は、画像データセレクタ104を通じて画像メモリ10
9、画像データ圧縮/伸長部108に送られ、画像デー
タ圧縮/伸長部108で圧縮処理された後、HD制御部
112により制御されるHD113に記憶される。それ
と同時に画像データ管理部122は、本体メモリ101
上の画像データ管理情報を更新(ジョブの登録、ページ
の追加)する。
【0053】画像データ管理部122は、全原稿画像
(この例では3枚)の画像データをHD113に記憶す
る終了を行った後、本体メモリ101内の画像データ管
理情報を、CPU間通信I/F111を介してHD11
3に記憶するようにHD制御部112と通信する。一
方、画像メモリ109に書き込まれる画像データが印字
出力可能であるところまで書き込まれる時間を本体制御
部100で計測し、その時間に達した時点で画像形成部
106に対して画像印字出力開始を発行し、画像メモリ
109内の画像データを画像データセレクタ104を経
てレーザユニット105および画像形成部106に送
り、印字出力を行う。
【0054】このように、置数5部に対する1部目のプ
リントは、画像処理部103から画像メモリ109に送
られた画像データに対して行われる。その後の残りの部
数に対しては、HD制御部112を制御し、HD113
から記録順序に従って圧縮画像データを読み出し、画像
データ圧縮/伸長部108で圧縮画像データの伸長処理
を行い、画像メモリ109に展開する。画像メモリ10
9への展開以降の制御は1部目のプリントと同様であ
る。
【0055】尚、上述したような互いに関連性を持った
画像データに対する一連のプリント処理における仕事の
単位をジョブとする。従って、例えば、複数の原稿を印
刷する場合において、1つのジョブは、プリント開始か
らプリント終了までに処理される互いに関連性を持った
複数の画像データで構成される。
【0056】つぎに、画像形成装置1000における画
像データの管理方法について説明する。本実施形態で扱
われる画像データには、ジョブ終了後および電源OFF
(オフ)により無効となる画像データ、使用者により削
除されるまで有効な画像データ、および登録後から一定
時間経過後に無効となる画像データの3タイプがある。
【0057】尚、上述した電源OFFとは、例えば、画
像形成装置1000への電源供給が停止したことを意味
する。また、登録後から一定時間経過後に無効となる画
像データとは、HD113に記憶してから所定時間経過
したことに応じて、HD113から削除される画像デー
タを意味する。
【0058】これらの画像データを、ハードディスク
(HD)113の使用を開始する時点ではHD113へ
の登録順に連続した領域に確保することができるが、画
像データが無効となるタイミングおよび画像データが必
要とするHD113上の領域サイズは画像データ毎に異
なるので、画像データの登録/削除を繰り返すことによ
り、画像データを登録する際、画像データによっては連
続したデータ領域を確保できなくなる可能性がある。こ
の問題を回避するためには、HD113上のいくつかの
領域に配置されたデータをまとめて1つの画像データと
して扱うための仕組みが必要となる。
【0059】ハードディスクにおけるデータの取り扱い
の最小単位はセクタであり、HD制御部112によるH
D113に対するデータの書き込み/読み出しはセクタ
単位で実行される。
【0060】しかしながら、画像データのような比較的
大きなサイズのデータを扱う場合、セクタという単位で
は小さ過ぎて、上に述べたような分散したデータを1つ
のデータとして扱えるようにするためのオーバーヘッド
が長くなってしまう。
【0061】そこで、いくつかの連続したセクタをまと
めたものをブロック(画像ブロック)として改めて定義
し、HD113における画像データの取り扱いに関して
は、ブロック(画像ブロック)単位でのアクセスを行
う。
【0062】従って、1つの画像データ(原稿1ページ
分の画像データに相当)は1または複数の画像ブロック
により構成される。
【0063】これにより、データの分散に対する管理の
オーバーヘッドを軽減することができるとともに、ハー
ドディスクの特性として連続したセクタへのアクセスは
(基本的には)ヘッドの移動量が少なくて済むので、高
速な応答性を期待できるといった効果がある。ブロック
のサイズは任意であるが、ブロックサイズを小さくとり
過ぎると、前述のオーバーヘッドの軽減の効果がなくな
り、一方、ブロックサイズを大きくとり過ぎると、ブロ
ック内で使用されない部分が多くなるといった無駄を生
じる。
【0064】上述したように、1つの画像データ(原稿
1ページ分の画像データ)は、1または複数の画像ブロ
ックにより管理される。また、1つの画像データは、互
いに関連性を持った一連のプリント処理として定義する
ジョブからみた場合、1ページに相当する。
【0065】従って、1つのジョブは、1または複数の
ページで構成され、1つのページは、1または複数の画
像ブロックで構成される。
【0066】さらに、本実施形態では、ジョブは、ジョ
ブ終了後および電源OFFにより無効となるジョブ、使
用者により削除されるまで有効なジョブ、登録後から一
定時間経過後に無効となるジョブのいずれかの種類に分
けて管理される。
【0067】図2は画像データの登録処理手順を示すフ
ローチャートである。この処理プログラムは画像データ
管理部122内のROM(図示せず)に格納されてお
り、同じく画像データ管理部122内のCPU(図示せ
ず)によって実行される。
【0068】まず、画像データ管理部122は、本体制
御部100よりジョブの登録要求が発行されるのを待ち
(ステップS1)、ジョブ登録要求を受けると、そのジ
ョブが新規のジョブであるか、既に登録済みのジョブで
あるかを判別する(ステップS2)。ジョブ登録要求に
は、ジョブの種類(ジョブの終了後および電源OFFに
より無効となるジョブ、使用者の削除操作により無効と
なるジョブ、画像データの登録後から一定時間経過後に
無効となるジョブ)、新規ジョブであるか否かか、画像
データがジョブの何ページ目であるか、さらにジョブが
画像データの登録後から一定時間経過後に無効となるジ
ョブである場合、管理単位毎に無効となるまでの時間設
定が可能であるので、そのジョブを登録する管理単位な
どの情報が含まれる。このように、画像データ管理部
は、登録後から一定時間経過後に無効となる画像データ
の種類に対して複数の管理単位を設け、管理単位毎に画
像データが無効となるまでの一定時間を設定可能である
ので、画像データに合わせた時間設定を行うことができ
る。
【0069】ステップS2の処理で新規のジョブである
と判別された場合、そのジョブが登録可能であるか否か
を判別する(ステップS3)。これはジョブの種類に応
じて同時に登録可能なジョブ数の制限が設定されている
ためである。
【0070】ステップS3の処理で登録可能であると判
別された場合、使用可能な画像データブロックの残量を
確認する(ステップS4)。画像データは画像サイズに
より最大使用する画像データブロックの数が決まってお
り、指定された画像サイズに対して使用可能なデータブ
ロック数が不足していた場合、画像データブロックの確
保に失敗する。
【0071】空き画像データブロックが確保できたか否
かを判別し(ステップS5)、空き画像データブロック
が確保できた場合、ジョブの登録を行う(ステップS
6)。
【0072】一方、ステップS2の処理で登録済みのジ
ョブであると判別された場合、ステップS4の処理と同
様、使用可能な画像データブロックの残量を確認し(ス
テップS7)、空き画像データブロックが確保できたか
否かを判別する(ステップS8)。空き画像データブロ
ックが確保できた場合、ステップS10の処理に移行し
て処理を継続する。
【0073】一方、ステップS3の処理でジョブ登録が
不可能であると判別された場合、またステップS5ある
いはステップS8の処理で空き画像データブロックが確
保できないと判別された場合、画像データ管理部(ジョ
ブ管理部)はハードディスクに空き容量がない状態(デ
ィスクフル)であると判断し(ステップS9)、処理を
終了する(異常終了)。
【0074】一方、ステップS6の処理でジョブが登録
された後、あるいはステップS8の処理で空き画像デー
タブロックが確保された場合、登録するページが新規ペ
ージであるか否かを判別する(ステップS10)。ペー
ジの2重登録はできないので、そのページが既に登録さ
れていると判別された場合、画像データ管理部(ジョブ
管理部)はページ重複であると判断し(ステップS1
1)、処理を終了する(異常終了)。
【0075】一方、ステップS10で新規ページである
と判別された後、ページをジョブに登録するとともに、
確保した画像データブロックをページに登録する(ステ
ップS12)。
【0076】画像データの転送開始後、画像データブロ
ックに対する画像データの書き込み終了を待ち(ステッ
プS13)、その画像データブロックの書き込みが終了
した場合、画像データの書き込みが終了したか否かを判
別する(ステップS14)。画像データブロックの書き
込みが終了しても、まだ画像データの書き込みが終了し
ていない場合、再度、空き画像データブロックを確保し
(ステップS15)、確保した画像データブロックをペ
ージに追加する(ステップS16)。
【0077】ステップS4あるいはステップS7の処理
で、画像サイズに対する最大ブロック数の確保が確認さ
れているので、ステップS15の処理では、画像データ
ブロックが確保できないという状況にはならない。
【0078】その後、ステップS13の処理に戻り、画
像データの書き込みを行う。一方、ステップS14の処
理で画像データの書き込みが終了したと判別された場
合、ジョブが登録後から一定時間経過した後に無効とな
るジョブであるか否かを判別する(ステップS17)。
登録後から一定時間経過した後に無効となるジョブでな
い場合、そのまま処理を終了し(正常終了)、一方、ジ
ョブが登録後から一定時間経過した後に無効となるジョ
ブである場合、ジョブの登録時刻と無効となるまでの時
間とから演算したジョブの削除時間を設定し(ステップ
S18)、処理を終了する(正常終了)。
【0079】本実施形態の画像形成装置1000では、
画像データ管理部122は、電源ON時に、ジョブの終
了後および電源OFFにより無効となるジョブの削除を
行う。また、ジョブの終了後に、ジョブの終了後および
電源OFFにより無効となるジョブの削除を行う。
【0080】また、使用者の削除操作により無効となる
ジョブ、および画像データの登録後から一定時間経過し
た後に無効となるジョブの削除を行う。さらに、画像デ
ータ管理部122は現在時刻の監視を行い、ジョブの削
除時間に達したジョブがあった場合、画像データの登録
後から一定時間経過した後に無効となるジョブの削除を
行う。
【0081】図3は画像データの削除処理手順を示すフ
ローチャートである。この処理プログラムは画像データ
管理部122内のROM(図示せず)に格納されてお
り、同じく画像データ管理部122内のCPU(図示せ
ず)によって実行される。
【0082】まず、画像データ管理部122は本体制御
部100からの画像データの削除要求を待つ(ステップ
S101)。画像データの削除要求には2種類ある。そ
の1つはジョブに登録されている全ての画像データブロ
ック、およびジョブに登録されている全てのページを含
めてジョブを削除(無効と)するジョブ削除要求であ
る。もう1つは特定のジョブの特定のページを指定し
て、そのページおよびそのページに登録されている全て
の画像データブロックを無効にするページ削除要求であ
る。
【0083】ステップS101で削除要求を受信した
後、削除要求がジョブ削除要求であるか、あるいはペー
ジ削除要求であるかを判別し(ステップS102)、ジ
ョブ削除要求であった場合、ジョブにページが登録され
ているか否かを判別する(ステップS103)。ジョブ
にページが登録されていないと判別された場合、ジョブ
を削除し(ステップS104)、処理を終了する。ここ
で、ジョブを削除するということは、本体メモリ101
上の画像データ管理情報内で、そのジョブを未使用状態
に戻し、再度登録可能な状態にすることである。
【0084】一方、ステップS103でジョブにはまだ
ページが登録されていると判別された場合、ジョブに登
録されている先頭のページを選択し(ステップS10
5)、そのページの画像データブロックを解放する(ス
テップS106)。ここで、画像データブロックを解放
するということは、本体メモリ101上の画像データ管
理情報内で、その画像データブロックを未使用状態に戻
し、再度登録可能な状態にすることである。
【0085】その後、ページをジョブから削除し(ステ
ップS107)、ステップS103の処理に戻り、ジョ
ブから全てのページが削除されるまで、これを繰り返
す。
【0086】一方、ステップS102で削除要求がペー
ジ削除要求だった場合、そのジョブに指定ページが登録
されているか否かを判別し(ステップS108)、その
ページが存在しないと判別された場合、不正ページ指定
でエラー終了する。
【0087】一方、ステップS108でページの存在が
確認された場合、ステップS106の処理と同様、ペー
ジに登録されている画像データブロックの解放を行い
(ステップS109)、ステップS107の処理と同
様、ページをジョブから削除し(ステップS110)、
処理を終了する(正常終了)。
【0088】したがって、画像データの削除では、本体
メモリ101上の画像データ管理情報の更新が行われる
だけであり、実際にその時点でHD113内の画像デー
タを書き換えることは行っていない。
【0089】尚、上記実施形態では、画像を記憶するデ
バイスとしてハードディスクを用いた場合を示したが、
ハードディスクに限定されるものではなく、光磁気ディ
スク、高密度フロッピーディスクなど他の外部記憶装置
に置き換えてもよいことは勿論である。
【0090】また、本発明は複数の機器から構成される
システムに適用してもよいし、1つの機器からなる装置
に適用してもよい。また、本発明はシステムあるいは装
置にプログラムを供給することによって達成される場合
にも適用できることはいうまでもない。この場合、本発
明を達成するためのソフトウェアによって表されるプロ
グラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読
み出すことによってそのシステムあるいは装置が本発明
の効果を享受することが可能となる。
【0091】図4は画像データ管理部122内の記憶媒
体としてのROMのメモリマップを示す図である。RO
Mには、図2のフローチャートに示す画像データの登録
処理プログラムモジュール、図3のフローチャートに示
す画像データの削除処理プログラムモジュールなどが格
納されている。
【0092】プログラムモジュールを供給する記憶媒体
としては、ROMに限らず、例えばフロッピーディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性
のメモリカードなどを用いることができる。
【0093】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれる。
【0094】以上、説明したように、本形態は、HD1
13に記憶すべき画像データを、プリント処理が終了す
ることに応じてHD113から削除するものであって画
像形成装置1000への電源供給が停止したことに応じ
てHD113から削除する画像データと、操作部121
からの画像データに対する削除指示に基づいてHD11
3から削除する画像データと、HD113に記憶してか
ら所定時間経過したことに応じてHD113から削除す
る画像データとに分類して管理するので、HD113を
効率良く使用することができる。
【0095】また、HD113に記憶してから所定時間
経過したことに応じてHD113から削除する画像デー
タとに分類される画像データに関して、HD113に画
像データを記憶してから所定時間経過したことに応じて
HD113から削除することにより、ホストコンピュー
タ2000から任意に送られてくる画像データによっ
て、HD113がメモリフルとなり、所望する画像デー
タを格納することができないという問題を回避すること
ができる。尚、これに分類される画像データは、HD1
13に画像データを格納した時刻によりそれぞれ削除さ
れる時刻が異なる。また、ユーザがジョブ毎にHD11
3から削除するまでの時間を設定することができる。
【0096】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の画像形成装置
によれば、記憶手段に展開された画像データの画像形成
を行う際、二次記憶手段により前記記憶手段に展開され
た画像データ、および該画像データに関する画像管理情
報を記憶し、管理手段により該二次記憶手段を制御し、
前記画像データを複数の種類に分けて管理するので、二
次記憶手段として大容量のハードディスクを用いた場
合、ハードディスクを効率よく使用することができ、画
像形成装置に保存した画像データを一定期間、何回でも
いつでも取り出せることができ、一時的な文書保管箱の
ように、より多様な機能を使用者に提供できる。尚、請
求項6記載の画像データ管理方法および請求項11記載
の記憶媒体においても同様の効果を得ることができる。
【0097】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
前記管理手段は、ジョブの終了後および電源オフにより
無効となる画像データと、使用者の削除操作により無効
となる画像データと、登録後から一定時間経過後に無効
となる画像データとの3つの種類に前記画像データを分
けて管理し、前記登録後から一定時間経過後に無効とな
る画像データの種類に分けられた画像データを、登録後
から一定時間経過後に削除するので、画像形成装置で
は、その大きな記憶容量を効果的に使用し、使用者に有
益な新たな機能を実現するため、二次記憶手段に記憶し
た画像データの管理手段を設け、画像データを、電源オ
フにより無効となる画像データ、使用者が削除を指示す
るまではクリアされない画像データ、登録後から一定期
間の経過後に自動的に無効となる画像データという3つ
の種類で管理することにより、大容量のメモリ領域の効
果的な使用や、コピー画像を画像形成装置内に保存して
おき、必要となった時点で必要なだけプリントするとい
った新たな機能を実現できる。尚、請求項7記載の画像
データ管理方法および請求項12記載の記憶媒体におい
ても同様の効果を得ることができる。
【0098】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
前記管理手段は、前記登録後から一定時間経過後に無効
となる画像データの種類に対して複数の管理単位を設
け、該管理単位毎に前記画像データが無効となるまでの
一定時間を設定自在としたので、画像データに適した時
間設定を行うことができる。尚、請求項8記載の画像デ
ータ管理方法および請求項13記載の記憶媒体において
も同様の効果を得ることができる。
【0099】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
前記管理手段は、前記登録後から一定時間経過後に無効
となる画像データの種類に分けられた画像データに対
し、使用者の削除操作があった場合、該画像データを無
効とするので、使用者の削除操作を優先させることがで
き、不要な画像データを早期に無効にすることができ
る。尚、請求項9記載の画像データ管理方法および請求
項14記載の記憶媒体においても同様の効果を得ること
ができる。
【0100】請求項5に記載の画像形成装置によれば、
前記二次記憶手段は装置本体に取り外し自在に設けられ
たハードディスクであるので、ハードディスクを効率よ
く使用することができる。尚、請求項10記載の画像デ
ータ管理方法および請求項15記載の記憶媒体において
も同様の効果を得ることができる。
【0101】請求項11に記載の記憶媒体によれば、画
像形成装置内のCPUによって実行され、メモリに展開
された画像データを管理するプログラムが格納された記
憶媒体において、前記プログラムは、前記メモリに展開
された画像データ、および該画像データに関する画像管
理情報を二次記憶装置に記憶する手順と、該二次記憶装
置を制御し、前記画像データを複数の種類に分けて管理
する手順とを含むので、画像形成装置の拡張性、汎用性
を高めることができる。尚、請求項12乃至請求項15
記載の記憶媒体においても同様の効果を得ることができ
る。
【0102】請求項16に記載の画像形成装置によれ
ば、複数の記憶領域を有し、前記記憶領域に画像データ
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された
前記画像データに基づいて、シート上に画像を形成する
画像形成手段とを有する画像形成装置において、前記記
憶手段により記憶された前記画像データを管理する管理
手段を有し、前記管理手段は前記記憶手段により記憶す
べき画像データを、前記画像形成手段により画像形成す
ることに応じて前記記憶手段から削除するものであって
前記画像形成装置への電源供給が停止したことに応じて
前記記憶手段から削除する画像データと、画像データに
対する削除指示に基づいて前記記憶手段から削除する画
像データと、前記記憶領域に記憶してから所定時間経過
したことに応じて前記記憶手段から削除する画像データ
とに分類して管理するので、大容量のメモリ領域を効率
良く使用することができ、かつ画像データを整理でき
る。尚、請求項17に記載の画像データ管理方法におい
ても、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における画像形成装置1000の制
御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】画像データの登録処理手順を示すフローチャー
トである。
【図3】画像データの削除処理手順を示すフローチャー
トである。
【図4】画像データ管理部122内の記憶媒体としての
ROMのメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
100 本体制御部 101 本体メモリ 104 画像データセレクタ 109 画像メモリ 110 ファンクション制御部 112 HD制御部 113 ハードディスク(HD) 121 操作部 122 画像データ管理部 1000 画像形成装置 2000 ホストコンピュータ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に展開された画像データの画像
    形成を行う画像形成装置において、 前記記憶手段に展開された画像データ、および該画像デ
    ータに関する画像管理情報を記憶する二次記憶手段と、 該二次記憶手段を制御し、前記画像データを複数の種類
    に分けて管理する管理手段とを備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、ジョブの終了後および
    電源オフにより無効となる画像データと、使用者の削除
    操作により無効となる画像データと、登録後から一定時
    間経過後に無効となる画像データとの3つの種類に前記
    画像データを分けて管理し、 前記登録後から一定時間経過後に無効となる画像データ
    の種類に分けられた画像データを、登録後から一定時間
    経過後に削除することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は、前記登録後から一定時
    間経過後に無効となる画像データの種類に対して複数の
    管理単位を設け、該管理単位毎に前記画像データが無効
    となるまでの一定時間を設定自在としたことを特徴とす
    る請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、前記登録後から一定時
    間経過後に無効となる画像データの種類に分けられた画
    像データに対し、使用者の削除操作があった場合、該画
    像データを無効とすることを特徴とする請求項2記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記二次記憶手段は装置本体に取り外し
    自在に設けられたハードディスクであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 メモリに展開された画像データの画像形
    成を行う際に該画像データを管理する画像データ管理方
    法において、 前記メモリに展開された画像データ、および該画像デー
    タに関する画像管理情報を二次記憶装置に記憶する工程
    と、 該二次記憶装置を制御し、前記画像データを複数の種類
    に分けて管理する工程とを有することを特徴とする画像
    データ管理方法。
  7. 【請求項7】 前記管理する工程では、ジョブの終了後
    および電源オフにより無効となる画像データと、使用者
    の削除操作により無効となる画像データと、登録後から
    一定時間経過後に無効となる画像データとの3つの種類
    に前記画像データを分けて管理し、 前記登録後から一定時間経過後に無効となる画像データ
    の種類に分けられた画像データを、登録後から一定時間
    経過後に削除することを特徴とする請求項6記載の画像
    データ管理方法。
  8. 【請求項8】 前記登録後から一定時間経過後に無効と
    なる画像データの種類に対して複数の管理単位を設けて
    おき、該管理単位毎に前記画像データが無効となるまで
    の一定時間を設定自在としたことを特徴とする請求項7
    記載の画像データ管理方法。
  9. 【請求項9】 前記管理する工程では、前記登録後から
    一定時間経過後に無効となる画像データの種類に分けら
    れた画像データに対し、使用者の削除操作があった場
    合、該画像データを無効とすることを特徴とする請求項
    7記載の画像データ管理方法。
  10. 【請求項10】 前記二次記憶装置は装置本体に取り外
    し自在に設けられたハードディスクであることを特徴と
    する請求項6記載の画像データ管理方法。
  11. 【請求項11】 画像形成装置内のCPUによって実行
    され、メモリに展開された画像データを管理するプログ
    ラムが格納された記憶媒体において、 前記プログラムは、 前記メモリに展開された画像データ、および該画像デー
    タに関する画像管理情報を二次記憶装置に記憶する手順
    と、 該二次記憶装置を制御し、前記画像データを複数の種類
    に分けて管理する手順とを含むことを特徴とする記憶媒
    体。
  12. 【請求項12】 前記管理する手順では、ジョブの終了
    後および電源オフにより無効となる画像データと、使用
    者の削除操作により無効となる画像データと、登録後か
    ら一定時間経過後に無効となる画像データとの3つの種
    類に前記画像データを分けて管理し、 前記登録後から一定時間経過後に無効となる画像データ
    の種類に分けられた画像データを、登録後から一定時間
    経過後に削除することを特徴とする請求項11記載の記
    憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記登録後から一定時間経過後に無効
    となる画像データの種類に対して複数の管理単位を設け
    ておき、該管理単位毎に前記画像データが無効となるま
    での一定時間を設定自在としたことを特徴とする請求項
    12記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記管理する手順では、前記登録後か
    ら一定時間経過後に無効となる画像データの種類に分け
    られた画像データに対し、使用者の削除操作があった場
    合、該画像データを無効とすることを特徴とする請求項
    12記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記二次記憶装置は装置本体に取り外
    し自在に設けられたハードディスクであることを特徴と
    する請求項11記載の記憶媒体。
  16. 【請求項16】 複数の記憶領域を有し、前記記憶領域
    に画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された前記画像データに基づい
    て、シート上に画像を形成する画像形成手段とを有する
    画像形成装置において、 前記記憶手段により記憶された前記画像データを管理す
    る管理手段を有し、 前記管理手段は前記記憶手段により記憶すべき画像デー
    タを、前記画像形成手段により画像形成することに応じ
    て前記記憶手段から削除するものであって前記画像形成
    装置への電源供給が停止したことに応じて前記記憶手段
    から削除する画像データと、画像データに対する削除指
    示に基づいて前記記憶手段から削除する画像データと、
    前記記憶領域に記憶してから所定時間経過したことに応
    じて前記記憶手段から削除する画像データとに分類して
    管理することを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】 記憶領域に画像データを記憶し、前記
    記憶領域に記憶された前記画像データに基づいて、シー
    ト上に画像を形成する画像形成装置における画像データ
    管理方法において、 前記記憶領域に記憶された前記画像データを管理する管
    理ステップを有し、 前記管理ステップは前記記憶領域に記憶すべき画像デー
    タを、画像形成することに応じて前記記憶領域から削除
    するものであって前記画像形成装置への電源供給が停止
    したことに応じて前記記憶領域から削除する画像データ
    と、画像データに対する削除指示に基づいて前記記憶領
    域から削除する画像データと、前記記憶領域に記憶して
    から所定時間経過したことに応じて前記記憶領域から削
    除する画像データとに分類して管理することを特徴とす
    る画像データ管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7812991B2 (en) 2002-10-18 2010-10-12 Minolta Co., Ltd. Image data control device, image data control program, computer readable recording medium on which the program is stored, image forming device, and image reading device
JP2016055514A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 キヤノン株式会社 画像形成装置、該装置の制御方法、及びプログラム

Cited By (2)

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JP2016055514A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 キヤノン株式会社 画像形成装置、該装置の制御方法、及びプログラム

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